JPH06127282A - 作業車の変速操作構造 - Google Patents

作業車の変速操作構造

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JPH06127282A
JPH06127282A JP27960892A JP27960892A JPH06127282A JP H06127282 A JPH06127282 A JP H06127282A JP 27960892 A JP27960892 A JP 27960892A JP 27960892 A JP27960892 A JP 27960892A JP H06127282 A JPH06127282 A JP H06127282A
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
speed change
swinging
predetermined direction
shift
Prior art date
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Pending
Application number
JP27960892A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kagawa
敏昭 加川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガタつきの少ない円滑な変速操作が可能で、
かつ構造簡単な変速操作構造を提供する。 【構成】 握り操作部19側の第1ロッド9と変速装置
8側の第2ロッド12とを任意方向に屈曲自在に連動連
結し、前記各ロッド9,12の途中部を夫々球継手1
0,13を介して自由揺動自在に機体固定部11に支持
するとともに、固定案内部25に沿って係合案内して前
記第1ロッド9の所定方向の揺動を許容し、かつ、前記
所定方向と交差する方向の揺動を許容するガイド部材2
3を設け、前記握り操作部19の前記所定方向の揺動操
作で変速装置8の変速操作具21,22を選択し、前記
交差する方向での揺動操作で変速用シフト操作を行うよ
う構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業車の変速操作構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の変速操作構造において、従
来では、例えば特開平2−237823号公報に示され
るように、操縦ハンドルの横側に上下方向に沿って操作
軸を配置するとともに、この操作軸に筒部を相対回動自
在に外嵌し、この操作軸に対して交差する軸芯周りで回
動自在に変速レバーを支持させ、操作軸と筒軸夫々に変
速レバーが択一的に係合する係合部材を設けるととも
に、操作軸と筒軸夫々の下端部に縦姿勢の一対の変速フ
ォーク軸を連動連係し、変速レバーを上下に切り換えて
操作対象を選択し、操作軸の軸芯周りでの回動で変速シ
フト操作を行うよう構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造において
は、変速レバーと変速フォーク軸とを比較的簡単な構造
で連係させることができる利点はあるものの、複数の変
速フォーク軸を縦姿勢に設ける必要があり、一般に変速
用ギアは同一軸芯上に設けられるからミッションケース
内での変速フォーク軸とシフトフォークとの連係構造が
複雑になる欠点があった。又、前記操作軸はほぼ鉛直姿
勢で配設されるから、変速レバーを操縦ハンドルの下方
側に近接配置して操作性を向上させるよう構成すると、
操作軸の下部が運転部ステップの操縦者の足元に位置す
ることになり、操縦者の足元が狭くなる弊害があるとと
もに、乗り降りの際に引っ掛かるおそれもあり、未だ改
善の余地がある。本発明は上記不具合点を解消すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、握
り操作部側の第1ロッドと変速装置側の第2ロッドとを
任意方向に屈曲自在に連動連結し、前記各ロッドの途中
部を夫々球面軸受を介して自由揺動自在に機体固定部に
支持するとともに、固定案内部に沿って係合案内して前
記第1ロッドの所定方向の揺動を許容し、かつ、前記所
定方向と交差する方向の揺動を許容するガイド部材を設
け、前記握り操作部の前記所定方向の揺動操作で変速装
置の変速操作具を選択し、前記交差する方向での揺動操
作で変速用シフト操作を行うよう構成してある点にあ
る。
【0005】
【作用】第1ロッドがガイド部材により係合案内され動
きが許容される所定方向に揺動するよう握り操作部を手
動操作すると、第1ロッドは途中部での球面軸受の支持
部を支点として天秤揺動し、他端側に屈曲自在に連結さ
れた第2ロッドが途中部での球継手支持部を支点として
連動揺動して操作対象となる変速操作具が選択される。
次に、握り操作部を前記所定方向と交差する方向に操作
すると、第1ロッドがガイド部材によりその方向での揺
動が許容され、第2ロッドが連動揺動して選択された変
速操作具をシフト操作して変速が行われる。
【0006】
【発明の効果】従って、握り操作部と変速装置との距離
が比較的大きい場合であっても、自由屈曲自在に連結さ
れた複数のロッドを中間の支点周りで揺動させるだけの
操作で変速操作を行うことができ、ガタつきの少ない円
滑な変速操作が可能となり、変速操作軸が1本で済み、
複数の変速操作具との連係構造を簡単なものにできる。
又、例えば、握り操作部を操縦ハンドルの近くに配設す
る構成を採用しても、ロッドの配設方向に制約を受ける
ことが無いので、操縦者の足元の空間が狭くなる等の弊
害が生じない。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4
に作業車の一例である農用トラクタを示している。この
農用トラクタは、前後車輪1,2の中間部上方に運転部
3を備え、機体前部のボンネット4内にエンジン5を搭
載するとともに、このエンジン5の後部にミッションケ
ース6を連結して構成してある。次に、変速操作構造に
ついて説明する。前記ミッションケース6内の操縦ハン
ドル7の下方側箇所にギア式主変速装置8を内装してあ
り、この主変速装置8の変速レバーAは操縦ハンドル7
の下方側近くに配置して、所謂コラムシフト形式に構成
してある。図1、図2に示すように、変速レバーAを構
成する第1ロッド9の途中部を球継手10を介して機体
固定部11に自由回動自在に支持するとともに、この第
1ロッド9の下端部に任意方向に屈曲自在に第2ロッド
12を連動連結してあり、この第2ロッド12も同様に
途中部を球継手13を介して機体固定部11に自由回動
自在に支持してある。つまり、第1ロッド9の下端部に
筒部材14を溶接固定するとともに、第2ロッド12の
端部を球状に加工成形して、この球状部12aを前記筒
部材14に差し込み連係させ、自由屈曲自在並びに軸芯
方向にスライド自在に連動連係してある。又、第2ロッ
ド12の下端部も第1ロッド9と同様に筒部材15を溶
接固定し、変速操作軸16に一体的に連結した操作部材
17の上部に形成した球状軸部18に差し込み連係し、
自由屈曲自在並びに軸芯方向にスライド自在に連動連係
してある。第1ロッド9の上部は握り操作部19が操縦
ハンドル7の横外方に位置するようくの字形に屈曲成形
してあり、第1ロッド9の下半部及び第2ロッド12は
ほぼ上下方向に沿い、かつ、上方側ほど少し後方側に位
置する後傾斜姿勢に配設して、握り操作部19を極力、
操縦者に近づけて操作を行い易いようにしながら、操縦
者の足元における運転部ステップ20に広いスペースを
取れるようにしてある。変速操作軸16は横向き姿勢で
ミッションケース6から横一側に突出状態で設けられ、
軸芯方向にスライドすることで2個の変速用シフトフォ
ーク21,22〔変速操作具の一例〕のうち操作対象と
なるものを選択し、その軸芯周りで回動することで選択
されたシフトフォークによりギア〔図示せず〕をシフト
操作して変速するよう構成してある。尚、図3に示すよ
うに、一方のシフトフォークのシフト操作により前進第
1速F1と後進状態Rとに切り換えられ、他方のシフト
フォークのシフト操作により前進第2速F2と前進第3
速F3の切り換えが行えるよう構成してある。
【0008】又、第1ロッド9の中間支点部の近くに該
ロッド9の所定方向の揺動を許容し、かつ、前記所定方
向と交差する方向の揺動を許容するガイド部材23を取
付けてある。このガイド部材23は板材を階段状に屈曲
成形し、上部段差面23aに第1ロッド9を貫通状態で
一体固定するとともに、他端側の下部段差面23bには
切欠凹部24を形成してある。切欠凹部24が形成され
る下部段差面23bは球継手10による支点とほぼ同レ
ベルに位置するよう配置され、この切欠凹部24が機体
固定部11に縦方向に沿って形成した案内軸部25〔固
定案内部の一例〕に係合して上下方向の揺動を許容する
よう構成してある。又、切欠凹部24の幅は案内軸部2
5の外径よりも少し大きく設定して間隙を形成し、ガイ
ド部材23の間隙相当分の捻り作動により球継手10を
支点として前後方向の揺動をも許容する構成としている
〔図3参照〕。従って、第1ロッド9における横向き姿
勢の握り操作部19を上下方向に操作すると、前記ガイ
ド部材23の切欠凹部24が案内軸部25に沿って係合
案内されて揺動し、第2ロッド12が連動揺動して変速
操作軸16が軸芯方向にスライドしてシフトフォークが
選択され、いずれかを選択した状態で握り操作部19を
前後に揺動すると、ガイド部材23の切欠凹部24の捻
り作動でその揺動が許容され、変速操作軸16が回動し
てギアがスライドして変速が行われる。
【0009】前記第2ロッド12と前記操作部材17と
の間に、中間部を球継手により支持された別のロッドを
連動連係した状態で介装してもよい。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】変速操作系を示す一部切欠後面図
【図2】変速操作系を示す一部切欠側面図
【図3】ガイド部材取付け部の切欠平面図
【図4】農用トラクタの全体側面図
【符号の説明】
8 変速装置 9 第1ロッド 10,13 球継手 12 第2ロッド 19 握り操作部 21,22 変速操作具 23 ガイド部材 25 固定案内部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り操作部(19)側の第1ロッド
    (9)と変速装置(8)側の第2ロッド(12)とを任
    意方向に屈曲自在に連動連結し、前記各ロッド(9),
    (12)の途中部を夫々球面軸受(10),(13)を
    介して自由揺動自在に機体固定部(11)に支持すると
    ともに、固定案内部(25)に沿って係合案内して前記
    第1ロッド(9)の所定方向の揺動を許容し、かつ、前
    記所定方向と交差する方向の揺動を許容するガイド部材
    (23)を設け、前記握り操作部(19)の前記所定方
    向の揺動操作で変速装置(8)の変速操作具(21),
    (22)を選択し、前記交差する方向での揺動操作で変
    速用シフト操作を行うよう構成してある作業車の変速操
    作構造。
JP27960892A 1992-10-19 1992-10-19 作業車の変速操作構造 Pending JPH06127282A (ja)

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JPH06127282A true JPH06127282A (ja) 1994-05-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218944A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Kubota Corp 農作業機の変速操作構造
WO2008001516A1 (fr) * 2006-06-28 2008-01-03 Yanmar Co., Ltd. Structure de liaison fonctionnelle

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JP2006218944A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Kubota Corp 農作業機の変速操作構造
WO2008001516A1 (fr) * 2006-06-28 2008-01-03 Yanmar Co., Ltd. Structure de liaison fonctionnelle
CN101466567A (zh) * 2006-06-28 2009-06-24 洋马株式会社 操纵连杆结构

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