JPH06137485A - パイプ断熱材及びその製法 - Google Patents
パイプ断熱材及びその製法Info
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- JPH06137485A JPH06137485A JP4291892A JP29189292A JPH06137485A JP H06137485 A JPH06137485 A JP H06137485A JP 4291892 A JP4291892 A JP 4291892A JP 29189292 A JP29189292 A JP 29189292A JP H06137485 A JPH06137485 A JP H06137485A
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- heat insulating
- pipe
- tubular body
- insulating material
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/08—Means for preventing radiation, e.g. with metal foil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
に、径が共通で曲がり角の異なる)場合にも汎用出来、
かつ、低コストに製造することの出来るパイプ断熱材及
びその製法を提供すること。 【構成】 筒状体3に於ける前記断熱繊維を、その軸心
に交差する平面に沿う方向に配向させると共に、その軸
心部分にパイプ挿通用中空部3aを形成してある。
Description
層をパイプの周りに形成するための筒状体を備えたパイ
プ断熱材およびその製法に関する。
断熱繊維を筒状体の長手方向に沿う方向に配向させると
ともに、軸心部分にパイプ挿通用中空部を形成してある
ものがあった。また、このようなパイプ断熱材を製造す
る場合には、例えば、予め、カバーすべきパイプの形状
や大きさに適合した成形型を用いて、断熱繊維をパイプ
の形状にあわせて成形する方法があり、このようなと
き、断熱繊維の方向は筒状体の長手方向に沿うものとな
っていた。
断熱材によれば、例えば曲がった形状のパイプに取り付
けるときに、直型で筒状の断熱材を屈曲させて取り付け
るとすれば、この断熱材を屈曲させる外側において、引
っ張り力が生じ、断熱繊維がその引っ張り力に抗し、ま
たは、屈曲させる内側において、圧縮力が生じ、断熱繊
維がその圧縮力にたいして突っ張り、容易に屈曲させる
ことが出来なかった。また、屈曲させたとしても、屈曲
させた外方において断熱材が肉薄になったり、屈曲させ
た内方において断熱繊維が疎になったりして断熱性にむ
らが生じたりするという不都合があり、施工性もよくな
かった。このため、パイプの形状や大きさに適合したパ
イプ断熱材を、個々に成形せねばならず、パイプ断熱材
がパイプの種類に応じて多種必要になり、汎用性が得ら
れず、かつ、前記パイプ断熱材を成形すべき型枠も多種
必要になるので、製造がコスト高になる。
み、施工性がよく、パイプの屈曲形状の異なる(特に、
パイプの径が共通で曲がり角や曲がり径の異なる)配管
を断熱する場合にも汎用出来、かつ、低コストに製造す
ることの出来るパイプ断熱材及びその製法を提供するこ
とにある。
の本発明の特徴構成は、筒状体に於ける前記断熱繊維
を、その軸心に交差する平面に沿う方向に配向させると
共に、その軸心部分にパイプ挿通用中空部を形成してあ
ることにあり、また、その筒状体の外周部に気密性の外
皮体を全周にわたって設けてあってもよく、さらに、前
記外皮体が、伸縮自在な形状で可撓性の部材よりなると
共に、前記筒状体が可撓性であればよく、また、前記外
皮体が、伸縮自在に折り込んだ金属箔であればよく、前
記筒状体及び前記外皮体における周方向の一部を、長手
方向の全長にわたって切開してあってもよい。
りなる繊維板を積層した状態で互いに接着して、断熱繊
維積層体を形成し、長手方向が前記断熱繊維積層体の積
層方向に沿う筒状に、前記断熱繊維積層体より筒状体を
切り出し、切り出した前記筒状体に、可撓性で気密性の
外皮体を巻付けて一体接着し、前記筒状体の周方向の一
部を、前記外皮体と共に前記筒状体の長手方向に沿って
全長にわたって切開する事によって製造されるものであ
ってもよい。
を、パイプの軸心に交差する平面に沿う方向に配向させ
てあるから、パイプの屈曲に合わせて曲げる場合には、
筒状体の軸心方向に断熱繊維同士の距離が変化できるた
めに筒状体がその長手方向に伸縮でき、屈曲部の外方側
で断熱繊維間の距離が広がる、あるいは、屈曲部の内方
側で断熱繊維間の距離が縮まることによって筒状体を屈
曲させることができるので、可撓性を得ることが出来
る。そのために、直管状に製造してあるだけで、配管の
場所に於て、パイプの屈曲形状に合わせて変形させてパ
イプ断熱材を取り付けることが出来る。
ば、パイプと外皮体との間で筒状体の断熱繊維間に気密
空間を形成して、より性能の高い断熱層を形成すること
ができると共に、前記外皮体がパイプからの輻射熱の放
出をも防ぎ、断熱性をより高く維持することができる。
さらに、その外皮体が可撓性を有するものであれば、直
型のパイプはもちろん曲型のパイプに対しても、そのパ
イプの形状にに合わせてパイプ断熱材を容易に変形させ
ることが出来る。
属箔が伸縮自在に折り込んだものであれば、可撓性を得
られると共に、金属箔がパイプからの輻射熱の放出を確
実に阻害するので、高い断熱効果を期待することが出来
ながら、設置すべき場所でパイプの形状にあわせて変形
して使用するのことができるので、施工性が良く、その
上、筒状体の周方向の一部を長手方向の全長にわたって
切開してあれば、両端部が固定されている管に対して
も、この筒状体を切開部より押し広げて被せた後、前記
切開部を塞ぐだけでパイプ断熱材を設置することが出来
るから、パイプ断熱材を容易に設置することが出来る。
熱繊維よりなる繊維板を積層した状態で接着した断熱繊
維積層体を切り出すことによって製造すれことによっ
て、筒状体の内部の繊維方向を前記筒状体の軸心に交差
する平面に沿う方向に容易に配向させる形成することが
出来ると共に、断熱繊維積層体の積層量を変えることに
よって、様々な長さのパイプ断熱材を製造できるし、切
り出し方を変えることによって様々な径および厚さの筒
状体を製造することが容易に出来る。また、切り出した
筒状体に外皮体を巻き付けて接着し、その後切開するか
ら外皮体を筒状体の外周部に形成し易い。
状に製造して、そのパイプ断熱材を取り付けるべき作業
場所に運送することが出来るから、曲がった形状よりも
直線状の方が保管のための場所を取らず、運送にも必要
な収容容積が少なくて済む。
がパイプの径と同じでさえあれば、様々な曲がり角、曲
がり径のパイプに適用でき、一つの規格のパイプ断熱材
で、多種多様なパイプをカバーすることが出来るため
に、汎用性が高いので、多種類のパイプ断熱材を準備し
ておく必要はなく、汎用性を高くできる。またこのパイ
プ断熱材を製造する場合にも製造用型枠も必要なく、断
熱繊維積層体とその切り出し方によってパイプ断熱材の
形状を自在に製作出来るために、生産性良く、安価に製
造することが出来る。
によりその外皮体の高い断熱効果を期待できるので、き
わめて有用なパイプ断熱材を提供することが出来た。
に示すように、ロックウールよりなる筒状体3を、その
ロックウールの繊維方向をその軸心に直交する面に層方
向に配向させて形成し、その筒状体3の外周部にアルミ
ニウム箔をエンボス加工し伸縮自在に成形したエンボス
体4を設けた構成になっており、筒状体には長手方向に
周方向の一部を切開した切開部3bを設けてあり、筒状
体3の軸心部分にはパイプ挿通用中空部3aを形成して
ある。図1に本実施例におけるパイプ断熱材の製造工程
を示す。まず、図1(イ)に示すように複数枚の繊維板
1を接着剤を介して積層接着して、断熱繊維積層体2を
つくり、図1(ロ)に示すように長手方向が断熱繊維積
層体2の積層方向に沿う筒状に前記断熱繊維積層体2か
ら糸鋸Aで、筒状体3を切り出す。このとき、この筒状
体3には中空部3aを切り出すときに切開部3bが生じ
る(図1(ロ)右図参照)。この筒状体3にアルミニウ
ム箔を図2のように折り込んだ、折込エンボス体4を、
エンボスの折込方向がパイプ断熱材の周方向に沿うよう
に、図1(ハ)のように前記筒状体3の外周部3cに接
着剤を介して巻付けて、圧着ローラーBで圧着し、外皮
体5を形成する。外皮体5を形成したパイプ断熱材は、
図1(ニ)のように、前記切開部3bにそって、外皮体
5をカッターCで切開し、半切断状態に形成される。
パイプPの曲部に取り付ける場合に、図3に示すように
取り付けられる。つまり、半切断状態のパイプ断熱材
を、パイプPに取り付けるべき長さに切り取り(図3
(イ)中一点鎖線で示した長さを同じになるようにす
る)、その、曲部の形状に合わせて切開部3bが、パイ
プ極部の内側に位置する状態になるように変形させる。
この屈曲した、半切断状態のパイプ断熱材の切開部3b
を押し広げて、パイプPに嵌め込み、パイプ断熱材の形
状を筒状に復元すれば、パイプ断熱材が、パイプPに嵌
着する。この後、切開部3bを接着剤を介して接着すれ
ば、パイプPの周りに断熱層Lを形成することができ
る。
図3ロに示すようにパイプPに直交する方向になってい
るから、パイプの曲部の内側では繊維間の距離が縮ま
り、パイプの曲がりの外側では繊維間の距離が広がるの
で、容易にパイプの形状に沿った状態に変形する。
の外側を、ケーシングによって保護さる。
着して、断熱繊維積層体2を形成したが、これに限ら
ず、例えば、断熱繊維そのものを積層接着して、断熱繊
維積層体2を形成するなど、断熱繊維積層体2を形成す
る手段は問わないし、これを切断する方法も糸鋸Aを用
いる方法に限られるものではない。要するに、パイプ断
熱材として、筒状体3に含まれる繊維を、筒状体3の軸
心に交差する平面に沿った方向に配向させられる方法で
あれば良い。また、断熱繊維についてもロックウールに
限られるものではなく、グラスウール、カーボンファイ
バー等を用いることもできる。また、断熱繊維を配向さ
せる方向については、必ずしも軸心に直交する面に沿う
方向でなくとも、軸心に交差する面に沿う方向であれ
ば、本実施例と同様の作用効果を得ることができる。
てアルミ箔を、折込エンボス加工したものを用いたが、
これに限らず、例えば、伸縮性のある樹脂製膜でも良
い。要するに外皮体5としては、伸縮自在で、パイプと
の間で筒状体5内に気密性の断熱層Lを形成可能なもの
であれば良いが、アルミ箔を折込エンボス加工したエン
ボス体を用いれば、伸縮性が得られ、且つ断熱性能の高
いパイプ断熱材を提供することが出来る。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
程図
の折込エンボス体の断面の拡大図
け説明図
Claims (6)
- 【請求項1】 断熱繊維よりなる断熱層(L)をパイプ
(P)の周りに形成するための筒状体(3)を備えたパ
イプ断熱材において、前記筒状体(3)に於ける前記断
熱繊維を、その軸心に交差する平面に沿う方向に配向さ
せると共に、その軸心部分にパイプ挿通用中空部(3
a)を形成してあるパイプ断熱材。 - 【請求項2】 前記筒状体(3)の外周部に気密性の外
皮体(5)を全周にわたって設けてあるパイプ断熱材。 - 【請求項3】 前記外皮体(5)が、伸縮自在な形状で
可撓性の部材よりなると共に、前記筒状体(3)が可撓
性である請求項2記載のパイプ断熱材。 - 【請求項4】 前記外皮体(5)が、伸縮自在に折り込
んだ金属箔よりなる請求項1〜3記載のパイプ断熱材。 - 【請求項5】 前記筒状体(3)及び前記外皮体(5)
における周方向の一部を、長手方向の全長にわたって切
開してある請求項1〜4記載のパイプ断熱材。 - 【請求項6】 断熱繊維よりなる繊維板(1)を積層し
た状態で互いに接着して、断熱繊維積層体(2)を形成
し、 長手方向が前記断熱繊維積層体(2)の積層方向に沿う
筒状に、前記断熱繊維積層体(2)より筒状体(3)を
切り出し、 切り出した前記筒状体(3)に、可撓性で気密性の外皮
体(5)を巻付けて一体接着し、 前記筒状体(3)の周方向の一部を前記外皮体(5)と
共に前記筒状体(3)の長手方向に沿って全長にわたっ
て切開する、 パイプ断熱材の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4291892A JPH06137485A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | パイプ断熱材及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4291892A JPH06137485A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | パイプ断熱材及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137485A true JPH06137485A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17774807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4291892A Pending JPH06137485A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | パイプ断熱材及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06137485A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008164078A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Nichias Corp | 改質器用断熱材 |
JP2010065734A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 断熱材及び断熱管 |
JP2023031771A (ja) * | 2021-08-25 | 2023-03-09 | 株式会社ティエフシー | 配管断熱カバー |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948261B1 (ja) * | 1970-12-30 | 1974-12-20 | ||
JPH0510495A (ja) * | 1991-02-20 | 1993-01-19 | Maruyasu Kogyo Kk | 配管の断熱方法 |
JP3096499B2 (ja) * | 1991-09-10 | 2000-10-10 | 三洋電機株式会社 | 単語分割処理方法 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4291892A patent/JPH06137485A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948261B1 (ja) * | 1970-12-30 | 1974-12-20 | ||
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JP2010065734A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 断熱材及び断熱管 |
JP2023031771A (ja) * | 2021-08-25 | 2023-03-09 | 株式会社ティエフシー | 配管断熱カバー |
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