JPH06108723A - 自動車の施解錠遠隔制御装置 - Google Patents

自動車の施解錠遠隔制御装置

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JPH06108723A
JPH06108723A JP25675092A JP25675092A JPH06108723A JP H06108723 A JPH06108723 A JP H06108723A JP 25675092 A JP25675092 A JP 25675092A JP 25675092 A JP25675092 A JP 25675092A JP H06108723 A JPH06108723 A JP H06108723A
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JP
Japan
Prior art keywords
identification code
storage means
key
transmitter
remote control
Prior art date
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Pending
Application number
JP25675092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Adachi
寿史 安達
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信機の記憶手段に記憶された識別コードが
誤って消去されるという事態の発生を防止しつつ、必要
時に上記識別コードの書き換えを容易に行うことができ
るようにする。 【構成】 識別コード信号および施解錠信号を出力する
発信機1と、この発信機1の出力信号を受けてドアロッ
ク機構3に作動指令信号を出力する受信機2とを有する
自動車の施解錠遠隔制御装置において、上記受信機2に
識別コードを記憶する記憶手段9と、車体に設けられた
イグニッションキースイッチ12およびドアキースイッ
チ13等の出力信号に応じて少なくとも二つのキー装着
部にそれぞれキーが装着されたことを検出して上記記憶
手段9を識別コードの書き換え可能状態とする書き換え
手段11とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアロック機
構を遠隔操作によって作動させる自動車の施解錠遠隔制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平2−105469号
公報に示されるように、発信機の出力信号を受けてドア
ロック機構を施解錠させる制御信号を出力する受信機
に、予め設定された識別コードを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された識別コードを必要に応じて書
き換え可能状態とするリセットスイッチとを設けてなる
自動車の施解錠遠隔制御装置が知られている。この施解
錠遠隔制御装置は、リセットスイッチを操作して記憶手
段に記憶された識別コードを消去した後、新たに送信機
から出力される識別コードを記憶させることにより、識
別コードの書き換えを行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の施解錠遠隔
制御装置は、発信機を紛失し、あるいは損傷した場合
に、上記記憶手段を構成する部品を交換することなく、
新たな発信機に対応させて識別コードの書き換えを行う
ことができるという利点を有する反面、誤って上記リセ
ットスイッチが操作されると、記憶手段に記憶された識
別コードが消去されてしまうという問題がある。
【0004】また、ドアロックマニアルスイッチ、イグ
ニッションキーセンサスイッチおよびドアカーテシスイ
ッチから出力される検出信号に応じ、ドアが閉状態とな
るとともに、イグニッションキースイッチがOFFにな
った状態で、イグニッションキーがキースイッチに差し
込まれるとともに、ドアロックマニアルスイッチが操作
されたことが確認された場合に、上記識別コードを書き
換え可能状態とすることも考えられている。しかし、上
記条件は日常起り得る状態であり、誤操作によって記憶
手段に記憶された識別コードが消去されてしまう虞があ
るという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、受信機の記憶手段に記憶された識別
コードが誤って消去されるという事態の発生を防止しつ
つ、必要時に上記識別コードの書き換えを容易に行うこ
とができるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
識別コード信号および施解錠信号を出力する発信機と、
この発信機の出力信号を受けてドアロック機構に作動指
令信号を出力する受信機とを有する自動車の施解錠遠隔
制御装置において、上記受信機に識別コードを記憶する
記憶手段と、車体に設けられた少なくとも二つのキー装
着部にそれぞれキーが装着されたことを検出して上記記
憶手段を識別コードの書き換え可能状態とする書き換え
手段とを設けたものである。
【0007】請求項2に係る発明は、自動車に設けられ
た少なくとも二つのキー装着部に装着されたキーが基準
時間内にそれぞれ操作されたことが検出された場合に、
受信機の記憶手段を書き換え可能状態とするように構成
したものである。
【0008】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、少なくとも
二つのキー装着部に正規のキーが同時に装着された状態
が検出されると、受信機の記憶手段に記憶された識別コ
ードが消去され、新たに発信機から出力される記憶手段
を記憶して識別コードを書き換える書き換え操作が可能
となる。
【0009】上記請求項2記載の発明によれば、上記キ
ー装着部にそれぞれ装着されたキーが所定時間内に操作
されたことが確認された場合に、受信機の記憶手段に記
憶された識別コードが消去され、新たに発信機から出力
される記憶手段を記憶して識別コードを書き換える書き
換え操作が可能となる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る自動車の施解錠遠隔制御
装置の実施例を示している。この施解錠遠隔制御装置
は、携帯用の発信機1と、車体内に設置された受信機2
と、ドアに設けられたドアロック機構3とを有してい
る。
【0011】上記発信機1は、予め設定された識別コー
ド信号を出力する識別コード出力部4と、使用者のボタ
ン操作に応じて上記識別コード信号および施解錠信号を
送信する送信部5と、これらの信号を発信する発信アン
テナ6とを有している。
【0012】上記受信機2には、発信機1から発信され
た信号を受信する受信アンテナ7と、この受信信号をデ
ジタル信号に変換する受信部8と、上記発信機1から出
力される識別コードに対応する識別コードを記憶する識
別コード記憶手段9と、この記憶手段9および上記受信
部8の出力信号に応じて上記ドアロック機構3に作動指
令信号を出力する制御手段10と、上記記憶手段9の記
憶内容を書き換え可能状態とする書き換え手段11とが
設けられている。
【0013】上記制御手段10は、発信機1から出力さ
れた発信機側の識別コードと、記憶手段9から読出され
た受信機側の識別コードとを比較して両者が一致してい
る場合に、発信機1のボタン操作に対応する作動指令信
号を上記ドアロック機構3に出力することにより、この
ドアロック機構3を解錠あるいは施錠するように構成さ
れている。
【0014】また、上記書き換え手段11は、イグニッ
ションキースイッチ12と、ドアキーシリンダが操作さ
れたことを検出するドアキースイッチ13とから出力さ
れる出力信号に応じ、この両スイッチ12,13が所定
時間内にON操作されたことが検出された場合に、記憶
手段9の記憶内容を消去して識別コードの書き換え可能
とするように構成されている。そして記憶手段9は、上
記のように書き換え可能になった状態で、発信機1から
識別コード信号が出力された場合に、これを記憶するこ
とによって識別コードの書き換えを行うようになってい
る。
【0015】上記記憶手段9に記憶された識別コード書
き換えの処理動作を図2に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、ステップS1において、イグニッシ
ョンキースイッチ12に正規のキーが挿入されて回動操
作されたか、つまりイグニッションキースイッチ12が
ON状態となったか否かを判定し、この判定結果がYE
Sとなった時点でステップS2において、タイマをON
としてタイマのカウントを開始する。
【0016】次にステップS3において、ドアキースイ
ッチ13の出力信号に応じ、ドアキーシリンダに正規の
キーが装着されてドアがロック操作されたか否かを判定
する。この判定結果がNOである場合には、ステップS
4において、上記タイマがタイムアップしたか否かを判
定し、この判定結果がYESとなり、上記タイマによっ
てセットされた基準時間内に上記ドアがキーによってロ
ック操作されなかったことが確認された場合には、識別
コードの書き換えを行う意思なしと判断して処理動作を
終了する。
【0017】上記ステップS3でYESと判定され、イ
グニッションキースイッチ12がON操作された後、所
定時間内に正規のキーがドアキーシリンダに挿入されて
ロック操作が行われたことが確認された場合には、ステ
ップS5において、イグニッションキースイッチ12が
ON状態のままであるか否かを判定する。この判定結果
がNOとなってイグニッションキースイッチ12がOF
F状態となっていることが確認された場合には、識別コ
ードの書き換え条件が満足されていないため、処理動作
を終了する。
【0018】上記ステップS5でYESと判定され、所
定時間内にイグニッションキースイッチ12およびドア
キースイッチ13のそれぞれがON状態となったことが
確認された場合には、ステップS6において、上記タイ
マをOFFにしてそのカウント値をリセットした後、ス
テップS7において、記憶手段9に記憶された識別コー
ドを消去してこれを書き換え可能状態とする。
【0019】次いでステップS8において送信機1から
識別コード信号が送信された否かを判定し、この判定結
果がYESとなった時点で、ステップS9において、新
たに出力された識別コードを記憶手段9において記憶す
ることにより、識別コードの書き換え処理を終了する。
【0020】このように車体に設けられたイグニッショ
ンキースイッチ12およびドアキーシリンダからなる二
つのキー装着部にキーが装着されてこれらが回動操作さ
れた場合に、受信機1の記憶手段9を識別コードの書き
換え可能状態とするように構成したため、受信機1の記
憶手段9に記憶された識別コードが誤って消去されると
いう事態の発生を防止しつつ、発信機1を紛失した場合
等の必要時に上記識別コードの書き換えを容易に行うこ
とができる。
【0021】すなわち、上記両キースイッチ12,13
が同時にON状態となるという事態は日常起りえない状
態であるため、誤って受信機1の記憶手段9に記憶され
た識別コードが消去されるという事態の発生を防止する
ことができる。そして、上記の操作に応じて記憶手段9
を書き換え可能状態とすることにより、発信機1から識
別コードを発信するだけで識別コードの書き換えを行う
ことができ、部品の交換等の作業が不要であるため、上
記書き換えを容易に行うことができる。
【0022】また、上記両キー装着部にキーを同時に装
着することができるのは、いわゆるマスターキーとスペ
アキーとの両方を所有する自動車のオーナに限られるた
め、いたずらや盗難等に際して上記識別コードの書き換
えが行われるという事態の発生を確実に防止することが
できる。
【0023】また、上記のようにイグニッションキース
イッチ12にキーが挿入されてON操作された時点から
カウントを開始するタイマを設け、このタイマによって
セットされた時間内に上記ドアキースイッチ13がON
状態とならなかった場合に、識別コードの書き換えを行
う意思なしと判断して上記の書き換え処理を終了するよ
うに構成したため、上記記憶手段9の記憶内容が誤って
消去されることを、より確実に防止することができる。
【0024】すなわち、上記書き換えの意思なく誤って
上記両キースイッチ12,13がON状態となるような
操作が行われるという事態が生じた場合においても、こ
れらの操作が短時間内に行われない限り、記憶手段9の
記憶内容が消去されることはないので、上記誤作動の発
生を確実に防止することができる。
【0025】なお、上記実施例では、イグニッションキ
ースイッチ12およびドアキーシリンダからなるキー装
着部にキーが装着されてこれらが回動操作されたか否か
を判定することにより、書き換えの条件が満足されたか
否かを判別するようにしているが、上記各キー装着部に
キーが装着されたことが確認された時点で、その回動操
作の有無に拘らず識別コードの書き換え条件が満足され
たと判断するように構成してもよい。
【0026】また、上記書き換えの条件判定用のスイッ
チとして上記両スイッチ以外にボンネット用のキースイ
ッチおよびグローブボックス用のキースイッチ等、イグ
ニッションキーが装着されることによってON状態とな
る種々のキースイッチが適用可能である。そして上記各
キースイッチの三つ以上がON状態となったことが確認
された時点で、記憶手段9を書き換え可能状態とするよ
うに構成してもよい。
【0027】また、上記キー装着部の少なくとも二つに
キーが装着されたことが確認された時点で、操作可能状
態となるリセットスイッチを設け、上記画キーの装着
後、予め設定された基準時間内に上記リセットスイッチ
が操作された場合に記憶手段9の記憶内容を消去してこ
れを書き換え可能状態とするように構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車体に
設けられた少なくとも二つのキー装着部にキーが装着さ
れた場合等に、受信機の記憶手段を識別コードの書き換
え可能状態とするように構成したため、受信機の記憶手
段に記憶された識別コードが誤って消去されるという事
態の発生を防止しつつ、発信機を紛失した場合等の必要
時に、部品の交換等の作業を要することなく、上記識別
コードの書き換えを容易に行うことができる。しかも、
いたずらや盗難が発生した場合に、上記識別コードの書
き換えが行われるという事態の発生を確実に防止するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の施解錠遠隔制御装置実施
例を示すブロック図である。
【図2】記憶手段の識別コードの書き換え処理動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 発信機 2 受信機 3 ドアロック機構 9 記憶手段 11 書き換え手段 12 イグニッションキースイッチ 13 ドアキースイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コード信号および施解錠信号を出力
    する発信機と、この発信機の出力信号を受けてドアロッ
    ク機構に作動指令信号を出力する受信機とを有する自動
    車の施解錠遠隔制御装置において、上記受信機に識別コ
    ードを記憶する記憶手段と、車体に設けられた少なくと
    も二つのキー装着部にそれぞれキーが装着されたことを
    検出して上記記憶手段を識別コードの書き換え可能状態
    とする書き換え手段とを設けたことを特徴とする自動車
    の施解錠遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 自動車に設けられた少なくとも二つのキ
    ー装着部に装着されたキーが予め設定された基準時間内
    にそれぞれ操作されたことが検出された場合に、受信機
    の記憶手段を書き換え可能状態とするように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車の施解錠遠隔制御
    装置。
JP25675092A 1992-09-25 1992-09-25 自動車の施解錠遠隔制御装置 Pending JPH06108723A (ja)

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