JPH0614959Y2 - プレス自動化装置の非常停止制御装置 - Google Patents
プレス自動化装置の非常停止制御装置Info
- Publication number
- JPH0614959Y2 JPH0614959Y2 JP5647290U JP5647290U JPH0614959Y2 JP H0614959 Y2 JPH0614959 Y2 JP H0614959Y2 JP 5647290 U JP5647290 U JP 5647290U JP 5647290 U JP5647290 U JP 5647290U JP H0614959 Y2 JPH0614959 Y2 JP H0614959Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency stop
- material supply
- supply device
- contact
- press machine
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プレス加工機と材料供給装置とを組み合わせ
たプレス自動化装置に備えられ、材料供給装置側の異常
時に、プレス加工機側非常停止回路に対して非常停止信
号を出力するプレス自動化装置の非常停止制御装置に関
する。
たプレス自動化装置に備えられ、材料供給装置側の異常
時に、プレス加工機側非常停止回路に対して非常停止信
号を出力するプレス自動化装置の非常停止制御装置に関
する。
[従来の技術] プレス加工機と材料供給装置とを組み合わせたプレス自
動化装置においては、材料供給装置側の電源が切れた
り、材料供給装置側の制御回路に異常が発生して正常な
制御ができない状態になったとき、プレス加工機側の制
御回路に対して、非常停止信号を出力するようにしなけ
ればならない。
動化装置においては、材料供給装置側の電源が切れた
り、材料供給装置側の制御回路に異常が発生して正常な
制御ができない状態になったとき、プレス加工機側の制
御回路に対して、非常停止信号を出力するようにしなけ
ればならない。
第3図は、従来のその種の非常停止制御装置の例を示
す。この図において、1は材料供給装置の制御回路、2
はプレス加工機の制御回路、3は同制御回路2中に組み
込まれた非常停止回路である。
す。この図において、1は材料供給装置の制御回路、2
はプレス加工機の制御回路、3は同制御回路2中に組み
込まれた非常停止回路である。
非常停止回路3は、非常停止信号を入力するための一対
の入力端子3A、3Bを有しており、正常時はこれら両
入力端子3A、3B間を導通(短絡)状態に保持してお
き、非常時に導通を遮断することにより、プレス加工機
を非常停止させることができるようになっている。
の入力端子3A、3Bを有しており、正常時はこれら両
入力端子3A、3B間を導通(短絡)状態に保持してお
き、非常時に導通を遮断することにより、プレス加工機
を非常停止させることができるようになっている。
そして、これら入力端子3A、3B間には、非常停止信
号を出力するためのリレー接点4が、信号線5A、5B
を介して接続されている。このリレー接点4は、材料供
給装置側制御回路1内に組み込まれており、材料供給装
置へ電源が供給されかつ制御回路1が正常に作動すると
き図示略のリレーコイルに通電されて閉成し、電源が切
れたり制御回路1が正常に作動しないときリレーコイル
への通電が遮断され開成する。したがって、このリレー
接点4が開いたとき、非常停止信号が非常停止回路3に
対して入力されることになる。
号を出力するためのリレー接点4が、信号線5A、5B
を介して接続されている。このリレー接点4は、材料供
給装置側制御回路1内に組み込まれており、材料供給装
置へ電源が供給されかつ制御回路1が正常に作動すると
き図示略のリレーコイルに通電されて閉成し、電源が切
れたり制御回路1が正常に作動しないときリレーコイル
への通電が遮断され開成する。したがって、このリレー
接点4が開いたとき、非常停止信号が非常停止回路3に
対して入力されることになる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、通常の運転時においては、材料供給装置で材
料を供給しながらプレス加工機でプレス加工を行うので
あるが、工場の事情などにより、材料供給装置を使用せ
ずにプレス加工機を単独で使用したい場合がある。その
ような場合、上記の停止制御装置では、非常停止回路3
の両入力端子3A、3B間を導通状態に保持するため
に、材料供給装置の電源を入れて制御可能な状態にして
おく必要があった。したがって、材料供給装置が誤った
信号によって誤動作するかも知れない危険な状態で運転
することになっていた。
料を供給しながらプレス加工機でプレス加工を行うので
あるが、工場の事情などにより、材料供給装置を使用せ
ずにプレス加工機を単独で使用したい場合がある。その
ような場合、上記の停止制御装置では、非常停止回路3
の両入力端子3A、3B間を導通状態に保持するため
に、材料供給装置の電源を入れて制御可能な状態にして
おく必要があった。したがって、材料供給装置が誤った
信号によって誤動作するかも知れない危険な状態で運転
することになっていた。
[課題を解決するための手段] 本考案の非常停止制御装置は、そのような事情を考慮し
てなされたもので、プレス加工機側の非常停止回路の一
対の非常停止信号入力端子間に、材料供給装置が正常な
作動状態にあるとき閉成しかつ制御不能な状態のとき開
成するリレー接点が接続されたものにおいて、 どちらか一方が閉じたとき他方が開く2種類の接点を有
する切換えスイッチを設け、この切換えスイッチの一方
の接点を材料供給装置への電源供給及び遮断用の接点と
して用い、また他方の接点を、上記リレー接点と並列な
関係で、上記一対の非常停止信号入力端子間に接続した
ことを特徴としている。
てなされたもので、プレス加工機側の非常停止回路の一
対の非常停止信号入力端子間に、材料供給装置が正常な
作動状態にあるとき閉成しかつ制御不能な状態のとき開
成するリレー接点が接続されたものにおいて、 どちらか一方が閉じたとき他方が開く2種類の接点を有
する切換えスイッチを設け、この切換えスイッチの一方
の接点を材料供給装置への電源供給及び遮断用の接点と
して用い、また他方の接点を、上記リレー接点と並列な
関係で、上記一対の非常停止信号入力端子間に接続した
ことを特徴としている。
[作用] 上記の構成の装置においては、切換えスイッチを一方側
に操作すると、一方の接点が閉じて材料供給装置への電
源の供給が可能になると共に、他方の接点が開く。した
がって、電源を供給することにより、材料供給装置側が
正常であれば、リレー接点が閉じ、プレス加工機側非常
停止回路の両入力端子間が導通状態にされる。また、材
料供給装置側が異常であればリレー接点が開き、非常停
止回路の両入力端子間の導通が遮断される。そして、非
常停止回路が作動してプレス加工機が停止する。
に操作すると、一方の接点が閉じて材料供給装置への電
源の供給が可能になると共に、他方の接点が開く。した
がって、電源を供給することにより、材料供給装置側が
正常であれば、リレー接点が閉じ、プレス加工機側非常
停止回路の両入力端子間が導通状態にされる。また、材
料供給装置側が異常であればリレー接点が開き、非常停
止回路の両入力端子間の導通が遮断される。そして、非
常停止回路が作動してプレス加工機が停止する。
また、プレス加工機を単独で使用する場合は切換えスイ
ッチを他方側に操作する。そうすると、一方の接点が開
いて材料供給装置への電源の供給が不可能になると共
に、他方の接点が閉じてプレス加工機の非常停止回路の
両入力端子間が導通状態にされる。したがって、材料供
給装置側を制御可能な状態にすることなく、プレス加工
機を単独運転することができるようになる。
ッチを他方側に操作する。そうすると、一方の接点が開
いて材料供給装置への電源の供給が不可能になると共
に、他方の接点が閉じてプレス加工機の非常停止回路の
両入力端子間が導通状態にされる。したがって、材料供
給装置側を制御可能な状態にすることなく、プレス加工
機を単独運転することができるようになる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図、第2図において、1は材料供給装置の制御回
路、2はプレス加工機の制御回路、3は非常停止回路、
3A及び3Bは非常停止信号入力端子、4はリレー接
点、5A及び5Bは信号線である。これらは第3図に示
した従来例のものと同じである。
路、2はプレス加工機の制御回路、3は非常停止回路、
3A及び3Bは非常停止信号入力端子、4はリレー接
点、5A及び5Bは信号線である。これらは第3図に示
した従来例のものと同じである。
違うのは、どちらか一方が閉じたとき他方が開く2種類
の接点6、7を有する切換えスイッチ8を設け、この切
換えスイッチ8の一方の接点6を材料供給装置への電源
供給及び遮断用の接点として用い、また他方の接点7
を、リレー接点4と並列な関係で、非常停止遮断入力端
子3A、3B間に接続した点である。なお、図中9、1
0で示すものは電源母線である。
の接点6、7を有する切換えスイッチ8を設け、この切
換えスイッチ8の一方の接点6を材料供給装置への電源
供給及び遮断用の接点として用い、また他方の接点7
を、リレー接点4と並列な関係で、非常停止遮断入力端
子3A、3B間に接続した点である。なお、図中9、1
0で示すものは電源母線である。
この装置においては、通常運転の場合切換えスイッチ8
を第1図に示すように操作する。そうすると、接点6が
閉じて材料供給装置に電源が供給される。そして、正常
時はリレー接点4が閉じ、非常停止信号入力端子3A、
3B間が導通状態にされる。
を第1図に示すように操作する。そうすると、接点6が
閉じて材料供給装置に電源が供給される。そして、正常
時はリレー接点4が閉じ、非常停止信号入力端子3A、
3B間が導通状態にされる。
この状態で、材料供給装置側に電源異常や制御異常が生
じたり、信号線5A、5Bに接続不良が生じたりした場
合は、入力端子3A、3B間の導通が遮断される。そし
て、非常停止回路3が作動してプレス加工機が停止す
る。
じたり、信号線5A、5Bに接続不良が生じたりした場
合は、入力端子3A、3B間の導通が遮断される。そし
て、非常停止回路3が作動してプレス加工機が停止す
る。
また、切換えスイッチ8を第2図に示すように切り換え
ると、接点7が閉じることによってリレー接点4が作動
していなくても非常停止信号入力端子3A、3B間が導
通状態にされる。また、接点6が開くことによって材料
供給装置への電源が遮断される。したがって、材料供給
装置側を全く作動させない状態で、プレス加工機を単独
で運転することが可能となる。
ると、接点7が閉じることによってリレー接点4が作動
していなくても非常停止信号入力端子3A、3B間が導
通状態にされる。また、接点6が開くことによって材料
供給装置への電源が遮断される。したがって、材料供給
装置側を全く作動させない状態で、プレス加工機を単独
で運転することが可能となる。
なお、上記の切換えスイッチ8として、電源スイッチを
用い、その電源スイッチのb接点(ブレーク接点)を上
記接点7として用いれば、特別なスイッチを付加する必
要がない。
用い、その電源スイッチのb接点(ブレーク接点)を上
記接点7として用いれば、特別なスイッチを付加する必
要がない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の非常停止制御装置におい
ては、切換えスイッチを一方に操作することにより、通
常運転時には従来同様に非常停止信号を出力し得る態勢
を確保することができる。
ては、切換えスイッチを一方に操作することにより、通
常運転時には従来同様に非常停止信号を出力し得る態勢
を確保することができる。
また、切換えスイッチを他方に操作すれば、材料供給装
置への電源供給が不可能になると共に、非常停止回路の
非常停止信号入力端子間が導通される。したがって、材
料供給装置を作動させなくても、プレス加工機を単独使
用することができるようになる。よって、材料供給装置
が誤動作するかも知れない危険な状態でプレス加工機を
運転することがなくなり、安全性が高まる。
置への電源供給が不可能になると共に、非常停止回路の
非常停止信号入力端子間が導通される。したがって、材
料供給装置を作動させなくても、プレス加工機を単独使
用することができるようになる。よって、材料供給装置
が誤動作するかも知れない危険な状態でプレス加工機を
運転することがなくなり、安全性が高まる。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は切換えスイッチを一方に操作して材料供給装置に
電源を供給している状態を示す図、第2図は切換えスイ
ッチを他方に操作して電源を遮断している状態を示す
図、第3図は従来の非常停止制御装置の図である。 1……材料供給装置の制御回路、2……プレス加工機の
制御回路、3……プレス加工機側非常停止回路、3A,
3B……非常停止信号入力端子、4……リレー接点、5
A,5B……信号線、6,7……接点、8……切換えス
イッチ、9,10……電源母線。
1図は切換えスイッチを一方に操作して材料供給装置に
電源を供給している状態を示す図、第2図は切換えスイ
ッチを他方に操作して電源を遮断している状態を示す
図、第3図は従来の非常停止制御装置の図である。 1……材料供給装置の制御回路、2……プレス加工機の
制御回路、3……プレス加工機側非常停止回路、3A,
3B……非常停止信号入力端子、4……リレー接点、5
A,5B……信号線、6,7……接点、8……切換えス
イッチ、9,10……電源母線。
Claims (1)
- 【請求項1】プレス加工機と材料供給装置とを組み合わ
せたプレス自動化装置に備えられ、材料供給装置側の異
常時に、プレス加工機側非常停止回路の一対の非常停止
信号入力端子に対して非常停止信号を出力するものであ
って、上記一対の非常停止信号入力端子間に、材料供給
装置が正常な作動状態にあるとき閉成しかつ制御不能な
状態のとき開成するリレー接点が接続されたプレス自動
化装置の非常停止制御装置において、 どちらか一方が閉じたとき他方が開く2種類の接点を有
する切換えスイッチを設け、この切換えスイッチの一方
の接点を材料供給装置への電源供給及び遮断用の接点と
して用い、また他方の接点を、上記リレー接点と並列な
関係で、上記一対の非常停止信号入力端子間に接続した
ことを特徴とするプレス自動化装置の非常停止制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5647290U JPH0614959Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | プレス自動化装置の非常停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5647290U JPH0614959Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | プレス自動化装置の非常停止制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417398U JPH0417398U (ja) | 1992-02-13 |
JPH0614959Y2 true JPH0614959Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31580327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5647290U Expired - Lifetime JPH0614959Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | プレス自動化装置の非常停止制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614959Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP5647290U patent/JPH0614959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417398U (ja) | 1992-02-13 |
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