JPH0613843A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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JPH0613843A
JPH0613843A JP4167772A JP16777292A JPH0613843A JP H0613843 A JPH0613843 A JP H0613843A JP 4167772 A JP4167772 A JP 4167772A JP 16777292 A JP16777292 A JP 16777292A JP H0613843 A JPH0613843 A JP H0613843A
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Japan
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ram
rams
coefficient
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Akira Yazawa
矢沢晃
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル信号処理を高速に行えるようにす
るとともに、消費電力およびラジエーションを低減でき
るようにする。 【構成】 データRAMおよび係数RAMを複数組設
け、この複数組のデータRAMおよび係数RAMからの
出力をそれぞれ選択するセレクタを複数備え、この複数
のセレクタにそれぞれ対応するKレジスタおよびLレジ
スタを複数組配置し、それぞれのKレジスタおよびLレ
ジスタの組に対応する乗算器を複数設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号処理に利
用する。本発明は、乗算器、加算器を用いて積和演算処
理を行うディジタル信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号処理回路の1例を
図2に示す。従来例回路は、データを保持するデータR
AM1と、係数データを保持する係数RAM2と、デー
タRAM1に接続されるKレジスタ3と、係数RAM2
に接続されるLレジスタ4と、Kレジスタ3およびLレ
ジスタ4を入力とする乗算器5と、乗算結果を保持する
Mレジスタ6と、Mレジスタ6の出力に接続される演算
回路7と、この演算回路7の出力に接続されるアキュム
レータ8とにより構成されている。
【0003】次に、このように構成された従来例回路の
動作について説明する。
【0004】ディジタル信号処理は通常ディジタルフィ
ルタ処理により行われるが、これには大きく分けてII
R型とFIR型がある。どちらもディジタルデータと係
数データの乗算を行うと同時にそれらのデータの累積加
算を行うことによりフィルタ演算を行う。このような処
理は積和演算処理と呼ばれている。この積和演算処理を
主に行うために各ハードウェアが構成されていて、デー
タRAM1と係数RAM2に蓄えられたデータを乗算器
5により演算し、演算回路7にて加算処理することより
積和演算処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル信号処理に
おいて多くのフィルタ処理を行うためには、この積和演
算処理のスピードが問題となり、どこまで高速化できる
かが鍵となる。図2に示すような構成では乗算器および
各種RAMのリード、ライト時間、バスの転送時間がネ
ックとなっていて近年では100ns程度までしか高速
化されていない。そこで、このような構成でこれ以上の
高速化を行うとすると、トランジスタサイズを大きくす
る以外に方法はなく、そのために乗算器、RAM、バス
を駆動するバスドライバなどがかなり大きくなってしま
う。また、そのときの消費電力も内部処理速度の高速化
に伴い膨大になると同時に、データ変化時に起こる瞬時
の大電流のためにラジエーションも大きくなり、ディジ
タル信号処理回路の高速化に伴ってこのラジエーション
を小さくすることが大きな課題となっている。
【0006】本発明はこのような背景に行われるもので
あって、ディジタル信号処理を高速に行うことができる
とともに、消費電力およびラジエーションの低減をはか
ることができる回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、データを蓄積
するデータRAMと、係数を蓄積する係数RAMと、前
記データRAMからの出力を一時保持するKレジスタ
と、前記係数RAMからの出力を一時保持するLレジス
タと、前記データRAMからのデータおよび前記係数R
AMからの係数を入力し加算処理を行う乗算器と、この
乗算器により処理された出力を一時保持するMレジスタ
と、前記乗算器の出力を累積加算する演算回路と、この
演算回路からの出力を格納するアキュムレータとを備え
たディジタル信号処理回路において、前記データRAM
および前記係数RAMをそれぞれ複数組設け、この複数
組のデータRAMおよび係数RAMからの出力をそれぞ
れ選択するセレクタを複数備え、この複数のセレクタに
それぞれ対応する前記Kレジスタおよび前記Lレジスタ
を複数組配置し、それぞれのKレジスタおよびLレジス
タの組に対応する前記乗算器を複数設け、この複数個の
乗算器出力を加算して前記Mレジスタに与える手段を備
えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】データを蓄積するデータRAM、係数を蓄積す
る係数RAMを複数備え、これらRAMからの出力を選
択するセレクタ、選択されたデータおよび係数を一時保
持するレジスタ、および乗算器を対応させて配置する。
左側のデータRAMが左側の乗算器に接続されていると
きは、右側のデータRAMは右側の乗算器に接続され、
左側のデータRAMが右側の乗算器に接続されていると
きには、右側のデータRAMは左側の乗算器に接続され
る。係数RAMについても同様である。このようにセレ
クタを切り替えることにより、二つの乗算器は並列的に
動作し演算を分担することができるから、全体として等
価な演算を行うための速度は半分でよいことになる。
【0009】すなわち、演算処理速度を複数配置した分
だけはやめることができるとともに、消費電力およびラ
ジエーション発生を低減することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0011】本発明実施例は、データを蓄積するデータ
RAM11、12と、係数を蓄積する係数RAM21、
22と、データRAM11、12からの出力を一時保持
するKレジスタ31、32と、係数RAM21、22か
らの出力を一時保持するLレジスタ41、42と、デー
タRAM11、12からのデータおよび係数RAM2
1、22からの係数を入力し加算処理を行う乗算器5
1、52と、この乗算器51、52により処理された出
力を一時保持するMレジスタ6と、乗算器51、52の
出力を累積加算する演算回路7と、この演算回路7から
の出力を格納するアキュムレータ8とを備え、さらに、
データRAM11、12および係数RAM21、22を
それぞれ複数組設け、この複数組のデータRAM11、
12および係数RAM21、22からの出力をそれぞれ
選択するセレクタ91、92、93、94を備え、この
複数のセレクタ91、92、93、94にそれぞれ対応
するKレジスタ31、32およびLレジスタ41、42
を複数組配置し、それぞれのKレジスタ31、32およ
びLレジスタ41、42の組に対応する乗算器51、5
2を設け、この乗算器51、52の出力を加算してMレ
ジスタ6に与える手段を備える。
【0012】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0013】乗算器51の前段にあるKレジスタ31へ
の入力はデータRAM11の出力とデータRAM12の
出力がセレクタ91にてセレクトされ、同様にLレジス
タ41への入力も係数RAM21の出力と係数RAM2
2の出力がセレクタ93にてセレクトされる。
【0014】一方、乗算器52の前段にあるKレジスタ
32への入力はデータRAM11の出力とデータRAM
12の出力がセレクタ92にてセレクトされ、同様にL
レジスタ42への入力も係数RAM21の出力と係数R
AM22の出力がセレクタ94にてセレクトされる。
【0015】乗算器51および52の出力は互いに最終
段にて加算され、Mレジスタ6に保持される。通常、乗
算器51および52には最終段に加算器が備えられてお
り、この加算器により最終加算が行われる。Mレジスタ
の出力は演算回路7に入力し、演算回路7の出力はアキ
ュムレータ8に入力し、その出力はバス9に出力され
る。演算回路7にはバス9が接続され、また、データR
AM11、12および係数RAM21、22へのデータ
はバス9から入力される。
【0016】本実施例によれば、従来例回路に比べて同
様の処理を行うのに1/2の時間で演算することが可能
である。すなわち、乗算器、RAMなどを二つ備えるこ
とで従来例回路と同じスピードで2倍の演算処理を行う
ことができる。これは、前述したように従来例回路の構
成のまま高速化をはかるのに比べ消費電力およびラジエ
ーション発生の面からみても有利になる。
【0017】本実施例ではデータRAM、係数RAMお
よび乗算器はそれぞれ2個ずつ備えたが、要求される演
算速度に合わせてデータRAM、係数RAMおよび乗算
器の数をそれぞれ3個、4個、5個以上と増やしていく
ことにより、高速化をはかることが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータを蓄積するデータRAM、係数を蓄積する係数RA
M、これらRAMに接続される乗算器をそれぞれ複数個
備えることにより、高速動作を可能にすることができる
とともに、低消費電力、低ラジエーションを可能にする
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す回路図。
【図2】従来例の構成を示す回路図。
【符号の説明】
1、11、12 データRAM 2、21、22 係数RAM 3、31、32 Kレジスタ 4、41、42 Lレジスタ 5、51、52 乗算器 6 Mレジスタ 7 演算回路 8 アキュムレータ 9 バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを蓄積するデータRAMと、 係数を蓄積する係数RAMと、 前記データRAMからの出力を一時保持するKレジスタ
    と、 前記係数RAMからの出力を一時保持するLレジスタ
    と、 前記データRAMからのデータおよび前記係数RAMか
    らの係数を入力し加算処理を行う乗算器と、 この乗算器により処理された出力を一時保持するMレジ
    スタと、 前記乗算器の出力を累積加算する演算回路と、 この演算回路からの出力を格納するアキュムレータとを
    備えたディジタル信号処理回路において、 前記データRAMおよび前記係数RAMをそれぞれ複数
    組設け、 この複数組のデータRAMおよび係数RAMからの出力
    をそれぞれ選択するセレクタを複数備え、 この複数のセレクタにそれぞれ対応する前記Kレジスタ
    および前記Lレジスタを複数組配置し、 それぞれのKレジスタおよびLレジスタの組に対応する
    前記乗算器を複数設け、 この複数個の乗算器出力を加算して前記Mレジスタに与
    える手段を備えたことを特徴とするディジタル信号処理
    回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5777688A (en) * 1995-05-11 1998-07-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal processor
US5886912A (en) * 1994-11-15 1999-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Processing elements connected in cascade having a controllable bypass
JP2000215028A (ja) * 1998-10-06 2000-08-04 Texas Instr Inc <Ti> 乗算器/アキュムレ―タ・ユニット
JP2010160632A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Mitsubishi Electric Corp 動的再構成可能な積和演算装置および動的再構成可能プロセッサ

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