JPH09252535A - 電力系統監視制御システム - Google Patents

電力系統監視制御システム

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JPH09252535A
JPH09252535A JP5660696A JP5660696A JPH09252535A JP H09252535 A JPH09252535 A JP H09252535A JP 5660696 A JP5660696 A JP 5660696A JP 5660696 A JP5660696 A JP 5660696A JP H09252535 A JPH09252535 A JP H09252535A
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JP
Japan
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circuit breaker
computer
power system
breaker
control system
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Withdrawn
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JP5660696A
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Yasuhiro Okada
康宏 岡田
Yoshinori Hatano
佳則 波多野
Naohiro Sakou
直浩 酒匂
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/30State monitoring, e.g. fault, temperature monitoring, insulator monitoring, corona discharge
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータが電力系統監視制御システムを操
作する際の手順書等を不要とするとともにオペレータの
誤操作による事故を無くすことができる電力系統監視制
御システムを提供すること。 【解決手段】 電力系統に設けた遮断器24をコントロ
ールセンタ1のコンピュータ1aからの指示で入/開操
作する電力系統監視制御システムにおいて、遮断器24
に関する情報をコンピュータ1aに送信し、遮断器24
に関する情報に基づいたインターロック機能を有し、コ
ンピュータ1aから指示した遮断器の入/開操作と、実
際に操作される遮断器の入/開操作とが同一であるかど
うかを確認できる確認手段を設け、同一である場合にだ
け指示した遮断器の入/開操作が実行されるようにし、
遮断器の操作に関するガイダンス表示を行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力系統監視制御シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ガス製造工場においては、ガ
スの製造にかかわるポンプやコンプレッサ等(以下「負
荷」という)を駆動するために電力を供給するが、変電
室や負荷に対して電力を供給するラインには遮断器等が
設けられ、故障時や点検時に負荷を電力系統から電気的
に切り離すことができるようになっている。この遮断器
等は変電室の配電盤に設けられている。
【0003】ところで、負荷を昼夜連続運転したいよう
な場合には複数の配電盤を1箇所で操作でき集中管理で
きるようなシステムが大変便利である。そこで、最近で
は、故障時や点検時における遮断器の操作等を遠隔地か
ら行うことができる電力系統監視制御システムが開発さ
れている。
【0004】図1は従来の電力系統監視制御システムの
ブロック図である。
【0005】コンピュータ1aを備えたコントロールセ
ンタ1にはオペレータが待機し、このオペレータが図示
しない端末装置によってコンピュータ1aを操作する。
【0006】変電室2−1、2−2、2−3のそれぞれ
はすべて同じ構成になっているので、ここでは代表して
変電室2−1について説明する。変電室2−1には、コ
ンピュータ21と、I/Fリレー盤22と、配電盤23
とが設けられている。コンピュータ21はコンピュータ
1aと接続されて信号のやり取りを行う。I/Fリレー
盤22はコンピュータ21からの指示に基づき配電盤2
3内の遮断器24の操作を行う。
【0007】遮断器24の種類としては、母線に電力を
供給する経路に設けられた系統用遮断器と、個々の負荷
ごとに設けられた負荷用遮断器とがあるが、電力系統監
視制御システムでは両者とも監視/制御の対象としてい
る。
【0008】配電盤23内には遮断器24が設けられ、
遮断器24には遮断器盤25と遠方/直接選択スイッチ
26とが設けられている。遮断器24は、入/開操作さ
れることによって、負荷27に対して電力を供給する経
路を接続/遮断することができるようになっている。遠
方/直接選択スイッチ26が遠方モードになっていると
きには遮断器24の入/開操作はコンピュータ1aから
の指示によって行うことができ、遠方/直接選択スイッ
チ26が直接モードになっているときには遮断器24の
入/開操作はコンピュータ1aからの指示によって行う
ことはできず変電室2−1内で直接行う。また、遮断器
盤25は運転位置にあるときに負荷27に対して電力を
供給する経路を接続/遮断することができ、点検時等に
は筐体から遮断器盤25を引き出して断路位置にする。
【0009】コンピュータ21からは、コンピュータ1
aに対して、電力系統に関する様々な情報が報告され
る。従来の電力系統監視制御システムでは、この情報と
して、電力系統の各部位における電流、電圧、電力、電
力量等や、遮断器24の入/開状態および故障の有無が
報告されていた。
【0010】従来、オペレータがコンピュータ1aに接
続された端末装置を介して電力系統監視制御システムを
操作するには、事前に作成した手順書等を参照して行っ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、手順書等を参照してオペレータが操作するのでは、
手順書を作成する手間がかかるし、不慣れなオペレータ
の場合には手順書等の読み違いなどのため誤操作をして
しまう可能性があった。
【0012】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、オペレータが電力系統監視制御システムを操作す
る際の手順書等を不要とするとともにオペレータの誤操
作による事故を無くすことができる電力系統監視制御シ
ステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、電力系統に設けた遮断器をコントロール
センタのコンピュータからの指示で入/開操作する電力
系統監視制御システムにおいて、前記遮断器に関する情
報を該遮断器から前記コンピュータに送信し、前記遮断
器に関する情報に基づいたインターロック機能を有し、
前記コンピュータから指示した遮断器の入/開操作と、
実際に操作される遮断器の入/開操作とが同一であるか
どうかを確認できる確認手段を設け、同一である場合に
だけ指示した遮断器の入/開操作が実行されるように
し、前記遮断器の操作に関するガイダンス表示を行うよ
うにした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に基づいて説明
する。
【0015】本発明による電力系統監視制御システムの
ブロック図は、図1に示した従来のブロック図と同様で
あるので図1を参照しながら説明する。
【0016】コンピュータ1aを備えたコントロールセ
ンタ1にはオペレータが待機し、このオペレータが図示
しない端末装置によってコンピュータ1aを操作する。
以下、各構成部分の説明については従来技術の説明と同
様であるので、ここでは省略する。
【0017】コンピュータ21からは、コンピュータ1
aに対して、電力系統に関する様々な情報が報告され
る。本発明による電力系統監視制御システムでは、この
情報として、電力系統の各部位における電流、電圧、電
力、電力量等や、遮断器24の入/開状態および故障の
有無のほか、さらに、遮断器24が運転位置になってい
るか断路位置になっているかの情報、遮断器24が遠方
モードになっているか直接モードになっているかの情報
および遮断器24に対する制御電源の有無が報告され
る。コンピュータ1aに報告されたこれらの情報は、コ
ンピュータ1aに接続された端末装置に表示される。
【0018】本発明による電力系統監視制御システムで
は、コンピュータ1aから遮断器24の入/開操作を行
う際、その遮断器24の入/開によって負荷27や他の
電力系統に悪影響を与えないためのインターロック機能
を有する。以下に、このインターロック機能について説
明する。
【0019】図2は本発明による電力系統監視制御シス
テムにおけるインターロック機能を示す図であり、
(a)は遮断器の入操作におけるインターロック機能を
示し、(b)は遮断器の開操作におけるインターロック
機能を示す。また、図3は図2(a)、(b)で用いる
記号の意味を説明する図表である。
【0020】図2(a)を参照すると、本発明による電
力系統監視制御システムにおける遮断器の入操作時のイ
ンターロック機能は以下の条件が考慮される。 (1) 遮断器の制御電源が入った状態であること。 (2) 遮断器が遠方モードになっていること。 (3) 母線が接地中でないこと。 (4) 故障を検出する故障リレーが動作中でないこ
と。 (5) 系統の構成状態として、遮断器の入操作により
異電源の衝突、逆送電が発生しないこと。 (6) 母線に電圧があり、供給電源があること。 (7) 遮断器が運転位置であること。 (8) 遮断器が断路位置であること。 (9) 条件(1)〜(4)が成立していること。 (10) 条件(5)〜(7)が成立していること。 (11) 条件(8)または(10)が成立しているこ
と。 (12) 条件(9)および(11)が成立しているこ
と。 最終的に条件(12)が成立している場合に遮断器の入
操作を可能とする。
【0021】また、図2(b)を参照すると、本発明に
よる電力系統監視制御システムにおける遮断器の開操作
時のインターロック機能は以下の条件が考慮される。 (1) 遮断器の制御電源が入った状態であること。 (2) 遮断器が遠方モードになっていること。 (3) 系統の構成状態として、遮断器の開操作により
停電および逆送電が発生しないこと。 (4) 負荷電流が0アンペア、すなわち無負荷である
こと。 (5) バックアップ系統が構成されていること。 (6) 遮断器が運転位置であること。 (7) 遮断器が断路位置であること。 (8) 条件(1)および(2)が成立していること。 (9) 条件(3)および(4)が成立していること。 (10) 条件(9)または(5)が成立しているこ
と。 (11) 条件(10)および(6)が成立しているこ
と。 (12) 条件(11)または(7)が成立しているこ
と。 (13) 条件(8)および(12)が成立しているこ
と。 最終的に条件(13)が成立している場合に遮断器の開
操作を可能とする。
【0022】なお、上述した本発明による電力系統監視
制御システムにおけるインターロック機能は、I/Fリ
レー盤22におけるリレーシーケンスによって実現して
もよいが、複雑であるため、コンピュータ1aまたはコ
ンピュータ21で動作するソフトウェアとして構成する
のが望ましい。
【0023】図4は、本発明による電力系統監視制御シ
ステムにおける遮断器24の入/開操作について説明す
る図である。
【0024】図4において、31〜42はスイッチ、4
5〜53はリレーである。スイッチ34、38は遮断器
の入操作か開操作かを区別するスイッチであり、スイッ
チ35、36は入操作を行う遮断器を選択するスイッチ
であり、スイッチ39、40は開操作を行う遮断器を選
択するスイッチである。すなわち、スイッチ35、39
は遮断器24を入/開操作するスイッチであり、スイッ
チ36、40は別の遮断器を入/開操作するスイッチで
ある。また、スイッチ42は遮断器24の入/開状態に
連動してON/OFFするスイッチである。
【0025】次に、図4を参照して本発明による電力系
統監視制御システムの動作を説明する。
【0026】遮断器24を入状態にする制御信号をコン
ピュータ1aから受けたコンピュータ21は、スイッチ
31をONにすることにより入操作信号をI/Fリレー
盤22に出力する。これによりリレー45は通電しスイ
ッチ34をONにする。このとき、制御応動として、入
操作が行われようとしていることがコンピュータ21に
通知される。
【0027】そして、コンピュータ21はスイッチ33
をONにすることによって操作したい遮断器(遮断器4
2)を選択する選択信号をI/Fリレー盤22に出力
し、これによりリレー47が通電する。このとき、制御
応動として、遮断器42を選択していることがコンピュ
ータ21に通知される。
【0028】コンピュータ21は通知された制御応動に
基づいて、遮断器42が入操作されようとしていること
をコンピュータ1aに通知する。コンピュータ1aでは
この旨を端末装置に表示しオペレータの確認を求める。
オペレータは表示を確認し、自分が行いたい操作と異な
っていた場合には端末装置から遮断器操作の取消を入力
する。この遮断器操作の取消はコンピュータ1aからコ
ンピュータ21に伝えられ、遮断器操作が取消される。
【0029】本実施の形態では、コンピュータ21がコ
ンピュータ1aに対して制御応動に基づく通知をしてか
ら所定時間経過しても遮断器操作の取消を受信しない場
合に遮断器操作を続行する。すなわち、リレー47の通
電によりスイッチ35、39をONにする。スイッチ3
4、35の両者がONになったことにより、リレー48
は通電しスイッチ37をONにする。そして、スイッチ
37がONになったことによりリレー50が通電され、
遮断器24が入状態となる。このとき、スイッチ42
は、遮断器24の入状態に連動してONとなり、遮断器
24が入状態となったことがコンピュータ21に通知さ
れる。
【0030】一方、遮断器24を開状態にする制御信号
をコンピュータ1aから受けたコンピュータ21は、ス
イッチ32をONにすることにより開操作信号をI/F
リレー盤22に出力する。これによりリレー46は通電
しスイッチ38をONにする。このとき、制御応動とし
て、開操作が行われようとしていることがコンピュータ
21に通知される。
【0031】そして、コンピュータ21はスイッチ33
をONにすることによって操作したい遮断器(遮断器4
2)を選択する選択信号をI/Fリレー盤22に出力
し、これによりリレー47が通電する。このとき、制御
応動として、遮断器42を選択していることがコンピュ
ータ21に通知される。
【0032】コンピュータ21は通知された制御応動に
基づいて、遮断器42が開操作されようとしていること
をコンピュータ1aに通知する。コンピュータ1aでは
この旨を端末装置に表示しオペレータの確認を求める。
オペレータは表示を確認し、自分が行いたい操作と異な
っていた場合には端末装置から遮断器操作の取消を入力
する。この遮断器操作の取消はコンピュータ1aからコ
ンピュータ21に伝えられ、遮断器操作が取消される。
【0033】本実施の形態では、コンピュータ21がコ
ンピュータ1aに対して制御応動に基づく通知をしてか
ら所定時間経過しても遮断器操作の取消を受信しない場
合に遮断器操作を続行する。すなわち、リレー47の通
電によりスイッチ35、39をONにする。スイッチ3
8、39の両者がONになったことにより、リレー51
は通電しスイッチ41をONにする。そして、スイッチ
41がONになったことによりリレー53が通電され、
遮断器24が開状態となる。このとき、スイッチ42
は、遮断器24の開状態に連動してOFFとなり、遮断
器24が開状態となったことがコンピュータ21に通知
される。
【0034】なお、上述した実施の形態では、コンピュ
ータ21がコンピュータ1aに対して制御応動に基づく
通知をしてから所定時間経過しても遮断器操作の取消を
受信しない場合に遮断器操作を続行するようにしたが、
本発明はこれに限らず、たとえば、端末装置に表示され
ている遮断器操作でよいとオペレータが判断した場合に
は、端末装置から肯定応答を入力し、この肯定応答がコ
ンピュータ1aからコンピュータ21に伝えられたとき
にのみ遮断器操作を続行するようにしてもよい。
【0035】以上説明した機能を有するとともに、本発
明による電力系統監視制御システムはガイダンス機能を
有する。
【0036】たとえば、電力系統を部分的に定期点検し
たいときには他の部分にできるだけ影響を与えずに点検
できることが望ましいが、ある遮断器を開状態にすると
きに稼働中の負荷を停止させないためにはどの遮断器を
入状態にすればよいかといった手順は複雑であり、手順
書に記載してあったとしてもオペレータがそのとおりに
行うのは困難である。本発明による電力系統監視制御シ
ステムではこのような場合にもガイダンスを提供する。
【0037】すなわち、上述した電力系統の各部位にお
ける電流、電圧、電力、電力量等や、遮断器24の入/
開状態および故障の有無のほか、さらに、遮断器24が
運転位置になっているか断路位置になっているかの情
報、遮断器24が遠方モードになっているか直接モード
になっているかの情報および遮断器24に対する制御電
源の有無の情報を、コンピュータ21からコンピュータ
1aが得てこれに基づいて遮断器操作に関するガイダン
スを端末装置に表示する。
【0038】たとえば、電力系統の構成が図4のように
なっており、遮断器24a、24fが開状態で、遮断器
24b、24c、24d、24eが入状態で、負荷27
a、27b、27c、27dに電力が供給され駆動され
ている場合について説明する。
【0039】ここで、遮断器24bと遮断器24cとの
間の部分を点検したいとする。遮断器24bと遮断器2
4cとの間の部分を点検するためには遮断器24bおよ
び24cを開状態にする必要があるが、負荷27a、2
7bへの電力供給を停止しないためには遮断器24fを
入状態にしてから行わなければならない。
【0040】このため、本発明による電力系統監視制御
システムでは、オペレータが、「遮断器24bと遮断器
24cとの間の部分を点検したい」と端末装置に入力す
ると、端末装置には、「まず、遮断器24fを入状態に
してください」とのガイダンスが表示される。オペレー
タはこのガイダンスに従い、「遮断器24fを入状態に
する」と端末装置に入力すればよい。
【0041】オペレータが端末装置に「遮断器24fを
入状態にする」と入力すると、図2(a)に示したイン
ターロック機能によってチェックされ、操作可能であれ
ば、図4に示したように、コンピュータ21からI/F
リレー盤21に対して、入操作信号と遮断器24fを選
択する選択信号とを出力する。上述したように、この出
力を行うとI/Fリレー盤22から制御応動があり、こ
の制御応動に基づいてオペレータは操作を続行する。
【0042】また、遮断器24fが確実に入状態になっ
ていることを確認しないで遮断器24bおよび24cを
開状態にしてしまうと、負荷27a、27bへの電力供
給が停止してしまうおそれがあるが、本発明による電力
系統監視制御システムでは、、遮断器24cと遮断器2
4fとの間の電流や遮断器24eと遮断器24fとの間
の電流を、遮断器24fを入状態にする前後で比較し、
変化がない場合には遮断器24fが入状態になっていな
い可能性があるので、この旨をオペレータに警告するこ
とができる。
【0043】ところで、電力系統に事故(故障)が発生
したときには、保護リレーが動作し、連動して事故区間
を切り離すために遮断器が動作する(以下「保護連動動
作」という)。このような場合、事故が復旧した後には
遮断器の状態を元に戻す復旧操作が必要であるが、従来
はやはり手順書を参照しながらオペレータが操作してお
り、誤操作のおそれがあった。本発明による電力系統監
視制御システムでは、このような場合にも復旧操作に必
要なガイダンスを端末装置に表示させることができるの
で、誤操作をなくすことができる。また、復旧操作に必
要な手順をコンピュータ1aまたはコンピュータ21に
記憶させておくことにより、自動的に復旧操作を行うこ
ともできる。
【0044】また、電力系統に事故が発生したにもかか
わらず保護連動動作が行われない場合にも、従来は手順
書を参照しながらオペレータが操作しており、誤操作の
おそれがあった。本発明による電力系統監視制御システ
ムでは、このような場合にも保護に必要な操作のガイダ
ンスを端末装置に表示させることができるので、誤操作
をなくすことができる。また、保護に必要な操作をコン
ピュータ1aまたはコンピュータ21に記憶させておく
ことにより、自動的に保護連動動作を行うこともでき
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイダンス機能を提供したので、オペレータが電力系統
監視制御システムを操作する際の手順書等が不要とな
り、手順諸策性の手間が省ける。また、オペレータがガ
イダンスに従って操作することにより誤操作を防ぐこと
ができ、誤操作による事故を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来および本発明による電力系統監視制御シス
テムのブロック図である。
【図2】本発明による電力系統監視制御システムにおけ
るインターロック機能を示す図であり、(a)は遮断器
の入操作におけるインターロック機能を示し、(b)は
遮断器の開操作におけるインターロック機能を示す。
【図3】図2(a)、(b)で用いる記号の意味を説明
する図表である。
【図4】本発明による電力系統監視制御システムにおけ
る遮断器の入/開操作について説明する図である。
【図5】電力系統の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 コントロールセンタ 1a コンピュータ 2−1、2−2、2−3 変電室 21 コンピュータ 22 I/Fリレー盤 23 配電盤 24 遮断器 25 遮断器盤 26 遠方/直接選択スイッチ 27 負荷 31〜42 スイッチ 45〜53 リレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に設けた遮断器をコントロール
    センタのコンピュータからの指示で入/開操作する電力
    系統監視制御システムにおいて、 前記遮断器に関する情報を該遮断器から前記コンピュー
    タに送信し、 前記遮断器に関する情報に基づいたインターロック機能
    を有し、 前記コンピュータから指示した遮断器の入/開操作と、
    実際に操作される遮断器の入/開操作とが同一であるか
    どうかを確認できる確認手段を設け、同一である場合に
    だけ指示した遮断器の入/開操作が実行されるように
    し、 前記遮断器の操作に関するガイダンス表示を行うことを
    特徴とする電力系統監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記遮断器に関する情報が、前記遮断器
    の遠方/直接モードの情報、前記遮断器の運転位置/断
    路位置の情報および前記遮断器への制御電源の有無の情
    報であることを特徴とする請求項1に記載の電力系統監
    視制御システム。
  3. 【請求項3】 前記確認手段における確認は、実際に操
    作される遮断器の入/開操作を前記コントロールセンタ
    のコンピュータにおいて表示することによって行う請求
    項1または2に記載の電力系統監視制御システム。
JP5660696A 1996-03-14 1996-03-14 電力系統監視制御システム Withdrawn JPH09252535A (ja)

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JP5660696A JPH09252535A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 電力系統監視制御システム

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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