JPH06156060A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH06156060A
JPH06156060A JP4314931A JP31493192A JPH06156060A JP H06156060 A JPH06156060 A JP H06156060A JP 4314931 A JP4314931 A JP 4314931A JP 31493192 A JP31493192 A JP 31493192A JP H06156060 A JPH06156060 A JP H06156060A
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Katsuki Toriyama
克喜 鳥山
Noriaki Kishi
典明 岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異臭を含んだ空調風が吹き出される事態を確
実に防止すること。 【構成】 第1のセンサ部12は、エバポレータ8の上
流側空気の温度T1、湿度W1を検出し、第2のセンサ
部13は、エバポレータ8の下流側空気の温度T2、湿
度W2を検出し、温度センサ14は、エバポレータ8の
温度T3を検出する。制御回路15は、上記検出温度T
1、T2、T3、検出湿度W1、W2、ブロワ7による
送風量、エバポレータ8の動作状態に基づいてエバポレ
ータ8表面の積算水分量を演算し、その演算結果とエバ
ポレータ8の動作状態に基づいて異臭発生条件を満たし
ているか否かを判断し、満たしていると判断した場合に
は、ダンパ9を閉鎖してダンパ10、11を開放する。
これにより、エバポレータ8を通る風が排出口6を介し
て車室外へ排出されるようになり、エバポレータ8から
異臭が発生した場合でも、その異臭を含む風が車室内へ
吹き出されることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファン装置及びこのフ
ァン装置により生成された風を冷却するための熱交換器
を備えた空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用空調装置におい
ては、その起動直後及び運転停止直後に車室内へ異臭を
含んだ空調風が吹き出される場合があり、この異臭が乗
員に不快感を与えるという問題点が指摘されている。上
記のような異臭発生の原因は、空調装置内の熱交換器に
付着堆積した塵埃及びこの塵埃に発生するかびなどの異
臭成分が、その熱交換器表面の水分が蒸発するのに伴い
空調風中に拡散するためであることが知られている。こ
の場合、上記異臭は、熱交換器表面の水分量が比較的少
ない状態で発生し易く、水分量が十分に多くなった状態
では発生しないことも知られている。
【0003】上記のような問題点に対処するために、従
来では、例えば特開昭58−211914号公報に記載
されたような車両用冷房装置のファン制御装置が考えら
れている。即ち、この装置は、熱交換器表面の水分量が
十分に多い場合には異臭発生を伴わないという現象を利
用したもので、熱交換器表面の結露状態を検出する検出
手段を設け、結露状態を検出するまでの期間(熱交換器
表面の水分量が比較的少ない期間、つまり異臭発生の虞
が高い期間)は空調運転用の送風ファンを停止させてお
く構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、熱
交換器表面が結露状態となるまでの期間を単純に異臭発
生の虞が高い期間と見なす構成、つまり熱交換器で異臭
が発生する可能性を極めて単純な指標に基づいて判断す
る構成としているに過ぎないため、異臭対策動作(従来
構成の場合、送風ファンを停止させておく動作)を正確
に行い得るものとは言い難く、この点が未解決の課題と
なっていた。また、従来装置では、熱交換器の運転停止
直後に発生する異臭については全く対処しておらず、異
臭発生を十分に解消するまでには至らないものであっ
た。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、その目的は、異臭を含んだ空調風が吹き出され
る事態を確実に防止できるようになる空調装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ファン装置により生成された風が流れる
通風路中に冷房用の熱交換器を配置して成る空調装置に
おいて、前記熱交換器の上流側及び下流側の各空気の温
度並びに湿度、当該熱交換器の温度、前記ファン装置に
よる送風量、熱交換器の動作状態に基づいて熱交換器表
面の積算水分量を演算すると共にその演算結果と前記熱
交換器の動作状態に基づいて熱交換器での異臭発生条件
を満たしているか否かを判断する判断手段を設けた上
で、この判断手段により異臭発生条件が満たされている
と判断された場合に異臭対策動作を実行する構成とした
ものである。
【0007】
【作用】ファン装置により生成された風が流れる通風路
中に冷房用の熱交換器を配置して成る空調装置において
は、その熱交換器表面の水分量が異臭発生に関与してい
ることが分かっている。空調運転時における熱交換器表
面の水分量は、その熱交換器の運転開始後には時間の経
過に伴って漸増し、運転停止後には時間の経過と共に漸
減するものであり、図4には、このような熱交換器表面
の積算水分量と異臭発生領域のとの関係を実験により求
めた結果を示した(マイナス値の積算水分量は積算期間
内に蒸発した水分量を示す)。この実験は、熱交換器の
運転開始後並びに運転停止後において異臭が発生し始め
た時点の積算水分量を複数の環境条件下でプロットした
ものであり、図4からは、熱交換器の運転状態と停止状
態とでは異臭発生領域が異なることが分かる。
【0008】上記のような熱交換器表面の積算水分量
は、熱交換器の上流側及び下流側の各空気の温度並びに
湿度、熱交換器の温度、ファン装置により生成される風
量、熱交換器の動作状態に基づいた演算により求め得る
ものであり、判断手段は、このように求めた積算水分量
と熱交換器の動作状態(運転状態及び停止状態の区別)
とに基づいて異臭発生条件を満たしているか否か(具体
的には、演算により求めた積算水分量が前記異臭発生領
域にあるか否か)を判断する。そして、判断手段が異臭
発生条件が満たされていると判断した場合には、異臭対
策動作が実行される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
並びに前記図4を参照しながら説明する。図1には自動
車用空調装置の縦断面構造及び要部の電気的構成が概略
的に示されている。この図1において、ダクトケース1
は、外気導入口或いは内気導入口(何れも図示せず)と
選択的に連通される吸入口2を最上流側に有すると共
に、車室内と連通した吹出口3を最下流側に有した構成
となっており、その内部には隔壁1aにより仕切られた
メイン通風路4及びバイパス通風路5が設けられてい
る。さらに、ダクトケース1には、メイン通風路4の下
流側と車室外とを連通させる排出口6が形成されてい
る。
【0010】ダクトケース1内には、前記吸入口2と対
応するようにしてブロワ7(本発明でいうファン装置に
相当)が設けられており、このブロワ7が運転された状
態では、ダクトケース1内を吸込口2側から吹出口3及
び排出口6側方向へ流れる風が生成されるようになる。
また、ダクトケース1内におけるメイン通風路4には、
ブロワ7により生成されたる風を冷却するためのエバポ
レータ8(本発明でいう熱交換器に相当)が配設されて
いる。尚、前記排出口6は、このエバポレータ8より下
流側に位置されている。
【0011】ダクトケース1内には、サーボモータ9
a、10a及び11aにより夫々回動されるダンパ9、
10及び11が設けられている。この場合、ダンパ9
は、その回動に応じて前記メイン通風路4と吹出口3と
の間の通路を開閉し、ダンパ10及び11は、各回動に
応じて前記バイパス通風路5の上流側開口部及び前記排
出口6を夫々開閉するように構成されている。
【0012】第1のセンサ部12は、エバポレータ8の
上流側空気の温度T1並びに湿度W1を検出し、第2の
センサ部13は、エバポレータ8の下流側空気の温度T
2並びに湿度W2を検出し、温度センサ14は、エバポ
レータ8の温度T3(具体的にはエバポレータ8におけ
る冷媒流入側の管壁温度)を検出するように設けられて
おり、これらの検出出力は制御回路15(本発明でいう
判断手段に相当)に与えられるようになっている。
【0013】上記制御回路15は、マイクロコンピュー
タを含んで構成されたもので、前記ブロワ7の運転及び
送風量制御、前記エバポレータ8を含む冷凍サイクル系
内のコンプレッサ(図示せず)の運転制御、前記サーボ
モータ9a、10a及び11aの制御(つまりダンパ9
〜11の開閉制御)をドライバ16を通じて行うように
なっている。この場合、制御回路15は、コントロール
パネル17からの指令に基づいた通常の空調運転制御の
他に、図2のフローチャートに示すような異臭発生防止
のための制御を行うようになっている。
【0014】即ち、図2において、制御回路15は、電
源投入後に所定の初期設定ステップS1を実行した後
に、冷房運転開始指令の入力の有無を判断し(ステップ
S2)、冷房運転開始指令が入力停止されている状態で
は、ダンパ制御ステップS3を含むループを形成するも
のであり、この制御ステップS3では、ダンパ9のみを
開放させて他のダンパ10及び11を閉鎖させる制御を
実行する。
【0015】冷房運転開始指令が入力された場合には、
制御回路15は、第1のセンサ部12による検出温度T
1及び検出湿度W1、第2のセンサ部13による検出温
度T2及び検出湿度W2、温度センサ14による検出温
度T3、コントロールパネル17で設定されたブロワ7
による送風量Vを読み込み(ステップS4)、エバポレ
ータ8が運転中か否か(実際にはエバポレータ8を含む
冷凍サイクル系内のコンプレッサが運転されているか否
か)を自身の制御出力に基づいて判断する(ステップS
5)。
【0016】制御回路15は、エバポレータ8が運転さ
れている状態では運転時水分量演算ルーチンS6を実行
し、エバポレータ8が運転停止されている状態では停止
時水分量演算ルーチンS7を実行する。これら演算ルー
チンS6、S7では、エバポレータ8表面の水分量を、
前記ステップS4で読み込んだデータ(エバポレータ8
の上流側空気の温度T1並びに湿度W1、エバポレータ
8の下流側空気の温度T2並びに湿度W2、エバポレー
タ8の温度T3、ブロワ7による送風量)に基づいて演
算するものである。
【0017】即ち、エバポレータ8の上流側空気の絶対
湿度x1 (Kg/Kg′)及び下流側空気の絶対湿度x
2 (Kg/Kg′)は、夫々前記温度T1、湿度W1及
び温度T2、W2をパラメータとした演算により求める
ことができるものであり、このように求めた絶対湿度x
1 及びx2 に基づいてエバポレータ8表面の水分量を演
算することができる。具体的には、エバポレータ8の運
転時における水分量D1は次式で演算でき、エバポレ
ータ8の運転停止時における水分量D2は次式で演算
できる。但し、次式、において、DAは比容積(c
/μg)、Seはエバポレータ8の有効表面積
(cm)である。
【0018】 D1={(x1 −x2 )×V} /(DA×Se) …… D2={(x2 −x1 )×V} /(DA×Se) ……
【0019】前記運転時水分量演算ルーチンS6では、
式に基づいた演算によりエバポレータ8表面の水分量
D1を演算すると共に、その水分量D1に対し前記温度
T3が露点温度以下にある時間を乗算した結果を逐次累
算することにより、エバポレータ8の運転時における積
算水分量SD1を算出する。また、前記停止時水分量演算
ルーチンS7では、式に基づいた演算によりエバポレ
ータ8表面の水分量D2を演算すると共に、次式に基
づいてエバポレータ8の運転停止時における積算水分量
SD2を算出する。
【0020】SD2=L・SD1−D2・t …… 但し、L・SD1はエバポレータ8の運転時における前記
積算水分量SD1の最終値、tはエバポレータ8(コンプ
レッサ)の運転停止直後からの経過時間(サンプリング
時間)である。
【0021】つまり、エバポレータ8の運転停止時おけ
る積算水分量SD2の初期値は、エバポレータ8の運転時
における積算水分量SD1の最終値であるから、この最終
値から蒸発水分量を減算することになる。ここで、本願
出願の発明者の実験によれば、エバポレータ8の運転停
止後における異臭発生の終了タイミングは、そのエバポ
レータ8の温度が露点温度を越えるタイミングではな
く、これより遅れたタイミングとなることが判明してい
る。このことは、エバポレータ8表面の積算水分量の変
化状態を示す図3から分かるように、そのエバポレータ
8の運転時(コンプレッサオン時)に蓄積される水分
(格子状斜線部分)が、露点温度に上昇するまでの間
(A点)に全部蒸発できずに、エバポレータ8の運転停
止後における異臭発生の終了タイミング(B点)にて初
めて全部蒸発するためと考えられる。このように、エバ
ポレータ8の運転停止後における異臭発生終了時の積算
水分量SD2は、上記のような計算時において露点温度を
基準にしているためマイナス値となる。
【0022】ここで、熱交換器(エバポレータ8)表面
の積算水分量と異臭発生領域との関係を実験により求め
た前記図4にて明らかなように、エバポレータ8の運転
状態では、その状態での積算水分量SD1が次式の関係
にあるときに異臭発生条件を満たし、また、エバポレー
タ8の運転停止状態では、その状態での積算水分量SD2
が次式の関係にあるときに異臭発生条件を満たしてい
ることが分かる。
【0023】 0<SD1<30μg/ cm …… −20μg/ cm <SD2 ……
【0024】しかして、運転時水分量演算ルーチンS6
によりエバポレータ8の運転時における積算水分量SD1
を算出した後には、その積算水分量SD1が上記式の異
臭発生条件を満たしているか否かを判断する(ステップ
S8)。また、停止時水分量演算ルーチンS7によりエ
バポレータ8の運転停止時における積算水分量SD2を算
出した後には、その積算水分量SD2が上記式の異臭発
生条件を満たしているか否かを判断する(ステップS
9)。
【0025】ステップS8、S9で「YES」と判断さ
れる状態、つまりエバポレータ8表面の積算水分量が前
記異臭発生領域にある状態時には、ダンパ9を閉鎖する
と共にダンパ10及び11を開放するという異臭対策動
作を実行する(ステップS10)。このような異臭対策
動作が実行されると、エバポレータ8を通る風が排出口
6を介して車室外へ排出されると共に、車室内にはエバ
ポレータ8をバイパスした風がバイパス通風路5を介し
て吹き出されるようになる。この結果、エバポレータ8
から異臭が発生した場合でも、その異臭を含む風が車室
内へ吹き出されることがなくなり、乗員に不快感を与え
る虞がなくなる。
【0026】また、前記ステップS8、S9で「NO」
と判断される状態、つまりエバポレータ8表面の積算水
分量が異臭発生領域にない場合には、ダンパ9のみを開
放させて他のダンパ10及び11を閉鎖させるという前
記ダンパ制御ステップS3を実行して前記ステップS2
へ戻る。従って、エバポレータ8から異臭が発生する虞
がなくなった状態では、ダンパ9〜11が定常状態に切
換えられることになって、ブロワ7により生成された風
がエバポレータ8と熱交換した後に吹出口3から車室内
へ吹き出されることになる。
【0027】以上要するに、上記した本実施例では、エ
バポレータ8表面の積算水分量を演算により算出すると
共に、その算出水分量が実験により求めた異臭発生領域
にある場合には、車室内へ異臭が含む空調風が吹き出さ
れることを防止するという異臭対策動作を実行するよう
に構成されているから、その異臭対策動作を、異臭発生
に関与したエバポレータ8表面の水分量に合わせて的確
に行うことができて、車室内へ異臭を含む空調風が吹き
出される事態を確実に防止できるようになる。勿論、上
記のような異臭対策動作は、エバポレータ8の運転停止
後においても、異臭発生条件が満たされたときには必ず
行われることになるから、エバポレータ8の運転停止直
後に発生する異臭についても確実に対処できるものであ
る。
【0028】尚、上記実施例では、異臭発生条件が満た
されたときの異臭対策動作として、エバポレータ8を通
る風を排出口6を介して車室外へ排出する動作を行う構
成としたが、異臭対策動作としては、この例に限られる
ものではなく、例えば異臭発生条件が満たされたときに
芳香剤或いは消臭剤などをメイン通風路4内へ放出する
動作などが考えられる。
【0029】また、上記実施例では、エバポレータ8の
運転停止時点から当該エバポレータ8表面の水分量を積
算する構成としたが、エバポレータ8の運転停止に伴う
冷媒流通用配管の急激な温度上昇時点から水分量の演算
を行う構成としても良いものである。さらに、上記実施
例では、ブロワ7による送風量Vを、コントロールパネ
ル17での送風量設定状況により間接的に得る構成とし
たが、ブロワ7による実際の送風量を測定するセンサ手
段を設け、その測定出力に基づいて上記送風量Vを得る
ように構成することも可能である。
【0030】その他、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えば一般の空調装置に適用することも
可能であるなど、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、熱交換器表面の水分量を、その熱交換器の
上流側及び下流側の各空気の温度並びに湿度、熱交換器
の温度などに基づいて演算すると共に、その演算結果と
前記熱交換器の動作状態に基づいて異臭発生条件が満た
されているか否かを判断し、その判断結果に基づいて異
臭対策動作を実行するように構成したから、異臭を含ん
だ空調風が吹き出される事態を確実に防止できるという
有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実体的に示す全体の概略縦
断面図
【図2】制御回路の制御内容を示すフローチャート
【図3】エバポレータ表面の水分量の変化状態を示す特
性図
【図4】本発明の作用を説明するための特性図
【符号の説明】
図面中、1はダクトケース、2は吸入口、3は吹出口、
4はメイン通風路、5はバイパス通風路、6は排出口、
7はブロワ(ファン装置)、8はエバポレータ(熱交換
器)、9、10、11はダンパ、12は第1のセンサ
部、13は第2のセンサ部、14は温度センサ、15は
制御回路(判断手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン装置により生成された風が流れる
    通風路中に冷房用の熱交換器を配置して成る空調装置に
    おいて、 前記熱交換器の上流側及び下流側の各空気の温度並びに
    湿度、当該熱交換器の温度、前記ファン装置による送風
    量、熱交換器の動作状態に基づいて熱交換器表面の積算
    水分量を演算すると共に、その演算結果と前記熱交換器
    の動作状態に基づいて熱交換器での異臭発生条件を満た
    しているか否かを判断する判断手段を設け、 この判断手段により異臭発生条件が満たされていると判
    断された場合に異臭対策動作を実行するように構成した
    ことを特徴とする空調装置。
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Cited By (6)

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