JPH06121226A - 撮像装置、画像処理装置及び画像再生装置 - Google Patents

撮像装置、画像処理装置及び画像再生装置

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JPH06121226A
JPH06121226A JP4270357A JP27035792A JPH06121226A JP H06121226 A JPH06121226 A JP H06121226A JP 4270357 A JP4270357 A JP 4270357A JP 27035792 A JP27035792 A JP 27035792A JP H06121226 A JPH06121226 A JP H06121226A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パン撮影の一連の画像から超ワイド画を形成
する。 【構成】 一連の撮影画像を画像メモリ20A,20B
に順次、格納する。動き検出回路26は、メモリ20
A,20Bの画像から動きベクトルを検出する。メモリ
制御回路18は、動き検出回路26で検出された動きベ
クトルを参照し、画像メモリ20A,20Bに記憶され
る時間的に遅い画像から、新規な画像部分を抽出し、画
像メモリ20Cの空き部分で該当する動き方向の位置に
格納する。画像メモリ20Cが一杯になったら、記録媒
体24に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学像を電気信号に変
換する撮像装置に関し、また、複数の静止画像を合成し
て、よりワイドな静止画像を形成する画像処理装置に関
する。本発明はまた、このような画像情報を再生する画
像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアスペクト比3:4のモニタ以外
にアスペクト比9:16の横長のモニタが商品化され、
ビデオ・カメラや電子スチル・カメラでも、ワイドな画
像を得たいとする要求がある。
【0003】このような要求に対しては、各種の方法が
提案されている。例えば、撮影画角を拡大するワイド・
コンバータ・レンズを撮影レンズ前面に装着して撮影す
る光学的な方法や、カメラをパンして一部を重複するよ
うに撮影した複数の静止画を画像編集装置上で、手作業
で合成する方法、撮影画面の上下をカット又はマスク
し、視覚的にワイド画面にする方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光学的な方法は、ワイ
ド・コンバータ・レンズを常時携帯しなければならな
い。また、手作業で合成編集する方法は、操作性が悪い
だけでなく、よほど熟練しないと画像の継ぎ目が不自然
なものになるという欠点がある。
【0005】撮影画面の上下をカット又はマスクする方
法は、視覚的な効果に過ぎず、実質的に画角は拡大して
ない。
【0006】また、モニタを縦横に並置したマルチスク
リーン構成の画像表示装置や、画像を非常に大きく表示
できる投射方式の高画質モニタも一般に利用されるよう
になってきており、表示画面の大きさに比べて、相対的
に近くで見る場合、解像度を高めないと、画像の粗さが
目立つ。これらの大画面表示に適した高解像度の画像を
簡易に得る手段が望まれている。
【0007】本発明は、一連の画像からよりワイドな静
止画を形成する撮像装置及び画像処理装置、並びに、こ
れらで得た超ワイド画を再生する画像再生装置を提示す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、一連の撮影画像を合成処理して、超ワイド画を夫々
部分的に構成する複数の静止画を形成し、記録媒体に記
録する撮像装置であって、光学像を電気信号に変換する
撮像手段と、少なくとも2画面分の記憶容量を具備し、
当該撮像手段による撮影画像を順次記憶する第1の画像
メモリ手段と、合成処理後の画像を記憶する第2の画像
メモリ手段と、当該第1の画像メモリ手段に記憶される
画像間の演算により時間的に遅い入力画像から新規な画
像部分を検出し、当該第2の画像メモリ手段に格納する
演算制御手段とを設け、合成処理により当該第2の画像
メモリ手段上で完成した画像を当該記録媒体に順次、記
録することを特徴とする。
【0009】本発明に係る画像処理装置は、一連の入力
画像を合成処理することにより、超ワイド画を夫々部分
的に構成する複数の静止画を形成する画像処理装置であ
って、少なくとも2画面分の記憶容量を具備し、当該入
力画像を順次記憶する第1の画像メモリ手段と、合成処
理後の画像を記憶する第2の画像メモリ手段と、当該第
1の画像メモリ手段に記憶される画像間の演算により時
間的に遅い入力画像から新規な画像部分を検出し、当該
第2の画像メモリ手段に格納する演算制御手段とからな
ることを特徴とする。
【0010】本発明に係る画像再生装置は、1つの画像
情報を複数の部分画像に分割して記録する記録媒体の記
録情報を再生する画像再生装置であって、全体画像を表
示するモード、各部分画像を表示するモード、及び、2
以上の隣接する部分画像を合成し、指定部分を表示する
モードを具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記手段により、画像間演算により継ぎ目を自
動検出するので、各静止画間の継ぎ目は自然なものにな
る。また、通常の大きさの静止画として記録媒体に記録
するので、任意の大きさの超ワイド画を形成できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例のビデオ・カメ
ラの全体概略構成ブロック図を示す。10はズーミング
・レンズ及びフォーカシング・レンズを含む撮影レン
ズ、12は撮影レンズ10の光学像を電気信号に変換す
る撮像素子、14は撮像素子12のアナログ出力をサン
プル・ホールドするサンプル・ホールド(S/H)回
路、16はS/H回路14のアナログ出力をディジタル
信号に変換するA/D変換器、18はA/D変換器16
の出力にガンマ変換、色バランス調整、輝度/色差信号
への変換などの周知のカメラ信号処理を施すプロセス回
路である。
【0014】20A,20B,20Cはそれぞれ1フィ
ールドの記憶容量を具備する画像メモリ、22は画像メ
モリ20A,20B,20Cの書き込み及び読み出しを
制御するメモリ制御回路である。本実施例では、この3
つの画像メモリ20A,20B,20Cを使って、ワイ
ド化した静止画を自動形成する。詳細は後述する。
【0015】24は撮影画像及び超ワイド画のために合
成処理した画像を記録する記録媒体である。例えば、光
磁気ディスク装置、光ディスク装置、ハード・ディスク
装置、フラッシュ・メモリなどの大容量固体メモリ装置
などからなる。
【0016】26はメモリ制御回路22からの連続する
2フィールドの輝度信号から動きベクトルを検出する動
き検出回路であり、メモリ制御回路22からの2つの輝
度信号を帯域制限するフィルタ28、フィルタ28の2
つの出力をマッチング演算するマッチング回路30、及
びマッチング回路30のマッチング演算結果から動きベ
クトルを算出するベクトル演算回路32からなる。
【0017】34はプロセス回路18の出力、即ち、撮
影画像を映像表示する電子ビュー・ファインダ(EV
F)、36は全体の動作タイミングを制御するタイミン
グ制御回路である。
【0018】図2は、マッチング回路30におけるマッ
チング演算のテンプレートとベクトル方向パターンを示
す。図2において、中央に図示したものが、動きベクト
ルを検出するためのマッチング演算用のテンプレートで
あり、縦6、横8の48個からなる。1つのテンプレー
トを64×64画素とすると、512×384画素の領
域についてマッチングが行なわれる。
【0019】また、図2で、矢印は動きベクトルの方向
を示す。図2では、8つの方向の動きベクトルを図示し
てある。各方向に対して、交差斜線を施した部分が、つ
なぎ目を検出するための領域であり、以下、この領域を
ベクトル方向パターンと称する。例えば、動きベクトル
が右方向と判断された場合には、右端の部分がベクトル
方向パターンとなり、右下と判断された場合には右端と
下端の部分がベクトル方向パターンとなる。
【0020】以下、動作を説明するが、図1に示すカメ
ラを、図3に示すようにコ字状にパンすると仮定する。
図4、図5及び図6は全体として、動作フローチャート
を示す。図7は、メモリ20A,20B,20Cの状態
遷移を示す。図7で、空白は、有効な画像データが格納
されていないことを示し、右下がり又は左下がりの斜線
は有効な画像データが格納されていることを示し、交差
斜線は、動きベクトル演算の結果求められたベクトル方
向のパターンのメモリ上の位置を象徴的に示す。図7の
左側のS1〜S14は、図4、図5及び図6のステップ
番号に対応している。
【0021】撮像素子12は撮影レンズ10による光学
像を電気信号に変換する。撮像素子12の出力は、S/
H回路14及びA/D変換器16によりサンプル・ホー
ルド及びA/D変換され、プロセス回路18に入力す
る。プロセス回路18はA/D変換器16の出力をカメ
ラ信号処理し、輝度信号及び色差信号としてメモリ制御
回路22に出力する。
【0022】メモリ制御回路22は、プロセス回路18
から出力される最初のフィールドの画像データをメモリ
20Aにフリーズすると共に、記録媒体24に出力する
(S1,2)。記録媒体24は、メモリ制御回路22か
らの画像データを記録する。
【0023】メモリ制御回路22は、プロセス回路18
から出力される2番目のフィールドの画像データをメモ
リ20Bにフリーズする(S3)。この時、同時に、メ
モリ制御回路22は、プロセス回路18からの画像デー
タ(メモリ20Bにフリーズした画像データ)と、メモ
リ20Aにフリーズされている画像データを動き検出回
路26に読み出し、フィールド間で画面全体の動きベク
トルを算出する(S4)。ここでは、図3に示すように
コ字状にパンするとしているので、図3の画面1−1
(メモリ20A)の右端の交差斜線部分がパターン検出
の領域となる(S5)。
【0024】S1〜S5の動作を図7で説明すると、S
1ではメモリ20Aのみ画像データがあり、メモリ20
B,20Cは空である。S3でメモリ20Bに次フィー
ルドがフリーズされる。S4では、メモリ20A,20
Bに格納される画像が比較され、その結果、右方向に動
いていることが判明する。これにより、S5では、メモ
リ20Aにフリーズされる画像の右端と、メモリ20B
上の画像の真ん中やや左寄りに、同じパターン(交差斜
線)が検出される。
【0025】次に、メモリ20B上で、メモリ20Aの
右端のパターンと同じパターンの領域(交差斜線)及び
これより右側(パン方向)の領域(右上がり斜線)のデ
ータをメモリ20Cの左端に転送する(S6)。
【0026】3番目のフィールドをメモリ20Aにフリ
ーズし(S7)、今度は、メモリ20B,20A間で同
様に処理する。即ち、メモリ20Bにフリーズされた画
像に対して、メモリ20Aにフリーズされた画像の動き
ベクトルを演算し(S8)、メモリ20A,20Bにフ
リーズされている画像の継ぎ目となるパターンを検出し
(S9)、メモリ20Aから継ぎ目(交差斜線)と新し
い画像部分をメモリ20Cに、既存の画像に継ぐ位置に
転送する(S10)。
【0027】即ち、図7に示すように、S9では、メモ
リ20A上で、メモリ20Bの右端の画像パターンと同
じパターンの領域(交差斜線)とその右側の領域のデー
タを、メモリ20Cの既存データの右側の空白部分に転
送する(S10)。メモリ20Cの空白部分が狭けれ
ば、メモリ20Cの空白部分を満たすだけのデータを画
像メモリ20Aからメモリ20Cに転送する。このと
き、メモリ20A上のどこまでをメモリ20Cに転送し
たかを記憶する。
【0028】メモリ20Cが一杯か否かを調べ(S1
1)、一杯であれば、記録媒体24に掃き出して記録し
(S12)、図示しないつなぎ撮りスイッチがオフの場
合には撮影を終了し(S13)、オンの場合には、メモ
リ20Aに残るデータをメモリ20Cに転送する(S1
4)。ここまでにおいて、2画面分の画像が記録媒体2
4に記録されたことになる。
【0029】メモリ20Cが一杯でない場合(S1
1)、又は、メモリ20Aのデータをメモリ20Cに転
送した後(S14)、次のフィールドをメモリ20Bに
フリーズし(S15)、メモリ20A,20B間のマッ
チング演算により動きベクトルを検出する(S16)。
先と同様に、メモリ20A上のベクトル方向のパターン
をメモリ20A,20Bから検出し(S17)、メモリ
20Bから所定データをメモリ20Cに転送する(S1
8)。
【0030】再度、メモリ20Cが一杯か否かを調べ
(S19)、一杯であれば、記録媒体24に掃き出して
記録し(S20)、図示しないつなぎ撮りスイッチがオ
フの場合には撮影を終了し(S21)、オンの場合に
は、メモリ20Aに残るデータをメモリ20Cに転送す
る(S22)。メモリ20Cが一杯でない場合(S1
9)、S7に戻って、上記動作を繰り返す。
【0031】図8は、上記動作のタイミング図を示す。
図4、図5及び図6の各ステップが実行されるタイミン
グに、同じステップ番号を付してある。Vタイミング信
号は、フィールド信号の垂直同期信号に同期するタイミ
ング信号である。
【0032】最初のフィールドで、撮像素子12から光
電変換信号が読み出され、メモリ20Aにフリーズされ
(S1)、これと同時に、記録媒体24に記録される
(S2)。
【0033】次のフィールドでも、撮像素子12からの
読み出しが行なわれ、今度はメモリ20Bにフリーズさ
れる(S3)。同時に、メモリ20Aに記憶される画像
データ(特に輝度データ)が読み出され(S4)、マッ
チング演算により動きベクトルが算出される(S4)。
撮像素子12からの次の読み出しの前に、検出した動き
方向の画像データをメモリ20Cにフリーズする(S
6)。
【0034】3つ目のフィールドで撮像素子12から読
み出された信号は、メモリ20Aにフリーズされる(S
7)。同時に、メモリ20Bに記憶される画像データ
(特に輝度データ)が読み出され(S8)、マッチング
演算により動きベクトルが算出される(S8)。撮像素
子12からの次の読み出しの前に、検出した動き方向の
画像データをメモリ20Cにフリーズする(S10)。
メモリ20Cが一杯になると、メモリ20Cの画像デー
タが記録媒体24に記録され(S12)、メモリ20A
の残存データがメモリ20Cに転送される(S14)。
【0035】4つ目のフィールドでは、撮像素子12か
ら読み出された信号はメモリ20Bにフリーズされる
(S15)。同時に、メモリ20Aに記憶される画像デ
ータが読み出され(S16)、マッチング演算により動
きベクトルが算出される(S16)。撮像素子12から
の次の読み出しの前に、検出した動き方向の画像データ
をメモリ20Cにフリーズする(S18)。
【0036】5つ目のフィールドでは、S7に戻り、先
の動作を繰り返す。
【0037】このように、パン動作と共に、動き方向の
新規な画像をメモリ20Cにフリーズし、メモリ20C
が一杯になると記録媒体24に記録するという動作を繰
り返すことにより、記録媒体24には、パン方向で精確
に繋がる一連の静止画像を記録できる。右方向パンを主
に説明したが、左方向及び上下方向であっても同様であ
る。
【0038】上述のようにして、図3に示すように右、
下及び左のパンにより12枚の画像を記録媒体24に記
録してつなぎ撮りを終了したとする。このとき、1−1
〜1−6,2−1〜2−6という12個の画像位置アド
レスが完成する。この画像位置アドレスをつなぎ撮り終
了後に各々の画像データの先頭に記録する。
【0039】次に、パン動作が遅い場合の動作を説明す
る。図9はメモリ20A,20B,20Cの遷移状態を
示し、図10はそのタイミング図を示す。
【0040】先ず、最初のフィールド画像をメモリ20
Aにフリーズし(S1)、2つ目のフィールド画像をメ
モリ20Bにフリーズする(S3)。両者の画像から動
きを検出し、検出結果に基づき動き方向の新規な画像部
分をメモリ20Bからメモリ20Cに転送する(S
6)。メモリ20Aに次のフィールド画像をフリーズし
(S7)、メモリ20Bの画像との間で動きを検出し、
検出結果に基づき動き方向の新規な画像部分をメモリ2
0Aからメモリ20Cに転送する(S10)。
【0041】パンが遅いので、メモリ20Cには未だ余
裕があり、次のフィールドをメモリ20Bにフリーズし
(S15)、メモリ20Aの画像との間で動きを検出
し、検出結果に基づき動き方向の新規な画像部分をメモ
リ20Bからメモリ20Cに転送する(S18)。
【0042】この段階でも、メモリ20Cに余裕がある
ので、S7以降を繰り返す。メモリ20Cが一杯になれ
ば、記録媒体24に記録する。
【0043】横方向のパンでは、本来、水平面内で横方
向にカメラを回動すべきであるが、手持ち撮影の場合、
どうしても水平面に対して斜めにパンしてしまう。そこ
で、次に斜め方向のパンの場合の動作を説明する。
【0044】図11は、右上方向へのパンの際の動きベ
クトルと記録画像を示す。図11(a)は動き検出回路
26により検出された各フィールド毎の動き方向と量を
示す動きベクトル、同(b)は右斜めパンによる各フィ
ールドの画像を示す。図11(b)で、交差斜線部分
が、検出した動きベクトルに対応した動き方向のパター
ンとなる。
【0045】図11(c)は、撮影開始時のフィールド
を基点として、右真横にパンしていると想定して各フィ
ールドの画像をつないだ画像である。斜線部分が、右斜
め上方向へのパンにより得られない画像部分であり、空
白部分が撮像素子12により得られる画像部分である。
【0046】図11(d)は、メモリ20C上で合成し
記録媒体24に記録する画像である。左右を向く矢印の
範囲は、1画面として記録される範囲である。交差斜線
部分は、隣の画面との継ぎ目であり、斜線部分が画像デ
ータの欠落した部分である。このようにして、4画面の
画像が順次、記録媒体24に記録される。
【0047】このとき、つなぎ撮りモードの終了をユー
ザが操作すると、電子ビュー・ファインダ34は、図1
2に示す表示となる。これにより、ユーザは今記録した
画像を確認できる。ここでも、斜線部分が画像データの
欠落部分であり、気に入らない場合には、今記録媒体2
4に記録したデータを無効にして又は後で消去すること
にして、パンをやり直せばよい。パンを正確に、例え
ば、同一平面内で行なえるように、逐次検出する動きベ
クトル(図11(a))を、電子ビュー・ファインダ3
4上に表示するのが好ましい。
【0048】また、図11(e)は、別のつなぎ方法に
よりメモリ20C上で合成して、記録媒体24に記録す
る画像である。ここでは、メモリ20C上で合成する際
に、データの欠落部分ができる限り発生しないように、
動き方向のパターンにそって継ぎ目を抽出し、このよう
に抽出した継ぎ目に従って各画面の画像を形成する。こ
のときには、画像データ記録後に画像位置アドレスを記
録する際に、動きベクトル・データも記録する必要があ
る。これにより、再生時に、斜め方向についても、自然
に各画像をつなぐことができる。
【0049】上記実施例では、画像データの欠落部分が
発生した場合に、全く最初からパンをやり直さなければ
ならないが、補充的なパンにより欠落データを穴埋め又
は補充できれば便利である。即ち、図13に示すよう
に、電子ビュー・ファインダ34上につなぎ撮りの情報
を表示して、既存記録画像のデータ欠落部分を包含する
ように、符号40で示す領域の画像を撮像素子12で撮
影する。そして、マッチング演算によりデータ欠落部分
の継ぎ目を探し、欠落部分を補充する。
【0050】このようにして継ぎ目が見つかり穴埋めが
終了すると、スルー画面が間欠表示となる。これを受け
て、ユーザは次のデータ欠落部分を補充できる方向にカ
メラをパンする。このようにして、順次、データ欠落部
分を補充する。
【0051】上記実施例では、パンして撮影した画像を
つなぐ際に画像が部分的に欠落する様子を電子ビュー・
ファインダに表示するようにしたので、合成結果を予測
でき、超ワイドな画像の作成が容易になる。また、つな
ぎの状態を表示するので、ユーザの学習効果も期待でき
る。
【0052】撮影レンズの収差の影響でスムーズなつな
ぎが困難になると予想される場合には、予め、そのよう
な収差の影響を補正してから上述のつなぎ処理を行なう
ようにすればよい。つなぎの部分に動きのある被写体が
来たときには、メモリ上でデータを置き換えて、どちら
かのフィールドのデータとして固定すればよい。
【0053】次に、このように合成して記録媒体24に
記録した画像を再生する再生装置を説明する。図14
は、その一実施例の概略構成ブロック図を示す。50は
記録媒体24のように、超ワイド画となる複数の静止画
像が記録された記録媒体、52は記録媒体50の読み出
し、並びに画像メモリ54の書き込み及び読み出しを制
御するデータ制御回路、56はデータ制御回路52から
の画像データをモニタ出力用に処理するプロセス回路、
58はモニタ60を制御する表示制御回路、62は全体
を制御するシステム制御回路、64はシステム制御回路
62に所定の指示を入力する操作装置である。
【0054】操作装置64の操作パネル面を図15に示
す。66は、表示モードの切換えを指示するMODEス
イッチ、68,70,72,74はスクロールや画面の
切り換えを指示する矢印キー、76は表示の設定の切換
えを指示するDispスイッチである。
【0055】図16、図17及び図18に示すフローチ
ャートを参照して、図14に示す再生装置の再生動作を
説明する。
【0056】先ず、データ制御回路52は、記録媒体5
0から、記録されている画像データの先頭に記録されて
いる画像位置アドレス・データを読み込む(S31)。
これにより、1枚のワイド画が何枚の静止画で構成され
ているかを知ることができる。ワイド画全体を表示する
には、適当な画素を間引く必要があり、システム制御回
路62はデータ制御回路52にその間引きのためのフィ
ルタを設定する。
【0057】次に、データ制御回路52は記録媒体50
から順次、画像データを読み出し、上述のフィルタで間
引いた画像データを画像メモリ54に格納する(S3
2)。データ制御回路52は、画像メモリ54に格納さ
れた画像データを読み出し、プロセス回路56及び表示
制御回路58を介してモニタ60に印加する(S3
3)。即ち、プロセス回路56は、画像メモリ54に格
納される全体画像に所定の信号処理を施し、表示制御回
路58が、プロセス回路56の出力をモニタ60での映
像表示に適した信号に変換して、モニタ60に印加す
る。これが全体表示モードであり、図19に示すような
表示状態になる。図19では、全部で8枚の静止画から
なるワイド画を例示している。
【0058】MODEスイッチ66の操作により、表示
モードを変更できる(S35〜39)。即ち、MODE
スイッチ66のオン操作により、上述の全体表示モー
ド、超ワイド画の一部を大きく表示すると共に超ワイド
画の中での位置を表示する両方表示モード、及び、部分
画像のみを表示する部分表示モードが循環する。なお、
両方表示モードには、大きく表示する部分画像の画面内
で、再生画像をスクロール表示する第1の両方表示モー
ドDisp#1と、再生画像を切り換え表示する第2の
両方表示モードDisp#2がある。第1の両方表示モ
ードDisp#1の表示態様を図20に、第2の両方表
示モードDisp#2の表示態様を図21に示す。部分
表示する位置は、全体表示中で色又は特有パターン(図
20及び図21では斜線)により表示される。
【0059】MODEスイッチ66の最初のオン操作に
より(S34)、図20に示す両方表示モードDisp
#1になる(S35,36)。両方表示モードのモード
Disp#1では、矢印キー68,70,72,74に
応じて、再生画像をスクロール表示する(S43,4
5)。即ち、システム制御回路62は矢印キー68〜7
4の操作時間及び/又は押圧の強さに応じた移動命令を
データ制御回路52に指令し、データ制御回路52はこ
の移動命令に応じて、画像メモリ54に格納されている
画像データを当該画像メモリ54上で指定方向に移動す
ると共に、不足する画像データで必要なデータを記録媒
体50から読み出し、画像メモリ54に格納する。
【0060】両方表示モードでDispスイッチ74を
操作すると(S46)、モードDisp#1からモード
Disp#2、又はモードDisp#2からモードDi
sp#1に切り換わる(S47)。
【0061】モードDisp#2では、矢印キー68,
70,72,74に応じて、再生画像を切換え表示する
(S43,44)。即ち、画像1−2を再生表示してい
るときに、矢印キー74をオンすると、データ制御回路
52は画像1−3のデータを記録媒体50から読み出し
て画像メモリ54に格納し、モニタ60の所定箇所に表
示されるようにする。
【0062】両方表示モードになっている状態で、MO
DEスイッチ66が操作されると(S37)、両方表示
モードのときにモードDisp#1であれば全体表示モ
ードになり(S38)、両方表示モードのときにモード
Disp#2であれば、部分表示モードになる(S3
8,39)。
【0063】部分表示モードでは、超ワイド画の部分画
像のみを表示する。モニタ60における表示態様を図2
2に示す。部分表示モードでは、図18に示すように、
矢印キー68,70,72,74に応じて、再生画像を
スクロール表示する(S48,49)。図22に示すよ
うに、再生画像にスクロール可能な方向を示す矢印を重
畳表示する。例えば、画像1−1が表示されている場
合、モニタ画面に表示される矢印は右方向と下方向のみ
である。
【0064】部分表示モードで、MODEスイッチ66
が操作されると(S50)、部分表示モードを抜け、両
方表示モードのモードDisp#2に復帰する。
【0065】両方表示モードでは、図20及び図21に
示すように、部分画像の表示エリアの外側に全体内の位
置を示す画像を表示したが、所謂ピクチャー・イン・ピ
クチャーのように重畳表示してもよい。また、上記実施
例では、両方表示モードのモードdisp#2から部分
表示モードに移行するようにしたが、画像をスクロール
表示する点では、モードDisp#1と類似しており、
モードDisp#1から部分表示モードに移行するよう
にしてもよい。更には、ワークステーションやパーソナ
ル・コンピュータで利用されているウインドウ表示シス
テムを活用し、部分画像の表示エリアの大きさを拡大縮
小できるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0066】なお、記録媒体24には、画像情報を可逆
又は非可逆圧縮してから記録してもよいことは明らかで
ある。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、複数の静止画から精確に継ぎ足さ
れた任意の大きさの超ワイド画を形成できる。画像処理
を使って自動的に継ぎ足していくので、継ぎ目に不自然
さが目立つことがない。特に、個々の静止画で充分な解
像度を具備するので、例えばマルチスクリーン用の映像
ソースとして利用価値が高い。専用モニタを用いずに、
既存の解像度のモニタを用いてこの超ワイド画を再生表
示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例でのマッチング・テンプレートとベ
クトル方向パターンである。
【図3】 パンの方向例である。
【図4】 図1の動作フローチャートの一部である。
【図5】 図1の動作フローチャートの一部である。
【図6】 図1の動作フローチャートの一部である。
【図7】 メモリ20A,20B,20Cの遷移状態図
である。
【図8】 図7に対するタイミング図である。
【図9】 遅いパンに対するメモリ20A,20B,2
0Cの遷移状態図である。
【図10】 図9に対するタイミング図である。
【図11】 右斜め方向パンのときの動作説明図であ
る。
【図12】 電子ビュー・ファインダ34の表示であ
る。
【図13】 不足データを穴埋めする際の、電子ビュー
・ファインダ34の表示である。
【図14】 再生装置の一実施例の概略構成ブロック図
である。
【図15】 図14の操作装置64の操作パネル面を示
す図である。
【図16】 図14の動作フローチャートである。
【図17】 図14のS41の詳細なフローチャートで
ある。
【図18】 図14のS40の詳細なフローチャートで
ある。
【図19】 全体表示モードでのモニタ画面60の表示
態様である。
【図20】 両方表示モードのモードDisp#1のモ
ニタ画面60の表示態様である。
【図21】 両方表示モードのモードDisp#2のモ
ニタ画面60の表示態様である。
【図22】 部分表示モードのモニタ画面60の表示態
様である。
【符号の説明】
10:撮影レンズ 12:撮像素子 14:サンプル・
ホールド回路 16:A/D変換器 18:プロセス回
路 20A,20B,20C:画像メモリ 22:メモ
リ制御回路 24:記録媒体 26:動き検出回路 2
8:フィルタ 30:マッチング回路 32:ベクトル
演算回路 34:電子ビュー・ファインダ 36:タイミング制御回路 50:記録媒体 52:デ
ータ制御回路 54:画像メモリ 56:プロセス回路
58:表示制御回路 60:モニタ 62:システム
制御回路 64:操作装置 66:MODEスイッチ
68,70,72,74:矢印キー 76:Dispス
イッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の撮影画像を合成処理して、超ワイ
    ド画を夫々部分的に構成する複数の静止画を形成し、記
    録媒体に記録する撮像装置であって、光学像を電気信号
    に変換する撮像手段と、少なくとも2画面分の記憶容量
    を具備し、当該撮像手段による撮影画像を順次記憶する
    第1の画像メモリ手段と、合成処理後の画像を記憶する
    第2の画像メモリ手段と、当該第1の画像メモリ手段に
    記憶される画像間の演算により時間的に遅い入力画像か
    ら新規な画像部分を検出し、当該第2の画像メモリ手段
    に格納する演算制御手段とを設け、合成処理により当該
    第2の画像メモリ手段上で完成した画像を当該記録媒体
    に順次、記録することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 合成画像情報と共に、各合成画像の画像
    位置アドレス情報を記録媒体に記録する請求項1に記載
    の撮像装置。
  3. 【請求項3】 一連の入力画像を合成処理することによ
    り、超ワイド画を夫々部分的に構成する複数の静止画を
    形成する画像処理装置であって、少なくとも2画面分の
    記憶容量を具備し、当該入力画像を順次記憶する第1の
    画像メモリ手段と、合成処理後の画像を記憶する第2の
    画像メモリ手段と、当該第1の画像メモリ手段に記憶さ
    れる画像間の演算により時間的に遅い入力画像から新規
    な画像部分を検出し、当該第2の画像メモリ手段に格納
    する演算制御手段とからなることを特徴とする画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 合成画像情報と共に、各合成画像の画像
    位置アドレス情報を記録媒体に記録する請求項3に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 1つの画像情報を複数の部分画像に分割
    して記録する記録媒体の記録情報を再生する画像再生装
    置であって、全体画像を表示するモード、各部分画像を
    表示するモード、及び、2以上の隣接する部分画像を合
    成し、指定部分を表示するモードを具備することを特徴
    とする画像再生装置。
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