JPH06121043A - 通信システム - Google Patents
通信システムInfo
- Publication number
- JPH06121043A JPH06121043A JP17015991A JP17015991A JPH06121043A JP H06121043 A JPH06121043 A JP H06121043A JP 17015991 A JP17015991 A JP 17015991A JP 17015991 A JP17015991 A JP 17015991A JP H06121043 A JPH06121043 A JP H06121043A
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- JP
- Japan
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- signal
- telephone
- called
- calling
- tone signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 呼出音信号や話中音信号など、通信システム
の使用時に無意味な音響を聞き続けて無駄な時間が経過
する事態を防止し、使用効率を格段に向上した通信シス
テムを提供することである。 【構成】 発呼側電話機３ｔから発呼動作を行い、発呼
側交換局１ｔにダイヤル信号を送信すると、発呼側交換
局１ｔは被呼側交換局１ｒに被呼機識別信号を伝送する
とともに、発呼側電話機３ｔに呼出音信号を送出する。
このとき前記呼出音信号に代えて各種公的な報知や民間
企業の企業広告あるいは製品広告を送出する。
の使用時に無意味な音響を聞き続けて無駄な時間が経過
する事態を防止し、使用効率を格段に向上した通信シス
テムを提供することである。 【構成】 発呼側電話機３ｔから発呼動作を行い、発呼
側交換局１ｔにダイヤル信号を送信すると、発呼側交換
局１ｔは被呼側交換局１ｒに被呼機識別信号を伝送する
とともに、発呼側電話機３ｔに呼出音信号を送出する。
このとき前記呼出音信号に代えて各種公的な報知や民間
企業の企業広告あるいは製品広告を送出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電話機が交換局
と回線網とを介して接続され、相互に通話などの通信を
行う通信システムに関する。
と回線網とを介して接続され、相互に通話などの通信を
行う通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】公衆回線網を介して電話機で相互に通話
を行おうとする場合、発呼側電話機のハンドセットを電
話機本体から取上げると、電話機からオフフック信号が
発生され、加入者線を介して交換局に送信される。交換
局は、これに対して発信音信号を返信し、ダイヤル式電
話機の場合にはダイヤル信号、プッシュボタン式電話機
の場合にはプッシュボタン信号（これらをダイヤル信号
と総称する）を待機する。ダイヤル信号が発呼側電話機
から送信されると、発呼側交換局は中継局などを介して
被呼側交換局に、被呼側電話機の識別データを送信す
る。
を行おうとする場合、発呼側電話機のハンドセットを電
話機本体から取上げると、電話機からオフフック信号が
発生され、加入者線を介して交換局に送信される。交換
局は、これに対して発信音信号を返信し、ダイヤル式電
話機の場合にはダイヤル信号、プッシュボタン式電話機
の場合にはプッシュボタン信号（これらをダイヤル信号
と総称する）を待機する。ダイヤル信号が発呼側電話機
から送信されると、発呼側交換局は中継局などを介して
被呼側交換局に、被呼側電話機の識別データを送信す
る。
【０００３】被呼側電話機が話し中でなければ、被呼側
交換局は被呼側電話機に呼出音信号を送信し、発呼側交
換局に呼出し中状態を示す制御信号を送信し、発呼側交
換局は、発呼側電話機に呼出音信号を送信する。被呼側
電話機のハンドセットが取上げられると、両者の間に通
話回線が形成され、通話が行われる。一方、被呼側電話
機が話し中であれば、被呼側交換局は話し中状態を示す
制御データを発呼側交換局に送信し、発呼側交換局は話
中音信号を、発呼側電話機に送信する。
交換局は被呼側電話機に呼出音信号を送信し、発呼側交
換局に呼出し中状態を示す制御信号を送信し、発呼側交
換局は、発呼側電話機に呼出音信号を送信する。被呼側
電話機のハンドセットが取上げられると、両者の間に通
話回線が形成され、通話が行われる。一方、被呼側電話
機が話し中であれば、被呼側交換局は話し中状態を示す
制御データを発呼側交換局に送信し、発呼側交換局は話
中音信号を、発呼側電話機に送信する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の通信
システムにおいては、発呼者は被呼側電話機のハンドセ
ットが取上げられるまで呼出信号音を聞き続けることに
なる。呼出信号音は４００Ｈｚの単一周波数の音響であ
り、単にこの音響を聞き続けることは無駄である。また
被呼側電話機が話し中の場合には、前述したような手順
で、発呼側電話機に話中音信号が送信されるが、１３３
Ｈｚの断続信号である話中音信号を聞き続ける場合もあ
り、このような場合も無駄が生じている。
システムにおいては、発呼者は被呼側電話機のハンドセ
ットが取上げられるまで呼出信号音を聞き続けることに
なる。呼出信号音は４００Ｈｚの単一周波数の音響であ
り、単にこの音響を聞き続けることは無駄である。また
被呼側電話機が話し中の場合には、前述したような手順
で、発呼側電話機に話中音信号が送信されるが、１３３
Ｈｚの断続信号である話中音信号を聞き続ける場合もあ
り、このような場合も無駄が生じている。
【０００５】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、呼出音信号や話中音信号など、通信システムの使用
時に無意味な音響を聞き続けて無駄な時間が経過する事
態を防止し、使用効率を格段に向上した通信システムを
提供することである。
し、呼出音信号や話中音信号など、通信システムの使用
時に無意味な音響を聞き続けて無駄な時間が経過する事
態を防止し、使用効率を格段に向上した通信システムを
提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、発呼側端末
と、発呼側端末に発呼側交換局および被呼側交換局を介
して接続される被呼側端末との間で通信を行うシステム
において、発呼側端末による発呼動作時に、発呼側交換
局から発呼側端末に送信される呼出音信号および話中音
信号の少なくとも一方に、発呼側交換局に予め記憶され
た音声信号を送信するようにしたことを特徴とする通信
システムである。
と、発呼側端末に発呼側交換局および被呼側交換局を介
して接続される被呼側端末との間で通信を行うシステム
において、発呼側端末による発呼動作時に、発呼側交換
局から発呼側端末に送信される呼出音信号および話中音
信号の少なくとも一方に、発呼側交換局に予め記憶され
た音声信号を送信するようにしたことを特徴とする通信
システムである。
【０００７】
【作用】本発明に従う通信システムにおいては、発呼側
端末による発呼動作を行う場合に、被呼側端末が呼出さ
れている期間、発呼側交換局から発呼側端末に送信され
ている呼出音信号や、被呼側電話機が話し中の場合に、
やはり発呼側交換局から送信される話中音信号の少なく
ともいずれか一方に代えて、発呼側交換局に予め記憶さ
れた音声信号を送信するようにする。この音声信号は、
たとえば選挙の投票日の報知などの公的な報知内容や、
民間企業の宣伝など任意の種類の音声信号とすることが
できる。したがって発呼者は、前記呼出音信号や話中音
信号など、無意味な信号音を聞き続けて無駄な時間を消
費するに代えて、公的な行事の開催予定や民間企業の新
製品の情報など、有益な情報を聞くことができ、通信シ
ステムの使用効率が格段に向上される。
端末による発呼動作を行う場合に、被呼側端末が呼出さ
れている期間、発呼側交換局から発呼側端末に送信され
ている呼出音信号や、被呼側電話機が話し中の場合に、
やはり発呼側交換局から送信される話中音信号の少なく
ともいずれか一方に代えて、発呼側交換局に予め記憶さ
れた音声信号を送信するようにする。この音声信号は、
たとえば選挙の投票日の報知などの公的な報知内容や、
民間企業の宣伝など任意の種類の音声信号とすることが
できる。したがって発呼者は、前記呼出音信号や話中音
信号など、無意味な信号音を聞き続けて無駄な時間を消
費するに代えて、公的な行事の開催予定や民間企業の新
製品の情報など、有益な情報を聞くことができ、通信シ
ステムの使用効率が格段に向上される。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例の通信システムにお
ける交換局１に関連する構成を示すブロック図であり、
図２は通信システム２の構成を示すブロック図である。
通信システム２は、複数の電話機３が交換局１および回
線網５を介して相互に接続されて成る。ここで交換局１
は電話機３が発呼側となるときには、参照符号１，３に
添え字ｔを付して示し、被呼側となるときには、参照符
号１，３に添え字ｒを付して示す。
ける交換局１に関連する構成を示すブロック図であり、
図２は通信システム２の構成を示すブロック図である。
通信システム２は、複数の電話機３が交換局１および回
線網５を介して相互に接続されて成る。ここで交換局１
は電話機３が発呼側となるときには、参照符号１，３に
添え字ｔを付して示し、被呼側となるときには、参照符
号１，３に添え字ｒを付して示す。
【０００９】交換局１は、各電話機３のオフフック信号
を検出するオフフック検出部５と、電話機３からの前述
したダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出部６とを
含む。回線制御部７は、回線網４や各電話機３との電話
回線を開閉制御し、網制御部８は回線網４との信号の送
受を制御する。
を検出するオフフック検出部５と、電話機３からの前述
したダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出部６とを
含む。回線制御部７は、回線網４や各電話機３との電話
回線を開閉制御し、網制御部８は回線網４との信号の送
受を制御する。
【００１０】一方、交換局１には従来技術の項で説明し
た発信音、話中音および呼出音をそれぞれ発生する発信
音信号発生部９、話中音信号発生部１０および呼出音信
号発生部１１が設けられる。またこれらとは別個に、た
とえばＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）やＲＯＭ（リ
ードオンリメモリ）あるいはＥＥＰＲＯＭ（書込み／消
去可能なＲＯＭ）や磁気テープなどの記録媒体に、後述
するような音声を記録する音声記録部１２が用いられ
る。これらは、切換部１３で交換局１の後述するような
動作状態に基づいて、いずれか１つが選択され、対応す
る音響を電話機３に送信する。
た発信音、話中音および呼出音をそれぞれ発生する発信
音信号発生部９、話中音信号発生部１０および呼出音信
号発生部１１が設けられる。またこれらとは別個に、た
とえばＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）やＲＯＭ（リ
ードオンリメモリ）あるいはＥＥＰＲＯＭ（書込み／消
去可能なＲＯＭ）や磁気テープなどの記録媒体に、後述
するような音声を記録する音声記録部１２が用いられ
る。これらは、切換部１３で交換局１の後述するような
動作状態に基づいて、いずれか１つが選択され、対応す
る音響を電話機３に送信する。
【００１１】図３は電話機３の斜視図であり、図４は電
話機３の電気的構成を示すブロック図である。電話機３
には、交換局１に前記ダイヤル信号を送出するダイヤル
回路１４と、通話回路１５とが設けられ、通話回路１５
からの音声信号出力は、ハンドセット１６のスピーカ１
７に出力され、またハンドセット１６のマイク１８から
の音声信号は、通話回路１５を経て交換局１に送出され
る。また電話機３には、交換局１からの後述するような
呼出音信号に基づいて、再生される呼出音を記憶する記
憶部１９が備えられ、記憶部１９に記憶された音響デー
タは、ＣＰＵ（中央処理回路）２０の制御の下に再生制
御部２１によって読出されてスピーカ２２から再生され
る。
話機３の電気的構成を示すブロック図である。電話機３
には、交換局１に前記ダイヤル信号を送出するダイヤル
回路１４と、通話回路１５とが設けられ、通話回路１５
からの音声信号出力は、ハンドセット１６のスピーカ１
７に出力され、またハンドセット１６のマイク１８から
の音声信号は、通話回路１５を経て交換局１に送出され
る。また電話機３には、交換局１からの後述するような
呼出音信号に基づいて、再生される呼出音を記憶する記
憶部１９が備えられ、記憶部１９に記憶された音響デー
タは、ＣＰＵ（中央処理回路）２０の制御の下に再生制
御部２１によって読出されてスピーカ２２から再生され
る。
【００１２】このような電話機３は図３に示すように、
電話機本体２３と、前記ハンドセット１６とを含む。電
話機本体２３の操作面２４には、電話番号などを入力す
るための「０」，「１」，…，「９」などの数字釦や、
「＊」や「＃」などのキャラクタ釦を含む操作釦群２５
や、各種機能釦群２６が配置される。
電話機本体２３と、前記ハンドセット１６とを含む。電
話機本体２３の操作面２４には、電話番号などを入力す
るための「０」，「１」，…，「９」などの数字釦や、
「＊」や「＃」などのキャラクタ釦を含む操作釦群２５
や、各種機能釦群２６が配置される。
【００１３】図５は、通信システム２の動作を説明する
図である。図１〜図３を併せて参照する。図５（１）
は、発呼動作に引続いて通話が行われる場合を示す。発
呼側電話機３ｔにおいてハンドセット１６を電話機本体
２３から取上げると、交換局１に対してオフフック信号
Ｓ１が送信され、発呼側交換局１ｔのオフフック検出部
５は、オフフック信号Ｓ１を検出すると、切換部１３を
制御して発信音信号発生部９からの発信音信号Ｓ２を、
発呼側電話機３ｔに送信する。この段階で、発呼側交換
局１ｔは発呼側電話機３ｔからのダイヤル信号が受付け
可能な状態となる。
図である。図１〜図３を併せて参照する。図５（１）
は、発呼動作に引続いて通話が行われる場合を示す。発
呼側電話機３ｔにおいてハンドセット１６を電話機本体
２３から取上げると、交換局１に対してオフフック信号
Ｓ１が送信され、発呼側交換局１ｔのオフフック検出部
５は、オフフック信号Ｓ１を検出すると、切換部１３を
制御して発信音信号発生部９からの発信音信号Ｓ２を、
発呼側電話機３ｔに送信する。この段階で、発呼側交換
局１ｔは発呼側電話機３ｔからのダイヤル信号が受付け
可能な状態となる。
【００１４】次に発呼側電話機３ｔからダイヤル信号Ｓ
３が送信されると、発呼側交換局１ｔはダイヤル信号検
出部６でこれを検出し、回線制御部７および網制御部８
を介して、被呼側交換局１ｒに被呼機識別信号Ｓ５を伝
送する。被呼側交換局１ｒは、当該被呼機識別信号Ｓ５
で指定される被呼側電話機３ｒが話し中状態であるかど
うかを検出し、話し中でなければ当該被呼側電話機３ｒ
に呼出音信号Ｓ６を送出する。被呼側電話機３ｒでは、
前記スピーカ２２から呼出音が発生する。
３が送信されると、発呼側交換局１ｔはダイヤル信号検
出部６でこれを検出し、回線制御部７および網制御部８
を介して、被呼側交換局１ｒに被呼機識別信号Ｓ５を伝
送する。被呼側交換局１ｒは、当該被呼機識別信号Ｓ５
で指定される被呼側電話機３ｒが話し中状態であるかど
うかを検出し、話し中でなければ当該被呼側電話機３ｒ
に呼出音信号Ｓ６を送出する。被呼側電話機３ｒでは、
前記スピーカ２２から呼出音が発生する。
【００１５】一方、発呼側交換局１ｔは、前記ダイヤル
信号Ｓ３を受信して、被呼機識別信号Ｓ５を被呼側交換
局１ｒに伝送した段階で切換部１３を制御して、呼出音
信号発生部１１からの呼出音信号Ｓ４を送出するか、あ
るいは音声記録部１２からの音声信号ＡＳを送出する。
信号Ｓ３を受信して、被呼機識別信号Ｓ５を被呼側交換
局１ｒに伝送した段階で切換部１３を制御して、呼出音
信号発生部１１からの呼出音信号Ｓ４を送出するか、あ
るいは音声記録部１２からの音声信号ＡＳを送出する。
【００１６】ここで、音声記録部１２に記録される音声
信号は、たとえば国政選挙あるいは都道府県市町村の首
長、あるいは当該自治体の議員選挙の投票日の報知や、
各種の公的な催しのスケジュールなどの報知を用いても
よく、あるいは発呼側交換局１ｔが設置される地域に対
応して、たとえば災害などの緊急事態に対応する各種情
報の報知あるいは命令の報知などを用いるようにしても
よい。また民間企業の企業広告あるいは新製品広告など
を用いてもよいのは勿論である。
信号は、たとえば国政選挙あるいは都道府県市町村の首
長、あるいは当該自治体の議員選挙の投票日の報知や、
各種の公的な催しのスケジュールなどの報知を用いても
よく、あるいは発呼側交換局１ｔが設置される地域に対
応して、たとえば災害などの緊急事態に対応する各種情
報の報知あるいは命令の報知などを用いるようにしても
よい。また民間企業の企業広告あるいは新製品広告など
を用いてもよいのは勿論である。
【００１７】このような音声信号が、たとえば民間企業
の各種広告類である場合には、複数種類の広告をたとえ
ばエンドレステープなどを用いて連続的に流すようにし
てもよい。またこのように呼出音信号Ｓ４が、民間企業
の広告などの音声信号ＡＳに変更される場合には、発呼
側電話機３ｔの所有者との特別の契約に基づいて、当該
発呼側電話機３ｔに対する通話料などを低減させる課金
処理も可能である。
の各種広告類である場合には、複数種類の広告をたとえ
ばエンドレステープなどを用いて連続的に流すようにし
てもよい。またこのように呼出音信号Ｓ４が、民間企業
の広告などの音声信号ＡＳに変更される場合には、発呼
側電話機３ｔの所有者との特別の契約に基づいて、当該
発呼側電話機３ｔに対する通話料などを低減させる課金
処理も可能である。
【００１８】被呼側電話機３ｒに対する呼出し状態のと
き、被呼側電話機３ｒでハンドセット１６が取上げられ
ると、被呼側交換局１ｒにオフフック信号Ｓ７が送信さ
れ、被呼側交換局１ｒはこれを受けて発呼側交換局１ｔ
に通話経路形成要求信号Ｓ８を送出する。発呼側交換局
１ｔはこれを受けて、発呼側電話機３ｔと被呼側交換局
１ｒとの間に通話経路を構成し、これにより発呼側電話
機３ｔと被呼側電話機３ｒとで通話Ｓ９を送受すること
ができる。
き、被呼側電話機３ｒでハンドセット１６が取上げられ
ると、被呼側交換局１ｒにオフフック信号Ｓ７が送信さ
れ、被呼側交換局１ｒはこれを受けて発呼側交換局１ｔ
に通話経路形成要求信号Ｓ８を送出する。発呼側交換局
１ｔはこれを受けて、発呼側電話機３ｔと被呼側交換局
１ｒとの間に通話経路を構成し、これにより発呼側電話
機３ｔと被呼側電話機３ｒとで通話Ｓ９を送受すること
ができる。
【００１９】図５（２）は被呼側電話機３ｒが話し中の
場合を示す。発呼側電話機３ｔがオフフック状態となっ
た後、ダイヤル信号Ｓ３を発呼側交換局１ｔに送信し、
発呼側交換局１ｔが被呼側交換局１ｒに被呼機識別信号
Ｓ５を伝送するまでは、図５（１）における説明と同様
である。ここで前述したように被呼側交換局１ｒは、被
呼側電話機３ｒが話し中であるかどうかを検出し、話し
中であれば発呼側交換局１ｔに話中状態信号Ｓ１０を伝
送する。発呼側交換局１ｔはこれを受けて切換部１３を
制御し、話中音信号発生部１０からの話中音信号Ｓ１１
を発呼側電話機３ｐに送出する。これにより発呼側電話
機３ｔでは話中音を聞くことになる。
場合を示す。発呼側電話機３ｔがオフフック状態となっ
た後、ダイヤル信号Ｓ３を発呼側交換局１ｔに送信し、
発呼側交換局１ｔが被呼側交換局１ｒに被呼機識別信号
Ｓ５を伝送するまでは、図５（１）における説明と同様
である。ここで前述したように被呼側交換局１ｒは、被
呼側電話機３ｒが話し中であるかどうかを検出し、話し
中であれば発呼側交換局１ｔに話中状態信号Ｓ１０を伝
送する。発呼側交換局１ｔはこれを受けて切換部１３を
制御し、話中音信号発生部１０からの話中音信号Ｓ１１
を発呼側電話機３ｐに送出する。これにより発呼側電話
機３ｔでは話中音を聞くことになる。
【００２０】本発明では、この話中音信号Ｓ１１に代え
て、前述したような音声信号ＡＳとすることが可能であ
る。この場合、呼出音信号Ｓ４に取替えられた音声信号
ＡＳと区別する必要があるため、たとえば前記各種報知
文あるいは広告の合間に、現在が呼出状態である旨、あ
るいは被呼側電話機３ｒが話し中である旨のメッセージ
を繰返し流すようにしてもよい。
て、前述したような音声信号ＡＳとすることが可能であ
る。この場合、呼出音信号Ｓ４に取替えられた音声信号
ＡＳと区別する必要があるため、たとえば前記各種報知
文あるいは広告の合間に、現在が呼出状態である旨、あ
るいは被呼側電話機３ｒが話し中である旨のメッセージ
を繰返し流すようにしてもよい。
【００２１】以上のようにして本実施例では、電話機３
を用いて通話を行おうとする際に、被呼側電話機３ｒを
呼出している期間、無意味な呼出音信号を聞き続ける事
態が回避され、各種公的な報知や民間企業の企業広告あ
るいは新製品広告など有用な情報を聴取することができ
る。これにより使用効率が格段に向上された通信システ
ムを達成することができる。
を用いて通話を行おうとする際に、被呼側電話機３ｒを
呼出している期間、無意味な呼出音信号を聞き続ける事
態が回避され、各種公的な報知や民間企業の企業広告あ
るいは新製品広告など有用な情報を聴取することができ
る。これにより使用効率が格段に向上された通信システ
ムを達成することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、発呼側端
末による発呼動作を行う場合に、被呼側端末が呼出され
ている期間、発呼側交換局から発呼側端末に送信されて
いる呼出音信号や、被呼側電話機が話し中の場合に、や
はり発呼側交換局から送信される話中音信号の少なくと
もいずれか一方に代えて、発呼側交換局に予め記憶され
た音声信号を送信するようにする。この音声信号は、た
とえば選挙の投票日の報知などの公的な報知内容や、民
間企業の宣伝など任意の種類の音声信号とすることがで
きる。したがって発呼者は、前記呼出音信号や話中音信
号など、無意味な信号音を聞き続けて無駄な時間を消費
するに代えて、公的な行事の開催予定や民間企業の新製
品の情報など、有益な情報を聞くことができ、通信シス
テムの使用効率が格段に向上される。
末による発呼動作を行う場合に、被呼側端末が呼出され
ている期間、発呼側交換局から発呼側端末に送信されて
いる呼出音信号や、被呼側電話機が話し中の場合に、や
はり発呼側交換局から送信される話中音信号の少なくと
もいずれか一方に代えて、発呼側交換局に予め記憶され
た音声信号を送信するようにする。この音声信号は、た
とえば選挙の投票日の報知などの公的な報知内容や、民
間企業の宣伝など任意の種類の音声信号とすることがで
きる。したがって発呼者は、前記呼出音信号や話中音信
号など、無意味な信号音を聞き続けて無駄な時間を消費
するに代えて、公的な行事の開催予定や民間企業の新製
品の情報など、有益な情報を聞くことができ、通信シス
テムの使用効率が格段に向上される。
【図１】本発明の一実施例の交換局１に関連する構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】通信システム２の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図３】電話機３の斜視図である。
【図４】電話機３の電気的構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】通信システム２の動作状態を説明する図であ
る。
る。
１ 交換局 １ｔ 発呼側交換局 １ｒ 被呼側交換局 ２ 通信システム ３ 電話機 ３ｔ 発呼側電話機 ３ｒ 被呼側電話機 １０ 話中音信号発生部 １１ 呼出音信号発生部 １２ 音声記録部 １３ 切換部
Claims (1)
- 【請求項１】 発呼側端末と、発呼側端末に発呼側交換
局および被呼側交換局を介して接続される被呼側端末と
の間で通信を行うシステムにおいて、 発呼側端末による発呼動作時に、発呼側交換局から発呼
側端末に送信される呼出音信号および話中音信号の少な
くとも一方として、発呼側交換局に予め記憶された音声
信号を送信するようにしたことを特徴とする通信システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17015991A JPH06121043A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17015991A JPH06121043A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06121043A true JPH06121043A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=15899780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17015991A Pending JPH06121043A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06121043A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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