JPH06109309A - 空気調和機のフィルタ目詰まり制御装置 - Google Patents

空気調和機のフィルタ目詰まり制御装置

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Publication number
JPH06109309A
JPH06109309A JP4254540A JP25454092A JPH06109309A JP H06109309 A JPH06109309 A JP H06109309A JP 4254540 A JP4254540 A JP 4254540A JP 25454092 A JP25454092 A JP 25454092A JP H06109309 A JPH06109309 A JP H06109309A
Authority
JP
Japan
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indoor
microcomputer
outdoor
filter
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4254540A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Matsubara
充則 松原
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP4254540A priority Critical patent/JPH06109309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内機のフィルタの目詰まりを的確に予測
し、使用者に確実に清掃させ、経済的な運転状態を確保
する。 【構成】 室内機1に室内吸い込み温度センサ2と室内
コイル温度センサ3と室内マイクロコンピュータ4を備
え、前記室内マイクロコンピュータ4とEEPROM5
を接続し、前記室内マイクロコンピュータ4からモータ
ドライブ回路6、室内ファンモータ7と音声発生装置ド
ライブ回路8、音声発生装置9に出力し、室外機10に
外気温度センサ11と室外マイクロコンピュータ12を
備え、前記室外マイクロコンピュータ12から圧縮機駆
動回路13、圧縮機14に出力し、前記室内マイクロコ
ンピュータ4と前記室外マイクロコンピュータ12を接
続し、空調情報を前記EEPROM5に格納して、その
データと比較することによりフィルタの目詰まり状態を
判断でき、音声で認識可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用空気調和機のフ
ィルタ目詰まり制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内機と室外機が分離した家庭用
空気調和機は暖房能力のアップより、年間の運転時間が
増加し、室内のほこりにより、室内機のフィルタが目詰
まる回数が増え、清掃回数も増加傾向となっている。
【0003】従来、この種の空気調和機の制御装置は図
2に示すような構成であった。すなわち、室内機100
の内部にはリモコン101からの信号を受信する受信部
102と、その信号を処理するマイクロコンピュータ1
03が設けられ、外部から見える室内機100の表面に
フィルタの掃除を促すフィルタLED104が設けら
れ、前記受信部102と前記マイクロコンピュータ10
3と前記フィルタLED104が接続されている。
【0004】また、室内機100のファン(図示せず)
の風上側には、室内コイル(図示せず)を室内のほこり
から防ぐため、フィルタ(図示せず)が設けられてい
る。
【0005】この構成において、リモコン101から運
転信号が送信されると、受信部102で受信され、マイ
クロコンピュータ(以後マイコンと略す)103に信号
が入力され、前記マイコン103で、運転とみなされる
と、ファン等を運転するとともに、マイコン103内部
の運転時間積算タイマがカウントを開始し、ある一定時
間が経過すると、フィルタの清掃を促すため、フィルタ
LED104を点灯する構成となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機のフィルタ目詰まり制御装置では、積算運転時間
がある一定時間に到達すると、フィルタが目詰まりして
いる、していないにかかわらずフィルタLED104を
点灯して、使用者に清掃させるため、使用条件によりほ
こりのつき方が変わり、使用者にフィルタLED104
の点灯に不信感を抱かせるという問題があった。
【0007】さらに空気調和機の電源をOFFすると、
マイコン103内の運転時間積算タイマがリセットされ
るという問題もあった。
【0008】また、フィルタLED104が点灯してい
ても、使用者が見過ごしたり、清掃がめんどうなため、
わざと見過ごして、結果的に目詰まりして風量が減った
まま長時間運転し、能力不足により、電気代が増えると
いう問題もあった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、EE
PROM内に室内コイル温度等の空調情報を格納し、そ
の格納データと現在のデータと比較することにより、フ
ィルタの目詰まり状態を推測し、それを音声発生装置に
より使用者に知らせることで、途中で電源がOFFして
も、使用者に確実にフィルタの清掃をさせ、経済的な運
転が可能な空気調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機のフ
ィルタ目詰まり制御装置は上記目的を達成するために、
室内機に室内吸い込み温度センサと室内コイル温度セン
サと室内マイクロコンピュータを備え、前記室内マイク
ロコンピュータとEEPROMを接続し、前記室内マイ
クロコンピュータからモータドライブ回路、室内ファン
モータと音声発生装置ドライブ回路、音声発生装置に出
力し、室外機に外気温度センサと室外マイクロコンピュ
ータを備え、前記室外マイクロコンピュータから圧縮機
駆動回路、圧縮機に出力し、前記室内マイクロコンピュ
ータと前記室外マイクロコンピュータを接続する構成と
する。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、室内コイル温度
と室内吸い込み温度と室内ファンモータのファン速数と
外気温度と圧縮機の駆動周波数(これらを空調情報と称
す)をある時間でEEPROMに格納し、現在の空調情
報と比較してフィルタの目詰まり状態を推測し、音声で
使用者に連絡することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明における一実施例について図1を
参照しながら説明する。
【0013】空気調和機の制御ブロック図は図1のよう
になっており、室内機1に室内空気の温度を検知する室
内吸い込み温度センサと、室内コイルのある部分の配管
温度を検知する室内コイル温度センサ3が設けられ、そ
れらの信号が室内マイクロコンピュータ4(以後室内マ
イコンと略す)に入力され、前記室内マイコン4と信号
によりデータを消去、格納、呼出可能でベース電源がO
FFしても格納したデータを消去しないEEPROM5
を接続し、前記室内マイコン4から室内ファンモータ7
を駆動させるモータドライブ回路6に、フィルタの目詰
まり状態を知らせる音声発生装置9をONさせる音声発
生装置ドライブ回路8に出力し、室内機1とは分離した
リモコン15からの信号を受信する受信部16が室内機
1の表面に設けられている。
【0014】前記室内機1と信号線(図示せず)で電気
的に接続された室外機10には室外空気の温度を検知す
る外気温度センサ11と、前記室内マイコン4と信号の
交信を行う室外マイクロコンピュータ12(以後室外マ
イコンと略す)を備え、前記室外マイコン12から駆動
周波数を変更可能な圧縮機14を駆動させる圧縮機駆動
回路13に出力可能としている。
【0015】上記構成において、空気調和機の運転初期
は前記EEPROM5内にはデータがなく、リモコン1
5から運転命令が発信されると、受信部16でその信号
が受信され、室内マイコン4に入力され、運転と判断す
れば、モータドライブ回路6を通して室内ファンモータ
7を駆動させ、室外マイコン12にも運転信号を送り、
圧縮機駆動回路13を通して圧縮機14をある周波数で
運転させる。そして圧縮機がある周波数で運転を継続
し、さらに室内ファンモータ7があるファン速数で運転
を継続して、ある一定時間経過すると、室内コイル温度
センサ3から室内コイルの配管温度を室内吸い込み温度
センサ2から室内空気の温度を検知し、室内マイコン4
に入力する。さらに現在の室内ファン速数も入力する。
また、外気温度センサ11から室外空気温度を検知し、
圧縮機の駆動周波数とともに室外マイコン12から室内
マイコン4へ入力する。これらの空調情報を室内マイコ
ン4内のRAM部(図示せず)で作成し、前記EEPR
OM5に格納する。この制御を周波数が持続し、ある一
定時間経過後に毎回行い、空調情報をEEPROMに蓄
積し、なおかつ同時にその周波数と室内ファン速数が同
一で、室外空気温度と室内空気温度がある範囲内に入る
格納データをEEPROM5から室内マイコン4に呼出
し、室内コイル温度を比較し、ある温度差がある格納デ
ータがある個数以上あった場合は、フィルタが目詰まり
状態と判断し、音声発生装置9でフィルタ目詰まり状態
を知らせる音声を発するように、音声発生装置ドライブ
回路8に出力するとともに、EEPROM5内のデータ
を全て消去し、次回運転時より再び空調情報を格納し、
比較するのである。
【0016】ここで、例えば、暖房運転時で圧縮機14
の運転周波数が30Hzで、室内ファン速数がLoノッ
チで10分間継続し、データの比較、格納条件を満たし
たとすると室内空気温度と室内コイル温度と室外空気温
度を検知し、それが各々25度、40度、5度の場合、
EEPROM5から圧縮機14の運転周波数が30Hz
で室内ファン速数がLoノッチで室内空気温度が23度
以上27度以下、室外空気温度が0度以上10度以上の
データを呼出し、そのデータの室内コイル温度が30度
以下のものが2個あればフィルタが目詰まり状態と判断
し、音声発生装置9で「フィルタが目詰まりです。すぐ
にフィルタの掃除をしてください」と発し、同時にEE
PROM5内のデータを全て消去するのである。
【0017】このように本発明の実施例の空気調和機の
フィルタ目詰まり制御装置によれば、フィルタの目詰ま
りによって、室内機1の風量が同一室内ファン速数でも
減少するので、同一室内、室外空気条件で、同一圧縮機
周波数では暖房時は凝縮温度、室内コイル温度が上昇
し、冷房時は蒸発温度、室内コイル温度が下降すること
を利用してフィルタの目詰まりを判断し、使用者が認識
しやすい音声で伝えるために、フィルタの掃除をさせや
すくできる。また、機器の経年変化による室内コイル温
度の変化もフィルタの目詰まり状態と判断したときにE
EPROMを初期化させるために対応でき、フィルタの
目詰まり状態の判定の信頼性を向上できる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、空調情報をEEPROMに格納、比較する
ようにしたため、機器の設置状況や室内環境、運転条
件、経年変化によるフィルタの目詰まり状態の推測の信
頼性が高まり、使用者のフィルタの掃除の確率が高ま
り、経済的な運転ができる空気調和機を提供できる。
【0019】さらに音声で使用者にフィルタの目詰まり
状態を知らせるため、使用者が状態を認識をしやすい空
気調和機を提供できる。
【0020】また、EEPROMを使用しているため、
電源がOFFしたときでもデータを失うことがないた
め、目詰まり状態の判定の確率が高まり、経済的な運転
ができる空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の制御ブロック
【図2】従来の空気調和機の制御ブロック図
【符号の説明】
1 室内機 2 室内吸い込み温度センサ 3 室内コイル温度センサ 4 室内マイクロコンピュータ 5 EEPROM 6 モータドライブ回路 7 室内ファンモータ 8 音声発生装置ドライブ回路 9 音声発生装置 10 室外機 11 外気温度センサ 12 室外マイクロコンピュータ 13 圧縮機駆動回路 14 圧縮機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内機に室内吸い込み温度センサと室内コ
    イル温度センサと室内マイクロコンピュータとを備え、
    前記室内マイクロコンピュータとEEPROMを接続
    し、前記室内マイクロコンピュータからモータドライブ
    回路、室内ファンモータと音声発生装置ドライブ回路、
    音声発生装置に出力し、室外機に外気温度センサと室外
    マイクロコンピュータを備え、前記室外マイクロコンピ
    ュータから圧縮機駆動回路、圧縮機に出力し、前記室内
    マイクロコンピュータと前記室外マイクロコンピュータ
    を接続してなる空気調和機のフィルタ目詰まり制御装
    置。
JP4254540A 1992-09-24 1992-09-24 空気調和機のフィルタ目詰まり制御装置 Pending JPH06109309A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108397852A (zh) * 2018-01-22 2018-08-14 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的自清洁控制方法及空调器
CN108397857A (zh) * 2018-01-22 2018-08-14 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的自清洁控制方法及空调器
CN108397863A (zh) * 2018-01-22 2018-08-14 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的自清洁控制方法

Cited By (4)

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CN108397852B (zh) * 2018-01-22 2020-04-10 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的自清洁控制方法及空调器

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