JPH06130882A - 磁気カード - Google Patents
磁気カードInfo
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- JPH06130882A JPH06130882A JP4089828A JP8982892A JPH06130882A JP H06130882 A JPH06130882 A JP H06130882A JP 4089828 A JP4089828 A JP 4089828A JP 8982892 A JP8982892 A JP 8982892A JP H06130882 A JPH06130882 A JP H06130882A
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- magnetic
- card
- magnetic card
- hologram
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホログラムによる視覚効果及び磁気による機
械情報処理能力を有する、磁気とホログラムが一体化し
た磁気カードで、ホログラムと磁気の占める占有面積を
少なくすることができ、しかも機械情報処理を行なえる
磁気カードを提供することを目的とする。 【構成】 カード9上に接着層7、磁気記録層6、金属
反射層5、ホログラム形成層4が順次積層されている磁
気カードであって、金属反射層5と磁気記録層6とが同
一の金属の単独もしくは合金の蒸着により形成されてい
ることを特徴とする磁気カード。
械情報処理能力を有する、磁気とホログラムが一体化し
た磁気カードで、ホログラムと磁気の占める占有面積を
少なくすることができ、しかも機械情報処理を行なえる
磁気カードを提供することを目的とする。 【構成】 カード9上に接着層7、磁気記録層6、金属
反射層5、ホログラム形成層4が順次積層されている磁
気カードであって、金属反射層5と磁気記録層6とが同
一の金属の単独もしくは合金の蒸着により形成されてい
ることを特徴とする磁気カード。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気とホログラムの複
合カードに関し、さらに詳しくは、ホログラムによる視
覚効果及び磁気による機械情報処理能力を有する、磁気
とホログラムが一体化した磁気カードに関する。
合カードに関し、さらに詳しくは、ホログラムによる視
覚効果及び磁気による機械情報処理能力を有する、磁気
とホログラムが一体化した磁気カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカード等において、磁
気層を施され、機械情報処理能力を有するもの、もくし
は磁気層及びホログラムが異なる部分に施され、機械情
報処理能力を有するとともに、装飾的にも優れたものが
知られていた。
気層を施され、機械情報処理能力を有するもの、もくし
は磁気層及びホログラムが異なる部分に施され、機械情
報処理能力を有するとともに、装飾的にも優れたものが
知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらは限られたカー
ドスペースに於いてそれぞれの占有面積を必要としカー
ドのデザインを施すに当たり制約をうける欠点があり、
又、磁気部は黒色、茶色等のため装飾的な面で美麗さに
欠けるという欠点がある。
ドスペースに於いてそれぞれの占有面積を必要としカー
ドのデザインを施すに当たり制約をうける欠点があり、
又、磁気部は黒色、茶色等のため装飾的な面で美麗さに
欠けるという欠点がある。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑みなされた
もので、磁気層とホログラムが一体化し、それらの占め
る占有面積を少なくすることができるので、カードデザ
イン上有利であり、着色層を設ければよりカラフルなデ
ザインのカードを得ることができ、しかも機械情報処理
を行なえる磁気カードを提供することを目的とする。
もので、磁気層とホログラムが一体化し、それらの占め
る占有面積を少なくすることができるので、カードデザ
イン上有利であり、着色層を設ければよりカラフルなデ
ザインのカードを得ることができ、しかも機械情報処理
を行なえる磁気カードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、カード
上に接着層、磁気記録層、金属反射層、ホログラム形成
層が順次積層されている磁気カードであって、金属反射
層と磁気記録層とが同一の金属の単独もしくは合金の蒸
着により形成されていることを特徴とする磁気カードを
要旨とする。
上に接着層、磁気記録層、金属反射層、ホログラム形成
層が順次積層されている磁気カードであって、金属反射
層と磁気記録層とが同一の金属の単独もしくは合金の蒸
着により形成されていることを特徴とする磁気カードを
要旨とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の磁気カードの実施例に用いら
れる転写シートの実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は前記転写シートを示すもので、図中1は転写
シートである。前記転写シート1は支持体2の片面に保
護層3、ホログラム形成層4、金属反射層5、磁気記録
層6、接着層7を順次形成してなるものである。尚、図
中8はホログラム形成部である。
れる転写シートの実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は前記転写シートを示すもので、図中1は転写
シートである。前記転写シート1は支持体2の片面に保
護層3、ホログラム形成層4、金属反射層5、磁気記録
層6、接着層7を順次形成してなるものである。尚、図
中8はホログラム形成部である。
【0007】前記転写シートに於ける支持体2として
は、種々のプラスチックフィルムが使用可能であるが、
抗張力、耐熱性を兼ね備えたポリエステルフィルムが好
ましい。
は、種々のプラスチックフィルムが使用可能であるが、
抗張力、耐熱性を兼ね備えたポリエステルフィルムが好
ましい。
【0008】前記転写シートに於ける保護層3としては
ポリメチルメタクリレート樹脂と他の熱可塑性樹脂、例
えば塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体もしくはニトロセ
ルロース樹脂との混合物、又はポリメチルメタクリレー
ト樹脂とポリエチレンワックスとの混合物等が挙げら
れ、又、酢酸セルロース樹脂と熱硬化性樹脂、例えばエ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、熱硬化型アクリル樹脂も
しくはメラミン樹脂との混合物が好ましい例として挙げ
られる。
ポリメチルメタクリレート樹脂と他の熱可塑性樹脂、例
えば塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体もしくはニトロセ
ルロース樹脂との混合物、又はポリメチルメタクリレー
ト樹脂とポリエチレンワックスとの混合物等が挙げら
れ、又、酢酸セルロース樹脂と熱硬化性樹脂、例えばエ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、熱硬化型アクリル樹脂も
しくはメラミン樹脂との混合物が好ましい例として挙げ
られる。
【0009】前記転写シートに於いて、ホログラム形成
層4の材質として、ポリ塩化ビニル、アクリル(例、M
MA)、ポリスチレン、ポリカーボネート等の熱可塑性
樹脂、不飽和ポリエステル、メラミン、エポキシ、ポリ
エステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アク
リレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテ
ル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレ
ート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン系ア
クリレート等の熱硬化性樹脂を硬化させたもの、或い
は、上記熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合物が使用可
能である。
層4の材質として、ポリ塩化ビニル、アクリル(例、M
MA)、ポリスチレン、ポリカーボネート等の熱可塑性
樹脂、不飽和ポリエステル、メラミン、エポキシ、ポリ
エステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アク
リレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテ
ル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレ
ート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン系ア
クリレート等の熱硬化性樹脂を硬化させたもの、或い
は、上記熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合物が使用可
能である。
【0010】前記転写シートに於いて、金属反射層5の
材質として、アルミニウム、銀、ニッケル、金、銅、
錫、インジウム、コバルトの箔もしくは蒸着層が挙げら
れ、特にアルミニウムの箔もしくは蒸着層が好適であ
る。
材質として、アルミニウム、銀、ニッケル、金、銅、
錫、インジウム、コバルトの箔もしくは蒸着層が挙げら
れ、特にアルミニウムの箔もしくは蒸着層が好適であ
る。
【0011】前記転写シートに於いて、磁気記録層6は
例えば公知の磁気塗料を用いて印刷もしくは塗布方法に
より形成したものである。磁気塗料としては例えば、ブ
チラール樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ウレ
タン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、アク
リル樹脂、スチレン/マレイン酸共重合樹脂等の合成樹
脂をバインダー樹脂とし、必要に応じ、ニトリルゴム等
のゴム系樹脂、ウレタンエラストマーを添加し、磁性体
としてはγ−Fe2 O3 、Co含有Fe2 O3 、Fe3
O4 、バリウムフエライト、ストロンチウムフエライ
ト、Co・Ni・Fe・Crの単独もしくは合金、希土
類Co磁性体の他、界面活性剤、シランカップリング
剤、可塑剤、ワックス、シリコーンオイル、カーボンそ
の他の顔料を必要に応じて添加し、3本ロール、サンド
ミル、ボールミル等により混練して作成したものを用い
ることができる。
例えば公知の磁気塗料を用いて印刷もしくは塗布方法に
より形成したものである。磁気塗料としては例えば、ブ
チラール樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ウレ
タン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、アク
リル樹脂、スチレン/マレイン酸共重合樹脂等の合成樹
脂をバインダー樹脂とし、必要に応じ、ニトリルゴム等
のゴム系樹脂、ウレタンエラストマーを添加し、磁性体
としてはγ−Fe2 O3 、Co含有Fe2 O3 、Fe3
O4 、バリウムフエライト、ストロンチウムフエライ
ト、Co・Ni・Fe・Crの単独もしくは合金、希土
類Co磁性体の他、界面活性剤、シランカップリング
剤、可塑剤、ワックス、シリコーンオイル、カーボンそ
の他の顔料を必要に応じて添加し、3本ロール、サンド
ミル、ボールミル等により混練して作成したものを用い
ることができる。
【0012】磁気記録層6は上記の塗布型以外にも、近
年高密度記録の可能な点で注目されている蒸着、特に斜
方蒸着によって形成された金属薄膜型のものでもよい。
例えばニッケルやコバルトの単独もしくは合金の斜方蒸
着膜がその具体例である。
年高密度記録の可能な点で注目されている蒸着、特に斜
方蒸着によって形成された金属薄膜型のものでもよい。
例えばニッケルやコバルトの単独もしくは合金の斜方蒸
着膜がその具体例である。
【0013】前記転写シートに於ける接着層7として
は、ヒートシール性の良好な塩酢ビ共重合体等の合成樹
脂が使用可能である。
は、ヒートシール性の良好な塩酢ビ共重合体等の合成樹
脂が使用可能である。
【0014】前記転写シートに於いて、保護層3から金
属反射層5までの総厚みは2〜10μであり、好ましく
は2〜6μである。上記厚みを2〜10μの範囲にする
ことにより、機械情報処理に支障なく磁気カードに使用
することができる。
属反射層5までの総厚みは2〜10μであり、好ましく
は2〜6μである。上記厚みを2〜10μの範囲にする
ことにより、機械情報処理に支障なく磁気カードに使用
することができる。
【0015】上記のように構成される転写シート1を形
成するに当たっては種々の方法があるが、例えば、支持
体2片面に保護層3を従来公知の方法で塗布した後、ホ
ログラム形成層4を形成する樹脂組成物を塗布し、従来
公知の方法でホログラム形成部8を形成する。次に、金
属反射層5を真空蒸着法により形成した後、磁気記録層
6、接着層7を順次塗布して転写シート1を形成する。
成するに当たっては種々の方法があるが、例えば、支持
体2片面に保護層3を従来公知の方法で塗布した後、ホ
ログラム形成層4を形成する樹脂組成物を塗布し、従来
公知の方法でホログラム形成部8を形成する。次に、金
属反射層5を真空蒸着法により形成した後、磁気記録層
6、接着層7を順次塗布して転写シート1を形成する。
【0016】上記の様に構成される転写シート1を使用
するに際しては、例えば、図2、図3に示す如く、転写
シート1を所要の大きさ、形状に切断し、カード9に例
えば加熱融着する等により貼着した後、支持体2を剥離
してホログラム形成部8及び磁気記録層6を有するカー
ド9を形成することで本発明の磁気カードがえられる。
形成された本発明の磁気カードはカード9にホログラム
形成部8及び磁気記録層6が一体に形成されており、必
要に応じてカード表面の占有面積を小さくすることが出
来、その結果カードの装飾性を与える部分が大きくな
り、装飾性大なるカードが得られる。又、磁気記録層6
上面にホログラム形成部8が形成されているため、磁気
記録層6の黒色、茶色等の色が隠れて美麗なカード9が
得られる。
するに際しては、例えば、図2、図3に示す如く、転写
シート1を所要の大きさ、形状に切断し、カード9に例
えば加熱融着する等により貼着した後、支持体2を剥離
してホログラム形成部8及び磁気記録層6を有するカー
ド9を形成することで本発明の磁気カードがえられる。
形成された本発明の磁気カードはカード9にホログラム
形成部8及び磁気記録層6が一体に形成されており、必
要に応じてカード表面の占有面積を小さくすることが出
来、その結果カードの装飾性を与える部分が大きくな
り、装飾性大なるカードが得られる。又、磁気記録層6
上面にホログラム形成部8が形成されているため、磁気
記録層6の黒色、茶色等の色が隠れて美麗なカード9が
得られる。
【0017】図4は、前記転写シート1の他の実施例を
示すもので、保護層3とホログラム形成層4との間に着
色層10を設けたものである。着色層10としては、合
成樹脂が使用可能であり、樹脂中に顔料を添加して着色
した樹脂組成物を塗布して形成してもよく、合成樹脂の
フィルム上に印刷を施したものを貼着して形成してもよ
い。着色層10が形成された転写シート1はカード等に
使用した際、カラフルなデザインのカードを得ることが
出来る。以下具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。
示すもので、保護層3とホログラム形成層4との間に着
色層10を設けたものである。着色層10としては、合
成樹脂が使用可能であり、樹脂中に顔料を添加して着色
した樹脂組成物を塗布して形成してもよく、合成樹脂の
フィルム上に印刷を施したものを貼着して形成してもよ
い。着色層10が形成された転写シート1はカード等に
使用した際、カラフルなデザインのカードを得ることが
出来る。以下具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。
【0018】実施例1 基材として厚み25μのポリエステルフィルムを用い、
このフィルムの片面に下記(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)の各組成物を用い、剥離保護層(厚さ
0.5μ)、ホログラム形成層(厚さ2.5μ)、金属
反射層(500〜1000μ)、磁気記録層(15
μ)、ヒートシール層(5μ)を順次塗布形成して転写
シートを作成した。尚、金属反射層は塗布ではなく真空
蒸着法を用いて積層した。
このフィルムの片面に下記(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)の各組成物を用い、剥離保護層(厚さ
0.5μ)、ホログラム形成層(厚さ2.5μ)、金属
反射層(500〜1000μ)、磁気記録層(15
μ)、ヒートシール層(5μ)を順次塗布形成して転写
シートを作成した。尚、金属反射層は塗布ではなく真空
蒸着法を用いて積層した。
【0019】上記積層した転写シートを0.1ミリの透
明硬質塩化ビニルフィルムに熱転写し、支持体を取り除
いた後、乳白及び透明硬質塩化ビニルフィルムを0.7
〜0.8ミリの厚さになるように積層し、加熱,加圧に
より一枚の板にし、打ち抜きによりカードサイズ(54
ミリ×86ミリ)に打ち抜くことにより、ホログラム、
磁気入りのプラスチックカードを作成した。得られたカ
ードは美麗な外観を呈し、機械情報処理能力も優れたも
のであった。
明硬質塩化ビニルフィルムに熱転写し、支持体を取り除
いた後、乳白及び透明硬質塩化ビニルフィルムを0.7
〜0.8ミリの厚さになるように積層し、加熱,加圧に
より一枚の板にし、打ち抜きによりカードサイズ(54
ミリ×86ミリ)に打ち抜くことにより、ホログラム、
磁気入りのプラスチックカードを作成した。得られたカ
ードは美麗な外観を呈し、機械情報処理能力も優れたも
のであった。
【0020】(1)剥離性保護層組成物 酢酸セルロース樹脂・・・・・・・・・5重量部 メタノール・・・・・・・・・・・・25重量部 MEK・・・・・・・・・・・・・・45重量部 トルエン・・・・・・・・・・・・・25重量部 メチロール化メラミン樹脂・・・・0.5重量部 パラトルエンスルフォン酸・・・0.05重量部 (2)ホログラム形成層組成物 アクリル樹脂・・・・・・・・・・・40重量部 メラミン樹脂・・・・・・・・・・・10重量部 アノン・・・・・・・・・・・・・・50重量部 MEK・・・・・・・・・・・・・・50重量部 (3)反射層 アルミ (4)磁気記録層組成物 γ−Fe2 O3 ・・・・・・・・・・30重量部 塩酢ビ共重合体・・・・・・・・・・・3重量部 ポリウレタンエラストマー・・・・・20重量部 トルエン・・・・・・・・・・・・・15重量部 MEK・・・・・・・・・・・・・・15重量部 IPA・・・・・・・・・・・・・・16重量部 (5)接着層組成物 塩酢ビ共重合体・・・・・・・・・・20重量部 アクリル樹脂・・・・・・・・・・・10重量部 酢酸エチル・・・・・・・・・・・・20重量部 トルエン・・・・・・・・・・・・・50重量部
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気カー
ドは、カード上に接着層、磁気記録層、金属反射層、ホ
ログラム形成層が順次積層されている磁気カードであっ
て、金属反射層と磁気記録層とが同一の金属の単独もし
くは合金の蒸着により形成されているものであるから、
この蒸着層が磁気記録可能でありながら反射層としての
作用も有するため、ホログラムと磁気記録層を一体成形
してなるものであり、例えばクレジットカード等に使用
すれば表面全体に美麗なホログラムを有し、しかも機械
的情報処理を行なうことのできる磁気カードが得られ
る。
ドは、カード上に接着層、磁気記録層、金属反射層、ホ
ログラム形成層が順次積層されている磁気カードであっ
て、金属反射層と磁気記録層とが同一の金属の単独もし
くは合金の蒸着により形成されているものであるから、
この蒸着層が磁気記録可能でありながら反射層としての
作用も有するため、ホログラムと磁気記録層を一体成形
してなるものであり、例えばクレジットカード等に使用
すれば表面全体に美麗なホログラムを有し、しかも機械
的情報処理を行なうことのできる磁気カードが得られ
る。
【図1】本発明の磁気カードの実施例に用いられる転写
シートを示す縦断面図である。
シートを示す縦断面図である。
【図2】転写シートをカードに装着し支持体を剥離して
本発明の磁気カードを製造している状態を示す斜示図で
ある。
本発明の磁気カードを製造している状態を示す斜示図で
ある。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】本発明の磁気カードの他の実施例に用いられる
転写シートを示す縦断面図である。
転写シートを示す縦断面図である。
1 転写シート 2 支持体 3 保護層 4 ホログラム形成層 5 金属反射層 6 磁気記録層 7 接着層 8 ホログラム形成部 9 カード
Claims (5)
- 【請求項1】 カード上に接着層、磁気記録層、金属反
射層、ホログラム形成層が順次積層されている磁気カー
ドであって、 金属反射層と磁気記録層とが同一の金属の単独もしくは
合金の蒸着により形成されていることを特徴とする磁気
カード。 - 【請求項2】 前記金属反射層と前記磁気記録層とが、
斜方蒸着により一つの層として形成されていることを特
徴とする請求項1記載の磁気カード。 - 【請求項3】 前記金属が、ニッケルまたはコバルト等
の金属強磁性材料であることを特徴とする請求項1また
は2記載の磁気カード。 - 【請求項4】 保護層が、支持体とホログラム形成層の
間に形成されていることを特徴とする請求項1から3の
いずれか1項記載の磁気カード。 - 【請求項5】 着色層が、保護層とホログラム形成層の
間に形成されていることを特徴とする請求項1から4の
いずれか1項記載の磁気カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089828A JP2533034B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 磁気カ―ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089828A JP2533034B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 磁気カ―ド |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59206020A Division JPS6183572A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | ホログラム入磁気転写シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06130882A true JPH06130882A (ja) | 1994-05-13 |
JP2533034B2 JP2533034B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=13981623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4089828A Expired - Lifetime JP2533034B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 磁気カ―ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533034B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013184348A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 記録媒体及び転写箔 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57142757U (ja) * | 1981-02-28 | 1982-09-07 | ||
JPS57161130U (ja) * | 1981-04-06 | 1982-10-09 | ||
JPS57195388A (en) * | 1981-05-26 | 1982-12-01 | Ricoh Co Ltd | Recording medium |
JPS5988780A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-22 | アメリカン・バンク・ノ−ト・カムパニ− | 光回折記録体及び光回折パタ−ンを作る方法 |
JPS6183572A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム入磁気転写シ−ト |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4089828A patent/JP2533034B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57142757U (ja) * | 1981-02-28 | 1982-09-07 | ||
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JPS6183572A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム入磁気転写シ−ト |
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---|---|---|---|---|
JP2013184348A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 記録媒体及び転写箔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2533034B2 (ja) | 1996-09-11 |
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