JPH0615937A - インクシート - Google Patents

インクシート

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JPH0615937A
JPH0615937A JP17721392A JP17721392A JPH0615937A JP H0615937 A JPH0615937 A JP H0615937A JP 17721392 A JP17721392 A JP 17721392A JP 17721392 A JP17721392 A JP 17721392A JP H0615937 A JPH0615937 A JP H0615937A
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JP
Japan
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marker
ink
ink sheet
sheet
sheets
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JP17721392A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Saijo
友章 西條
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】残り何枚までプリントを行えるかを正確に確認
できるようにする。 【構成】カラープリント用のインクシート10は、シー
ト11の巻取方向に向いて左側に空白部21を設け、こ
の空白部21に肉眼検出用の残量枚数表示用マーカ22
と、自動検出用の残量枚数表示用マーカ23を形成した
ものである。自動検出用の残量枚数表示用マーカ23
は、プリンタ装置の光センサ30により検出される。こ
れにより、プリンタ装置は、インクシートが残り何枚ま
で記録紙にプリントを行えるかを表示パネルに数字で表
示する。また、表示パネルによる表示が行われない場合
には、インクシート10を収納したカセット1をプリン
タ装置から取り外し、肉眼検出用の残量枚数表示用マー
カ22を開孔部から肉眼で確認する。これにより、残り
何枚までプリントを行えるかを正確に確認することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やテレビジョン受像機等からの画像を記録紙にプリント
するプリンタ装置に用いられるインクシートに係り、特
にインクシートの残量を表示できるようにしたインクシ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやテレビ
ジョン受像機等からの画像を記録紙にプリントするプリ
ンタ装置においては、イエロー(Ye),マゼンタ(M
g),シアン(Cy)のインクが順次塗布されたカラー
プリント用のインクシートを用いて記録紙に順次転写し
て3色でプリントするものがある。
【0003】図9はこのような従来のプリンタ装置に用
いられるカラープリント用のインクシートを示す平面図
である。
【0004】図9において、カラープリント用のインク
シート70は、透明の樹脂を帯状に形成したシート71
の一面にYe,Mg,Cyのインク72Y,72M,7
2Cをそれぞれ空白部73Y,73M,73Cを介して
順次塗布したものであり、インクシート供給ロール,イ
ンクシート巻取ロールによつてYe→Mg→Cy→Ye
の順で供給、巻取りが行われるようになっている。Y
e,Mg,Cyのインク72Y,72M,72Cに対し
てそれぞれ巻取方向に隣合う位置の空白部73Y,73
M,73Cには、印刷開始位置検出用のマーカ74Y,
74M,74Cが形成されている。マーカ74Yは、Y
eの印刷開始位置をマーカ検出素子に検出させるための
ものであり、空白部73Yの巻取方向側にインクシート
を横断した状態で黒色等の光を透過せず吸収する塗料を
塗布することにより形成したものである。マーカ74M
は、Mgの印刷開始位置をマーカ検出素子に検出させる
ためのものであり、空白部73Mの巻取方向側の左側半
分(巻取方向に向いて左側半分)に光を透過せず吸収す
る塗料を塗布することにより形成したものである。マー
カ74Cは、Cyの印刷開始位置をマーカ検出素子に検
出させるためのものであり、空白部73Cの巻取方向側
の右側半分(巻取方向に向いて右側半分)に光を透過せ
ず吸収する塗料を塗布することにより形成したものであ
る。プリンタ装置は、このようなマーカ74Y,74
M,74Cをインクシートの裏側の左右2か所に配設さ
れたマーカ検出素子とインクシート70の裏側の左右2
か所に配設された反射鏡によって検出している。マーカ
検出素子は、発光部と受光部から構成され、反射板に対
向して設けられており、インクシート70の巻取時に光
を照射して反射板に反射させ、反射した光をインクシー
ト70の空白部73Y,73M,73Cを介して受光す
ることにより、マーカ74Y,74M,74Cを検出す
る。
【0005】このような検出を具体的に説明すると、左
右のマーカ検出素子は、発光部から照射した光が、マー
カ74Y,74M,74Cに用いた塗料や72Y,72
M,72Cに吸収され、受光部に受光されなかった場合
には、ローレベルの検出出力を行う。また、左右のマー
カ検出素子は、発光部から照射した光が、空白部73
Y,73M,73Cを透過し反射板に反射してさらに空
白部73Y,73M,73Cを透過し、受光部に受光さ
れた場合には、ハイレベルの検出出力を行う。このた
め、マーカ74Yが左右のマーカ検出素子と左右の反射
鏡の間を通過すると、左右のマーカ検出素子の検出出力
は、左右同時にローレベルからハイレベルに切換わる。
この検出出力によりプリンタ装置は、Cyの印刷開始位
置であることを確認する。マーカ74Mが左右のマーカ
検出素子と左右の反射鏡の間を通過すると、左右のマー
カ検出素子の検出出力は、右のマーカ検出素子の方が先
にローレベルからハイレベルに切換わり、この後、左の
マーカ検出素子がローレベルからハイレベルに切換わ
る。この検出出力によりプリンタ装置は、Mgの印刷開
始位置であることを確認する。マーカ74Cが左右のマ
ーカ検出素子と左右の反射鏡の間を通過すると、左右の
マーカ検出素子の検出出力は、左のマーカ検出素子の方
が先にローレベルからハイレベルに切換わり、この後、
右のマーカ検出素子がローレベルからハイレベルに切換
わる。この検出出力によりプリンタ装置は、Cyの印刷
開始位置であることを確認する。
【0006】プリンタ装置は、これらマーカ74Y,7
4M,74Cを検出すると、インクシート70の巻取を
一端停止し、記録紙をインクシート70と合せて搬送す
るとともにインクシート70の巻取を再開する。
【0007】図10はこのようなインクシート70によ
る印刷を説明する説明図である。
【0008】図10において、サーマルヘッド80には
インクシート70を横断する方向に沿って複数の発熱素
子81,81,81…が形成されている。プリンタ装置
は、記録紙82をインクシート70と合せて搬送した状
態で、サーマルヘッド駆動信号をサーマルヘッドに供給
することにより、サーマルヘッドの発熱素子81,8
1,81…をサーマルヘッド駆動信号の信号電力に応じ
て発熱させ、インクシート70のシート71を介してイ
ンク72Y,72M,72Cに熱を伝達し、インクシー
ト70のインク72Y,72M,72Cを溶融あるいは
昇華しさせて画像を記録紙82の印刷部83に転写させ
る。プリンタ装置は、記録紙82に対して、このような
転写をYe,Mg,Cyの3色分繰り返して行うことに
より、カラーコピーを行っている。
【0009】図11は従来のプリンタ装置に用いられる
白黒プリント用のインクシートを示す平面図である。
【0010】図11において、インクシート90は、透
明の樹脂を帯状に形成したシート91の上にブラックの
インク92を空白部93を介して順次塗布したものであ
り、インクシート供給ロール,インクシート巻取ロール
によつて供給、巻取りが行われるようになっている。空
白部93には、印刷開始位置検出用のマーカ94が形成
されている。マーカ94は、空白部93の巻取方向側に
インクシートを横断した状態で黒色等の光を透過しない
塗料を塗布することにより形成したものである。プリン
タ装置は、このようなマーカ94をインクシート90の
裏側に配設されたマーカ検出素子とインクシートの裏側
に配置された反射鏡によって検出している。
【0011】図9及び図11に示したインクシート90
はカセットにまとまった印刷枚数分(例えば20枚、1
00枚)でロール状に巻かれて収納されている。ここ
で、図9のインクシート70は、インク72Y,72
M,72Cの3色で印刷枚数の一枚に対応しており、印
刷枚数が20枚ならば、インク72Y,72M,72C
が各20エリア、計60エリア分がカセットに格納され
ることになる。一方、図11のインクシート90は、イ
ンク92の1色で印刷枚数の一枚に対応しており、印刷
枚数が20枚ならば、インク92Yの20エリア分がカ
セットに格納されることになる。このようにカセットに
まとまった印刷枚数分収納されることにより、プリンタ
装置は連続して印刷が行える。
【0012】しかし、図9及び図11に示した従来のイ
ンクシートでは、カセットに収納されているため残り何
枚までプリントを行えるかを正確に確認することが困難
である。このため、複数の記録紙に連続印刷を行う場合
に、使用者が知らずに全ての記録紙の印刷を行う前にイ
ンクシートを使いきってしまうことがあり、プリンタ装
置が停止状態で放置されることが多々あった。また、予
備のインクシートを用意せずにインクシートを使いきっ
てしまうことが多々あった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインクシー
トにおいては、残り何枚までプリントを行えるかを正確
に確認することが困難であり、使用者がプリンタ装置か
ら離れた状態で全ての記録紙の印刷を行う前にインクシ
ートを使いきってしまったり、予備のインクシートを用
意せずにインクシートを使いきってしまうという欠点等
があった。
【0014】そこで本発明は、残り何枚までプリントを
行えるかを正確に確認することができるインクシートの
提供を目的てする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるインクシートは、帯状に形成したシートの一面にイ
ンクが塗布された状態でカセットに収納され、インクシ
ート供給ロール,インクシート巻取ロールによつて供
給、巻取りが行われ、前記シートのインクがプリンタ装
置のヘッドによって記録紙に転写されるインクシートに
おいて、前記シートの一面及び他面のうち前記インクが
前記記録紙に転写されない部分に残り何枚まで記録紙に
プリントを行えるかを示す残量枚数表示用マーカを形成
し、この残量枚数表示用マーカを露出させる残量枚数表
示用マーカ露出用開孔部を前記カセットに形成したこと
を特徴とする。
【0016】
【作用】この様な構成によれば、カセットに形成された
残量枚数表示用マーカ露出用開孔部から露出する残量枚
数表示用マーカを肉眼、光センサ等により確認すること
により、残りに何枚までプリントを行えるかを正確に確
認することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0018】図1は本発明に係るインクシートを収納し
たカセットを示す斜視図である。
【0019】図1において、カラープリント用のインク
シート10は、シート11の巻取方向に向いて左側に空
白部21を設け、この空白部21に肉眼検出用の残量枚
数表示用マーカ22と、自動検出用の残量枚数表示用マ
ーカ23を形成したものである。インクシート10は、
カセット1に収納され、軸受け2,3によりそれぞれ軸
支されたインクシート供給ロール4,インクシート巻取
ロール5によつてYe→Mg→Cy→Yeの順で供給、
巻取りが行われるようになっている。カセット1のイン
クシート供給ロール4とインクシート巻取ロール5との
間の部分には、インクシート10を露出させる開孔部6
が形成されている。これにより、開孔部6からは、Y
e,Mg,Cyのインク12Y,12M,12C(図2
参照)、インクの間の空白部13Y,13M,13C
(図2参照)、これらに表示された色表示用のマーカ1
4Y,14M,14C(図2参照)、空白部21及びこ
れに形成された残量枚数表示用マーカ22,23が露出
するようになっている。プリンタ装置は、このような開
孔部6により、サーマルヘッドと記録紙の間にインクシ
ート10に挟むことができるようになっている。残量枚
数表示用マーカ23が通過する位置の下側には、後述の
発光部と光センサ30を構成する受光部32が設けられ
ている。
【0020】図2は図1のインクシートを示す平面図で
ある。
【0021】図2において、シート11は、透明の樹脂
を帯状に形成したものであり、シート11の上には、Y
e,Mg,Cyのインク12Y,12M,12Cが空白
部13Y,13M,13Cを介して順次塗布されてい
る。シート11の巻取方向に向いて左側には、所定幅の
空白部21が設けられている。
【0022】空白部13Y,13M,13Cは、Ye,
Mg,Cyのインク12Y,12M,12Cに対してそ
れぞれ巻取方向に隣合う位置にある。空白部13Y,1
3M,13Cには、図3の従来例の色表示用のマーカ7
4Y,74M,74Cと同様の色表示用のマーカ14
Y,14M,14Cが形成されている。
【0023】空白部21の空白部13Yに近接した位置
には肉眼検出用の残量枚数表示用マーカ22が形成され
ている。残量枚数表示用マーカ22は、インクシート1
0が残り何枚まで記録紙にプリントを行えるかを算用数
字の10,9…で示している。例えば残量枚数表示用マ
ーカ22が(10)だとすると、残量枚数表示用マーカ
22は残り10枚まで記録紙にプリントを行えることを
示す。
【0024】空白部21の残量枚数表示用マーカ22か
らインクシート供給側に所定距離離れた位置には、自動
検出用の残量枚数表示用マーカ23が形成されている。
残量枚数表示用マーカ23は、インクシート10が残り
何枚まで記録紙にプリントを行えるかをバーコード状の
図形で表示している。
【0025】図3は自動検出用の残量枚数表示用マーカ
23の読取りを行う光センサを設けた位置を示す平面図
である。
【0026】図3において、光センサ30は、インクシ
ート10の供給及び巻取が行われた場合に残量枚数表示
用マーカ23が通過する位置の上下に設けられる。
【0027】図4は図3の光センサ30を示す側面図で
ある。
【0028】図4において、光センサ30は、インクシ
ート10の残量枚数表示用マーカ23が通過する位置の
上側に配置される発光部31と、残量枚数表示用マーカ
23が通過する位置の下側に配置される受光部32とか
ら構成される。発光部31からの光aは、インクシート
10の空白部21を介して受光部32に受光される。受
光部32には、残量枚数表示用マーカ23の図形の判別
が行える数の受光素子が設けられている。
【0029】残量枚数表示用マーカ23が発光部31と
受光部32の間を通過する場合において、残量枚数表示
用マーカ23の印刷部には発光部31からの光が通過し
ないのでこれに対応する受光部32の受光素子が光を検
出せず、非印刷部には光が通過するのでこれに対応する
受光部32の受光素子が光を検出する。このような受光
部32の受光素子の検出結果の信号はプリンタ装置の制
御部に供給される。プリンタ装置の制御部は、前記受光
素子の検出結果の信号よりインクシートが残り何枚まで
記録紙にプリントを行えるかを判定し、この判定結果を
プリンタ装置のキャビネトに設けられた発光ダイオード
による表示パネルに数字で表示する。
【0030】このような実施例によれば、残量枚数表示
用マーカ23をプリンタ装置の光センサ30が検出する
ことにより、この検出結果を制御部が判定し、インクシ
ートが残り何枚まで記録紙にプリントを行えるかをプリ
ンタ装置のキャビネットに設けられた表示パネルに数字
で表示できるので、残り何枚までプリントを行えるかを
正確に確認することができる。また、プリンタ装置が故
障したり、プリンタ装置に電源が供給されず、表示パネ
ルによる表示が行われない場合には、インクシート10
を収納したカセット1をプリンタ装置から取り外し、肉
眼検出用の残量枚数表示用マーカ22を肉眼で確認する
ことにより残り何枚までプリントを行えるかを正確に確
認することができる。これにより、連続印刷を行う場合
に使用者が知らずに全ての記録紙の印刷を行う前にイン
クシートを使いきってしまったり、予備のインクシート
を用意せずにインクシートを使いきってしまうというこ
とを防止できる。
【0031】図5は、図1の実施例の第1の変形例を示
していており、図2と同じ構成要素には同じ符号を付し
て説明を省略している。
【0032】図5において、カラープリント用のインク
シート40は、自動検出用のみに対応したものであり、
空白部21に自動検出用の残量枚数表示用マーカ22の
み形成しているが、肉眼検出用の残量枚数表示用マーカ
はどこにも形成していない。
【0033】このような変形例によれば、自動検出時に
おいて図1の実施例と同様の効果があるとともに、プリ
ンタ装置の制御部が光センサにより検出した肉眼検出用
の残量枚数表示用マーカを自動検出用の残量枚数表示用
マーカと誤認して間違った表示を行うことを防止すると
ともに、肉眼検出用の残量枚数表示用マーカを形成しな
い分、製造コストの削減を図れる。
【0034】図6は図1の実施例の第2の変形例を示し
ていており、図2と同じ構成要素には同じ符号を付して
説明を省略している。
【0035】図6において、カラープリント用のインク
シート41は、空白部21に自動検出用の残量枚数表示
用マーカ22のみ形成し、肉眼検出用の残量枚数表示用
マーカ42を空白部21ではなくインク12Y上の印刷
時に影響がない巻取側の左角(巻取方向に向いて左角)
に印刷している。
【0036】このような変形例によれば、自動検出時及
び肉眼検出時の双方において図1の実施例と同様の効果
があるとともに、図5の変形例と同様にプリンタ装置の
制御部が肉眼検出用の残量枚数表示用マーカを自動検出
用の残量枚数表示用マーカと誤認して間違った表示を行
うことを防止できる。
【0037】図7は図1の実施例の第3の変形例を示し
ていており、図2と同じ構成要素には同じ符号を付して
説明を省略している。
【0038】図7において、カラープリント用のインク
シート42は、肉眼検出用のみに対応したものであり、
空白部21に肉眼検出用の残量枚数表示用マーカ23の
み形成し、自動検出用の残量枚数表示用マーカはどこに
も形成していない。
【0039】このような変形例によれば、肉眼検出時に
おいて図1の実施例と同様の効果があるとともに、自動
検出用の残量枚数表示用マーカを形成しない分製造コス
トの削減を図れる。
【0040】図8は、本発明に係るインクシートの他の
実施例を示す平面図であり、図2と同じ構成要素には同
じ符号を付して説明を省略している。
【0041】図8において、本実施例のカラープリント
用のインクシート50は、シート51の巻取方向に向い
て左側に空白部を設けておらず、肉眼検出用の残量枚数
表示用マーカ53を空白部ではなくインク12Y上の印
刷時に影響がない巻取側の左角に印刷している。また、
自動検出用の残量枚数表示用マーカは印刷していない。
【0042】このような実施例によれば、図7の変形例
と同様の効果があるとともに、シート51の巻取方向に
向いて左側に空白部を設けていないので、カセットの小
型軽量化及び製造コストの低減が図れる。また、従来の
プリンタ装置と互換性を持たせることもできる。
【0043】尚、図1乃至図8に示した実施例及び変形
例では、肉眼検出用の残量枚数表示用マーカや自動検出
用の残量枚数表示用マーカは、インク12Y,12M,
12Cが塗布された面と同じ面に形成したが、反対の面
に形成してもよい。また、図1乃至図8に示した実施例
及び変形例では、インク12Y,12M,12Cの間に
空白部を設けたインクシートに適用したが、インク12
Y,12M,12Cの間に空白部を設けていないインク
シートに適用してもよい。さらに、図1乃至図8に示し
た実施例及び変形例では、カラー印刷用のインクシート
に適用したが、白黒印刷用のインクシートに適用しても
よい。さらに、図1乃至図8に示した実施例及び変形例
では、開孔部6からは、Ye,Mg,Cyのインク12
Y,12M,12C(図2参照)、インクの間の空白部
13Y,13M,13C、これらに表示された色表示用
のマーカ14Y,14M,14Cを露出させるインク露
出用開孔部と、残量枚数表示用マーカ22,23を露出
させる残量枚数表示用マーカ露出用開孔部を一つの開孔
部6として連設したが、インク露出用開孔部と残量枚数
表示用マーカ露出用開孔部を個別に設けてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、残り
何枚までプリントを行えるかを正確に確認することがで
きるので、連続印刷を行う場合に使用者が知らずに全て
の記録紙の印刷を行う前にインクシートを使いきってし
まったり、予備のインクシートを用意せずにインクシー
トを使いきってしまうということを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクシートの一実施例を示す斜
視図。
【図2】図1のインクシートを示す平面図。
【図3】図1の自動検出用の残量枚数表示用マーカの読
取りを行う光センサを設けた位置を示す平面図。
【図4】図3の光センサを示す側面図。
【図5】図1の一実施例の第1の変形例を示す平面図。
【図6】図1の一実施例の第2の変形例を示す平面図。
【図7】図1の一実施例の第3の変形例を示す平面図。
【図8】本発明に係るインクシートの他の実施例を示す
平面図。
【図9】従来のカラープリント用のインクシートを示す
平面図。
【図10】図9のインクシートによる印刷を説明する説
明図。
【図11】従来の白黒プリント用のインクシートを示す
平面図。
【符号の説明】
1 カセット 4 インクシート供給ロール 5 インクシート巻取ロール 6 開孔部 10 インクシート 11 シート 21 空白部 22,23 残量枚数表示用マーカ 12Y,12M,12C インク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状に形成したシートの一面にインクが
    塗布された状態でカセットに収納され、インクシート供
    給ロール,インクシート巻取ロールによつて供給、巻取
    りが行われ、前記シートのインクがプリンタ装置のヘッ
    ドによって記録紙に転写されるインクシートにおいて、 前記シートの一面及び他面のうち前記インクが前記記録
    紙に転写されない部分に残り何枚まで記録紙にプリント
    を行えるかを示す残量枚数表示用マーカを形成し、この
    残量枚数表示用マーカを露出させる残量枚数表示用マー
    カ露出用開孔部を前記カセットに形成したことを特徴と
    するインクシート。
  2. 【請求項2】 前記シートのインクがプリンタ装置のヘ
    ッドによって記録紙に転写される際に該シートのインク
    を露出させるインク露出用開孔部を、前記残量枚数表示
    用マーカ露出用開孔部と連設したことを特徴とする請求
    項1記載のインクシート。
JP17721392A 1992-07-03 1992-07-03 インクシート Pending JPH0615937A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8137015B2 (en) * 2005-02-28 2012-03-20 Funai Electric Co., Ltd. Image forming method for determining a position of an ink ribbon with a boundary line

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8137015B2 (en) * 2005-02-28 2012-03-20 Funai Electric Co., Ltd. Image forming method for determining a position of an ink ribbon with a boundary line

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