JPH06140971A - デジタル携帯電話装置 - Google Patents

デジタル携帯電話装置

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JPH06140971A
JPH06140971A JP4285871A JP28587192A JPH06140971A JP H06140971 A JPH06140971 A JP H06140971A JP 4285871 A JP4285871 A JP 4285871A JP 28587192 A JP28587192 A JP 28587192A JP H06140971 A JPH06140971 A JP H06140971A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイバーシチ制御における電力消費を少なく
し、常に安定した受信レベルを確保することが可能なデ
ジタル携帯電話装置を提供することを目的としている。 【構成】 電界強度RSSIに応じて複数のアンテナ
A、Bの内の一つを選んで受信するダイバーシチ制御機
能を有したデジタル携帯電話装置において、第1の期間
に1回与えられる第1のダイバーシチ制御区間に最も大
きな電界強度RSSIが得られるアンテナを、第1の期
間における基準用アンテナとして設定する基準用アンテ
ナ設定手段と、前記第1の期間を構成する複数の第2の
期間の各々に1回与えられる第2のダイバーシチ制御区
間に前記基準用アンテナを通じて得る電界強度RSSI
を、しきい値と比較する比較手段と、前記電界強度RS
SIが、しきい値より大きいときには前記基準用アンテ
ナで受信し、しきい値より小さいときには他のアンテナ
に切り替えて受信するように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするデジタル携帯電話装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイバーシチ制御機能
を有したデジタル携帯電話装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上移動通信システムとして実用化され
ている自動車電話は、通称セルラー電話とも呼ばれ、そ
の利便性の故、利用者の数はますます増加してゆく傾向
にある。また、かかる自動車電話の形態を更に一歩進め
たものとして、小型軽量で持ち運び可能な携帯電話が、
個人を対象とする移動通信形態の代表的存在になりつつ
ある。
【0003】このような状況の中、来る高度情報化社会
に向けて、「いつでも、どこでも、誰とでも」通信が可
能である携帯電話システムとして、デジタル携帯電話装
置(デジタルセルラーとも呼ばれる)なのものが考えら
れている。このデジタル携帯電話装置は、デジタル移動
通信方式を利用するものであり、これまでのアナログ通
信方式と比べ、多様なサービスに応えることが可能な固
定デジタル通信網(ISDN)との整合性に優れている
という特徴をもっている。従って、経済性の点において
も、将来、現方式に比べて明らかに優位に立つことは疑
う余地のない所である。
【0004】ところで、かかるデジタル携帯電話装置を
実現する上においては、解決すべき技術課題がいくつか
ある。その中で、デジタル信号伝送技術に関するものと
しては、高能率のデジタル変復調技術や、フェージング
対策技術などがある。ここで、フェージングとは、送信
波が複数の伝搬経路を経て受信点で受信される場合に、
受信点が移動する場合など伝搬条件が変化して、電波の
位相によって打ち消し合ったり強め合ったりして受信信
号のレベルが変動する現象のことを言う。
【0005】そして、このフェージング対策としては、
移動通信システムにおいては、ダイバーシチ制御が有効
な手段として注目されている。ダイバーシチ制御では、
通常、受信側にアンテナを複数個設置して、フェージン
グで受信状態が悪化したときに、条件の良い最適なアン
テナを選択して通信を行うようになっている。そこで、
デジタル携帯電話装置では、通常2つのアンテナを所定
間隔に配置し、サブフレームの時間である20msec
毎に該2つのアンテナを切り替えて、受信電波の電界強
度(以下、RSSIと記す)の高い方のアンテナを受信
アンテナとして選択するというダイバーシチ制御が行わ
れるようになっている。
【0006】図2は従来のデジタル携帯電話装置で使用
されるスーパーフレームの構成を示す模式図である。図
で示すように、1スーパーフレームは720msecで
あり、この間に複数の通話チャンネルTCHが割り当て
られている。また、個々の通話チャンネルTCHには、
20msecのサブフレームとして、受信区間R、アイ
ドル区間I、送信区間T、そしてダイバーシチ制御区間
Lが夫々順に割り当てられている。従って、1スーパー
フレームの中には36回分のL期間(ダイバーシチ制御
用の期間)があるようになっている。そこで、このL期
間ごとに2つのアンテナから取り込んだ受信電波のRS
SI値を測定して、RSSI値の大きい方のアンテナを
選択して受信するという方法がとられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
によれば、2つのアンテナに接続されたRSSI値を測
定するための各回路を常時作動させており、更に、20
msec毎に各回路を切り替えることにより、各アンテ
ナについてのRSSI値を測定している。このため、該
回路の切り替え回数が多く、消費電力が大きい。この結
果、電池寿命を早め、通話時間や待ち受け時間を短くし
てしまうという不具合を招くこととなる。
【0008】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、ダイバーシチ制御における電力消費を少なく
し、常に安定した受信レベルを確保することが可能なデ
ジタル携帯電話装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電界強度に応じて複数のアンテナの内の
1つを選んで受信するダイバーシチ制御機能を有したデ
ジタル携帯電話装置において、第1の期間に1回与えら
れる第1のダイバーシチ制御区間に最も大きな電界強度
が得られるアンテナを、第1の期間における基準用アン
テナとして設定する基準用アンテナ設定手段と、前記第
1の期間を構成する複数の第2の期間の各々に1回与え
られる第2のダイバーシチ制御区間に前記基準用アンテ
ナを通じて得る電界強度を、しきい値と比較する比較手
段と、前記電界強度が、しきい値より大きいときには前
記基準用アンテナで受信し、しきい値より小さいときに
は他のアンテナに切り替えて受信するように制御する制
御手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】また、本発明は、前記基準用アンテナ設定
手段が、連続する2つの前記第1の期間において測定し
た電界強度の結果を元に、電界強度の時間変化を予測し
て次順の第1の期間における基準用アンテナを設定する
ことを特徴としている。また、本発明は、前記第1の期
間がスーパフレームであり、前記第2の期間がサブフレ
ームであることを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、基準用アンテナ設定手段
は、第1の期間に1回与えられる第1のダイバーシチ制
御区間において最も大きな電界強度が得られるアンテナ
を、第1の期間における基準用アンテナとして設定す
る。この場合、基準用アンテナ設定手段は、連続する2
つの第1の期間において測定した電界強度の結果を元に
して、電界強度の時間変化を予測し、次順の第1の期間
における基準用アンテナを設定する。
【0012】この第1の期間は複数の第2の期間から構
成され、その第2の期間の各々には、1回の第2のダイ
バーシチ制御区間が与えられている。ここで、第1の期
間としては、デジタル通信におけるスーパフレームと
し、また、第2の期間としてはサブフレームとすること
ができる。また、比較手段が、設定された基準用アンテ
ナを通じて得る電界強度をしきい値と比較し、更に、制
御手段によって、電界強度がしきい値より大きいときに
は基準用アンテナで受信し、電界強度がしきい値より小
さいときには他のアンテナに切り替えて受信するように
制御される。
【0013】以上の結果、デジタル携帯電話装置のダイ
バーシチ制御において、例えば、1つのスーパーフレー
ムで使用される基準アンテナが選択され、このアンテナ
を基準に、各サブフレームで使用される受信アンテナが
選択される。従って、ダイバーシチ制御の対象となるフ
ェージング現象が比較的少ない場合には、受信アンテナ
を殆ど切り替えることなく、基準アンテナでもって受信
することができることとなり、消費電力の削減を図れる
ようになる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明にかかるデジタル携帯電話装
置の移動機の構成を示すブロック図である。この移動機
は、ダイバーシチ制御を行うために、送受信兼用のアン
テナAと、受信用アンテナBの2本のアンテナを有す
る。アンテナAには、送受信切換スイッチ15を介して
送信系のRF・IF部10と受信系のRF・IF部11
が、そしてアンテナBには、受信系のRF・IF部1が
夫々接続されている。
【0015】受信系のRF・IF部1と11では、アン
テナA、Bから入力した高周波信号(以下、RF信号と
いう)の中からRFフィルタとRFアンプによって入力
受信RF信号だけが取り出され、増幅されるようになっ
ている。また、マイコンなどで構成される制御部6から
の制御信号によって、PLL周波数シンセサイザ(可変
分周器のこと)7では、受信系のRF・IF部1、11
と送信系のRF・IF部10における同調周波数を決定
し、基準クロックを作り出す。そして、受信系のRF・
IF部1と11では、更に、この基準クロックとRFア
ンプからのRF信号とをMIX回路でミキシングし、ト
ランジスタの非直線部分を使って発生する周波数スペク
トラムの差分のみをIFフィルタ、IFアンプ回路を通
して取り出すようになっている。
【0016】続いて、RF・IF部1或いはRF・IF
部11のいずれかから、切替スイッチ16によって取り
出された周波数信号が、復調器2でπ/4シフト4相Q
PSK(4相直交位相変移のこと)復調され、更にTD
MA処理回路3でTDMA(時分割多重)処理される。
この処理の後、音声信号部分についてはVSELP処理
が行われ、更にD/A変換回路4でADPCM/PCM
(パルス符号変調)のD/A変換が行われる。そして、
音声処理回路5で、音声信号をスピーカなどに供給でき
るような信号とするための増幅処理やインピーダンス変
換が行われ、スピーカやリンガーを通じて出力される。
【0017】また、メッセージなどの制御データについ
ては、復調の後に、ゲートアレイやDSP(ディジタル
シグナルプロセッサ)などで構成されるデータ復調回路
を経て、TDMA処理回路3で復号や誤り訂正などの処
理が行われる。この処理データは、制御部6によって第
1メモリ13に格納され、制御部6によって格納された
データに基づいた処理が行われる。
【0018】一方、送信側においては、ユーザより発せ
られたマイクからの音声信号が音声処理回路5で電気信
号に変換され、更にA/D変換回路8でADPCM/P
CMのデジタル信号に変換され、VSELP処理が行わ
れる。また、メッセージなどの制御データについては、
制御部6が第1メモリ13内の各種テーブルを用いて、
データ変調回路にてコード変換や誤り訂正を行う。続い
て、音声や制御データのデジタルデータは、TDMA処
理回路30でTDMA処理が行われ、π/4シフト4相
QPSKの変調器9で変調をかけられた後、設定チャン
ネルに応じた信号とミキシングされる。更に、送信系の
RF・IF部10において、必要な周波数成分だけがR
Fフィルタ及びRFアンプ回路によって取り出されて電
力増幅され、送受信切替スイッチ5によって送信用に切
り替えられたアンテナAを通して、出力分だけが効率良
く送出される。
【0019】なお、表示部12はLEDやLCDなどの
表示素子の制御を行う回路に、キー部18は入力される
キーの制御を行う回路になっている。また、第2メモリ
14及び第3メモリ17の機能については後述する。図
3は、本発明にかかるデジタル携帯電話装置で使用され
るスーパーフレームにおけるダイバーシチ制御区間を示
す模式図である。図2の従来例で示したと同様に、1ス
ーパーフレームは720msecであり、1スーパーフ
レームを構成する個々のサブフレームは20msecと
なっている。また、サブフレームには受信区間R、アイ
ドル区間I、送信区間T、そしてダイバーシチ制御区間
Lが夫々順に割り当てられている。
【0020】ここで、RSSIレベルを測定する箇所L
は、図中及びで示す区間となっている。区間は、
A、B両方のアンテナからRSSIレベルを測定する区
間であり、測定回数は1スーパーフレームに1回とな
る。また区間は、区間で決定されたアンテナを基準
アンテナとして受信した電波のRSSIレベルを測定す
る区間である。そして区間では、基準アンテナによっ
て受信した電波のRSSIレベルを測定し、予め設定し
たしきい値と比較するようになっている。
【0021】図4は、本発明にかかるデジタル携帯電話
装置におけるダイバーシチ制御の手順を示すフローチャ
ートである。20msecごとの割り込み処理によっ
て、スーパーフレームであるか否か、即ち、ダイバーシ
チ制御区間Lが区間であるか否かの判断を行い(S
1)、スーパーフレームである場合(S1においてYe
sの場合)には、アンテナA或いはアンテナB(これを
アンテナX* とする)によって受信し、図1に示すRF
・IF部1或いはRF・IF部11で検波したRSSI
値を測定する。そしてアンテナX* で測定したRSSI
データについては第2メモリ14に記憶する。この値を
aとする。次に、もう一方のアンテナ(これをアンテナ
* とする)に切り替え(S3)、同じくRSSI値を
測定して第2メモリ14に記憶する(S4)。この値を
bとする。
【0022】続いて、前回のスーパーフレームで測定し
たRSSI値のデータを1a、1bとし、今回測定した
RSSI値のデータの上記a、bとでもって、Ax=1
a−a、Bx=1b−bなる計算を行う(S5)。この
計算式において、Ax、Bxの絶対値は、夫々、アンテ
ナX* 及びアンテナY* から受信してIF部で検波した
RSSIレベルの時間変化量を表しており、極性は、そ
の方向性を表している。そして、この2つのデータA
x、Bxと、上述の1a、1b、a、bの各データを基
にして、次のスーパーフレームではいずれのアンテナで
受信するのが良いかを予測し、決定する(S6)。例え
ば、RSSIレベルがアンテナA、B両方とも+方向に
直線的に変化している時には、次のスーパーフレームで
のRSSIレベルはa+Ax、b+Bxで求められる。
そこで、予測したRSSIレベルが大きい方のアンテナ
を選択し、図1に示す切替えスイッチ16によって決定
したアンテナに切り替える(S7)。また、今回測定し
たRSSI値a、bについては、図1に示す第2メモリ
14に1a、1bとして記憶する。
【0023】次に、スーパーフレームでない場合、即
ち、ダイバーシチ制御区間Lが区間でなくの場合
(S1においてNoの場合)には、区間におけるRS
SI測定の処理(S8 →S16)を実行する。先ず、フ
ラグが1であるか否かの判断を行う(S8)。ここで、
フラグについては、RSSI値の判定のために設定した
しきい値(この値は、図1に示す第3メモリ17に予め
記憶しておく)に対し、しきい値を下まわった場合にフ
ラグを立てる(即ち、1とする)ようにしておく。そこ
で、フラグが1である場合(S8においてYesの場
合)には、上述したスーパーフレームの区間における
処理で決定したアンテナによって受信し、RSSI値を
測定する(S10)。また、フラグが1でない場合(S
8においてNoの場合)には、現アンテナを切り替え
(S9)、切り替えたアンテナで受信し、RSSI値を
測定する(S10)。
【0024】そして、この測定値がしきい値より小さか
った場合(S11においてYesの場合であって、RS
SIレベルが劣化している)には、もう一方のアンテナ
に切り替えて、RSSI値を測定する(S12)。更
に、この測定値がしきい値より大きかった場合(S13
においてYesの場合)には、フラグを0として、その
アンテナで受信するする(S14)。そして、受信が終
了したときには、切替スイッチ16で元のアンテナへ切
り替える(S15)。また、測定値がしきい値より小さ
かった場合(S13においてNoの場合)には、今回は
受信しないものとし、フラグを1にセットして、同じく
切替スイッチ16によって元のアンテナへ切り替える
(S16)。
【0025】以上の処理により、スーパーフレームに1
回の割りで設けられたダイバーシチ制御区間において
測定したアンテナA及びBについてのRSSI値を元に
して、次順のスーパーフレームにおける受信アンテナが
予測され決定される。そして、このアンテナを基準アン
テナとして、サブフレームに1回設けられたダイバーシ
チ制御区間においてRSSIレベルの測定が行われ、
基準アンテナで受信することが不適当である場合には、
他のアンテナに切り替えて受信するように制御される。
このため、フェージング現象が比較的少ない状況下にあ
っては、区間において、殆ど基準アンテナを切り替え
ることなく、受信を継続することができるようになり、
消費電力が削減される。
【0026】
【発明の効果】以上の本発明によれば、基準用アンテナ
設定手段によって第1の期間で使用される基準となる受
信アンテナが設定され、この設定されたアンテナを基準
にして第2の期間毎に受信電波の電界強度の測定がなさ
れ、更に、比較手段によって測定した電界強度がしきい
値と比較され、その結果から、制御手段によって受信ア
ンテナの切り替えが行われる。
【0027】従って、従来のように、電界強度測定のた
めの回路を常時作動させると共に、毎回の測定において
アンテナを切り替える必要がなくなり、明らかにアンテ
ナの切り替え回数が減少し、消費電力の効果的な削減を
図ることができるようになる。その結果、電池寿命の面
で、通話時間や待ち受け時間をより長くすることが可能
となる。また、測定した電界強度をしきい値と比較する
ことによってアンテナの切り替えが行われるので、常に
安定した受信レベルを確保することができるようにな
る。このため、大変使い易く、経済的なデジタル携帯電
話システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデジタル携帯電話装置の移動機
の構成を示すブロック図である。
【図2】従来のデジタル携帯電話装置で使用されるスー
パーフレームの構成を示す模式図である。
【図3】本発明にかかるデジタル携帯電話装置で使用さ
れるスーパーフレームにおけるダイバーシチ制御区間を
示す模式図である。
【図4】本発明にかかるデジタル携帯電話装置における
ダイバーシチ制御の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 RF・IF部(受信系) 6 制御部 11 RF・IF部(受信系) 14 第2メモリ 16 切替スイッチ 17 第3メモリ A アンテナ B アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界強度に応じて複数のアンテナの内の
    1つを選んで受信するダイバーシチ制御機能を有したデ
    ジタル携帯電話装置において、 第1の期間に1回与えられる第1のダイバーシチ制御区
    間に最も大きな電界強度が得られるアンテナを、第1の
    期間における基準用アンテナとして設定する基準用アン
    テナ設定手段と、 前記第1の期間を構成する複数の第2の期間の各々に1
    回与えられる第2のダイバーシチ制御区間に前記基準用
    アンテナを通じて得る電界強度を、しきい値と比較する
    比較手段と、 前記電界強度が、しきい値より大きいときには前記基準
    用アンテナで受信し、しきい値より小さいときには他の
    アンテナに切り替えて受信するように制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とするデジタル携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記基準用アンテナ設定手段が、連続す
    る2つの前記第1の期間において測定した電界強度の結
    果を元に、電界強度の時間変化を予測して次順の第1の
    期間における基準用アンテナを設定することを特徴とす
    る請求項1記載のデジタル携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の期間がスーパフレームであ
    り、前記第2の期間がサブフレームであることを特徴と
    する請求項1及び請求項2記載のデジタル携帯電話装
    置。
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