JPH06154410A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH06154410A
JPH06154410A JP33947592A JP33947592A JPH06154410A JP H06154410 A JPH06154410 A JP H06154410A JP 33947592 A JP33947592 A JP 33947592A JP 33947592 A JP33947592 A JP 33947592A JP H06154410 A JPH06154410 A JP H06154410A
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JP
Japan
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game
special symbol
special
gaming machine
symbol
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JP33947592A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技店の店員の確認が不要で、遊技店内の取
り決めに基づき再遊技許可又は景品交換指示を行い得る
遊技機を提供する。 【構成】 特別図柄表示装置6と、その停止態様が特別
図柄であるか否かを判別し遊技者に特別遊技利益を付与
し特別図柄表示装置6に所定の発生確率で特別図柄を表
示させるCPU等の制御部と、特別図柄に通常特別図柄
と特殊図柄とを設け各々の発生率を設定する内蔵ROM
や設定スイッチや遊技店管理装置等を備え、上記の制御
部は、特別図柄表示装置6の停止態様に基づき、遊技機
を遊技不能状態にし、その遊技不能状態を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の識別情報を変動
表示可能な図柄表示装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図柄表示装置を備えた遊技機の図
柄表示装置の停止態様が、遊技店で設定された特殊図柄
(いわゆるラッキーナンバー)で特別遊技となりその特
別遊技が終了した場合にはその遊技機での遊技の続行を
許可するが、上記の特殊図柄以外で特別遊技となって終
了した場合には獲得球をいったん景品に交換した後にの
みその遊技機での再遊技を許可する遊技店の営業方式が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技店の営業方式では、遊技店内のルールとして特殊図
柄(ラッキーナンバー)が店内に表示されているにすぎ
ない。そして、現状では、特殊図柄による特別遊技であ
るか否か、特別遊技が終了したか否か、特殊図柄以外に
よる特別遊技の終了後に獲得球を景品に交換したか否か
等は、遊技店の店員が確認している。したがって、遊技
店の店員の確認行為がない場合は、上記の遊技店内のル
ールを知らない遊技者や、特殊図柄と見誤った遊技者、
あるいは悪意により上記ルールを無視して不正に再遊技
を行おうとする遊技者等は、そのまま遊技を続行してし
まうことになる。このような状態を放置すると、遊技店
内のルールが有名無実化し、ひいては遊技店の経営を圧
迫することにもなりかねない。本発明は、上記の問題点
を解決するためになされたものであり、遊技店の店員の
確認が不要で、遊技店内の取り決めに基づき再遊技許可
又は景品交換指示を行い得る遊技機を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る遊技機は、複数の識別情報を可変表示
可能な図柄表示装置と、当該図柄表示装置の停止表示態
様が予め定めた特別図柄であるか否かを判別し特別図柄
判別信号を発する特別図柄判別手段と、当該特別図柄判
別信号に基づき遊技者に特別遊技利益を付与する特別遊
技利益付与手段と、を有する遊技機であって、前記図柄
表示装置に所定の確率を以て前記特別図柄を表示させる
ように制御する図柄表示制御手段と、前記特別図柄のう
ちに、遊技者にとって不利な通常図柄と、遊技者にとっ
て有利な遊技態様を与える特殊図柄とを設け、当該図柄
表示制御手段に対し当該通常図柄および特殊図柄を設定
する特別図柄設定手段と、前記図柄表示装置の停止表示
態様が前記特別図柄のうち前記通常図柄であるか前記特
殊図柄であるかを判別し、前記通常図柄の場合は通常図
柄判別信号を、前記特殊図柄の場合は特殊図柄判別信号
を、それぞれ出力する特別図柄選別判定手段と、前記特
別遊技利益の期間の終了を含む所定の遊技終了状態とな
った後に、前記通常図柄判別信号に基づき前記遊技機を
遊技不能状態にする遊技不能手段と、当該遊技不能手段
による遊技不能状態の解除を指令する解除指令信号を発
する解除指令信号発生手段と、を備えて構成される。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明に係る遊技機によれ
ば、遊技機内の遊技不能手段は、特別遊技利益の期間の
終了を含む所定の遊技終了状態後に、通常図柄判別信号
に基づき遊技機の動作を遊技不能状態にするので、遊技
店員の確認行為がなくても、遊技店内のルールを遵守さ
せることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は、本発明の一実施例であるパチンコ遊技
機1の構成例を示した図である。図に示すように、この
遊技機1は、中空箱枠状の機枠40の前面側に額縁状の
前面枠41を回動可能に設けることにより構成される。
この前面枠41に開設した窓部にはガラス枠42および
前面パネル43が回動可能に設けられる。
【0007】そして、透明なガラスが配設されるガラス
枠42の後方には、図2に示すように、ガイドレール4
で囲まれた遊技部5を有する遊技盤3が配設される。ガ
ラス枠42の下方に位置する前面パネル43には、遊技
盤3の遊技部5内に設けたいずれかの入賞領域(後述す
る)に打球が入賞することに基づく賞球や、カード式球
貸部のカード挿入口51へプリペイドカード等を挿入し
球貸スイッチ52等を操作することにより排出される貸
球を貯留する球供給皿48が設けられている。この球供
給皿48より打球発射機構(図示せず)の発射球待機部
へ遊技球が供給される。また、前面枠41の下部には打
球発射機構を操作するための操作ハンドル49や、球供
給皿48に貯留できない球を受け入れる球受皿50等が
設けられる。なお、カード挿入口は、遊技機1のカード
が挿入可能な位置や、遊技機1の側方に補助枠を設けて
設置してもよい。
【0008】遊技機1内に収納される図示しない球貸制
御装置は、カード挿排口51より挿入されたプリペイド
カード等の内部に記憶保持されている度数等を読み取
る。また、例えば球供給皿48に設けた球貸スイッチ5
2を遊技者が操作することに応じて所定数のパチンコ球
を貸し出し、貸し出したパチンコ球に相当する度数に応
じた度数減算信号をカードへ供給することにより、カー
ドの度数を書き換える。そして、返却スイッチ53を遊
技者が操作するか、またはカードの度数の残高がなくな
った場合に、内部に取り込んでいたカードをカード挿排
口51より排出する。また、カード挿排口51からカー
ド1が排出されると、例えばLED等を有するカード挿
入中表示ランプの点灯表示が消え、遊技機1内のカード
制御装置がカード1を受けつけていない状態であること
が遊技者に可視表示される。
【0009】上記の球貸スイッチ52の近傍には、数字
を表示可能な表示手段(例えば7セグメント式の可変表
示器を3個併設して3桁の数字を表示する表示器等)で
ある残度数表示器55と、カードを使用して球貸し動作
を行うことができる状態であることを表示するための操
作スイッチ有効表示器56とが設けられている。
【0010】また、前面枠41の上部には、この遊技機
1の遊技状態に応じた表示を行う動作表示ランプ59が
設けられており、動作表示ランプ59の点灯あるいは点
滅状態に応じて、遊技店の従業員等が遊技機2の遊技状
態を判断できるように構成されている。さらに、前面枠
41の適所(例えば、動作表示ランプ59の右側方)に
は、設定特殊図柄表示器60が設けられ、遊技店側で遊
技機2に設定した特殊図柄(例えば「7」等のラッキー
ナンバー)等を設定特殊図柄表示器60に可視表示し、
この設定特殊図柄表示器60に表示された設定特殊図柄
が遊技中に予め定めた条件で発生した場合に、遊技者は
有利な遊技態様を受けることができるように遊技内容を
設定してある。なお、設定特殊図柄表示器60は本実施
例の如く7セグメント式可変表示器で構成する場合に限
らず、各種図形や記号(例えば「$」等)を特殊図柄に
設定する場合にも対応できるように、カラー液晶表示装
置等を用いてもよい。
【0011】次に、この遊技機1の遊技盤3の構成につ
いて、図2に基づいて説明する。遊技盤3は、図2に示
すように、その表面にガイドレール4で囲んだ遊技部5
を形成し、遊技部5内の中央上部寄りに特別図柄表示装
置6を、特別図柄表示装置6の下方に普通電動役物7を
その間に挟むようにして普通図柄始動ゲート8A及び8
Bを、また、これらの下方に変動入賞装置9を、この変
動入賞装置9の下部に普通図柄表示装置10が配設され
て構成されている。
【0012】また、この遊技盤3の盤面上には、図2に
示すように、普通図柄の可変表示を開始させる始動ゲー
トを通過した回数を表示するLED74と、特別図柄の
可変表示をさせるための記憶を表示するLED73とが
設けられている。
【0013】遊技部5内に設けた普通図柄始動ゲート8
A,8Bは、本実施例では普通図柄表示装置10の始動
条件を成立させるためのもので、打球が通過できる球通
過口を形成したゲートによって構成されており、通過球
を検出して電気的制御装置(図示せず)に信号を送出す
る通過球検出器(普通図柄始動スイッチ)を備えてい
る。
【0014】したがって、遊技部5内を流下してきた球
が普通図柄始動ゲート8Aまたは8Bを通過すると、通
過球検出器がこの球を検出して電気的制御装置に信号を
送るが、この球は普通図柄始動ゲート8Aを通過して再
び遊技部5内を流下する。したがって、賞球は排出され
ない。
【0015】普通図柄表示装置10は、図示しない電気
的制御装置の制御の下で記号や数字などの識別情報(図
形,数字,記号等)を順次変換表示し、変換表示が停止
したときの停止図柄の表示態様が予め設定してある態様
になっていれば遊技者に特典を付与するものである。図
面に示す普通図柄表示装置10は、7セグメント表示器
により構成されており、電気的制御装置からの信号によ
り普通図柄である「0」乃至「9」の数字を変換表示
し、可変表示が停止したときに表示された数字が予め設
定してある数字、例えば「7」であれば賞典態様(当
り)を形成したこととなり、特典として、普通電動役物
7を遊技者に有利な状態(例えば、開いた状態)に変換
させる。
【0016】普通電動役物7は、遊技者にとって不利な
第1状態(入賞口が拡大していない状態)と遊技者にと
って有利な第2状態(入賞口が拡大した状態)とに変換
できるような構造の入賞装置である。普通電動役物7が
第1状態または第2状態のときに打球が入賞すると、図
示しない特別図柄始動入賞球検出器が入賞球を検出して
電気的制御装置に入賞信号を送出し、入賞した打球が入
賞球として処理され、図示しない球排出装置が作動して
球供給皿48に所定数(例えば7個)の球が賞球として
排出される。
【0017】普通電動役物7に打球が入賞すると、上述
した所定数の賞球が付与されるとともに、特別図柄始動
入賞球検出器からの入賞信号にもとづいて下記のよう
に、特別図柄表示装置6の図柄変動が行われる。
【0018】特別図柄表示装置6は、記号や数字などの
識別情報を順次変換表示し、変換表示が停止したときの
停止図柄の組み合わせによる停止表示態様が予め設定し
てある態様になっていれば遊技者に特典を付与するもの
である。図2に示す特別図柄表示装置6は、多数のLE
Dを縦横に配して数字等を上下方向にスクロール表示可
能な3個の表示器を並設して構成されている。
【0019】図示しない電気的制御装置からの信号によ
り特別図柄表示装置6が作動すると、3つの表示器のそ
れぞれに特別図柄である「0」乃至「9」の数字、ある
いは記号などが変換表示され、所定時間が経過すると、
各表示器の変換表示が順次停止する。これが1回の図柄
変動である。
【0020】そして、3つの表示器に表示された数字等
の組み合わせ態様が特別の態様、例えば「1,1,
1」、「2,2,2」、「7,7,7」等のゾロ目であ
れば、いわゆる「大当り」として特別遊技の権利が発生
する。
【0021】特別遊技は、変動入賞装置9を遊技者にと
って不利な第1状態(いわゆる大入賞口へ打球が入賞し
ないか、あるいは入賞し難い状態、例えば大入賞口が閉
鎖された状態等)から遊技者にとって有利な第2状態
(大入賞口へ打球が入賞し易い状態、例えば大入賞口が
開放した状態等)に変換して、所定の終了条件が成立す
るまで行われる。
【0022】図2に示す変動入賞装置9はアタッカー型
と呼ばれており、横長な球入口を入賞領域(いわゆる大
入賞口)として開口する形式の変動入賞装置である。
【0023】特別遊技は、変動入賞装置9を遊技者に不
利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変換するこ
とにより行われ、所定時間(例えば30秒間)が経過す
るか又は所定数(例えば10個)の打球が入賞するまで
のいずれかの条件が成立するまでを1サイクルとし、こ
のサイクル中に打球が変動入賞装置9内の図示しない継
続入賞口に入賞することを条件としてサイクルの更新が
行われ、このサイクルの更新は所定回数(例えば16
回)まで可能である。
【0024】次に、上記の遊技機1および遊技機1を集
中管理する遊技店管理装置2の詳細な原理ブロック構成
を図3に示す。また、遊技機1における制御の手順を図
4ないし図8に、遊技店管理装置2における制御の手順
を図9に、それぞれ示す。上記の図3ないし図9に基づ
いて、この遊技機1と遊技店管理装置2における制御の
流れを以下に説明する。
【0025】まず、遊技店側では、いわゆる「大当り図
柄」である特別図柄(通常の特別図柄と特殊図柄とを含
む)を図3の特別図柄設定操作手段(外部の設定スイッ
チ等)により特別図柄設定手段に設定信号を送ることに
より設定する。また、遊技店内の遊技機を集中管理する
遊技店管理装置2から特別図柄設定手段経指令信号を送
ることにより設定してもよい。この特別図柄としては、
特別遊技利益を付与するのみの通常特別図柄と、景品交
換を所定期間不要とする特殊図柄(いわゆるラッキーナ
ンバー)とを設定できる。また、これら通常特別図柄お
よび特殊図柄の発生確率は、ROM等の発生比率変更手
段内に格納され、遊技機1の製造出荷時に設定される。
これらの発生確率は、発生比率変更操作手段(外部の設
定スイッチ等)により発生比率変更手段に指令を送り、
遊技店側で調整することもできる。さらには、遊技店内
の遊技機を集中管理する遊技店管理装置2から上記の発
生比率変更手段に指令を送り発生比率を変更させてもよ
い。
【0026】図4は、上記の発生率設定に関連したフロ
ーチャート図である。すなわち、遊技店は、特殊図柄
(ラッキーナンバー)をステップS1で設定し、ステッ
プS2で、特殊図柄(ラッキーナンバー)の発生率を設
定する。これらの設定入力に基づき、遊技機1内の図示
しない演算部は、所定の計算式から、特殊図柄(ラッキ
ーナンバー)により獲得球の交換が不要となる期間(獲
得球交換不要期間)を算出する(ステップS3)。例え
ば、特殊図柄(ラッキーナンバー)の設定数とそれらの
発生比率から、特殊図柄(ラッキーナンバー)の発生が
非常に低い確率の場合は、獲得球交換不要期間(例え
ば、特別遊技の回数)の値を多くし、逆に、特殊図柄
(ラッキーナンバー)の発生確率がかなり高い場合は、
獲得球交換不要期間の値を少なくする等である。
【0027】また、特殊図柄(ラッキーナンバー)の設
定数とそれらの発生比率に基づき、遊技機1内の図示し
ない演算部は、所定の計算式から、特殊図柄(ラッキー
ナンバー)により獲得球の交換が不要となる期間(獲得
球交換不要期間)の最高値(特殊図柄の効果が消滅する
以前に再度特殊図柄が発生した場合に期間数を累積して
いく場合に定める上限値)を算出する(ステップS
4)。例えば、特殊図柄(ラッキーナンバー)の設定数
とそれらの発生比率から、特殊図柄(ラッキーナンバ
ー)の発生が非常に低い確率の場合は、獲得球交換不要
最高期間(例えば、特別遊技の回数)の値を多くし、逆
に、特殊図柄(ラッキーナンバー)の発生確率がかなり
高い場合は、獲得球交換不要最高期間の値を少なくする
等である。そして、上記の設定値および算出値を遊技店
管理装置2へ送信する(ステップS5)。
【0028】次に、プリペイドカード等により貸し出さ
れた遊技球を遊技者が発射し、普通図柄始動ゲート8A
または8Bを遊技球が通過した場合、普通図柄表示装置
10が作動し、予め定められた表示態様に基づき普通電
動役物7が開いた状態となる。遊技球が普通電動役物7
に入賞し、これを検知すると、図3に示す遊技機1内の
図柄表示制御手段(例えば、CPU等の制御部)が図柄
表示装置(図2における特別図柄表示装置6)に変動表
示の開始を指令し、特別図柄表示装置が変動表示を開始
し、その後停止する。この時点からの制御手順を図5に
示す。
【0029】この場合、図3に示す遊技機1内の特別図
柄判別手段(例えば、CPU等の制御部)が、特別図柄
表示装置6の停止表示態様を判別する(図5におけるス
テップS11)。その結果、特別図柄(「1,1,1」
や「2,2,2」のような3桁ゾロ目の大当り図柄)で
ある場合には、特別図柄判別手段は特別遊技利益付与手
段(例えば、CPU等の制御部)に特別図柄であること
を報知する特別図柄判別信号を送る。この際、同時に、
特別図柄判別信号は、図3の遊技機1内の特別図柄判別
信号出力手段(図示せず)にも送られ、この特別図柄判
別信号出力手段を介して外部の遊技店管理装置2へも送
られる。
【0030】特別遊技利益付与手段は、特別図柄判別信
号を受け取ると、変動入賞装置9の大入賞口を開放する
等して、遊技者に特別遊技を開始させる(ステップS1
2)。
【0031】次に、図3における特別図柄選別判定手段
内の特殊図柄判別手段(例えば、CPU等の制御部)に
おいて、その特別図柄が特殊図柄(例えば「7,7,
7」等のいわゆるラッキーナンバー)であるか否かを判
別する(ステップS13)。特殊図柄ではなければ、ス
テップS14において、後述する「獲得球交換不要期
間」であるか否かを判定し、獲得球交換不要期間中でな
ければ、そのまま特別遊技を行う。
【0032】次に、再度図柄表示装置(図2における特
別図柄表示装置6)が変動表示を開始し、特別図柄で停
止した場合、図3における特殊図柄判別手段により「特
殊図柄(ラッキーナンバー)である」と判別された場合
(図5におけるステップS13)は、特殊図柄判別手段
から特殊図柄判別信号が送出される。この場合、次のス
テップS15において、「獲得球交換不要期間」である
か否かを判定し、獲得球交換不要期間中でなければ、ス
テップS16に移行する。
【0033】そして、この遊技機1は、図3においては
図示していないが、獲得球交換不要期間カウンタ(例え
ば、CPU等の制御部内のカウンタ)を有しており、ス
テップS16において、このカウント値が「2」に設定
される。すなわち、この獲得球交換不要期間とは、獲得
した賞球を景品に交換せずにその遊技機で遊技できる期
間(例えば、1回の特別遊技終了を1単位とした期間な
ど)をあらわしており、獲得球交換不要期間のカウント
値が「1」ということは、現在の特別遊技が終了しても
さらにもう1回の特別遊技の終了まで獲得球の景品交換
は不要であることを意味している。また、獲得球交換不
要期間のカウント値が「零」であれば、現在の特別遊技
が終了した場合には、獲得球をいったん景品に交換しな
いと再遊技はできないことを意味している。
【0034】そして、獲得球交換不要期間カウンタのカ
ウント値が「2」である旨を示す獲得球交換不要期間信
号が図示しない獲得球交換不要期間信号出力手段(例え
ば、CPU等の制御部)に送られる。獲得球交換不要期
間信号出力手段は、この獲得球交換不要期間信号を図示
しない獲得球交換不要期間報知手段(例えば、図1にお
ける動作表示ランプ59など)に出力し、遊技店の係
員、遊技者、周囲にわかるように報知する(図5におけ
るステップS17)。また、上記の特殊図柄判別信号
は、図示しない特殊図柄発生報知手段に送られ、ラッキ
ーナンバーが発生した旨を遊技店の係員、遊技者、周囲
にわかるように報知する(図5におけるステップS1
8)。さらに、この特殊図柄判別信号は、図示しない特
殊図柄判別信号出力手段に送られ、遊技店管理装置2へ
も送出される。
【0035】次に、上記の獲得球交換不要期間内(獲得
球交換不要期間カウンタ値が2の場合)に再度特別図柄
が発生し、特殊図柄ではない通常の特別図柄であった場
合は、図5のステップS14において、「Y」と判定さ
れ、ステップS22に移行する。この場合には、まず獲
得球交換不要期間カウンタの値を「1」だけデクリメン
ト(減算)してカウンタ値を「1」とし、カウンタ値が
零でない場合(ステップS23)には、獲得球交換不要
期間を報知したまま特別遊技を行う。この場合、現時点
の獲得球交換不要期間カウンタ値が「1」であるから、
もう1回特別遊技を終了するまでの期間中は、獲得球の
景品交換は不要である。
【0036】次に、同様にして、通常の特別図柄が発生
した場合は、図5のステップS22において獲得球交換
不要期間カウンタの値が「1」だけデクリメント(減
算)されると、カウンタ値は「零」となる。次いで、ス
テップS23でカウンタ値が「零」であることが判別さ
れ、上記のようにして確率交換不要期間カウンタの値が
零になった場合には、獲得球交換不要期間が終了したの
であるから、この旨の信号が獲得球交換不要信号出力手
段に送られ、獲得球交換不要期間信号出力手段は、獲得
球交換不要期間終了信号を獲得球交換不要期間報知手段
に送って獲得球交換不要期間が終了したことを遊技者や
周囲、遊技店員等に報知させる(図5におけるステップ
S24)。
【0037】逆に、上記の獲得球交換不要期間中(獲得
球交換不要期間カウンタ値が1以上の場合)に、再度特
殊図柄(ラッキーナンバー)が発生した場合は、図5の
ステップS15の結果が「Y」となる。この場合は、確
率変動カウンタのカウント値に「2」が加算される(ス
テップS19)。しかし、無制限に加算するのは遊技店
の経営上損失が大きいので、カウント値の上限(上記ス
テップS4で算出された獲得球交換不要最高期間)を
「5」とし、ステップS20で判別を行い、カウント値
が5以下の場合は、ステップS17へ移行するが、カウ
ント値が6以上の場合には、カウント値を強制的に
「5」に設定する(ステップS21)。
【0038】上記のステップS19以下の手順について
は、他の方法を採用してもよい。例えば、特殊図柄が発
生した場合は、確率変動中か否かを問わず、常に確率変
動カウンタ値を「2」に設定しなおすようにしてもよ
い。すなわち、ステップS15から直接ステップS21
(ただし強制設定値は「2」)を経てステップS17以
下のステップを行うことになる。
【0039】図6は、上記の特別遊技処理のフローチャ
ート図である。すなわち、特別遊技処理を行い(ステッ
プS31)、特別遊技の終了条件が成立していない場合
(ステップS32)は、特別遊技状態であることを報知
するが(ステップS33)、特別遊技の終了条件が成立
した場合(ステップS32)は、特別遊技の報知を終了
させ(ステップS34)、その後、獲得球交換不要期間
中か否かを判定する(ステップS35)。
【0040】獲得球交換不要期間中であれば、すなわ
ち、獲得球交換不要期間カウンタ値が「零」でなけれ
ば、遊技続行が可能である旨を報知する(ステップS3
6)。
【0041】一方、ステップS35において獲得球交換
不要期間中でなければ、すなわち、獲得球交換不要期間
カウンタ値が「零」であれば、この回の特別遊技でラッ
キーナンバーの効果は消滅するから、獲得した賞球を景
品に交換すべき旨を指示する報知を行い(ステップS3
7)、遊技機1の動作を不能状態にする不能処理を開始
する(ステップS38)。例えば、図示しない遊技球発
射装置の動作を禁止して遊技球の発射ができないように
制御する。
【0042】次に、上記の「不能処理」の内容につい
て、図7を参照しつつ説明を行う。まず、図3に示す遊
技不能手段が、この遊技機1の図示しない遊技球発射装
置の発射制御を停止させる(ステップS41)。次に、
特別図柄表示装置6を作動させる始動記憶があるか否か
を判定し(ステップS42)、始動記憶がなければステ
ップS43へ、始動記憶があればステップS44へ、そ
れぞれ移行する。始動記憶が残っていれば、特別図柄が
発生して特別遊技状態になることも考えられるためであ
る。そして、ステップS43では、遊技不能手段が、役
物等の制御を司る遊技制御装置の制御を停止させる。ま
た、ステップS44では、現時点でセーフ球、すなわち
いずれかの入賞口等に入賞した球があるか否かを判別す
る。その結果、セーフ球がなければ、遊技不能手段が、
賞球の排出制御を停止させ(ステップS45)、セーフ
球があれば特別遊技が開始されているか否かを判定する
(ステップS46)。この結果、特別遊技が開始されて
いなければ、遊技不能手段が、遊技機1の全機能を停止
させる(ステップS49)。一方、ステップS46で特
別遊技が開始されていれば、遊技不能手段が、再度発射
制御を開始させ(ステップS47)、賞球排出制御も開
始させる(ステップS48)。
【0043】次に、上記のようにして「不能処理」され
た遊技機1の動作を解除する「不能解除処理」の内容に
ついて、図8を参照しつつ説明を行う。まず、この「不
能解除処理」は遊技店の店員または遊技者によるマニュ
アル操作で解除してもよく、そのような場合を考慮し
て、ステップS51において、図3に示すように、遊技
機1に設けられる解除指令操作スイッチがONされたか
否かを判定する。図3にしめすように、解除指令操作ス
イッチにより解除操作がされると、その操作により解除
指令信号発生手段が「解除指令操作スイッチON」の解
除指令信号を発生する。この解除指令信号は、遊技不能
手段に送られ、遊技不能手段により、「解除指令操作ス
イッチON」であることが判定される。
【0044】次に、図8のステップS51の結果が
「N」の場合には、ステップS52において、獲得球交
換不要期間終了後、遊技機1に関する玉貸し操作が行わ
れたか否かを判定する。すなわち、この遊技機1に内蔵
される上述のカード式玉貸機(図3における遊技媒体貸
出手段)による玉貸しが行われた場合(図3における貸
出操作スイッチを操作した場合)には、この玉貸し操作
を受けて図3の解除指令信号発生手段が「玉貸し操作ス
イッチON」の旨の解除指令信号を発生する。この解除
指令信号は、遊技不能手段に送られ、遊技不能手段によ
り、「玉貸し操作スイッチON」であることが判定され
る。この場合には、玉貸しスイッチの操作によるので、
遊技店の店員の確認は不要となる。上記の「解除指令操
作スイッチON」の場合および「玉貸し操作スイッチO
N」の場合には、図3の解除指令信号発生手段が発生し
た解除指令信号は、解除指令信号出力手段に送られ、遊
技店管理装置2へ出力される。
【0045】次に、図8のステップS52の結果が
「N」の場合には、ステップS53において、獲得球交
換不要期間終了後、図3の遊技不能手段が解除指令信号
を受信したか否かを判定する。この場合には、上記の
「解除指令操作スイッチON」の場合および「玉貸し操
作スイッチON」の場合も含まれるが、そのほか、獲得
球交換不要期間終了後、遊技者が景品交換を行った場合
に、景品交換の事実を遊技店管理装置2が検知して、図
3に示すように、遊技店管理装置2から解除指令信号発
生手段へ解除指令信号を発生すべき旨の指令信号が送ら
れ、この指令信号を受けて図3の解除指令信号発生手段
が解除指令信号を発生する。この解除指令信号は、遊技
不能手段に送られ、遊技不能手段により、「解除指令信
号受信」であることが判定される。この場合にも、遊技
店管理装置2からの指令信号によるので、遊技店の店員
の確認は不要となる。
【0046】上記ステップS53の結果が「N」の場合
は、図3に示す遊技不能手段が遊技不能状態信号出力手
段に指令信号を送り、遊技不能状態報知手段(遊技機1
に設けられる図示しない表示器等)により遊技不能状態
である旨を遊技者等に報知する(図8におけるステップ
S54)。上記の遊技不能状態である旨を示す遊技不能
状態信号は遊技店管理装置2にも送られる(図3)。
【0047】一方、上記ステップS51の結果が
「Y」、またはステップS52の結果が「Y」、または
ステップS53の結果が「Y」の場合は、図3に示す遊
技不能手段が遊技不能状態信号出力手段に指令信号を送
り、遊技不能状態報知手段(遊技機1に設けられる図示
しない表示器等)により遊技不能状態が終了した旨(遊
技可能状態となった旨)を遊技者等に報知する(図8に
おけるステップS55)。上記の遊技不能状態が終了し
た旨を示す遊技不能状態信号は遊技店管理装置2にも送
られる(図3)。
【0048】次に、遊技不能手段が、遊技機1の役物等
の制御を司る遊技制御装置の遊技制御を開始させ(ステ
ップS56)、発射制御を開始させ(ステップS5
7)、賞球排出制御も開始させる(ステップS58)。
【0049】上記の遊技不能状態における遊技店管理装
置2の制御を図9に示す。まず、ステップS61に示す
ように、遊技不能状態になる以前の獲得球数を計数す
る。次に、その獲得球数が遊技中の貸玉数,賞球数およ
び発射数から計算して得られる計算球数の所定範囲内
(例えば、計算球数の上下10%の範囲内等)に収まっ
ているか否かを判定する(ステップS62)。その結
果、計算球数の所定範囲内に収まっていない場合、例え
ば、遊技者が獲得球を全数景品交換せず、獲得球の一部
を再遊技用に手元に残しておいたような場合が考えられ
る。そのような場合は、遊技店内のルールを破る行為で
あるから、ステップS63において、獲得球の交換を指
示し、上記の不能処理を継続する。ステップS62の結
果、計算球数の所定範囲内に収まっている場合には、解
除信号を送信して(ステップS64)、再遊技可能状態
とする。
【0050】上記実施例においては、図柄表示装置とし
て、特別図柄表示装置6を例として説明したが、図柄表
示装置としては、図2における普通図柄表示装置10を
用いてもよい。すなわち、普通図柄表示装置10と普通
電動役物7との関係についても、上記の特別図柄表示装
置6と変動入賞装置9との関係とまったく同様の関係が
成立する。
【0051】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0052】例えば、上記実施例では、ラッキーナンバ
ーが1種類(例えば「7,7,7」)の例について説明
したが、これは、複数種類設け、ラッキーナンバーの種
類に応じて獲得球交換不要期間に差を設けるようにして
もかまわない。
【0053】また、上記実施例では、特殊図柄(ラッキ
ーナンバー)の効果が消滅するのは、ラッキーナンバー
発生後、所定回数の特別遊技が消化された後である例に
ついて説明したが、これは、上記の他、特殊図柄(ラッ
キーナンバー)の効果を打ち消す特定図柄(アンラッキ
ーナンバー)を設け、特定図柄(アンラッキーナンバ
ー)で図柄表示装置が停止した場合は特殊図柄(ラッキ
ーナンバー)の効果が消滅する(獲得球の景品交換が指
示される)ように構成してもよい。
【0054】また、上記の実施例においては、「獲得球
交換不要期間」は、特別遊技の回数を単位としてカウン
トしたが、これに限定されるものではなく、図柄表示装
置の作動回数、特別図柄の発生回数を単位とした期間、
特定図柄の発生回数を単位とした期間、予め定められた
所定の図柄(いわゆるアンラッキーナンバー等)が発生
するまでの期間、所定時間が経過するまでの期間、所定
数の遊技球が発射されるまでの期間、所定数の遊技球が
入賞するまでの期間、あるいは遊技盤の所定位置におい
て遊技球を所定数検出するまでの期間等であってもかま
わない。
【0055】また、上記実施例では、普通電動役物7
は、特別図柄表示装置6を始動させる役割を果している
が、必ずしもこれには限定されず、特別図柄表示装置の
始動口ではない普通電動役物であってもかまわない。
【0056】そして、上記の遊技店で設定される特殊図
柄(ラッキーナンバー)は、特別図柄の発生確率を増大
させるために遊技機に設定されるラッキーナンバーと同
じ図柄に設定してもかまわない。
【0057】また、上記実施例の図6のステップS37
における「不能動化」は、遊技球発射装置の不能動化、
役物等の制御を司る遊技制御装置の不能動化、賞球排出
装置不能動化、には限定されない。他に、例えば、遊技
球を貯留し発射装置へ供給する球供給皿上の遊技球の自
動球抜き等が挙げられる。
【0058】そして、上記実施例では、遊技機の遊技媒
体としてパチンコ球を用いる遊技機を例に挙げて説明し
たが、他の遊技媒体、例えば、メダル等を用いるいわゆ
る「パチスロ機」等であってもかまわない。
【0059】また、上記実施例において、不能処理の期
間は一定時間(例えば、30分等)に限定し、その間に
遊技不能とされた遊技者が景品交換や玉貸しを行えば、
その遊技者に再遊技を許可するが、一定時間経過後は、
その遊技者以外の他の遊技者であれば、遊技を許可する
ように制御してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本発明に係る遊技機によれば、遊技機内の遊技不能手段
は、特別遊技利益の期間の終了を含む所定の遊技終了状
態後に、通常図柄判別信号に基づき遊技機の動作を遊技
不能状態にするので、遊技店員の確認行為がなくても、
遊技店内のルールを遵守させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である遊技機の全体構成を示
す斜視図である。
【図2】図1における遊技盤の構成を示す正面図であ
る。
【図3】図1における遊技機および遊技店管理装置のさ
らに詳細な構成を示す原理ブロック図である。
【図4】図3における遊技機の動作を説明するフローチ
ャート図(1)である。
【図5】図3における遊技機の動作を説明するフローチ
ャート図(2)である。
【図6】図3における遊技機の動作を説明するフローチ
ャート図(3)である。
【図7】図3における遊技機の動作を説明するフローチ
ャート図(4)である。
【図8】図3における遊技機の動作を説明するフローチ
ャート図(5)である。
【図9】図3における遊技店管理装置の動作を説明する
フローチャート図である。
【符号の説明】
1 遊技機 2 遊技店管理装置 3 遊技盤 4 ガイドレール 5 遊技部 6 特別図柄表示装置 7 普通電動役物 8A,8B 普通図柄始動ゲート 9 変動入賞装置 10 普通図柄表示装置 40 機枠 41 前面枠 42 ガラス枠 43 前面パネル 48 球供給皿 49 操作ハンドル 50 球受皿 51 カード挿入口 52 球貸スイッチ 53 返却スイッチ 55 残度数表示器 56 操作スイッチ有効表示器 59 動作表示ランプ 60 設定特殊図柄表示器 63 入賞口 73 特別図柄始動入賞記憶LED 74 普通図柄始動ゲート通過記憶LED

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を可変表示可能な図柄表
    示装置と、 当該図柄表示装置の停止表示態様が予め定めた特別図柄
    であるか否かを判別し特別図柄判別信号を発する特別図
    柄判別手段と、 当該特別図柄判別信号に基づき遊技者に特別遊技利益を
    付与する特別遊技利益付与手段と、を有する遊技機であ
    って、 前記図柄表示装置に所定の確率を以て前記特別図柄を表
    示させるように制御する図柄表示制御手段と、 前記特別図柄のうちに、遊技者にとって不利な通常図柄
    と、遊技者にとって有利な遊技態様を与える特殊図柄と
    を設け、当該図柄表示制御手段に対し当該通常図柄およ
    び特殊図柄を設定する特別図柄設定手段と、 前記図柄表示装置の停止表示態様が前記特別図柄のうち
    前記通常図柄であるか前記特殊図柄であるかを判別し、
    前記通常図柄の場合は通常図柄判別信号を、前記特殊図
    柄の場合は特殊図柄判別信号を、それぞれ出力する特別
    図柄選別判定手段と、 前記特別遊技利益の期間の終了を含む所定の遊技終了状
    態となった後に、前記通常図柄判別信号に基づき前記遊
    技機を遊技不能状態にする遊技不能手段と、 当該遊技不能手段による遊技不能状態の解除を指令する
    解除指令信号を発する解除指令信号発生手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特別図柄設定手段は、 前記特殊図柄の発生比率である特殊図柄発生比率を前記
    通常図柄の発生比率よりも低い値に設定するとともに、
    当該特殊図柄発生比率を変更可能な発生比率変更手段を
    備えたことを備えたことを特徴とする請求項1に記載し
    た遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機は、 遊技者により操作される貸出操作スイッチにより所定数
    の遊技媒体を貸出し可能な遊技媒体貸出手段を備え、 前記解除指令信号発生手段は、前記貸出操作スイッチで
    あることを特徴とする請求項1に記載した遊技機。
  4. 【請求項4】 前記特別図柄設定手段は、前記特別遊技
    利益の付与終了により獲得した遊技媒体をいったん景品
    に交換することなく当該獲得遊技媒体を用いて前記遊技
    機での遊技を続行できる権利を遊技者に与える特殊図柄
    と、前記特別遊技利益の付与終了により獲得した遊技媒
    体をいったん景品に交換した後にのみ前記遊技機での遊
    技を許可する通常図柄とを設定することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載した遊技機。
  5. 【請求項5】 前記解除指令信号発生手段は、前記遊技
    機に設けられた解除指令操作スイッチであることを特徴
    とする請求項1に記載した遊技機。
  6. 【請求項6】 前記解除指令信号発生手段は、遊技店内
    の遊技機を管理するための遊技店管理装置であることを
    特徴とする請求項1に記載した遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技不能状態を表す遊技不能状態信
    号および前記解除指令信号を遊技店内の遊技機を管理す
    る遊技店管理装置へ出力する信号出力手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項6に記載した遊技
    機。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023077318A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 サミー株式会社 遊技機
JP2023077324A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 サミー株式会社 遊技機
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JP2023077298A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 サミー株式会社 遊技機
JP2023077317A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 サミー株式会社 遊技機
JP2023077302A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 サミー株式会社 遊技機
JP2023077300A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 サミー株式会社 遊技機
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