JPH06118518A - 画像形成装置における露光走査用の照明装置 - Google Patents
画像形成装置における露光走査用の照明装置Info
- Publication number
- JPH06118518A JPH06118518A JP4268530A JP26853092A JPH06118518A JP H06118518 A JPH06118518 A JP H06118518A JP 4268530 A JP4268530 A JP 4268530A JP 26853092 A JP26853092 A JP 26853092A JP H06118518 A JPH06118518 A JP H06118518A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- light source
- reflecting plate
- image forming
- exposure scanning
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ロール目を湾曲方向につけた反射板の湾曲部
の形状を均一に保つようにする。 【構成】 管状の光源体と、これの一部を囲繞するよう
に断面形状を略Ｕ字状に形成した反射板とを有し、光源
体の照射光を反射板にて原稿に照射しながら相対移動し
て上記原稿像を感光体上に形成するようにし、かつ上記
反射板がアルミニウムの圧延部材からなり、そのロール
目の方向を反射板の長手方向と直角の方向になるように
した画像形成装置における露光走査装置の照明装置にお
いて、反射板１２の湾曲部に、この湾曲部の曲げ方向に
作用する残留応力を分断する溝１２を設ける。
の形状を均一に保つようにする。 【構成】 管状の光源体と、これの一部を囲繞するよう
に断面形状を略Ｕ字状に形成した反射板とを有し、光源
体の照射光を反射板にて原稿に照射しながら相対移動し
て上記原稿像を感光体上に形成するようにし、かつ上記
反射板がアルミニウムの圧延部材からなり、そのロール
目の方向を反射板の長手方向と直角の方向になるように
した画像形成装置における露光走査装置の照明装置にお
いて、反射板１２の湾曲部に、この湾曲部の曲げ方向に
作用する残留応力を分断する溝１２を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置やファク
シミリにおいて用いられる露光走査用の照明装置に関す
るものである。
シミリにおいて用いられる露光走査用の照明装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の上記露光走査用の照明装置は特開
平４−６５３８号公報に示されたものがある。この従来
の露光走査用の照明装置は、管状の光源体と反射板とを
有し、光源体の照射光を反射板によりプラテン上の原稿
に収束照射し、かつ原稿に対して相対移動するようにな
っている。そして上記反射板は断面形状が略Ｕ字状にな
っていて、光源体の光を効率よく一定方向に照射するよ
うになっている。
平４−６５３８号公報に示されたものがある。この従来
の露光走査用の照明装置は、管状の光源体と反射板とを
有し、光源体の照射光を反射板によりプラテン上の原稿
に収束照射し、かつ原稿に対して相対移動するようにな
っている。そして上記反射板は断面形状が略Ｕ字状にな
っていて、光源体の光を効率よく一定方向に照射するよ
うになっている。
【０００３】上記反射板はその反射効率を高めるために
表面を電解研磨する等鏡面状態の平滑状に仕上げられて
いるため非常に高価であり、傷や汚れが付きやすいなど
の問題がある。この問題を解決するために、上記従来の
技術に係る照明装置の反射板では、図２（ａ）に示すよ
うに、この反射板ａの圧延成形の際に生じるロール目ｂ
をこの反射板ａの長手方向に対して直角の方向に走るよ
うにしてその反射率の向上が図られている。
表面を電解研磨する等鏡面状態の平滑状に仕上げられて
いるため非常に高価であり、傷や汚れが付きやすいなど
の問題がある。この問題を解決するために、上記従来の
技術に係る照明装置の反射板では、図２（ａ）に示すよ
うに、この反射板ａの圧延成形の際に生じるロール目ｂ
をこの反射板ａの長手方向に対して直角の方向に走るよ
うにしてその反射率の向上が図られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにロール目
（ｂ）を長手方向に対して直角方向に設けた反射板ａに
あっては、ロール目方向に応力が作用するために、図３
（ａ）に示すように、Ｕ字状にした断面形状を長手方向
に均一に保てず、長手方向の光量分布を損なって照射光
量が長手方向に一定ならないなど実用性に乏しかった。
（ｂ）を長手方向に対して直角方向に設けた反射板ａに
あっては、ロール目方向に応力が作用するために、図３
（ａ）に示すように、Ｕ字状にした断面形状を長手方向
に均一に保てず、長手方向の光量分布を損なって照射光
量が長手方向に一定ならないなど実用性に乏しかった。
【０００５】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、上記した従来の照明装置におけるように、ロール
目を長手方向と直角の方向に走るように設けた反射板を
改良して、この反射板の断面形状を均一に保つことがで
きて長手方向の光量分布を損なうことがないようにした
画像形成装置における露光走査装置の照明装置を提供す
ることを目的とするものである。
ので、上記した従来の照明装置におけるように、ロール
目を長手方向と直角の方向に走るように設けた反射板を
改良して、この反射板の断面形状を均一に保つことがで
きて長手方向の光量分布を損なうことがないようにした
画像形成装置における露光走査装置の照明装置を提供す
ることを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置における露光走査装置の
照明装置は管状の光源体と、これの一部を囲繞するよう
に断面形状を略Ｕ字状に形成した反射板とを有し、光源
体の照射光を反射板にて原稿に照射しながら相対移動し
て上記原稿像を感光体上に形成するようにし、かつ上記
反射板がアルミニウムの圧延部材からなり、そのロール
目の方向を反射板の長手方向と直角の方向になるように
した画像形成装置における露光走査装置の照明装置にお
いて、反射板の湾曲部に、この湾曲部の曲げ方向に作用
する残留応力を分断する溝を設けた構成になっている。
に、本発明に係る画像形成装置における露光走査装置の
照明装置は管状の光源体と、これの一部を囲繞するよう
に断面形状を略Ｕ字状に形成した反射板とを有し、光源
体の照射光を反射板にて原稿に照射しながら相対移動し
て上記原稿像を感光体上に形成するようにし、かつ上記
反射板がアルミニウムの圧延部材からなり、そのロール
目の方向を反射板の長手方向と直角の方向になるように
した画像形成装置における露光走査装置の照明装置にお
いて、反射板の湾曲部に、この湾曲部の曲げ方向に作用
する残留応力を分断する溝を設けた構成になっている。
【０００７】
【作 用】反射板の湾曲部に、これの湾曲の際に生じ
ている曲げ方向の残留応力が溝により分断されて、この
部分の形状は安定して経時的に変化することがなくな
る。
ている曲げ方向の残留応力が溝により分断されて、この
部分の形状は安定して経時的に変化することがなくな
る。
【０００８】
【実 施 例】本発明の実施例を図１、図２（ｂ）に基
づいて説明する。図中１は複写機等の画像形成装置のプ
ラテンガラスであり、２はこのプラテンガラス１の下側
をこれを平行に走行作動する照明装置である。この照明
装置２は管状の光源体３と、断面形状が略Ｕ字状に形成
されて、この光源体３の上記プラステンガラス１に対向
する方向以外を囲繞するように配置された反射板４と、
光源体３からの光がプラテンガラス１上の原稿５に照射
されて反射した光を光学系６へ導く反射ミラー７とから
なっている。８，９は光学系６の反射ミラー、１０は結
像レンズである。
づいて説明する。図中１は複写機等の画像形成装置のプ
ラテンガラスであり、２はこのプラテンガラス１の下側
をこれを平行に走行作動する照明装置である。この照明
装置２は管状の光源体３と、断面形状が略Ｕ字状に形成
されて、この光源体３の上記プラステンガラス１に対向
する方向以外を囲繞するように配置された反射板４と、
光源体３からの光がプラテンガラス１上の原稿５に照射
されて反射した光を光学系６へ導く反射ミラー７とから
なっている。８，９は光学系６の反射ミラー、１０は結
像レンズである。
【０００９】上記照明装置２における反射板４はアルミ
ニウムの圧延部材にて構成され、図２（ｂ）に示すよう
に、従来のものと同様に、そのロール目１１がこれの長
手方向と直角方向になるように断面略Ｕ字状に成形され
ている。そしてこの反射板４の湾曲部の外側面で、かつ
湾曲方向の複数個所に、断面形状をＶ字状にした溝１２
が長手方向に設けられている。
ニウムの圧延部材にて構成され、図２（ｂ）に示すよう
に、従来のものと同様に、そのロール目１１がこれの長
手方向と直角方向になるように断面略Ｕ字状に成形され
ている。そしてこの反射板４の湾曲部の外側面で、かつ
湾曲方向の複数個所に、断面形状をＶ字状にした溝１２
が長手方向に設けられている。
【００１０】上記構成によれば、Ｕ字状に湾曲したこと
により湾曲部に作用する残留応力が湾曲方向に分断され
てこの部分の応力が均一化される。その結果、図３
（ｂ）に示すように、この部分の形状は安定して経時的
に変化することがなくなり、照射光量がその長手方向に
一定となる。
により湾曲部に作用する残留応力が湾曲方向に分断され
てこの部分の応力が均一化される。その結果、図３
（ｂ）に示すように、この部分の形状は安定して経時的
に変化することがなくなり、照射光量がその長手方向に
一定となる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、ロール目１１が長手方
向と直角の方向に設けられた反射板４の長手方向の照射
光量分布が安定し、上記ロール目１１を設けたことによ
る反射率向上及び傷や汚れがつきにくいという特徴を生
かしながら、長手方向の光量分布を一定にすることがで
きる。
向と直角の方向に設けられた反射板４の長手方向の照射
光量分布が安定し、上記ロール目１１を設けたことによ
る反射率向上及び傷や汚れがつきにくいという特徴を生
かしながら、長手方向の光量分布を一定にすることがで
きる。
【図１】 本発明を適用しようとする画像形成装置の構
成説明図である。
成説明図である。
【図２】（ａ）従来の照明装置の反射板を示す斜視図で
ある。 （ｂ）本発明の照明装置の反射板を示す斜視図である。
ある。 （ｂ）本発明の照明装置の反射板を示す斜視図である。
【図３】（ａ）従来の照明装置における反射板の長手方
向に対する光量分布を示す線図である。 （ｂ）本発明の実施例における反射板の長手方向に対す
る光量分布を示す線図である。
向に対する光量分布を示す線図である。 （ｂ）本発明の実施例における反射板の長手方向に対す
る光量分布を示す線図である。
１…プラテンガラス、２…照明装置、３…光源体、４…
反射板、５…原稿、６…光学系、７，８，９…反射ミラ
ー、１０…結像レンズ。
反射板、５…原稿、６…光学系、７，８，９…反射ミラ
ー、１０…結像レンズ。
Claims (1)
- 【請求項１】 管状の光源体と、これの一部を囲繞する
ように断面形状を略Ｕ字状に形成した反射板とを有し、
光源体の照射光を反射板にて原稿に照射しながら相対移
動して上記原稿像を感光体上に形成するようにし、かつ
上記反射板がアルミニウムの圧延部材からなり、そのロ
ール目の方向を反射板の長手方向と直角の方向になるよ
うにした画像形成装置における露光走査装置の照明装置
において、反射板の湾曲部に、この湾曲部の曲げ方向に
作用する残留応力を分断する溝を設けたことを特徴とす
る画像形成装置における露光走査装置の照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268530A JPH06118518A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 画像形成装置における露光走査用の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268530A JPH06118518A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 画像形成装置における露光走査用の照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118518A true JPH06118518A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17459799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4268530A Pending JPH06118518A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 画像形成装置における露光走査用の照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06118518A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107923598A (zh) * | 2015-08-19 | 2018-04-17 | Lg伊诺特有限公司 | 照明装置 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4268530A patent/JPH06118518A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107923598A (zh) * | 2015-08-19 | 2018-04-17 | Lg伊诺特有限公司 | 照明装置 |
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