JP3593580B2 - 電話装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明はページング機能を有する電話装置に関し、詳しくはページング時に放送された音声の内容を被ページング者によって確認可能な電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のページング機能を有する電話装置においては、外線からの着信があると、着信した電話機の外線を一旦保留状態にして、電話装置のページング機能により着信した電話機から被呼者の電話機に外線着信があった旨をアナウンスして一方的に被ページング者を呼び出す機能のみであった。
【0003】
被呼者はこの呼び出し放送により自分に対し着信呼び出しがあったことを知り、その電話機で応答する。
【0004】
しかし、被呼者が応答する場合に着信保留中の外線が1回線であれば、例え呼び出し放送の内容が不明瞭で着信した外線の番号が不明でも、その外線に応答すれば良いことが分かる。ところが、着信保留中の外線が複数あり、アナウンスの内容が不明瞭であると、どの回線に応答すれば良いのか分からず、再度呼び出し放送があるまで待たなければならない。
【0005】
一方、呼び出し操作の負担を軽減すべく、本願と同一出願人による特開平4−324740号、すなわち図2に示すような装置が知られている。図において1は主装置、2A〜2Dは電話機、3’は録音装置、4は切替部、5A〜5Bはスピーカである。
【0006】
しかして、例えば電話機2Bから呼び出し放送を行う場合、この電話機2Bにおいて特定のダイヤル操作(#90)を行う。主装置1はこのダイヤルを検出すると、録音装置3’を録音可能な状態にし、切替部4の接片40を出力端子4Aと接続し、電話機2Bの送話器を介してスピーカ5A〜5Bにより呼び出し放送を行う。この呼び出し操作が終了した時点で録音装置3’には呼び出し音声が録音される。2回めの呼び出しを行う際には他の特定ダイヤル操作(##)を行う。主装置1はこのダイヤルを検出すると、切替部4の接片40を出力端子4Bと接続し、録音装置3’を再生状態にして呼び出し音声を再生する。これにより何度も呼び出し操作を行う必要がなくなると言うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記装置を用いても呼び出し放送の内容が不明瞭な場合、再度呼び出し放送があるのを待って、その呼び出し放送の内容を確認しなければならない。また呼び出し放送を行う者が特定の者である場合、呼び出し操作は依然として特定の者に集中してしまい、労力の軽減を図るために十分な効果が得られないという問題があった。
【0008】
この発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、呼び出し放送を受けた被呼者がその呼び出し放送の内容が不明瞭なため、局線番号等が不明な場合でも、再度の呼び出し放送を待たないで外線応答が可能で、しかも呼び出し操作の分散により労力の軽減を図ることのできる電話装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る電話装置は、複数の電話機2A〜2Nを有する電話装置において、
複数の外線3と接続される外線接続手段6と、この外線接続手段6と接続されるとともに複数の電話機2A〜2Nと接続される電話機接続手段8と、この電話機接続手段8と接続され呼び出し放送を行う放送手段と、前記電話機接続手段8と接続され呼び出し放送の内容を録音し再生する録音/再生手段10a,bと、前記電話機接続手段8を介して電話機2A〜2Nからアクセスコードがダイヤルされたことを確認すると前記録音/再生手段10a,bに録音された呼び出し放送の内容を最も新しいものから順次前記放送手段に対し送出させる制御手段7とを備えることとした。
【0010】
【作用】
呼び出し放送が不明瞭であったり、再度確認する必要がある場合には、呼び出し放送の内容を予め録音しておき、必要に応じてその録音内容を必要な者が再生して聞くことができれば、再度同じ内容の呼び出し放送を行う必要がなくなる。その際、録音された呼び出し放送の内容の内、最も新しい内容のものが一番確認の必要な頻度が高く、古くなるにつれてその頻度は減少するため、最新の内容のものから順次確認できるようにする。
【0011】
ここで、外線接続手段6は主装置1と外線3を接続し、外線3からの着信や発信を制御手段7により制御する。電話機接続手段8は主装置1と各ボタン電話機2A〜2Nを接続して、制御手段7の指示によりダイヤル信号、リンガー信号、通話信号等の授受を行う。放送手段9,5は電話機から入力された呼び出し信号を制御手段7が検出し、その指示により、電話機の送話器から電話機接続手段8を介して入力された呼び出し音声を外部に送出する。
【0012】
録音/再生手段10a,bは前記呼び出し放送を行う際、制御手段7からの指示によりその放送内容を録音し、電話機2Nからアクセスコードの入力があったことを制御手段7が検出すると、その指示により録音してある呼び出し放送の内容を最も新しいものから順次放送手段に対し送出する。
【0013】
【実施例】
以下、本発明に係る電話装置に関して図面を参照して詳細に説明する。 図1は本発明に係る電話装置の全体構成を示したブロック図である。
【0014】
図1において、1は電話装置(ボタン電話装置)の主装置、2A〜2Nは複数のボタン電話機、3は複数の外線、5は外部スピーカ、6は前記外線3と接続するための外線接続手段であるトランクインターフェイス、7は制御手段としての制御部でCPUおよびその周辺部品とその制御プログラムにより構成される。8は各電話機2A〜2Nと接続する電話機接続手段としてのボタン電話機インターフェイス部、9は外部スピーカ5と接続されて放送手段として作用する外部呼出放送インターフェイス部、10aは録音手段、10bは再生手段で、ともに磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、半導体記憶素子(ROM,RAM)等の記録媒体とその制御装置にて構成することが可能である。
【0015】
前記トランクインターフェイス部6には複数の外線3が接続されている。このトランクインターフェイス部6とボタン電話機インターフェイス部8は通話パス11にて接続され、ボタン電話機インターフェイス部8と外部呼出放送インターフェイス部9および録音手段、再生手段10a,bは通話パス12にて接続されている。また、ボタン電話機インターフェイス部8には複数のボタン電話器2A〜2Nが接続されている。
【0016】
さらに、制御部7と前記トランクインターフェイス部6、ボタン電話機インターフェイス部8、外部呼出放送インターフェイス部9および録音手段、再生手段10a,bはデータパス13で接続されている。
【0017】
次に本発明の動作について説明する。ここでは便宜上電話機2Aが電話機2Nに対して着信した外線に応答した場合について説明する。
【0018】
電話機2Aが応答して電話機2Nが被呼された事がわかると、応答者は電話機2Aを一時保留にして電話機2Nを呼び出す。電話機2Nが応答しないと、被呼者が居ないと判断し、応答者は電話機2Aから外線呼び出し用のダイヤルを押下する。
【0019】
この外線呼び出し用のダイヤル信号は、ボタン電話機インターフェイス部8を介して制御部7にデータパス13により伝達される。制御部7は電話機2A→ボタン電話機インターフェイス部8→通話パス12→外部呼出放送インターフェイス部9→外部スピーカ5という呼び出し放送の経路を接続し、応答者が電話機2Aの送話器よりアナウンスすると外部スピーカ5よりその音声が送出される。
【0020】
このとき、制御部7は前記ボタン電話機インターフェイス部8と通話パス12を介して録音手段10aを接続し、前記呼び出し放送の内容を録音する。また、この録音手段10aにはそれ以前に録音された呼び出し放送の内容も、同様にして順次録音されている。
【0021】
一方、呼び出し放送を受けた被呼者は呼び出し放送の内容が不明瞭なためどの外線にかかってきたか分からず、またその際に保留されている外線が複数存在する時等に、電話機2Nより予め決められたアクセスコード(特番)のダイヤルを押下する。
【0022】
ボタン電話機インターフェイス部8はこのアクセスコード(特番)を所定の信号に変換して、データパス13により制御部7に送出する。制御部7ではこのアクセスコード(特番)を検出すると、再生手段10b→通話パス12→ボタン電話機インターフェイス部8→該当する電話機2Nの経路を接続し、データパス13を介して再生手段10bを動作させ、録音された呼び出し放送の内容の内最新のものが電話機2Nの受話器から送出される。また、このとき外部呼出放送インターフェイス部9とも通話パスを接続すれば、外部スピーカ5から録音内容を放送することも可能である。
【0023】
また、このときに送出された呼び出し放送の内容が、上記操作を行った被呼者に対するものでない場合、さらに同じ操作を行うと、前回送出された呼び出し放送の一つ前の呼び出し放送の内容が送出される。このようにして新しい呼び出し放送の内容から古い呼び出し放送の内容に順次検索することができる。
【0024】
このように、録音された呼び出し放送の内容を単純に新しい順に再生するだけなので、録音手段、再生手段とも構造やその制御(例えばメモリアドレスを単純にインクリメント又はデクリメントするだけでよいので)が簡単なもので良く、設計が容易で低コストの装置とすることができる。
【0025】
そして、録音された呼び出し放送の内容を確認した被呼者は、再度の呼び出し放送を待たずに該当する保留中の外線3を判別し、これに応答することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電話装置によれば、呼び出し放送の内容を録音し、これを必要な電話機が最新の内容から順次再生して確認することができるので、呼び出し放送を受けた被呼者がその呼び出し放送の内容が不明瞭なため、局線番号等が不明な場合でも、再度の呼び出し放送を待たないで外線応答が可能で、しかも呼び出し操作の分散により労力の軽減を図ることができ、また、録音、再生手段の構造、制御が簡単である、と云う極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である装置の全体構成を示したブロック図である。
【図2】従来の着信応答操作の労力の改善を図る装置の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 主装置
2A〜2N 電話機
3 外線
3’ 録音装置
4 切替部
5 外部スピーカー
5A〜5B スピーカ
6 トランクインターフェイス部
7 制御部
8 ボタン電話機インターフェイス部
9 外部呼出放送インターフェイス部
10a 録音手段
10b 再生手段
11,12 通話パス
13 データパス
Claims (1)
- 複数の電話機を有する電話装置において、
複数の外線と接続される外線接続手段と、この外線接続手段と接続されるとともに複数の電話機と接続される電話機接続手段と、この電話機接続手段と接続され呼び出し放送を行う放送手段と、前記電話機接続手段と接続され呼び出し放送の内容を録音し再生する録音/再生手段と、前記電話機接続手段を介して電話機からアクセスコードがダイヤルされたことを確認すると前記録音/再生手段に録音された呼び出し放送の内容を最も新しいものから順次前記放送手段に対し送出させる制御手段とを備えることを特徴とする電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12970295A JP3593580B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12970295A JP3593580B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08307535A JPH08307535A (ja) | 1996-11-22 |
JP3593580B2 true JP3593580B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=15016093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12970295A Expired - Fee Related JP3593580B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3593580B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6490235B1 (en) | 1997-08-07 | 2002-12-03 | Sony Corporation | Storage and reproduction apparatus with rotary control element for controlling operations |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP12970295A patent/JP3593580B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08307535A (ja) | 1996-11-22 |
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