JP2002061995A - 空気調和機の制御方法およびその装置 - Google Patents

空気調和機の制御方法およびその装置

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JP2002061995A JP2000246586A JP2000246586A JP2002061995A JP 2002061995 A JP2002061995 A JP 2002061995A JP 2000246586 A JP2000246586 A JP 2000246586A JP 2000246586 A JP2000246586 A JP 2000246586A JP 2002061995 A JP2002061995 A JP 2002061995A
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defrosting
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浩彰 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調和機において、空除霜の防止、適切な除
霜、風量不足の解消等を行えるようにすることを目的と
する。 【解決手段】 空気調和機の制御方法において、当該空
気調和機の運転時間あるいは上記所定温度の風を吹き出
すための室内ファンの運転時間を計時する積算タイマA
を有しており、この積算タイマAが500時間未満であ
るときには(ステップST5)、室内機のフィルタの目
づまりがそれほどでないと判断し、当該制御かかわる定
数(除霜開始温度、除霜時間、室内ファンの回転数)を
最も低い第1の基準値としている(ステップST4)。
積算タイマAが500時間以上、1000時間未満であ
るときには、ステップST6からST7に進み、その定
数を次に大きい第2の基準値とし、積算タイマAが10
00時間以上、2000時間未満であるときには、ステ
ップST8からST9に進み、その定数を次に大きい第
3の基準値とし、積算タイマAが2000時間以上であ
るときには、ステップST8からST10に進み、その
定数を最も大きい第4の基準値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルタ(エアフィ
ルタや空気清浄フィルタ)の目づまりを検出する機能を
有する空気調和機の制御方法に係り、特に詳しくは、そ
の目づまりの程度に応じて除霜定数等を切り替え、快適
性の向上を図る空気調和機の制御方法およびその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、冷凍サイクルによって吸
入空気を所定温度として吹き出して室温コントロールを
行うが、その空気吸入口には空気の汚れや臭い等を除去
するためのフィルタが備えられ、きれいな空気を吹き出
すようになっている。
【0003】しかし、空気調和機を長時間運転すると、
どうしてもフィルタが目づまりしてしまい、この目づま
りにより空気吸入量が減少する。このため、例えば、暖
房運転時に熱交換器(室内機および室外機)の着霜によ
り熱交換効率が低下し、快適性が損なわれることにな
る。そのため、例えば空気調和機の運転等の積載時間を
計時する一方、その運転積算時間が一定時間経過した時
点で、フィルタの清掃等を促す報知を行う。
【0004】また、上記運転積算時間が一定時間に達す
る前にあっても、快適性が損なわれることのないよう
に、当該制御の基準となる各定数、例えば室内機の風量
にかかわる定数(保護の意味での定数を含む)について
は、フィルタの目づまり状態を想定して決めている。例
えば、強風、弱風および微風等の風量、つまり、それら
室内ファンの回転数を高めとする定数を設定する。これ
により、フィルタが多少目づまりを起こしている状態で
あっても、吹き出し風量があるために、室内環境の悪化
が抑えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記空気調和
機の制御方法において、上記保護にかかる定数としての
除霜開始定数も高めに設定されることから、空除霜が行
われる可能性がある。逆に、フィルタの目づまりが最悪
の状態、例えば室内機の空気吸入口が塞がれた状態にな
っている場合では、除霜開始定数に対し熱交換器の温度
が高いため、除霜しなければならず、必要以上に着霜し
ないと動作しないということになる。また、その除霜動
作によっても除霜残しが発生するとい不具合が生じる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、当該制御の基準となる各定数を目づ
まり状態に応じて切り替え、空除霜を防止し、適切な除
霜を行い風量不足の解消して快適性の悪化を抑えるよう
にした空気調和機の制御方法およびその装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷凍サイクルによって得た所定温度の空
気を吹き出して室温コントロールを行う空気調和機の制
御方法において、当該空気調和機の運転時間あるいは同
空気調和機の室内ファンの運転時間を計時するととも
に、該運転積算時間が長くなるほど、当該空気調和機の
制御にかかわる定数を大きくするようにしたことを特徴
としている。
【0008】上記冷凍サイクルを構成する室内機の熱交
換器の温度(熱交温度)と室温との温度差により、上記
フィルタの目づまり状態を判断して該目づまり状態を上
記定数の変更に加味し、その目づまり状態が酷いほど、
その定数を大きくするとよい。このため、上記温度差が
大きいほどフィルタの目づまりが酷いことから、各定数
を大きくし、例えば、除霜開始温度を高くするととも
に、除霜時間を長くし、かつ、室内ファンの回転数を高
くすることで空除霜を防止し、除霜時の霜の溶け残りの
防止して風量不足を解消することが可能となる。
【0009】上記定数は、少なくとも除霜開始定数、除
霜時間および室内ファンの回転数であり、上記運転積算
時間が長いほど、その除霜開始定数の温度を高くすると
ともにその除霜時間を長くし、かつ、その回転数を高い
値に設定するとよい。これにより、少なくとも室内機の
フィルタの目づまりによる空除霜の動作を防止して除霜
の溶け残しを防止し、風量不足を解消することになる。
【0010】本発明は、冷凍サイクルを構成する室内機
の熱交換器で熱交換した空気を室内ファンの回転によっ
て室内に吹き出し、室温をリモコンの設定温度に調節す
る空気調和機の制御装置において、当該空気調和機の制
御にかかわる定数を、室内機のフィルタの目づまり状態
に応じて複数段階の大きさに設定してテーブル形式で記
憶し、当該空気調和機の運転時間あるいは上記室内機の
室内ファンの運転時間を内部タイマで計時するととも
に、該運転積算時間が長くなるほど、上記テーブル形式
としたうちの大きい定数を選択する制御手段を備えてい
ることを特徴としている。
【0011】上記室内機の熱交換器の温度(熱交温度)
と室温との温度差により、上記フィルタの目づまり状態
を判断して該目づまり状態を上記テーブル形式の定数選
択に加味し、その目づまり状態が酷いほど、そのテーブ
ル形式のうちの大きい定数を選択するとよい。これによ
り、フィルタの目づまりによる空除霜を防止して除霜時
の霜の溶け残しを防止し、風量不足を解消する。また、
テーブル形式の定数を上記制御手段のメモリに記憶すれ
ばよく、例えば、後述する第1ないし第4の基準値であ
れば、そのメモリの占有がそれほど大きくなく、ハード
ウェア的にコストアップにならずに済む。
【0012】上記定数は、少なくとも除霜開始定数、除
霜時間および室内ファンの回転数であり、上記運転積算
時間が長いほど、その除霜開始定数の温度を高くすると
ともにその除霜時間を長くし、かつ、その回転数を高い
値に設定した第1ないし第4の基準値としてテーブル化
するとよい。これにより、少なくとも空除霜を防止して
除霜時の霜の溶け残しを防止し、風量不足を解消するこ
とになる。また、第1ないし第4の基準値によるメモリ
の占有が大きくなく、ハードウェア的にコストアップに
ならずに済む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図3を参照して詳細に説明する。図2において、
この空気調和機の制御方法が適用される室内機制御装置
1は、空気調和機の運転積算時間(あるいは室内ファン
の運転積算時間)に応じて当該制御の基準となる各定数
(例えば除霜開始定数、除霜動作時間および室内ファン
の回転数)を複数にパターン化して記憶しているテーブ
ル2aを有する制御部(マイクロコンピュータ)2を備
えている。
【0014】室内機制御装置1は、リモコン3の設定操
作に応じて当該室温コントロールを行うために、室内フ
ァン4を制御、駆動する一方、圧縮機の運転周波数等の
指令を室外機制御装置5に送信するとともに、その室外
機制御装置5との間で信号の授受を行う。また、当該室
内機および室外機にはその室温コントロールに必要な冷
凍サイクルの部位等を備えている。なお、6は室温セン
サ、7は熱交センサである。
【0015】制御部2は、運転積算時間を積算タイマ
(内部タイマ)Aで計測し、この運転積算時間が長くな
るほど、除霜開始定数、除霜動作時間および回転数を所
定値ずつ高くした第1ないし第4の基準値をテーブル2
aから選択、設定する。なお、積算タイマAは、例えば
使用者等がフィルタを清掃した場合、室内機のリセット
ボタン8を押すことによりリセットする。
【0016】次に、上記構成とした空気調和機の制御方
法を図1のフローチャート図を参照して説明する。ま
ず、リモコン3によって運転操作(例えば暖房運転)が
行われると、室内機制御装置1はリモコン3の運転内容
を室外機制御装置5に送信するとともに、室温センサ7
による検出温度(室温)と設定温度との差に応じて圧縮
機を駆動する運転周波数等を送信する。
【0017】これにより、当該空気調和機においては、
室温コントロールを行い、室内環境をリモコン3の設定
値に近づけ、また室温を設定温度に維持する。なお、こ
の室温コントロールについては、既に公知であること
ら、その説明を省略する。
【0018】このとき、制御部2は、運転積算時間tの
積算タイマAをスタートする(ステップST1)。な
お、この積算タイマは当該空気調和機を設置して運転し
た際に(最初の運転で)スタートし、また既にスタート
している場合には、リセットされない限り、運転積算時
間tのカウントを継続する。
【0019】続いて、室内機のリセットボタン8が押さ
れたか否かを判断し(ステップST2)、例えばリセッ
トボタン8が押されたときには、積算タイマAをリセッ
トし(ステップST3)、当該制御の基準となる各定数
として第1の基準値を選択、設定する(ステップST
4)。
【0020】第1の基準値は最も低いレベルとしたもの
であり、例えば、除霜開始定数は15℃、除霜動作時間
は10分、風量(例えば中風)は1200rpmに設定
されている。なお、風量に関しては、中風を代表として
いるが、他の強風や弱風等も同様に設定する。すなわ
ち、運転開始当初、また、フィルタを清掃してリセット
ボタン8を押した当初は、フィルタに目づまりもなく、
各定数を高くしなくとも空除霜が行われることがなく、
他の制御に悪影響を及ぼすこともないからである。
【0021】続いて、リセットボタン8が押されなけれ
ば、ステップST2からST5に進み、積算タイマAが
500時間以上であるか否かを判断する。運転積算時間
tが500時間以上でなければ、ステップST2に戻っ
て上述した処理を繰り返し、つまり各定数は第1の基準
値のままとする。すなわち、上記と同様に、各定数を高
くしなくとも、空除霜が行われることもなく、他の制御
に悪影響を及ぼすこともないからである。
【0022】続いて、積算タイマAが500時間以上で
あれば、ステップST5からST6に進み、積算タイマ
Aが1000時間以上であるか否かを判断する。運転積
算時間tが1000時間を越えていない場合、つまり運
転積算時間tが500時間以上、1000時間未満であ
る場合では、各定数として第2の基準値を選択、設定す
る(ステップST7)。この第2の基準値は第1の基準
値よりも高いレベルであり、例えば、除霜開始定数は1
6℃、除霜動作時間は11分、風量(例えば中風)は1
230rpmに設定されている。
【0023】続いて、積算タイマAが1000時間以上
であれば、ステップST6からST8に進み、積算タイ
マAが2000時間以上であるか否かを判断する。運転
積算時間tが2000時間に達していない場合、つまり
運転積算時間tが1000時間以上、2000時間未満
である場合では、各定数として第3の基準値を選択、設
定する(ステップST9)。この第3の基準値は第2の
基準値よりも高いレベルであり、例えば、除霜開始定数
は17℃、除霜動作時間は12分、風量(例えば中風)
は1260rpmに設定されている。
【0024】続いて、運転積算時間tが2000時間以
上であれば、各定数として第4の基準値を選択、設定す
る。この第4の基準値は第3の基準値よりも高いレベル
であり、例えば除霜開始定数は18℃、除霜動作時間は
13分、風量(例えば中風)は1290rpmに設定さ
れている。
【0025】このように、リセットボタン8を確認しな
がら、運転積算時間tが長くなるほど、フィルタの目づ
まりが徐々に進んでいると判断し、各定数を第1の基準
値から第4の基準値まで順次切り替え、その目づまり状
態に応じて各定数が設定されることから、空除霜を防止
して除霜時の霜の溶け残りを防止することができる。し
たがって、適切な除霜ができ、風量不足を解消して快適
性の悪化を防止することができる。
【0026】ところで、図3に示すように、フィルタが
目づまりをしていないときには、室内熱交換器の温度
(熱交温度)と室温との差が小さいが(同図の実線と波
線を参照)、フィルタが目づまり状態になると、その温
度差が大きくなる(同図の実線と二点鎖線参照)。
【0027】そこで、室温センサ6および熱交センサ7
により室温Trと、熱交温度Tnとを検出し、この熱交
温度Tnと室温Trの差を監視する。すなわち、この温
度差により目づまり状態を判断し、この判断を上記図1
のルーチンに加味するとよい。これは、空気調和機の使
用環境は様々であり、空気の汚れの度合によっては運転
積算時間tが短くとも、目づまりが酷くなっていたり、
運転積算時間tが長くとも、その目づまりがそれほど酷
くなっていないことがあるからである。
【0028】この場合、空気の汚れ等がそれほどでな
く、熱交温度Tnと室温Trとの差がそれほど大きくな
っていないときには、フィルタの目づまりが進んでいな
いと判断し、運転積算時間tが長くなっても、各定数を
変更しない。例えば、第2の基準値が各定数に設定され
ている場合、運転積算時間tが1000時間を越えたと
き、各定数を第3の基準値に変更せず、第2の基準値の
ままとする。
【0029】逆に、空気の汚れ等が酷いために、熱交温
度Tnと室温Trとの差が大きくなっているときには、
フィルタの目づまりが進んでいると判断し、運転積算時
間tが長くなくとも、各定数を変更する。例えば第2の
基準値が各定数に設定されている場合、運転積算時間t
が1000時間未満であっても、各定数を第3の基準値
に変更する。
【0030】このように、フィルタの目づまりを検出
し、この目づまり状態を加味して各定数を第1ないし第
4の基準値に変更することにより、より適切な制御が可
能となる。つまり、空除霜を防止し、風量不足、除霜時
の霜の溶け残り等の不具合をより適切に解消することが
できる。
【0031】なお、上述した実施例において、第1ない
し第4の基準値は、例えば予め経験的に求めた値であ
る。また、第1ないし第4の基準値の4つをテーブル化
しているが、より多くの基準値をテーブル化し、運転積
算時間tをより細分化するようにしてもよい。この場
合、当該空気調和機の制御にかかわる定数をよりきめ細
かく設定することができる。さらに、上記フィルタが空
気清浄機のものである場合、この空気清浄機の運転積算
時間により当該空気調和機の制御にかかわる定数を変更
するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下に述
べる効果を奏する。本発明は、冷凍サイクルによって得
た所定温度の空気を吹き出して室温コントロールを行う
空気調和機の制御方法において、当該空気調和機の運転
時間あるいは室内ファンの運転時間を計時するととも
に、この運転積算時間が長くなるほど、当該空気調和機
の制御にかかわる定数を大きくしていることから、運転
積算時間が長くなるほど、室内機のフィルタの目づまり
進んでいると判断することが可能であり、その定数とし
て除霜開始温度、除霜時間および室内ファンの回転数を
用いた場合これら温度、時間および回転数を運転積算時
間に応じて大きい値とする。したがって、そのフィルタ
の目づまりに応じて各定数が変わるため、空除霜を防止
し、除霜による霜の溶け残りを防止し、風量不足を解消
して快適性の悪化を防止することができるという効果が
ある。
【0033】本発明の空気調和機の制御装置は、当該空
気調和機の制御にかかわる定数を室内機のフィルタの目
づまり状態に応じて複数段階の大きさに設定してテーブ
ル形式で記憶し、当該空気調和機の運転時間あるいは上
記室内機の室内ファンの運転時間を内部タイマで計時す
るとともに、この運転積算時間が長くなるほど、上記テ
ーブル形式としたうちの大きい定数を選択する制御手段
を備えていることから、上述した効果に加え、その制御
手段として室内機制御装置のマイクロコンピュータを用
いればよく、また、テーブル形式の各定数を数個とすれ
ばメモリ容量も小さくて済み、ハードウェア的なコスト
アップがなく、安価に実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、空気調和機の制
御方法を説明するための概略的フローチャート図。
【図2】本発明の空気調和機の制御方法が適用される室
内機制御装置を説明するための概略的ブロック線図。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための概略的グ
ラフ図。
【符号の説明】
1 室内機制御装置 2 制御部(マイクロコンピュータ) 2a テーブル 3 リモコン 4 室内ファン 6 室温センサ 7 熱交センサ 8 リセットボタン A 積算タイマ t 運転積算時間 Tn 熱交温度 Tr 室温

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルによって得た所定温度の空
    気を吹き出して室温コントロールを行う空気調和機の制
    御方法において、当該空気調和機の運転時間あるいは同
    空気調和機の室内ファンの運転時間を計時するととも
    に、該運転積算時間が長くなるほど、当該空気調和機の
    制御にかかわる定数を大きくするようにしたことを特徴
    とする空気調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記冷凍サイクルを構成する室内機の熱
    交換器の温度(熱交温度)と室温との温度差により、前
    記室内機のフィルタの目づまり状態を判断して該目づま
    り状態を前記定数の変更に加味し、その目づまり状態が
    酷いほど、その定数を大きくするようにした請求項1に
    記載の空気調和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記定数は、少なくとも除霜開始定数、
    除霜時間および室内ファンの回転数であり、前記運転積
    算時間が長いほど、その除霜開始定数の温度を高くする
    とともにその除霜時間を長くし、かつ、その回転数を高
    い値に設定し、少なくとも室内機のフィルタの目づまり
    による空除霜を防止して除霜時の霜の溶け残しを防止
    し、風量不足を解消するようにした請求項1または2に
    記載の空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 冷凍サイクルを構成する室内機の熱交換
    器で熱交換した空気を室内ファンの回転によって室内に
    吹き出し、室温をリモコンの設定温度に調節する空気調
    和機の制御装置において、当該空気調和機の制御にかか
    わる定数を室内機のフィルタの目づまり状態に応じて複
    数段階の大きさに設定してテーブル形式で記憶し、当該
    空気調和機の運転時間あるいは前記室内機の室内ファン
    の運転時間を内部タイマで計時するとともに、該運転積
    算時間が長くなるほど、前記テーブル形式としたうちの
    大きい定数を選択する制御手段を備えていることを特徴
    とする空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記室内機の熱交換器の温度(熱交温
    度)と室温との温度差により、前記フィルタの目づまり
    状態を判断して該目づまり状態を前記テーブル形式の定
    数選択に加味し、その目づまり状態が酷いほど、そのテ
    ーブル形式のうちの大きい定数を選択するようにした請
    求項4に記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記定数は、少なくとも除霜開始定数、
    除霜時間および室内ファンの回転数であり、前記運転積
    算時間が長いほど、その除霜開始定数の温度を高くする
    とともにその除霜時間を長くし、かつ、その回転数を高
    い値に設定した第1ないし第4の基準値としてテーブル
    化し、少なくとも空除霜を防止して除霜時の霜の溶け残
    しを防止し、風量不足を解消するようにした請求項4ま
    たは5に記載の空気調和機の制御装置。
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