JPH06110075A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06110075A JPH06110075A JP28218392A JP28218392A JPH06110075A JP H06110075 A JPH06110075 A JP H06110075A JP 28218392 A JP28218392 A JP 28218392A JP 28218392 A JP28218392 A JP 28218392A JP H06110075 A JPH06110075 A JP H06110075A
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- liquid crystal
- display device
- crystal display
- substrate
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外力を受けてもクロス材が剥がれないように
する。 【構成】 樹脂製の下側基板３の上面には樹脂製の上側
基板６がシール材７を介して貼り合わされている。シー
ル材７の外側に位置する下側基板３の一端部上面に設け
られた上側基板用外部接続端子９とシール材７の外側に
位置する上側基板６の一端部下面に設けられた中継用接
続端子１０とはクロス材１１を介して接続されている。
クロス材１１の外側に位置する下側基板３の一端部上面
とクロス材１１の外側に位置する上側基板６の一端部下
面とは熱圧着ヘッドを用いた熱圧着により固着されてい
る。
する。 【構成】 樹脂製の下側基板３の上面には樹脂製の上側
基板６がシール材７を介して貼り合わされている。シー
ル材７の外側に位置する下側基板３の一端部上面に設け
られた上側基板用外部接続端子９とシール材７の外側に
位置する上側基板６の一端部下面に設けられた中継用接
続端子１０とはクロス材１１を介して接続されている。
クロス材１１の外側に位置する下側基板３の一端部上面
とクロス材１１の外側に位置する上側基板６の一端部下
面とは熱圧着ヘッドを用いた熱圧着により固着されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示装置およびそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶表示装置には、例えば図７に
示すような構造のものがある。この液晶表示装置では、
上面に下側透明電極１および下側配向膜２が設けられた
樹脂製の下側基板３の上面に、下面に上側透明電極４お
よび上側配向膜５が設けられた樹脂製の上側基板６をシ
ール材７を介して貼り合わせ、その間に液晶８を封入し
た構造となっている。また、この液晶表示装置では、シ
ール材７の外側に位置する下側基板３の一端部をシール
材７の外側に位置する上側基板６の一端部から突出さ
せ、そしてシール材７の外側に位置する下側基板３の一
端部上面のみに外部接続端子を設けている。すなわち、
シール材７の外側に位置する下側基板３の一端部上面に
は、下側透明電極１に接続された下側基板用外部接続端
子（図示せず）と、直接にはどことも接続されていない
上側基板用外部接続端子９とが設けられている。一方、
シール材７の外側に位置する上側基板６の一端部下面に
は、上側透明電極４に接続された中継用接続端子１０が
設けられている。そして、上側基板用外部接続端子９と
中継用接続端子１０とは、上側基板用外部接続端子９の
上面に印刷によって予め設けられた銀ペースト等からな
る円柱状のクロス材１１を介して接続されている。
示すような構造のものがある。この液晶表示装置では、
上面に下側透明電極１および下側配向膜２が設けられた
樹脂製の下側基板３の上面に、下面に上側透明電極４お
よび上側配向膜５が設けられた樹脂製の上側基板６をシ
ール材７を介して貼り合わせ、その間に液晶８を封入し
た構造となっている。また、この液晶表示装置では、シ
ール材７の外側に位置する下側基板３の一端部をシール
材７の外側に位置する上側基板６の一端部から突出さ
せ、そしてシール材７の外側に位置する下側基板３の一
端部上面のみに外部接続端子を設けている。すなわち、
シール材７の外側に位置する下側基板３の一端部上面に
は、下側透明電極１に接続された下側基板用外部接続端
子（図示せず）と、直接にはどことも接続されていない
上側基板用外部接続端子９とが設けられている。一方、
シール材７の外側に位置する上側基板６の一端部下面に
は、上側透明電極４に接続された中継用接続端子１０が
設けられている。そして、上側基板用外部接続端子９と
中継用接続端子１０とは、上側基板用外部接続端子９の
上面に印刷によって予め設けられた銀ペースト等からな
る円柱状のクロス材１１を介して接続されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶表示装置では、樹脂製の基板３、６がガ
ラス等からなるハード基板と異なって可撓性を有し、し
かもシール材７の外側にクロス材１１を配置しているの
で、実装時等に下側基板３の一端部に外力が加わり、こ
の一端部が湾曲した場合には、例えば図８に示すよう
に、クロス材１１の上端部が中継用接続端子１０から剥
がれ、接続不良が生じることがあるという問題があっ
た。特に、上側基板用外部接続端子９の幅を小さくする
場合、これに伴ってクロス材１１の接触面積も小さくな
るので、クロス材１１の上端部の剥がれによる接続不良
が生じやすくなるという問題があった。この発明の目的
は、外力を受けてもクロス材が剥がれないようにするこ
とのできる液晶表示装置およびその製造方法を提供する
ことにある。
このような液晶表示装置では、樹脂製の基板３、６がガ
ラス等からなるハード基板と異なって可撓性を有し、し
かもシール材７の外側にクロス材１１を配置しているの
で、実装時等に下側基板３の一端部に外力が加わり、こ
の一端部が湾曲した場合には、例えば図８に示すよう
に、クロス材１１の上端部が中継用接続端子１０から剥
がれ、接続不良が生じることがあるという問題があっ
た。特に、上側基板用外部接続端子９の幅を小さくする
場合、これに伴ってクロス材１１の接触面積も小さくな
るので、クロス材１１の上端部の剥がれによる接続不良
が生じやすくなるという問題があった。この発明の目的
は、外力を受けてもクロス材が剥がれないようにするこ
とのできる液晶表示装置およびその製造方法を提供する
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の液晶表示
装置は、クロス材の外側に位置する下側基板の一端部上
面とクロス材の外側に位置する上側基板の一端部下面と
を固着したものである。請求項２記載の液晶表示装置の
製造方法は、クロス材の外側に位置する下側基板の一端
部上面とクロス材の外側に位置する上側基板の一端部下
面とを熱圧着ヘッドを用いて熱圧着するようにしたもの
である。
装置は、クロス材の外側に位置する下側基板の一端部上
面とクロス材の外側に位置する上側基板の一端部下面と
を固着したものである。請求項２記載の液晶表示装置の
製造方法は、クロス材の外側に位置する下側基板の一端
部上面とクロス材の外側に位置する上側基板の一端部下
面とを熱圧着ヘッドを用いて熱圧着するようにしたもの
である。
【０００５】
【作用】この発明によれば、クロス材の外側に位置する
下側基板の一端部上面とクロス材の外側に位置する上側
基板の一端部下面とを固着することになるので、外力を
受けてもクロス材が剥がれないようにすることができ
る。
下側基板の一端部上面とクロス材の外側に位置する上側
基板の一端部下面とを固着することになるので、外力を
受けてもクロス材が剥がれないようにすることができ
る。
【０００６】
【実施例】図１はこの発明の一実施例における液晶表示
装置の要部を示したものである。この図において、図７
と同一部分には同一の符号を付し、その説明を適宜省略
する。この液晶表示装置では、クロス材１１の外側に位
置する下側基板３の一端部上面とクロス材１１の外側に
位置する上側基板６の一端部下面とが固着されている。
したがって、この液晶表示装置では、下側基板３の一端
部に外力を受けてもクロス材１１が剥がれないようにす
ることができる。
装置の要部を示したものである。この図において、図７
と同一部分には同一の符号を付し、その説明を適宜省略
する。この液晶表示装置では、クロス材１１の外側に位
置する下側基板３の一端部上面とクロス材１１の外側に
位置する上側基板６の一端部下面とが固着されている。
したがって、この液晶表示装置では、下側基板３の一端
部に外力を受けてもクロス材１１が剥がれないようにす
ることができる。
【０００７】次に、この液晶表示装置を製造する場合に
ついて説明する。まず、図２および図３に示すように、
上面に下側透明電極１、下側配向膜２、下側基板用外部
接続端子２１および上側基板用外部接続端子９が設けら
れた下側基板３の上面に、下面に上側透明電極４、上側
配向膜５および中継用接続端子１０が設けられた上側基
板６をシール材７およびクロス材１１を介して貼り合わ
せてなる液晶セル（液晶８は注入されていない）を用意
し、これを熱圧着装置の上側熱圧着ヘッド２２と下側熱
圧着ヘッド２３との間にセットする。なお、この例で
は、図２に示すように、シール材７の外側に位置する下
側基板３の一端部上面の両端部に２本ずつの上側基板用
外部接続端子９が設けられ、その各上面にクロス材１１
が設けられている。
ついて説明する。まず、図２および図３に示すように、
上面に下側透明電極１、下側配向膜２、下側基板用外部
接続端子２１および上側基板用外部接続端子９が設けら
れた下側基板３の上面に、下面に上側透明電極４、上側
配向膜５および中継用接続端子１０が設けられた上側基
板６をシール材７およびクロス材１１を介して貼り合わ
せてなる液晶セル（液晶８は注入されていない）を用意
し、これを熱圧着装置の上側熱圧着ヘッド２２と下側熱
圧着ヘッド２３との間にセットする。なお、この例で
は、図２に示すように、シール材７の外側に位置する下
側基板３の一端部上面の両端部に２本ずつの上側基板用
外部接続端子９が設けられ、その各上面にクロス材１１
が設けられている。
【０００８】次に、図４〜図６に示すように、上側熱圧
着ヘッド２２を下降させるとともに下側熱圧着ヘッド２
３を上昇させて熱圧着を行なうと、両基板３、６の各一
端部が適宜に湾曲されて互いに圧接され、この圧接され
た部分が溶融される。この後、上側熱圧着ヘッド２２を
上昇させるとともに下側熱圧着ヘッド２３を下降させる
と、一旦溶融した部分が固化することより、両基板３、
基板６の各一端部が互いに固着される。なお、熱圧着時
での加熱温度は、基板材料がＰＥＳ（ポリエーテルサル
フォン）である場合には２５０〜３００℃程度とし、Ｐ
ＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）である場合には２
００〜２５０℃程度とする。また、熱圧着の際に、熱圧
着ヘッドと基板との間にシリコンシートを介在させ、熱
圧着ヘッドと基板とがくっつかないようにする。この
後、シール材７に形成された液晶注入口（図示せず）を
介して液晶８を注入し、次いで液晶注入口を封止する
と、図１に示す液晶表示装置が製造される。なお、液晶
８の注入は熱圧着の前に行なってもよい。
着ヘッド２２を下降させるとともに下側熱圧着ヘッド２
３を上昇させて熱圧着を行なうと、両基板３、６の各一
端部が適宜に湾曲されて互いに圧接され、この圧接され
た部分が溶融される。この後、上側熱圧着ヘッド２２を
上昇させるとともに下側熱圧着ヘッド２３を下降させる
と、一旦溶融した部分が固化することより、両基板３、
基板６の各一端部が互いに固着される。なお、熱圧着時
での加熱温度は、基板材料がＰＥＳ（ポリエーテルサル
フォン）である場合には２５０〜３００℃程度とし、Ｐ
ＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）である場合には２
００〜２５０℃程度とする。また、熱圧着の際に、熱圧
着ヘッドと基板との間にシリコンシートを介在させ、熱
圧着ヘッドと基板とがくっつかないようにする。この
後、シール材７に形成された液晶注入口（図示せず）を
介して液晶８を注入し、次いで液晶注入口を封止する
と、図１に示す液晶表示装置が製造される。なお、液晶
８の注入は熱圧着の前に行なってもよい。
【０００９】ここで、熱圧着した状態では、図４〜図６
に示すように、隣接する外部接続端子９、２１の間に位
置する両基板３、６が互いに固着され、また下側基板用
外部接続端子２１が上側基板６の一端部下面に接触さ
れ、さらに上側基板用外部接続端子９と中継用接続端子
１０とが互いに接触される。
に示すように、隣接する外部接続端子９、２１の間に位
置する両基板３、６が互いに固着され、また下側基板用
外部接続端子２１が上側基板６の一端部下面に接触さ
れ、さらに上側基板用外部接続端子９と中継用接続端子
１０とが互いに接触される。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、クロス材の外側に位置する下側基板の一端部上面と
クロス材の外側に位置する上側基板の一端部下面とを固
着しているので、外力を受けてもクロス材が剥がれない
ようにすることができ、接続の信頼性が向上する。
ば、クロス材の外側に位置する下側基板の一端部上面と
クロス材の外側に位置する上側基板の一端部下面とを固
着しているので、外力を受けてもクロス材が剥がれない
ようにすることができ、接続の信頼性が向上する。
【図１】この発明の一実施例における液晶表示装置の要
部の断面図。
部の断面図。
【図２】同液晶表示装置の製造に際し、その一部の熱圧
着前の状態の平面図。
着前の状態の平面図。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図４】同液晶表示装置の製造に際し、熱圧着した状態
における図２のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
における図２のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図５】同じく熱圧着した状態における図２のＡ−Ａ線
に沿う断面図。
に沿う断面図。
【図６】同じく熱圧着した状態における図２のＣ−Ｃ線
に沿う断面図。
に沿う断面図。
【図７】従来の液晶表示装置の一部の断面図。
【図８】この従来の液晶表示装置の問題点を説明するた
めに示す断面図。
めに示す断面図。
３ 下側基板 ６ 上側基板 ７ シール材 ９ 上側基板用外部接続端子 １０ 中継用接続端子 １１ クロス材
Claims (2)
- 【請求項１】 樹脂製の下側基板上に樹脂製の上側基板
をシール材を介して貼り合わせ、前記シール材の外側に
位置する前記下側基板の一端部上面に設けられた上側基
板用外部接続端子と前記シール材の外側に位置する前記
上側基板の一端部下面に設けられた中継用接続端子とを
クロス材を介して接続した液晶表示装置において、 前記クロス材の外側に位置する前記下側基板の一端部上
面と前記クロス材の外側に位置する前記上側基板の一端
部下面とを固着したことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 樹脂製の下側基板上に樹脂製の上側基板
をシール材を介して貼り合わせ、前記シール材の外側に
位置する前記下側基板の一端部上面に設けられた上側基
板用外部接続端子と前記シール材の外側に位置する前記
上側基板の一端部下面に設けられた中継用接続端子とを
クロス材を介して接続した液晶表示装置の製造方法にお
いて、 前記クロス材の外側に位置する前記下側基板の一端部上
面と前記クロス材の外側に位置する前記上側基板の一端
部下面とを熱圧着ヘッドを用いて熱圧着することを特徴
とする液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28218392A JPH06110075A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28218392A JPH06110075A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06110075A true JPH06110075A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17649164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28218392A Pending JPH06110075A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06110075A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005062112A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2007-07-19 | 株式会社ブリヂストン | 情報表示装置の製造方法 |
| JP2010107647A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Seiko Epson Corp | 電気泳動表示素子および電気泳動表示素子の製造方法 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP28218392A patent/JPH06110075A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005062112A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2007-07-19 | 株式会社ブリヂストン | 情報表示装置の製造方法 |
| JP2010107647A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Seiko Epson Corp | 電気泳動表示素子および電気泳動表示素子の製造方法 |
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