JPH06134682A - スカラ−ロボット - Google Patents

スカラ−ロボット

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JPH06134682A
JPH06134682A JP28775792A JP28775792A JPH06134682A JP H06134682 A JPH06134682 A JP H06134682A JP 28775792 A JP28775792 A JP 28775792A JP 28775792 A JP28775792 A JP 28775792A JP H06134682 A JPH06134682 A JP H06134682A
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JP
Japan
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arm
shaft
scalar robot
motor
axis
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JP28775792A
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English (en)
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Masaaki Yamaguchi
將明 山口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自由なデザインが可能で、占有スペ−スが小さ
く、且つ、垂直剛性の高いスカラ−ロボットを提供する
ことにある。 【構成】中空で回動自在な第1のア−ム13に中空な第
2のア−ム14を回動自在に連結したスカラ−ロボット
11において、上記第1のア−ム13の先端部に上記第
2のア−ム14の基端部を嵌合して連続に繋げ、上記両
ア−ム13、14を連結シャフト36とこの連結シャフ
ト36の軸方向に沿って離間した複数の玉軸受37、3
7とを有する蝶番部33を介して連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複数のア−ム
を連結して各ア−ムを水平に回動させるスカラ−ロボッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工場での作業を自動化するため
に種々の産業用ロボットが利用されている。そして、こ
れらの産業用ロボットの中には、図7及び図8に示すよ
うに水平に回動する複数のア−ム1、2を備えた水平多
関節型のロボット、いわゆるスカラ−ロボット3があ
る。
【0003】このスカラ−ロボット3においては、土台
4の上に第1のア−ム1の基端部が載せられ、第1のア
−ム1は基端部を中心にして水平に回動する。さらに、
第2のア−ム2は、第1のア−ム1の先端部の下側に連
結されており、第1のア−ム1との基端部を中心にして
水平に回動する。そして、各ア−ム1、2の動作が組合
されて第2のア−ム2の先端部が所望の作業位置に送ら
れる。
【0004】第2のア−ム2の先端部には工具軸5が設
けられており、この工具軸5は上下動する。工具軸5の
上下動のための動力の伝達には、図8中に示すように工
具軸5に形成されたボ−ルねじ6が利用されている。そ
して、工具軸5が下降した際には工具軸5が第2のア−
ム2から突出し、上昇した際には工具軸5が第2のア−
ム2に上向きに突設された工具軸収納部7に収納され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のスカラ−ロボット3においては、第2のア−ム
2の上に第1のア−ム1が積み重ねられていたため、両
ア−ム1、2の連結部に段差が存在していた。また、上
下動する工具軸5を収納するための工具軸収納部7が必
要だった。さらに、第2のア−ム2を駆動するためのモ
−タ8や、工具軸5を駆動するためのモ−タ9が第2の
ア−ム2の上に突出していた。
【0006】そして、これらのことを原因として、スカ
ラ−ロボット3のデザインが制限されており、スカラ−
ロボット3の形状を自由に設定することができなかっ
た。また、突出する部分が多く、占有スペ−スが大きか
った。さらに、第1のア−ム1と第2のア−ム2とが上
下に重ねられていたため、軸受間距離を大とすることが
できず、第2のア−ム2の回転軸方向の剛性、即ち垂直
剛性が低かった。
【0007】本発明の目的とするところは、人間の腕の
形態に近いデザインが可能で、占有スペ−スが小さく、
且つ、垂直剛性の高いスカラ−ロボットを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、中空で回動自在な第1のア−ム
に中空な第2のア−ムを回動自在に連結したスカラ−ロ
ボットにおいて、上記第1のア−ムの先端部に上記第2
のア−ムの基端部を嵌合して連続に繋げ、上記両ア−ム
を連結シャフトとこの連結シャフトの軸方向に沿って離
間した複数の軸受手段とを有する蝶番部を介して連結し
た。
【0009】また、本発明は、第1のア−ム内に第2の
ア−ムを回転駆動ための駆動手段を収納するとともに、
駆動手段の駆動力を、かさ歯車等のように動力伝達方向
を転換する手段を介して第2のア−ムへ伝達する。
【0010】そして、本発明は、形状の制限を減らして
人間の腕の形態に近いデザイン及び小型化を可能にする
とともに、第2のア−ムの垂直剛性を向上できるように
した。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。
【0012】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、両図中の符号11は四軸のスカラ−ロボットであ
る。このスカラ−ロボット11は、例えば一定位置に固
定された土台12、この土台12に連結された中空箱状
の第1のア−ム13、及び、第1のア−ム13に連結さ
れた同じく中空箱状の第2のア−ム14により構成され
ている。
【0013】土台12と第1のア−ム13との間に第1
軸(水平方向の第1軸)Aが形成されており、第1のア
−ム13と第2のア−ム14との間に第2軸(水平方向
の第2軸)Bが形成されている。また、土台12に第3
軸(垂直方向の第1軸)Cが形成されており、第2のア
−ム14の先端に第4軸(水平方向の第3軸)Dが形成
されている。また、両図中に符号15〜18で示すの
は、第1〜第4の各軸用のモ−タであり、各モ−タ15
〜18には、例えば消費電力が80ワット以下の小型モ
−タが採用されている。
【0014】前記土台12は、ベ−ス部19と、このベ
−ス部19と組合った箱状の可動部20とにより構成さ
れている。可動部20には連結板21が下向きに垂設さ
れており、この連結板21は二つの空間22、23の間
を仕切っている。
【0015】また、一方の空間22には可動部20を上
下動させる上下機構部24が配置されている。この上下
機構部24は、第3軸用モ−タ17、皿状のカム25、
及びリニアガイド部26により構成されている。
【0016】これらのうちカム25は、軸受27を介し
てベ−ス部19上に回転自在に支持されており、カム面
28を上に向けている。さらに、カム25はカム面28
に、周方向に沿って高低差を有している。また、カム面
28には、可動部20の連結板21に取付けられた回転
自在なカムフォロア29が接している。第3軸用モ−タ
17はカム25に下向に且つ同軸的に連結されている。
そして、第3軸用モ−タ17はカム25を同軸的に回動
変位させる。
【0017】リニアガイド部26は、ベ−ス部19に固
定されたベ−ス部側部材30と、可動部20に固定され
た可動部側部材31とを有している。ベ−ス部側部材3
1は第3軸用モ−タ17を保持している。可動部側部材
31は可動部20の連結板21に固定されており、ベ−
ス部側部材30と組合っている。そして、可動部側部材
31はベ−ス部側部材30に沿って上下にスライドす
る。
【0018】前記第1のア−ム13は土台12に載せら
れており、土台12の偏倚した位置において、軸受32
を介して土台12と連結されている。さらに、土台12
の空間23には第1軸用モ−タ15が配置されており、
この第1軸用モ−タ15は可動部20に上向きに固定さ
れている。そして、第1のア−ム13は第1軸用モ−タ
15に連結されており、この第1軸用モ−タ15によっ
て水平に回転駆動される。第1のア−ム13の先端には
蝶番部33を介して前記第2のア−ム14が同軸的に連
結されている。
【0019】つまり、蝶番部33においては、第1のア
−ム13の開口部34が、第2のア−ム14の開口部3
5よりも小さく成形されて第2のア−ム14の開口部3
5に差込まれている。また、両ア−ム13、14の両開
口部34、35は、第2のア−ム14の開口部35を外
側にして互いに重なっている。
【0020】1本の連結シャフト36が両開口部34、
35を上下に貫通しており、この連結シャフト36の両
端は第2のア−ム14に固定されている。また、連結シ
ャフト36と第1のア−ム13とは軸受手段としての玉
軸受37、37を介して連結されており、第2のア−ム
14は連結シャフト36を中心にして水平に自由に回動
する。
【0021】第1のア−ム13の中には第2軸用モ−タ
16が横向きに収納されており、この第2軸用モ−タ1
6の軸心は連結シャフト36の軸心と略直交している。
また、第2軸用モ−タ16と連結シャフト36とにはノ
−バックラッシュタイプのかさ歯車38、39が取付け
られており、両かさ歯車38、39は噛み合っている。
そして、第2軸用モ−タ16の駆動力がかさ歯車38、
39を介して連結シャフト36へ伝達され、第2のア−
ム14が回動変位する。
【0022】前記玉軸受27、27は連結シャフト36
の軸方向両端部に外装されている。そして、第2のア−
ム14の回転軸方向の剛性、即ち垂直剛性は玉軸受3
7、37の距離によって決まる。
【0023】また、第2のア−ム14の先端には回転軸
40が縦向きに配置されており、この回転軸40は球軸
受41、41を介して第2のア−ム14に連結されてい
る。さらに、回転軸40は下端部を第2のア−ム14か
ら突出させており、この下端部にツ−ルフランジ42を
有している。そして、ツ−ルフランジ42に、例えばハ
ンドリングツ−ル43が取付けられる。
【0024】第2のア−ム14の中には第3軸用モ−タ
17が横向きに収納されており、この第3軸用モ−タ1
7の軸心は回転軸40の軸心と略直交している。また、
第3軸用モ−タ17と回転軸40とにはノ−バックラッ
シュタイプのかさ歯車42、43が取付けられており、
両かさ歯車44、45は噛み合っている。そして、第3
軸用モ−タ17の駆動力がかさ歯車44、45を介して
回転軸40へ伝達され、ハンドリングツ−ル43が回動
変位する。
【0025】回転軸40の回転量はロ−タリエンコ−ダ
46によって検出される。また、同様に、前記上下機構
部24のカム25及び第1のア−ム13の回転量も、そ
れぞれロ−タリエンコ−ダ47、48によって検出され
る。さらに、第1のア−ム13と土台12との間には、
例えば二組のリミットセンサ49、49(一方のみ図
示)が設けられている。
【0026】このリミットセンサ49は、第1のア−ム
13に突設された移動ピン50と、土台12に突設され
たストッパ51とにより構成されており、移動ピン50
は第1のア−ム13と一体に変位する。さらに、ストッ
パ51の配置は第1のア−ム13に許された回動範囲に
応じて決められており、ストッパ51は、第1のア−ム
13が可動範囲の端に達したときに移動ピン50を当接
させて第1のア−ム13を停止させる。
【0027】つまり、リミットセンサ49は、移動ピン
50をストッパ51に当てて第1のア−ム13の動きを
機械的に規制する。このため、第1のア−ム用のロ−タ
リエンコ−ダ48は+、−のリミット検出を行わずに、
原点位置の検出のみを行っている。そして、このロ−タ
リエンコ−ダ48によって、第1のア−ム13が可動範
囲の中心に在るか否か(中立状態に在るか否か)が検出
される。
【0028】また、スカラ−ロボット11においては、
例えば一般のスカラ−ロボットと同様に、センサ信号
線、モ−タ用電力線、エンコ−ダ信号線、及び、圧縮空
気配管等が備えられている。(ここでは、図2中に配線
52…のみを示す。)
【0029】そして、スカラ−ロボット11において
は、これらの配線・配管類は、各ア−ム13、14の中
に収納されている。そして、配線・配管類は第2のア−
ム14から第1のア−ム13へ順に配索され、第1のア
−ム13と土台12とを繋ぐ蛇腹式の可撓管53を通っ
て土台12内に導かれている。なお、各ア−ム13、1
4及び土台12間において、コネクタを介在させて配線
・配管類を接続することが考えられる。つぎに、このス
カラ−ロボット11の作用を説明する。
【0030】第1のア−ム13は第1軸用モ−タ15に
よって駆動される。そして、第1のア−ム13は、図1
中に矢印Eで示すように、第1軸Aを中心として水平に
回動変位する。また、第1ア−ム13の可動範囲は機械
式のリミットセンサ49によって設定される。そして、
第1のア−ム13が可動範囲の端に達すると、移動ピン
50がストッパ51に当たり、第1のア−ム13が停止
する。
【0031】第2のア−ム14は第2軸用モ−タ16に
よって駆動される。そして、第2のア−ム14は、図1
中に矢印Fで示すように、第1のア−ム13の先端に位
置する第2軸Bを中心として水平に回動変位する。
【0032】スカラ−ロボット11の第3軸Cについて
の駆動は第3軸用モ−タ17によって行われる。つま
り、第3軸用モ−タ17がカム25を回動変位させる
と、カム面28に接したカムフォロア29がカム面28
の高さの変化に追従し、可動部20がリニアガイド部2
6により案内されながら、図1中に矢印Cで示すように
上昇或いは下降する。可動部20に連結された第1ア−
ム13、及び、第1のア−ム13に連結された第2のア
−ム14の高さが変化し、ハンドリングツ−ル43の高
さが所望の値に調節される。
【0033】また、カム25の変位量はロ−タリエンコ
−ダ47によって検出されており、このロ−タリエンコ
−ダ47の出力を基にしてハンドリングツ−ル43の高
さが判断される。
【0034】ハンドリングツ−ル43を保持するツ−ル
フランジ42は、第4軸用モ−タ18によって駆動され
る。そして、ツ−ルフランジ42は、図1中に矢印Gで
示すように、第4軸Dを中心として回動変位する。ま
た、回転軸40の変位量はロ−タリエンコ−ダ46によ
って検出されており、このロ−タリエンコ−ダ46の出
力を基にしてハンドリングツ−ル43の姿勢が判断され
る。
【0035】すなわち、上述のスカラ−ロボット11に
おいては、第1のア−ム13と第2のア−ム14とが蝶
番部33を介して同軸的に連結されているので、両ア−
ム13、14の連結部に段差が生じない。また、各モ−
タ15〜18が各ア−ム13、14内、及び、土台12
内に収納されているので、各モ−タ15〜18が露出し
ない。また、配線・配管類(配線50…など)が両ア−
ム13、14及び土台12内に配索されているので、配
線・配管類を収納する可撓管53の数を減らすことがで
きる。
【0036】さらに、カム25を利用した上下機構24
が備えられており、土台12の可動部20が両ア−ム1
3、14を保持しながら上下動するので、ハンドリング
ツ−ル43の高さが変化する際に、スカラ−ロボット1
1の外観の変化が小さい。また、ボ−ルねじを用いるこ
となくハンドリングツ−ル43の高さが調節されるの
で、従来の技術の項で説明した工具軸収納部7が不要で
ある。
【0037】そして、これらのことから、デザインの制
限が少なくなり、形状の設定を自由に行うことができ
る。また、外側に突出する部分が少なく、占有スペ−ス
が小さい。また、突起物が少ないので、例えばスカラ−
ロボット11がクリンル−ム内に設置された場合には、
クリンル−ム内のダウンフロ−が乱されにくい。
【0038】また、第1及び第2のア−ム13、14が
蝶番部33を介して連結されているので、各ア−ム1
3、14の内部空間の大きさを、蝶番部33の軸方向長
さに応じて大とすることができる。このため、各モ−タ
17、18や配線・配管類(配線52…など)を各ア−
ム13、14内に容易に収納することができる。したが
って、スカラ−ロボット11の外観が簡素化され、デザ
インの自由度が増す。さらに、スカラ−ロボット11の
外観が簡素化されるので、土台12及び各ア−ム13、
14自体をケ−スとして兼用することができる。
【0039】さらに、第1のア−ム13と第2のア−ム
14とが蝶番部33の連結シャフト36を介して連結さ
れているので、図2中に示すように玉軸受37、37の
距離Iを連結シャフト36の長さに合わせて大きく設定
することができる。したがって、軸受間距離を容易に長
く設定することができ、第2のア−ム14の垂直剛性を
高めることができる。そして、例えば従来と同程度の特
性の軸受を用いた場合には、可搬重量を増加させること
ができる。
【0040】また、配線・配管類が両ア−ム13、14
及び土台12内に配索され、さらに、第3軸Cに沿った
上下動のための動力伝達にカム25が用いられているの
で、部品数及び部品コストを低減できた。
【0041】さらに、第1のア−ム13に機械式のリミ
ットセンサ49、49(一方のみ図示)が設けられてお
り、第1のア−ム13の+、−のリミット検出はこの機
械式のリミットセンサ49、49によって行われる。そ
して、ロ−タリエンコ−ダ48は第1のア−ム13の原
点位置検出のみを行っている。つまり、一般に行われて
いるように第1のア−ム13の+、−のリミット検出を
ソフトウエア制御する必要がなくなる。したがって、第
1のア−ムの回転量制御が容易になる。
【0042】また、第1のア−ム13が可動範囲の端で
停止する際に移動ピン50がストッパ51に当たるが、
モ−タ15には消費電力が20数ワットの小型モ−タが
採用されているので、移動ピン50がストッパ51に当
たる際の衝撃は小さい。
【0043】なお、機械式のリミットセンサ49、49
のみを用い、第1のア−ム13のリミット検出のみを行
うことも可能である。この場合には、ロ−タリエンコ−
ダ48が不要になり、一般的に用いられるセンサ治具や
センサドッグを設ける必要もなくなる。また、機械式リ
ミットセンサ49を第2のア−ム14にも設けて第2の
ア−ム14をリミット検出することも可能である。な
お、本発明は、例えば、図3〜図6に示すような変形が
可能である。
【0044】すなわち、図3のスカラ−ロボット61に
おいては、第3軸用モ−タ62が横向きに設けられ、こ
の第3軸用モ−タ62の駆動力の伝達のために、回転軸
を水平に向けた板カム63が用いられている。また、第
2のア−ム14の先端部において、回転軸63に第4軸
用モ−タ64が直結されており、ハンドリングツ−ル4
3が直接に回転駆動される。
【0045】また、図4においては、第1のア−ム13
と第2のア−ム14との連結部にDD(ダイレクトドラ
イブ)モ−タ71が組込まれ、第2のア−ム14がこの
DDモ−タ71によって直接駆動される。DDモ−タ7
1の伝達シャフト72の回転量は、ロ−タリエンコ−ダ
73によって検出される。
【0046】図5においては、第2軸用モ−タ16の駆
動力を第2のア−ム14へ伝達するために、ウォ−ム8
1とウォ−ムホイ−ル82とからなるウォ−ムギア83
が用いられている。ウォ−ム81は第2軸用モ−タ16
の出力軸に連結されており、ウォ−ムホイ−ル82は両
ア−ム13、14を連結した連結シャフト84に設けら
れている。図6においては、第2軸用モ−タ16が出力
軸16aが連結シャフト91に同軸的に直結されてい
る。また、本発明はこの他にも、要旨を逸脱しない範囲
で種々に変形することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、中空で回
動自在な第1のア−ムに中空な第2のア−ムを回動自在
に連結したスカラ−ロボットにおいて、上記第1のア−
ムの先端部に上記第2のア−ムの基端部を嵌合して連続
に繋げ、上記両ア−ムを連結シャフトとこの連結シャフ
トの軸方向に沿って離間した複数の軸受手段とを有する
蝶番部を介して連結した。
【0048】また、本発明は、第1のア−ム内に第2の
ア−ムを回転駆動ための駆動手段を収納するとともに、
駆動手段の駆動力を、かさ歯車を介して第2のア−ムへ
伝達する。そして、本発明は、形状の制限を減らして自
由なデザイン及び小型化を可能にするとともに、第2の
ア−ムの垂直剛性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を縦断して示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例を縦断して示す正面図。
【図3】変形例を示す縦断面図。
【図4】変形例を示す拡大断面図。
【図5】変形例を示す拡大断面図。
【図6】変形例を示す拡大断面図。
【図7】従来例を示す正面図。
【図8】従来例の一部を示す斜視図。
【符号の説明】
11…スカラ−ロボット、13…第1のア−ム、14…
第2のア−ム、33…蝶番部、36…連結シャフト、3
7、37…玉軸受(軸受手段)、38、39…かさ歯
車。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空で回動自在な第1のア−ムに中空な
    第2のア−ムを回動自在に連結したスカラ−ロボットに
    おいて、上記第1のア−ムの先端部に上記第2のア−ム
    の基端部を嵌合して連続に繋げ、上記両ア−ムを連結シ
    ャフトとこの連結シャフトの軸方向に沿って離間した複
    数の軸受手段とを有する蝶番部を介して連結したことを
    特徴とするスカラ−ロボット。
  2. 【請求項2】 上記第1のア−ム内に上記第2のア−ム
    を回転駆動ための駆動手段を収納するとともに、上記駆
    動手段の駆動力を、かさ歯車を介して上記第2のア−ム
    へ伝達することを特徴とする[請求項1]記載のスカラ
    −ロボット。
JP28775792A 1992-10-26 1992-10-26 スカラ−ロボット Pending JPH06134682A (ja)

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