JPH06130953A - 電子楽器装置 - Google Patents

電子楽器装置

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Publication number
JPH06130953A
JPH06130953A JP4303158A JP30315892A JPH06130953A JP H06130953 A JPH06130953 A JP H06130953A JP 4303158 A JP4303158 A JP 4303158A JP 30315892 A JP30315892 A JP 30315892A JP H06130953 A JPH06130953 A JP H06130953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperament
automatic accompaniment
tone color
tone
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4303158A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Konishi
正一 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4303158A priority Critical patent/JPH06130953A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音色又は自動伴奏の選択状態に応じて適切な
音律を容易に設定し、選択した音色、自動伴奏を生かし
た効果的な演奏を出来るようにする。 【構成】 音色選択スイッチ11及び自動伴奏選択スイ
ッチ12に、スイッチ投入状態検出部13から検出信号
11,S12を送出する。その検出結果である検出結果信
号S21,S22に基づいてスイッチ投入状態検出部13か
らスイッチ投入検出信号S31を音律設定部14に送出す
る。音律設定部14で音律が決定される。この決定され
た音律情報信号S41が楽音発生部15に送出され、自動
伴奏メモリ16から供給される自動伴奏情報信号S51
鍵盤19からの押鍵情報信号S61をコード判別部17で
判別し、コード判別部17からのコード情報信号S71
び鍵盤18,19からの押鍵情報信号S81,S92に基づ
いて、音律設定部14からの音律情報信号S41によって
決定された音律に適合した楽音を、楽音発生部15に接
続されたスピーカ20から発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボード電子楽器な
どに利用し、選択した音色又は選択した自動伴奏に応じ
た適切な音律を設定する電子楽器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時のキーボード電子楽器などの電子楽
器装置では、平均率、アラビック等の音律の変更が、ブ
ラス、ストリングス等の選択した音色と、ポップス、ス
イング等の選択した自動伴奏と無関係に行われている。
【0003】すなわち、電子楽器装置に設けられた所望
の音色を選択する複数の音色選択スイッチのオン(O
N)による選択状態、又は所望の自動伴奏を選択する複
数の自動伴奏選択スイッチのオン(ON)による選択状
態とは無関係に演奏者による音律選択スイッチのオン/
オフ操作によって行われている。また音律設定のための
専用の設定操作によって行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例の電
子楽器装置では、音色選択スイッチのオン(ON)によ
る選択状態又は自動伴奏選択スイッチのオン(ON)に
よる選択状態とは無関係に音律選択スイッチのオン/オ
フ操作、又は音律設定のための専用の設定操作によって
行われている。
【0005】この場合、ある音色又はある自動伴奏での
適切な音律でも、他の音色又は自動伴奏では不適切な場
合がある。したがって、その都度、面倒な音律変更の設
定操作が必要になるという欠点がある。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、第1の目的として、音色の選択状態に応
じて適切な音律を容易に設定でき、選択した音色を生か
した効果的な演奏が出来る電子楽器装置を提供する。
【0007】第2の目的として、自動伴奏の選択状態に
応じて適切な音律を設定でき、選択した自動伴奏を生か
した効果的な演奏が出来る電子楽器装置を提供する。
【0008】第3の目的として、音律を設定する際の音
色又は自動伴奏を自動的あるいは手動で容易に選択で
き、選択した音色、自動伴奏を生かした効果的な演奏が
出来る電子楽器装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の目的に対応する請求項1の発明の電子楽器装
置は、複数の音色から所望の音色を選択する音色選択手
段と、音色選択手段で選択した音色を検出する音色選択
状態検出手段と、音色選択状態検出手段で検出した音色
に応じた音律を設定する音律設定手段と、音律設定手段
で設定された音律による音色の楽音を発生する楽音発生
手段とを備える構成である。
【0010】第2の目的に対応する請求項2の発明の電
子楽器装置は、複数の自動伴奏から所望の自動伴奏を選
択する自動伴奏選択手段と、自動伴奏選択手段で選択し
た自動伴奏を検出する自動伴奏状態検出手段と、自動伴
奏状態検出手段で検出した自動伴奏に応じた音律を設定
する音律設定手段と、音律設定手段で設定された音律で
の自動伴奏の楽音を発生する楽音発生手段とを備える構
成としている。
【0011】第3の目的に対応する請求項3の発明の電
子楽器装置は、請求項1,2の二つを組み合わせた構成
とともに、音律を設定する際に音色又は自動伴奏のいず
れか優先する一方を自動的に選択する選択手段を備える
構成としている。
【0012】
【作用】この構成における請求項1では、複数の音色か
ら選択した所望の音色を検出し、この検出した音色に応
じた適切な音律による音色の楽音を発生しているので、
音色の選択状態に応じて適切な音律を容易に設定でき、
選択した音色を生かした効果的な演奏が出来る。
【0013】請求項2では、複数の自動伴奏から選択し
た所望の自動伴奏を選択し、この検出した自動伴奏に応
じた適切な平均率、アラビック等の音律による自動伴奏
の楽音を発生しているので、自動伴奏の選択状態に応じ
て適切な音律を設定でき、選択した自動伴奏を生かした
効果的な演奏が出来る。
【0014】請求項3では、音律を設定する際に音色又
は自動伴奏のいずれか優先する一方を自動的に選択して
いるので、選択した音色、自動伴奏を生かした効果的な
演奏が出来る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の電子楽器装置の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。図4は、本発明の電子楽器
装置実施例の構成を示すブロック図である。図4におい
て、この電子楽器装置は、複数のブラス、ストリングス
等の音色から所望の音色を選択する複数のオン/オフス
イッチで構成される音色選択スイッチ11と、ポップ
ス、スイング等の複数の自動伴奏から所望の自動伴奏を
選択する複数のオン/オフスイッチで構成される自動伴
奏選択スイッチ12とを有している。
【0016】さらに、この電子楽器装置には、音色選択
スイッチ11、自動伴奏選択スイッチ12で選択した音
色又は自動伴奏を検出するスイッチ投入状態検出部13
(請求項における音色選択状態検出手段及び自動伴奏状
態検出手段に対応する)と、スイッチ投入状態検出部1
3で検出した音色又は自動伴奏に応じた適切な音律を設
定する音律設定部14(請求項における選択手段に対応
する)とが設けられている。
【0017】また、この電子楽器装置は、音律設定部1
4で設定された音律での音色又は自動伴奏の楽音を発生
する楽音発生部15と、ポップス、スイング等の自動伴
奏を予め記憶する自動伴奏メモリ16と、複数の鍵盤の
コードを判別するためのコード判別部17と、演奏を行
うための鍵盤18,19と、楽音発生部15に接続され
て楽音を発生するスピーカ20とを有している。
【0018】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。
【0019】音色選択スイッチ11及び自動伴奏選択ス
イッチ12のスイッチ投入状態、すなわち、ブラス、ス
トリングス等の音色の選択と、ポップス、スイング等の
自動伴奏の選択状態を検出するためにスイッチ投入状態
検出部13から検出信号S11,S12を、それぞれ音色選
択スイッチ11及び自動伴奏選択スイッチ12に送出す
る。その検出結果である検出結果信号S21,S22が音色
選択スイッチ11及び自動伴奏選択スイッチ12からス
イッチ投入状態検出部13に返送される。
【0020】この検出結果の検出結果信号S21,S22
基づいてスイッチ投入状態検出部13からスイッチ投入
検出信号S31が音律設定部14に送出される。音律設定
部14で平均率、アラビックなどの音律が決定される。
【0021】この音律の決定にあたって、音色選択スイ
ッチ11又は自動伴奏選択スイッチ12のいずれか一方
が選択されている場合はそのままとする。ここで音色選
択スイッチ11と自動伴奏選択スイッチ12の両方が選
択されている場合は、現在選択されている音色に割り当
てられている音律と、現在選択されている自動伴奏に割
り当てられている音律とが相違する場合があるため、音
律の決定に優先順位を付ける。
【0022】この場合、自動的に音色又は自動伴奏の優
先決定を行い、この決定に基づいて音律を決定しても良
い。又はスイッチなどの手動操作によって、決定される
音律が音色優先か、又は自動伴奏優先かを演奏者が選択
できるようにしても良い。
【0023】さらに音色選択スイッチ11及び自動伴奏
選択スイッチ12によって決定された音律が所望でない
場合は、スイッチなどの手動操作によって、現在の音律
を中止して最初に設定された音律に戻せるようにした
り、他の音律が選択できるようにしても良い。
【0024】このようにして音律設定部14で決定され
た音律情報信号S41が楽音発生部15に送出される。楽
音発生部15では、自動伴奏メモリ16から供給される
自動伴奏情報信号S51、鍵盤19からの押鍵情報信号S
61をコード判別部17で判別し、そのコード判別部17
からのコード情報信号S71及び鍵盤18,19からの押
鍵情報信号S81,S92に基づいて、音律設定部14から
の音律情報信号S41によって決定された音律に適合した
楽音を楽音発生部15に接続されたスピーカ20から発
生させる。
【0025】このように、音色選択スイッチ11、自動
伴奏選択スイッチ12、スイッチ投入状態検出部13を
通じて複数の音色又は自動伴奏から選択した所望の音
色、自動伴奏を検出している。そして検出した音色に応
じた適切な音律を音律設定部14で設定し、その音色、
自動伴奏の楽音を楽音発生部15のスピーカ20から発
生している。
【0026】また音律を音律設定部14で設定する際に
音色又は自動伴奏のいずれかの一方を自動的に優先して
選択決定し、または手動で選択して決定しており、音律
を設定する際の音色又は自動伴奏を自動的に容易に選択
でき、選択した音色、自動伴奏を生かした効果的な演奏
が出来る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1では、複数の音色から選択した所望の音色を検出し、
この検出した音色に応じた適切な音律による音色の楽音
を発生しているため、音色の選択状態に応じて適切な音
律を容易に設定でき、選択した音色を生かした効果的な
演奏が出来るという効果を有する。
【0028】請求項2では、複数の自動伴奏から所望の
自動伴奏を選択し、この検出した自動伴奏に応じた適切
な平均率、アラビック等の音律による自動伴奏の楽音を
発生しているため、自動伴奏の選択状態に応じて適切な
音律を設定でき、選択した自動伴奏を生かした効果的な
演奏が出来るという効果を有する。
【0029】請求項3では、音律を設定する際に音色又
は自動伴奏のいずれか優先する一方を自動的に選択して
いるので、選択した音色、自動伴奏を生かした効果的な
演奏が出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する基本構成を示すブロック図
である。
【図2】請求項2に対応する基本構成を示すブロック図
である。
【図3】請求項3に対応する基本構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の電子楽器装置の実施例における構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 音色選択スイッチ 12 自動伴奏選択スイッチ 13 スイッチ投入状態検出部 14 音律設定部 15 楽音発生部 16 自動伴奏メモリ 17 コード判別部 18,19 鍵盤 20 スピーカ S11,S12 検出信号 S21,S22 検出結果信号 S31 スイッチ投入検出信号 S41 音律情報信号 S51 自動伴奏情報信号 S61,S81,S92押鍵情報信号 S71 コード情報信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音色から所望の音色を選択する音
    色選択手段と、 上記音色選択手段で選択した音色を検出する音色選択状
    態検出手段と、 上記音色選択状態検出手段で検出した音色に応じた音律
    を設定する音律設定手段と、 上記音律設定手段で設定された音律による音色の楽音を
    発生する楽音発生手段と、 を備える電子楽器装置。
  2. 【請求項2】 複数の自動伴奏から所望の自動伴奏を選
    択する自動伴奏選択手段と、 上記自動伴奏選択手段で選択した自動伴奏を検出する自
    動伴奏状態検出手段と、上記自動伴奏状態検出手段で検
    出した自動伴奏に応じた音律を設定する音律設定手段
    と、 上記音律設定手段で設定された音律での自動伴奏の楽音
    を発生する楽音発生手段と、 を備える電子楽器装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の二つを組み合わせた構成
    とともに、音律を設定する際に音色又は自動伴奏のいず
    れか優先する一方を自動的に選択する選択手段を備える
    電子楽器装置。
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