JPH06114631A - 穿孔刃付き多山テーパねじフライスおよびその使用方法 - Google Patents

穿孔刃付き多山テーパねじフライスおよびその使用方法

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JPH06114631A
JPH06114631A JP28397892A JP28397892A JPH06114631A JP H06114631 A JPH06114631 A JP H06114631A JP 28397892 A JP28397892 A JP 28397892A JP 28397892 A JP28397892 A JP 28397892A JP H06114631 A JPH06114631 A JP H06114631A
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JP
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thread
blade
taper
cutting
screw
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JP28397892A
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English (en)
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Haruo Goto
治男 後藤
Noriyuki Matsushita
敬之 松下
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O S G KK
OSG Mfg Co
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O S G KK
OSG Mfg Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の工具で下穴加工とテーパ雌ねじ加工と
を連続的に行い得るようにする。 【構成】 先端側へ向かうに従って小径となるテーパ形
状のリードの無い多山ねじ切り刃16,18を備えた刃
部14の先端に、その多山ねじ切り刃16,18の小径
端側の外径寸法と略同じかそれより小さい外径寸法の穿
孔刃22を設けた。また、かかるテーパねじフライス1
0を用いた下穴の穿孔に際しては、工具1回転当たりの
軸方向への送り量Sを、多山ねじ切り刃16,18の刃
数Xおよびねじ山のピッチPに対して、下記数1の式を
略満足するように設定する。 【数1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物に下穴を加工
する穿孔刃とその下穴にテーパ雌ねじを加工するねじ切
り刃とを一体に備えた穿孔刃付き多山テーパねじフライ
スおよびその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テーパ雌ねじを切削加工するための工具
として多山テーパねじフライスがある。これは、形成す
べきテーパ雌ねじのねじ溝に対応する形状のねじ切り刃
を、リードを有せず軸方向に複数連ねた状態で外周部に
備えて構成され、例えばNCフライス盤やマシニングセ
ンタなどに取り付けられて軸心まわりに回転駆動されつ
つ、被加工物に予め形成された下穴内周面に切込みを加
える状態でその下穴に対してテーパ雌ねじのつるまき線
を描くよう相対移動させられることにより、その下穴内
周面にテーパ雌ねじを切削加工するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな多山テーパねじフライスを用いて雌ねじを切削加工
する場合、その前工程として形成すべきテーパ雌ねじの
内径と略同一寸法の下穴を加工する際に、下穴加工用の
穿孔専用工具を用いなければならなかった。また、この
下穴専用工具と多山テーパねじフライスとの工具交換の
ための設備と時間が必要であった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、単一の工具で下穴加
工とテーパ雌ねじ加工とを連続して行い得るようにする
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、シャンク部と、先端側へ向かうに従っ
て小径となるテーパ形状のリードの無い多山ねじ切り刃
を備えた刃部とを同軸に有して、テーパ雌ねじを切削加
工する多山テーパねじフライスにおいて、前記刃部の先
端に、前記多山ねじ切り刃の小径端側の外径寸法と略同
じかそれより小さい外径寸法の穿孔刃を設けたことを特
徴とする。
【0006】また、上記穿孔刃付き多山テーパねじフラ
イスを用いて被加工物にテーパ雌ねじを切削加工する場
合に、その穿孔刃付き多山テーパねじフライスを軸心ま
わりに回転駆動しつつ上記被加工物に対して軸方向へ相
対移動させることにより、前記穿孔刃および多山ねじ切
り刃によってテーパ形状の下穴を切削加工する際には、
前記穿孔刃付き多山テーパねじフライス1回転当たりの
軸方向への送り量Sを、前記多山ねじ切り刃の刃数Xお
よびねじ山のピッチPに対して、下記数2の(1)式を
略満足するように設定したことを特徴とする。
【0007】
【数2】
【0008】
【作用および発明の効果】このような穿孔刃付き多山テ
ーパねじフライスにおいては、テーパ形状の多山ねじ切
り刃を備えた刃部の先端に、その多山ねじ切り刃の小径
端側の外径寸法と略同じかそれより小さい外径寸法の穿
孔刃が設けられているので、軸心まわりに回転駆動しつ
つ被加工物に対して軸方向へ相対移動させることによ
り、その穿孔刃および多山ねじ切り刃によってテーパ形
状の下穴を切削加工できるようになり、単一の工具で下
穴とテーパ雌ねじとを連続して切削加工することが可能
となる。このため、工具交換のための設備が不要になる
とともに加工時間が短縮され、大幅に能率が向上して加
工コストが低減される。
【0009】ここで、上記穿孔刃付き多山テーパねじフ
ライスを用いる場合、テーパ雌ねじ切削に先立ち、その
穿孔刃付き多山テーパねじフライスを軸心まわりに回転
駆動しつつ被加工物に対して軸方向へ相対移動させるこ
とにより、穿孔刃および多山ねじ切り刃によってテーパ
形状の下穴を切削加工するときには、多山ねじ切り刃の
主にねじ山の山頂部分により穿孔刃よりも大径のテーパ
部分を順次切削加工することになるが、その際、穿孔刃
付き多山テーパねじフライス1回転当たりの軸方向への
送り量Sを、多山ねじ切り刃の刃数Xおよびねじ山のピ
ッチPに対して前記(1)式を略満足するように設定す
れば、多山ねじ切り刃の山頂部分で切削される切削位置
が、軸方向において切削順序が前後となる山頂間におい
て互いにずれるため、それぞれ先行する小径側山頂部の
切残し部分を切削するようになる。
【0010】具体的には、例えば周方向に2つの多山ね
じ切り刃を有するものの場合、図4に示すように、第1
多山ねじ切り刃16の第1ねじ山36からその第1ねじ
山36が1回転前に切削した位置Aまでの距離である送
り量S22が、刃数Xが2、正の整数nが2で前記(1)
式を満足するように設定されると、その第1ねじ山36
からピッチPだけ後方の第2ねじ山38は、軸心に対し
て反対側の第2多山ねじ切り刃の第1ねじ山(図示せ
ず)が1回転半前に切削した位置Bと上記位置Aとの中
間点に位置させられる。このため、第2ねじ山38は、
第1ねじ山36と第2多山ねじ切り刃の第1ねじ山とが
切り残した部分を切削することになり、切屑の幅が狭く
なるとともに、切込み深さが大きくなり、切削抵抗の少
ない良好な切削加工が可能となる。また、図5の例は、
刃数Xが2、正の整数nが3の場合であり、このときの
送り量S23に対し、第1多山ねじ切り刃16における第
1ねじ山36からピッチPだけ離れた第2ねじ山38
は、第2多山ねじ切り刃の第1ねじ山が1回転半前に切
削した位置と第1ねじ山36が2回転前に切削した位置
との中間点に位置し、図4の場合と同様に切削抵抗の少
ない良好な切削加工が行われる。
【0011】このように刃数XおよびピッチPに応じて
前記(1)式を満足するように送り量Sが設定される
と、下穴加工時に良好な切削状態が得られるようにな
り、そのテーパ下穴の内周切削面の面粗さが向上すると
ともに、その後に行われるテーパ雌ねじの切削加工が安
定して行われ得る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例である穿孔刃
付き多山テーパねじフライス(以下、単にテーパねじフ
ライスという)10を軸心と直角な方向から見た正面図
である。かかるテーパねじフライス10は、NCフライ
ス盤等に把持されて軸心まわりに回転駆動されるシャン
ク部12と、被加工物に切削加工を行う刃部14とを一
体に備えている。刃部14は、シャンク部12側から先
端側に向かうに従って小径となるテーパ形状を成してお
り、回転切削方向すなわちこの実施例では右まわりにね
じれた一対のねじれ溝20が軸心に対して対称的に形成
されることにより、リードの無い一対の第1多山ねじ切
り刃16および第2多山ねじ切り刃18が軸心に対して
対称的に設けられている。また、刃部14の先端には、
それら一対の多山ねじ切り刃16,18の小径端側の外
径寸法よりもやや小さい外径寸法を有する穿孔刃22が
設けられている。図2は、テーパねじフライス10を先
端側から見て専ら上記穿孔刃22を示す底面図であり、
穿孔刃22は、上記第1多山ねじ切り刃16および第2
多山ねじ切り刃18にそれぞれ連続した一対の切り刃2
4,26を備えている。なお、図1において前記ねじれ
溝20はシャンク部12の前端部まで達しており、その
シャンク部12と刃部14との中間部には、シャンク部
12に向かう程大径となる面取り刃28が設けられてい
る。
【0013】以上のように構成されたテーパねじフライ
ス10は、例えばNCフライス盤やマシニングセンタな
どに取り付けられてテーパ雌ねじの切削加工に用いられ
る。第1工程では、テーパねじフライス10が軸心まわ
りに回転駆動されつつ予め定められた初期位置から被加
工物30に向かって軸方向へ送られることにより、穿孔
刃22および一対の多山ねじ切り刃16,18により切
削が行われて、図3の右半分に示されているテーパ形状
の下穴32が形成される。
【0014】第2工程では、テーパねじフライス10は
軸心まわりに回転駆動されつつ、多山ねじ切り刃16,
18のねじ山の1ピッチ程度上方へ移動させられ、且つ
下穴32の径方向へ移動させられる。図3はこのときの
状態を示しており、これにより、第1多山ねじ切り刃1
6および第2多山ねじ切り刃18がその下穴32の内周
面に切り込む。この径方向への移動量は、形成すべき雌
ねじの谷径から多山ねじ切り刃16,18の外径を差し
引いた寸法の略1/2である。続いて、テーパねじフラ
イス10は軸心まわりに回転駆動されつつ、下穴32の
軸心を中心として右まわりに約1回転公転させられると
ともに、1公転当たり多山ねじ切り刃16,18のねじ
山の1ピッチだけ下方へ移動させられる。また、このと
きの公転における半径寸法は、多山ねじ切り刃16,1
8のテーパ形状、言い換えれば形成すべきテーパ雌ねじ
のテーパ形状に対応して下方への移動に伴って漸減させ
られる。これにより、下穴32の内周面に多山ねじ切り
刃16,18のねじ山のピッチと等しいピッチの右ねじ
のテーパ雌ねじ34が形成される。
【0015】その後、テーパねじフライス10は雌ねじ
34の中心へ移動させられるとともに、軸心まわりの回
転を停止させられる。そして、初期位置まで上昇させら
れ、一連の雌ねじ加工を終了する。
【0016】ここで、前記第1工程におけるテーパねじ
フライス10の軸心方向への送りは、その送り量Sが、
多山ねじ切り刃16,18の刃数X(=2)およびねじ
山のピッチPに対して、前記(1)式を満たすように設
定されている。
【0017】第1多山ねじ切り刃16側の切削加工部分
の一部を拡大した図4を参照しつつ詳細に説明すると、
この図4の場合の送り量S22は、第1多山ねじ切り刃1
6および第2多山ねじ切り刃18からなる多山ねじ切り
刃の刃数Xが2であるとともに、正の整数nが2である
ときに前記(1)式を満足するように設定されたもの
で、図4において第1多山ねじ切り刃16の第1ねじ山
36からその第1ねじ山36が1回転前に切削した位置
Aまでの距離である。そして、その第1ねじ山36から
ピッチPだけ後方にある第2ねじ山38の位置は、上記
位置Aと、第1ねじ山36と軸心に対して180゜反対
方向にある第2多山ねじ切り刃18の第1ねじ山(図示
省略)が1回転半前に切削した位置Bとの中間点と略一
致している。常にこのような切削位置関係が維持される
第2ねじ山38は、第1ねじ山36と第2多山ねじ切り
刃18の第1ねじ山とが切り残した部分を切削すること
になる。また、これと同様に、第3ねじ山40は第2ね
じ山38による切削位置に対して上記と同じ切削位置関
係が維持されることから、第3ねじ山40は、第2ねじ
山38と第2多山ねじ切り刃18の第2ねじ山(図示省
略)とが切り残した部分を切削することになる。第4ね
じ山以降についても同様である。つまり、各多山ねじ切
り刃16,18の山頂部分で切削される切削位置が、軸
方向において切削順序が前後となる山頂間において互い
にずれるため、それぞれ先行する小径側山頂部の切残し
部分を切削することになるのであり、これにより、切屑
の幅が狭くなるとともに切込み深さが大きくなり、切削
抵抗の少ない良好な切削加工が為される。
【0018】また、図5は、(1)式における正の整数
nが3とされたときの関係を満足する送り量S23が設定
された場合であり、この場合の第2ねじ山38の位置
は、第2多山ねじ切り刃18の第1ねじ山が1回転半前
に切削した位置Cと、第1ねじ山36が2回転前に切削
した位置Dとの中間点と略一致している。この場合にお
いても、一定の切削位置関係に維持される第2ねじ山3
8が、第1ねじ山36と第2多山ねじ切り刃18の第1
ねじ山とが切り残した部分を切削するとともに、同様に
第3ねじ山40以降のねじ山が、先行して切削するねじ
山の切り残した部分を切削する。図示はしないが、
(1)式における正の整数nが4以上や1であるときの
関係を満足する送り量もそれぞれ設定され得、同様の切
削状態が得られる。
【0019】このように、本実施例の穿孔刃付き多山テ
ーパねじフライス10においては、多山ねじ切り刃1
6,18を備えた刃部14の先端に穿孔刃22が設けら
れているので、従来のように下穴加工用の専用工具を用
意する必要がなく、単一の工具で下穴32とテーパ雌ね
じ34とを連続して切削加工することができる。このた
め、工具交換のための設備が不要になるとともに加工時
間が短縮され、大幅に能率が向上して加工コストが低減
される。
【0020】また、前記第1工程において上記穿孔刃付
き多山テーパねじフライス10によりテーパ形状の下穴
32を切削加工する場合に、テーパねじフライス10の
軸方向への送り量Sを、多山ねじ切り刃の刃数X(=
2)およびねじ山のピッチPに対して前記(1)式を略
満足するように設定すれば、第1多山ねじ切り刃16お
よび第2多山ねじ切り刃18の各ねじ山によって切削さ
れる切削位置が、軸方向において切削順序が前後となる
ねじ山の切削位置と互いにずらされることから、先行す
るねじ山の切削により切り残された部分を後続のねじ山
が切削するようになる。これにより、切屑の幅が狭く且
つ切込み深さが大きくて切削抵抗の少ない良好な切削状
態が得られ、テーパ下穴32の内周切削面の面粗さが向
上するとともに、その後に行われる第2工程のテーパ雌
ねじの切削加工が安定して行われる。
【0021】因に、テーパ雌ねじの中で現在最も普及し
ている1/16テーパのテーパ雌ねじを加工する場合の
具体例を以下に示す。
【0022】
【表1】
【0023】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0024】例えば、前記実施例では多山ねじ切り刃1
6および18の小径端側の外径寸法よりもやや小さい外
径寸法の穿孔刃22が設けられていたが、多山ねじ切り
刃16,18の小径端側の外径寸法と略同じ外径寸法の
穿孔刃が設けられても良い。
【0025】また、前記実施例では多山ねじ切り刃1
6,18の刃数と穿孔刃22の刃数が同じであったが、
これらは必ずしも同じである必要はない。
【0026】また、前記実施例では一対のねじれ溝20
が形成されることにより一対の多山ねじ切り刃16およ
び18が設けられていたが、多山ねじ切り刃の刃数Xが
2以外であったり、軸心と平行な直溝が設けられたりし
ても良い。
【0027】また、前記実施例ではテーパねじフライス
10を上側から見て右まわりに公転させつつ軸方向の下
方へ移動させて右ねじのテーパ雌ねじ34を切削加工す
る場合について説明したが、この公転方向や軸方向にお
ける送り方向は適宜変更できる。
【0028】また、前記実施例のテーパねじフライス1
0には面取り刃28が設けられていたが、面取り刃28
は必要に応じて適宜設けられれば良い。
【0029】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である穿孔刃付き多山テーパ
ねじフライスの正面図である。
【図2】図1の実施例の穿孔刃を示す底面図である。
【図3】図1のテーパねじフライスを用いて雌ねじ加工
を行う工程を説明する断面図である。
【図4】図1のテーパねじフライスによりテーパ下穴を
加工する際の切削状態を詳細に示す断面図である。
【図5】図1のテーパねじフライスによりテーパ下穴を
加工する際の切削状態を詳細に示す断面図で、図4の場
合と送り量Sが異なる場合を説明する図である。
【符号の説明】
10:穿孔刃付き多山テーパねじフライス 12:シャンク部 14:刃部 16:第1多山ねじ切り刃 18:第2多山ねじ切り刃 22:穿孔刃 30:被加工物 32:下穴 34:テーパ雌ねじ S22,S23:送り量 P:ねじ山のピッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャンク部と、先端側へ向かうに従って小
    径となるテーパ形状のリードの無い多山ねじ切り刃を備
    えた刃部とを同軸に有して、テーパ雌ねじを切削加工す
    る多山テーパねじフライスにおいて、 前記刃部の先端に、前記多山ねじ切り刃の小径端側の外
    径寸法と略同じかそれより小さい外径寸法の穿孔刃を設
    けたことを特徴とする穿孔刃付き多山テーパねじフライ
    ス。
  2. 【請求項2】シャンク部と、先端側へ向かうに従って小
    径となるテーパ形状のリードの無い多山ねじ切り刃を備
    えた刃部とを同軸に有するとともに、該刃部の先端に、
    前記多山ねじ切り刃の小径端側の外径寸法と略同じかそ
    れより小さい外径寸法の穿孔刃が設けられた穿孔刃付き
    多山テーパねじフライスを用いて、被加工物にテーパ雌
    ねじを切削加工する場合に、該穿孔刃付き多山テーパね
    じフライスを軸心まわりに回転駆動しつつ該被加工物に
    対して軸方向へ相対移動させることにより、前記穿孔刃
    および多山ねじ切り刃によってテーパ形状の下穴を切削
    加工するに際して、 前記穿孔刃付き多山テーパねじフライス1回転当たりの
    軸方向への送り量Sを、前記多山ねじ切り刃の刃数Xお
    よびねじ山のピッチPに対して、下記の数1の式を略満
    足するように設定した 【数1】 ことを特徴とする穿孔刃付き多山テーパねじフライスの
    使用方法。
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