JPH06139710A - ディジタル・オーディオ信号測定装置 - Google Patents

ディジタル・オーディオ信号測定装置

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JPH06139710A
JPH06139710A JP28766192A JP28766192A JPH06139710A JP H06139710 A JPH06139710 A JP H06139710A JP 28766192 A JP28766192 A JP 28766192A JP 28766192 A JP28766192 A JP 28766192A JP H06139710 A JPH06139710 A JP H06139710A
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Shigeyoshi Kadokura
倉 繁 好 門
Yoshiteru Kobayashi
林 良 照 小
Yukiko Funakoshi
越 友規子 船
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CビットまたはUビットの特定パターンの検
出と、検出の当該情報ブロックの捕獲が容易かつ迅速に
できるようにする。 【構成】 ディジタル・オーディオ信号を入力とするデ
ィジタル・オーディオ信号測定装置において、受信した
CビットまたはUビットのパターンと操作者が指定した
特定パターンとを比較し、比較結果を出力するCビット
およびUビット比較回路110と、CビットおよびUビ
ット比較回路110からの取り込み同期信号114によ
ってCビットまたはUビットの取り込みを停止するCビ
ットおよびUビット取り込み回路109とを備えること
によって、障害解析または装置の動作確認に有効なCビ
ットおよびUビットの特定パターンの検出と該当情報ブ
ロックの捕獲を容易かつ迅速に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル・オーディ
オ信号の各種特性の測定を行なうディジタル・オーディ
オ信号測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、民生市場におけるCD(コンパク
ト・ディスク)やDAT(ディジタル・オーディオ・テ
ープ)等のオーディオ機器のディジタル化および放送・
スタジオにおけるディジタル・オーディオ機器の普及に
ともない、これらのディジタル・オーディオ機器を接続
するための規格(ディジタル・オーディオ・インタフェ
ース規格)が制定されてきている。規格は、各地域また
は国際的な標準化組織で制定されているが、日本ではE
IAJ(日本電子機会工業会)においてCP−340と
して1987年7月に制定された。
【0003】CP−340で定義されているディジタル
・オーディオ信号のフォーマットは、図7に示すよう
に、1ブロックは192のフレームを含み、1フレーム
は2サブフレームによって構成され、各サブフレームに
は、ビット0から3までに同期プリアンブル、ビット4
からビット27までにオーディオ・サンプルデータ、ビ
ット28からビット30までにそれぞれV、U、Cのビ
ットが、さらにビット31にパリティ・ビットが配列し
ている。なお、伝送ラインのDC成分の抑圧データから
のクロック再生および接続性とは無関係なインターフェ
ースとするために、ビット4からビット31はバイフェ
ーズマーク方式で変調されている。
【0004】Vビット(バリディティ・ビット)は、オ
ーディオ・サンプルデータの有効性を表し、Uビット
(ユーザ・ビット)は、メディア(CD・DAT等)に
よって個別に定義されている情報を伝送するためのビッ
トであり、情報のブロック長および各ビットの意味もメ
ディアごとに決められている。Cビット(チャネル・ス
テータス・ビット)は、オーディオ・サンプル・データ
のワード長/プリエンファシスの有無/標本化周波数な
どデータ部分の情報の性質および出所を表わすものであ
り、192ビットで1情報ブロックを構成する。Pビッ
ト(パリティ・ビット)は、伝送エラーまたは装置の故
障を検出するためのビットであり、ビット4からビット
31までのビット値の論理“1”の数が偶数になるよう
に、Pビットを付加する。
【0005】ディジタル・オーディオ信号測定器は、こ
のようなディジタル・オーディオ・インタフェース規格
で規定された入力端子を有し、入力されたディジタル・
オーディオ信号の各種特性を測定する装置である。
【0006】図8は従来のディジタル・オーディオ信号
測定装置の構成を示しており、一般的なマイクロ・コン
ピュータ基本システムを構成するCPU801、ROM
802、RAM803、表示回路804、表示装置80
5、入力装置(キーボードまたはマウス)806、測定
条件および測定結果データの書き込み/読み出しを行な
う記憶装置807およびこれらを接続するCPUバス8
18と、入力ディジタル・オーディオ信号817を装置
内部の信号レベル(通常TTLレベル)に変換して入力
チャネル・コーディング信号816として送出する入力
物理レベル変換回路811と、入力チャネル・コーディ
ング信号816を復調し、各種タイミング信号815を
発生して他のブロックに供給するとともに、受信オーデ
ィオ・サンプルデータ812と受信Cビットデータ81
3および受信Uビットデータ814とを分離して、それ
ぞれオーディオ・サンプル解析回路808とCビットお
よびUビット取り込み回路809とに供給する受信分離
回路810と、CPU801の制御によって受信オーデ
ィオ・サンプルデータ812の各種特性を測定するオー
ディオ・サンプル解析回路808と、受信Cビットデー
タ813および受信Uビットデータ814をCPU80
1で処理できるように取り込むCビットおよびUビット
取り込み回路809とを備えている。
【0007】次に、上記従来例の動作について説明す
る。図8において、ディジタル・オーディオ・インタフ
ェースから入力された所定の電気レベルまたは光レベル
の入力ディジタル・オーディオ信号817は、入力物理
レベル変換回路811で装置内部の信号レベルに変換さ
れ、入力チャネル・コーディング信号816として受信
分離回路810に入力される。
【0008】受信分離回路810では、オーディオ・サ
ンプルデータとV・U・C・Pビットが時分割多重化さ
れ、バイフェーズマーク変調を施された入力チャネル・
コーディング信号816を復調し、他ブロックの処理に
必要な各種タイミング信号815、例えば図9に示すよ
うに、ブロック先頭タイミング、フレームタイミング、
ビットタイミング等を生成するとともに、オーディオ・
サンプルデータとCビット、Uビットを分離して、それ
ぞれのタイミングで受信オーディオ・サンプルデータ8
12、受信Cビットデータ813、受信Uビットデータ
814としてオーディオ・サンプル解析回路808およ
びCビットおよびUビット取り込み回路809に入力す
る。
【0009】オーディオ・サンプル解析回路808は、
量子化されたオーディオ信号である受信オーディオ・サ
ンプルデータ812の電圧値/ひずみ率/周波数/チャ
ネル間の電圧比等の各種特性を測定する機能を有し、操
作者の指示によってCPU801の制御の基に動作す
る。測定結果は、CPU801で処理し、表示装置80
5に表示される。その際、操作者の指示によって測定結
果を記憶装置807に保存することができる。
【0010】CビットおよびUビット取り込み回路80
9は、受信分離回路810で分離された受信Cビットデ
ータ813および受信Uビットデータ814を、CPU
801で処理できるような形式でRAMなどに記録する
機能を有する。取り込んだCビットおよびUビットデー
タは、CPU801で処理し、2進数の形式で表示装置
805に表示する。その際、操作者の指示によって測定
結果を記憶装置807に保存することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、CビットまたはUビットの観測者は、操
作者(ユーザ)が表示装置に表示された結果を監視する
ことによって行なうため、装置故障または伝送上の障害
もしくはソフトウェアバグ等で瞬間的に特定のビット値
が変化するような異常状態を確実に捉えることは困難で
あった。また異常に限らず一時的に特定のビットパター
ンが発生する状態を確認し、機器の正常性をテストする
場合などにおいても、ビット値の変化速度が人間の認識
できる範囲を超える条件では確実に捉えることができな
かった。さらに、特定フィールドに特定パターンを検出
したときに、他のフィールドの情報または情報ブロック
全体の内容を捉えることができず、障害の解析および開
発上での動作確認のために多くの手間と時間を費やして
いた。
【0012】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、CビットまたはUビットの特定パターン
の検出と、検出時の該当情報ブロックの表示が容易かつ
迅速にできる優れたディジタル・オーディオ信号測定装
置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、従来の構成に、受信したCビットまたは
Uビットを特定のパターンと比較するCビットおよびU
ビット比較回路を備えたものである。
【0014】本発明はまた、CビットおよびUビット取
り込み回路とCビットおよびUビット比較回路との同期
手段を備えたものである。
【0015】
【作用】本発明は、受信したCビットまたはUビットを
特定のパターンと比較するCビットおよびUビット比較
回路を備えているので、CビットまたはUビットの特定
パターンを確実に検出することができる。
【0016】本発明はまた、CビットおよびUビット取
り込み回路とCビットおよびUビット比較回路との同期
手段を備えているので、CビットまたはUビットの特定
のパターン検出時の該当情報ブロックを捉えることがで
きる。
【0017】したがって、本発明によれば、障害の解析
および装置の動作確認を容易かつ迅速に行なえるという
効果を有する。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるディジタル
・オーディオ信号測定装置の構成を示している。図1に
おいて、101は一般的なマイクロ・コンピュータ基本
システムを構成するCPU、102はROM、103は
RAM、104は表示回路、105は表示装置、106
は入力装置(キーボードまたはマウス)、107は測定
条件および測定結果データの書き込み/読み出しを行な
うための記憶装置であり、これらはCPUバス121に
より接続されている。108はCPU110の制御によ
って受信オーディオ・サンプルデータ115の各種特性
を測定するオーディオ・サンプル解析回路であり、10
9は受信Cビットデータ116および受信Uビットデー
タ117をCPU801で処理できるように取り込むC
ビットおよびUビット取り込み回路である。110は操
作者の指定した検出すべき特定パターンと受信したCビ
ットデータ116またはUビットデータ117の値を比
較し、パターン一致を検出した場合は、CPU101へ
のパターン一致検出割り込み信号113とCビットおよ
びUビット取り込み回路109への取り込み同期信号1
14を発生するCビットおよびUビット比較回路であ
る。111は入力チャネル・コーディング信号119を
復調し、各種タイミング信号118を発生して他ブロッ
クに供給するとともに、受信オーディオ・サンプルデー
タ115と受信Cビットデータ116および受信Uビッ
トデータ117とを分離して、それぞれオーディオ・サ
ンプル解析回路108と、CビットおよびUビット取り
込み回路109と、CビットおよびUビット比較回路1
10とに供給する受信分離回路である。112は、入力
ディジタル・オーディオ信号120を装置内部の信号レ
ベル(通常TTLレベル)に変換して入力チャネル・コ
ーディング信号119として送出する入力物理レベル変
換回路である。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図1において、ディジタル・オーディオ・インタフ
ェースから入力された所定の電気レベルまたは光レベル
の入力ディジタル・オーディオ信号120は、入力物理
レベル変換回路112で装置内部の信号レベルに変換さ
れ、入力チャネル・コーディング信号119として受信
分離回路111に入力される。
【0020】受信分離回路111では、オーディオ・サ
ンプルデータとV・U・C・Pビットが時分割多重化さ
れバイフェーズマーク変調を施された入力チャネル・コ
ーディング信号119を復調し、他ブロックの処理に必
要な各種タイミング信号118(ブロック先頭タイミン
グ、フレームタイミング、ビットタイミング等)を生成
するとともに、オーディオ・サンプルデータ部とCビッ
ト、Uビットを分離して、されぞれ受信オーディオ・サ
ンプルデータ115、受信Cビットデータ116、受信
Uビットデータ117として出力する。受信オーディオ
・サンプルデータ115は、オーディオ・サンプル解析
回路108に入力され、Cビットデータ116と受信U
ビットデータ117は、CビットおよびUビット取り込
み回路110とCビットおよびUビット比較回路110
とに入力される。
【0021】オーディオ・サンプル解析回路108は、
量子化されたオーディオ信号である受信オーディオ・サ
ンプルデータ115に電圧値/ひずみ率/周波数/チャ
ネル間の電圧比等の各種特性を測定する機能を有し、操
作者の指示によってCPU101の制御の基に動作す
る。測定結果はCPU101で処理し、表示装置105
に表示される。その際、操作者の指示によって測定結果
を記憶装置107に保存することができる。
【0022】CビットおよびUビット取り込み回路10
9は、受信分離回路111で分離された受信Cビットデ
ータ116および受信Uビットデータ117をCPU1
01で処理できるような形式でRAMなどに記録する機
能を有する。取り込んだCビットデータ116およびU
ビットデータ117は、CPU101で処理し、2進数
または16進数の形式で表示装置105に表示する。そ
の際、操作者の指示によって測定結果を記憶装置107
に保存することができる。
【0023】CビットおよびUビット比較回路110
は、操作者が入力装置から入力した検出すべき特定パタ
ーンと受信したCビットデータ116またはUビットデ
ータ117のビットパターンを比較し、パターン一致を
検出した場合は、CPU101へのパターン一致検出割
り込み信号113とCビットおよびUビット取り込み回
路109への取り込み同期信号114を発生する。
【0024】図2は検出パターン設定に用いる表示画面
例を示したものである。なお、この例は、検出対象にC
ビットを選択した例である。検出対象欄201には、C
ビットをパターン検出の対象とするか、Uビットをパタ
ーン検出の対象とするのかを設定する。Cビットの場
合、チャネル1とチャネル2には原則として同じ値が伝
送されるが、どちらか一方のチャネルを選択すること
も、または両チャネルを対象として選択することもでき
る。ビット位置表示欄202には、パターンデータおよ
びビットマスクのビット位置を表示する。パターンデー
タ設定欄203には、比較するビットパターンを設定す
る。Cビットの場合、1情報ブロックが192ビット
(24バイト)で構成されるので、24バイト分のパタ
ーン設定欄がある。ビットマスク設定欄204には、当
該ビットを比較対象とするかしないかをビット単位で設
定する。ビットマスクデータの値が論理“0”の場合
は、当該ビットを比較対象として扱わない。こうするこ
とによって、ビット単位でパターン比較を行なうことが
できる。
【0025】図3は上記実施例におけるCビットおよび
Uビット比較回路110の構成を示している。図3にお
いて、301は比較動作実行時に比較データ格納RAM
303に対して比較アドレス309を発生させる比較ア
ドレス発生回路であり、比較アドレスライン309に出
力する比較アドレスの値は、ブロック先頭タイミング3
07によってクリアされ、アドレスカウントタイミング
308のタイミングで1アドレスずつカウントアップす
る。302は比較データ格納RAMアドレスライン31
0にCPUアドレスバス305を接続するか比較アドレ
スライン309を接続するかを切り換えるアドレス切り
換え回路である。303は比較データを格納する比較デ
ータ格納RAMである。304は比較データ格納RAM
データライン311をCPUデータバス306に接続す
るか比較データ出力バス319に接続するかを切り換え
るデータ切り換え回路である。305はCPUアドレス
バスであり、比較データ格納RAM303に比較データ
を書き込む場合、比較データ格納RAMアドレスライン
310に接続する。306はCPUデータバスであり、
比較データ格納RAM303に比較データを書き込む場
合、比較データ格納RAMデータライン311に接続す
る。307は情報ブロック(CビットまたはUビット)
の先頭タイミングを示すブロック先頭タイミング、30
8は比較アドレスをカウントアップするためのアドレス
カウントタイミング、309は比較アドレス発生回路で
発生したアドレスを示す比較アドレスライン、310は
比較データ格納RAMアドレスライン、311は比較デ
ータ格納RAMデータラインである。312はマスクデ
ータラインであり、比較データ出力バス319のビット
1に接続されている。313は比較データラインであ
り、比較データ出力バス319のビット0に接続されて
いる。314は比較の対象である受信Cビットデータま
たは受信Uビットデータである。315は1ビットの比
較タイミングを示すビット比較タイミングである。31
6はそれまでの比較結果の状態(それまでに不一致が発
生したかどうか)を示す比較結果状態信号である。31
7は1情報ブロックの比較結果を判定するタイミングを
示すブロック比較結果タイミングである。318は1情
報ブロックの比較結果を示す信号であり、一致した場合
は正論理のパルスを出力するブロック比較結果出力であ
る。319は比較動作実行時に比較データ格納RAMデ
ータバスに接続される比較データ出力バスである。
【0026】次に、上記CビットおよびUビット比較回
路110の動作について説明する。比較動作を行なう場
合、あらかじめ比較データ格納RAM303には、図2
に示した検出パターンの設定に用いる画面で操作者が入
力したパターンデータおよびビットマスクデータを書き
込んでおく。
【0027】図4は比較データ格納RAM303のデー
タ配置例で、Cビットのチャネル1および2を対象にし
た場合を示している。1サブフレームが1アドレスに対
応するようにデータを配置している。
【0028】比較データ格納RAM303に比較データ
とマスクデータを書き込み終了後、アドレス切り換え回
路302およびデータ切り換え回路304において接続
をB側に切り換えると比較動作が有効になる。
【0029】図5は上記CビットおよびUビット比較回
路110の動作タイミング例を示している。受信したサ
ブフレームに対応するアドレスが比較アドレス発生回路
301から出力され、これに応じて比較データ313と
マスクデータ312が比較データ格納RAM303から
出力される。受信Cビットデータ314は、比較データ
313とゲート1(Ex−OR)で比較され、不一致の
場合はゲート1出力は“H”レベルになる。ゲート2
(AND)出力は当該ビットに対応するマスクデータの
値が“0”ならば、ゲート1の出力の値にかかわらず
“L”(一致した)であり、マスクデータが“1”なら
ば、ゲート1の出力が“H”(不一致)のとき、ビット
比較タイミング315のタイミングで正論理のパルス
(不一致が発生したことを表す)を発生する。FF1は
1情報ブロック期間内で不一致が発生したことを保持し
ており、1情報ブロックの比較結果は、1情報ブロック
の最後のビットの比較終了後、ブロック比較結果タイミ
ング317のタイミングでゲート3からブロック比較結
果出力318として出力する。
【0030】ブロック比較結果318を、図1のCPU
バス121の割り込みラインにパターン一致検出割り込
み信号113として接続し、CPU101にパターン一
致が発生したことを知らせ、この情報をソフトウェアに
処理によって画面に表示する等の方法で操作者にパター
ン一致の発生を通知する。
【0031】さらに、ブロック比較結果318を、Cビ
ットおよびUビット取り込み回路109への取り込み同
期信号114としてCビットおよびUビット取り込み回
路109に入力し、この同期信号によって、Cビットま
たはUビットの取り込みを停止することにより、操作者
の指定した特定パターンを検出した情報ブロックそのも
のを確実に捉えることができる。
【0032】図6は上記実施例におけるCビットおよび
Uビット取り込み回路109の記憶内容例を示してい
る。記憶用バッファの1アドレスに1サブフレーム(1
ビット)のCビットまたはUビットの情報と、当該サブ
フレームが情報ブロックの先頭サブフレームであること
を示すブロック先頭ステータと、当該サブフレームで取
り込み動作を終了したことを示す取り込み終了ステータ
スを記憶する。記憶用バッファには市販のRAMを用
い、アドレスを順次カウントアップしながらサイクリッ
クに記憶を行なうようにする。パターン一致検出割り込
み信号113によって、パターン一致が発生したことを
認識したCPU101は、すでに取り込み同期信号11
4によって取り込み動作を停止しているCビットおよび
Uビット取り込み回路109の記憶用バッファの取り込
み終了ステータスのビットを検索し、取り込み終了アド
レスを知る。このアドレスに記憶されたCビットまたは
Uビットの情報が特定パターンを検出した情報ブロック
の最終ビット情報である。次に、取り込み終了アドレス
からアドレスをさかのぼってブロック先頭ステータスの
ビットを検出する。はじめてブロック先頭ステータスを
検出したアドレスに記憶されたCビットまたはUビット
の情報が、特定パターンを検出した情報ブロックの先頭
ビット情報である。このようにして、パターンを検出し
た情報ブロックを捉えることができる。
【0033】上記実施例のCビットおよびUビット比較
回路110は、受信Cビットデータ116または受信U
ビットデータ117を1ビットずつ直列に比較するよう
に構成されており、並列に比較する場合に比べ、使用部
品も少なく回路も簡単である。また、比較データ格納R
AM303には市販の安価なRAMが利用でき、大容量
化も容易である。
【0034】また、ブロック比較結果318を外部に出
力すれば、パターン検出時のトリガ信号として利用でき
る。
【0035】なお、上記実施例では、CビットおよびU
ビット取り込み回路109に取り込み同期信号114と
して、パターン一致を検出したことを示す信号を入力し
ているが、パリティエラー/受信同期はずれ/Vビット
の状態/チャネルステータスのCRCエラー等を検出す
る手段を設け、検出結果を取り込み同期信号114とし
て入力すれば、これらの状態の検出と同期したCビット
またはUビット情報を捉えることができる。
【0036】また、上記実施例では、CビットまたはU
ビットの特定パターンの一致を検出しているが、ブロッ
ク比較結果タイミングの論理を反転することによって、
CビットまたはUビットの特定パターンとの不一致の検
出も可能である。この場合、インタフェース上での伝送
障害または装置の故障またはバグ等によって、一時的に
発生する異常状態を容易かつ確実に捉えることができ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、CビットおよびUビット比較回路を備えているの
で、CビットまたはUビットの特定パターンを確実に検
出することができる。
【0038】本発明はまた、CビットおよびUビット取
り込み回路とCビットおよびUビット比較回路との同期
手段を備えているので、CビットまたはUビットの特定
のパターン検出時の該当情報ブロックを捉えることがで
きる。
【0039】したがって、本発明によれば、障害の解析
および装置の動作確認を容易かつ迅速に行なえるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル・オーデ
ィオ信号測定装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】同装置における検出パターンの設定に用いる画
面例を示す模式図
【図3】同装置におけるCビットおよびUビット比較回
路の構成を示す概略ブロック図
【図4】同装置における比較データ格納RAMのデータ
配置列を示す模式図
【図5】同装置におけるCビットおよびUビット比較回
路の動作を示すタイミングチャート
【図6】同装置におけるCビットおよびUビット取り込
みRAMの記憶内容例を示す模式図
【図7】ディジタル・オーディオ信号のフォーマットを
示すデータ構造図
【図8】従来のディジタル・オーディオ信号測定装置の
構成を示す概略ブロック図
【図9】同装置における受信分離回路の動作を示すタイ
ミングチャート
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 表示回路 105 表示装置 106 入力装置 107 記憶装置 108 オーディオ・サンプル解析回路 109 CビットおよびUビット取り込み回路 110 CビットおよびUビット比較回路 112 入力物理レベル変換回路 113 パターン一致検出割り込み信号 114 取り込み同期信号 115 受信オーディオ・サンプルデータ 116 受信Cビットデータ 117 受信Uビットデータ 118 各種タイミング信号 119 入力チャネル・コーディング信号 120 入力ディジタル・オーディオ信号 121 CPUバス 201 検出対称欄 202 ビット位置表示 203 パターンデータ設定欄 204 ビットマスク設定欄 301 比較アドレス発生回路 302 アドレス切り換え回路 303 比較データ格納RAM 304 データ切り換え回路 305 CPUアドレスバス 306 CPUデータバス 307 ブロック先頭タイミング 308 アドレスカウントタイミング 309 比較アドレスライン 310 比較データ格納RAMアドレスライン 311 比較データ格納RANデータライン 312 マスクデータライン 313 比較データライン 314 受信Cビットデータ・受信Uビットデータ 315 ビット比較タイミング 316 比較結果状態信号 317 ブロック比較結果タイミング 318 ブロック比較結果出力 319 比較データ出力バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ入力信号を受信・復調・分離
    する受信分離回路と、前記受信分離回路で分離された受
    信オーディオ・サンプルデータを解析するオーディオ・
    サンプル解析回路と、前記受信分離回路で分離された受
    信Cビットおよび受信Uビットを取り込むCビットおよ
    びUビット取り込み回路と、あらかじめ設定されたCビ
    ットパターンデータまたはUビットパターンデータを前
    記受信分離回路で分離された受信Cビットまたは受信U
    ビットと順次比較してパターン一致を検出するCビット
    およびUビット比較回路とを備えたディジタル・オーデ
    ィオ信号測定装置。
  2. 【請求項2】 オーディオ入力信号を受信・復調・分離
    する受信分離回路と、前記受信分離回路で分離された受
    信オーディオ・サンプルデータを解析するオーディオ・
    サンプル解析回路と、あらかじめ設定されたCビットパ
    ターンデータまたはUビットパターンデータを前記受信
    分離回路で分離された受信Cビットまたは受信Uビット
    と順次比較してパターン一致を検出するCビットおよび
    Uビット比較回路と、前記受信分離回路で分離された受
    信Cビットおよび受信Uビットを周期的に取り込み、前
    記CビットおよびUビット比較回路からのパターン一致
    検出信号により取り込みを停止するCビットおよびUビ
    ット取り込み回路とを備えたディジタル・オーディオ信
    号測定装置。
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