JPH0613109A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

Info

Publication number
JPH0613109A
JPH0613109A JP5060754A JP6075493A JPH0613109A JP H0613109 A JPH0613109 A JP H0613109A JP 5060754 A JP5060754 A JP 5060754A JP 6075493 A JP6075493 A JP 6075493A JP H0613109 A JPH0613109 A JP H0613109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
secondary battery
solvent
mec
electrolytic solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5060754A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Komaru
篤雄 小丸
Shigeru Fujita
茂 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5060754A priority Critical patent/JPH0613109A/ja
Priority to US08/131,957 priority patent/US5437945A/en
Publication of JPH0613109A publication Critical patent/JPH0613109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 負極材料として炭素質材料を、正極材料とし
てリチウム複合酸化物を使用する非水電解液二次電池に
おいて、非水溶媒としてプロピレンカーボネートとメチ
ルエチルカーボネートの混合溶媒を使用する。 【効果】 高温環境下で使用した場合にも電池内圧が上
昇せず、低温環境下で使用した場合にも電解液が凝固せ
ず、幅広い使用温度範囲において高エネルギー密度,長
寿命,高信頼性が得られる非水電解液二次電池を得るこ
とが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水電解液二次電池に
関し、特にリチウム複合酸化物を正極に、炭素質材料を
負極に用いた非水電解液二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型VTR、携帯電話、
ラップトップコンピュータ等の新しいポータブル電子機
器が次々に出現し、ますますその小型軽量化が図られ、
それに伴って、携帯可能なポータブル電源として二次電
池が脚光を浴び、さらに高いエネルギー密度を得るため
活発な研究開発がなされている。
【0003】そのような中、鉛電池,ニッケルカドミウ
ム電池等の水系電解液二次電池よりも高いエネルギー密
度を有する二次電池として、リチウムイオン二次電池が
提案され、実用化が始まっている。
【0004】ところで、リチウム二次電池用の有機電解
液としては、低粘度溶媒だけでは充放電効率が低いた
め、高誘電率溶媒であるPC(プロピレンカーボネー
ト)等との混合が必要不可欠である。また、PCを混合
すると、低粘度溶媒のみの単一成分系よりも高い電気伝
導度が得られるというメリットもある。このことから、
従来よりリチウム二次電池用の有機電解液には、PCと
DME(1,2−ジメトキシエタン)とを混合してなる
混合溶媒が使用されている。
【0005】ところが、PC,DME混合溶媒を使用す
る非水電解液二次電池は、DMEの沸点が低いため、使
用環境温度が100℃程度にまで上昇すると、内圧検知
型の電流遮断装置が誤動作し充放電が出来ない状態にな
ってしまうという事態が起こる。このため、たとえば夏
季に車内で使用することができない。また、DMEはリ
チウム複合酸化物に対する安定性が低いため、電池を充
電状態で保存すると、回復しない容量劣化が起こる。
【0006】DME以外の低粘度溶媒については、特開
平2−148665号公報において炭素数nが1〜3の
低分子量炭酸エステルが提案されており、この炭酸エス
テルを単独でリチウム二次電池の有機溶媒に用いると、
リチウム金属負極のサイクル寿命が向上することが述べ
られている。しかし、この場合、サイクル寿命は、25
0サイクル程度であり、既存のニッケルカドミウム二次
電池のサイクル寿命が約500回であるのに比べてかな
り低く、実用電池として満足のいくものではなかった。
【0007】一方、上記低分子量炭酸エステルをPCと
混合して用いると、サイクル特性が改善され、特に、負
極として炭素質材料を使用する非水電解液二次電池にお
いては、約1000回以上ものサイクル寿命が得られ
る。
【0008】たとえば、低分子量炭酸エステルの内、沸
点の高いDEC(ジエチルカーボネート)とPCの混合
溶媒では、DMEとPCの混合溶媒を使用する場合に比
べて環境温度上昇による電池内圧上昇が起き難く、正極
に対する安定性も改善される。しかし、充放電サイクル
前と後の容量の比率で示される容量保持率が比較的小さ
く、サイクル寿命が短くなるといった問題もある。
【0009】DMC(ジメチルカーボネート)とPCの
混合溶媒についても検討されており、この混合溶媒を用
いると、サイクル寿命や正極に対する安定性が改善され
ることが確認されている。ところが、DMCとPCの混
合溶媒は、沸点が低く、また凝固点も高いため、電池の
使用温度範囲が狭くなるといった欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の非
水電解液二次電池においては、有機溶媒が十分に適当で
なかったために、使用温度が制限される,十分なサイク
ル寿命が得られないといった不都合が生じている。
【0011】そこで本発明は、このような従来の実情を
鑑みて提案されたものであって、幅広い使用温度範囲に
おいて高エネルギー密度、長寿命、高信頼性が得られる
非水電解液二次電池を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するに
ために、本発明者らが非水電解液二次電池の低粘度溶媒
として適当な有機溶媒を探索したところ、DMCの一方
のメチル基をエチル基に置き換えたMEC(メチルエチ
ルカーボネート)を見い出した。MECは、沸点や凝固
点がDMCとDECのほぼ中間の値であるとともに正負
極に対する安定性もDECより優れており、PCと混合
して用いることにより非水電解液二次電池の非水溶媒と
して好適なものとなる。
【0013】本発明の非水電解液二次電池はこのような
知見に基づいて完成されたものである。すなわち、本発
明の非水電解液二次電池は、リチウムイオンをドープ・
脱ドープ可能な炭素質材料よりなる負極と、LiX MO
2 (但し、Mはコバルト、ニッケル、マンガンの少なく
とも1種を表す。)よりなる正極と、非水溶媒に電解質
が溶解されてなる電解液を有してなる非水電解液二次電
池において、上記非水溶媒がプロピレンカーボネートと
メチルエチルカーボネートの混合溶媒であることを特徴
とするものである。
【0014】また、上記非水溶媒がプロピレンカーボネ
ートとメチルエチルカーボネートが7:3〜3:7なる
体積比で混合されてなる混合溶媒であることを特徴とす
るものである。さらに、非水溶媒に電解質としてLiP
6 が0.6〜1.8mol/lなる濃度で溶解されて
いることを特徴とするものである。
【0015】本発明の非水電解液二次電池において使用
される正極材料は、一般式LiX MO2 (ただしMはC
o,Ni、Mnの少なくとも1種を表す。)で表される
リチウム複合金属酸化物やLiを含んだ層間化合物等で
ある。このうち、特にLiCoO2 を使用した場合に高
いエネルギー密度を示す。
【0016】また負極の炭素質材料は、この種の二次電
池に用いられるものはいずれも使用可能であるが、特に
以下に列挙される炭素質材料が好適である。
【0017】まず第一に、有機材料を焼成等の手法によ
り炭素化して得られる炭素材料である。
【0018】出発原料となる有機材料としては、フェノ
ール樹脂、アクリル樹脂、ハロゲン化ビニル樹脂、ポリ
イミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリアセチレン、ポリ(p−フェニレン)等の共役系樹
脂、セルロースおよびその誘導体、任意の有機高分子系
化合物を使用することが出来る。
【0019】その他、ナフタレン、フェナントレン、ア
ントラセン、トリフェニレン、ピレン、ペリレン、ペン
タフェン、ペンタセンなどの縮合多環炭化水素化合物、
その他誘導体(例えばこれらのカルボン酸、カルボン酸
無水物、カルボン酸イミド等)、前記各化合物の混合物
を主成分とする各種ピッチ、アセナフチレン、インドー
ル、イソインドール、キノリン、イソキノリン、キノキ
サリン、フタラジン、カルバゾール、アクリジン、フェ
ナジン、フェナントリジン等の縮合複素環化合物、その
誘導体も使用可能である。
【0020】また、特にフルフリルアルコールあるいは
フルフラールのホモポリマー、コポリマーよりなるフラ
ン樹脂も好適である。このフラン樹脂を炭化した炭素質
材料は、(002)面の面間隔が3.70Å以上、真密
度1.70g/cc以下かつDTA(示差熱分析)で7
00℃以上に酸化発熱ピークを持たず、電池の負極材料
として非常に良好な特性を示す。
【0021】これら有機材料を焼成する温度としては、
出発原料によっても異なり、通常は500〜3000℃
とされる。
【0022】あるいは、特定のH/C原子比を有する石
油ピッチに酸素を含む官能基を導入(いわゆる酸素架
橋)したものも前記フラン樹脂と同様、炭素化したとき
に優れた特性を発揮することから、前記有機材料として
使用することが可能である。前記石油ピッチは、コール
タール、エチレンボトム油、原油等の高温熱分解で得ら
れるタール類、アスファルトなどより蒸留(真空蒸留、
常圧蒸留、スチーム蒸留)、熱重縮合、抽出、化学重縮
合等の操作によって得られる。
【0023】このとき、石油ピッチのH/C原子比が重
要で、難黒鉛化炭素とするためにはこのH/C原子比を
0.6〜0.8とする必要がある。
【0024】これらの石油ピッチに酸素を含む官能基を
導入する具体的な手段は限定されないが、例えば硝酸、
混酸、硫酸、次亜塩素酸等の水溶液による湿式法、ある
いは酸化性ガス(空気、酸素)による乾式法、さらに硫
黄、硝酸アンモニア、過硫酸アンモニア、塩化第二鉄等
の固体試薬による反応などが用いられる。例えば、上記
の手法により石油ピッチに酸素を導入した場合、炭素化
の過程(400℃以上)で溶融することなく固相状態で
最終の炭素質材料が得られ、それは難黒鉛化炭素の生成
過程に類似する。
【0025】前述の手法により酸素を含む官能基を導入
した石油ピッチを炭素化して負極材とするが、炭素化の
際の条件は問わず、(002)面の面間隔が3.70Å
以上、真密度1.70g/cc以下かつDTAで700
℃以上に酸化発熱ピークを持たないという特性を満足す
る炭素質材料が得られるように設定すれば、単位重量あ
たりのリチウムドープ量の大きなものが得られる。これ
は、例えば石油ピッチを酸素架橋した前駆体の酸素含有
量を10重量%以上とすることで、(002)面の面間
隔を3.70Å以上とすることが出来る。したがって、
前記前駆体の酸素含有量は10重量%以上にすることが
好ましく、実用的には10〜20重量%の範囲である。
【0026】以上の原料有機材料を用いて炭素質材料を
得る場合、例えば、窒素気流中、300〜700℃で炭
化した後、窒素気流中、昇温速度毎分1〜20℃、到達
温度900〜1300℃、到達温度での保持時間0〜5
時間程度の条件で焼成すれば良い。勿論、場合によって
は炭化操作を省略しても良い。
【0027】さらには、前記フラン樹脂や石油ピッチ等
を炭素化する際にリン化合物、或いはホウ素化合物を添
加することで、リチウムドープ量の大きな特殊な負極化
合物も使用可能である。
【0028】リン化合物としては、五酸化リンなどのリ
ンの酸化物や、オルトリン酸等のオキソ酸やその塩等が
挙げられるが、取扱やすさ等の点からリン酸化物及びリ
ン酸が好適である。添加するリン化合物の量は、有機材
料もしくは炭素質材料に対してリン換算で0.2〜30
重量%、好ましくは0.5〜15重量%、また負極材料
中に残存するリンの割合は0.2〜9.0重量%、好ま
しくは0.3〜5重量%とする。
【0029】ホウ素化合物としては、ホウ素の酸化物或
いはホウ酸を水溶液の形で添加することができる。添加
するホウ素化合物の量は、有機材料もしくは炭素質材料
に対してホウ素換算で0.2〜30重量%、好ましくは
0.5〜15重量%、また負極材料中に残存するホウ素
の割合は0.2〜9.0重量%、好ましくは0.3〜5
重量%とする。
【0030】本発明の非水電解液二次電池は、以上のよ
うな負極材料よりなる負極と正極材料よりなる正極が非
水溶媒に電解質が溶解されてなる電解液とともに電池缶
内に収納されて構成される。
【0031】ここで、本発明においては、電解質が溶解
される非水溶媒として、低粘度溶媒のMECと高誘電率
溶媒のPCよりなる混合溶媒を使用する。MECとPC
よりなる混合溶媒は、沸点や凝固点が適正であるととも
に正極に対する安定性が高い。したがって、このような
混合溶媒を使用することにより、幅広い使用温度範囲に
おいて高エネルギー密度、長サイクル寿命が得られるこ
ととなる。
【0032】なお、MECとPCよりなる混合溶媒にお
いて、PCとMECとはPC:MEC(体積比)が7:
3〜3:7となるように混合されていることが好まし
い。PCとMECの混合率が上記範囲外である場合に
は、電解液の導電率が低くなり、電池特性が不十分とな
る可能性が高い。
【0033】また、上記非水溶媒には電解質が溶解され
るが、電解質としては、LiPF6、LiClO4 、L
iAsF6 、LiBF4 、LiB(C6 5 4 、CH
3 SO3 Li、CF3 SO3 Li、LiCl、LiBr
等が使用される。これら電解質の電解液中に溶解される
濃度には適正範囲があり、例えばLiPF6 の場合は、
0.6〜1.8mol/lの濃度で電解液中に溶解する
ことが望ましい。電解液中に溶解されるLiPF6 の濃
度が上記範囲を外れる場合には、やはり電解液の導電率
が不十分となり、充放電効率が不足する虞れがある。
【0034】
【作用】本発明の非水電解液二次電池においては、電解
液の高誘電率溶媒としてPCを、低粘度溶媒としてME
Cを使用する。ここで、低粘度溶媒として使用するME
Cは沸点や凝固点がDMCとDECのほぼ中間の値を示
し、電解液の低粘度溶媒として適正であるとともに正負
極に対する安定性がDECよりも優れている。したがっ
て、上記非水電解液二次電池は、高温環境下で使用した
場合にも電池内圧がほとんど上昇せず、また低温環境下
で使用した場合にも電解液が凍結せず、幅広い使用温度
範囲において高エネルギー密度、長寿命が得られる。
【0035】なお、MECとPCの混合溶媒を非水溶媒
として使用するに際して、MECとPCの混合率,電解
質の溶解濃度を適正化すると電解液の導電率が向上し、
より充放電効率に優れた非水電解液二次電池となる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例について実験
結果に沿って説明する。
【0037】実施例1 本実施例は、電解液としてPCとMECとを1:1の体
積比で混合した混合溶媒にLiPF6 を溶解させたもの
を、負極材料として難黒鉛化炭素材料を、正極材料とし
てLiCoO2 を用いた非水電解液二次電池の例であ
る。本実施例で作製した非水電解液二次電池の構成を図
1に示す。
【0038】まず、負極1を次のようにして作製した。
H/C原子比が0.6〜0.8の範囲から適当に選んだ
石油ピッチを粉砕し、空気気流中で酸化処理して炭素前
駆体を得た。このとき、炭素前駆体のキノリン不溶分
(JIS遠心法:K2425−1983)は80%であ
り、また酸素含有率(有機元素分析法による)は15.
4重量%であった。
【0039】この炭素前駆体を窒素気流中で1000℃
に昇温して熱処理することによって軟黒鉛化炭素材料を
得た後、粉砕し、平均粒径10μmの炭素材料粉末とし
た。なおこのとき得られた難黒鉛化炭素材料についてX
線回折測定を行った結果、(002)面の面間隔は3.
76Åであり真比重は1.58であった。
【0040】この炭素材料粉末90重量部を、バインダ
ーであるポリフッ化ビニリデン10重量部と混合して負
極混合物を調製し、この負極混合物を溶剤N−メチル−
2−ピロリドンに分散させてスラリー状にし、負極スラ
リーを調製した。
【0041】そして、このようにして得られた負極スラ
リーを負極集電体となる厚さ10μmの帯状銅箔の両面
に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレス機で圧縮
成形し、帯状負極1を作製した。
【0042】次に、正極2を以下のようにして作製し
た。炭酸リチウムと炭酸コバルトを0.5モル:1モル
なる比率で混合し、900℃、5時間、空気中で焼成し
てLiCoO2 を得た。このようにして得られたLiC
oO2 91重量部を、導電材であるグラファイト6重量
部及びバインダーであるポリフッ化ビニリデン3重量部
と混合して正極混合物を調製し、この正極混合物を溶剤
N−メチル−2−ピロリドンに分散させてスラリー状に
し、正極スラリーを調製した。
【0043】そして、このようにして得られた正極スラ
リーを正極集電体となる厚さ20μmの帯状アルミ箔の
両面に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレス機で
圧縮成形し、帯状正極2を作製した。
【0044】次いで、図1で示すように、帯状負極1、
帯状正極2及び微孔性ポリプロピレンフィルムよりなる
セパレータ3を、それぞれ渦巻電極素子とした場合に直
径20mm、高さ50mmの電池缶5中に適切に納まる
寸法となるようにあらかじめ長さ及び幅を調節してお
き、渦巻式電極を作製した。
【0045】このようにして作製された渦巻式電極をニ
ッケルメッキを施した鉄製電池缶5に収納し、収納され
た渦巻式電極の上下両面に絶縁板4を配置した。そし
て、正極集電体10からアルミニウム製正極リード12
を導出し、負極集電体9からはニッケル製負極リード1
1を導出して電池缶5に溶接した。
【0046】そして、PC50容量%とMEC50容量
%の混合溶媒にLiPF6 を1mol/lなる割合で溶
解させて電解液を調製し、この電解液を電池缶5の中に
注入した。次いで、アスファルトを塗布した絶縁ガスケ
ット6を介して電池缶5をかしめることで、電池蓋7を
固定し、直径20mm、高さ50mmの円筒形非水電解
液電池(実施例電池1)を作製した。
【0047】比較例1 PC50容量%とDEC50容量%の混合溶媒にLiP
6 を1mol/lなる割合で溶解させてなる電解液を
使用する以外は実施例1と同様にして円筒形非水電解液
電池(比較例電池1)を作製した。
【0048】比較例2 PC50容量%とDMC50容量%の混合溶媒にLiP
6 を1mol/lなる割合で溶解させてなる電解液を
使用する以外は実施例1と同様にして円筒形非水電解液
電池(比較例電池2)を作製した。
【0049】以上のように作製された実施例電池1、比
較例電池1、比較例電池2について、温度60℃条件
下、4.1Vでフロート充電し、フロート時間と電池内
圧の関係を調べた。その結果を図2に示す。
【0050】図2からわかるように、実施例電池1及び
比較例電池1に比べて比較例電池2は電池内圧の上昇が
大きい。したがって、このことから、非水溶媒としてP
CとDMCの混合溶媒を使用すると、高温環境下で使用
するには不適当となることがわかった。
【0051】次に、各電池について、充電電圧最大4.
1V、充電電流1Aで2.5hで充電を行い、6.2o
hmの定抵抗で終止電圧2.75Vまで放電を行う充放
電サイクルを繰り返し行い、充放電サイクルに伴うエネ
ルギー密度の変化を調べた。その結果を図3に示す。
【0052】図3からわかるように、実施例電池1及び
比較例電池2は、充放電サイクルに伴うエネルギー密度
の減少が少なく、良好なサイクル特性を示しているのに
対し、比較例電池1はサイクル劣化が大きい。すなわ
ち、PCとDECの混合溶媒を使用する非水電解液二次
電池は、サイクル特性が不十分である。
【0053】次に、各電池について、温度−20℃環境
下、6.2ohmの定抵抗で放電を行い、放電時間と電
圧の関係を調べた。その結果を図4に示す。図4から、
実施例電池1は他の電池に比べて、放電時の電圧降下が
小さく、低温環境下においても優れた特性を発揮するこ
とがわかる。
【0054】これらの結果から、非水電解液二次電池の
非水溶媒としては、PCとMECの混合溶媒が好適であ
り、PCとMECの混合溶媒を使用することにより、広
い温度範囲において高エネルギー密度,長寿命が得られ
るようになることがわかった。
【0055】なお、参考のため、各電池に使用した電解
液について、各種温度における電導度を表1にまた凍結
状態を表2に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】表2より、PCとMECを使用する電解液
およびPCとDECを使用する電解液は、−50℃とし
た場合にも凍結せず液体状態を維持しているのに対し、
PCとDMCを使用する電解液は、−30℃で凍結す
る。一方、表1に示す導電率を見ると、PCとDECを
使用する電解液は、導電率が他の電解液に比べて低くな
っている。
【0059】すなわち、PCとMECを使用する電解液
は、低温特性,導電率のいずれにおいても優れているこ
とがわかる。
【0060】実施例2 直径18mm,高さ65mmの電池缶中に適切に収まる
大きさとしたこと以外は実施例1と同様の構成の渦巻式
電極を作製した。作製された渦巻式電極をニッケルメッ
キを施した鉄製電池缶に収納し、収納された渦巻式電極
の上下両面に絶縁板を配置した。そして、正極集電体か
らアルミニウム製正極リードを導出し、負極集電体から
はニッケル製リードを導出して電池缶に溶接した。
【0061】そして、PC30容量%とMEC70容量
%の混合溶媒にLiPF6 を各種濃度で溶解させてなる
電解液を調製し、この電解液を電池缶の中に注入した。
アスファルトを塗布した絶縁ガスケットを介して電池缶
をかしめることで、電池蓋を固定し、直径18mm,高
さ50mmの円筒形非水電解液電池を作製した。なお、
混合溶媒に溶解させたLiPF6 の濃度は、0.5,
0.6,0.8,1.0,1.2,1.4,1.6,
1.8,2.0mol/lである。
【0062】実施例3 PC40容量%とMEC60容量%の混合溶媒にLiP
6 を各種濃度で溶解させてなる電解液を使用すること
以外は実施例2と同様にして円筒形非水電解液二次電池
(実施例電池3)を作製した。
【0063】実施例4 PC50容量%とMEC50容量%の混合溶媒にLiP
6 を各種濃度で溶解させてなる電解液を使用すること
以外は実施例2と同様にして円筒形非水電解液二次電池
(実施例電池4)を作製した。
【0064】実施例5 PC60容量%とMEC40容量%の混合溶媒にLiP
6 を各種濃度で溶解させてなる電解液を使用すること
以外は実施例2と同様にして円筒形非水電解液二次電池
(実施例電池5)を作製した。
【0065】実施例6 PC70容量%とMEC30容量%の混合溶媒にLiP
6 を各種濃度で溶解させてなる電解液を使用すること
以外は実施例2と同様にして円筒形非水電解液二次電池
(実施例電池6)を作製した。
【0066】比較例3 PC50容量%とDEC50容量%の混合溶媒にLiP
6 を1mol/lなる割合で溶解させてなる電解液を
使用すること以外は実施例2と同様にして円筒形非水電
解液電池(比較例電池3)を作製した。
【0067】以上のように作製された電池について、充
電状態で温度90℃環境下40時間放置した後の電池内
圧,温度−20℃環境下での放電容量比及び導電率,充
放電効率を測定した。なお、充放電効率は、充電電流1
A,電圧4.2Vの条件で定電圧充電を2.5時間行っ
た後、放電負荷6.2Ω,カットオフ電圧2.75Vの
条件で放電を行う充放電サイクルを繰り返し行い、2サ
イクル目の容量に対する100サイクル目の容量の比
(2サイクル目容量/100サイクル目容量)を求める
ことによって測定した。
【0068】放電容量比は、初期充電を行った後、上述
の条件で充放電サイクルを3サイクル行い、さらに4サ
イクル目の充電を行った後、温度−20℃環境下、電流
700mAの条件で定電流放電を行ったときの放電容量
を測定することによって求めた。電池内圧は、初期充電
を行った後、上述の条件で充放電サイクルを3サイクル
行い、さらに4サイクル目の充電を行った後、この充電
状態で温度90℃環境下、40時間放置した後に測定し
た。
【0069】温度−20℃環境下における電解液中の電
解質濃度と放電容量比の関係を図5に、電解液中の電解
質濃度と充電状態で温度90℃環境下に放置した後の電
池内圧の関係を図6に示す。電解液のMEC混合率と導
電率の関係を図7(図中、mol/lで示す濃度はLi
PF6 濃度である。)に、電解液中の電解質濃度と導電
率の関係を図8,図9に示す。なお図8は導電率を温度
22℃環境下で測定した場合であり、図9は導電率を温
度−20℃環境下で測定した場合である。また、電解液
中の電解質濃度と充放電効率の関係を図10に示す。
【0070】先ず、図5からわかるように、電解液の非
水溶媒としてMECとPCの混合溶媒を用いる実施例電
池2〜実施例電池6は、いずれも非水溶媒としてDEC
とPCの混合溶媒を用いる比較例電池3に比べて温度−
20℃環境下における放電容量比が大きく低温特性に優
れている。
【0071】また、図6を見ると、実施例電池2〜実施
例電池6は、比較的高温特性に優れるとされる上記比較
例電池3と比べて、電池内圧の上昇が同程度に止まって
おり、十分実用的な高温特性を有していることがわか
る。
【0072】このことは、上述の図2,図4によって示
される傾向と一致するものであり、このことからもME
CとPCの混合溶媒を電解液の非水溶媒として用いるこ
とは、広い温度範囲において良好な特性を示す電池を得
る上で有効であることが支持される。
【0073】次に、図7を見ると、非水溶媒としてME
CとPCの混合溶媒を用いる電解液においては、導電率
がMEC混合率に依存して変化し、MECの低混合率側
ではMEC混合率の増大に伴って増加し、逆にMECの
高混合率側ではMEC混合率の増大に伴って減少するこ
とがわかる。つまり、MECとPCの混合溶媒を非水溶
媒として使用する電解液には、導電率が大きくなるME
Cの適正混合率範囲があり、MEC混合率を30〜70
重量%とすることにより、電池の電解液として実用的な
導電率が得られるものとなることがわかる。
【0074】また、図8,図9を見ると、非水溶媒とし
てMECとPCの混合溶媒を用いる電解液において導電
率は、電解質の濃度によっても変化し、電解質の低濃度
側では電解質濃度の増大に伴って増加し、逆に電解質の
高濃度側では電解質濃度の増大に伴って減少することが
わかる。
【0075】また、さらに図10を見てわかるように、
電解液の非水溶媒としてMECとPCの混合溶媒を用い
る電池では、充放電効率がやはり電解液中に溶解される
電解質の溶解濃度に依存して変化し、電解質の低濃度側
では電解質濃度の増大に伴って増加し、逆に電解質の高
濃度側では電解質濃度の増大に伴って減少することがわ
かる。
【0076】つまり、電解液の非水溶媒としてMECと
PCの混合溶媒を用いる電池では、導電率,充放電効率
が高くなる電解質の適正濃度範囲があり、電解質濃度を
0.6〜1.8mol/lとすることにより、実用的な
導電率,充放電効率が得られるものとなることがわか
る。
【0077】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。なお、上記実施例の混合する溶媒とし
て、プロピレンカーボネートの代わりにエチレンカーボ
ネート、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、2
−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、
4メチル1,3ジオキソラン、スルホラン、メチルスル
ホラン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ジメチル
スルホキシド等を使用した場合にもほぼ同様の効果が得
られた。
【0078】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の非水電解液二次電池は、リチウム複合酸化物よりな
る正極と、炭素質材料よりなる負極と、非水溶媒に電解
質を溶解してなる電解液とを有してなる非水電解液二次
電池に用いる非水溶媒として、MECとPCの混合溶媒
を使用するので、高温環境下で使用した場合にも電池内
圧がほとんど上昇せず、低温環境下で使用した場合にも
電解液が凝固せず、幅広い使用温度範囲において高エネ
ルギー密度、長寿命、高信頼性が得られる。したがっ
て、例えば夏季の車中等の条件下においても使用可能で
あり、極めて実用的なものであると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した非水電解液二次電池の1例を
示す概略縦断面図である。
【図2】非水電解液二次電池のフロート時間と電池内圧
の関係を示す特性図である。
【図3】非水電解液二次電池の充放電サイクル数とエネ
ルギー密度の関係を示す特性図である。
【図4】非水電解液二次電池の温度−20℃環境下にお
ける放電時間と電圧の関係を示す特性図である。
【図5】温度−20℃環境下における電解液中のLiP
6 濃度と放電容量比の関係を示す特性図である。
【図6】電解液中のLiPF6 濃度と充電状態で温度9
0℃環境下に放置したときの電池内圧の関係を示す特性
図である。
【図7】電解液のMEC混合率と導電率の関係を示す特
性図である。
【図8】温度22℃環境下における電解液中のLiPF
6 濃度と導電率の関係を示す特性図である。
【図9】温度−20℃環境下における電解液中のLiP
6 濃度と導電率の関係を示す特性図である。
【図10】電解液中のLiPF6 濃度と充放電効率の関
係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ・・・負極 2 ・・・正極 3 ・・・セパレータ 4 ・・・絶縁板 5 ・・・電池缶 6 ・・・絶縁ガスケット 7 ・・・電池蓋 9 ・・・負極集電体 10・・・正極集電体 11・・・負極リード 12・・・正極リード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能
    な炭素質材料よりなる負極と、LiX MO2 (但し、M
    はコバルト、ニッケル、マンガンの少なくとも1種を表
    す。)よりなる正極と、非水溶媒に電解質が溶解されて
    なる電解液を有してなる非水電解液二次電池において、 上記非水溶媒がプロピレンカーボネートとメチルエチル
    カーボネートの混合溶媒であることを特徴とする非水電
    解液二次電池。
  2. 【請求項2】 上記非水溶媒がプロピレンカーボネート
    とメチルエチルカーボネートが7:3〜3:7なる体積
    比で混合されてなる混合溶媒であることを特徴とする請
    求項1記載の非水電解液二次電池。
  3. 【請求項3】 非水溶媒に電解質としてLiPF6
    0.6〜1.8mol/lなる濃度で溶解されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の非水電解液二次電池。
JP5060754A 1992-03-31 1993-03-19 非水電解液二次電池 Pending JPH0613109A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060754A JPH0613109A (ja) 1992-03-31 1993-03-19 非水電解液二次電池
US08/131,957 US5437945A (en) 1993-03-19 1993-10-08 Secondary battery having non-aqueous electrolyte

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-105894 1992-03-31
JP10589492 1992-03-31
JP5060754A JPH0613109A (ja) 1992-03-31 1993-03-19 非水電解液二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613109A true JPH0613109A (ja) 1994-01-21

Family

ID=26401812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5060754A Pending JPH0613109A (ja) 1992-03-31 1993-03-19 非水電解液二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613109A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714607A (ja) * 1993-04-28 1995-01-17 Sony Corp 非水電解液二次電池
US5891588A (en) * 1996-05-11 1999-04-06 Furukawa Denchi Kabushiki Kaisha Lithium secondary battery
JP2000149905A (ja) * 1998-11-10 2000-05-30 Sony Corp 固体電解質電池
JP2002025606A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Toyota Central Res & Dev Lab Inc リチウム二次電池
US6762654B1 (en) 1999-07-15 2004-07-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Delay line
JP2009537936A (ja) * 2006-05-18 2009-10-29 中信国安盟固利新能源科技有限公司 中小容量高出力型リチウムイオン電池
JP2013069698A (ja) * 2012-12-11 2013-04-18 Gs Yuasa Corp 非水電解質二次電池
JP2014127246A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Automotive Energy Supply Corp 車両用非水電解液電池およびその使用方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714607A (ja) * 1993-04-28 1995-01-17 Sony Corp 非水電解液二次電池
US5891588A (en) * 1996-05-11 1999-04-06 Furukawa Denchi Kabushiki Kaisha Lithium secondary battery
JP2000149905A (ja) * 1998-11-10 2000-05-30 Sony Corp 固体電解質電池
US6762654B1 (en) 1999-07-15 2004-07-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Delay line
JP2002025606A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Toyota Central Res & Dev Lab Inc リチウム二次電池
JP2009537936A (ja) * 2006-05-18 2009-10-29 中信国安盟固利新能源科技有限公司 中小容量高出力型リチウムイオン電池
JP2013069698A (ja) * 2012-12-11 2013-04-18 Gs Yuasa Corp 非水電解質二次電池
JP2014127246A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Automotive Energy Supply Corp 車両用非水電解液電池およびその使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5561005A (en) Secondary battery having non-aqueous electrolyte
JP4423888B2 (ja) リチウムイオン二次電池用電解質およびそれを用いたリチウムイオン二次電池
JP4228593B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP3436033B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP3060474B2 (ja) 電池用負極およびその製造方法ならびにこれを用いた非水電解液電池
JP3430614B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP3709628B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP2002279989A (ja) 電 池
US5437945A (en) Secondary battery having non-aqueous electrolyte
JPH11233140A (ja) 非水電解液二次電池
JP3552377B2 (ja) 二次電池
JPH0613109A (ja) 非水電解液二次電池
JP4417037B2 (ja) リチウムイオン二次電池用電解質およびそれを用いたリチウムイオン二次電池
JP4560854B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP4367015B2 (ja) 電池
JP3430706B2 (ja) 負極用炭素材料及び非水電解液二次電池
JP2002270231A (ja) 電 池
JPH07335262A (ja) 非水電解液二次電池
JP3557240B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP4195122B2 (ja) 非水電解液二次電池
JPH11250914A (ja) 非水電解液二次電池
JP3787943B2 (ja) 非水電解液二次電池
JPH11297354A (ja) 非水電解液二次電池
JP2002164052A (ja) 非水電解質電池
JPH09283178A (ja) 非水電解液二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010619