JPH06143090A - Ncデータ作成システム - Google Patents

Ncデータ作成システム

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Publication number
JPH06143090A
JPH06143090A JP4299721A JP29972192A JPH06143090A JP H06143090 A JPH06143090 A JP H06143090A JP 4299721 A JP4299721 A JP 4299721A JP 29972192 A JP29972192 A JP 29972192A JP H06143090 A JPH06143090 A JP H06143090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
tool
designated
data
attribute
Prior art date
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Pending
Application number
JP4299721A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yokoyama
順一 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4299721A priority Critical patent/JPH06143090A/ja
Publication of JPH06143090A publication Critical patent/JPH06143090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力における誤りを減少させる。 【構成】 属性マークを用いた加工領域の指示と、指示
された加工領域の寸法公差に従って入力された加工工程
を属性マークに対応付けることを属性付加システム12
を用いて行うと共に、CAMシステム13を用いること
により、属性マークを目印として、工具データベース1
4の工具情報の参照により自動選択された加工工具を用
い、属性マークに対応付けられた加工工程に従って指定
された加工領域を加工するためのNCデータ22を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADシステムによっ
て作成された形状データに基づき、CAMシステムを用
いてNCデータを作成するNCデータ作成システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来において使用されていた2次元加工
のNCデータ作成システムは、加工の対象が金型である
場合、以下に示す手順で行われていた。すなわち、
(1)金型の形状を示す形状データを読み取る。(2)
各加工領域毎の加工精度を、形状データによって示され
る図面から読み取る。(3)必要とする初期データの設
定を行う。(4)CAMシステムを起動する。(5)ポ
ケット加工、プロファイル加工、エリアミル加工の3つ
の加工方法のうちから1つの加工方法を選択する。
(6)加工工程を決定する。(7)加工工程毎の加工領
域を指定する。(8)加工工具を選択する。(9)加工
工具の切削速度等の加工条件を設定する。(10)上記
の設定、選択、決定、指定に基づき、CAMシステムを
用いてNCデータを作成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ステムを用いた場合には、形状データにより示される情
報が2次元図形情報と2次元座標情報とのみであるた
め、CAMシステムの側において、形状データの確認を
行うことにより加工に必要とする情報を入力しなければ
ならず、その入力項目が多いことから入力に誤りを生じ
易かった。また、加工工程毎に加工領域の指定が必要と
なるため、加工領域が重複した場合には入力の抜け落ち
が発生する等の事態を生じていた。
【0004】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、入力における誤りを減少させることの
できるNCデータ作成システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のNCデータ作成システムは、CADシステムに
よって作成された形状データを取り込むことにより、2
次元加工におけるNCデータを作成するNCデータ作成
システムに適用し、形状データにおける加工領域を属性
マークを用いて指示すると共に、この属性マークによっ
て指示された加工領域の寸法公差に従って入力された加
工工程を属性マークに対応付けて付加する属性付加シス
テムと、加工工具の各々について、これらの加工工具が
有する特性を工具情報として記憶する工具データベース
と、属性マークによって指示された加工領域を指示加工
領域とし、属性マークに対応付けて付加された加工工程
を対応加工工程とするとき、指示加工領域を対応加工工
程に従って加工するときの加工工具を、工具情報を参照
することによって選択し、選択された加工工具を用いて
指示加工領域を対応加工工程に従って加工するときのN
Cデータを作成するCAMシステムとを備えた構成とす
る。
【0006】
【作用】属性マークによって加工領域(指示加工領域)
を指示すると共に、指示加工領域の加工工程(対応加工
工程)を属性マークに対応付けて付加することは、属性
マークを指標として、指示加工領域と対応加工工程とが
互いに対応付けられていることを意味する。
【0007】そのため、CAMシステムは、先ず属性マ
ークを指標として、指示加工領域を対応加工工程に従っ
て加工するときの加工工具を、工具情報の参照によって
選択する。そして後、選択された加工工具を用いて指示
加工領域を対応加工工程に従って加工するためのNCデ
ータを作成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るNCデータ作成システム
の一実施例について図面を参照しつつ説明する。
【0009】図1は、本発明を金型のNCデータを作成
するNCデータ作成システムに適用した場合の一実施例
の電気的構成を示すブロック線図である。
【0010】図において、CADシステム11は、金型
の形状を示す形状データ21を送出するブロックとなっ
ており、この形状データ21は属性付加システム12に
導かれている。
【0011】属性付加システム12は、選択された加工
工程を入力するための入力手段および形状表示のための
表示装置をその構成要素として含み、形状データ21に
よって示される金型の加工領域のそれぞれを属性マーク
(後に詳述する)を用いて指示すると共に、この属性マ
ークによって指示された加工領域の寸法公差に従って選
択された加工工程を、属性マークに対応付けて付加する
ブロックとなっている。
【0012】なお、以下においては、属性マークによっ
て指示された加工領域を指示加工領域と称し、属性マー
クに対応付けて付加された加工工程を対応加工工程と称
することとする。
【0013】工具データベース14は、加工工具のそれ
ぞれについて、下記に記載する工具情報をデータベース
として記憶するブロックとなっている。この工具データ
ベース14に記憶される工具情報は、工具種類、工具刃
数、工具刃長、工具首下長、工具テーパ角度、工具コー
ナ径、輪郭の切削残し代、底面の切削残し代、レース加
工残し代、径方向の切込み量、Z方向ステップ量、被切
削材に対応した切削回転数、被切削材に対応した送り速
度、である。
【0014】そして、属性付加システム12の出力と工
具データベース14の出力とが導かれたCAMシステム
13は、属性マークによって指示された加工領域を、属
性付加システム12によって付加された加工工程に従っ
て加工するとき、工具データベース14に記憶されたデ
ータを参照することによって、加工に必要とする加工工
具を選択する。そして、選択された加工工具を用いて、
指示加工領域を対応加工工程に従って加工するためのN
Cデータを作成するブロックとなっている。なお、図2
は、CAMシステム13内に設定されたデフォルト機能
のデータリストを示している。
【0015】また、図3は、形状データ21によって示
される金型を示す説明図、図4は、属性マークに対応付
けられた加工工程を示す説明図、図5は、属性マークに
よって指定された加工領域と加工精度との関係を示す説
明図、図6は、加工工程の選択の説明のための補助図で
ある。
【0016】必要に応じてこれらの図面を参照しつつ、
以下に本発明の一実施例について動作説明を行う。
【0017】CADシステム11から送出された形状デ
ータ21により示される形状が図3に示す形状であると
き、この形状データ21が導かれた属性付加システム1
2にて各加工領域毎の寸法をデジタイズすると、形状を
表示する画面には、寸法公差(31、32により示す)
を含んだ図形が表示される。
【0018】また、寸法公差に対応した加工工程が併せ
て表示されるので(図6参照)、表示された加工工程か
ら加工領域に適応する加工工程を選択し、選択した加工
工程を入力手段を用いて入力する。また、入力した加工
工程に対応する加工領域を指定する。
【0019】以上の動作によって付加条件の設定が完了
すると、属性付加システム12は、属性マークを生成し
て各加工領域と対応付ける。これにより、以後において
は、属性マークによって加工領域(指示加工領域)の指
定が可能となる。また、入力された加工工程(対応加工
工程)を属性マークに対応付けて付加する。
【0020】属性付加システム12によって生成された
属性マークは、図3において41〜43の符号が記され
た記号によって示されており、属性マークによって指定
される指示加工領域は、属性マーク41〜43からの矢
印によってその領域が指示される。
【0021】以上の動作を繰り返すことによって、属性
付加システム12は、図4に示すように、各属性マーク
毎に、それぞれの属性マークによって指定された加工領
域である指示加工領域の対応加工工程を示すデータを作
成する。また、図4に示す属性マークに対応する指示加
工領域の各々の加工精度については、図5にその詳細を
示している。
【0022】上記動作の結果として、各指示加工領域の
各々が属性マークによって指定された形状データと、属
性マークに対応した対応加工工程を示すデータとがCA
Mシステム13に与えられる。
【0023】そのため、CAMシステム13は、指示加
工領域を対応加工工程に従って加工するとき必要とする
加工工具を、工具データベース14に記憶された工具情
報を参照することによって自動選択する。
【0024】以上の動作によって、加工の対象となる加
工領域が指示加工領域として与えられ、対象となった加
工領域の加工工程が対応加工工程として与えられると共
に、使用する加工工具も決定済であることから、CAM
システム13は、決定した加工工具を用い、対応加工工
程に従って指示加工領域を加工するときに必要となるN
Cデータ22を作成し、外部に送出する。また、CAM
システム13は、NCデータ22の作成と並行して加工
指示書の作成を行う。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
属性マークに対応付けて付加されるデータについては、
加工工程とした場合について説明したが、その他のデー
タとして、例えば、Z方向の寸法、加工精度、加工方
法、加工開始深さ、クーラント情報、加工領域における
島加工の有無、被切削材質、セットアップ情報等を追加
した構成とすることが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るNCデータ作成システム
は、属性マークを用いた加工領域の指示と、指示された
加工領域の寸法公差に従って入力された加工工程を属性
マークに対応付けることを属性付加システムを用いて行
うと共に、CAMシステムを用いることにより、属性マ
ークを目印として、工具情報の参照により自動選択され
た加工工具を用い、属性マークに対応付けられた加工工
程に従って指定された加工領域を加工するためのNCデ
ータを作成させているので、人手による入力項目が減少
することから、入力時における人為的な誤りを減少させ
ることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を金型のNCデータを作成するNCデー
タ作成システムに適用した場合の一実施例の電気的構成
を示すブロック線図である。
【図2】CAMシステム内に設定されたデフォルト機能
のデータリストを示す説明図である。
【図3】形状データによって示される金型を示す説明図
である。
【図4】属性マークに対応付けられた加工工程を示す説
明図である。
【図5】属性マークによって指定された加工領域と加工
精度との関係を示す説明図である。
【図6】加工工程の選択の説明のための補助図である。
【符号の説明】
11 CADシステム 12 属性付加システム 13 CAMシステム 14 工具データベース 21 形状データ 22 NCデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADシステムによって作成された形状
    データを取り込むことにより、2次元加工におけるNC
    データを作成するNCデータ作成システムにおいて、 前記形状データにおける加工領域を属性マークを用いて
    指示すると共に、この属性マークによって指示された加
    工領域の寸法公差に従って入力された加工工程を前記属
    性マークに対応付けて付加する属性付加システムと、 加工工具の各々について、これらの加工工具が有する特
    性を工具情報として記憶する工具データベースと、 前記属性マークによって指示された加工領域を指示加工
    領域とし、前記属性マークに対応付けて付加された加工
    工程を対応加工工程とするとき、指示加工領域を対応加
    工工程に従って加工するときの加工工具を、前記工具情
    報を参照することによって選択し、選択された加工工具
    を用いて指示加工領域を対応加工工程に従って加工する
    ときのNCデータを作成するCAMシステムとを備えた
    ことを特徴とするNCデータ作成システム。
JP4299721A 1992-11-10 1992-11-10 Ncデータ作成システム Pending JPH06143090A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4299721A JPH06143090A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 Ncデータ作成システム

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JP4299721A JPH06143090A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 Ncデータ作成システム

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JPH06143090A true JPH06143090A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17876167

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JP4299721A Pending JPH06143090A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 Ncデータ作成システム

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JP (1) JPH06143090A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018281A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Sanyo Electric Co Ltd Cadデータの処理方法
JP2007109088A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Incs Inc Ncパス生成方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018281A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Sanyo Electric Co Ltd Cadデータの処理方法
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