JPH06110213A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH06110213A
JPH06110213A JP4280830A JP28083092A JPH06110213A JP H06110213 A JPH06110213 A JP H06110213A JP 4280830 A JP4280830 A JP 4280830A JP 28083092 A JP28083092 A JP 28083092A JP H06110213 A JPH06110213 A JP H06110213A
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JP
Japan
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light
mirror device
beam splitter
image
polarization
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JP4280830A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Tamaoki
英一 玉置
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70283Mask effects on the imaging process

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の高分解能化を図るとともに、高速な画
像記録を実現する。 【構成】 水銀灯2,コリメータレンズ3,偏光膜4a
を有する偏光ビームスプリッタ4,第1の1/4波長板
5および第1の鏡装置6を水銀灯2からの紫外光の出射
方向(図中、x方向)に順に配設し、偏光ビームスプリ
ッタ4の−y方向に第2の1/4波長板7および第2の
鏡装置8を、また、偏光ビームスプリッタ4のy方向に
結像レンズ9およびPS版10を順に配設する。さら
に、第1および第2の鏡装置6,8の配設位置を調整し
て、第1の鏡装置6で反射される第1紫外光UV1と第
2の鏡装置8で反射される第2紫外光UV2とによりP
S版10上に投影される像IS1,IS2を、縦方向お
よび横方向の双方に画素ピッチSの1/2だけ互いにず
らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射型の空間光変調器
を備え、該空間光変調器からの反射光で感光性の記録媒
体を露光することにより画像記録を行なう画像記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ装置などにおいては
高輝度の短波長光源を利用したいという要請から、短波
長の光を効率良く変調できる反射型光変調素子(Deform
able Mirror Device:以下、DMDと呼ぶ)を用いたも
のが提案されている。例えば、特開昭61−12962
7号公報に記載のプリンタがそうである。
【0003】DMDとしては数多くのタイプのものがあ
り、上記プリンタでは、光の偏向方向を切り換え可能な
カンチレバータイプのDMDが用いられている。ところ
で、こうしたDMDは、光の利用効率を考えたとき、格
子状に光変調素子が複数集められて、2次元DMDとし
て構成されることが望ましい(例えば、United States
Patent 5,049,901)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記2
次元DMDを備えた画像記録装置(プリンタ)では、2
次元DMDの単位面積当たりに集積可能な素子数に限界
があることから、より高分解能な画像出力を行なうこと
ができなかった。また、DMDの変調速度は元々それ程
早いものではないため、高分解能な画像を得るために2
次元DMDの集積素子数を高めた場合、DMDを構成す
る全光変調素子に対して画像パターン情報を書き込むの
にかなりの時間を要した。この結果、前記画像記録装置
では、画像記録を高速に行なうことができなかった。
【0005】本発明は、こうした問題点に鑑みてなされ
たもので、画像の高分解能化と画像記録の高速化を図る
ことを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成を取った。
【0007】本発明の画像記録装置は、光を出射する光
出射手段と、前記光出射手段からの光を入射し、進行方
向および偏光方向が異なる第1の光と第2の光とに分割
する偏光ビームスプリッタと、前記第1の光を反射し、
前記偏光ビームスプリッタに反射された第1の光を再度
入射させる第1の鏡装置と、前記偏光ビームスプリッタ
と前記第1の鏡装置との間に配置された第1の1/4波
長板と、前記第2の光を反射し、前記偏光ビームスプリ
ッタに反射された第2の光を再度入射させる第2の鏡装
置と、前記偏光ビームスプリッタと前記第2の鏡装置と
の間に配置された第2の1/4波長板と、前記偏光ビー
ムスプリッタに再度入射され、該偏光ビームスプリッタ
から同一方向に出射される前記第1の光および第2の光
を前記記録媒体上に結像する光学系と、を具備し、前記
第1および第2の鏡装置には前記画像パターン情報に応
じて入射光の反射方向を独立に切り換える複数の光変調
素子が格子状に配列されており、前記第1および第2の
鏡装置が配置される位置は、前記偏光ビームスプリッタ
に対して光学的に等価な位置を基準として、前記記録媒
体上に形成される画素ピッチの2分の1に応じた量だ
け、前記光変調素子の少なくとも1配列方向に相対的に
ずれていることを、その要旨としている。
【0008】
【作用】以上のように構成された本発明の画像記録装置
では、光出射手段から出射される光を、偏光ビームスプ
リッタにより、進行方向および偏光方向が異なる第1の
光と第2の光とに分割する。第1の光は、第1の1/4
波長板を介して第1の鏡装置に入射し、反射された第1
の光が再び第1の1/4波長板を介して偏光ビームスプ
リッタに入射する。第2の光は、第2の1/4波長板を
介して第2の鏡装置に入射し、反射された第2の光が再
び第2の1/4波長板を介して偏光ビームスプリッタに
入射する。偏光ビームスプリッタに再度入射された第1
の光および第2の光は、偏光ビームスプリッタから同一
方向に出射され、光学系を介して記録媒体上で結像され
る。
【0009】第1の鏡装置および第2の鏡装置は、複数
の光変調素子が格子状に配列されており、画像パターン
情報に応じて入射光の反射方向を素子毎に切換えるの
で、画像パターン情報に基づいて第1の像が第1の鏡装
置上に、第2の像が第2の鏡装置上にそれぞれ形成され
ることになり、これらの像が光学系によって記録媒体上
に投影される。しかも、第1および第2の鏡装置の配置
位置により、記録媒体上に形成される第1の像と第2の
像とは画素ピッチの2分の1に応じた量だけ、光変調素
子の少なくとも1配列方向に相対的にずれている。な
お、第1の光と第2の光とは、偏光方向が互いに異なっ
ているので、干渉することがなく、記録媒体上には互い
に独立した像が形成される。
【0010】こうしたことから、第1の像および第2の
像は、該像を構成する画素の中心を画素ピッチの1/2
だけ互いにずらして記録される。この結果、鏡装置が一
つの場合と比較して2倍の密度で画像が記録される。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例としての画像記録装置
1の要部を示す概略構成図であり、図2はその要部の斜
視図である。
【0012】両図に示すように、画像記録装置1は、光
源としての水銀灯2,コリメータレンズ3,偏光膜4a
を有する偏光ビームスプリッタ4,第1の1/4波長板
5および第1の鏡装置6を水銀灯2からの紫外光UVの
出射方向(図中、x方向)に順に配設し、第2の1/4
波長板7および第2の鏡装置8を偏光ビームスプリッタ
4の図中、−y方向に順に配設し、さらに、結像レンズ
9および感光性の記録媒体としてのPS版10を偏光ビ
ームスプリッタ4の図中、y方向に順に配設した構成で
ある。第1の鏡装置6と第2の鏡装置8とは、偏光膜4
aに対して光学的に等価な位置から微妙にずれた配置と
なっており、このずれについては後程詳しく説明する。
【0013】水銀灯2は、PS版10を感光させる紫外
線領域の波長の紫外光UVを放射する光源である。な
お、放射される紫外光UVは、互いに直交する2つの直
線偏光成分、即ちp偏光成分とs偏光成分とを含む統計
的に無偏光な光である。PS版10は、感光性樹脂を感
光層としたアルミニウムベースの版材である。
【0014】水銀灯2から放射された紫外光UVは、図
中、x方向に進み、コリメータレンズ3で平行光線束と
なり、次いで、偏光ビームスプリッタ4に入射する。偏
光ビームスプリッタ4の偏光膜4aは、入射面に平行な
p偏光の光を透過し、入射面に垂直なs偏光の光を反射
するものである。なお、入射面とは、偏光膜4aに入射
する光と偏光膜4aの法線とを含む面である。
【0015】水銀灯2から放射される紫外光UVは前述
したようにp偏光成分とs偏光成分とを含むことから、
図2に示すように、そのp偏光成分の光は前述した偏光
ビームスプリッタ4の偏光膜4aをそのまま透過して第
1の1/4波長板5に入射し、s偏光成分の光は偏光膜
4aで反射して第2の1/4波長板7に入射する。
【0016】ここで、偏光ビームスプリッタ4で分割さ
れて第1の1/4波長板5に向かう方向に進む光を第1
紫外光UV1と呼び、第2の1/4波長板7に向かう方
向に進む光を第2紫外光UV2と呼ぶものとする。第1
の1/4波長板5は、p偏光の光を右回りの円偏光の光
に変換するように進相軸の方向が定められて配設されて
おり、第1紫外光UV1を右回りの円偏光の光に変換す
る。
【0017】次いで、右回りの円偏光の光となった第1
紫外光UV1は、第1の鏡装置6にて反射され、進行方
向が180゜反転される。なお、この反射によって、右
回りの円偏光の光は、左回りの円偏光の光となる。な
お、図中、第1の鏡装置6からの反射光(第2の鏡装置
8からの反射光も同じ)は、第1の鏡装置6上の一つの
点像の様子として示している。
【0018】第1の鏡装置6にて反射された第1紫外光
UV1は、その後、再び第1の1/4波長板5に入射す
る。左回りの円偏光である第1紫外光UV1は、第1の
1/4波長板5を通過すると、s偏光の光となり、その
後、偏光ビームスプリッタ4に入射する。偏光ビームス
プリッタ4の偏光膜4aは、前述したようにs偏光の光
を反射することから、入射した第1紫外光UV1は偏光
膜4aにより反射されて、その進行方向が90゜転換さ
れ、図中y方向に出射する。
【0019】一方、偏光ビームスプリッタ4で分離され
た第2紫外光UV2は第2の1/4波長板7に入射す
る。第2の1/4波長板7は、s偏光の光を左回りの円
偏光の光に変換するように進相軸の方向が定められて配
設されており、第2紫外光UV2を左回りの円偏光の光
に変換する。
【0020】次いで、左回りの円偏光となった第2紫外
光UV2は、第2の鏡装置8にて反射され、進行方向が
180゜反転される。なお、この反射によって、左回り
の円偏光の光は、光を迎える方向から見て右回りの円偏
光の光となり、再び第2の1/4波長板7に入射する。
【0021】右回りの円偏光である第2紫外光UV2
は、第2の1/4波長板7を通過すると、p偏光の光と
なり、その後、偏光ビームスプリッタ4に入射する。偏
光ビームスプリッタ4の偏光膜4aは、前述したように
p偏光の光を透過することから、入射した光は偏光膜4
aをそのまま透過して、図中y方向に出射する。
【0022】このとき、偏光ビームスプリッタ4の偏光
膜4aでは、その第2紫外光UV2の透過とともに第1
の鏡装置6で反射して戻ってきた第1紫外光UV1の反
射を行なう。この結果、第1紫外光UV1および第2紫
外光UV2は、偏光ビームスプリッタ4から図中y方向
に出射されるので、結像レンズ9を介してPS版10に
おいて結像される。この時、第1紫外光UV1と第2紫
外光UV2とは、偏光方向が互いに垂直方向に異なって
いるので、干渉することがなく、PS版10上には互い
に独立した像が形成される。
【0023】上記構成の光学系に用いられる第1の鏡装
置6および第2の鏡装置8は、外部から受けた電気信号
に対応するパターン情報で入射光を変調するもので、同
一構成である。以下、鏡装置6,8の構成について詳述
する。鏡装置6,8は、格子状に配列した複数の反射型
光変調素子(DMD;以下、単に光変調素子と呼ぶ)か
ら構成されている。詳しくは、図3に示すように、光変
調素子Dを横方向にn個、縦方向にm個格子状に配列し
た構成である。なお、本実施例では、n,m共、102
4の値とした。図2中には、図示の都合上、n,m共、
値3として省略して記載した。
【0024】光変調素子Dを図4および図5に示した。
両図に示すように、光変調素子Dは、基板31上にスペ
ーサ32を介して表面層33を固着し、その表面層33
に基板31と表面層33との間の空間を覆うフラップ部
33aを形成した構成である。なお、フラップ部33a
の表面には反射膜35が被覆されており、この反射膜3
5で入射光を反射する。
【0025】フラップ部33aと基板31との間に電圧
を印加することにより、フラップ部33aと基板31と
の対向面が極板を形成し、電圧によって誘起された電荷
が両者を互いに引きつける。このため、図5に示すよう
に、通常時(電圧が印加されていない場合)に基板31
に対して平行な位置にあるフラップ部33aは、破線に
示すように、フラップ部33aのヒンジ部33hで曲げ
られ表面層33に対して所定の角度θだけ下方向に傾
く。したがって、電圧を印加するか否かで、フラップ部
33aの傾きを、基板31に平行な方向と所定の角度θ
だけ下方向に傾いた方向とに切り換えることができ、こ
の結果、所定の角度で入射した光B1は第1の方向αと
第2の方向βとに切り換えて反射される。
【0026】こうした構成の光変調素子Dを格子状に配
列した鏡装置6,8によれば、各光変調素子Dに入力さ
れる電気信号を、描画したい図形パターンを示す各画素
毎のオン/オフ値に応じて定めることにより、各光変調
素子Dにおける偏向方向をその図形パターンで変調する
ことができる。
【0027】なお、図1において、鏡装置6,8で変調
されて前記第1の方向αに進む光(電気信号としてオフ
の値が入力された光変調素子で反射された光)は、前述
したように、その後、第1の1/4波長板5または第2
の1/4波長板7に入射し、偏光ビームスプリッタ4に
戻る。一方、オンの値が入力された光変調素子Dで反射
された光は第1の光吸収板40又は第2の光吸収板41
に至り吸収される。
【0028】偏光ビームスプリッタ4に戻った第1紫外
光UV1および第2紫外光UV2は、前述したように、
結像レンズ9を介してPS版10に至る。この結果、P
S版10上には、第1紫外光UV1および第2紫外光U
V2により投影された2つの像IS1,IS2(図2参
照)がそれぞれ形成される。
【0029】両像IS1,IS2は、第1の鏡装置6お
よび第2の鏡装置8に現在入力されている各図形パター
ンをそれぞれ示す像であり、両鏡装置6,8を構成する
光変調素子Dの数に対応した数の画素によりそれぞれ構
成される。
【0030】両像IS1,IS2のPS版10上の投影
位置を決定する第1の鏡装置6および第2の鏡装置8の
配設位置は、偏光ビームスプリッタ4の偏光膜4aに対
して光学的に等価な位置から微妙にずれており、詳しく
は、第2の鏡装置8が、第1の鏡装置6の偏光膜4aに
対して光学的に等価な位置から、図1,2中−x方向お
よz方向に、像IS1,IS2の画素ピッチの1/2に
結像レンズ9の倍率を乗じた分だけずれた位置に配設さ
れている。この結果、両像IS1,IS2は、図6に示
すように、両者が完全に一致した状態から、横方向(光
変調素子Dの配列の横方向に対応した方向)および縦方
向(光変調素子Dの配列の縦方向に対応した方向)に画
素ピッチSの1/2だけ互いにずれた位置に形成される
ことになる。
【0031】こうした結果、PS版10上には、第1紫
外光UV1による像IS1と第2紫外光UV2による像
IS2との論理和をとった画像が描画される。この画像
をビットマップ形式で表したのが図7である。なお、図
7中、ハッチングが施されていないビットが第1紫外光
UV1により描かれたもので、ハッチングが施されたビ
ットが第2紫外光UV2により描かれたものである。
【0032】したがって、PS版10に描画したい図形
パターンを示すビットマップ形式の画像データを、主走
査方向および副走査方向の値が奇数となるビットのデー
タと主走査方向および副走査方向の値が偶数となるビッ
トのデータとに分けて、前者を第1の鏡装置6に入力
し、後者を第2の鏡装置8に入力することで、PS版1
0上に所望の図形パターンを描画することができる。本
実施例では、図示しない鏡装置制御回路が第1の鏡装置
6および第2の鏡装置8に電気的に接続されており、描
画したい画像データを鏡装置制御回路に送ることで、鏡
装置制御回路により前述した2つのビットマップデータ
に分けられて、第1の鏡装置6および第2の鏡装置8に
各ビットマップデータがそれぞれ入力される。
【0033】なお、図1,図2において、PS版10は
図示しないテーブルにより、x方向およびz方向に移動
する。PS版10を移動することにより、像IS1,I
S2を相対的に−x方向および−z方向に移動すること
ができ、これと共に、第1の鏡装置6および第2の鏡装
置8に入力する図形パターンを切り換えることにより、
PS版10の全表面が露光される。
【0034】以上詳述した本実施例の画像記録装置1に
よれば、第1の鏡装置6により反射された第1紫外光U
V1と第2の鏡装置8により反射された第2紫外光UV
2とにより、図7に示すように第1紫外光UV1により
描かれるビットと第2紫外光UV2により描かれるビッ
トとが互い違いに配列された図形パターンが描画され
る。このため、この図形パターンは一つの鏡装置で描画
する場合の2倍の分解能で表されたものとなる。また、
倍密度の分解能に引き上げたにも関わらず、鏡装置に対
する画像データの書込みに要する時間は鏡装置が一つの
場合と変わらず、高速な画像記録を実現できる。
【0035】次に、前記実施例の変形例をいくつか説明
する。前記実施例においては、PS版10上の2つの像
IS1,IS2が縦方向および横方向の双方に画素ピッ
チSの1/2だけ互いにずれるように両鏡装置6,8の
配設位置が調整されていたが、これに換えて、縦方向も
しくは横方向のいずれかに画素ピッチの1/2だけずれ
るように両鏡装置6,8の配設位置を調整する構成とし
てもよい。この構成により、画像の縦方向もしくは横方
向のいずれか一方だけを倍密度の分解能とすることがで
きる。
【0036】さらに、前記実施例においては、光出射手
段として無偏光な光を出射する水銀灯2を用いていた
が、これに換えて、円偏光やランダム偏光のレーザビー
ムを出射するレーザ光源としてもよく、また、偏光ビー
ムスプリッタ4の入射面によって規定されるp偏光およ
びs偏光の偏光方向に対して45゜方向に軸を持つ楕円
偏光のレーザビームを出射するレーザ光源としてもよ
い。水銀灯2に替えてハロゲンランプとしてもよい。
【0037】前記実施例においては、オンの値が入力さ
れた光変調素子Dで反射された不要な光を第1の光吸収
板40および第2の光吸収板41で吸収する構成として
いたが、これに換えて、結像レンズ9とPS版10との
間に絞りを設け、この絞りにより前記不要な光がPS版
10側に漏れないように構成してもよい。
【0038】以上、本発明のいくつかの実施例を詳述し
てきたが、本発明は、こうした実施例に何等限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々なる態様にて実施することができるのは勿論のこと
である。例えば上記実施例では、記録媒体としてPS版
10を用いたが、マスクブランクスや感光フィルムであ
っても良いし、また、光出射手段としては、紫外光を出
射する水銀灯2を用いたが、他の波長域の可視光や赤外
光を出射する光源を用いても実施可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、2
つの鏡装置により画像を記録することから、高分解能で
画像を記録することができる。さらには、画像を高分解
能としたにも関わらず高速な画像記録を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての画像記録装置の要部
を示す概略構成図である。
【図2】その画像記録装置の要部の斜視図である。
【図3】鏡装置が格子状に配列された複数の光変調素子
から構成されていることを示す鏡装置の概略構成図であ
る。
【図4】その光変調素子の平面図である。
【図5】光変調素子の縦断面図である。
【図6】第1の鏡装置からの光と第2の鏡装置からの光
とによりPS版上に投影される2つの像の位置関係を示
す説明図である。
【図7】描画される画像をビットマップ形式で示す説明
図である。
【符号の説明】
1…画像記録装置 2…水銀灯 3…コリメータレンズ 4…偏光ビームスプリッタ 4a…偏光膜 5…第1の1/4波長板 6…第1の鏡装置 7…第2の1/4波長板 8…第2の鏡装置 9…結像レンズ 10…PS版 D…光変調素子 IS1…像 IS2…像 UV…紫外光 UV1…第1紫外光 UV2…第2紫外光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H04N 1/04 Z 7251−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性の記録媒体上に画像パターン情報
    に基づいて変調された光を照射することによって画像を
    記録する画像記録装置において、 光を出射する光出射手段と、 前記光出射手段からの光を入射し、進行方向および偏光
    方向が異なる第1の光と第2の光とに分割する偏光ビー
    ムスプリッタと、 前記第1の光を反射し、前記偏光ビームスプリッタに反
    射された第1の光を再度入射させる第1の鏡装置と、 前記偏光ビームスプリッタと前記第1の鏡装置との間に
    配置された第1の1/4波長板と、 前記第2の光を反射し、前記偏光ビームスプリッタに反
    射された第2の光を再度入射させる第2の鏡装置と、 前記偏光ビームスプリッタと前記第2の鏡装置との間に
    配置された第2の1/4波長板と、 前記偏光ビームスプリッタに再度入射され、該偏光ビー
    ムスプリッタから同一方向に出射される前記第1の光お
    よび第2の光を前記記録媒体上に結像する光学系と、を
    具備し、 前記第1および第2の鏡装置には前記画像パターン情報
    に応じて入射光の反射方向を独立に切り換える複数の光
    変調素子が格子状に配列されており、 前記第1および第2の鏡装置が配置される位置は、前記
    偏光ビームスプリッタに対して光学的に等価な位置を基
    準として、前記記録媒体上に形成される画素ピッチの2
    分の1に応じた量だけ、前記光変調素子の少なくとも1
    配列方向に相対的にずれていることを特徴とする画像記
    録装置。
JP4280830A 1992-09-25 1992-09-25 画像記録装置 Pending JPH06110213A (ja)

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