JPH06115563A - 分与装置 - Google Patents
分与装置Info
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- JPH06115563A JPH06115563A JP3204618A JP20461891A JPH06115563A JP H06115563 A JPH06115563 A JP H06115563A JP 3204618 A JP3204618 A JP 3204618A JP 20461891 A JP20461891 A JP 20461891A JP H06115563 A JPH06115563 A JP H06115563A
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- JP
- Japan
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- container
- shaped
- valve
- dispensing device
- lid
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D51/00—Closures not otherwise provided for
- B65D51/18—Arrangements of closures with protective outer cap-like covers or of two or more co-operating closures
- B65D51/20—Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing
- B65D51/22—Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing having means for piercing, cutting, or tearing the inner closure
- B65D51/221—Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing having means for piercing, cutting, or tearing the inner closure a major part of the inner closure being left inside the container after the opening
- B65D51/222—Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing having means for piercing, cutting, or tearing the inner closure a major part of the inner closure being left inside the container after the opening the piercing or cutting means being integral with, or fixedly attached to, the outer closure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/04—Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another
- B65D77/06—Liquids or semi-liquids or other materials or articles enclosed in flexible containers disposed within rigid containers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D34/00—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
- A45D2034/005—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes with a cartridge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2251/00—Details relating to container closures
- B65D2251/0003—Two or more closures
- B65D2251/0006—Upper closure
- B65D2251/0015—Upper closure of the 41-type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2251/00—Details relating to container closures
- B65D2251/0003—Two or more closures
- B65D2251/0068—Lower closure
- B65D2251/0093—Membrane
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】弁４を備えた蓋１をその上に載置することので
きる、可流動物のための分与装置に関する。弁４は、排
出通路７を有すると共に、蓋１の内側に切断リブ８を備
えている。カップ状又は瓶状の容器２中には、内部容器
（筒状又は袋状）３を挿通でき、この内部容器の、使用
時に弁４に指向する上端は、突通し可能な箔片９によっ
て閉ざされている。 【効果】内部容器の装着（二次充填）が内容物の飛散が
なく容易にでき、内部容器は紙製にでき、リサイクル、
ゴミ処理上も有利である。
きる、可流動物のための分与装置に関する。弁４は、排
出通路７を有すると共に、蓋１の内側に切断リブ８を備
えている。カップ状又は瓶状の容器２中には、内部容器
（筒状又は袋状）３を挿通でき、この内部容器の、使用
時に弁４に指向する上端は、突通し可能な箔片９によっ
て閉ざされている。 【効果】内部容器の装着（二次充填）が内容物の飛散が
なく容易にでき、内部容器は紙製にでき、リサイクル、
ゴミ処理上も有利である。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、排出通路を有する弁を
備えた蓋をその上に載置可能としたカップ状の容器を有
する可流動物のための分与装置（Ｓｐｅｎｄｅｒ）に関
する。
備えた蓋をその上に載置可能としたカップ状の容器を有
する可流動物のための分与装置（Ｓｐｅｎｄｅｒ）に関
する。
【０００２】
【従来の技術】例えば身体衛生又は美容用の剤或いは洗
剤を収納するために用いられる、流動状もしくはクリー
ム状の製品のための多くの分与装置が、これまでに知ら
れている。これらの分与装置は、通常は、カップ状又は
瓶状の容器を有し、この容器上には蓋ないしはキャップ
が載置されている。この蓋ないしはキャップとカップ状
の容器との結合は、ねじ継手、クランプ継手その他の、
いろいろの仕方で行なわれる。蓋には弁が通常取付けて
あり、この弁は、例えば補助蓋又は注出し口をはね上げ
るなどのいろいろの仕方で閉ざすことができる。
剤を収納するために用いられる、流動状もしくはクリー
ム状の製品のための多くの分与装置が、これまでに知ら
れている。これらの分与装置は、通常は、カップ状又は
瓶状の容器を有し、この容器上には蓋ないしはキャップ
が載置されている。この蓋ないしはキャップとカップ状
の容器との結合は、ねじ継手、クランプ継手その他の、
いろいろの仕方で行なわれる。蓋には弁が通常取付けて
あり、この弁は、例えば補助蓋又は注出し口をはね上げ
るなどのいろいろの仕方で閉ざすことができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の容器の欠点は、
その内容物を費消した後は、二次充填の可能性がないた
め、容器を廃棄せねばならないことである。最近は、洗
剤について、二次充填用の袋体を用意し、その内容物を
カップ状の容器に傾注することが知られている。しかし
この二次充填にも全く問題がないわけではない。それ
は、洗剤のような粒状物についても、クリーム又はシャ
ンプーのような液体についても、二次充填物を清浄に容
器にこぼさないように移すには或る熟練が常に必要とさ
れるからである。実際に、非常に多くの人は、二次充填
物をこぼさないほど熟練しているわけではないため、充
填物の損失を生ずるだけでなく、周囲の環境を汚損させ
ることが多くなる。二次充填物が油脂又は着色剤を含有
する場合には、床面又は衣服に特に消え難い斑点やしみ
がしばしば付着する。
その内容物を費消した後は、二次充填の可能性がないた
め、容器を廃棄せねばならないことである。最近は、洗
剤について、二次充填用の袋体を用意し、その内容物を
カップ状の容器に傾注することが知られている。しかし
この二次充填にも全く問題がないわけではない。それ
は、洗剤のような粒状物についても、クリーム又はシャ
ンプーのような液体についても、二次充填物を清浄に容
器にこぼさないように移すには或る熟練が常に必要とさ
れるからである。実際に、非常に多くの人は、二次充填
物をこぼさないほど熟練しているわけではないため、充
填物の損失を生ずるだけでなく、周囲の環境を汚損させ
ることが多くなる。二次充填物が油脂又は着色剤を含有
する場合には、床面又は衣服に特に消え難い斑点やしみ
がしばしば付着する。
【０００４】従って、本発明の課題は、からになった分
与装置の二次充填が、特別の問題なしに、周囲の環境を
汚損させることなく行なわれるように、可流動物のため
の既知の再使用可能な分与装置を改良することにある。
与装置の二次充填が、特別の問題なしに、周囲の環境を
汚損させることなく行なわれるように、可流動物のため
の既知の再使用可能な分与装置を改良することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、冒頭に述べた形式の分与装置において、弁が蓋の
内部に切断リブを有し、カップ状又は瓶状の容器には内
部容器を挿通でき、この内部容器の使用時に該弁に指向
する上端は突通し可能な箔片によって閉ざされているこ
とによって解釈される。
題は、冒頭に述べた形式の分与装置において、弁が蓋の
内部に切断リブを有し、カップ状又は瓶状の容器には内
部容器を挿通でき、この内部容器の使用時に該弁に指向
する上端は突通し可能な箔片によって閉ざされているこ
とによって解釈される。
【０００６】
【作用】この構成によれば、工場から最終消費者までの
二次充填物の搬送に足るだけの薄い厚みのものとしうる
環境を汚損させない紙ケースの挿入体又は袋体を内部容
器として用いることが可能となる。この内部容器は、実
際に、固有の形状安定性を備えている必要はない。従っ
てこの内部容器は、その内容物は費消した後は、通常の
家庭ごみと一緒に再生できる。比較的強靱で且つ重量の
大な容器の場合のごみの破壊は、容器をからにする都度
行なう必要はなく、容器を破壊させる必要のある場合に
行なうだけでよい。
二次充填物の搬送に足るだけの薄い厚みのものとしうる
環境を汚損させない紙ケースの挿入体又は袋体を内部容
器として用いることが可能となる。この内部容器は、実
際に、固有の形状安定性を備えている必要はない。従っ
てこの内部容器は、その内容物は費消した後は、通常の
家庭ごみと一緒に再生できる。比較的強靱で且つ重量の
大な容器の場合のごみの破壊は、容器をからにする都度
行なう必要はなく、容器を破壊させる必要のある場合に
行なうだけでよい。
【０００７】本発明による分与装置の使用方法は次の通
りである。容器から蓋を取外し、内部容器が容器中にな
い場合には新しい内部容器をカップ状の容器中に上方か
ら挿通する。底部が開放されている瓶状の容器の場合に
は内部容器を下方から挿通する。その際に、内部容器の
くび部分は、容器のくび部分の孔部及び開口を経て引込
まれ、完全には閉じていない容器の上端部を介して吊下
する。次に蓋を上端部に載置すると、その弁の切断リブ
によって内部容器の端面が自動車の灯油の容器において
慣用される仕方で切開かれるので、その上に注出口を差
込むことができる。この際に切断エッジによって内部容
器の被覆箔片が切開かれるので、内部容器の内容物は、
弁の中心通路を経て流出することができる。内部容器が
からになったら、蓋のねじ止めを外し、からの内部容器
をカップ状の容器から引出す。次に新しい内部容器を前
記のようにして挿入することができる。
りである。容器から蓋を取外し、内部容器が容器中にな
い場合には新しい内部容器をカップ状の容器中に上方か
ら挿通する。底部が開放されている瓶状の容器の場合に
は内部容器を下方から挿通する。その際に、内部容器の
くび部分は、容器のくび部分の孔部及び開口を経て引込
まれ、完全には閉じていない容器の上端部を介して吊下
する。次に蓋を上端部に載置すると、その弁の切断リブ
によって内部容器の端面が自動車の灯油の容器において
慣用される仕方で切開かれるので、その上に注出口を差
込むことができる。この際に切断エッジによって内部容
器の被覆箔片が切開かれるので、内部容器の内容物は、
弁の中心通路を経て流出することができる。内部容器が
からになったら、蓋のねじ止めを外し、からの内部容器
をカップ状の容器から引出す。次に新しい内部容器を前
記のようにして挿入することができる。
【０００８】
【従属請求項の特徴】各従属請求項の構成により、さら
に、付加的効果が達成される。請求項２は、内部容器を
筒状として装着の便宜を高める。請求項３は、切断リブ
の切断エッジの簡単かつ効果的な構成を与える。請求項
４は、内部容器の好適な材料を与え、内部容器を紙ケー
スとすることにより、リサイクル及びゴミ処理に有効で
ある。請求項５により、各種液体（特に家庭で用いる）
に適用可能となる。請求項６により内部容器を袋状とす
る場合、内部容器の形状にさらに自由度が拡大される。
請求項７により、袋状内部容器の際のリング状膨大部の
固定が容易かつ現実になる。請求項８は、容器を対象と
したものである。次に本発明を図面に基づいて一層詳細
に説明する。
に、付加的効果が達成される。請求項２は、内部容器を
筒状として装着の便宜を高める。請求項３は、切断リブ
の切断エッジの簡単かつ効果的な構成を与える。請求項
４は、内部容器の好適な材料を与え、内部容器を紙ケー
スとすることにより、リサイクル及びゴミ処理に有効で
ある。請求項５により、各種液体（特に家庭で用いる）
に適用可能となる。請求項６により内部容器を袋状とす
る場合、内部容器の形状にさらに自由度が拡大される。
請求項７により、袋状内部容器の際のリング状膨大部の
固定が容易かつ現実になる。請求項８は、容器を対象と
したものである。次に本発明を図面に基づいて一層詳細
に説明する。
【０００９】
【実施例】図において同一の部分又は部材は、同一の参
照符号により表わされている。図１は、カップ状の容器
２とこのねじ止めされた蓋１を示す分解斜視図である。
カップ状の容器２には、内部容器（カートリッジ）を成
す内筒３が挿通してある。この内筒３は、カップ状の容
器２とほぼ同じ容積と断面積を有している。なおカップ
状の容器２の横断面は、円形以外の形状としてもよい。
例えばこの横断面を、長楕円形、短形、正方形、多角形
その他とすることができる。内筒３は、カップ状の容器
２に差込むことができるように対応した横断面形状を有
していさえすればよい。
照符号により表わされている。図１は、カップ状の容器
２とこのねじ止めされた蓋１を示す分解斜視図である。
カップ状の容器２には、内部容器（カートリッジ）を成
す内筒３が挿通してある。この内筒３は、カップ状の容
器２とほぼ同じ容積と断面積を有している。なおカップ
状の容器２の横断面は、円形以外の形状としてもよい。
例えばこの横断面を、長楕円形、短形、正方形、多角形
その他とすることができる。内筒３は、カップ状の容器
２に差込むことができるように対応した横断面形状を有
していさえすればよい。
【００１０】カップ状の容器２は、底部１０及び縁部１
１を備えた、それ自体として既知の形状を有し、上端縁
部１１の近傍には、雄ねじ１２が形成されている。蓋１
は、それに対応して、雌ねじ１３を有し、それによりカ
ップ状容器２の上端縁部１１にねじ止めできる。カップ
状容器２の内容物を放出可能とするために、蓋１スナッ
プ係合には、弁４が取付けてある。この弁は、一例とし
て、フラップ片１４（例えばフラップ状蓋）を備えた、
それ自体として既知の弁である。フラップ片１４は、弁
４の放出通路７を閉止状態において閉ざすための図示し
ない延長部分を備えている。従って放出通路７は、分与
装置の軸方向に蓋１を通り抜けている。弁４は、蓋１の
内側に、やはりそれ自体として既知の切断エッジ６を備
えている。図示した例では、これらの切断エッジは、２
個の直交する切断リブ８によって形成されている。これ
らの切断リブは、正面から見て斜めに切断された形状と
なっているので、下方に指向した尖端１５が形成され
る。従って切断エッジ８は、下向きの円錐の外表面上に
ある。しかし切断エッジ８は、全体として中実の壁を備
えているのではなく、排出通路７に向って通し孔を有す
るため、フラップ片１４を開放すると、カップ状の容器
２の内容物は、排出通路７を経て外方に流出することが
できる。弁４は、切断リブ８の切断作用を支持するため
に、切断ねじ６を備えており、この切断ねじは、尖端１
５及び切断リブ８によって突抜かれる箔片９の開口を更
に広げる働きをする。
１を備えた、それ自体として既知の形状を有し、上端縁
部１１の近傍には、雄ねじ１２が形成されている。蓋１
は、それに対応して、雌ねじ１３を有し、それによりカ
ップ状容器２の上端縁部１１にねじ止めできる。カップ
状容器２の内容物を放出可能とするために、蓋１スナッ
プ係合には、弁４が取付けてある。この弁は、一例とし
て、フラップ片１４（例えばフラップ状蓋）を備えた、
それ自体として既知の弁である。フラップ片１４は、弁
４の放出通路７を閉止状態において閉ざすための図示し
ない延長部分を備えている。従って放出通路７は、分与
装置の軸方向に蓋１を通り抜けている。弁４は、蓋１の
内側に、やはりそれ自体として既知の切断エッジ６を備
えている。図示した例では、これらの切断エッジは、２
個の直交する切断リブ８によって形成されている。これ
らの切断リブは、正面から見て斜めに切断された形状と
なっているので、下方に指向した尖端１５が形成され
る。従って切断エッジ８は、下向きの円錐の外表面上に
ある。しかし切断エッジ８は、全体として中実の壁を備
えているのではなく、排出通路７に向って通し孔を有す
るため、フラップ片１４を開放すると、カップ状の容器
２の内容物は、排出通路７を経て外方に流出することが
できる。弁４は、切断リブ８の切断作用を支持するため
に、切断ねじ６を備えており、この切断ねじは、尖端１
５及び切断リブ８によって突抜かれる箔片９の開口を更
に広げる働きをする。
【００１１】図の中央部において、内筒３は、円筒体と
して示され、この円筒体の両端は各々突抜き可能な箔片
９によって閉ざされている。図には下方の箔片９しか示
されてないが、内筒３の上端も同様の構成となってい
る。即ち、内筒３の向きは重要ではない。従って、閉ざ
された箔片９を有する内筒３を、即ち店舗から購入した
ままの内筒３を矢印Ａの方向に向けてカップ状の容器２
に差込むように指示しておけばよい。次に蓋１を矢印Ｂ
の方向に載置すると、弁４の尖端１５及び切断エッジ８
が内筒３の箔片９を切開いて放出開口を形成する。この
放出開口は、容器２の縁部１１上に蓋１をねじ込む際
に、切断ねじ６によって更に広げられるので、弁４のフ
ラップ片１４を開放すると、内筒３の内容物は、弁４の
排出通路７を経て容易に外部に流出できるようになる。
して示され、この円筒体の両端は各々突抜き可能な箔片
９によって閉ざされている。図には下方の箔片９しか示
されてないが、内筒３の上端も同様の構成となってい
る。即ち、内筒３の向きは重要ではない。従って、閉ざ
された箔片９を有する内筒３を、即ち店舗から購入した
ままの内筒３を矢印Ａの方向に向けてカップ状の容器２
に差込むように指示しておけばよい。次に蓋１を矢印Ｂ
の方向に載置すると、弁４の尖端１５及び切断エッジ８
が内筒３の箔片９を切開いて放出開口を形成する。この
放出開口は、容器２の縁部１１上に蓋１をねじ込む際
に、切断ねじ６によって更に広げられるので、弁４のフ
ラップ片１４を開放すると、内筒３の内容物は、弁４の
排出通路７を経て容易に外部に流出できるようになる。
【００１２】図２に示した瓶状の容器２’の底部１０’
は、開放されているので内筒３’は下方から、矢印Ｃの
方向に差込むことができる。瓶状の容器２’は、上端縁
部１１’に開口１８を有し、この開口１８は、瓶のくび
部分の壁に形成されたより大きな孔部１７に続いてお
り、雄ねじ１２はこの個所で途切れている。孔部１７の
大きさは、内筒３’のリング状の膨大部１６がここに挿
通されて縁部１１’の上方に移行しうるように定められ
ている。上端縁部１１’の上端には内向きのリング状の
肩部１９が形成してあり、この肩部１９の大きさ及び形
状は、特に蓋１をねじ込んでリング状の膨大部１６がリ
ング状の肩部１９を締付ける際に肩部１９が両者を吊下
状に保持するように内筒３’のリング状の膨大部１６に
適合されている。
は、開放されているので内筒３’は下方から、矢印Ｃの
方向に差込むことができる。瓶状の容器２’は、上端縁
部１１’に開口１８を有し、この開口１８は、瓶のくび
部分の壁に形成されたより大きな孔部１７に続いてお
り、雄ねじ１２はこの個所で途切れている。孔部１７の
大きさは、内筒３’のリング状の膨大部１６がここに挿
通されて縁部１１’の上方に移行しうるように定められ
ている。上端縁部１１’の上端には内向きのリング状の
肩部１９が形成してあり、この肩部１９の大きさ及び形
状は、特に蓋１をねじ込んでリング状の膨大部１６がリ
ング状の肩部１９を締付ける際に肩部１９が両者を吊下
状に保持するように内筒３’のリング状の膨大部１６に
適合されている。
【００１３】なお、弁の構成は、フラップ式の他、スラ
イド式、スナップ係合式、回転式その他既知のものとす
ることもできる。
イド式、スナップ係合式、回転式その他既知のものとす
ることもできる。
【００１４】内部容器は、好ましくはワックス又はシリ
コーンの被覆等により防水（ないし防液）処理を施した
紙ケースとすることができる。空通し可能な箔片は、内
部容器ないし内筒の壁部より肉厚の小さい帯状材料から
構成できる。箔片は、好ましくは、水等の液又は油脂な
いしオイル又は双方に対して不浸透性の材料とする。
コーンの被覆等により防水（ないし防液）処理を施した
紙ケースとすることができる。空通し可能な箔片は、内
部容器ないし内筒の壁部より肉厚の小さい帯状材料から
構成できる。箔片は、好ましくは、水等の液又は油脂な
いしオイル又は双方に対して不浸透性の材料とする。
【００１５】
【発明の効果】弁を備えた蓋において、弁の蓋内部の部
分に切断リブを形成し、容器内に装入した内部容器の上
端に空通し可能な箔片を設け、使用時に弁の切断リブに
より、箔片を突通す構成としたことにより、分与装置の
二次充填を容易にかつ内容物の飛散等に問題を生ずるこ
となく、行なうことが可能となった。またこれにより、
分与装置の容器を使い捨てにする必要がなくなると共
に、内部容器は紙製にできるのでリサイクル可能とな
り、併せて、資源節減、廃棄物減少に寄与する所大であ
る。
分に切断リブを形成し、容器内に装入した内部容器の上
端に空通し可能な箔片を設け、使用時に弁の切断リブに
より、箔片を突通す構成としたことにより、分与装置の
二次充填を容易にかつ内容物の飛散等に問題を生ずるこ
となく、行なうことが可能となった。またこれにより、
分与装置の容器を使い捨てにする必要がなくなると共
に、内部容器は紙製にできるのでリサイクル可能とな
り、併せて、資源節減、廃棄物減少に寄与する所大であ
る。
【図１】図１は本発明の第１実施例を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図２】図２は本発明の第２実施例を示す分解斜視図で
ある。
ある。
１−−−蓋。 ２−−−容器。 ３−−−内部容器（内
筒）。 ４−−−弁。７−−−排出通路。 ８−−−切
断リブ。 ９−−−箔片。１６−−−リング状膨大部。
１７−−−孔部。 １８−−−開口。１９−−−リン
グ状肩部。
筒）。 ４−−−弁。７−−−排出通路。 ８−−−切
断リブ。 ９−−−箔片。１６−−−リング状膨大部。
１７−−−孔部。 １８−−−開口。１９−−−リン
グ状肩部。
Claims (8)
- 【請求項１】カップ状又は瓶状の容器（２）を有し、弁
（４）を備えた蓋（１）が容器（２）上に載置可能とさ
れ、弁（４）が排出通路（７）を備えている分与装置で
あって、弁（４）が蓋（１）の内部に切断リブ（８）を
有し、カップ状又は瓶状の容器（２）には内部容器
（３）を挿通でき、内部容器（３）の、使用時に弁
（４）に指向する上端は、突通し可能な箔片（９）によ
って閉ざされていることを特徴とする分与装置。 - 【請求項２】容器（２）及び内部容器（３）を、その横
断面形状が、円形、正方形、短形又は多角形の筒状とし
たことを特徴とする請求項１記載の分与装置。 - 【請求項３】弁（４）の切断エッジ（６）が三角形の形
状を有し、下方に尖端（１５）が指向した角錐の外表面
上に位置され、尖端（１５）によって内筒（３）の箔片
（９）を突通すことを特徴とする請求項１又は２記載の
分与装置。 - 【請求項４】内部容器（３）の外表面が、ワックス又は
シリコンを被覆した紙ケースであり、内筒（３）の端部
を閉ざすための箔片（９）が内部容器（３）の壁よりも
肉厚の小さい帯状材料であることを特徴とする請求項１
−３のいずれか一に記載の分与装置。 - 【請求項５】箔片（９）を液又は油脂又はその両方に対
して不透過性としたことを特徴とする請求項１〜４のい
ずれか一に記載の分与装置。 - 【請求項６】内部容器（３’）が袋状の形状をもち、該
袋状容器は、突通し可能な箔片（９）を保持するリング
状の膨大部（１６）を上端に有し、瓶状の容器（２’）
は開放された底部（１０’）を有し、上端部（１１’）
は、雄ねじ（１２）を備えた瓶のくび部分から成り、該
くび部分は、内部容器（３’）のリング状の膨大部（１
６）を挿通させて差掛け状とするための孔部（１７）及
び開口（１８）を備えていることを特徴とする請求項１
〜５のいずれか一に記載の分与装置。 - 【請求項７】容器（２’）の上端部（１１’）の上端に
上方に指向したリング状の肩部（１９）を備えたことを
特徴とする請求項６記載の分与装置。 - 【請求項８】請求項１〜７のいずれか一に記載の分与装
置に使用するための請求項１〜７のいずれか一に記載の
内部容器及び蓋に適合する構造を備えたカップ状又は瓶
状の容器。 【０００１】
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9010979U DE9010979U1 (de) | 1990-07-21 | 1990-07-21 | Spender |
| DE9010979.1 | 1990-07-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115563A true JPH06115563A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=6855904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3204618A Withdrawn JPH06115563A (ja) | 1990-07-21 | 1991-07-22 | 分与装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0468265A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06115563A (ja) |
| DE (1) | DE9010979U1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011175814A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 電気接続部材及びその製造方法 |
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| DE9113794U1 (de) * | 1991-11-06 | 1992-01-02 | Dralle GmbH, 2000 Hamburg | Nachfüllbarer Behälter für Flüssigkeiten oder Pulver |
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1990
- 1990-07-21 DE DE9010979U patent/DE9010979U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-07-08 EP EP19910111329 patent/EP0468265A3/de not_active Withdrawn
- 1991-07-22 JP JP3204618A patent/JPH06115563A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011175814A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 電気接続部材及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0468265A3 (en) | 1993-02-24 |
| EP0468265A2 (de) | 1992-01-29 |
| DE9010979U1 (de) | 1990-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |