JPH085615Y2 - 棚付の収納ボックス - Google Patents

棚付の収納ボックス

Info

Publication number
JPH085615Y2
JPH085615Y2 JP7990892U JP7990892U JPH085615Y2 JP H085615 Y2 JPH085615 Y2 JP H085615Y2 JP 7990892 U JP7990892 U JP 7990892U JP 7990892 U JP7990892 U JP 7990892U JP H085615 Y2 JPH085615 Y2 JP H085615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
box body
opening
shelf
support frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7990892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0636432U (ja
Inventor
博行 榎本
Original Assignee
榎本金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 榎本金属株式会社 filed Critical 榎本金属株式会社
Priority to JP7990892U priority Critical patent/JPH085615Y2/ja
Publication of JPH0636432U publication Critical patent/JPH0636432U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH085615Y2 publication Critical patent/JPH085615Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボックス本体の前面に
扉が設けられており、ボックス本体内に複数段の棚が設
けられている棚付の収納ボックスに関し、棚上に食器あ
るいは履物などの各種の収納物が載置されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ボックス本体は、底板、天板、左右の側
板および背板を有して前面に開口部が設けられており、
奥行きは手が届く寸法内に設定されている。開口部を開
閉する扉は、一側端が一方の側板の前端部に蝶番を介し
て取付けられており、前後に開閉される。棚は、左右の
側板の内面間に架設されており、上下に複数段配置され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の収納ボックス
は、奥行きが手の届く寸法内に設定されているとはい
え、奥行きが大きなものは収納量が増える反面、棚の奥
側に収納物を載置したり、奥側に載置した収納物が取り
出し難い。逆に、奥行きが小さな収納ボックスは、収納
物の出し入れは容易であるが、収納物の収納量が少な
い。本考案の目的は、収納ボックスの奥行きを大きくし
て収納量を増大するとともに、ボックス本体内の奥側に
でも収納物が容易に出し入れできるようにすることにあ
る。本考案の他の目的は、扉の内面側を有効に利用して
収納物の出し入れがより簡単に行えるようにすることに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る棚付の収納
ボックスは、図1に示すように、前面に開口部1aが設
けられた箱形のボックス本体1と、一側端2aが一方の
側板7の前端部7aに枢着された少なくとも1枚の扉2
と、ボックス本体1内の開口部1a側および奥側にそれ
ぞれ収納された複数段の棚3・4とを備えており、開口
部1a側の各棚3は、扉2の内面2bに取付けられてい
ること、奥側の各棚4は、前後方向へ移動可能にスライ
ド機構31を介してボックス本体1に支持された奥側棚
支持フレーム25に取付けられていること、扉2と奥側
棚支持フレーム25とが、扉2の開閉動作に連動して奥
側棚支持フレーム25が前後動するよう連結杆39を介
して連結されていることを要件とする。
【0005】
【作用】扉2は、一側端2aの枢着部分を回動中心にし
て前後に開閉操作される。扉2を開閉すると、奥側棚支
持フレーム25が連結杆39を介して開口部1a側に牽
引され、又は奥側に押される。スライド機構31は、ボ
ックス本体1内で奥側棚支持フレーム25を開口部1a
側又は奥側に円滑に案内する。その結果、奥側棚支持フ
レーム25に支持された棚4は、扉2の開き動作に連動
してボックス本体1内の奥側から開口部1a側に移動
し、扉2の閉じ動作に連動して開口部1a側から奥側に
移動する。扉2に支持された棚3は、扉2を開けた場合
にボックス本体1の外に全体が露出し、扉2を閉じた場
合にボックス本体1内の開口部1a側に収納される。
【0006】
【考案の効果】本考案によれば、扉2を開けると、ボッ
クス本体1内の奥側に配置した複数の棚4がボックス本
体1の開口部1a側に移動し、扉2の内面2bに設けた
複数の棚3がボックス本体1の外に外向きに露出する。
扉2を閉じると、これらの棚3・4がボックス本体1内
の開口部1a側と奥側にそれぞれ収納できる。したがっ
て、収納ボックスの収納量が増大できるだけでなく、各
棚3・4に収納物を簡単に載置することができ、又は各
棚3・4に載置した収納物を簡単に取り出すことができ
る。
【0007】
【実施例】図1と図2に示すように、収納ボックスは、
6面体のボックス本体1と、ボックス本体1の前面の開
口部1aを開閉する1枚の扉2と、ボックス本体1内の
開口部1a側と奥側にそれぞれ収納される複数段の棚3
・4を備えている。ボックス本体1は、底板5、天板
6、左右の側板7・8および背板9を有してなり、奥行
きが約600mm、幅が480mm、高さが1120mmの大
きさである。図6と図7において、扉2は、一方の側板
7の前端部7aに一側端2aが蝶番10を介して枢着さ
れている。扉2の前面には図2と図7に示すように取っ
手11を設けてある。
【0008】図3において、棚3は、長方形の棚板13
および棚板13を支持する金属線材製のホルダ14から
なり、金属製の扉側棚支持フレーム16を介して扉2の
内面2bに取付けてある。ホルダ14は、後端側の取付
け部分における左右上下の四箇所に掛止爪14aを有し
ている。扉側棚支持フレーム16は、図4に示すように
左右の側枠17と上枠19と下枠20を長方形に組み合
わせてなり、両側枠17の前面には図3に示すごとく上
下方向に一定間隔をあけて複数の掛止孔17aを設けて
ある。そして、所望の高さの掛止孔17aにホルダ14
の掛止爪14aが着脱可能に掛止される。
【0009】図2において、奥側の棚4は、扉2側の棚
3と同様に棚板22と金属線材製のホルダ23からな
り、ボックス本体1内の奥側に設置した奥側棚支持フレ
ーム25に支持されている。奥側棚支持フレーム25
は、上下のスライド機構31を介してボックス本体1に
前後方向へ移動可能に支持されており、図4に示すよう
に、左右の側枠26と底板27と天板29とを側面視コ
字形に形成してなる。両側枠26の前面には扉側棚支持
フレーム16と同様に上下に複数の掛止孔(図示省略)
を設けてあり、所望の高さの掛止孔にホルダ23の掛止
爪(図示省略)が着脱自在に掛止されている。
【0010】図5において、スライド機構31は、断面
C形のガイドレール32と、複数のボール33を介して
ガイドレール32に支持された断面コ字形のスライダ3
4と、隣接するボール33間の距離を一定に維持するボ
ールホルダ35で構成されており、スライダ34がガイ
ドレール32に沿って一定範囲内で前後方向に移動自在
となっている。ボックス本体1内の底部では、ガイドレ
ール32がボックス本体1の底板5の内面5a中央に沿
って前後方向へ固定されており、スライダ34が奥側棚
支持フレーム25の底板27の下面27aに取付板36
を介して固定されている。上部においては、図2に示す
ように、ガイドレール32がボックス本体1の天板6の
内面6a中央に沿って前後方向へ固定されており、スラ
イダ34がフレーム25の天板29の上面29aに取付
板36を介して固定されている。
【0011】図2と図4に示すように、扉2と奥側棚支
持フレーム25とは、上下の連結杆39で連結されてい
る。下側の連結杆39の一端は、底板27の下面中央部
にピン40を介して回動自在に枢着してあり、他端は、
扉側棚支持フレーム16の下枠20に固定したブラケッ
ト41にピン42を介して回動自在に枢着してある。上
側の連結杆39の一端は、天板29の上面29a中央部
にピン40を介して回動自在に枢着してあり、他端は、
扉側棚支持フレーム16の上枠19に固定したブラケッ
ト41にピン42を介して回動自在に連結した。扉2が
全開状態まで開けられた際に各連結杆39が側板7の前
端と干渉するのを回避するために、両連結杆39の他端
側は、くの字形に折り曲げてある。
【0012】以上の構成によれば、扉2の開き操作に連
動して上下の連結杆39がボックス本体1の前方に牽引
されるとともに、スライド機構31・31の案内により
奥側棚支持フレーム25がボックス本体1の奥側から開
口部1a側まで移動する。したがって、ボックス本体1
内の奥に手を差し込むことなく、奥側に設けた棚4上に
収納物を簡単に載置したり、棚4上に載置した収納物を
簡単に取り出すことができる。扉2側の棚3はボックス
本体1の外側に外向きに露出しているので、各棚3に収
納物を簡単に載置したり、載置した収納物を簡単に取り
出すことができる。
【0013】扉2を閉じると、連結杆39やスライド機
構31が扉2を開ける場合とは逆に作動して奥側棚支持
フレーム25や棚4がボックス本体1内の開口部1a側
から奥側に移動する。そして、ボックス本体1内の開口
部1a側には、扉2の内面2bに支持された複数の棚2
が収納される。
【0014】なお、収納ボックスの横幅が大きな場合
は、ボックス本体1の前面に扉2を観音開き状に2枚設
けて、各扉2に対応させて上記と同じ態様で奥側棚支持
フレーム25や棚3・4などを設置することも可能であ
る。スライド機構31や連結杆39などは、扉2の開閉
操作に連動して奥側棚支持フレーム25を前後方向に移
動させ得るものであれば形態を問わない。例えば、スラ
イド機構31は、ボックス本体1の底板5の内面5a中
央に沿って前後方向にガイドレールを固定し、フレーム
25の底板27の下面27aにガイドレール上を転動す
るローラを設ける形式にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚付の収納ボックスの斜視図である。
【図2】棚付の収納ボックスの側断面図である。
【図3】扉側の棚の取付態様を示す斜視図である。
【図4】奥側棚支持フレームの形態を示す斜視図であ
る。
【図5】図2におけるA−A線断面図である。
【図6】扉を開けた状態を示す横断平面図である。
【図7】扉を閉じた状態を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 1a 開口部 2 扉 2a 一側端 2b 内面 3・4 棚 5 底板 6 天板 7・8 側板 7a 前端部 9 背板 25 奥側棚支持フレーム 31 スライド機構 39 連結杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板5、天板6、左右の側板7・8およ
    び背板9を有して前面に開口部1aが設けられたボック
    ス本体1と、一側端2aが側板7の前端部7aに枢着さ
    れて開口部1aを開閉する少なくとも1枚の扉2と、ボ
    ックス本体1内の開口部1a側と奥側にそれぞれ収納さ
    れた複数段の棚3・4とを備えた棚付の収納ボックスで
    あって、 開口部1a側の各棚3は、扉2の内面2bに取付けられ
    ており、 奥側の各棚4は、前後方向へ移動可能にスライド機構3
    1を介してボックス本体1に支持された奥側棚支持フレ
    ーム25に取付けられており、 扉2と奥側棚支持フレーム25とが、扉2の開閉動作に
    連動して奥側棚支持フレーム25が前後動するよう連結
    杆39を介して連結されていることを特徴とする棚付の
    収納ボックス。
JP7990892U 1992-10-24 1992-10-24 棚付の収納ボックス Expired - Lifetime JPH085615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7990892U JPH085615Y2 (ja) 1992-10-24 1992-10-24 棚付の収納ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7990892U JPH085615Y2 (ja) 1992-10-24 1992-10-24 棚付の収納ボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0636432U JPH0636432U (ja) 1994-05-17
JPH085615Y2 true JPH085615Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=13703388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7990892U Expired - Lifetime JPH085615Y2 (ja) 1992-10-24 1992-10-24 棚付の収納ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085615Y2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3544374B2 (ja) * 2002-02-06 2004-07-21 株式会社丸伸 収納家具
JP5446433B2 (ja) * 2009-04-30 2014-03-19 株式会社ノーリツ 扉付きキャビネット
WO2011132974A2 (en) * 2010-04-21 2011-10-27 Lg Electronics Inc. Refrigerator
WO2016068686A1 (ko) * 2014-10-31 2016-05-06 엘지전자 주식회사 냉장고
CN107454934B (zh) * 2015-02-13 2020-03-27 Lg电子株式会社 冰箱
KR101802903B1 (ko) * 2015-02-13 2017-11-29 엘지전자 주식회사 냉장고
IT201800004629A1 (it) * 2018-04-17 2019-10-17 Struttura contenitiva estraibile per colonne e simili

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0636432U (ja) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH085615Y2 (ja) 棚付の収納ボックス
US5823605A (en) Truck box cover
KR100384083B1 (ko) 가구 부품
JP2004305491A (ja) 昇降吊戸棚
JP2512647Y2 (ja) 収納ボックス
JPH0318616Y2 (ja)
JPH01162534U (ja)
JPS6140196Y2 (ja)
JPH0434737Y2 (ja)
JP2002021435A (ja) 折戸用ローラー装置及びこの折戸用ローラー装置を備えた家具及びクローゼット
JPH0646358Y2 (ja) 収納装置
JP2513862Y2 (ja) 収納家具
JPH0614583Y2 (ja) 収納装置
JP7241491B2 (ja) キャビネット
JPH0545253Y2 (ja)
JP2513863Y2 (ja) 収納家具
JP4359348B2 (ja) 落下防止柵を設けた収納ラック
KR200199037Y1 (ko) 김치냉장고
JPS588855Y2 (ja) 組立物置
KR100356561B1 (ko) 장롱의 상부 수납장치
JP3163179B2 (ja) 収納庫
JP2534435Y2 (ja) 貯蔵室引出扉の枠体構造
JP3865456B2 (ja) ショーケース
JPH0725067Y2 (ja) 収納ユニット家具等におけるスリッパ入れ構造
JPH0116429Y2 (ja)