JPH0611873B2 - アルミナ被覆されたTiO2顔料粒子とその製法 - Google Patents

アルミナ被覆されたTiO2顔料粒子とその製法

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JPH0611873B2 JP58006755A JP675583A JPH0611873B2 JP H0611873 B2 JPH0611873 B2 JP H0611873B2 JP 58006755 A JP58006755 A JP 58006755A JP 675583 A JP675583 A JP 675583A JP H0611873 B2 JPH0611873 B2 JP H0611873B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高密度アルミナ(dense alumina)およびベーム
石アルミナ(boehmite alumina)の複合物(composite)で
被覆された二酸化チタン顔料ならびにそれらの製法に関
する。さらに特定していうと,本発明は高密度アルミナ
/ベーム石アルミナの複合物で構成された2〜6重量%
のアルミナをもった二酸化チタン顔料であって,白亜化
−退色(chalk-fade)反応に対する良好な抵抗性,高度の
光沢および勝れた分散性を呈するものに関する。
保護被覆を施すことによってその耐久性を改良するため
にTiO2を処理することは当業界において周知である。
米国特許3,437,502は,TiO2に高密度シリカ被覆に次い
でアルミナ被覆を施すことにより得られる,液体塗料中
で高い不透明性と著しい易分散性を有する改良されたTi
O2顔料を記載している。
米国特許3,928,057は,高度の遮蔽力と耐久性をもった
顔料を達成するために,多孔性シリカもしくはアルミナ
の第一の被覆およびこの多孔性被覆上にシリカの高密度
被覆を有するTiO2顔料を開示している。
米国特許3,523,810は,ラテックス塗料組成物に勝れた
粘度安定性を与えるであろうTiO2を提供するために,直
径が少くとも50Åの結晶寸法を有するベーム石アルミ
ナで被覆したTiO2顔料を開示している。
米国特許4,022,636は,TiO2を最初無定形アルミナで,
次いでベーム石アルミナで被覆することによって,プラ
スチツク系に対して改良された材料取扱い特性を有する
TiO2顔料の製法を開示している。しかしながら,被覆さ
れたアルミナの全体の水準は,光沢,分散性および白亜
化−退色抵抗性が共に要求される塗料系に対し満足な製
品を提供するためには不十分である。このような顔料
は,本発明の顔料の白亜化−退色抵抗性,光沢および分
散性を呈しないであろう。
米国特許1,368,601は,改良された光沢保持性および白
亜化抵抗性をもったTiO2顔料を製造するために,TiO2
アルミナで被覆し,次いでこのアルミナ被覆の一部を溶
解し去り,そして水和チタニア(hydrous titania)およ
びさらにアルミナの第二の被覆を施すことを開示してい
る。
従来、高密度シリカを顔料上に析出させることによっ
て,ルチルTiO2顔料に対して耐久性が達成されている。
顔料の処理性とともに光沢および分散性を高めるために
シリカ被覆上にアルミナ被覆が施されている。シリカ被
覆のみを有するルチルTiO2顔料の光沢と分散性はアルミ
ナ被覆をもったルチルTiO2顔料より劣る。しかしなが
ら,全部ベーム石アルミナであるアルミナ被覆は白亜化
−退色抵抗性を与えない。
ここに,アルミナの全重量がTiO2を基準として2〜6重
量%である,高密度アルミナおよびベーム石アルミナの
複合被覆であって,この複合物は高密度アルミナ対ベー
ム石アルミナの重量比8:1〜1:2で存在する高密度
およびベーム石アルミナを有し,この高密度アルミナは
その中に含まれている硫酸イオンがアルミニウム対硫酸
イオンの重量比で10:1〜1.3:1であると定義され
るもの,を有するTiO2粒子からなる耐久性のTiO2顔料が
発見された。
本発明はアルミナ被覆を有するTiO2ルチル顔料であっ
て,光堅牢性(白亜化−退色抵抗性)とともに勝れた光
沢および分散性を呈するものを提供する。
本TiO2顔料は,一部分は白亜化−退色抵抗性を達成する
ために(硫酸塩を含む)高密度アルミナであり,一部は
許容可能な光沢および分散性をともに達成するために,
水和されたアルミナの形である,ベーム石であるアルミ
ナ被覆を有する。
本発明の複合被覆は,四塩化チタンの蒸気相酸化による
か,または硫酸チタンの加水分解で製造されたTiO2粒子
に施される。TiO2を基準として2〜6重量%のアルミナ
を有し,そのアルミナが8:1〜1:2の重量比で高密
度アルミナ対ベーム石アルミナを含み,そしてアルミニ
ウム対硫酸イオンの重量比が10:1〜1.3:1である
耐久性のTiO2顔料の製法は (a)ルチルTiO2顔料を攪拌しながら水に加えてスラリー
を形成すること; (b)このようにして調製されたスラリーを40〜90℃
に加熱すること; (c)このスラリーに可溶性塩基性アルミニウム化合物お
よび/または無機塩基を加えてpHを7.0〜9.5にするこ
と; (d)十分量の可溶性アルミニウム化合物を加えて,TiO2
を基準として0.5〜2重量%のアルミナの全部を析出さ
せ,この間,pHを7.0〜9.5に保持すること; (e)酸を用いてpHを5.2〜6.5まで低下させること; (f)十分量の可溶性アルミニウム化合物を加えて,所望
量の硫酸イオンの存在下にTiO2を基準として全アルミナ
の2〜6重量%を析出させ,この間,pHを5.2〜6.5,温
度を40〜65℃に保持すること; (g)任意的に,スラリーを40〜65℃で1〜180分
間攪拌すること;および (h)このようにして処理されたTiO2を,可溶性塩を含ま
ないように分離し,洗浄すること;からなる。
上記の製法はTiO2上にベーム石アルミナを析出すること
および次いで高密度アルミナを,高密度およびベーム石
アルミナの複合被覆が形成される条件下で析出すること
を含む。
参考までに述べると、複合被覆の別の製法は,最初TiO2
上に高密度アルミナを析出すること,次いでこの高密度
アルミナを,この高密度アルミナが若干ベーム石アルミ
ナに転化する条件に曝すことを含む。したがって,TiO2
に基いて2〜6重量%のアルミナを有し,そのアルミナ
が高密度対ベーム石アルミナとして8:1〜1:2の重
量比およびアルミニウム対硫酸イオンの重量比として1
0:1〜1.3:1を有する耐久性のTiO2顔料の別の製法
は (a)ルチルTiO2顔料を攪拌しながら水に加えてスラリー
を形成すること; (b)このようにして調製されたスラリーを30〜60℃
に加熱すること; (c)pHを5.2〜6.5に調節すること; (d)十分量の可溶性アルミニウム化合物を加えて,所望
量の硫酸イオンの存在下にTiOを基準として全アル
ミナの2〜6重量%を析出させ,この間pHを5.2〜6.5,
温度を30〜65℃に保持すること; (e)スラリーを30〜65℃で5〜180分攪拌するこ
と; (f)pHを7.0〜9.5に調節すること; (g)スラリーを5〜60分間,40〜70℃で攪拌し,
その間pHを7.0〜9.5に保持すること; および (h)このようにして処理されたTiO2を可溶性塩を含まな
いように分離し,水洗すること; を含む。
本発明の高密度およびベーム石アルミナの複合物の構造
は,改良された耐久性,光沢および分散性をもったTiO2
を提供する。本発明の範囲外の複合物の構造は所望の白
亜化抵抗性,光沢および分散性を与えない。例えばベー
ム石アルミナに比較してより高い水準の高密度アルミナ
の場合は,白亜化−退色抵抗性はより高くなるが,分散
性と光沢はぎりぎりの値である。
本発明の複合被覆TiO2顔料粒子はベーム石アルミナの第
1層と高密度アルミナの第2層からなるとはいえ、画然
たる2層の区別があるわけではなく、ベーム石アルミナ
は多孔性であるから、高密度アルミナはその中に分散浸
透し境界は明確ではない。
高密度アルミナは,その中に強く吸着されている硫酸イ
オンを,アルミニウム対硫酸イオンの重量比10:1〜
1.3:1で有するアルミナである。アルミナは,そのア
ルミナを硫酸イオンとともに温度30〜65℃,pH5.2
〜6.5で一定時間キュアーすることによって高密度化さ
れる。沈澱もしくはキュアリング中の温度がより高い,
例えば90℃であると,所望の硫酸イオンより少くしか硫
酸イオンが保持されないことになる。同様に,pH範囲外
で沈澱およびキュアリングすると硫酸イオン保持量が影
響される。
ベーム石は吸着水を含むアルミナの結晶質の形態であ
る。水は,通常,Al(OH)6の八面体の層間にランダムま
たは規則的な配置の両方で挿入されている。
高密度アルミナはTiO2顔料に耐久性,例えば白亜化−退
色抵抗性により測定される耐光堅牢性を与える。ベーム
石アルミナはTiO2顔料の光沢および分散性を高める。
本発明の,改良された耐久性,光沢および分散性を有す
る顔料を形成するのに用いられるTiO2はルチルTiO2であ
る。
硫酸イオンは種々のソース(起源)からのものでよい。
それはそのアルミナを沈澱させるのに用いた酸,例えば
硫酸からのものでもよい。それはそのアルミナと同じソ
ースからのもの,例えばAl2(SO4)3でもよい。また,ス
ラリーが十分の硫酸イオンを含んでいないとき,そのス
ラリー中へ別途加えてもよい。例えば,アルミナのソー
スとしてアルミン酸ナトリウムを用い,酸としてHClを
用いるならば,硫酸ナトリウムのような可溶性硫酸塩を
加えて硫酸イオンを与えることができる。本方法を妨害
しない任意の無機硫酸塩は可溶性硫酸塩のソースとして
使用可能である。
本発明の可溶性アルミニウム化合物は必要とされるアル
ミナを与える。可溶性アルミニウム化合物は塩基性もし
くは酸性のアルミニウム塩でよい。このような化合物の
代表例としてはアルミン酸ナトリウム,アルミン酸カリ
ウム,硫酸アルミニウム,塩化アルミニウムなどが含ま
れる。このようにして,ある場合には,塩基性アルミニ
ウム塩を用いてアルミナを与えるとともにpHを調節する
のが好都合である。
高密度対ベーム石アルミナの好ましい比率は5:1〜
1:2である。高密度アルミナ中のアルミニウム対硫酸
イオンの好ましい比率は5:1〜1.3:1である。アル
ミナのソースを加える前のスラリーの好ましいpHは1.5
〜3である。好ましいアルミナのソースはアルミン酸ナ
トリウムと硫酸アルミニウムである。最も好ましいアル
ミナのソースはアルミン酸ナトリウムである。pH調節の
ための好ましい酸は硫酸である。pH調節のための好まし
い塩基は水酸化ナトリウムである。TiO2上に複合被覆を
形成する好ましい方法には,そのTiO2をベーム石形成条
件に曝した後,高密度アルミナを生成する条件下でアル
ミナを析出させることが含まれる。
可溶性アルミニウム化合物の添加の後もしくは一緒に,
TiO2スラリーにピロリン酸四カリウムを添加すると,本
発明の複合のアルミナだけで達成された耐久性よりさら
に改良された耐久性をもった顔料が得られることもま
た,驚くべきことに発見された。一般に,TiO2を基準と
して0.1〜0.4重量%のピロリン酸四カリウムを加えると
改良された結果が達成される。ピロリン酸四カリウムは
可溶性アルミニウム化合物と同時に加えるかもしくは可
溶性アルミニウム化合物の添加の後であるが,スラリー
を180分までの時間攪拌することによりキュアリング
を完了する前に加えてもよい。
本発明の方法で,可溶性アルミニウム化合物をTiO2スラ
リーにpH7.0〜9.5,温度40〜90℃で加えると,ベー
ム石アルミナが生成する。ベーム石を生成する好ましい
条件は45〜50℃,pH8〜9である。次に,pH5.2〜
6.5でアルミナを析出すると,40〜65℃で処理して
いる間に高密度アルミナを生成することになる。高密度
アルミナを析出するための好ましい条件はpH5.7〜6.5,
温度45〜60℃である。被覆された生成物を,pH5.2
〜6.5,温度45〜60℃に維持しておいて,任意的に
キュアーしてもよい。被覆された生成物を1〜180分
間,pH5.2〜6.5,温度40〜65℃でキュアーするのが
好ましい。高密度アルミナのベーム石アルミナへの転化
は条件に敏感で,したがって商業的操作でコントロール
するのがより困難であるから,この方法が好ましい。ベ
ーム石アルミナは,この方法の高いpHで生成された後,
低いpHで安定である。高密度アルミナは低いpHで生成さ
れるがこの方法の高いpHで安定でない。
先に参考までに述べた方法では可溶性アルミニウム化合
物をTiO2のスラリーに,pHを5.2〜6.5に調節してから加
える方法では,30〜65℃で5〜180分間キュアー
したとき高密度アルミナが生成する。スラリーの好まし
い最初のpHは,可溶性アルミニウム化合物がアルミン酸
ナトリウムもしくはカリウムであるときは,1.0〜3.5で
ある。次いで高密度アルミナを処理してベーム石アルミ
ナを生成するには,45〜60℃,pH8〜9で5〜40
分間の処理が好ましい。このようにして最初にTiO2上に
析出したアルミナは高密度アルミナであるが,これが一
部ベーム石アルミナに転化して,複合の高密度およびベ
ーム石構造を形成する。
pH調節に任意の無機塩基を用いることができる。好まし
い塩基は水酸化ナトリウムである。代表的な例には水酸
化ナトリウム,水酸化カリウムおよび水酸化アンモニウ
ムが含まれる。
本発明には,含まれる条件下で所望のpHを達成するに十
分な酸強度を有する任意の酸を用いることができる。代
表的な例にはHCl,H2SO4,HNO3,酢酸,H3PO4などが含ま
れる。
以下に述べる実施例、参考例、対照において、耐光堅牢
度、分散性および光沢度は次のようにして測定された。
耐光堅牢度はTiO顔料の対紫外線反応の尺度となる
触媒活性試験によって測定された。この試験は紫外線に
よって活性化された顔料による炭酸鉛の金属鉛への還元
に基づいている。空気でシールされたTiO顔料とと
もに有機媒質中に分散された炭酸鉛が紫外線照射によっ
てTiOの耐光堅牢度に従って、白色から黒色に変化
する。顔料が光によく反応する場合には紫外線に曝され
た試料は灰色から黒色に変化する。顔料が堅牢である場
合はわずかに灰色になるのみである。色はマンセル(Mun
sell)明度標準に従って評価した。堅牢度が高いほど、
顔料は耐久性が高い。
分散性は次のようにして決定された。顔料を低剪断条件
下で展着剤中に分散し、TFW(Testing Formula Whit
e)-124と呼ばれるペイント処方を用いて、高速長時間か
ら低速短時間の間でグラインドし、顔料の微細度、分散
粒子の分布を観察して評価した。微細度はヘグマン・ゲ
ージ(Hegmangauge)によった。
光沢度(30-J)は次のようにして測定された。仕上げられ
た乾燥した顔料と、高光沢、低光沢の標準試料をアルキ
ド樹脂の展着剤中に分散してペイントにし、サンドミル
にかけて、樹脂とシンナーでスプレイできる濃度に調整
する。アルミニウムのテストパネルに均一な厚さと表面
性状が現われるようにセットされた自動噴霧装置でペイ
ントを塗布し、焼き付ける。このように調製された試料
に20°の角度の反射光を測定し、高低両標準試料との
関係において計算した。
次の実施例により本発明をさらに説明する。
実施例1(最初にベーム石アルミナを生成し,次に高密
度アルミナを生成することによる本発明の製品の製法) 攪拌しながら容器中で,6200gのルチルTiO2顔料を
15.5の水中で60℃に加熱した。そのpHは3.85であっ
た。63mlの濃H2SO4を加えて顔料スラリーのpHを1.5ま
で低下させた。34mlの50%NaOHおよび196mlのアル
ミン酸ナトリウム溶液(315gAl2O3/)を用い15
分間かけてpHを8.5に調節した。これによりTiO2を基準
として1%のベーム石アルミナが生成した。次いで,系
のpHを6mlの濃H2SO4を用いてpH=5.5に低下させた。3
0分間で393mlのアルミン酸ナトリウム溶液(315
gAl2O3/)全部を加え,その間濃H2SO4(125ml)を
用いてpHを5.5と6.0の間に保持した。アルミナ添加後,
スラリーを15分間,pH=5.7,温度60℃でキュアー
した。12.4gのピロリン酸四カリウム(TKPP)を75ml
の水に溶かして,pHを5.7に保持するために2mlの濃H2S
O4とともに加えた。処理された顔料スラリーを,次い
で,30分間,pH=5.7,60℃でキュアーした。次い
で顔料を過,洗浄して塩を除き,120℃で乾燥し
た。次いで顔料を20.3cm(8インチ)の水蒸気微粉砕機
(steam micronizer)に入れて顔料453.6g(1ポンド)
当り1.36kg(3ポンド)の水蒸気を用いて微粉砕し,耐
光堅牢度,光沢および分散性を評価した。データは下記
の表中に要約されている。
実施例2 実施例1の操作を、TKPP処理工程を省略して、行っ
た。データは下記の表中に要約されている。
実施例3(参考例)(高密度アルミナを最初に被覆し,
次いでpHを増加してベーム石アルミナを生成する方法) 攪拌しながら容器中で,5000gのルチルTiO2顔料を
12.5の水中に入れ,60℃まで加熱した。このpHは3.
65であった。32mlの濃H2SO4を加えてpHを1.5に下げ
た。30分間中に,417mlのアルミン酸ナトリウム溶
液(360gAl2O3/)を,93mlの濃H2SO4を用いてpH
をコントロールしながらpH6.2〜6.4で加えた。スラリー
を30分間,pH=6.2,温度60℃でキュアーした。1
0gのピロリン酸四カリウム(TKPP)を50mlの水
に溶かし,pHを6.2に保持するために2mlの濃H2SO4とと
もに加えた。次いで,スラリーを15分間キュアーし
た。ベーム石を生成させるために50%NaOH溶液を用い
てスラリーのpHを7.5に高めた。30分後,顔料を
過,洗浄,そして120℃で乾燥した。次いで,顔料を
20.3cm(8インチ)の水蒸気微粉砕機に入れ顔料453.6
g(1ポンド当り)当り1.27kg(2.8ポンド)の水蒸気
を用いて微粉砕し,耐光堅牢度,光沢および分散性を評
価した。データは下記の表中に要約されている。
実施例4(参考例) 実施例3の操作を,TKPP処理を省略して行った。顔
料の評価を行った。データは下記の表中に要約されてい
る。
実施例5(参考例)(高い比率の,高密度アルミナ対ベ
ーム石アルミナ) 容器中攪拌しながら,6200gのルチルTiO2顔料を1
5.5の水中で60℃に加熱した。このpHは3.43であっ
た。50mlの濃H2SO4を加えてpHを1.5に下げた。30分
間中に,517mlのアルミン酸ナトリウム溶液(360
gAl2O3/)を,111mlの濃H2SO4でpHコントロールさ
れているpH=6.2で加えた。顔料スラリーを30分間キ
ュアーした。12.4gのピロリン酸四カリウム(TKP
P)を,pHを6.2に保持するために1mlの濃H2SO4ととも
に加えた。スラリーを15分間,pH=6.2,60℃でキ
ュアーした。次いで,スラリーを過,洗浄して可溶性
の塩を除去し,そして120℃で乾燥した。乾燥された
顔料は20.3cm(8インチ)の微粉砕機中で453.6g(1
ポンド)の顔料当り1.36kg(3ポンド)の水蒸気を用い
て水蒸気微粉砕し,耐光堅牢度,光沢および分散性を評
価した。データは下記の表中に要約されている。
実施例6(参考例) 実施例5と同じ操作を,TKPP処理を除いて行った。
データは下記の表中に要約されている。
例A(全部ベーム石アルミナ被覆) 攪拌しながら容器中で,6200gのルチルTiO2顔料を
15.5の水中で60℃まで加熱した。このpHは3.35であ
った。28mlの濃H2SO4を加えてpHを1.5に下げた。30
分間中に,517mlのアルミン酸ナトリウム(360g
Al2O3/)を,102mlの濃H2SO4でpHをコントロールし
ながらpH=8.5で加えた。アルミナ被覆された顔料のス
ラリーを30分間pH8.5,60℃でキュアーした。次い
で顔料を過,洗浄して可溶性塩を除き,120℃で乾
燥した。乾燥された顔料を20.3cm(8インチ)の水蒸気
微粉砕機中で,453.6g(1ポンド)の顔料当り1.36kg
(3ポンド)の水蒸気を用いて微粉砕し,耐光堅牢度,
光沢および分散性を評価した。データは下記の表中に要
約されている。
例B(1.5%SiO2/3.0%Al2O3の被覆) 容器中攪拌しながら,6800gのルチルTiO2顔料を1
7の水中で90℃まで加熱した。このpHは2.90であっ
た。27.2mlの50%NaOHを加えてpH=9.0に高め
た。255mlのケイ酸ナトリウム溶液(400gSiO2/
)を,21mlの濃H2SO4でpHを9.4にコントロールしな
がら加えた。
シリカ被覆されたTiO2のスラリーを30分間,pH=8.
5,90℃でキュアーした。30分間中に,570mlの
アルミナ酸ナトリウム(360gAl2O3/)を加え,そ
の間pHを8.5,温度を60℃に維持した。シリカ/アル
ミナ被覆されたTiO2のスラリーをpH=8.5,60℃で1
5分間キュアーした。被覆された顔料を過,洗浄して
可溶性塩を除去し,そして120℃で乾燥した。乾燥さ
れた顔料を20.6cm(8インチ)の水蒸気微粉砕機中で45
3.6g(1ポンド)の顔料当り1.36kg(3ポンド)の水
蒸気を用いて微粉砕し,次いで耐光堅牢度,光沢および
分散性を評価した。
紫外線曝露後の顔料の等級付けに0〜10の尺度を用い
た。10の値を有する顔料は紫外線活性を全く全さない
が,一方極端に光活性顔料は0の値になる。耐光堅牢度
が5をこえる値を有する二酸化チタン顔料は耐紫外線性
が要求される用途に使用可能である。塗料系において通
常使用される任意の耐光堅牢性試験が耐光堅牢値を得る
のに使用可能である。データは下記の表中に要約されて
いる。
次の表は前記実施例の関連するデータを要約している。
本文中適当であるとして述べられた如何なる成分および
条件も,前記実施例中のその等価物に対し置換可能であ
ること,および前記においては本発明を可成り詳細に記
載したが,このような細部は単に説明のためのものであ
ることを理解すべきである。特許請求の範囲に記載され
たことを除いて,本発明の精神および範囲を離れること
なく,当業者により本発明に変更を加えることが可能で
ある。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミナの全量がTiOを基準として2
    〜6重量%である、高密度アルミナ(dense alumina)と
    ベーム石アルミナ(boemite alumina)の複合被覆(compos
    ite coating)を有し、該複合物は高密度アルミナ対ベー
    ム石アルミナの重量比が8:1〜1:2であり、該高密度アル
    ミナはその中に含まれている硫酸イオン量がアルミニウ
    ム対硫酸の重量比で10:1〜1.3:1であり、該複合被覆が
    ベーム石アルミナの第1層と、その上に施された高密度
    アルミナの第2層からなるTiO顔料粒子。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のTiO
    料粒子であって、前記高密度アルミナ対ベーム石アルミ
    ナの重量比が5:1〜1:2であるもの。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載のTiO
    料粒子であって、前記高密度アルミナ対ベーム石アルミ
    ナ重量比が3:1〜1:2であるもの。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載のTiO
    料粒子であって、前記被覆中のアルミニウム対硫酸イオ
    ンの重量比が5:1〜1.3:1あるもの。
  5. 【請求項5】アルミナの全量がTiOを基準として2
    〜6重量%である、高密度アルミナ(dense alumina)と
    ベーム石アルミナ(boemite alumina)の複合被覆(compos
    ite coating)を有し、該複合物は高密度アルミナ対ベー
    ム石アルミナの重量比が8:1〜1:2であり、該高密度アル
    ミナはその中に含まれている硫酸イオン量がアルミニウ
    ム対硫酸の重量比で10:1〜1.3:1であり、かつ前記アル
    ミナがTiOを基準として0.1〜0.4重量%のピロリン
    酸四カリウムを含有し、複合被覆がベーム石アルミナの
    第1層と高密度アルミナの第2層からなるTiO顔料
    粒子。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項に記載のTiO
    料粒子であって、前記高密度アルミナ対ベーム石アルミ
    ナの重量比が5:1〜1:2であるもの。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項に記載のTiO
    料粒子であって、前記高密度アルミナ対ベーム石アルミ
    ナの重量比が3:1〜1:2であるもの。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第5項に記載のTiO
    料粒子であって、前記被覆中のアルミニウム対硫酸イオ
    ンの重量比が5:1〜1.3:1であるもの。
  9. 【請求項9】ベーム石アルミナ(boemite alumina)の第
    1層とその上に施された高密度アルミナ(dense alumin
    a)の第2層とからなる複合被覆(composite coating)を
    有し、アルミナ総量がTiOを基準として2〜6重量
    %であり、該複合物は高密度アルミナ対ベーム石アルミ
    ナの重量比が8:1〜1:2であり、該高密度アルミナはその
    中に含まれている硫酸イオン量がアルミニウム対硫酸の
    重量比で10:1〜1.3:1であるTiO顔料粒子の製法で
    あって、 (a)ルチルTiO粒子を攪拌しながら水に加えてスラ
    リーを生成すること; (b)このようにして調製されたスラリーを40〜90℃に加
    熱すること; (c)該スラリーに可溶性塩基性アルミニウム化合物およ
    び/または無機塩基を加えてpHを7.0〜9.5に高めるこ
    と; (d)十分量の可溶性アルミニウム化合物を加えて、Ti
    を基準として0.5〜2.0重量%のアルミナの全量を析
    出させ、この間pHを7.0〜9.5に維持すること; (e)酸を用いてpHを5.2〜6.5に下げること; (f)十分量の可溶性アルミニウム化合物を加えて、所望
    量の硫酸イオンの存在下に、TiOを基準として2〜
    6重量%の全アルミナを析出させ、この間pHを5.2〜6.
    5、温度を40〜65℃に維持すること; (g)任意的に、スラリーを40〜65℃で1〜180分間攪拌す
    ること;および (h)このようにして処理されたTiOを分離、洗浄し
    て可溶性塩を除去する; ことからなる製法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項に記載の製法であ
    って、前記可溶性アルミニウム化合物がアルミン酸ナト
    リウムである製法。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第9項に記載の製法であ
    って、前記工程(d),(e)および(f)のpHにするために硫
    酸を用いる製法。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第9項に記載の製法であ
    って、前記工程(b)の温度が40〜60℃である方法。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第9項に記載の製法であ
    って、前記工程(c)のpHが8〜9である製法。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第9項に記載の製法であ
    って、前記工程(f)のpHが5.7〜6.5であり、温度が45〜6
    0℃である製法。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第9項に記載の製法であ
    って、前記工程(f)の後に前記スラリーを45〜65℃で1
    〜180分攪拌する製法。
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