JPH061503A - 移動する帯状材料の張りを調節するための方法および装置 - Google Patents
移動する帯状材料の張りを調節するための方法および装置Info
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- JPH061503A JPH061503A JP5024503A JP2450393A JPH061503A JP H061503 A JPH061503 A JP H061503A JP 5024503 A JP5024503 A JP 5024503A JP 2450393 A JP2450393 A JP 2450393A JP H061503 A JPH061503 A JP H061503A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/04—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
- B65H23/06—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by retarding devices, e.g. acting on web-roll spindle
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-
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Paper (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動する帯状材料の帯状材料張りを調節する
ための方法および装置を提供すること。 【構成】 引張り力が突然急速に減衰（急停止）した
際、減衰した引張り力を少なくとも部分的に補いかつ少
なくとも帯状材料張りをおおよそ維持する緊張力を帯状
材料に付与すること、またこの方法を実施するために帯
状材料案内部７に緊張力機構３２と緊張力を帯状材料４
に付与するための手段９が設けられていること、緊張力
機構が帯状材料に所定の作業引張り力が作用している限
り作動しないように構成されていること、および引張り
力が突然減衰した際に緊張力機構を作動させかつ減衰し
た引張り力を補充しかつ帯状材料張りを少なくとも部分
的に維持する緊張力を帯状材料に付与するための操作装
置４８が設けられていること。
ための方法および装置を提供すること。 【構成】 引張り力が突然急速に減衰（急停止）した
際、減衰した引張り力を少なくとも部分的に補いかつ少
なくとも帯状材料張りをおおよそ維持する緊張力を帯状
材料に付与すること、またこの方法を実施するために帯
状材料案内部７に緊張力機構３２と緊張力を帯状材料４
に付与するための手段９が設けられていること、緊張力
機構が帯状材料に所定の作業引張り力が作用している限
り作動しないように構成されていること、および引張り
力が突然減衰した際に緊張力機構を作動させかつ減衰し
た引張り力を補充しかつ帯状材料張りを少なくとも部分
的に維持する緊張力を帯状材料に付与するための操作装
置４８が設けられていること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状材料がこの帯状材
料に張りを与える引張り力の下で貯蔵ローラから巻戻さ
れ、処理部に供給される様式の、移動する帯状材料の張
りを調節するための方法に関する。
料に張りを与える引張り力の下で貯蔵ローラから巻戻さ
れ、処理部に供給される様式の、移動する帯状材料の張
りを調節するための方法に関する。
【０００２】更に本発明は、帯状材料を貯蔵ローラから
巻戻すための巻戻し装置、帯状材料を所定の送り路に沿
って送るための手段を備えた帯状材料案内部および帯状
材料を帯状材料張りの下で貯蔵ローラから引出すための
引張り力を負荷する引出し装置とを備えた、移動する帯
状材料の張りを調節するための装置に関する。
巻戻すための巻戻し装置、帯状材料を所定の送り路に沿
って送るための手段を備えた帯状材料案内部および帯状
材料を帯状材料張りの下で貯蔵ローラから引出すための
引張り力を負荷する引出し装置とを備えた、移動する帯
状材料の張りを調節するための装置に関する。
【０００３】
【従来の技術】冒頭に記載した様式の方法および装置
は、連続している帯状材料、特に紙から成る帯状材料、
或いはまた材料、例えば合成物質シート或いは金属シー
ト或いはこれらの組合わせから成る材料を処置するため
に、即ちこれらの材料を処理或いは加工するために使用
される。帯状材料は通常回転可能に支承されている貯蔵
ローラから巻戻され、帯状材料案内部を経て処置装置、
例えば処理装置或いは加工装置に引込まれる。この目的
のため、処置装置は引出しローラを備えており、この引
出しローラ帯状材料に対して引張り力を作用し、従って
この帯状材料は適当な帯状材料張りをもって貯蔵ローラ
から引出される。処置すべき材料が一般に敏感であり、
従って限られた負荷の下にあってしか処理できないので
−これは現代の環境に優しい紙 (Umweltpapier) に言え
るたとであるが−、一度選択しかつ調節した帯状材料張
りを可能な限り常に一定に維持することが望ましい。
は、連続している帯状材料、特に紙から成る帯状材料、
或いはまた材料、例えば合成物質シート或いは金属シー
ト或いはこれらの組合わせから成る材料を処置するため
に、即ちこれらの材料を処理或いは加工するために使用
される。帯状材料は通常回転可能に支承されている貯蔵
ローラから巻戻され、帯状材料案内部を経て処置装置、
例えば処理装置或いは加工装置に引込まれる。この目的
のため、処置装置は引出しローラを備えており、この引
出しローラ帯状材料に対して引張り力を作用し、従って
この帯状材料は適当な帯状材料張りをもって貯蔵ローラ
から引出される。処置すべき材料が一般に敏感であり、
従って限られた負荷の下にあってしか処理できないので
−これは現代の環境に優しい紙 (Umweltpapier) に言え
るたとであるが−、一度選択しかつ調節した帯状材料張
りを可能な限り常に一定に維持することが望ましい。
【０００４】このように引張り力を一定に維持する目的
で、通常帯状材料案内部は帯状材料張りを調節するため
の調節装置を備えている。この調節により、通常の作業
引張り力にあって生じる帯状材料張りの変動の範囲内に
おける作業が可能となるが、しかし−例えば機械が急速
に停止した際が典型的な事例であるが−引張り力が突然
減衰した際は作業不能となる。何故なら調節装置は帯状
材料張りの突然の急速な減衰に対して余りに緩慢に応動
するからである。このことは特に、帯状材料案内部が定
置転向ローラと垂直方向で揺動する転向ローラを備えた
たごみ保留部として形成されており、かつ帯状材料張り
を調節するために揺動転向ローラの垂直方向の位置の変
動が検出される際に言えることである。
で、通常帯状材料案内部は帯状材料張りを調節するため
の調節装置を備えている。この調節により、通常の作業
引張り力にあって生じる帯状材料張りの変動の範囲内に
おける作業が可能となるが、しかし−例えば機械が急速
に停止した際が典型的な事例であるが−引張り力が突然
減衰した際は作業不能となる。何故なら調節装置は帯状
材料張りの突然の急速な減衰に対して余りに緩慢に応動
するからである。このことは特に、帯状材料案内部が定
置転向ローラと垂直方向で揺動する転向ローラを備えた
たごみ保留部として形成されており、かつ帯状材料張り
を調節するために揺動転向ローラの垂直方向の位置の変
動が検出される際に言えることである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、冒頭に記載した様式の装置を更に改良することで
ある。特に、帯状材料の張りを引張り力が突然急速に減
衰した際でも少なくとも一つのほぼ維持されるようにす
ることである。
題は、冒頭に記載した様式の装置を更に改良することで
ある。特に、帯状材料の張りを引張り力が突然急速に減
衰した際でも少なくとも一つのほぼ維持されるようにす
ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、引張り力が突然急速に減衰（急停止）した際、減衰
した引張り力を少なくとも部分的に補いかつ少なくとも
引張り力をおおよそ維持する緊張力を帯状材料に付与す
ることによで解決される。
り、引張り力が突然急速に減衰（急停止）した際、減衰
した引張り力を少なくとも部分的に補いかつ少なくとも
引張り力をおおよそ維持する緊張力を帯状材料に付与す
ることによで解決される。
【０００７】本発明による他の構成により、緊張力を付
与するために帯状材料の送り路が延長される。また本発
明による他の優れた構成により、帯状材料は順次多数の
ロールを介して転向して案内され、緊張力を付与するた
めに相前後して設けられているローラの間隔が拡張され
る。その際帯状材料内に緊張力を付与している間同時に
貯蔵ローラが制動される。この構成により、巻戻される
帯状材料の速度が引張り力の減衰に応じて調節され、均
一に低減される。これにより本発明による付加的な緊張
力による帯状材料の張りの維持が容易となる。付加的な
緊張力の帯状材料への付与により本発明により帯状材料
の張りが、この帯状材料の張りの維持を所定の帯状材料
張り調節だけではもはや行い得ない程に極端に引張り力
が突然減衰した場合でも維持される。この場合、付加的
な緊張力が減衰する引張り力を補い、かつ帯状材料に摩
擦および欠陥を伴うことのない作業に必要な帯状材料張
りを与える。これは特に本発明による他の構成により、
帯状材料を所定の引張り力でたごみ保留部の転向ローラ
列を経て貯蔵ローラから処置装置へと引出すこと、およ
び帯状材料をたごみ保留部内で交互に定置転向ローラと
揺動転向ローラとを経て案内すること、揺動転向ローラ
を帯状材料の張りに依存して定置転向ローラに対して間
隔を変更すること、および処置装置が突然急速に停止し
た際に少なくとも一つの揺動転向ローラを定置転向ロー
ラから離間するように強制的に運動させることにより減
衰する引張り力を補充する緊張力を帯状材料に作用させ
ることによって達せられる。
与するために帯状材料の送り路が延長される。また本発
明による他の優れた構成により、帯状材料は順次多数の
ロールを介して転向して案内され、緊張力を付与するた
めに相前後して設けられているローラの間隔が拡張され
る。その際帯状材料内に緊張力を付与している間同時に
貯蔵ローラが制動される。この構成により、巻戻される
帯状材料の速度が引張り力の減衰に応じて調節され、均
一に低減される。これにより本発明による付加的な緊張
力による帯状材料の張りの維持が容易となる。付加的な
緊張力の帯状材料への付与により本発明により帯状材料
の張りが、この帯状材料の張りの維持を所定の帯状材料
張り調節だけではもはや行い得ない程に極端に引張り力
が突然減衰した場合でも維持される。この場合、付加的
な緊張力が減衰する引張り力を補い、かつ帯状材料に摩
擦および欠陥を伴うことのない作業に必要な帯状材料張
りを与える。これは特に本発明による他の構成により、
帯状材料を所定の引張り力でたごみ保留部の転向ローラ
列を経て貯蔵ローラから処置装置へと引出すこと、およ
び帯状材料をたごみ保留部内で交互に定置転向ローラと
揺動転向ローラとを経て案内すること、揺動転向ローラ
を帯状材料の張りに依存して定置転向ローラに対して間
隔を変更すること、および処置装置が突然急速に停止し
た際に少なくとも一つの揺動転向ローラを定置転向ロー
ラから離間するように強制的に運動させることにより減
衰する引張り力を補充する緊張力を帯状材料に作用させ
ることによって達せられる。
【０００８】揺動転向ローラの定置転向ローラからの離
間運動は、揺動転向ローラを処置装置が突然急停止した
際にこれらの揺動転向ローラを運動させる駆動手段を作
動させることにより帯状材料との連続的に接触状態に保
持されるように行われる。これにより、帯状材料が中断
されることなく緊張力で負荷され、この緊張力により帯
状材料の張りが少なくともほぼ欠陥のない作業に必要な
程度に維持される。
間運動は、揺動転向ローラを処置装置が突然急停止した
際にこれらの揺動転向ローラを運動させる駆動手段を作
動させることにより帯状材料との連続的に接触状態に保
持されるように行われる。これにより、帯状材料が中断
されることなく緊張力で負荷され、この緊張力により帯
状材料の張りが少なくともほぼ欠陥のない作業に必要な
程度に維持される。
【０００９】冒頭に記載した様式の装置にあって本発明
の根底をなす課題は本発明により、帯状材料案内部に緊
張力機構と緊張力を帯状材料に付与するための手段が設
けられていること、緊張力機構が帯状材料に所定の作業
引張り力が作用している限り作動しないように構成され
ていること、および引張り力が突然減衰した際に緊張力
機構を作動させかつ減衰した引張り力を補充しかつ帯状
材料張りを少なくとも部分的に維持する緊張力を帯状材
料に付与するための操作装置が設けられていることによ
って解決される。
の根底をなす課題は本発明により、帯状材料案内部に緊
張力機構と緊張力を帯状材料に付与するための手段が設
けられていること、緊張力機構が帯状材料に所定の作業
引張り力が作用している限り作動しないように構成され
ていること、および引張り力が突然減衰した際に緊張力
機構を作動させかつ減衰した引張り力を補充しかつ帯状
材料張りを少なくとも部分的に維持する緊張力を帯状材
料に付与するための操作装置が設けられていることによ
って解決される。
【００１０】本発明による装置の他の構成の特徴は請求
項８〜１８に記載した。この場合、請求項８と９には本
発明による装置の優れた構造上の特徴が記載されてい
る。請求項１０にはその都度の帯状材料の必要に即応し
た緊張力の調節のための手段が記載されている。請求項
１１と１６には引出し装置の特徴が記載されている。請
求項１２と１７は帯状材料案内部の構成に関しており、
その際請求項１２には帯状材料張りの変動に応動する帯
状材料案内部の構成が記載されており、請求項１７は帯
状材料案内部が装置の有効作業のための帯状材料張り調
節部を備えた帯状材料案内部を対象としている。請求項
１３と１４に優れた緊張力機構が記載されている。帯状
材料案内部の揺動転向ローラが緊張力機構の可動の部材
による帯行が行われないように、また帯状材料張りの調
節が阻害されないようにするため、請求項１５により、
装置の有効作業の間の所属する帯状材料案内部の転向ロ
ーラからからの緊張力機構の解離装置に設けられてい
る。請求項１８は制動機構を備えた巻戻し装置に関して
おり、この制動機構は装置の有効作業にあって帯状材料
張り調節のための調節装置の調節部材として働き、、引
張り力が突然減衰した際緊張力機構との協働により帯状
材料張りの確実な、かつ負荷を伴うことのない維持のた
めの手段として働く。
項８〜１８に記載した。この場合、請求項８と９には本
発明による装置の優れた構造上の特徴が記載されてい
る。請求項１０にはその都度の帯状材料の必要に即応し
た緊張力の調節のための手段が記載されている。請求項
１１と１６には引出し装置の特徴が記載されている。請
求項１２と１７は帯状材料案内部の構成に関しており、
その際請求項１２には帯状材料張りの変動に応動する帯
状材料案内部の構成が記載されており、請求項１７は帯
状材料案内部が装置の有効作業のための帯状材料張り調
節部を備えた帯状材料案内部を対象としている。請求項
１３と１４に優れた緊張力機構が記載されている。帯状
材料案内部の揺動転向ローラが緊張力機構の可動の部材
による帯行が行われないように、また帯状材料張りの調
節が阻害されないようにするため、請求項１５により、
装置の有効作業の間の所属する帯状材料案内部の転向ロ
ーラからからの緊張力機構の解離装置に設けられてい
る。請求項１８は制動機構を備えた巻戻し装置に関して
おり、この制動機構は装置の有効作業にあって帯状材料
張り調節のための調節装置の調節部材として働き、、引
張り力が突然減衰した際緊張力機構との協働により帯状
材料張りの確実な、かつ負荷を伴うことのない維持のた
めの手段として働く。
【００１１】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳しく説明する。
き本発明を詳しく説明する。
【００１２】
【実施例】図１には本発明による装置の一実施例が概略
側面図で示されている。参照符号１で軸受台２を備えた
巻戻し装置を示した。軸受台２には貯蔵ローラ３が回転
可能に支承されており、この貯蔵ローラから帯状材料４
が引出される。この帯状材料は紙、合成物質シート或い
は金属シート或いは類似の帯状の材料から成る。引出し
装置６は帯状材料４を帯状材料案内部７を経て引出す。
この引出し装置６として処理機械或いは加工機械の様式
の処置装置が設けられている。帯状材料案内部７は定置
転向ローラ８と揺動転向ローラ９とを備えたたごみ保留
部として形成されている。これらのローラを巡回して帯
状材料４はループ１１の形で案内される。揺動転向ロー
ラ９は案内部材１２に沿って垂直方向で矢印１３の方向
で移動可能なスライダ１４に回転可能に支承されてい
る。従ってこのスライダ１４は揺動転向ローラ９の運動
に従い、この揺動転向ローラ９を同じ水準に保持する。
側面図で示されている。参照符号１で軸受台２を備えた
巻戻し装置を示した。軸受台２には貯蔵ローラ３が回転
可能に支承されており、この貯蔵ローラから帯状材料４
が引出される。この帯状材料は紙、合成物質シート或い
は金属シート或いは類似の帯状の材料から成る。引出し
装置６は帯状材料４を帯状材料案内部７を経て引出す。
この引出し装置６として処理機械或いは加工機械の様式
の処置装置が設けられている。帯状材料案内部７は定置
転向ローラ８と揺動転向ローラ９とを備えたたごみ保留
部として形成されている。これらのローラを巡回して帯
状材料４はループ１１の形で案内される。揺動転向ロー
ラ９は案内部材１２に沿って垂直方向で矢印１３の方向
で移動可能なスライダ１４に回転可能に支承されてい
る。従ってこのスライダ１４は揺動転向ローラ９の運動
に従い、この揺動転向ローラ９を同じ水準に保持する。
【００１３】スライダ１４は二つの転向ローラ１７と１
８を巡って案内されているベルト或いはチェーン１６で
結合されている。下方の転向ローラ１８の軸上には歯車
１９が設けられており、この歯車はカム板２１を担持し
ている第二の歯車２２と噛合っている。軸受２３に沿っ
て傾倒可能に支承されているレバー２４は一方の端部に
カム板２１と協働する制御ローラ２６を担持しており、
その他方の端部でもって作動シリンダ２８のピストン２
７に作用する。この作動シリンダは圧力導管２９を介し
て巻戻し装置１のデイスクブレーキ３１と結合されてい
る。
８を巡って案内されているベルト或いはチェーン１６で
結合されている。下方の転向ローラ１８の軸上には歯車
１９が設けられており、この歯車はカム板２１を担持し
ている第二の歯車２２と噛合っている。軸受２３に沿っ
て傾倒可能に支承されているレバー２４は一方の端部に
カム板２１と協働する制御ローラ２６を担持しており、
その他方の端部でもって作動シリンダ２８のピストン２
７に作用する。この作動シリンダは圧力導管２９を介し
て巻戻し装置１のデイスクブレーキ３１と結合されてい
る。
【００１４】スライダ１４は矢印１３の方向での運動で
帯状材料張りの変動に応動し、このようにしてベルト１
６，カム板２１，二腕レバー２４，作動スリット２８お
よび制動機構３１を介して帯状材料張りの調節を可能に
する。この帯状材料張りの調節に関しては後に詳しく説
明する。
帯状材料張りの変動に応動し、このようにしてベルト１
６，カム板２１，二腕レバー２４，作動スリット２８お
よび制動機構３１を介して帯状材料張りの調節を可能に
する。この帯状材料張りの調節に関しては後に詳しく説
明する。
【００１５】本発明により、帯状材料案内部７には緊張
力機構３２が設けられており、この緊張力機構は図１に
示した実施例にあってはピストンロッドを備えていない
ベルトシリンダ(Bandzylinder)３３として形成されてい
る。このようなベルトシリンダは市販されており、例え
ばドイツ連邦共和国 ７０００ シュツットガルト３０
在ローベルト ボッシュ社により市販されている。この
ベルトシリンダ３３は、このベルトシリンダ３３のベル
ト３６により駆動される案内ブッシュ３７をベルトもし
くはチェーン１６と結合している連結要素３４を駆動す
る。ベルトシリンダ３３のベルト３６は両端でピストン
３８に固定されており、転向ローラ３９を介して回動す
る。
力機構３２が設けられており、この緊張力機構は図１に
示した実施例にあってはピストンロッドを備えていない
ベルトシリンダ(Bandzylinder)３３として形成されてい
る。このようなベルトシリンダは市販されており、例え
ばドイツ連邦共和国 ７０００ シュツットガルト３０
在ローベルト ボッシュ社により市販されている。この
ベルトシリンダ３３は、このベルトシリンダ３３のベル
ト３６により駆動される案内ブッシュ３７をベルトもし
くはチェーン１６と結合している連結要素３４を駆動す
る。ベルトシリンダ３３のベルト３６は両端でピストン
３８に固定されており、転向ローラ３９を介して回動す
る。
【００１６】ピストン３８の一方の側において、ベルト
シリンダ３３は切換え弁４１と調節可能な調圧装置４２
とを介して圧力源４３に接続されている。切換え弁４１
を切換えるため作動機構４４が設けられており、この作
動機構は機械制御部４６から作動される。この機械制御
部には緊急停止スイッチ４７が接続されている。この緊
急停止スイッチ４７、機械制御部４６、作動機構４４並
びに圧力供給部４１，４２，４３は緊張力機構３２を作
動させるための操作装置４８である。
シリンダ３３は切換え弁４１と調節可能な調圧装置４２
とを介して圧力源４３に接続されている。切換え弁４１
を切換えるため作動機構４４が設けられており、この作
動機構は機械制御部４６から作動される。この機械制御
部には緊急停止スイッチ４７が接続されている。この緊
急停止スイッチ４７、機械制御部４６、作動機構４４並
びに圧力供給部４１，４２，４３は緊張力機構３２を作
動させるための操作装置４８である。
【００１７】作業の際、引出し装置６は作業引張り力を
帯状材料４に及ぼし、この帯状材料はこれにより貯蔵ロ
ーラ３から引出され、所定の帯状材料張りの下に帯状材
料案内部７を経て引出し装置６方向へと移動する。帯状
材料張りが一定である際は揺動転向ローラ９はその帯状
材料案内部７の定置転向ローラ８に対する相対位置を変
えることなく維持する。これに対して帯状材料４の帯状
材料張りが変わった場合、揺動転向ローラ９は相応して
矢印１３の方向で上方へと或いは下方へと移動する。帯
状材料張りが大きくなると、揺動転向ローラ９はスライ
ダ１４と共に上方へと運動し、これによりこのスライダ
１４と結合されているベルト１６が運動させられ、従っ
て下方の転向ローラ１８は時計の針と反対方向に回転す
る。この運動は歯車１９と２２とを介して制御カム板２
１を時計の針方向に回転させ、これにより相応して作動
シリンダ２８が二腕レバー２４を介して除荷され、圧力
導管２９を介して接続されている貯蔵ローラ３の制動機
構３１が弛緩される。これにより帯状材料張りが減衰さ
れ、従ってスライダ１４は揺動転向ローラ９と共に矢印
１３の方向で下方へと運動する。この運動は再びベルト
１６、転向ローラ１８、歯車１９，２２，カム板２１お
よび二腕レバー２４を介して作動シリンダ２８に伝達さ
れ、この作動シリンダ２８は相応して再び貯蔵ローラ３
に制動をかける。このようにして帯状材料張りの調節は
装置の有効作業の間行われる。
帯状材料４に及ぼし、この帯状材料はこれにより貯蔵ロ
ーラ３から引出され、所定の帯状材料張りの下に帯状材
料案内部７を経て引出し装置６方向へと移動する。帯状
材料張りが一定である際は揺動転向ローラ９はその帯状
材料案内部７の定置転向ローラ８に対する相対位置を変
えることなく維持する。これに対して帯状材料４の帯状
材料張りが変わった場合、揺動転向ローラ９は相応して
矢印１３の方向で上方へと或いは下方へと移動する。帯
状材料張りが大きくなると、揺動転向ローラ９はスライ
ダ１４と共に上方へと運動し、これによりこのスライダ
１４と結合されているベルト１６が運動させられ、従っ
て下方の転向ローラ１８は時計の針と反対方向に回転す
る。この運動は歯車１９と２２とを介して制御カム板２
１を時計の針方向に回転させ、これにより相応して作動
シリンダ２８が二腕レバー２４を介して除荷され、圧力
導管２９を介して接続されている貯蔵ローラ３の制動機
構３１が弛緩される。これにより帯状材料張りが減衰さ
れ、従ってスライダ１４は揺動転向ローラ９と共に矢印
１３の方向で下方へと運動する。この運動は再びベルト
１６、転向ローラ１８、歯車１９，２２，カム板２１お
よび二腕レバー２４を介して作動シリンダ２８に伝達さ
れ、この作動シリンダ２８は相応して再び貯蔵ローラ３
に制動をかける。このようにして帯状材料張りの調節は
装置の有効作業の間行われる。
【００１８】ここでこのような装置にあって引出し装置
６により帯状材料４により及ぼされる引張り力が突然減
衰するか或いは遮断されると、帯状材料４の帯状材料張
りは先ず完全に崩壊する。何故なら貯蔵ローラ３の慣性
質量が、この貯蔵ローラの急速な停止を回避させ、スラ
イダ１４は貯蔵ローラ３が更に回り続けていることによ
る帯状材料案内部７内のたごみ保留部１１の延長に、揺
動転向ローラ９と共に極めて緩慢な速度で下方へと下降
することにより追従することが可能となり、これにより
所望の帯状材料張りがこの工程の間連続的に維持され
る。即ち、揺動転向ローラが下方へと運動して際これが
再びたごみ内に降下して、このたごみに高い負荷を与え
るまで、帯状材料４はその間においてたごみ保留部１１
内において無負荷状態で懸垂される。しかしこのことは
特に敏感な帯状材料、例えば引裂き強度がほんの僅かに
過ぎない環境に優しい紙にあっては不都合な損傷を招
く。
６により帯状材料４により及ぼされる引張り力が突然減
衰するか或いは遮断されると、帯状材料４の帯状材料張
りは先ず完全に崩壊する。何故なら貯蔵ローラ３の慣性
質量が、この貯蔵ローラの急速な停止を回避させ、スラ
イダ１４は貯蔵ローラ３が更に回り続けていることによ
る帯状材料案内部７内のたごみ保留部１１の延長に、揺
動転向ローラ９と共に極めて緩慢な速度で下方へと下降
することにより追従することが可能となり、これにより
所望の帯状材料張りがこの工程の間連続的に維持され
る。即ち、揺動転向ローラが下方へと運動して際これが
再びたごみ内に降下して、このたごみに高い負荷を与え
るまで、帯状材料４はその間においてたごみ保留部１１
内において無負荷状態で懸垂される。しかしこのことは
特に敏感な帯状材料、例えば引裂き強度がほんの僅かに
過ぎない環境に優しい紙にあっては不都合な損傷を招
く。
【００１９】従って本発明により、引張り力が突然減衰
した際に帯状材料４の帯状材料張りを維持する緊張力機
構３２が設けられている。引出し装置６とこれにより帯
状材料４に作用する引張り力が例えば緊急停止−スイッ
チ４７により遮断されると、同時に制御機構４６を介し
て作動機構４４が制御され、この制御機構は切換え弁４
１を開き位置に切換える。これにより調圧部材４２を介
して圧力源４３から空気圧がベルトシリンダ３３の上方
の室４９に与えられ、ベルトシリンダ３３はピストン３
８を下方へと運動させる。ベルトシリンダの下方の室５
１は大気と接続されており、従って無圧状態にある。ピ
ストン３８はこれが下方へと運動した際ベルト３６を介
して帯状材料案内部７とこれと共に連結部材３４とを上
方へと移動させる。連結部材がベルトもしくはチェーン
１６と固く結合されているので、このベルトもしくはチ
ェーンは時計の針方向に駆動され、揺動転向ローラ９と
共にスライダ１４を強制的に下方へと運動させる。空気
圧供給部の調圧部材４２によりピストン３８の下降速度
が調節され、揺動転向ローラ９は引出し装置６が緊急に
停止した場合その下降運動の間常にたごみ保留部１１内
において帯状材料と接触状態にあり、これにより緊張力
が帯状材料４に作用され、この緊張力は減衰する引張り
力を少なくとも部分的に補い、帯状材料を少なくとも有
効作業の間引張り力により得られる帯状材料張りにほぼ
相当する帯状材料張りの下に保持する。
した際に帯状材料４の帯状材料張りを維持する緊張力機
構３２が設けられている。引出し装置６とこれにより帯
状材料４に作用する引張り力が例えば緊急停止−スイッ
チ４７により遮断されると、同時に制御機構４６を介し
て作動機構４４が制御され、この制御機構は切換え弁４
１を開き位置に切換える。これにより調圧部材４２を介
して圧力源４３から空気圧がベルトシリンダ３３の上方
の室４９に与えられ、ベルトシリンダ３３はピストン３
８を下方へと運動させる。ベルトシリンダの下方の室５
１は大気と接続されており、従って無圧状態にある。ピ
ストン３８はこれが下方へと運動した際ベルト３６を介
して帯状材料案内部７とこれと共に連結部材３４とを上
方へと移動させる。連結部材がベルトもしくはチェーン
１６と固く結合されているので、このベルトもしくはチ
ェーンは時計の針方向に駆動され、揺動転向ローラ９と
共にスライダ１４を強制的に下方へと運動させる。空気
圧供給部の調圧部材４２によりピストン３８の下降速度
が調節され、揺動転向ローラ９は引出し装置６が緊急に
停止した場合その下降運動の間常にたごみ保留部１１内
において帯状材料と接触状態にあり、これにより緊張力
が帯状材料４に作用され、この緊張力は減衰する引張り
力を少なくとも部分的に補い、帯状材料を少なくとも有
効作業の間引張り力により得られる帯状材料張りにほぼ
相当する帯状材料張りの下に保持する。
【００２０】スライダ１４の下降運動と同時にカム板２
１は時計の針と反対方向で回転し１二腕レバー２４とピ
ストン２７とを介して貯蔵ローラ３の制動機構３１を締
めつける。このようにして貯蔵ローラが常時制動される
ことにより、またスライダ１４が下降運動することによ
り可能となる帯状材料４の送り道程の延長とにより、例
えば引出し装置６が急停止した際、引張り力が突然減衰
しても、装置の正規な作動に必要な帯状材料張りが維持
される。
１は時計の針と反対方向で回転し１二腕レバー２４とピ
ストン２７とを介して貯蔵ローラ３の制動機構３１を締
めつける。このようにして貯蔵ローラが常時制動される
ことにより、またスライダ１４が下降運動することによ
り可能となる帯状材料４の送り道程の延長とにより、例
えば引出し装置６が急停止した際、引張り力が突然減衰
しても、装置の正規な作動に必要な帯状材料張りが維持
される。
【００２１】引出し装置６が再び始動した際、この引出
し装置は新たに作業引張り力を帯状材料４に及ぼし、こ
の作業引張り力は貯蔵ローラ３が未だ制動されている場
合先ず帯状材料張りを増大させ、これによりスライダ１
４が揺動転向ローラ９と共に上方へと運動させられる。
引出し装置６の始動と同時に制御機構４６と操作機構４
４とを介して切換え弁４１がと切換えられ、従ってベル
トシリンダ３３の上の室４９が排気される。スライダ１
４が、ここでシリンダ内で無圧状態で自由に運動可能な
状態にあるベルトシリンダのピストン３８をベルト１
６，連結ロッド３４およびベルト３６とを介して帯行す
る。スライダ１４の下降運動と同時に上記した様式で制
動機構３１が解除され、これにより帯状材料張りは再び
減衰し、最適な値に調節される。
し装置は新たに作業引張り力を帯状材料４に及ぼし、こ
の作業引張り力は貯蔵ローラ３が未だ制動されている場
合先ず帯状材料張りを増大させ、これによりスライダ１
４が揺動転向ローラ９と共に上方へと運動させられる。
引出し装置６の始動と同時に制御機構４６と操作機構４
４とを介して切換え弁４１がと切換えられ、従ってベル
トシリンダ３３の上の室４９が排気される。スライダ１
４が、ここでシリンダ内で無圧状態で自由に運動可能な
状態にあるベルトシリンダのピストン３８をベルト１
６，連結ロッド３４およびベルト３６とを介して帯行す
る。スライダ１４の下降運動と同時に上記した様式で制
動機構３１が解除され、これにより帯状材料張りは再び
減衰し、最適な値に調節される。
【００２２】図２には緊張力機構３２の他の実施例を図
１に示したと図と同じ断面で示した。同じ部材は図１に
おけると同じ参照符号で示し、ここではあらためて説明
はしなかった。この実施例にあっては、緊張力機構３２
として圧縮空気モータ５２が設けられている。この圧縮
空気モータは、引出し装置６が急速に停止した際、ベル
ト駆動機構５３とベルトプーリ５４とを介してベルトも
しくチェーン１６の下方の転向ローラ１８を駆動する。
ベルトプーリ５４と下方の転向ローラ１８との間には図
示していないがクラッチ機構が設けられており、このク
ラッチ機構は圧縮空気モータ５２とスライダ１４の上昇
・下降運動により誘起される下方の転向ローラ１８の運
動間の動力結合の解離・係合を行う。例えば引出し装置
６が緊急停止することにより突然引張り力が急速に減衰
した際、このクラッチ機構は係合され、圧縮空気モータ
５２への結合が形成される。圧縮空気モータが図１に示
したと同様に構成されている作動装置４８により作動さ
れ、作業が行われる。
１に示したと図と同じ断面で示した。同じ部材は図１に
おけると同じ参照符号で示し、ここではあらためて説明
はしなかった。この実施例にあっては、緊張力機構３２
として圧縮空気モータ５２が設けられている。この圧縮
空気モータは、引出し装置６が急速に停止した際、ベル
ト駆動機構５３とベルトプーリ５４とを介してベルトも
しくチェーン１６の下方の転向ローラ１８を駆動する。
ベルトプーリ５４と下方の転向ローラ１８との間には図
示していないがクラッチ機構が設けられており、このク
ラッチ機構は圧縮空気モータ５２とスライダ１４の上昇
・下降運動により誘起される下方の転向ローラ１８の運
動間の動力結合の解離・係合を行う。例えば引出し装置
６が緊急停止することにより突然引張り力が急速に減衰
した際、このクラッチ機構は係合され、圧縮空気モータ
５２への結合が形成される。圧縮空気モータが図１に示
したと同様に構成されている作動装置４８により作動さ
れ、作業が行われる。
【００２３】下方の転向ローラ１８と圧縮空気モータ５
２間の動力の流れ内に設けられているクラッチ機構によ
り、スライダ１４と圧縮空気モータ５２間の正常な作動
状態における動力の流れ中断される。これにより、帯状
材料張りに変動が生じることによりスライダ１４が昇降
・下降運動した際このスライダ１４が圧縮空気モータを
帯行するのが回避される。これは帯状材料張り極めて微
細な調節を可能にする。クラッチ機構が引出し装置６と
引張り力とが遮断されると同時に係合されるので突然引
張り力が減衰しても緊張力が直ちに確実に圧縮空気モー
タ５２から下方の転向ローラ１８を介してスライダ１４
と揺動転向ローラ９へと伝達される。
２間の動力の流れ内に設けられているクラッチ機構によ
り、スライダ１４と圧縮空気モータ５２間の正常な作動
状態における動力の流れ中断される。これにより、帯状
材料張りに変動が生じることによりスライダ１４が昇降
・下降運動した際このスライダ１４が圧縮空気モータを
帯行するのが回避される。これは帯状材料張り極めて微
細な調節を可能にする。クラッチ機構が引出し装置６と
引張り力とが遮断されると同時に係合されるので突然引
張り力が減衰しても緊張力が直ちに確実に圧縮空気モー
タ５２から下方の転向ローラ１８を介してスライダ１４
と揺動転向ローラ９へと伝達される。
【００２４】帯状材料張りが過度に上昇した際にスライ
ダ１４の上昇運動を制限するために、圧縮ばね５６が設
けられており、この圧縮ばねはスライダ１４が更に上昇
運動した際、同時に下方へと運動する連結アーム３４を
緩衝し、これによりスライダ１４の上昇運動を漸増に阻
止し、最後に制限する。
ダ１４の上昇運動を制限するために、圧縮ばね５６が設
けられており、この圧縮ばねはスライダ１４が更に上昇
運動した際、同時に下方へと運動する連結アーム３４を
緩衝し、これによりスライダ１４の上昇運動を漸増に阻
止し、最後に制限する。
【００２５】
【発明の効果】本発明により、例えば機械が急速に停止
した際に生じる突然の急速な引張り力の減衰の際でも帯
状材料張りが維持されると言う利点が得られる。これに
より帯状材料に対する負荷が均一となり、帯状材料を損
傷することのない限界に留められる。特に敏感な帯状材
料にあって損傷を招く突然の帯状材料張りの変動が回避
される。
した際に生じる突然の急速な引張り力の減衰の際でも帯
状材料張りが維持されると言う利点が得られる。これに
より帯状材料に対する負荷が均一となり、帯状材料を損
傷することのない限界に留められる。特に敏感な帯状材
料にあって損傷を招く突然の帯状材料張りの変動が回避
される。
【図１】本発明による装置の概略側面図である。
【図２】図１に示した緊張力機構の他の実施例を示す図
である。
である。
１ 巻戻し装置 ２ 軸受台 ３ 貯蔵ローラ ４ 帯状材料 ６ 引出し装置 ７ 帯状材料案内部 ８ 定置転向ローラ ９ 揺動転向ローラ １１ たごみ保留部 １２ 案内部 １４ スライダ １６ ベルト／チェーン １７，１８，３９ 転向ローラ １９，２２ 歯車 ２３ 軸受 ２４ 二腕レバー ２６ 制御ローラ ２７，３８ ピストン ２８ 作動シリンダ ２９ 圧力導管 ３１ デイスクブレーキ ３２ 緊張力機構 ３３ ベックシリンダ ３４ 連結部材 ３６ ベルト ４１ 切換え弁 ４２ 調圧部材 ４３ 圧力源 ４４ 操作機構 ４６ 機械制御部 ４７ 緊急停止スイッチ ４８ 操作装置 ４９，５１ 室 ５２ 圧縮空気モータ ５３ ベルト駆動機構 ５４ ベルトプーリ ５６ 圧縮ばね
Claims (18)
- 【請求項０１】 帯状材料がこの帯状材料に張りを与え
る引張り力の下で貯蔵ローラから巻戻され、処理部に供
給される様式の、移動する帯状材料の張りを調節するた
めの方法において、引張り力が突然急速に減衰（急停
止）した際、減衰した引張り力を少なくとも部分的に補
いかつ少なくとも帯状材料張りをおおよそ維持する緊張
力を帯状材料に付与することを特徴とする、移動する帯
状材料の張りを調節するための方法。 - 【請求項０２】 緊張力を付与するために帯状材料の送
り路を延長することを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項０３】 帯状材料を順次多数のローラを介して
転向して案内すること、および緊張力を付与するために
相前後して設けられているローラの間隔を拡張すること
を特徴とする請求項１或いは２に記載の方法。 - 【請求項０４】 帯状材料に緊張力を付与している間同
時に貯蔵ローラを制動することをことを特徴とすること
を特徴とする請求項１から３のいずれか一つに記載の方
法。 - 【請求項０５】 帯状材料を所定の引張り力でたごみ保
留部の転向ローラ列を経て貯蔵ローラから処理装置へと
引出すこと、および帯状材料をたごみ保留部内で交互に
定置転向ローラと揺動転向ローラとを経て案内するこ
と、揺動転向ローラを帯状材料張りに依存して定置転向
ローラに対する間隔を変更すること、および処理装置が
突然急停止した際に少なくとも一つの揺動転向ローラを
定置転向ローラから離間するように強制的に運動させる
ことにより減衰する引張り力を補充する緊張力を帯状材
料に作用させることを特徴とする請求項１から４のいず
れか一つに記載の方法。 - 【請求項０６】 揺動転向ローラを処理装置が突然急停
止した際にこれらの揺動転向ローラを運動させる緊張力
機構を作動させることにより帯状材料と連続的に接触状
態に保持することを特徴とする請求項５に記載の方法。 - 【請求項０７】 帯状材料を貯蔵ローラから巻戻すため
の巻戻し装置、帯状材料を所定の送り路に沿って送るた
めの手段を備えた帯状材料案内部および帯状材料を帯状
材料張りの下で貯蔵ローラから引出すための引張り力を
負荷する引出し装置とを備えた、移動する帯状材料の張
りを調節するための装置において、帯状材料案内部
（７）に緊張力機構（３２）と緊張力を帯状材料（４）
に付与するための手段（９）が設けられていること、緊
張力機構が帯状材料に所定の作業引張り力が作用してい
る限り作動しないように構成されていること、および引
張り力が突然減衰した際に緊張力機構を作動させかつ減
衰した引張り力を補充しかつ帯状材料張りを少なくとも
部分的に維持する緊張力を帯状材料に付与するための操
作装置（４８）が設けられていることを特徴とする、移
動する帯状材料の張りを調節するための装置。 - 【請求項０８】 帯状材料案内部（７）が定置転向ロー
ラ（８）とこの定置転向ローラに対して相対的に運動可
能な少なくとも一つの転向ローラ（９）とを備えている
こと、運動可能な転向ローラ（９）が緊張力を付与する
ための手段として設けられており、作業引張り力が作用
している間作動することのない緊張力機構（３２）と作
用結合していること、および引張り力が突然減衰した際
に操作装置（４８）を介して作動される緊張力機構（３
２）が減衰した引張り力を少なくともほぼ補充する緊張
力を帯状材料（４）に付与するために運動可能な転向ロ
ーラ（９）を定置転向ローラ（８）から離間するように
構成されていることを特徴とする請求項７に記載の装
置。 - 【請求項０９】 帯状材料案内部（７）が定置転向ロー
ラ（８）と垂直方向で揺動する転向ローラ（９）とを備
えたたごみ保留部として形成されていること、少なくと
も一つの上記揺動転向ローラ（９）が緊張力を帯状材料
に付与するための手段として設けられていてかつ作業引
張り力が作用している間作動しない緊張力機構（３２）
と作用結合していること、および引張り力が突然減衰し
た際に作動する緊張力機構（３２）が揺動転向ローラ
（９）を定置転向ローラ（８）から離間させるように構
成されていることを特徴とする請求項７或いは８に記載
の装置。 - 【請求項１０】 緊張力機構（３２）を作動させるため
の操作装置（４８）が帯状材料（４）に付与される緊張
力を調節および制御するための装置（４２）を備えてい
ることを特徴とする請求項７から９までのいずれか一つ
に記載の装置。 - 【請求項１１】 引出し装置（６）として移動する帯状
材料（４）を処理および／または加工するための装置が
設けられていることを特徴とする請求項７から１０まで
のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項１２】 帯状材料案内部（７）の揺動転向ロー
ラ（９）が、緊張力機構（３２）が作動していない限
り、その定置転向ローラ（８）に対する相対位置を帯状
材料張りに依存して自由に変更するように構成されてい
ることを特徴とする請求項８或いは９に記載の装置。 - 【請求項１３】 緊張力機構（３２）として圧力負荷可
能なピストンシリンダユニット（３３）が設けられてお
り、このピストンシリンダユニットのピストン（３８）
が帯状材料案内部（７）の揺動転向ローラ（９）と作用
結合しており、かつこのピストンシリンダユニットが作
動していない限り揺動転向ローラの運動に追従するよう
に構成されていることを特徴とする請求項７から１２ま
でのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項１４】 緊張力機構（３２）として圧縮空気モ
ータ（５２）が設けられていることを特徴とする請求項
７から１２までのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項１５】 緊張力機構（３２）と揺動転向ローラ
（９）間の作用結合部（１６，１８，５３）内にクラッ
チ機構が設けられていること、およびこのクラッチ機構
が転向ローラから緊張力機構への力の流れを作業引張り
力が作用している間中断するように構成されている請求
項１３或いは１４に記載の装置。 - 【請求項１６】 引出し装置（６）が急速停止−スイッ
チ（緊急停止スイッチ）（４７）を備えていること、こ
の急速停止−スイッチが緊張力機構（３２）の操作装置
（４８）と結合されていること、および急停止−スイッ
チの作動が緊張力機構の操作装置を介して作動されるよ
うに構成されていることをことを特徴とする請求項７か
ら１５までのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項１７】 帯状材料案内部（７）に作業引張り力
が作用している間帯状材料張りを調整するための調整装
置が所属していることを特徴とする請求項７から１６ま
でのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項１８】 巻戻し装置（１）が貯蔵ローラ（３）
を制動するための制動手段（３１）を備えていること、
この制動手段が調節装置と結合されていること、この調
節装置が制動手段を作業引張り力が作用している間帯状
材料張りが一定になるように制御するように構成されて
いること、および上記制御手段が突然引張り力が減衰し
た際直ちに緊張力機構（３２）の作動により作動される
ように構成されていることを特徴とする請求項７から１
７までのいずれか一つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4204550:9 | 1992-02-15 | ||
| DE4204550A DE4204550A1 (de) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | Steuerung der bahnspannung einer bewegten materialbahn |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061503A true JPH061503A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=6451791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5024503A Withdrawn JPH061503A (ja) | 1992-02-15 | 1993-02-12 | 移動する帯状材料の張りを調節するための方法および装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061503A (ja) |
| DE (1) | DE4204550A1 (ja) |
| GB (1) | GB2264106A (ja) |
| IT (1) | IT1263987B (ja) |
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| US7444900B2 (en) | 2002-03-20 | 2008-11-04 | Nsk Ltd. | Electrically-driven steering column apparatus |
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| CN107399631A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-28 | 江苏万乐自动化装备有限公司 | 一种筒状膜料卷不停机对接储放料装置 |
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-
1992
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1993
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| ITMI930145A0 (it) | 1993-01-29 |
| GB9303021D0 (en) | 1993-03-31 |
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