JPH0612670Y2 - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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JPH0612670Y2
JPH0612670Y2 JP1987174061U JP17406187U JPH0612670Y2 JP H0612670 Y2 JPH0612670 Y2 JP H0612670Y2 JP 1987174061 U JP1987174061 U JP 1987174061U JP 17406187 U JP17406187 U JP 17406187U JP H0612670 Y2 JPH0612670 Y2 JP H0612670Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
slide rail
storage box
rail mechanism
rail
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987174061U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0177443U (ja
Inventor
秀徳 田代
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、食器収納棚のような収納装置に関するもので
ある。
[背景技術] システムキッチン等に組み込まれる食器収納棚として前
方が開口する収納箱部内に収納部を引き出し自在にはめ
込み、収納部の下部を下スライドレール機構により収納
箱部に取り付けると共に収納部の上部を上スライドレー
ル機構によりスライド自在に取り付けることが考えられ
る。この場合収納部と収納箱部との寸法誤差、あるいは
取り付け誤差等により上下スライドレール機構の動きが
重くなり、スムーズな出し入れができないという問題が
あった。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであって、そ
の目的とするところは、収納部の動きが重い場合に収納
部の動きを軽くしてスムーズな出し入れができる収納装
置を提供するにある。
[考案の開示] 本考案の収納装置は、前方が開口する収納箱部と、この
収納箱部内に引き出し自在にはめ込まれる収納部とから
なる収納装置であって、収納部はその上部と下部とが夫
々上スライドレール機構と下スライドレール機構とによ
って収納箱部にスライド自在に取り付けられており、収
納部の荷重は下スライドレール機構によって支持され、
収納箱部の幅方向中央部に配された上スライドレール機
構は収納箱部に対して上下位置調整自在となっているこ
とに特徴を有するもので、このような構成を採用するこ
とで上記した本考案の目的を達成したものである。すな
わち本考案にあっては、上スライドレール機構Bを収納
箱部1に対して上下位置調整自在に取り付けてあるの
で、収納部2と収納箱部1との寸法誤差、あるいは取り
付け誤差等によりスライドレール機構の動きが重くなっ
た場合に上スライドレール機構Bの収納箱部1への取り
付け位置を上下に調整することで、上スライドレール機
構Bに無理な力が生じないようにできてスムーズな動き
ができるようになったものである。
以下本考案を添付図面に示す実施例により詳述する。
添付図面に示した前方が開口した収納箱部1はシステム
キッチンの一部に組み込まれるものである。この収納箱
部1には収納部2が引き出し自在にはめ込んである。収
納部2は立方体状の枠体3の前面部に前面板4を取り付
けて構成してあり、両側がそれぞれ収納物出し入れ用の
開口部となっている。枠体3は前部の両側の縦枠6と、
後部両側の縦枠7と、上部中央の中央枠8と、上下に位
置する前後の横枠9と、下の左右の側枠10等の枠材を
組み立てて構成してある。収納部2の下面部の巾方向の
中央部を下スライドレール機構Aにより収納箱部1の底
部に移動自在に取り付けてある。収納部2の荷重を受け
る下スライドレール機構Aは、収納部2の下面部の巾方
向の中央部に前後方向にわたって取り付けた下移動側レ
ール11と、収納箱部1の底部の巾方向の中央部に前後
方向にわたって取り付けた下固定側レール12とで構成
してある。下移動側レール11は断面逆U字状をしてお
り、下移動側レール11の後部内に巾方向に2列で且つ
上下に多段に移動側ころ13を回転自在に設けてある。
添付図面の実施例では上段には2個の移動側ころ13を
巾方向に2個並べて回転自在に取り付けてあり、また下
段には4個の移動側ころ13を巾方向に2列に回転自在
に取り付けてある。下固定側レール12は下横片14中
央部から上方に縦片15を突設し、縦片15の上端部に
上横片16を設けるとともに縦片15の中間部分に両側
に中横片17を設けて構成してあり、上横片16と縦片
15と中横片17とで側方に開口するコ字状の上のレー
ル部12aが形成してあり、また下横片14と縦片15
と中横片17とで側方に開口する下のレール部12aが
形成してある。このようにして上下に多段にレール部1
2aが設けてある。ところで下横片14及び縦片15の
前端は上横片16及び中横片17の前端よりも前方に位
置している。縦片15の前端には固定側ころ18が回転
自在に軸支してあり、固定側ころ18の上端部は上横片
16よりも若干上方に位置している。そして、下移動側
レール11を下固定側レール12にはめ込み、上段の移
動側ころ13を上のレール部12aに走行自在にはめ込
み、下段の移動側ころ13を下のレール部12aに走行
自在にはめ込んである。また固定側ころ18には移動側
レール11の上底面が転動するものである。ここで上下
多段の移動側ころ13がそれぞれ上下多段のレール部1
2aにはめ込んであるので、上下に多段にはめ込まれる
こととなり、この結果第2図矢印のように収納部2が左
右に傾くのが防止できることとなる。さらにこの場合上
下多段に移動側ころ13を設けてあるので必然的に下移
動側レール11の側片の高さが長くなり、この結果断面
逆U状の下移動側レール11を下固定側レール12に被
嵌した場合の被嵌部分の上下長さ(第2図におけるH)
が長くなり、この構成によっても収納部2が被嵌部分を
中心にして左右に傾くのを防止することができるもので
ある。収納部2の上部の巾方向の中央部を上スライドレ
ール機構Bにより収納箱部1に移動自在に取り付けてあ
る。上スライドレール機構Bは上移動側レール19と、
中間レール20と、上固定側レール21とで構成してあ
る。すなわち第9図に示すように上移動側レール19と
中間レール20、中間レール20と上固定側レール21
とがそれぞれベアリング22を介して移動自在になって
おり、上固定側レール21に対して中間レール20が移
動して引き出されるとともに中間レール20に対して上
移動側レール19が移動して引き出されるものである。
収納箱部1の上板23には第10図に示すような断面逆
U字状の取り付け部材24が固定してあり、この取り付
け部材24内に断面逆U字状の中間取り付け金具25が
取り付けてある。そして中間取り付け金具25内に上固
定側レール21がねじ具により固着してある。ところで
本考案にあっては取り付け部材24の側片には縦長孔2
6が設けてあり、縦長孔26に挿入した取り付けねじ2
7を中間取り付け金具25のめねじ部28に螺合してあ
り、取り付けねじ27を緩めることで、取り付け部材2
4に対する中間取り付け金具25の取り付け位置を調整
するようになっている。したがって収納箱部1、収納部
2の寸法誤差、取り付け誤差等により上スライドレール
機構Bに無理な力が生じた場合(つまり下スライドレー
ル機構Aに収納部2の下面部を載置して固定した後に上
スライドレール機構Bの上移動側レール19を引き出し
て上移動側レール19に収納部2を固着具で固着しよう
とした場合、第4図のように隙間Sが生じ、この状態で
固着すると上スライドレール機構Bに無理な力がかかっ
て動きが重くなる)、取り付けねじ27を緩めて中間取
り付け金具25の上下位置調整をすることで中間取り付
け金具25に取り付けている上スライドレール機構Bの
上下位置調整をし、上スライドレール構造Bに無理な力
が作用して動きが重くならないようにするものである。
枠体3にはかご29や棚等が着脱自在に取り付けてあ
る。かご29には種々の収納物が収納される。しかして
収納部2を引き出して収納部2の側方から収納物を出し
入れするものであり、収納物の出し入れが終わると収納
部2を収納箱部2内に押し込むものである。なお、第7
図、第8図に示すように下固定側レール12の下横片1
4の前端部にストッパ31を設けるとともにストッパ3
1の後方に略3角形の突部30を設けておくと、収納部
2を引き出した時移動側ころ13が突部30を乗り越
え、ストッパ31によりそれ以上引き出されないように
なっており、この状態においては突部30により外力
(すなわち収納部2を押し込むための外力)が働かない
限り収納部2の引き出し状態が保たれ、収納部2を引き
出した時の収納物の出し入れ作業がスムーズにできるよ
うになっている。
なお、上記した実施例では収納箱部1としてシステムキ
ッチンの一部に組み込まれるものの例について説明した
が、必ずしもこれにのみ限定されず、他の種々の収納箱
であってもよいのは勿論である。
[考案の効果] 本考案にあっては、収納部、収納箱部の寸法誤差や取り
付け誤差によりスライドレール機構に無理な力が作用し
て動きが重くなった場合には上スライドレール機構の収
納箱部に対する取り付け位置を上下に調整するだけで簡
単にスライドレール機構に無理な力が生じないようにで
きて、収納部をスムーズに出し入れできるものであり、
殊に収納部の荷重は下スライドレール機構によって支持
されていて、上下位置調整自在となっている上スライド
レール機構には収納部の荷重がかからず、上スライドレ
ール機構はスライドガイドを行うだけで済む存在である
ために、上下位置調整も容易に行えるとともに調整が荷
重を受けて狂う心配もないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面断面図、第2図は同上の正面断面
図、第3図は同上の一部切欠平断面図、第4図は同上の
上スライドレール機構を収納部に取り付ける際に上スラ
イドレール機構の上移動側レールと収納部との間に隙間
が生じている場合の説明図、第5図は同上の斜視図、第
6図(a)(b)(c)(d)は同上の下スライドレールの水平断面
図、縦断面図、側面図及び正面図、第7図は同上の下ス
ライドレールにストッパを設けた例の斜視図、第8図は
同上の断面図、第9図(a)(b)(c)は上スライド機構の側
面図、下面図及び正面図、第10図(a)(b)(c)(d)は同上
の取り付け部材と取り付け金具との組み合わせ状態の平
面図、側面図、下面図及び正面図、第11図は同上の上
スライドレールを取り付ける状態の斜視図であって、1
は収納箱部、2は収納部、Aは下スライドレール機構、
Bは上スライドレール機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方が開口する収納箱部と、この収納箱部
    内に引き出し自在にはめ込まれる収納部とからなる収納
    装置であって、収納部はその上部と下部とが夫々上スラ
    イドレール機構と下スライドレール機構とによって収納
    箱部にスライド自在に取り付けられており、収納部の荷
    重は下スライドレール機構によって支持され、収納箱部
    の幅方向中央部に配された上スライドレール機構は収納
    箱部に対して上下位置調整自在となっていることを特徴
    とする収納装置。
JP1987174061U 1987-11-14 1987-11-14 収納装置 Expired - Lifetime JPH0612670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987174061U JPH0612670Y2 (ja) 1987-11-14 1987-11-14 収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987174061U JPH0612670Y2 (ja) 1987-11-14 1987-11-14 収納装置

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Publication Number Publication Date
JPH0177443U JPH0177443U (ja) 1989-05-25
JPH0612670Y2 true JPH0612670Y2 (ja) 1994-04-06

Family

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JP1987174061U Expired - Lifetime JPH0612670Y2 (ja) 1987-11-14 1987-11-14 収納装置

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