JP3312405B2 - キーレスエントリー装置 - Google Patents

キーレスエントリー装置

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JP3312405B2
JP3312405B2 JP34549692A JP34549692A JP3312405B2 JP 3312405 B2 JP3312405 B2 JP 3312405B2 JP 34549692 A JP34549692 A JP 34549692A JP 34549692 A JP34549692 A JP 34549692A JP 3312405 B2 JP3312405 B2 JP 3312405B2
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transmitter
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好則 勝田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鍵を直接接触せずに錠を
開閉するキーレスエントリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特に自動車において、複数の
IDコードを登録、追加および書換え可能なキーレスエ
ントリーシステムが実施されている。これは、自動車の
キーあるいはキーホルダーに送信機が組み込まれ、利用
者がドアの錠にキーを差し込まなくても、送信機のスイ
ッチを押す遠隔操作でドアの錠を解除または施錠したり
するものである。通常、IDコードは機密を要するた
め、IDコードの表示や確認はできないようになってい
る。また、IDコードの登録の際も、簡単な操作で実行
はできないように少し複雑な操作にしてあることが多
い。実際上、鍵に相当する送信機は、紛失等で時々変更
する場合がある。紛失した送信機のIDコードを再現す
ることは車両の盗難防止上好ましくない。そこで今まで
に存在しない新しいIDコードの送信機を供給して、受
信機にその新しいIDコードを登録することで変更や追
加に対応している。その際、登録が確実になるような工
夫が提案されたりしている(例えば、特開平1-192974号
公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置では、登録された僅かのIDコードのためにわざわざ
表示部分を設けるのは無駄であることから、および保安
上の意味もあって、既に登録してあるIDコードの存在
を確認する手段を設けていない。登録したIDコードが
正しく登録されたかという確認は実際にIDコードを送
信してみて正しく施錠、解錠ができるかどうかで確認で
きる。しかし、紛失した送信機のIDコードが消去され
ているかどうかの確認や第三者が無断で別のIDコード
を登録してしまった場合などにそのことを確認する手段
を有していなかった。従って不要なIDコードが存在す
ることや、第三者の介入を直接確認できず、保安上不安
な一面があった。このように利用者が複数のIDコード
を利用する際にシステムによっていくつかの不便を強い
られることになり、これを解決する手段がないという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1記載の発明の構成は、個別にIDコード
を有し、そのIDコードを信号として送信する複数の送
信機と、この送信機により送信された信号を受信する受
信機とを有し、送信機から送信される信号に基づいてド
アの錠の制御を行うキーレスエントリー装置において、
前記受信機に、複数の送信機のIDコードをメモリーに
記憶する手段と、前記キーレスエントリー装置につなが
る複数のスイッチの操作の組合せによる第一の特定操作
場合、前記送信機からのIDコードを前記メモリー
換えて登録する手段と、前記第一の特定操作とは異な
る第二の特定操作のもとで、アクチュエーターまたはブ
ザーまたはランプに、前記メモリーに登録されている前
記IDコードの個数を前記受信機から報知せしめる手段
とを備えることを特徴とする。請求項2記載の発明は、
前記第一及び第二の特定操作とは異なる、第三の特定操
作のもとで、前記送信機からのIDコードを前記メモリ
ーに追加登録する手段とを備えることを特徴とする。請
求項3記載の発明は、前記キーレスエントリー装置は自
動車ドアの錠の制御を行う車載用キーレスエントリー装
置であり、前記第二の特定操作とは、自動車のイグニッ
ションスイッチのオン/オフ操作を含むことを特徴とす
る。請求項4記載の発明は、前記自動車のイグニッショ
ンスイッチのオン/オフの操作回数に応じて、前記ID
コードの前記メモリーへの追加登録、または前記メモリ
ーへの書換登録、またはすでに登録されている前記ID
コードの個数の確認のいずれかが選択されることを特徴
とする。
【0005】
【作用および発明の効果】第二の特定操作によって、I
Dコードの登録状況を受信機から報知せしめるモードに
なる。これにより、IDコードの登録状況がアクチュエ
ーターまたはブザーまたはランプにより利用者に報知さ
れる。よって利用者はIDコードの登録状況を把握で
きる。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例で、自動車のキーレス
エントリー装置のブロック構成図である。送信機1は、
通常の自動車のキーやキーホルダーなどに小型の送信機
とアンテナが組み込まれて、固有のIDコードを変調し
て電波または光で送信するようになっている。受信機2
は、送信機1からの信号をアンテナまたは光センサーを
介して受ける受信部3と、その信号を復調してIDコー
ドに戻す復調部4が備わり、各送信機のIDコードを記
憶するメモリー部5、信号を判定処理したり、その他の
制御を指示するマイクロプロセッサユニット(以下、M
PUと記す)6、MPU6からの制御信号を各機器に出
力する制御部14、車両の状態を検知してMPU6に知
らせる入力部11と、入力部に接続されているキー有り
検出スイッチ7、イグニッション検出スイッチ8、ドア
開閉検出スイッチ9、ドアロック検出スイッチ10、お
よび制御を受ける機器として、ドアロックモーター1
2、および警報のためのブザー13が制御部14に接続
される構成となっている。なお、電源等、本発明にあま
り関係がない部分の構成は省略してある。
【0008】通常の動作では、利用者が自動車に接近し
た際などに、送信機1よりその送信機1の持つ固有のI
Dコードが信号として電磁波あるいは光などの形で発せ
られ、受信機2の受信部3にて受信する。そしてその信
号は復調部4にてIDコードに復調され、メモリー部5
内に記憶されているIDコードと、MPU6で比較され
る。その結果、コードが一致した場合のみ、制御部14
の出力によりアクチュエータであるドアロックモータ1
2およびブザー13が駆動されて施錠が解除または解錠
が施錠になる。MPU6は各検出スイッチ7〜10の状
態を基に、ソフトウェアによって各状況を判断して各動
作に対応している。
【0009】また、IDコードを追加登録しようとした
り、書換えようとしたり、IDコードの数を知りたいよ
うな場合には、利用者が所定の操作を行うことにより、
その処置が可能になる。即ち、各検出スイッチ7〜10
からの組合せ信号がMPU6に予め設定してある組合せ
信号と一致した場合にのみ、そのIDコード追加モー
ド、書換えモード、IDコード数応答モードになり、こ
れらのモードを選択する操作を行うことで、新規のID
コードを登録したり、書換えたりでき、またメモリー部
5に記憶されたIDコードの個数をブザー13の鳴動回
数にて利用者に報知する。
【0010】制御を行うソフトウェアの一例は、図2の
フローチャートで示される。施錠または解錠の通常動作
は、各種検出スイッチ7〜10の状態および組合せをス
テップ202で判定しつつ、すべて通常操作ルーチンに
戻って処理する。ここで、利用者がIDコードの追加、
書換え、あるいは登録状態を知りたいとして、各検出ス
イッチ7〜10に対して所定の操作をした場合、ステッ
プ202でIDコード関係のモード要求であると判定さ
れて、IDコードを追加するモードか、書換えるモード
か、コード数を応答するモードかを選択するモード選択
ステップ204に入る。そして、ここで利用者がイグニ
ッション(IG)のオンからオフの操作を所定回数行う
ことで、モード判定ステップ206で各モードに振り分
けられる。ここではIGの操作を5回行うことで、登録
IDコード数の応答モード220になって、利用者にI
Dコードの個数をブザー13の鳴った回数で知らせ、そ
の後通常ルーチン200に戻る。もし、ひきつづきID
コードの追加、書換えモードに入るように設定するな
ら、通常ルーチン200に戻らず、モード選択204へ
戻ってもよい。その場合でもモード判定206で何もせ
ずに通常ルーチン200に戻ることができる。なお、こ
こではIDコード追加モード208、書換えモード21
4に対しては、IGの操作をそれぞれ1回、2回行うこ
とで各モードに入るが、このプログラムは通常操作ルー
チンと共に従来のシステムと同様なものであり、所定の
IDコード登録操作等を行い、確認後に通常動作ルーチ
ンに戻るものである。
【0011】利用者に報知する手段としては、車両に既
設のアクチュエータ類やランプ類等利用者が認知できる
設備なら何でも利用できる。例えばブザー13が無けれ
ば、ドアロックモーター12を動作させてもよいし、オ
イルランプ等を点滅させてもよい。従って、この報知の
ためにわざわざ新たな表示装置を取りつける必要は全く
なく、また既に複数IDコードが登録可能なキーレスエ
ントリー装置を搭載している車両に対してはソフトウェ
アを変更するだけで問題を解決できる利点を有する。ま
た、登録IDコード数応答モード220に入る操作手順
も、それほど簡単でなく、かといってあまりに複雑でも
ないような、他の操作と混同しないような操作ならばど
のような操作手順であってもよい。
【0012】このキーレスエントリー装置は、車載用に
限らずどのような設備の出入口にも利用できる。その場
合は、検出スイッチ7〜10および報知機器のブザー1
3等の設置状況が車と異なっているだけである。
【0013】本発明のこの報知によって、利用者はなん
ら問題なくIDコードを登録、削除、書換えができ、保
安上も問題なく利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック構成図。
【図2】本発明の特徴を構成する操作モードのフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 送信機 2 受信機 7 キー有り検出スイッチ 8 イグニッション(IG)検出スイッチ 9 ドア開閉検出スイッチ 10 ドアロック検出スイッチ 202 IDコードのモード要求判定ステップ 204 モード選択(イグニッション操作)ステップ 206 モード判定ステップ 208〜212 IDコード追加モードのステップ群 214〜218 IDコード書換えモードのステップ群 220〜222 登録IDコード数応答モードのステッ
プ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 - 49/04 E05B 65/12 - 65/42 B60R 25/00 - 25/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別にIDコードを有して、前記IDコ
    ードを信号として送信する複数の送信機と、前記送信機
    により送信される信号を受信する受信機とを有し、前記
    送信機から送信される信号に基づいてドアの錠の制御を
    行うキーレスエントリー装置において、 前記受信機に、複数の前記送信機のIDコードをメモリ
    ーに登録する手段と、 前記キーレスエントリー装置につながる複数のスイッチ
    の操作の組合せによる第一の特定操作の場合、前記送信
    機からのIDコードを前記メモリーに書換えて登録す
    段と、 前記第一の特定操作とは異なる、第二の特定操作のもと
    で、アクチュエーターまたはブザーまたはランプに、
    記メモリーに登録されている前記IDコードの個数を前
    記受信機から報知せしめる手段とを備えることを特徴と
    するキーレスエントリー装置。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の特定操作とは異な
    る、第三の特定操作のもとで、前記送信機からのIDコ
    ードを前記メモリーに追加登録する手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載のキーレスエントリー装置。
  3. 【請求項3】 前記キーレスエントリー装置は自動車ド
    アの錠の制御を行う車載用キーレスエントリー装置であ
    り、前記第二の特定操作とは、自動車のイグニッション
    スイッチのオン/オフ操作を含むことを特徴とする請求
    項1または2記載のキーレスエントリー装置。
  4. 【請求項4】 前記自動車のイグニッションスイッチの
    オン/オフの操作回数に応じて、前記IDコードの前記
    メモリーへの追加登録、または前記メモリーへの書換登
    録、またはすでに登録されている前記IDコードの個数
    の確認のいずれかが選択されることを特徴とする請求項
    3記載のキーレスエントリー装置。
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