JPH0612463Y2 - 機器の窓据付装置 - Google Patents

機器の窓据付装置

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JPH0612463Y2
JPH0612463Y2 JP1987191069U JP19106987U JPH0612463Y2 JP H0612463 Y2 JPH0612463 Y2 JP H0612463Y2 JP 1987191069 U JP1987191069 U JP 1987191069U JP 19106987 U JP19106987 U JP 19106987U JP H0612463 Y2 JPH0612463 Y2 JP H0612463Y2
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JP
Japan
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frame
window
window frame
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flange portion
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久夫 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、窓枠に空気調和機等の機器を据付けるため
の機器の窓据付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図および第6図は、例えば実開昭56−18898
号公報に記載された従来の機器用窓据付装置を示す一部
の斜視図およびその断面図である。
図において、1は外壁2等の窓に嵌め込まれた木製の窓
枠基体で、この窓枠基体1の内側には金属製の窓枠3が
取り付けられている。4は空気調和機その他の機器を窓
枠3に据付けるための据付枠本体で、この据付枠本体4
は窓の高さに応じて上下寸法が調節できるように本体取
付枠5と、この本体取付枠5にスライド可能に結合した
スライド枠6とから構成されている。
前記本体取付枠5は、窓枠3の下枠3aの水切り用立上
がり部3a1に係合するフランジ部7aを形成した底板7
を有し、この底板7の下面には、前記フランジ部7aに
相対向してアングル部材8が固着され、このアングル部
材8には、前記下枠3aの立上がり部3a1を締付ける取
付ねじ9が複数螺合されている。また、前記スライド枠
6は、窓枠3の上枠3bの水切り用垂下部3b1に係合す
るフランジ部10aを形成した天板10を有し、この天
板10の上面には、前記フランジ部10aに相対向して
アングル部材11が固着され、アングル部材11には、
前記上枠3bの垂下部3b1を締付ける取付枠ねじ12が
複数螺合されている。
次に、上記のように構成された窓枠据付装置を窓枠3に
取り付ける場合について説明する。
まず、窓枠3の下枠3aの立上がり部3a1に据付枠本体
4を構成する本体取付枠5の底板フランジ部7aとアン
グル部材8間を係合し、取付ねじ9を締付けることによ
り、立上がり部3a1を取付ねじ9とフランジ部7aで挟
持する。次に、スライド枠6を窓枠3の高さに合わせて
引き上げた後、窓枠3の上枠3bの垂下部3b1にスライ
ド枠6の天板フランジ部10aとアングル部材11間を
係合し、取付ねじ12を締付けることにより、垂下部3b
1をねじ12とフランジ部10aで挟持する。このよう
な作業により据付枠本体4は窓枠3に固定される。
なお、第1図において、符号13はスライド枠6と本体
取付枠5とを固定するための固定ねじで、この固定ねじ
13により据付枠本体4の窓枠3への固定をより確実に
する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のように構成された従来の窓据付装置では、据付枠
本体4を窓枠3に固定する時、取付ねじ9および12が
窓枠3の水切り用立上がり部3a1および垂下部3b1を点接
触で直接締付けるため、窓枠3に傷を付けてしまい、据
付枠本体4を取り外した場合、前記傷が窓枠3の外観を
著しく損ねる問題があった。また、建物の鴨居とスライ
ド枠天板との間隔寸法は一般に狭いため、取付ねじ12
の締付け作業時、ドライバ先端がねじの頭に合わせにく
く、作業性が悪いほか、据付に時間がかかる問題があっ
た。
この考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、窓枠に傷を付けることなく据付本体の固定を
可能にすると共に、据付けの作業性を向上できる機器の
窓据付装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る機器の窓据付装置は、据付枠本体に窓枠
の垂下部もしくは立上がり部と係合する室外フランジ部
を設け、かつ据付枠本体には窓枠の垂下部もしくは立上
がり部に面接触する固定具を離接する方向に移動可能に
取り付け、前記固定具に据付枠本体の室内側端からの締
付力を付与する部材を据付枠本体に設けてなるものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、据付枠本体の室外フランジ部窓枠
の垂下部もしくは立上がり部に係合した後、固定具を締
付け力の付与部材により垂下部もしくは立上がり部に押
圧すれば、垂下部もしくは立上がり部が、固定具と室外
フランジ部によって挟持され、据付枠本体は窓枠に固定
されることになる。
従って、この考案にあっては、窓枠の垂下部もしくは立
上がり部は固定具により面接触で挟持されるから、窓枠
が損傷されることなく、しかも固定具への締付け力は据
付枠本体の室内側端から付与できるから、窓枠への据付
枠本体の据付け性が簡便になる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面について詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図は、この考案の一実施例を示すもの
で、第1図は全体の構成を示す斜視図、第2図はそのII
−II線の断面図、第3図はその天板部の詳細を示す斜視
図である。
図において、1は外壁2等の窓に嵌め込まれた木製の窓
枠基体で、この窓枠基体1の内側には金属製の窓枠3が
取り付けられている。窓枠3は下枠3aおよび上枠3b
を有し、下枠3aには水切り用の立上がり部3a1が形成
され、さらに上枠3bには水切り用の垂下部3b1が形成
されている。4は空気調和機その他の機器を窓枠3に据
付けるための据付枠本体で、この据付枠本体4は窓の高
さに応じて上下寸法が調節できるように本体取付枠5
と、この本体取付枠5にスライド可能に結合したスライ
ド枠6とから構成されている。
前記窓枠3の上枠3bと対向する上端には、第2図およ
び第3図に示すように室内外端にフランジ部10a,1
0bを有する状の天板10が取り付けられている。天
板10の上面中央部には、これより幅が狭く、かつ長さ
の短い状の固定具14が配置され、この固定具14は
天板10にその一部を切り起こしによりコ字状に形成し
た案内部15a,15bを固定具14の左右両端縁に係
合することで前後方向(天板10の幅方向)に平行移動
できるよう支持されている。また、前記天板10の室内
フランジ部10aの左右方向の中間部には取付ねじ16
が螺合されており、この取付ねじ16の螺入端は固定具
14に当接し、この取付ねじ16を締付け操作すること
により、窓枠3の上枠垂下部3b1を固定具14のフラン
ジ部14aと天板10の室外フランジ部10bによって
両面から面挟持し、天板10側を窓枠3に固定できるよ
うになっている。
また、前記本体取付枠5は、その下端に前記窓枠3の下
枠立上がり部3a1に係合する室外フランジ部7aを有す
る底板7を備えていると共に、底板7の下面中央には、
前記天板10側の固定具14と同一の形状をした状の
固定具17が配置され、この固定具17は、固定具14
と同様に底板7に切り起こしによりコ字状に形成した案
内部18a,18bを固定具17の左右両端縁に係合す
ることで前後方向(底板7の幅方向)に平行移動できる
ように支持されている。また、底板7の室内側端縁中央
には、固定具7に対向して室内フランジ部19が形成さ
れ、このフランジ部19の左右方向の中間には取付ねじ
20が螺合されており、この取付ねじ20の螺入端は固
定具17が当接し、この取付ねじ20を締付操作するこ
とにより、窓枠3の下枠立上がり部3a1を固定具17の
フランジ部17aと底板7の室外フランジ部7aとによ
って両面から面挟持し、底板7側を窓枠3に固定できる
ようになっている。
次に、上記のように構成された窓据付装置を窓枠3に取
り付ける場合について説明する。
まず、据付枠本体4を構成する本体取付枠5の底板7
を、その室外フランジ部7aと固定具17のフランジ部
17a間に下枠立上がり部3a1が位置されるようにして
窓枠3の下枠立上がり部3a1上にセットする。その後、
取付ねじ20を締め付け操作すると、により、固定具1
7は下枠立上がり部3a1側へ移動し、これにより底板7
の室内フランジ19と固定具17との間隔が拡大される
と同時に室外フランジ部7aと固定具17のフランジ部
とのかんかっくが減少し、ねじ20の最終的締付け状態
では、固定具17のフランジ部17aと底板7の室外フ
ランジ部7aとが下枠立上がり部3a1を両面から挟圧
し、下枠立上がり部3a1を平面で挟持することになる。
次に、スライド枠6を窓枠3の高さに合わせて引き上げ
た後、窓枠3の上枠垂下部3b1が天板10の室外フラン
ジ部10bと固定具14のフランジ部14a間に位置す
るようにして天板10を窓枠3の上枠3bに係合させ
る。そして、取付ねじ16を締付け操作すると、固定具
14は案内部15a,15bに案内されながら上枠垂下
部3b1側へ移動し、これにより天板10の室内フランジ
部10aを固定具14と間隔が拡大されると同時に室外
フランジ部10aと固定具14のフランジ部との間隔が
減少し、ねじ16の最終的な締付け状態では、固定具1
4のフランジ部14aをと天板10の室外フランジ部1
0bが上枠垂下部3b1を両面から挟圧し、垂下部3b1を平
面で挟持することになる。
このような過程を経ることによって据付枠本体4が窓枠
3に固定されることになる。また、固定ねじ13により
本体取付枠5とスライド枠6間を固定することで据付枠
本体4の窓枠3への固定をより確実にする。
上述のような本実施例にあっては、窓枠3の上枠垂下部
3b1および下枠立上がり部3a1を挟持する固定具14,1
7は各々の垂下部3b1および立上がり部3a1に対し面接触
となり、しかも取付ねじ16,20が接触しないため、
据付枠本体4を窓枠3に取り付けても、これによって窓
枠3が損傷されるおそれが皆無となると共に、据付枠本
体4の窓枠3への固定に際しても、その取付ねじが上下
1本ずつで済み、据付枠本体4の取付作業が簡便にな
る。また、据付枠本体4の天板10側の取付ねじ16
は、天板10の室内フランジ部10bに螺合され、室内
側に露出しているため、天板10と鴨居との間隔が小さ
くも容易に取付ねじ16の操作が容易になり、作業性も
良好なものとなる。
第4図は、この考案の他の実施例を示す天板側取付構造
の斜視図である。
同図において、上記実施例と異なる点は、スライド枠6
の天板10に案内部15a,15bにより移動可能に取
り付けた固定具14の室内側フランジ部14bに操作ロ
ッド21の一端を固着し、その他端部を天板10の室内
フランジ部10aに穿設した孔22から室内へ突出する
と共に、固定具14の室内側フランジ部14bと天板1
0の室内フランジ部10a間に固定具14を天板の室外
フランジ部10b方向へ付勢して上枠垂下部3b1への締
付け力を付与するための圧縮ばね23を操作ロッド21
と同心に介在したところにある。
この実施例にあっては、固定具14に対する窓枠3の上
枠垂下部3b1への押圧挟持力をばね23によって付与す
るため、天板10側の窓枠3への固定をワンタッチで行
うことができ、その固定操作がさらに簡便になる効果が
ある。
なお、上記他の実施例では、天板10側の据付枠取付構
造についてのみ説明したが、底板7側の据付枠取付構造
も第4図に示す方式にしても良いことは勿論である。ま
た、上記他の実施例において、固定具に押圧挟持力を付
与するばねは一個に限定されない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案よれば、据付枠本体に窓枠の垂
下部もしくは立上がり部と係合する室外フランジ部を設
け、かつ据付枠本体には窓枠の垂下部もしくは立上がり
部に面接触する固定具を離接方向に移動可能に設け、こ
の固定具に据付枠本体の室内側端から垂下部もしくは立
上がり部に締付け力を付与する部材を設け、この部材と
固定具とにより窓枠の垂下部もしくは立上がり部を室外
フランジ部とで挟持して据付枠本体を窓枠に固定するよ
うにしたものであるから、窓枠を損傷することがなく、
窓枠への固定操作も簡便で作業性も良好となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の機器の窓据付装置の一例を示す全体
の斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第
3図は第1図における天板部材の詳細を示す斜視図、第
4図はこの考案の他の実施例を示す天板部材の斜視図、
第5図は従来の機器用窓据付装置の斜視図、第6図は第
5図のVI−VI線に沿う断面図である。 1……窓枠基体、3……窓枠、3a……下枠、3b……
上枠、3a1……立上がり部、3b1……垂下部、4……据付
枠本体、5……本体取付枠、6……スライド枠、7……
底板、7a……フランジ部、10……天板、10a,1
0b……フランジ部、14,17……固定具、15a,
15b,18a,18b……案内部材、16,20……
取付ねじ、19……フランジ部、21……ロッド、23
……圧縮ばね。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠の高さに合わせて長さ調整可能な機器
    据付枠本体と、この据付枠本体に設けられ前記窓枠の垂
    下部もしくは立上がり部と係合する室外フランジ部と、
    この室外フランジ部に対向して前記据付枠本体に前記垂
    下部もしくは立上がり部に対し離接する方向に移動可能
    に取り付けられ、かつ前記垂下部もしくは立上がり部と
    面接触する固定具と、前記据付枠本体に設けた室内フラ
    ンジ部に設けられ前記固定具に前記垂下部もしくは立上
    がり部への締付け力を発生させる部材とを備えてなる機
    器の窓据付装置。
  2. 【請求項2】固定具に締付け力を発生させる部材が、ね
    じもしくはばね部材で構成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の機器の窓据付装
    置。
JP1987191069U 1987-12-16 1987-12-16 機器の窓据付装置 Expired - Lifetime JPH0612463Y2 (ja)

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JPH0194843U JPH0194843U (ja) 1989-06-22
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102306816B1 (ko) * 2020-07-10 2021-09-29 정창교 창문형 에어컨 체결장치
KR102333116B1 (ko) * 2020-11-18 2021-12-02 정창교 빗물 유입 방지 창문형 에어컨 설치틀

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JPH0194843U (ja) 1989-06-22

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