JP4398547B2 - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばPHS(Personal Handyphone System)やPDC(Public Digital Cellar)のシステムで用いられるTDMA(Time Division Multiple Access)方式の移動無線端末装置であって、特に1つの相手局との間で1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて通信を行う移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、従来のTDMA方式の移動無線端末装置では、RSSI検出レベルに応じてチャネルやスロットを切り換えるようにしている。
例えばARIB RCR−STD28に準拠した移動無線端末装置にあっては、1つの基地局との間で1フレーム中で2つのスロットを通じて通信を行う場合、通信に用いる各スロットのRSSIレベルを検出する。
【0003】
そして、2つの通信スロットのうち、少なくとも一方の通信スロットのRSSI検出レベルが所定時間以上連続して規定値を下回ると、この下回った通信スロットのみ、あるいは2つの通信スロットについてチャネルやスロットの切換制御を実行するようにしてる。
【0004】
例えば、図10に示すように、障害物の影響を受けないような状況にある場合には、2つの通信スロットからそれぞれ規定値以上のRSSIレベルが検出される状態にあるため、2つのスロットを用いた通信が行われる。
【0005】
一方、例えば図11に示すような障害物などによって電波環境が悪化して、図12に示すように、2つの通信スロットのうち、一方の通信スロットのRSSI検出レベルが規定値を所定時間以上下回ると、上述したように、RSSI検出値が悪化した通信スロットのみ、あるいは2つの通信スロットについてチャネルやスロットの切換制御が実行される。
【0006】
しかしながら、このような従来の移動無線端末装置では、一時的な電波環境の悪化によって、一方のスロットのRSSI検出レベルだけが規定値を所定時間以上下回り、すぐにRSSI検出レベルが回復することがあるが、このような場合、電波環境の悪化は一時的なものであるため、通信を継続することが可能であるにもかかわらずチャネルやスロットの切換制御を実行してしまう。
【0007】
このため、RSSI検出値が劣化した通信スロットのみについて切換制御するシステムでは、切換制御の間、1スロットによる通信となるため、通信品質が劣化し、また、2スロットとも切換制御するシステムでは、一時的に通信が中断してしまうという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて通信する場合、一時的な電波環境の悪化が原因であっても、1つの通信スロットのRSSI検出レベルが規定値を所定時間以上下回ると、チャネルやスロットの切換制御が実行されて、通信品質が劣化するという問題があった。
【0009】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、1フレーム中で複数の通信スロットを用いた通信時において、一時的な電波環境の悪化が原因で1つの通信スロットのRSSI検出レベルが一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合には、チャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質が劣化を防止可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて相手局と通信可能な移動無線端末装置において、自装置が通信に用いている複数のタイムスロットの受信電界強度を検出する検出手段と、この検出手段にて検出された複数のタイムスロットの受信電界強度が、それぞれ所定の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段と、この判定手段にて、自装置が通信に用いているすべてのタイムスロットの受信電界強度が、それぞれ規定時間以上連続して前記閾値を下回っていると判定された場合に、通信に用いるタイムスロットの切換制御を行うチャネル制御手段とを具備して構成するようにした。
【0011】
上記構成の移動無線端末装置では、通信に用いる複数のタイムスロットの受信電界強度が、すべての閾値を規定時間以上連続して下回っている場合に限り、電波環境の悪化とみなして、タイムスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0012】
すなわち、複数のタイムスロットを用いた通信時において、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が閾値を越えていれば、残るタイムスロットの受信電界強度が閾値を越えていない状態が規定時間以上連続していても、一時的な受信電界強度の低下とみなして、タイムスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0013】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、複数のタイムスロットによる通信時に、1つのタイムスロットの受信電界強度が一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なタイムスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる。
【0018】
さらに、上記の目的を達成するために、この発明は、時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて相手局と通信可能な移動無線端末装置において、自装置が通信に用いている複数のタイムスロットの受信電界強度を検出する検出手段と、この検出手段にて検出された複数のタイムスロットの受信電界強度が、それぞれ第1の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段と、少なくとも1つの受信電界強度が第1の閾値を上回っていると判定手段が判定した場合には、検出手段にて検出された受信電界強度に、第1の閾値よりも低い第2の閾値を規定時間以上下回るものがある場合に限り、通信に用いるタイムスロットの切換制御を行うチャネル制御手段とを具備して構成するようにした。
【0019】
上記構成の移動無線端末装置では、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が第1の閾値を越えている場合には、残るいずれかのタイムスロットの受信電界強度が、第1の閾値よりも低い第2の閾値を規定時間以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、タイムスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0020】
すなわち、複数のタイムスロットを用いた通信時において、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が第1の閾値を越えていれば、残るいずれかのタイムスロットの受信電界強度が第1の閾値よりも第2の閾値より低い状態が規定時間以上連続していないと、一時的な受信電界強度の低下とみなして、タイムスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0021】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、複数のタイムスロットによる通信時に、1つのタイムスロットの受信電界強度が一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なタイムスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる。
【0022】
さらにまた、上記の目的を達成するために、この発明は、時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて相手局と通信可能な移動無線端末装置において、自装置が通信に用いている複数のタイムスロットの受信電界強度を検出する検出手段と、この検出手段にて検出された複数のタイムスロットの受信電界強度の平均が、所定の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段と、この判定手段にて、受信電界強度の平均が規定時間以上連続して閾値を下回っていると判定された場合に、通信に用いるタイムスロットの切換制御を行うチャネル制御手段とを具備して構成するようにした。
【0023】
上記構成の移動無線端末装置では、複数のタイムスロットの受信電界強度の平均値が、閾値を規定時間以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0024】
すなわち、複数のタイムスロットを用いた通信時において、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が高ければ、残るタイムスロットの受信電界強度が低くても、結果的に複数のタイムスロットの受信電界強度の平均値が閾値を越えるため、この平均値が閾値を越える場合には一時的な受信電界強度の低下とみなして、タイムスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0025】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、複数のタイムスロットによる通信時に、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なチャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明に係わる移動無線端末装置の第1の実施形態について説明する。ここでは、PHSの端末装置を例に挙げて説明する。図1は、その構成を示すものである。
【0027】
この図に示すPHS端末装置は、アンテナ11を備えた無線部10と、モデム部20と、TDMA部30と、スピーカ43およびマイクロホン44(M)を備えた通話部40と、着信報知部50と、メモリ部60と、ユーザインターフェイス部70と、バッテリ80と、バッテリ監視部90と、制御部100とから構成される。
【0028】
PHS基地局から無線通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線部10の高周波スイッチ(SW)12を介して受信部13に入力される。
【0029】
この受信部13では、上記受信された無線周波信号が周波数シンセサイザ14から発生された受信局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号に周波数変換される。
【0030】
なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される局部発振周波数は、無線チャネル周波数に応じて制御部100より指示される。また、無線部10には受信電界強度検出部(RSSI)16が設けられている。
【0031】
この受信電界強度検出部16ではPHS基地局から到来した無線周波信号の受信電界強度(以下、RSSIと称する)が検出され、その検出値は制御部100に通知される。
【0032】
上記受信部13から出力された受信中間周波信号は、モデム部20の復調部21に入力される。復調部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が行なわれ、これによりディジタル通話信号が再生される。
【0033】
TDMA部30のTDMAデコード部31では、制御部100の指示に従ってタイムスロットごとに上記ディジタル通話信号が分解される。そして、この分解された複数のディジタル通話信号のうち、自機宛てのスロットのディジタル通話信号が通話部40に入力される。
【0034】
通話部40は、適応差分PCMトランスコーダ(ADPCM TRANS CODER)41と、PCMコーデック(PCM CODEC)42とからなり、上記ディジタル通話信号はこの適応差分PCMトランスコーダ41およびPCMコーデック42で順次復号されてアナログ通話信号に再生される。そして、このアナログ通話信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ43から拡声出力される。
【0035】
一方、マイクロホン44に入力された送話音声は、PCMコーデック42および適応差分PCMトランスコーダ41で順次符号化されてディジタル通話信号となり、TDMAエンコード部32に入力される。
【0036】
TDMAエンコード部32では、上記適応差分トランスコーダ41から出力されたディジタル通話信号が制御部100から指示されたタイムスロットに挿入されて、変調部22に入力される。変調部22では、上記ディジタル通話信号により搬送波信号がディジタル変調される。このようにして変調された搬送波信号は、送信部15に入力される。
【0037】
送信部15では、上記変調された搬送波信号が周波数シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号とミキシングされることにより、制御部100より指示された無線チャネル周波数に周波数変換されたのち、所定の送信電力レベルに増幅される。そして、送信部15にて周波数変換および信号増幅された無線周波信号は高周波スイッチ12を介してアンテナ11からPHS基地局に向け送信される。
【0038】
着信報知部50は、当該端末装置宛てに着信があった場合に、制御部100の制御によりユーザに対して着信を報知するもので、可聴音を発して報知を行なう発音体51と、発光により報知を行なう発光体52と、例えば偏心モータなどにより振動を発生して報知を行なう振動体53とからなる。
【0039】
メモリ部60は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には制御部100の制御プログラムや認証に必要な自機のIDデータの他、種々制御データ、各種設定データ、短縮ダイヤル等に対応させたダイヤルデータを記憶している。
【0040】
ユーザインターフェイス部70は、表示部71とキー入力部72とからなる。表示部71は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなりユーザに対して自機の状態(発信/着信、バッテリ残量、受信強度)やメモリ部60から読み出したダイヤルデータを視覚的に示すためのものである。
【0041】
キー入力部72は、ダイヤル番号入力を行なうためのテンキーなど発着信に関わる通常の機能を実施するためのキーの他、着信報知方法(可聴音/発光/バイブレータ/報知なし)の切り換えなどの各種設定を行なうための機能設定キーを備えたものである。
【0042】
バッテリ80は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池からなるもので、当該端末装置の駆動電源である。バッテリ監視部90は、バッテリ80を監視するもので、このバッテリの残量を検出して制御部100に通知する機能の他に、バッテリ80が充電中であるか否かを検出する充電検出手段91を備えている。
【0043】
制御部100は、例えばマイクロコンピュータを主制御部として備えたもので、上述したような通信に係わる各部の制御や、キー入力部72を通じたユーザの要求に応じてメモリ部60に記憶されるダイヤルデータの編集制御など種々の制御を行う。
【0044】
また、制御部100は、通信スロットのRSSI検出値が予め設定した閾値を規定時間以上連続して下回った場合に、チャネルやスロットの切換制御を実行するが、新たな制御機能として制御部100は、2スロット通信時においては、2つの通信スロットのRSSI検出値がともに上記閾値を規定時間以上連続して下回った場合に限り、チャネルやスロットの切換制御を実行する。
【0045】
これは、通信に用いられる2つのスロットは、ほぼ同じ伝搬経路を通じて受信されるため、一方の通信スロットが正常であれば、残る他方が劣化していても、一時的なものにすぎないことが多い点に着目したものである。
【0046】
次に、上記構成のPHS端末装置の動作を以下に説明する。なお、通常の発着信については従来と同様の動作であることより説明を省略し、ここでは特に、通信時におけるチャネル/スロット切換制御の開始判定処理について説明する。図2は、その動作を説明するためのフローチャートで、この処理は制御部100により行われる。
【0047】
まず、図示しない基地局との間で通信が開始されると、ステップ2aにおいて、現在行われている通信が2スロット通信であるか否かを判定する。ここで、1スロット通信の場合には、ステップ2bに移行し、一方、2スロット通信の場合には、ステップ2cに移行する。
【0048】
ステップ2bでは、通信に用いているスロットのRSSI検出値が、閾値を規定時間以上連続して下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ2fに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ2bに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0049】
ステップ2cでは、2つの通信スロットのうち、一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ2dに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ2cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0050】
ステップ2dでは、2つの通信スロットのうち、ステップ2cで監視した通信スロットではない、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ2eに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ2cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0051】
ステップ2eでは、2つの通信スロットのRSSI検出値が閾値を下回っている状態が、規定時間以上連続しているか否かを判定する。ここで、規定時間以上連続している場合には、ステップ2fに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ2cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0052】
ステップ2fでは、チャネルまたはスロットの切換制御を実行する。以後、再び基地局との間で通信が再開されると、上述の処理をステップ2aより再開する。
【0053】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、通信に用いる2つのスロットのRSSI検出値が、ともに閾値を規定時間以上連続して下回っている場合に限り、電波環境の悪化とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0054】
すなわち、2つのスロットを用いた通信時において、図3に示すように、一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値レベルを越えていれば、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値レベルを越えていない状態が規定時間以上連続していても、一時的なRSSI検出値の低下とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行しないようにしている。 したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、2スロットによる通信時に、1つの通信スロットのRSSI検出レベルが一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なチャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、制御部100は、通信スロットのRSSI検出値が予め設定した閾値を規定時間以上連続して下回った場合に、チャネルやスロットの切換制御を実行するが、新たな制御機能として制御部100は、2スロット通信時において、一方の通信スロットのRSSI検出値が上記閾値を越え、残る他方の通信スロットのRSSI検出値が上記閾値を連続して下回る場合に、その規定時間を延長設定したものにして、チャネルやスロットの切換制御を実行するようにしてもよい。
【0055】
以下、上述したような制御部100を備えた構成の移動無線端末装置を、第2の実施形態として、チャネル/スロット切換制御の開始判定処理について説明する。図4は、その動作を説明するためのフローチャートである。
【0056】
まず、図示しない基地局との間で通信が開始されると、ステップ4aにおいて、現在行われている通信が2スロット通信であるか否かを判定する。ここで、1スロット通信の場合には、ステップ4bに移行し、一方、2スロット通信の場合には、ステップ4cに移行する。
【0057】
ステップ4bでは、通信に用いているスロットのRSSI検出値が、閾値を規定時間t1以上連続して下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ4gに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ4bに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0058】
ステップ4cでは、2つの通信スロットのうち、一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ4dに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ4cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0059】
ステップ4dでは、2つの通信スロットのうち、ステップ4cで監視した通信スロットではない、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ4eに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ4fに移行する。
【0060】
ステップ4eでは、2つの通信スロットのRSSI検出値が閾値を下回っている状態が、規定時間t1以上連続しているか否かを判定する。ここで、規定時間t1以上連続している場合には、ステップ4gに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ4cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0061】
ステップ4fでは、ステップ4cにて閾値が下回っていると判定された通信スロットのRSSI検出値が、規定時間t2(>t1)以上連続して閾値を下回っているか否かを判定する。
【0062】
ここで、規定時間t2以上連続している場合には、ステップ4gに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ4cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0063】
ステップ4gでは、チャネルまたはスロットの切換制御を実行する。以後、再び基地局との間で通信が再開されると、上述の処理をステップ4aより再開する。
【0064】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値を越えて正常な通信がなされている場合には、残る他方の通信スロットのRSSI検出値が、上記閾値を、通常の規定時間t1よりも長い規定時間t2以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0065】
すなわち、2つのスロットを用いた通信時において、図5に示すように、一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値レベルを越えていれば、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値レベルを越えていない状態が通常の規定時間t1よりも長いt2以上連続していないと、一時的なRSSI検出値の低下とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0066】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、2スロットによる通信時に、1つの通信スロットのRSSI検出レベルが一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なチャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる。
【0067】
また、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、制御部100は、通信スロットのRSSI検出値が予め設定した閾値th1を規定時間以上連続して下回った場合に、チャネルやスロットの切換制御を実行するが、新たな制御機能として制御部100は、2スロット通信時において、一方の通信スロットのRSSI検出値が上記閾値th1を越える場合には、残る他方の通信スロットのRSSI検出値が上記閾値th1よりも低い閾値th2を規定時間以上連続して下回る場合に、チャネルやスロットの切換制御を実行するようにしてもよい。
【0068】
以下、上述したような制御部100を備えた構成の移動無線端末装置を、第3の実施形態として、チャネル/スロット切換制御の開始判定処理について説明する。図6は、その動作を説明するためのフローチャートである。
【0069】
まず、図示しない基地局との間で通信が開始されると、ステップ6aにおいて、現在行われている通信が2スロット通信であるか否かを判定する。ここで、1スロット通信の場合には、ステップ6bに移行し、一方、2スロット通信の場合には、ステップ6cに移行する。
【0070】
ステップ6bでは、通信に用いているスロットのRSSI検出値が、閾値th1より規定時間以上連続して下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ6hに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ6bに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0071】
ステップ6cでは、2つの通信スロットのうち、一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値th1を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ6dに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ6fに移行する。
【0072】
ステップ6dでは、2つの通信スロットのうち、ステップ6cで監視した通信スロットではない、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値th1を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ6eに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ6cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0073】
ステップ6eでは、2つの通信スロットのRSSI検出値が閾値th1を下回っている状態が、規定時間以上連続しているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ6hに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ6cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0074】
ステップ6fでは、2つの通信スロットのうち、ステップ6cで監視した通信スロットではない、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が、閾値th2(<th1)を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ6gに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ6cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0075】
ステップ6gでは、ステップ6cにて閾値が下回っていると判定された通信スロットのRSSI検出値が閾値th1を、そしてまた、ステップ6fにて閾値が下回っていると判定された通信スロットのRSSI検出値が閾値th2を、それぞれ規定時間以上連続して下回っているか否かを判定する。
【0076】
ここで、両通信スロットともRSSI検出値がそれぞれの閾値を下回っている場合には、ステップ6hに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ6cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0077】
ステップ6hでは、チャネルまたはスロットの切換制御を実行する。以後、再び基地局との間で通信が再開されると、上述の処理をステップ6aより再開する。
【0078】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値th1を越えて正常な通信がなされている場合には、残る他方の通信スロットのRSSI検出値が、通常の閾値th1よりも低い閾値th2を規定時間以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0079】
すなわち、2つのスロットを用いた通信時において、図7に示すように、一方の通信スロットのRSSI検出値が閾値th1を越えていれば、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が通常の閾値th1よりも低い閾値th2より低い状態が規定時間以上連続していないと、一時的なRSSI検出値の低下とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0080】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、2スロットによる通信時に、1つの通信スロットのRSSI検出レベルが一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なチャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる。
【0081】
さらに、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、制御部100は、通信スロットのRSSI検出値が予め設定した閾値を規定時間以上連続して下回った場合に、チャネルやスロットの切換制御を実行するが、新たな制御機能として制御部100は、2スロット通信時において、2つの通信スロットのRSSI検出値の平均値が上記閾値を規定時間以上連続して下回る場合に、チャネルやスロットの切換制御を実行するようにしてもよい。
【0082】
以下、上述したような制御部100を備えた構成の移動無線端末装置を、第4の実施形態として、チャネル/スロット切換制御の開始判定処理について説明する。図8は、その動作を説明するためのフローチャートである。
【0083】
まず、図示しない基地局との間で通信が開始されると、ステップ8aにおいて、現在行われている通信が2スロット通信であるか否かを判定する。ここで、1スロット通信の場合には、ステップ8bに移行し、一方、2スロット通信の場合には、ステップ8cに移行する。
【0084】
ステップ8bでは、通信に用いているスロットのRSSI検出値が、閾値より規定時間以上連続して下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ8dに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ8bに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0085】
ステップ8cでは、2つの通信スロットのRSSI検出値の平均値が、閾値を下回っているか否かを判定する。ここで、下回っている場合には、ステップ8dに移行し、一方、下回っていない場合には、ステップ8cに移行し、再びRSSI検出値を監視する。
【0086】
ステップ8dでは、チャネルまたはスロットの切換制御を実行する。以後、再び基地局との間で通信が再開されると、上述の処理をステップ8aより再開する。
【0087】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、2つの通信スロットのRSSI検出値の平均値が、閾値を規定時間以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0088】
すなわち、2つのスロットを用いた通信時において、図9に示すように、一方の通信スロットのRSSI検出値が高ければ、残る一方の通信スロットのRSSI検出値が低くても、結果的に2つの通信スロットのRSSI検出値の平均値が閾値を越えるため、この平均値が閾値を越える場合には一時的なRSSI検出値の低下とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0089】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、2スロットによる通信時に、1つの通信スロットのRSSI検出レベルが一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なチャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することができる。
【0090】
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、各実施形態において、チャネルやスロットの切り換え対象とするスロットについて、明確に言及しなかったが、これは、既存のシステムに準じて行うようにすればよい。例えば、RSSI検出値が低下した通信スロットのみを切り換え対象としてもよいし、2つの通信スロット、両方を切り換え対象としてもよい。
【0091】
その他、上述の構成を携帯電話システムや自動車電話システムの移動無線端末装置に適用するなど、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0092】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、通信に用いる複数のタイムスロットの受信電界強度が、すべての閾値を規定時間以上連続して下回っている場合に限り、電波環境の悪化とみなして、タイムスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0093】
すなわち、複数のタイムスロットを用いた通信時において、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が閾値を越えていれば、残るタイムスロットの受信電界強度が閾値を越えていない状態が規定時間以上連続していても、一時的な受信電界強度の低下とみなして、タイムスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0094】
したがって、この発明によれば、複数のタイムスロットによる通信時に、1つのタイムスロットの受信電界強度が一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なタイムスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【0098】
さらに、この発明では、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が第1の閾値を越えている場合には、残るいずれかのタイムスロットの受信電界強度が、第1の閾値よりも低い第2の閾値を規定時間以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、タイムスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0099】
すなわち、複数のタイムスロットを用いた通信時において、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が第1の閾値を越えていれば、残るいずれかのタイムスロットの受信電界強度が第1の閾値よりも第2の閾値より低い状態が規定時間以上連続していないと、一時的な受信電界強度の低下とみなして、タイムスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0100】
したがって、この発明によれば、複数のタイムスロットによる通信時に、1つのタイムスロットの受信電界強度が一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なタイムスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【0101】
さらにまた、この発明では、複数のタイムスロットの受信電界強度の平均値が、閾値を規定時間以上連続して下回る場合に限り、電波環境の悪化とみなして、チャネルまたはスロットの切換制御を実行するようにしている。
【0102】
すなわち、複数のタイムスロットを用いた通信時において、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が高ければ、残るタイムスロットの受信電界強度が低くても、結果的に複数のタイムスロットの受信電界強度の平均値が閾値を越えるため、この平均値が閾値を越える場合には一時的な受信電界強度の低下とみなして、タイムスロットの切換制御を実行しないようにしている。
【0103】
したがって、この発明によれば、複数のタイムスロットによる通信時に、いずれかのタイムスロットの受信電界強度が一時的に規定値を所定時間以上連続して下回った場合でも、不必要なチャネルやスロットの切換制御の実行を防止して、通信品質の劣化を防止することが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の構成を示す回路ブロック図。
【図2】第1の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するためのフローチャート。
【図3】第1の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するための図。
【図4】第2の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するためのフローチャート。
【図5】第2の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するための図。
【図6】第3の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するためのフローチャート。
【図7】第3の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するための図。
【図8】第4の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するためのフローチャート。
【図9】第4の実施形態に係わる移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するための図。
【図10】2つの通信スロットを用いた通信の概念を説明するための図。
【図11】2つの通信スロットを用いた通信の概念を説明するための図。
【図12】従来の移動無線端末装置のチャネル/スロット切換制御の開始判定処理を説明するための図。
【符号の説明】
10…無線部
11…アンテナ
13…受信部
15…送信部
16…受信電界強度検出部(RSSI)
20…モデム部
21…復調部
22…変調部
30…TDMA部
31…TDMAデコード部
32…TDMAエンコード部
40…通話部
41…適応差分PCMトランスコーダ(ADPCM TRANS CODER)
42…PCMコーデック(PCM CODEC)
43…スピーカ
44…マイクロホン(M)
50…着信報知部
51…発音体
52…発光体
53…振動体
60…メモリ部
70…ユーザインターフェイス部
71…表示部
72…キー入力部
80…バッテリ
90…バッテリ監視部
91…充電検出手段
100…制御部

Claims (3)

  1. 時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて前記相手局と通信可能な移動無線端末装置において、
    自装置が通信に用いている複数のタイムスロットの受信電界強度を検出する検出手段と、
    この検出手段にて検出された複数のタイムスロットの受信電界強度が、それぞれ所定の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段にて、自装置が通信に用いているすべてのタイムスロットの受信電界強度が、それぞれ規定時間以上連続して前記閾値を下回っていると判定された場合に、通信に用いるタイムスロットの切換制御を行うチャネル制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて前記相手局と通信可能な移動無線端末装置において、
    自装置が通信に用いている複数のタイムスロットの受信電界強度を検出する検出手段と、
    この検出手段にて検出された複数のタイムスロットの受信電界強度が、それぞれ第1の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段と、
    少なくとも1つの受信電界強度が前記第1の閾値を上回っていると前記判定手段が判定した場合には、前記検出手段にて検出された受信電界強度に、前記第1の閾値よりも低い第2の閾値を規定時間以上下回るものがある場合に限り、通信に用いるタイムスロットの切換制御を行うチャネル制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  3. 時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、1フレーム中で複数のタイムスロットを通じて前記相手局と通信可能な移動無線端末装置において、
    自装置が通信に用いている複数のタイムスロットの受信電界強度を検出する検出手段と、
    この検出手段にて検出された複数のタイムスロットの受信電界強度の平均が、所定の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段にて、前記受信電界強度の平均が規定時間以上連続して前記閾値を下回っていると判定された場合に、通信に用いるタイムスロットの切換制御を行うチャネル制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
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