JPH06127186A - 低粘性インキ筆記具 - Google Patents
低粘性インキ筆記具Info
- Publication number
- JPH06127186A JPH06127186A JP4301803A JP30180392A JPH06127186A JP H06127186 A JPH06127186 A JP H06127186A JP 4301803 A JP4301803 A JP 4301803A JP 30180392 A JP30180392 A JP 30180392A JP H06127186 A JPH06127186 A JP H06127186A
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- Japan
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- ink
- ring
- air exchange
- slit
- parallel
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インキ貯留部内の圧力変化により流出する多
量のインキを予備インキ保留部及びインキ保留部の二箇
所の大容積のインキ保留部に確実に保留することが出
来、更に筆記端を下向きに放置した場合でも、筆記端か
らのインキの流出を防止する。 【構成】 予備インキ保留部９に軸線方向に狭幅深底な
第一空気交換スリット１３を設け、かつ反対面の第一平
行環１１と外軸１との間に大断面をもつ第一空気導入溝
１５を設け、かつ中間リング１０後端より第二平行環１
２の任意の部分まで、第一空気交換スリット１３の反対
面に狭幅深底な第二空気交換スリット１４を設け、第二
空気交換スリット１４の反対面の第二平行環１２と外軸
１との間に大断面を持つ第二空気導入溝１６を設けてな
るもの。
量のインキを予備インキ保留部及びインキ保留部の二箇
所の大容積のインキ保留部に確実に保留することが出
来、更に筆記端を下向きに放置した場合でも、筆記端か
らのインキの流出を防止する。 【構成】 予備インキ保留部９に軸線方向に狭幅深底な
第一空気交換スリット１３を設け、かつ反対面の第一平
行環１１と外軸１との間に大断面をもつ第一空気導入溝
１５を設け、かつ中間リング１０後端より第二平行環１
２の任意の部分まで、第一空気交換スリット１３の反対
面に狭幅深底な第二空気交換スリット１４を設け、第二
空気交換スリット１４の反対面の第二平行環１２と外軸
１との間に大断面を持つ第二空気導入溝１６を設けてな
るもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は低粘性インキ筆記具のイ
ンキ流出制御筒に関し、更に詳しくは、インキ貯留部を
持つ液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒に関
する。
ンキ流出制御筒に関し、更に詳しくは、インキ貯留部を
持つ液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒に関
する。
【０００２】
【従来の技術】低粘性インキ筆記具、特に液体式のもの
では、インキは筆記に応じてインキ貯留部から筆記端に
供給されるが、その際インキ貯留部の内圧は低下する。
この内圧低下分は通常外部から空気を導入することによ
り保証されなければインキの筆記端への供給が妨げられ
る。又、温度，気圧などの変化によりインキ貯留部内圧
が上昇した場合、過剰のインキが筆記端に流出する。こ
れらを防ぐ為一般に液体式低粘性インキ筆記具ではイン
キ貯留部と筆記端との間にインキ保留部をもつインキ流
出制御筒を設置している。通常インキ流出制御筒には軸
線方向にインキ貯留部とインキ保留部に連通する狭幅深
底なスリットが設けられており、筆記時はスリットを通
してインキ貯留部に空気を送りインキ貯留部の内圧低下
を保証する。また静置時にはインキの表面張力を利用し
てスリットにインキを導くことにより、インキ貯留部内
に余分な空気が入るのを防いでいる。更に温度，圧力な
どの変化によりインキ貯留部内圧が上昇した場合には、
スリットを通して一時的にインキをインキ保留部にバイ
パスさせることにより筆記端からのインキの流出を防い
でいる。
では、インキは筆記に応じてインキ貯留部から筆記端に
供給されるが、その際インキ貯留部の内圧は低下する。
この内圧低下分は通常外部から空気を導入することによ
り保証されなければインキの筆記端への供給が妨げられ
る。又、温度，気圧などの変化によりインキ貯留部内圧
が上昇した場合、過剰のインキが筆記端に流出する。こ
れらを防ぐ為一般に液体式低粘性インキ筆記具ではイン
キ貯留部と筆記端との間にインキ保留部をもつインキ流
出制御筒を設置している。通常インキ流出制御筒には軸
線方向にインキ貯留部とインキ保留部に連通する狭幅深
底なスリットが設けられており、筆記時はスリットを通
してインキ貯留部に空気を送りインキ貯留部の内圧低下
を保証する。また静置時にはインキの表面張力を利用し
てスリットにインキを導くことにより、インキ貯留部内
に余分な空気が入るのを防いでいる。更に温度，圧力な
どの変化によりインキ貯留部内圧が上昇した場合には、
スリットを通して一時的にインキをインキ保留部にバイ
パスさせることにより筆記端からのインキの流出を防い
でいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来この
種の筆記具ではインキ保留部の容積が小さかったため
に、インキ貯留部の内圧が大幅に上昇してインキ貯留部
から多量のインキが流出することがあると、インキ保留
部で保留しきれなくなり、そのインキが外部へ流出する
ことがあった。また筆記端にフェルト類等を装着させマ
ーカー，サインペン等として使用する場合は、筆記によ
り消費されるインキが水性ボールペン等と比較してかな
り多いため、インキ貯留部への空気の供給もそれに見合
った量が要求される。そのためには、インキ貯留部への
空気の供給を抵抗なく緩やかに行う構造の空気交換スリ
ットが必要となるが、そうすると筆記端を下向きに放置
した場合インキの自重による筆記端からのインキの外部
への流出等の問題があった。
種の筆記具ではインキ保留部の容積が小さかったため
に、インキ貯留部の内圧が大幅に上昇してインキ貯留部
から多量のインキが流出することがあると、インキ保留
部で保留しきれなくなり、そのインキが外部へ流出する
ことがあった。また筆記端にフェルト類等を装着させマ
ーカー，サインペン等として使用する場合は、筆記によ
り消費されるインキが水性ボールペン等と比較してかな
り多いため、インキ貯留部への空気の供給もそれに見合
った量が要求される。そのためには、インキ貯留部への
空気の供給を抵抗なく緩やかに行う構造の空気交換スリ
ットが必要となるが、そうすると筆記端を下向きに放置
した場合インキの自重による筆記端からのインキの外部
への流出等の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は上記課
題を解決すべくなされたものであって、特にインキ貯留
部からインキ誘導芯を経由して、筆記端部へのインキの
過剰流出に伴うインキの外部流出を防止できる筆記具を
提供するものである。即ち、後部にインキ貯留部を設け
た外筒と、外筒前部に圧入され、先端に筆記端ををも
ち、中心部軸線方向に繊維状又は充実体よりなり、イン
キ誘導芯を装着してなるインキ流出制御筒で構成される
低粘性インキ筆記具において、インキ流出制御筒外面後
端に外筒内径と同寸法の尾端リングを軸線方向に垂直に
設け、その前方に尾端リングより僅かに小径な狭幅深底
の第一平行環を複数付設し、さらにその前方に尾端リン
グと同寸法の中間リングを設けるとともに、尾端リング
後端より中間リング後端まで、軸線方向に狭幅深底な第
一空気交換スリットを設け、かつ反対面の第一平行環と
外軸との間に大断面をもつ第一空気導入溝を設けてなる
予備インキ保留部と、中間リング前方に中間リングより
僅かに小径な第二平行環を複数設けてなり、かつ中間リ
ング後端より第二平行環の任意の部分まで、第一空気交
換スリットの反対面に狭幅深底な第二空気交換スリット
を設け、かつ第二空気交換スリットの任意の部分は、そ
の全長より短い範囲で中心部インキ誘導芯に連通すると
ともに、第二空気交換スリットの反対面の第二平行環と
外軸との間に大断面を持つ第二空気導入溝を設けてなる
インキ保留部を構成するものである。
題を解決すべくなされたものであって、特にインキ貯留
部からインキ誘導芯を経由して、筆記端部へのインキの
過剰流出に伴うインキの外部流出を防止できる筆記具を
提供するものである。即ち、後部にインキ貯留部を設け
た外筒と、外筒前部に圧入され、先端に筆記端ををも
ち、中心部軸線方向に繊維状又は充実体よりなり、イン
キ誘導芯を装着してなるインキ流出制御筒で構成される
低粘性インキ筆記具において、インキ流出制御筒外面後
端に外筒内径と同寸法の尾端リングを軸線方向に垂直に
設け、その前方に尾端リングより僅かに小径な狭幅深底
の第一平行環を複数付設し、さらにその前方に尾端リン
グと同寸法の中間リングを設けるとともに、尾端リング
後端より中間リング後端まで、軸線方向に狭幅深底な第
一空気交換スリットを設け、かつ反対面の第一平行環と
外軸との間に大断面をもつ第一空気導入溝を設けてなる
予備インキ保留部と、中間リング前方に中間リングより
僅かに小径な第二平行環を複数設けてなり、かつ中間リ
ング後端より第二平行環の任意の部分まで、第一空気交
換スリットの反対面に狭幅深底な第二空気交換スリット
を設け、かつ第二空気交換スリットの任意の部分は、そ
の全長より短い範囲で中心部インキ誘導芯に連通すると
ともに、第二空気交換スリットの反対面の第二平行環と
外軸との間に大断面を持つ第二空気導入溝を設けてなる
インキ保留部を構成するものである。
【０００５】
【作用】本発明にかかる低粘性インキ筆記具によれば、
予備インキ保留部とインキ保留部の二重構造からなる大
容積のインキ保留部を有するため、インキ貯留部内圧の
大幅な上昇による過剰インキの流出にも十分対応でき
る。更に下向きに放置した場合でも、第一空気交換スリ
ットと第二空気交換スリットの二箇所の空気交換スリッ
トに導かれたインキの表面張力により、筆記端にかかる
インキの自重による圧力を支えるため筆記端よりのイン
キの流出を防ぐことが出来る。
予備インキ保留部とインキ保留部の二重構造からなる大
容積のインキ保留部を有するため、インキ貯留部内圧の
大幅な上昇による過剰インキの流出にも十分対応でき
る。更に下向きに放置した場合でも、第一空気交換スリ
ットと第二空気交換スリットの二箇所の空気交換スリッ
トに導かれたインキの表面張力により、筆記端にかかる
インキの自重による圧力を支えるため筆記端よりのイン
キの流出を防ぐことが出来る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細
に説明する。１は後部にインキ貯留部２を設けた外筒で
あり、前部にインキ流出制御筒３が嵌合されている。該
インキ流出制御筒３の前部には筆記端６が装着されてお
り、更に中心部軸線方向にはインキ誘導芯７が挿入され
ている。そしてインキ流出制御筒３外面後端に外筒１の
内径と同寸法の尾端リング８を軸線方向に垂直に設け、
その前方に尾端リング８より僅かに小径な狭幅深底の第
一平行環１１を複数付設し、更にその前方に尾端リング
８と同寸法の中間リング１０を設けるとともに、尾端リ
ング８の後端より中間リング１０の後端まで軸線方向に
狭幅深底な第一空気交換スリット１３を設け、且つ反対
面の第一平行環１１と外軸１との間に大断面を持つ第一
空気導入溝１５を設けて成る予備インキ保留部９と、中
間リング１０の前方に中間リング１０より僅かに小径な
第二平行環１２を設けてなり、且つ中間リング１０の後
端より第二平行環１２の任意の部分まで第一空気交換ス
リット１３の反対面に狭幅深底な第二空気交換スリット
１４を設け、且つ第二空気交換スリット１４の任意の部
分はその全長より短い範囲で中心部のインキ誘導芯７に
連通するとともに、第二空気交換スリット１４の反対面
の段に第二平行環１２と外軸１との間に大断面を持つ第
二空気導入溝１６を設けて成るインキ保留部５を構成し
てなるものである。尚、第二空気導入溝１６は、空気孔
４を通じて大気と連通している。この実施例では、イン
キ誘導芯７は繊維体よりなり、その先端は筆記端６と接
触する位置にあり、後端はインキ貯留部２に連通してい
る。
に説明する。１は後部にインキ貯留部２を設けた外筒で
あり、前部にインキ流出制御筒３が嵌合されている。該
インキ流出制御筒３の前部には筆記端６が装着されてお
り、更に中心部軸線方向にはインキ誘導芯７が挿入され
ている。そしてインキ流出制御筒３外面後端に外筒１の
内径と同寸法の尾端リング８を軸線方向に垂直に設け、
その前方に尾端リング８より僅かに小径な狭幅深底の第
一平行環１１を複数付設し、更にその前方に尾端リング
８と同寸法の中間リング１０を設けるとともに、尾端リ
ング８の後端より中間リング１０の後端まで軸線方向に
狭幅深底な第一空気交換スリット１３を設け、且つ反対
面の第一平行環１１と外軸１との間に大断面を持つ第一
空気導入溝１５を設けて成る予備インキ保留部９と、中
間リング１０の前方に中間リング１０より僅かに小径な
第二平行環１２を設けてなり、且つ中間リング１０の後
端より第二平行環１２の任意の部分まで第一空気交換ス
リット１３の反対面に狭幅深底な第二空気交換スリット
１４を設け、且つ第二空気交換スリット１４の任意の部
分はその全長より短い範囲で中心部のインキ誘導芯７に
連通するとともに、第二空気交換スリット１４の反対面
の段に第二平行環１２と外軸１との間に大断面を持つ第
二空気導入溝１６を設けて成るインキ保留部５を構成し
てなるものである。尚、第二空気導入溝１６は、空気孔
４を通じて大気と連通している。この実施例では、イン
キ誘導芯７は繊維体よりなり、その先端は筆記端６と接
触する位置にあり、後端はインキ貯留部２に連通してい
る。
【０００７】この実施例の筆記具は以上のように構成さ
れるものであり、不使用時においてはインキ貯留部２内
のインキが狭幅深底の第一空気交換スリット１３の毛管
作用により吸引され、第二空気交換スリット１４までも
完全にインキで遮断することにより、外気のインキ貯留
部２への侵入を防ぐ。筆記端６を下向きにして放置され
た場合でも、尾端リング８，中間リング１０に設けられ
た第一空気交換スリット１３，第二空気交換スリット１
４の狭幅深底なスリットにより、筆記端６へのインキの
自重による圧力が保持されるため、筆記端６からのイン
キの流出は防止される。筆記時は、インキの消費にとも
ないインキ貯留部２内のインキが減少してインキ貯留部
２内が減圧となると、外気が空気孔４より第二空気導入
溝１６，第二空気交換スリット１４，第一空気溝１５，
第一空気交換スリット１３を経てインキ貯留部２に供給
される。又、気温，気圧の影響などにより、インキ貯留
部２内の圧力が上昇した場合、インキは第一空気交換ス
リット１３を経て予備インキ保留部９へ導かれ、第一平
行環１１間に保持される。更に余分なインキはインキ誘
導芯７と連通した第二空気交換スリット１４よりインキ
保留部５へ導かれ、第二平行環１２間に保持されること
により、インキの外部流出は防止される。インキ保留部
５及び予備インキ保留部１１に保留されたインキは、イ
ンキ貯留部２の減圧又は筆記によるインキの消費にとも
ない次第に減少する。
れるものであり、不使用時においてはインキ貯留部２内
のインキが狭幅深底の第一空気交換スリット１３の毛管
作用により吸引され、第二空気交換スリット１４までも
完全にインキで遮断することにより、外気のインキ貯留
部２への侵入を防ぐ。筆記端６を下向きにして放置され
た場合でも、尾端リング８，中間リング１０に設けられ
た第一空気交換スリット１３，第二空気交換スリット１
４の狭幅深底なスリットにより、筆記端６へのインキの
自重による圧力が保持されるため、筆記端６からのイン
キの流出は防止される。筆記時は、インキの消費にとも
ないインキ貯留部２内のインキが減少してインキ貯留部
２内が減圧となると、外気が空気孔４より第二空気導入
溝１６，第二空気交換スリット１４，第一空気溝１５，
第一空気交換スリット１３を経てインキ貯留部２に供給
される。又、気温，気圧の影響などにより、インキ貯留
部２内の圧力が上昇した場合、インキは第一空気交換ス
リット１３を経て予備インキ保留部９へ導かれ、第一平
行環１１間に保持される。更に余分なインキはインキ誘
導芯７と連通した第二空気交換スリット１４よりインキ
保留部５へ導かれ、第二平行環１２間に保持されること
により、インキの外部流出は防止される。インキ保留部
５及び予備インキ保留部１１に保留されたインキは、イ
ンキ貯留部２の減圧又は筆記によるインキの消費にとも
ない次第に減少する。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による低粘性
インキ筆記具は、インキ貯留部内の圧力変化により流出
する多量のインキを予備インキ保留部及びインキ保留部
の二箇所の大容積のインキ保留部に確実に保留すること
が出来、更に筆記端を下向きに放置した場合でも、筆記
端からのインキの流出を防止できる。
インキ筆記具は、インキ貯留部内の圧力変化により流出
する多量のインキを予備インキ保留部及びインキ保留部
の二箇所の大容積のインキ保留部に確実に保留すること
が出来、更に筆記端を下向きに放置した場合でも、筆記
端からのインキの流出を防止できる。
【０００９】
【図１】本発明による低粘性インキ筆記具の縦断断面図
である。
である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ’線に沿える縦断断面図で
ある。
ある。
【図３】図１におけるＢ−Ｂ’線に沿える縦断断面図で
ある。
ある。
【図４】図１におけるＣ−Ｃ’線に沿える縦断断面図で
ある。
ある。
【図５】図１におけるＤ−Ｄ’線に沿える縦断断面図で
ある。
ある。
１ 外筒 ２ インキ貯留部 ３ インキ流出制御筒 ４ 空気孔 ５ インキ保留部 ６ 筆記端 ７ インキ誘導芯 ８ 尾端リング ９ 予備インキ保留部 １０ 中間リング １１ 第一平行環 １２ 第二平行環 １３ 第一空気交換スリット １４ 第二空気交換スリット １５ 第一空気導入溝 １６ 第二空気導入溝
Claims (1)
- 【請求項１】 後部にインキ貯留部を設けた外筒と、外
筒前部に圧入され先端部に筆記部をもち、中心部軸線方
向に繊維状又は充実体より成るインキ誘導芯を装着した
インキ流出制御筒で構成される低粘性インキ筆記具にお
いて、インキ流出制御筒外面後端に外筒内径と同寸法の
尾端リングを軸線方向に垂直に設け、その前方に尾端リ
ングより僅かに小径な狭幅深底の第一平行環を複数付設
し、更にその前方に尾端リングと同寸法の中間リングを
設けるとともに、尾端リング後端より中間リング後端ま
で軸線方向に狭幅深底な第一空気交換スリットを設け、
且つ反対面の第一平行環と外軸との間に大断面を持つ第
一空気導入溝を設けて成る予備インキ保留部と、中間リ
ング前方に中間リングより僅かに小径な第二平行環を設
けてなり、且つ中間リング後端より第二平行環の任意の
部分まで第一空気交換スリットの反対面に狭幅深底な第
二空気交換スリットを設け、且つ第二空気交換スリット
の任意の部分はその全長より短い範囲で中心部インキ誘
導芯に連通するとともに、第二空気交換スリットの反対
面の段に第二平行環と外軸との間に大断面を持つ第二空
気導入溝を設けて成るインキ保留部を構成することを特
長とする低粘性インキ筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4301803A JPH06127186A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 低粘性インキ筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4301803A JPH06127186A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 低粘性インキ筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127186A true JPH06127186A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17901358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4301803A Pending JPH06127186A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 低粘性インキ筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06127186A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5551789A (en) * | 1993-10-13 | 1996-09-03 | Kawakami Giken Co Ltd | Cosmetic material container |
| US5906446A (en) * | 1996-10-22 | 1999-05-25 | Bic Corporation | Fillerless writing instrument |
| JP4666872B2 (ja) * | 2000-05-18 | 2011-04-06 | 三菱鉛筆株式会社 | コレクター式筆記具 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4301803A patent/JPH06127186A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5551789A (en) * | 1993-10-13 | 1996-09-03 | Kawakami Giken Co Ltd | Cosmetic material container |
| US5906446A (en) * | 1996-10-22 | 1999-05-25 | Bic Corporation | Fillerless writing instrument |
| JP4666872B2 (ja) * | 2000-05-18 | 2011-04-06 | 三菱鉛筆株式会社 | コレクター式筆記具 |
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