JPH0225656Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0225656Y2 JPH0225656Y2 JP11941083U JP11941083U JPH0225656Y2 JP H0225656 Y2 JPH0225656 Y2 JP H0225656Y2 JP 11941083 U JP11941083 U JP 11941083U JP 11941083 U JP11941083 U JP 11941083U JP H0225656 Y2 JPH0225656 Y2 JP H0225656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- writing
- core
- pen
- pen core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、筆記部にインキを誘導するインキ誘
導芯を挿着した筆記具のペン芯に関する。
導芯を挿着した筆記具のペン芯に関する。
近来、プロツター等の機器に取付けて使用する
液式の筆記具として、筆記部にインキを誘導する
インキ誘導芯を挿着したペン芯本体の外周面に、
インキ貯蔵部を有する胴部を嵌着して形成したも
のが多く使用されるようになつてきた。
液式の筆記具として、筆記部にインキを誘導する
インキ誘導芯を挿着したペン芯本体の外周面に、
インキ貯蔵部を有する胴部を嵌着して形成したも
のが多く使用されるようになつてきた。
しかし、従来のペン芯を使用したものでは、イ
ンキ貯蔵部内のインキが少なくなると、インキ貯
蔵部の内周面とペン芯本体の後端面とで形成する
環状の角部に表面張力によつて円弧状のインキが
付着したり、あるいは水平筆記時に、インキ貯蔵
部内のインキ表面がインキ誘導芯より下つてしま
うとインキ誘導芯へのインキ供給がストツプして
しまうなど、インキの有効使用ができない欠点が
あつた。
ンキ貯蔵部内のインキが少なくなると、インキ貯
蔵部の内周面とペン芯本体の後端面とで形成する
環状の角部に表面張力によつて円弧状のインキが
付着したり、あるいは水平筆記時に、インキ貯蔵
部内のインキ表面がインキ誘導芯より下つてしま
うとインキ誘導芯へのインキ供給がストツプして
しまうなど、インキの有効使用ができない欠点が
あつた。
本考案は、このような欠点を除去し、インキ貯
蔵部内のインキを残すことなく使用できるように
したものである。すなわち、筆記部にインキを誘
導するインキ誘導芯を挿着し、かつ外周面にイン
キ貯蔵部を有する胴部を嵌着したペン芯本体の後
端面に、インキ誘導芯に連通し毛管力を有する溝
を放射状に設けた筆記具のペン芯である。
蔵部内のインキを残すことなく使用できるように
したものである。すなわち、筆記部にインキを誘
導するインキ誘導芯を挿着し、かつ外周面にイン
キ貯蔵部を有する胴部を嵌着したペン芯本体の後
端面に、インキ誘導芯に連通し毛管力を有する溝
を放射状に設けた筆記具のペン芯である。
本考案の特徴は、後方にインキ貯蔵部を有する
胴部に挿着したペン芯本体の後端面に、毛管力を
有する溝をインキ誘導芯に連通して設けた構成に
ある。したがつて、前述の環状角部の円弧状イン
キや水平筆記時の下端部のインキ等が、溝を通じ
てインキ誘導芯へ残存することなく供給でき、イ
ンキの有効使用が可能となつた。
胴部に挿着したペン芯本体の後端面に、毛管力を
有する溝をインキ誘導芯に連通して設けた構成に
ある。したがつて、前述の環状角部の円弧状イン
キや水平筆記時の下端部のインキ等が、溝を通じ
てインキ誘導芯へ残存することなく供給でき、イ
ンキの有効使用が可能となつた。
本考案において、インキ誘導芯は、先端部自体
を筆記部とするサインペン、又は先端部に水性ボ
ールペン、万年筆、記録ペン、サインペン等の他
の筆記先端を取付けるもの、いずれのものにも使
用できる。
を筆記部とするサインペン、又は先端部に水性ボ
ールペン、万年筆、記録ペン、サインペン等の他
の筆記先端を取付けるもの、いずれのものにも使
用できる。
本考案において、胴部は、首部と別体にした構
造、首部と一体にした構造のいずれでもよい。ペ
ン芯の環状溝は、屈曲して折返すラビリング状、
ら旋状、平行環状等のインキ保留溝ならどれでも
よい。
造、首部と一体にした構造のいずれでもよい。ペ
ン芯の環状溝は、屈曲して折返すラビリング状、
ら旋状、平行環状等のインキ保留溝ならどれでも
よい。
次に、本考案の実施例を図面において説明す
る。
る。
第１図および第２図において、有底の円筒状よ
りなる胴部１は、先端開口部に通気孔２を有する
首部３を取付けるとともに、その後方の先端部内
周面でペン芯本体４の外周面に嵌着して後半部を
インキ貯蔵部５として形成してある。ペン芯本体
４の心孔６に挿着したインキ誘導芯７は、先端部
を首部３に設けたホルダー８に筆記先端を突出さ
せて挿着し、かつ後端部をインキ貯蔵部５内に突
出させてある。ペン芯本体４の外周面には、屈曲
して折返すラビリンス構造の１筋の通路として形
成した環状溝９を設けるとともに、先端を通気孔
２に後端を環状溝９の後端にそれぞれ連通させた
空気通路１０を、環状溝９と交叉することなく設
け、さらに、環状溝９の先端には心孔６と連通す
るインキ吸上溝１１を設けてある。一方、ペン芯
本体４の後端面には、芯孔６に連通し、かつ毛管
力を有する溝１２を、放射状に設けてある。
りなる胴部１は、先端開口部に通気孔２を有する
首部３を取付けるとともに、その後方の先端部内
周面でペン芯本体４の外周面に嵌着して後半部を
インキ貯蔵部５として形成してある。ペン芯本体
４の心孔６に挿着したインキ誘導芯７は、先端部
を首部３に設けたホルダー８に筆記先端を突出さ
せて挿着し、かつ後端部をインキ貯蔵部５内に突
出させてある。ペン芯本体４の外周面には、屈曲
して折返すラビリンス構造の１筋の通路として形
成した環状溝９を設けるとともに、先端を通気孔
２に後端を環状溝９の後端にそれぞれ連通させた
空気通路１０を、環状溝９と交叉することなく設
け、さらに、環状溝９の先端には心孔６と連通す
るインキ吸上溝１１を設けてある。一方、ペン芯
本体４の後端面には、芯孔６に連通し、かつ毛管
力を有する溝１２を、放射状に設けてある。
以上のように構成したペン芯を取付けた筆記具
で筆記を行うと、インキ貯蔵部５内のインキ１３
は、インキ誘導芯７を通つて筆記先端に流出し、
外部の空気は通気孔２、空気通路１０、環状溝
９、インキ吸上溝１１、およびインキ誘導芯７を
順次通つてインキ貯蔵部５内に流入し、その内部
が適圧となり筆記が続行できる。気温や気圧の変
化、又は衝撃等によつてインキ１３が適量以上に
インキ誘導芯７に流入したときは、インキ吸上溝
１１から環状溝９に流入して一時保留されるの
で、ボタ落ち等は防止できる。さらに、インキ１
３が消費され、インキ貯蔵部５の内周面とペン芯
本体４の後端面とで形成する環状の角部１４に表
面張力によつて弧状のインキ１５が付着したり、
また、水平筆記時にインキ表面１６がインキ誘導
芯７より下つたりしたとき、それぞれのインキ１
３および１５は毛管力によつて放射状の溝１２に
導入し、そこからさらに毛管力の強いインキ誘導
芯７へ導入して、ほとんど残すことなくインキを
供給できる。
で筆記を行うと、インキ貯蔵部５内のインキ１３
は、インキ誘導芯７を通つて筆記先端に流出し、
外部の空気は通気孔２、空気通路１０、環状溝
９、インキ吸上溝１１、およびインキ誘導芯７を
順次通つてインキ貯蔵部５内に流入し、その内部
が適圧となり筆記が続行できる。気温や気圧の変
化、又は衝撃等によつてインキ１３が適量以上に
インキ誘導芯７に流入したときは、インキ吸上溝
１１から環状溝９に流入して一時保留されるの
で、ボタ落ち等は防止できる。さらに、インキ１
３が消費され、インキ貯蔵部５の内周面とペン芯
本体４の後端面とで形成する環状の角部１４に表
面張力によつて弧状のインキ１５が付着したり、
また、水平筆記時にインキ表面１６がインキ誘導
芯７より下つたりしたとき、それぞれのインキ１
３および１５は毛管力によつて放射状の溝１２に
導入し、そこからさらに毛管力の強いインキ誘導
芯７へ導入して、ほとんど残すことなくインキを
供給できる。
第３図の実施例では、前述の実施例と異なり胴
部１1は首部と一体となつているが、他の構成は
前述の実施例と同様で、作用も前述の実施例と同
様である。
部１1は首部と一体となつているが、他の構成は
前述の実施例と同様で、作用も前述の実施例と同
様である。
本考案は、以上のような構成であるので、貯蔵
部内のインキをインキ切れを起すことなく最後ま
で供給できる利点があり、とりわけ、水平筆記や
小型のインキ貯蔵部を用いるプロツター等の液式
インキ使用の記録ペン等においてきわめて効果的
に作用する。
部内のインキをインキ切れを起すことなく最後ま
で供給できる利点があり、とりわけ、水平筆記や
小型のインキ貯蔵部を用いるプロツター等の液式
インキ使用の記録ペン等においてきわめて効果的
に作用する。
第１図は本考案の実施例を示す１部破断の縦断
面図、第２図は第１図におけるペン芯本体の斜視
図、第３図は他の実施例の縦断面図である。 １，１1……胴部、２……通気孔、３……ペン
芯本体、５……インキ貯蔵部、７……インキ誘導
芯、９……環状溝、１０……空気通路、１１……
インキ吸上溝、１２……溝、１３，１５……イン
キ、１４……角部、１６……インキ表面。
面図、第２図は第１図におけるペン芯本体の斜視
図、第３図は他の実施例の縦断面図である。 １，１1……胴部、２……通気孔、３……ペン
芯本体、５……インキ貯蔵部、７……インキ誘導
芯、９……環状溝、１０……空気通路、１１……
インキ吸上溝、１２……溝、１３，１５……イン
キ、１４……角部、１６……インキ表面。
Claims (1)
- 筆記部にインキを誘導するインキ誘導芯７を挿
着し、かつ外周面にインキ貯蔵部５を有する胴部
１を嵌着したペン芯本体４の後端面に、インキ誘
導芯７に連通し毛管力を有する溝１２を放射状に
設けた筆記具のペン芯。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11941083U JPS6026883U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 筆記具のペン芯 |
| DE3420287A DE3420287C2 (de) | 1983-06-03 | 1984-05-30 | Einsatz für ein Schreibgerät |
| FR848408559A FR2546823B1 (fr) | 1983-06-03 | 1984-05-30 | Noyau a plume pour un instrument d'ecriture |
| US06/616,041 US4556336A (en) | 1983-06-03 | 1984-06-01 | Pen core for writing instrument |
| GB08414095A GB2142584B (en) | 1983-06-03 | 1984-06-01 | Pen core for a writing instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11941083U JPS6026883U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 筆記具のペン芯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6026883U JPS6026883U (ja) | 1985-02-23 |
| JPH0225656Y2 true JPH0225656Y2 (ja) | 1990-07-13 |
Family
ID=30274061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11941083U Granted JPS6026883U (ja) | 1983-06-03 | 1983-07-29 | 筆記具のペン芯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026883U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007203657A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Zebra Pen Corp | 直液式筆記具 |
| JP2009000921A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Pilot Ink Co Ltd | 直液式筆記具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2552303Y2 (ja) * | 1988-07-30 | 1997-10-29 | ぺんてる株式会社 | 一時的インキ溜め部材及びそれを用いた筆記具 |
| US4946319A (en) * | 1988-08-12 | 1990-08-07 | Kennametal Inc. | Cutting insert and clamping arrangement therefor |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP11941083U patent/JPS6026883U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007203657A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Zebra Pen Corp | 直液式筆記具 |
| JP2009000921A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Pilot Ink Co Ltd | 直液式筆記具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6026883U (ja) | 1985-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0225656Y2 (ja) | ||
| JPS6228465Y2 (ja) | ||
| JPH0129116Y2 (ja) | ||
| JPH0140716Y2 (ja) | ||
| JPS63201792U (ja) | ||
| JPH023916Y2 (ja) | ||
| JPS60123281U (ja) | 筆記具 | |
| JP3375214B2 (ja) | 水性ボ−ルペンレフィル | |
| JP2555677Y2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0327819Y2 (ja) | ||
| JPH061830Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JP2513680Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JP2575798Y2 (ja) | ボールペン | |
| JPS6112125Y2 (ja) | ||
| JPS6132790Y2 (ja) | ||
| JPH0239830Y2 (ja) | ||
| JPS6343107Y2 (ja) | ||
| JPS6112136Y2 (ja) | ||
| JPS635910Y2 (ja) | ||
| JP2590439Y2 (ja) | ボールペンのリフィール | |
| CN115742606A (zh) | 一种多姿势床头书写笔 | |
| JPH088155Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JPH022187U (ja) | ||
| JPS6327377U (ja) | ||
| JPS647580U (ja) |