JPH06131436A - 描画処理装置及び方法 - Google Patents

描画処理装置及び方法

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JPH06131436A
JPH06131436A JP4280124A JP28012492A JPH06131436A JP H06131436 A JPH06131436 A JP H06131436A JP 4280124 A JP4280124 A JP 4280124A JP 28012492 A JP28012492 A JP 28012492A JP H06131436 A JPH06131436 A JP H06131436A
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures

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Abstract

(57)【要約】 【目的】画面への表示の指示等の操作を行うことにより
画面に画像の表示を行う描画処理装置及び方法に関し、
画像の移動や複写等を単純かつ容易にして、マン=マシ
ンインタフェースの向上を図ることを目的とする。 【構成】画像の変動処理の指示が検知され、変動処理の
対象となる対象画像の指定の指示が検知され、かつ、画
像の変動処理によっては位置の変動しない不動点の指定
の指示が検知されると、当該対象画像に対して指示され
た変動処理を行い、変動処理前の対象画像と変動処理後
の対象画像との不動点を一致させるよう表示を行うよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU等の情報処理装
置等で用いられる描画処理装置に係り、特に、画面に画
像の表示を行う表示手段と、画面への表示上の処理の指
示等の操作を行う操作部と、を有する描画処理装置及び
方法に関する。本発明は、例えば、入出力一体型の操作
部であるタブレット及びスタイラス・ペンにより指示を
行うようなヒューマンインタフェースを持つ端末装置等
の描画処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入出力一体型のタブレットを有す
る端末装置はそれ自体まだ数が少なく、その操作はマウ
スを代替したものが多かった。図16には、このような
マウスを代替した描画処理方法を示すものである。同図
に示すように、本例にあっては、ステップS81でマウ
スにより図形編集用の一時退避エリアを確保する。即
ち、クリップボードコマンドの選択により行う。ステッ
プS82でマウスカーソルを移動させることにより、対
象図形を選択する。ステップS83で処理内容(コピー
コマンド)を、マウスのボタンでコマンドアイコン(絵
文字)をクリック操作により選択する。ステップS84
で、該当図形を前記一時退避エリアに複写(コピー)
し、図形を移動させようとする移動希望先のページを指
定する。次に、前記一時退避エリアより該当図形を複写
して、移動希望先へ張りつける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来例にあっては、図形を移動させる手段は一般的に
は、ドラッグと呼ばれるマウスをクリックしながら図形
をマウスカーソルと共に移動させる方法が使われてい
る。また、入出力一体型のタブレットを有する端末装置
では、殆どは図形等の移動操作はできないが、図形等の
移動等の操作を行うことができる場合には、マウスを代
替した操作を行うものであり、特に図形の移動やコピ
ー、張り付けは、マウスのドラッグ操作をそのままペン
の接触を使って代用している。マウスを使用する場合に
しろ、スタイラス・ペンを使用する場合にしろ、図形の
移動等を行う場合には、画面上に一時退避エリアを確保
するという手順が必要となり、その取扱いは必ずしも簡
単、かつ、短時間で行うことができないおそれがあると
いう問題点を有していた。
【0004】そこで、本発明は、ユーザが端末を操作す
る場合、特にスタイラス・ペン等で図形の移動や複写
(コピー)、張り付けを行う際に、例えば、対象図形に
ペン先がふれた時にその図形がペン先に吸い込まれるよ
うな図形映像処理を実行し、あたかもペンの中にはいり
こんでしまったかのような感覚をユーザに持たせること
により、図形の移動やコピー、張り付け操作等の変動処
理を単純且つ容易にして、使い勝手の良いマン=マシン
インタフェースの向上を図ることができる描画処理装置
及び方法を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、第一の発明は、請求項1及び図1に示すよう
に、画面に画像の表示を行う表示手段20と、画面への
表示上の処理の指示等の操作を行う操作部10と、を有
する描画処理装置において、前記操作部10による画像
の位置、大きさ、形状等を変える変動処理、当該変動処
理の対象となる対象画像の指定、又は処理の態様の指示
の検知を行う指示検知部30と、当該指示検知部30に
より変動処理の指示が検知され、かつ、その対象画像の
指定の指示が検知された場合には、当該対象画像の画像
処理部60への送出等の処理を行う対象画像指定処理部
40と、前記指示検知部30により変動処理の指示が検
知され、かつ、その変動処理により位置の変動しない不
動点の指定の指示が検知された場合には、前記表示手段
20に対し、変動処理前の対象画像と変動処理後の対象
画像とで不動点を一致させる態様での表示の指示を行う
不動点指定処理部50と、指定された対象画像に対し、
指示された変動処理を行う画像処理部60とを有するも
のである。
【0006】第二の発明は、図2及び請求項2に示すよ
うに、画像の変動処理の指示が検知され(S1)、変動
処理の対象となる対象画像の指定の指示が検知され、か
つ、対象画像の変動処理によっては位置の変動しない不
動点の指定の指示が検知されると(S2)、検知された
対象画像に対して変動処理を行い、変動処理前の対象画
像と変動処理後の対象画像との不動点を一致させる態様
で表示を行う(S3)ことである。
【0007】第三の発明は、図5及び請求項6に示すよ
うに、画面に画像の表示を行う表示手段20と、画面へ
の表示上の処理の指示等の操作を行う操作部10と、を
有する描画処理装置において、前記操作部10による画
像の変動処理の指示、当該変動処理の対象となる対象画
像の指定の指示、又は不動点の指定等の処理の態様等の
各種の操作の指示の検知を行う指示検知部30と、当該
指示検知部30により変動処理の指示が検知され、か
つ、その変動処理の対象となる対象画像の指定の指示が
検知された場合には、当該画像を画像処理部60に送出
する対象画像指定処理部40と、指定された対象画像に
対し、指示された変動処理を行う画像処理部60と、前
記指示検知部30により変動処理の指示が検知され、か
つ、その変動処理された画像の表示の行われるべき処理
実行時点が検知された場合には、変動処理の行われた対
象画像の高速な表示の指示を、前記表示手段20に対し
行う高速表示指示部80とを有することである。
【0008】第四の発明は、図6及び請求項7に示すよ
うに、画像の変動処理の指示が検知され(S1)、変動
処理の対象となる対象画像の指定の指示が検知され(S
32)、変動処理された画像の表示の行われるべき処理
実行時点が検知される(S33)と、検知された対象画
像に対して変動処理を行った後、当該対象画像の高速な
表示を行う(S34)ことである。
【0009】第五の発明は、図7及び請求項8に示すよ
うに、画面に画像の表示を行う表示手段20と、画面へ
の表示上の処理の指示等を前記画面に設けられたタブレ
ット及びスタイラス・ペン等を用いた入出力一体型操作
部100と、を有する描画処理装置において、前記操作
部100による画像の変動処理、当該変動処理の対象と
なる対象画像の指定、又はその処理の態様等の各種の操
作の指示の検知を行う指示検知部30と、当該指示検知
部30により変動処理の指示が検知され、かつ、その変
動処理の対象となる対象画像の指定の指示が検知された
場合には、当該画像を画像処理部60に送出する対象画
像指定処理部40と、前記指示検知部30により変動処
理の指示が検知され、かつ、その変動処理により位置の
変動しない不動点の指定の指示が検知された場合には、
前記表示手段20に対し、変動処理前の対象画像と変動
処理後の対象画像との不動点が一致する態様で表示の指
示を行う不動点指定処理部50と、指定された対象画像
に対し、指示された変動処理を行う画像処理部60と、
前記指示検知部30により、変動の範囲、変動の速度、
表示の濃淡、又は表示の色彩等を示すレベル変数等の表
示の態様が検知された場合には、前記表示手段20及び
画像処理部60に対し、検知されたレベル変数等の表示
の態様で表示または画像の変動処理を行うように指定の
処理を行うレベル変数指定処理部70と、を有するもの
である。
【0010】第六の発明は、図8及び請求項9に示すよ
うに、入出力一体型の操作により行われた画像の変動処
理の指示が検知され(S41)、入出力一体型の操作に
より設定された変動処理の対象となる対象画像の指定の
指示が検知され、変動処理により位置の変動しない不動
点の指定の指示が検知され、かつ、前記入出力一体型の
操作により設定された変動の範囲、変動の速度、表示の
濃淡、又は表示の色彩等を示すレベル変数が検知される
と(S42)、検知されたレベル変数に応じて対象画像
に対して変動処理を行った後、変動処理前の画像と変動
処理後の対象画像との不動点を一致させるとともに、当
該レベル変数をもつ態様の表示を行う(S43)ことで
ある。
【0011】
【作用】第一の発明及び第二の発明にあっては、請求項
1、請求項2、図1及び図2に示すように、ステップS
1で、前記操作部10により画像の変動の指示があった
ことが前記検知指示部30により検知される。ここで、
「画像」とは図形のみならず、文字等も含む意味であ
る。また、「操作部」とは、スタイラス・ペンを用いた
入出力一体型の操作部のみならず、マウス等も含むもの
とする。「画像の変動」とは、画像の大きさ、形状等を
変えることをいい、例えば、画像の拡大、縮小、変形、
回転、反転、発生、又は、消去、等をいう。尚、画像の
複写又は移転等の画像の位置が変わる場合には、上記の
縮小及び消去を行った不動点の位置と異なる位置に設定
した別の不動点で発生及び拡大を行うことで可能であ
る。前記指示検知部30により変動処理の対象となる対
象画像の指定の指示があったことが検知され、及び不動
点の指定の指示があったことが検知される。対象画像指
定処理部40が前記操作部10により指定された変動処
理の対象となる画像を検知し、前記不動点指定処理部5
0により、前記操作部10により設定された不動点を検
知する。ここで、「不動点」とは、画像の変動処理によ
り変動しない位置をいい、不動点としては、例えば、相
似の中心に位置させる場合等がある。ただし、変動処理
として画像の移動を行う場合には、当該不動点は移動前
と移動後では異なるが、「移動」は画像の縮小消去処理
及び発生拡大処理からなっていて、「縮小消去」及び
「発生拡大」の各処理の間では不動点は変動しない。ま
た、「対象画像の指定」を行うには、例えば、実際に、
画面上の対象画像をスタイラスペン等で囲む場合や、ス
タイラスペンを接触する時間に応じて、範囲を広げるよ
うにする場合、又は、予め、画面上の画像を含む領域の
座標値を対応付けておき、当該範囲内にペンタッチがあ
った場合に、当該範囲内にある画像を指定したとみなす
場合もある。この第2と第3の場合には、画像の指定と
後述する不動点の指定を同時に行うことが可能となる。
ステップS3で、前記対象画像指定処理部40は前記検
知に基づいて、該当する対象画像の指定処理を行い、前
記画像処理部60は、指定処理された対象画像に対し、
指示された変動処理を行う。また、前記不動点指定処理
部50は検知された不動点の指定処理を行う。すると、
変動処理された前記対象画像は、当該指定処理された不
動点に応じて前記表示手段20に表示されることにな
る。すると表示手段20は変動処理前の画像と変動処理
後の画像とで不動点を一致させるように表示処理を行
う。
【0012】ここで、請求項3及び図3には、変動処理
として、縮小消去処理を行う場合の実施態様を示す。同
図に示すように、この場合には、ステップS13で、前
記画像処理部60は、被消去画像を形成する画素の所定
行数及び所定列数毎に間引きを行い、ステップS14
で、前記不動点指定処理部50により指定処理された不
動点に一致するように間引き画像の表示を行い、ステッ
プS15で、所定画素数になるまで以上の間引きが繰り
返されて、画像の縮小処理が行われ、所定大きさ以下に
なった場合に消去処理を行う。ここで、「所定行数及び
所定列数毎」には、例えば、1行おき及び1列おきに画
素を間引く場合がある。このようにして間引かれた画像
はさらに、「所定行列数毎」に例えば、1行おき及び1
列おきに画素が間引かれる。
【0013】また、請求項4及び図4には、第二の発明
の他の実施態様を示すものである。本実施態様では、変
動処理として発生拡大処理の場合について説明したもの
である。この場合には、予め、一定の画像に対し、間引
きにより得られた種々の大きさの画像を格納しておく。
ステップS23で前記画像処理部60は対象画像の画像
を形成する画素を間引いて得られた間引き画像(元の画
像も含む)のうち、まだ読み出されていない最少の大き
さの画像を読み出す。ステップS24で読み出された画
像は、前記表示手段20の画面に、前記不動点指定処理
部50により指定された不動点が一致するように、小さ
い順に順次表示される。以上の手順は、ステップS25
で、元の画像の大きさになるまで、拡大しながら繰り返
されることになる。
【0014】さらに、請求項6、請求項7、図5及び図
6には第三及び第四の発明を示す。ステップS1で、前
記操作部10により、画像の変動処理の指示が行われて
前記指示検知部30により検知され、ステップS32
で、前記対象画像の指定の指示が検知され、前記対象画
像指定処理部40により指定処理がなされる。ステップ
S33で、前記指示検知部30により、変動処理のされ
た対象画像の表示処理を行うべき時点を示す処理実行時
点が検知される。すると、ステップS34で、前記高速
表示指示部150は、画像の変動処理のされた対象画像
を前記表示手段20に対し、高速に表示させることにな
る。
【0015】請求項8、請求項9、図7及び図8に第五
の発明及び第六の発明を示す。ステップS41で、入出
力一体型操作部100により、画像の変動処理の指示が
あり、前記指示検知部30により検知され、ステップS
42で、対象画像の指定の指示が当該指示検知部30に
より検知され、同様に、入出力一体型操作部100によ
り設定された不動点の指定の指示が検知され、かつ入出
力一体型操作部100により設定されたレベル変数の指
定の指示が検知される。すると、ステップS43で、対
象画像指定処理部40により変動処理の対象となる対象
画像の指定処理が行われ、前記画像処理部60は当該対
象画像を前記レベル変数に基づいて変動処理を行われ、
当該対象画像は、指定処理された不動点とともに、指定
処理されたレベル変数に応じて前記表示手段20に表示
処理が行われる。ここで、「レベル変数」とは、例え
ば、設定された変動の速度、表示の濃淡、又は表示の色
彩等の各種のレベルを表すものである。また、「入出力
一体型操作部」とは、例えば、電磁力線の数、静電容量
又は圧力等のいずれか又は組み合わせを使用者の操作に
より種々に変化させることが可能なスタイラス・ペン
と、スタイラス・ペンからの指示を受信して、該当する
信号を出力する表示手段20、220の画面に設けられ
たタブレットを有するものである。
【0016】その他、請求項5には対象画像の変動処理
を行う際に、回転処理を同時に行う実施態様であり、請
求項10には音声発生装置を付加した実施態様を示す。
【0017】
【実施例】続いて、本発明の実施例について説明する。
図9には本実施例に係る描画処理装置である端末装置の
全体的な機器構成図を示す。同図に示すように、本実施
例にあっては、当該端末装置についての種々の制御を行
うCPU15と、画像である図形等に関する種々の処理
を行う画像処理部に相当する図形処理手段6と、図形等
の表示を行う表示装置2と、使用者の指示により音声の
発生を行う音声発生装置19と、入出力一体型操作部1
1とを有するものである。ここで、入出力一体型操作部
11は、前記出力装置である表示装置2の画面に設けら
れたタブレット11bと、入力装置であるスタイラス・
ペン11aとが一体となって、図形等の変動処理等の使
用者が指示を行うものである。さらに、図10には、C
PU15の機能、前記図形処理手段6及び表示装置2を
詳細に示すものである。同図に示すように、CPU15
には、前記操作部11による図形等の大きさ、又は形状
等の変形を行う変動処理、当該変動処理の対象となる対
象画像の指定、又は不動点の指定等の処理の態様等の操
作の指示の検知を行う指示検知部3と、当該指示検知部
3により変動処理の指示が検知され、かつ、その変動処
理の対象となる対象図形等の指定の指示が検知された場
合には、当該図形等を図形処理手段6に送出する前記対
象画像処理手段40に対応する対象図形指定処理部4
と、前記指示検知部3により変動処理の指示が検知さ
れ、その変動処理により位置の変動しない不動点の指定
の指示が検知された場合には、前記表示装置2に対し、
不動点を指定した表示の指示を行う不動点指定処理部5
と、前記指示検知部3により、変動の速度、表示の濃
淡、又は表示の色彩等を示すレベル変数等の表示の態様
が検知されたレベル変数等の表示の態様で表示または図
形等の変動処理を行うように指定の処理を行うレベル変
数指定処理部7と、前記指示検知部3により変動処理の
指示が検知され、その変動処理された図形等の表示の行
われるべき処理実行時点が検知された場合には、変動処
理の行われた対象図形等を、前記表示手段2に対し、高
速な表示の指示を行う高速表示指示部8と、前記指示検
知部3により検知された場合に、前記図形処理手段6に
より処理された図形等を前記表示装置2の画面へ表示す
る際に、表示に同期して所定の音声の発生の指示を行う
音声指示部9と、前記操作部11により設定された表示
の行われるべき処理実行時点を検知する処理実行時点検
知部8と、を有するものである。
【0018】また、図形処理手段6は、前記図形指定処
理部4により指定された対象画像等に対し、変動処理を
行い、レベル変数の指定の指示があった場合には、指定
されたレベル変数に応じた態様で変動処理を行うもので
ある。当該図形処理手段6には、間引きの処理を行う間
引き処理部6aと、予め作業メモリ6bに格納されてい
る間引きされた図形等を小さい順に順次読み出す順次読
出部6cと、表示されている図形等の消去の処理を行う
消去部6dと、図形等の回転処理を行う回転処理部6e
と、図形等の移動を行う移動処理部6fと、種々の画像
の処理を行う各処理部6fと、画像処理の対象となる対
象画像を一時保持するとともに、間引きされた画像を保
持する作業メモリ部6bとを有するものである。さら
に、前記表示装置2には、表示すべき図形等の画像が格
納される表示メモリ2bと、表示画面2aとを有する。
【0019】続いて、第一の実施例の動作について説明
する。図11に示すように、ステップSJ1で、前記入
出力一体型操作部11であるスタイラス・ペン11aに
より一体型のタブレット11bを有する手書き端末に対
する割り込み処理の指示があると、ステップSJ2で、
前記CPU15の指示検知部3は、当該ペン11aが画
面のタブレット11b上のどの領域に接触しているかを
判断する。ペン11aがコマンドエリアに接触している
場合には、ステップSJ3に進み、コマンド分析が行わ
れる。コマンド分析の結果、コマンドのモードが移動モ
ードの場合にはステップSJ4に進み、前記図形処理手
段6の移動処理部6fに指示を行うことなる。ここで、
移動処理部6fは図形等の間引き処理、図形等の消去を
行う消去処理、図形等の読出し処理とを行うことにより
図形等の移動処理を行うものである。移動処理の指示
は、例えば、図形を図9の表示装置の画面上の点Pから
点Qへ移動させようとする場合には、前述したように、
前記スタイラス・ペン11aにより、表示一体型のタブ
レット11bを有する手書き端末は、ペン3により図形
描画、コマンド指定をする。表示されている図形をPか
らQへ移動させようとした時、操作者は、この指示によ
りまずペンを移動モードにしておく。尚、その他、コマ
ンドのモードが消去モードの場合には、ステップSJ5
に進み、前記図形処理手段6の消去処理部6dを駆動
し、同様にして、モードが直線描画モードの場合、また
はモードが円描画モードの場合には、各々該当する機能
を起動することになる。
【0020】その後、前記ペン11aの接触位置がステ
ップSJ2で、描画エリアにあると判定された場合に
は、ステップSJ8に進み、そのペンモードが何である
かを判断する。その結果、そのモードが移動モードであ
ると判断された場合には、ステップSJ9に進み、前記
入出力一体型操作部11のスタイラス・ペン11aを該
当する対象図形を指定の指示を行う。移動させたい図
形、即ち、対象図形の指定は、例えば、移動したい図形
をスタイラス・ペン11aを用いて四角で囲むことによ
り行う。当該図形の指定の指示が前記指示検知部3によ
り検知されると、前記対象図形指定処理部4により、当
該対象図形の指定処理が行われることになる。さらに、
前記移動処理の指示が前記指示検知部3により検知され
ると、前記図形処理手段6の移動処理部11fは、ステ
ップSJ10に進み、移動中のフラクが“0”であるの
か“1”であるかの判断を行う。移動中のフラグが
“0”の場合にはステップSJ11に進み、図形処理
(A)の処理がなされることになる。
【0021】図形処理(A)の処理は、前述した移動処
理を行う際に、移動処理の対象となる対象図形を画面か
ら縮小しながら消去する処理である。縮小消去処理を行
う場合には、以下のようにあたかも、移動処理の対象と
なる図形を吸い込むように消去させることになり、図1
2に示す流れ図に従って行われる。同図に示すように、
ステップSA1で、前記対象図形指定処理部4により対
象図形として指定処理された対象画像を前記図形処理手
段6の作業メモリ部6bに書き込む。その際、当該対象
図形の大きさを横幅(列数)はWドット、高さ(行数)
はHドットとする。その際、当該スタイラス・ペン11
aを前記対象図形の上、またはその近傍位置にあるタブ
レット11b上の座標P(X1 ,Y1 )に接触させるこ
とにより、前記不動点の指定の指示を行う。当該座標P
(X1 ,Y1 )が不動点として認識されることになる。
【0022】次に、ステップSA2に進み、i=1とお
く。ステップSA3でiが奇数の場合(i=1の場合も
含む)にはステップSA5に進み、前記横幅Wドットで
高さがHドットの画素のうち、i 行かつ奇数列及びi 列
かつ奇数行のドットのみを作業メモリ部6bに書き込む
とともに、当該データを表示装置2の表示メモリ2bに
送出する。ステップSA3でiが偶数の場合には、i行
かつ奇数列及びi列かつ奇数行にある画素についてはス
テップSA5に進まずに、処理を行わず、iが奇数の場
合だけ以上の処理を続行するという間引き処理を行うこ
とになる。間引き処理のされた画像は前記表示装置2の
表示メモリ2bに送出される。送出された間引き図形
は、間引き前の図形と間引き後の図形との前記不動点P
が一致するように表示されることになる。
【0023】ステップSA6で、縦または横のどちらか
について処理が終了するまで続行されることになる。縦
(列)又は横(行)について処理が終了した場合には、
ステップSA8に進み、まだ、処理の終了していない方
について、i列(又はi行のどちらか一方)についてド
ットを奇数についてのみ前記作業メモリ部6bに送出
し、偶数の場合には、そのままにしておく。こうして、
以上の処理をステップSA10で、最後の1ドットにな
るまで以上の間引き処理を続行することにより対象図形
等の縮小処理が行われることになる。最後の1ドットの
みが残ると前記消去処理部6dにより消去が行われるこ
とになる。こうして、移動の対象図形は、前記ペン11
aにより接触された位置Pを中心にして縮小し、ついに
は消去されることにより、移動の対象図形はあたかも、
座標Pにあるペン11a内に吸い込まれるような感覚を
使用者に与えることになる。尚、以上の消去処理で得ら
れた各段階の間引き処理の図形は前記作業メモリ部6b
に保持し、次の図形処理(B)で用いることになる。
【0024】図形処理(B)の処理は図13に示す。同
図に示すように、ステップSB1で前記スタイラス・ペ
ン11aをタブレット11bに接触させることにより、
発生処理の指示が行われたこと及び、その接触した位置
Q(X2 ,Y2 )を前記指示検知部3により検知される
と、指示が前記図形処理手段6の移動処理部6fに対し
行われるとともに、前記不動点指定処理部5は位置Q
(X2 ,Y2 )を不動点として検知し、当該位置Qが不
動点となるような表示を行うように前記表示装置2に指
示をする。ステップSB2で、当該移動処理部6fは、
前記順次読出部6cに指示を行うことにより、前述した
図形処理(A)の際に前記作業メモリ部6bに保持した
間引き図形を、まだ読出の行われていない中で最も小さ
い図形を読み出し、前記位置Q(X2 ,Y2 )が不動点
となるようにして表示させる。即ち、前に表示させた図
形は、次に読みだされた間引き図形を表示する前に消去
し、その表示の際の新たな間引き図形の位置は、前記不
動点の位置Qが変わらないように表示させることにな
る。この処理により、移動の対象図形が移動先で、前記
ペン11aの先から湧きだすようにして拡大し、元の図
形が復元されるような感覚を操作者に与えることにな
る。このようにして間引き図形の表示を元の図形の大き
さになるまで、繰り返し、元の図形を表示した場合には
それで移動の処理は終了することになる。
【0025】以上の消去処理及び発生処理からなる移動
処理により、その対象図形があたかも、スタイラス・ペ
ン11aの先にめがけて縮小し、ペン11aを操作面か
ら離すと対象図形が消去され、操作者は本処理により、
対象図形があたかもペン11aの中にすいこまれてしま
われたと思わせる効果を奏し、同様にして、移動先にペ
ンを接触させることにより、その接触位置を不動点とす
るように、当該ペン先から対象図形があたかもわきでる
ような感覚をもたせることができることになる。図15
には、第一の実施例を実現する場合の表示手段2の表示
画面2aに円53を画面上で移動させる場合の例を示す
ものである。同図(a)には、ペンタッチエリア51を
分析し、コマンドエリアの移動モートにペンタッチがあ
る場合を示し、さらに、円53を変動対象(ここでは、
縮小消去処理の対象)として指定するために、ペンによ
り、当該円53を四角で囲んだことを示す。同図(b)
には、変動対象である円53を変動処理を行う際の不動
点54(P)をペンで接触した場合を示す。同図(c)
では、変動処理により、円53が縮小されつつあり、つ
いには消去されることを示す。同図(d)には、前記円
53の移動先の不動点55(Q)をペンで接触させた場
合を示す。この不動点は発生拡大処理を行う場合に不動
となる点である。同図(e)には、円53が当該不動点
55(Q)から発生し、ついに元の大きさに戻ったこと
を示す。
【0026】続いて、第二の実施例について説明する。
同例にあっては、画像である図形等の消去処理及び発生
処理からなる移動処理を行う際に、図形等を回転させな
がら、間引き図形を順次表示させるものである。このた
め、本例の処理により、あたかも図形が回転しながら、
ペン先に縮小しながら吸い込まれたり、図形が回転しな
がら、ペン先から湧き出すように拡大するので、使用者
には、より図形の移動に3次元的な現実感を与えること
ができることになる。
【0027】さらに、第三の実施例について説明する。
本例では、画像である図形の間引き処理及び発生処理を
行う際に、図形の表示に同期させて、音声を発生させる
ものである。例えば、図形がペン先に吸い込まれる際に
は、吸引するような音をさせ、ペン先から図形が飛び出
す場合には、湧き出すような音をさせることにより、図
形が吸い込まれたり、湧き出したりする際の感覚を高め
ることができる。
【0028】次に、第四の実施例について説明する。本
例では、スタイラス・ペン11aによりタブレット11
bに対し接触等の指示を行うことにより、処理実行時点
を入力することにより、前記高速表示指示部8に指示を
与えて、変動処理の行われた対象図形を、処理実行時点
で表示や消去等を高速に行わせる。これにより、図形の
移動等の処理が高速に行われる感覚を使用者に与えるこ
とができることになる。
【0029】続いて、第五の実施例について説明する。
本例では、入出力一体型操作部であるスタイラス・ペン
の機能をフルに利用したものであり、スタイラス・ペン
11aを操作することにより、例えば、当該入出力一体
型操作部が、図14(a)に示すように、電磁誘導型の
場合には、当該タブレット11bとペン11aとの間の
距離を種々にとることにより、また、同図(b)に示す
ように、静電容量型の場合でもやはり、タブレット11
bとペン11aとの距離を種々にとることにより、さら
には、同図(c)に示すように圧力型の場合にはタブレ
ット11bとペン11aとの間の圧力を種々に変化させ
ることにより、種々のレベル変数を与える指示を行うこ
とにより、タブレット11b上の平面位置を表す2次元
だけでなく、3次元方向についての感覚をさらに使用者
に現実的なものとして与えることが可能となり、操作者
の操作がより扱いやすい感覚を与えることができる。こ
のようなレベル変数として、例えば、第一〜第四の実施
例に適用することにより、例えば、ペン先への図形の吸
い込みの速度を変えたり、湧きだしの速度を変えたりす
ることにより、さらに3次元感覚を増大させることがで
きることになる。これにより、図形の移動等の処理が高
速に行われる感覚を使用者に持たせることができること
になる。
【0030】さらに、第六の実施例を説明する。本例で
は、「対象画像(図形等)の指定」を行うには、第一〜
第五の実施例と異なり、画面上の対象画像をスタイラス
・ペンで囲むのではなく、画面上の画像自体の範囲内、
または、当該画像を囲む最小の矩形領域等の領域を対応
させ、当該領域範囲内に、ペンタッチがあった場合に
は、当該範囲内にある画像を指定したものとして画像の
変動処理を行うようにしても良い。この場合には、不動
点の指定と対象画像の指定とが同じペンタッチで行うこ
とができることになり、操作が簡単になり、扱い易く、
且つ、高速に処理を行うことができることになる。ま
た、スタイラス・ペンを接触する時間に応じて、スタイ
ラス・ペンを基準として対象図形の範囲を指定するもの
である。例えば、接触時間が短い場合には、そのスタイ
ラス・ペンから近い距離にある図形のみが変動処理が行
われ、接触時間が長い場合には、そのスタイラス・ペン
から遠い距離にある図形までも、変動処理が行われるよ
うにしても良い。この場合にも、画像の指定と不動点と
の指定を同一の操作で行うことが可能となり、操作が簡
単化され、扱いやすく、且つ、高速に処理が行われるこ
とになる。
【0031】以上説明したように各実施例により、図形
を縮小、拡大する手段を準備する。その図形を縮小する
手段を用いてペン先にめがけて縮小し、ペンを操作面か
ら離すと対象図形を消去する。この処理は、ペンがマウ
スとちがって3次元方向の動きがあることを考慮にいれ
たもので、操作者は本処理により対象画像(対象図形)
図形があたかもペンの中に吸い込まれたと思わせる効果
がある。次にペンを移動希望先の操作面におくと図形を
拡大する手段を用いてペン先より図形が湧き出た感覚を
操作者に持たせることができる。演算速度が高速な装置
においては、上記の図形拡大/縮小の処理以外にペンタ
ッチ時に図形を消去/表示して同様の効果を期待するこ
とができる。また、本発明の各実施例では、ペンで指示
した点の座標と不動点の座標とを完全に一致するように
説明したが、縮小消去処理によって、ペン先に図形が吸
い込まれる感覚又は発生拡大処理によってペン先から図
形が湧き出る感覚を損なわない程度であればペンによる
指示による座標と不動点の座標は必ずしも完全に一致さ
せる必要はない。以上の実施例により、ペンタッチ時の
ヒューマン・インタフェースの向上を図ることができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、操作部の操作に3次元的な構造をもつように対応さ
せている。したがって、操作が簡単かつ容易になるとと
もに、使用者に3次元的な感覚を与えることにより、使
用者に操作容易の感覚を与えることになる。そのため、
マン=マシン・インタフェースの向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の原理ブロック図
【図2】第二の発明の原理流れ図
【図3】第二の発明の実施態様を示す図
【図4】第二の発明の他の実施態様を示す図
【図5】第三の発明の原理ブロック図
【図6】第四の発明の原理ブロック図
【図7】第五の発明の原理ブロック図
【図8】第六の発明の原理ブロック図
【図9】実施例に係る機器構成ブロック図
【図10】実施例に係るブロック図
【図11】実施例に係る処理流れ図
【図12】第一の実施例に係る図形処理(A)を示す流
れ図
【図13】第一の実施例に係る図形処理(B)を示す流
れ図
【図14】種々のスタイラス・ペン及びタブレットの例
を示す図
【図15】第一の実施例に係る画面の表示例を示す図
【図16】従来例に係る流れ図
【符号の説明】
10(100,11) 操作部(入出力一体型操作部) 20(2) 表示手段(表示装置) 30,3 指示認識部 40(4) 対象画像指定処理部(対象図形指定処理
部) 50,5 不動点指定処理部 60(6) 画像処理部(図形処理手段) 70,7 レベル変数指定処理部 80,8 高速表示指示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面に画像の表示を行う表示手段(20)
    と、画面への表示上の処理の指示等の操作を行う操作部
    (10)と、を有する描画処理装置において、 前記操作部(10)による画像の変動処理、当該変動処
    理の対象となる対象画像の指定、又は処理の態様の指示
    の検知を行う指示検知部(30)と、 当該指示検知部(30)により変動処理の指示が検知さ
    れ、かつ、その対象画像の指定の指示が検知された場合
    には、当該対象画像の画像処理部(60)への送出等の
    処理を行う対象画像指定処理部(40)と、 前記指示検知部(30)により変動処理の指示が検知さ
    れ、かつ、その変動処理により位置の変動しない不動点
    の指定の指示が検知された場合には、前記表示手段(2
    0)に対し、変動処理前の対象画像と変動処理後の対象
    画像とで不動点を一致させる態様での表示の指示を行う
    不動点指定処理部(50)と、 指定された対象画像に対し、指示された変動処理を行う
    画像処理部(60)とを有することを特徴とする描画処
    理装置。
  2. 【請求項2】画像の変動処理の指示が検知され(S
    1)、 変動処理の対象となる対象画像の指定の指示が検知さ
    れ、かつ、対象画像の変動処理によっては位置の変動し
    ない不動点の指定の指示が検知されると(S2)、 検知された対象画像に対して変動処理を行い、変動処理
    前の対象画像と変動処理後の対象画像との不動点を一致
    させる態様で表示を行う(S3)ことを特徴とする描画
    処理方法。
  3. 【請求項3】画像の縮小消去処理の指示が検知され(S
    11)、 設定された消去処理の対象となる対象画像の指定の指示
    が検知され、かつ設定された画像の変動処理によっては
    位置の変動しない不動点の指定の指示が検知される(S
    12)と、 対象画像を形成する画素を所定行数又は所定列数毎に間
    引いた画素で形成される画像を作成し(S13)、 間引き後の画像と間引き前の画像とをその不動点を一致
    させる態様で間引き画像を画面上に表示させ(S1
    4)、 間引かれた画像が所定画素数になるまで、間引きを繰り
    返して縮小した(S15)後、当該画像を消去すること
    を特徴とする請求項2記載の描画処理方法。
  4. 【請求項4】画像の発生拡大処理の指示が検知され(S
    21)、 発生拡大処理の対象となる対象画像が検知され、かつ当
    該発生拡大処理によっては位置の変動しない不動点が検
    知されると(S22)、 予め作成された、対象画像を形成する画素を所定行数ま
    たは所定列数毎に間引いた画素で形成される複数の間引
    き画像のうちまだ読み出されていない最も小さい間引き
    画像を読み出し(S23)、 新たに読み出された間引き画像と、既に読み出されて表
    示された間引き画像形等との間で不動点が一致する態様
    で画面上に表示させ(S24)、 当該画像が元の画像の大きさになるまで、小さい順に順
    次間引き画像の表示を繰り返す(S25)ことを特徴と
    する請求項2記載の描画処理方法。
  5. 【請求項5】画像の変動処理を行う際に、変動処理され
    た画像は、指定された前記不動点を回転中心として、所
    定角度回転処理されて、画面上に表示されることを特徴
    とする請求項2記載の描画処理方法。
  6. 【請求項6】画面に画像の表示を行う表示手段(20)
    と、画面への表示上の処理の指示等の操作を行う操作部
    (10)と、を有する描画処理装置において、 前記操作部(10)による画像の変動処理の指示、当該
    変動処理の対象となる対象画像の指定の指示、又は不動
    点指定等の処理態様の各種操作指示の検知を行う指示検
    知部(30)と、 当該指示検知部(30)により変動処理の指示が検知さ
    れ、かつ、その変動処理の対象となる対象画像の指定の
    指示が検知された場合には、当該画像を画像処理部(6
    0)に送出する対象画像指定処理部(40)と、 指定された対象画像に対し、指示された変動処理を行う
    画像処理部(60)と、 前記指示検知部(30)により変動処理の指示が検知さ
    れ、かつ、その変動処理された画像の表示の行われるべ
    き処理実行時点が検知された場合には、変動処理の行わ
    れた対象画像の高速な表示の指示を、前記表示手段(2
    0)に対し行う高速表示指示部(80)とを有すること
    を特徴とする描画処理装置。
  7. 【請求項7】画像の変動処理の指示が検知され(S
    1)、 設定された変動処理の対象となる対象画像の指定の指示
    が検知され(S32)、 変動処理された画像の表示の行われるべき処理実行時点
    が検知される(S33)と、 検知された対象画像に対して変動処理を行った後、当該
    対象画像の高速な表示を行う(S34)ことを特徴とす
    る描画処理方法。
  8. 【請求項8】画面に画像の表示を行う表示手段(20)
    と、画面への表示上の処理の指示等を前記画面に設けら
    れたタブレット及びスタイラス・ペン等を用いた入出力
    一体型操作部(100)と、を有する描画処理装置にお
    いて、 前記操作部(100)による画像の変動処理、当該変動
    処理の対象となる対象画像の指定、又はその処理の態様
    等の各種の操作の指示の検知を行う指示検知部(30)
    と、 当該指示検知部(30)により変動処理の指示が検知さ
    れ、かつ、その変動処理の対象となる対象画像の指定の
    指示が検知された場合には、当該画像を画像処理部(6
    0)に送出する対象画像指定処理部(40)と、 前記指示検知部(30)により変動処理の指示が検知さ
    れ、かつ、その変動処理により位置の変動しない不動点
    の指定の指示が検知された場合には、前記表示手段(2
    0)に対し、変動処理前の対象画像と変動処理後の対象
    画像との不動点が一致する態様で表示の指示を行う不動
    点指定処理部(50)と、 指定された対象画像に対し、指示された変動処理を行う
    画像処理部(60)と、 前記指示検知部(30)により、変動の範囲、変動の速
    度、表示の濃淡、又は表示の色彩等を示すレベル変数等
    の表示の態様が検知された場合には、前記表示手段(2
    0)及び画像処理部(60)に対し、検知されたレベル
    変数等の表示の態様で表示または画像の変動処理を行う
    ように指定の処理を行うレベル変数指定処理部(70)
    と、を有することを特徴とする描画処理装置。
  9. 【請求項9】入出力一体型の操作により行われた画像の
    変動処理の指示が検知され(S41)、 入出力一体型の操作により設定された変動処理の対象と
    なる対象画像の指定の指示が検知され、変動処理により
    位置の変動しない不動点の指定の指示が検知され、か
    つ、前記入出力一体型の操作により設定された変動の範
    囲、変動の速度、表示の濃淡、又は表示の色彩等を示す
    レベル変数が検知されると(S42)、 検知されたレベル変数に応じて対象画像に対して変動処
    理を行った後、変動処理前の画像と変動処理後の対象画
    像との不動点を一致させるとともに、当該レベル変数を
    もつ態様の表示を行う(S43)ことを特徴とする描画
    処理方法。
  10. 【請求項10】操作部(10)により指示された音声指
    示を前記指示検知部(30)により検知された場合に、
    前記画像処理部(60)により処理された画像を前記表
    示手段(20)の画面へ表示する際に、表示に同期して
    所定の音声の発生の指示を行う音声発生指示部(90)
    と、当該音声発生指示部(90)による指示があった場
    合に、音声を発生させる音声発生装置(190)とを設
    けたことを特徴とする請求項1、6、又は9のいずれか
    に記載の描画処理装置。
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