JPH06108393A - 繊維質ウェブ製造機 - Google Patents

繊維質ウェブ製造機

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JPH06108393A
JPH06108393A JP5164253A JP16425393A JPH06108393A JP H06108393 A JPH06108393 A JP H06108393A JP 5164253 A JP5164253 A JP 5164253A JP 16425393 A JP16425393 A JP 16425393A JP H06108393 A JPH06108393 A JP H06108393A
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dryer group
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drying
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コティチュケ ゲルハルト
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/02Mechanical driving arrangements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • D21F5/042Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製紙機において紙ウェブの裂開の恐れを防止
しつつ、運転効率を高める。 【構成】 この製紙機はプレスPと、これと隣接した複
数の乾燥機群I−VIを有する乾燥部とを備えている。各
々の乾燥機群は一列だけの乾燥用シリンダ10と、一列
の案内吸引ローラ11又は12もしくは12aと、エン
ドレスの支持ベルト1−7とを含んでいる。プレスと各
々の乾燥機群とは可変駆動機構30ないし36を有して
いる。速度制御装置39は第1の乾燥機群とプレスとの
間に正の速度差を生成し、これに対して最後の2つの乾
燥機群VとVIとの間には負の速度差を生成するように駆
動機構を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維質ウェブ、特に紙ウ
ェブを製造する機械に関する。本発明は特許請求の範囲
第1項の冒頭部に記載された機械に基づいている。この
ような機械では、繊維質懸濁液から(濾過部でのウェブ
形成の後に)製造されるウェブはプレス部でできる限り
機械的に脱水され、その後、乾燥部で加熱された乾燥用
シリンダを用いて乾燥される。それに適した乾燥部は事
前公開されていない特許出願P4142524.3号の
対象である。
【0002】
【従来の技術】上記のような製紙機には極めて速い運転
速度(1000ないし2000m/分)に適しているこ
とが必要である。極めて速い運転速度にも関わらず、ウ
ェブは可能な最大限の安全性を伴って、すなわち出来る
だけ裂開することがないように機械を通って走行しなけ
ればならない。言い換えると、“走行の効率”(運転効
率)が出来るだけ高くなければならない。
【0003】多くの場合、紙ウェブは更に残余含水量が
約2%と極めて僅かになるまで乾燥させる必要がある。
言い換えると、約4ないし8%の残余含水量を達成すれ
ば充分である他の場合よりも大幅に強力に乾燥させる必
要がある。例えばコーティング装置又はつや出しカレン
ダで処理される幾つかの種類の紙には、残余含水量が約
2%と、前記のように著しく僅かであることが必要であ
る。しかし、そのことによって紙ウェブが裂開する恐れ
も高まる。何故ならば紙は極端に乾燥するともろくなっ
てしまうからである。
【0004】運転の効率を高めるために旧出願では乾燥
部の少なくとも始端領域には、ウェブの下面だけが乾燥
用シリンダと接触する、出来るだけ多数の乾燥機群を設
けてある。すなわち、できるだけ多くの乾燥機群内で乾
燥用シリンダは案内吸引ローラの上方に位置している。
例えば最後から2番目の乾燥機群だけが逆に配置されて
おり、この場合は乾燥用シリンダが案内吸引ローラの下
方に位置するので、この領域ではウェブの上面が乾燥用
シリンダと直接接触する。その結果、乾燥部の始端領
域、例えば最初の4つの乾燥機群の領域ではいわゆる
“簡易”分離ポイントだけが隣接する乾燥機群の間に設
けられている。これは言い換えると次のことを意味す
る。それぞれの後続の乾燥機群の支持ベルトは、紙ウェ
ブが先行する乾燥機群の支持ベルトでもはや覆われてい
ないポイントで先行する乾燥機群の最後の乾燥用シリン
ダと接触する。分離ポイントのこのような公知の構成は
2つの観点から有利である。すなわち、(例えば製紙機
の始動の際の、又は紙ウェブが裂けた後の)紙ウェブの
装入は(従来の構成のように)ロープ案内を必要とせず
に完全に自動的に行われる。同様に紙ウェブは乾燥部が
通常に動作している間に先行する乾燥機群から後続の乾
燥機群へと問題なく走行する。(前述の有利な構造にも
関わらず)例外的に紙が引き裂けた場合は、反故になっ
た紙は該乾燥機群の全てのシリンダから下方に、乾燥部
の下方に設けられた貯蔵室内へと問題なく移行する。
【0005】運転効率を高めるために、更に各個の乾燥
用シリンダの出発点で(又、乾燥用シリンダから次の案
内吸引ローラまで直進する走行区間に亘って)ウェブを
出来るだけ確実に支持ベルトに保持しておくための措置
を講ずることが公知である。この点に関しては特に乾燥
部の始端領域が問題になる。何故ならば、この領域では
紙ウェブは未だ比較的湿っており、乾燥用シリンダの周
囲面に付着し、ひいては一時的に支持ベルトから離脱す
る傾向があるからである。言い換えると、上記の領域で
は紙ウェブと支持ベルトとの間にいわゆる気泡が形成さ
れる。紙ウェブが裂開する恐れを少なくするため、前記
の気泡をできるだけ小さく保つようにする必要がある。
この目的のため、出発点に負圧ゾーンを形成することが
公知である(米国特許明細書第4,359,828号、
図3)。別の公知の措置では、乾燥用シリンダと後続の
案内吸引ローラとの距離をできるだけ短くすることであ
る(WO 83/00514号、図2、又は米国特許明
細書第4,905,379号、図1)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は冒頭に
述べた2つの必要性をできるだけ満たす乾燥部を製造す
ることにある。言い換えると、極めて速い運転速度にも
関わらず、紙ウェブが裂開する危険性をできるだけ少な
くすると同時に、(必要な場合は)極めて僅かな残余含
水量を達成できるように紙ウェブを極度に乾燥できるこ
とが必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明に従
って、第1には特許請求の範囲第1項の特徴e)に基づ
いて、乾燥部に入る際に紙ウェブに走行方向に所定の初
期応力を付与することによって前記の気泡を小さく抑
え、且つ第2に、特許請求の範囲第1項の特徴f)に基
づいて、乾燥部の終端領域で紙ウェブが極度の乾燥に起
因する縦応力を低減することによって解決される。
【0008】従って本発明の重要な特徴は、プレスの駆
動機構と最初の乾燥機群との間に正の速度差を生成可能
であると同時に、乾燥部の終端領域の少なくとも2つの
隣接する乾燥機群の間に負の速度差を生成できることに
ある。
【0009】本発明に基づく乾燥部の更に別の特徴は、
乾燥部の少なくとも終端領域と、少なくとも前記の負の
速度差が生成される分離ポイントで紙の開放された走行
がなされることにある。言い換えると、少なくとも前記
の分離ポイントは開放された分離ポイントとして構成さ
れる。本発明に従った乾燥部の、少なくとも後半部分で
は分離ポイント全体が有利に開放分離ポイントとして構
成されている。このような措置は縦応力の低減にとって
好ましいだけではなく、同時に駆動素子内に時々僅かな
ねじれ振動が生ずるように考慮されている。それによっ
て、紙ウェブに急激且つ衝撃的な縦応力の増大が生じ、
紙ウェブの裂開の原因となる恐れが生ずる。しかし、こ
のような裂開の恐れは本発明に従って開放された分離ポ
イントによって回避することができる。何故ならば、紙
ウェブの比較的長い自由走行区間で縦応力が急激に増大
しても、閉鎖された分離ポイントの場合よりも裂開の恐
れは少ないからである。
【0010】本発明は多くの異なる種類の乾燥部の構造
に応用することができる。しかし、これらの異なる構造
の全てに共通なことは、プレスと最終乾燥内容が達成さ
れるポイントとの間には、専ら(あるいは主として)一
列の乾燥機群だけが設けられていることである。
【0011】本発明を応用できる第1の公知の乾燥部の
構造は専ら(又は少なくとも主として)反転分離ポイン
トを有している。この公知の構造(米国特許明細書第
4,934,067号)の場合、ウェブの両面が複数回
に亘って交互に乾燥用シリンダの周囲面と接触すること
が好ましい。この公知の乾燥部では、反転分離ポイント
は閉鎖構造になっている。すなわち、それぞれの反転分
離ポイントで双方の支持ベルトが間にあるウェブと共に
共通の直進走行区間を乾燥シリンダ一個分だけ走行す
る。このような公知の乾燥部構造に本発明を応用する場
合は、反転分離ポイントの全てを(又は少なくともその
大部分を)、閉鎖構造ではなく、開放構造に変更するこ
とが有利である。それによって同時に次のような利点が
達成される。 1.支持ベルト相互間に速度差があれば、乾燥部の反転
分離ポイントで支持ベルトが互いに磨耗する恐れがなく
なる。この恐れは、機械が主として紙を挟まないで運転
される間に支持ベクトが反転分離ポイントで互いに接触
する際に生ずるものである。 2.米国特許明細書第5,101,577号、第2段5
2−57行に記載されいるように第1と第2の乾燥機群
の間に正の速度差を生成することができる。(プレスと
第1の乾燥機群との間も同様である。)それによって、
この反転分離ポイントでウェブには2回目の初期応力が
付与されるものである。 3.速度差が生成されない乾燥部の分離ポイントでも、
偶然生ずる駆動素子のねじれ振動に起因する上述の裂開
の恐れを防止するために比較的長いウェブ走行区間を設
けることが有利である。
【0012】本発明を応用できる別の乾燥部は冒頭に記
載されている(旧出願P4142524.3号参照)。
この乾燥部構造の場合は前述の理由から全ての反転分離
ポイントが開放構造で実施されている。いわゆる“簡
易”分離ポイントも頻繁に実施されるかどうかは、紙質
及び分離ポイントで未だにウェブに残っている含水量の
双方又は一方によって、更に生成される速度差の大きさ
によって左右される。多くの場合、速度差が必要である
にも関わらず簡易分離ポイントを閉鎖構造のままにして
おくことができる。すなわち、先行する乾燥機群の支持
ベルトの出発点の下流のウェブは後続の乾燥機群の支持
ベルトと接触するまで乾燥用シリンダから僅かに離れて
いると考えることができる。何故ならば、乾燥用シリン
ダとウェブの間に薄い蒸気層が形成されるからである。
従って、後続の乾燥機群の支持ベルトの速度を先行する
乾燥機群の最後のシリンダの速度と僅かだけ変えること
ができる。しかし、前述のように時々発生する突然の僅
かな速度差を計算しなければならない場合は、それに起
因する裂開の恐れは“簡易”分離ポイントを開放分離ポ
イントとして構成することによって軽減することができ
る。
【0013】多くの場合、いわゆる“簡易”分離ポイン
トを時には開放構造として、時には閉鎖構造として動作
させることが有利である。この目的のため、後続の乾燥
機群の支持ベルトがその上を走行するローラを移動可能
に支承させる構成が可能である。
【0014】本発明を応用できる別の乾燥部の構造で
は、乾燥機群全体の乾燥用シリンダが案内吸引ローラの
上方に配設されており、従って、いわゆる“簡易”分離
ポイントだけが設けられている。この場合も分離ポイン
トを開放構造にするか、閉鎖構造にするかは個々の実施
例によって決まる。しかし、通常は乾燥部の少なくとも
終端領域、すなわち残余含水量が極めて少ない領域では
開放分離ポイントを設けることが有利である。より正確
に述べると、少なくとも最後の分離ポイント(又は最後
から2番目、又は3番目の分離ポイント)が開放分離ポ
イントとして構成される。それに対して乾燥部の前部の
領域では簡易分離ポイントを閉鎖分離ポイントとして構
成することが通常は有利である。更に、分離ポイントの
少なくとも一部で、開放された動作から閉鎖された動作
に、又はその逆に交代できるようにすることが有利であ
る。本発明に従って開放分離ポイントとして構成された
分離ポイントの場合は、各個が次のように動作する。す
なわち、紙ウェブはこの分離ポイントで先行する乾燥機
群の最後の乾燥用シリンダから後続の乾燥機群の支持ベ
ルトまで自由走行区間を走行する。このような構成の利
点は、前述の乾燥部の構造の場合と同一であるか、又は
類似している。すなわち、米国特許明細書第4,35
9,827号に記載されている実施例と同様に、後続の
乾燥機群を先行する乾燥機群よりも僅かに遅い速度で駆
動することによって、紙ウェブが進展する乾燥中に収縮
することを考慮できるという利点である。すなわち、双
方の乾燥機群を同じ速度で駆動した場合は、紙ウェブに
は前述の収縮によって縦応力が発生し、極端な場合はそ
れがその他の障害要因と共に紙ウェブの裂開の原因にな
るからである。分離ポイントが閉鎖している場合は、当
該の双方の乾燥機群を僅かな速度差で駆動させるように
試みることもできるものの、この場合には紙ウェブの片
面が先行する乾燥機群の最後の乾燥用シリンダと接触
し、別の面が後続の乾燥機群の支持ベルトと接触するポ
イントで、速度差によって紙ウェブ表面が損傷する恐れ
がある。更に問題なのは、前述のように閉鎖分離ポイン
トでのほうが開放分離ポイトンにおけるよりも紙ウェブ
の裂開の恐れが高い機械的なねじれ振動が時折発生する
ことである。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細
に説明する。
【0016】図1には先ず互いに圧搾スリットを形成す
る2個のプレスローラ18と19を備えたプレスPが図
示されている。製造される紙ウェブ9は脱水用フェルト
17と共にこの圧搾スリットを通過する。このプレスP
はプレス部の最後のプレスであり、残りの部分は図示し
ていない。プレスPは概略的にのみ図示した駆動機構3
0を有している。
【0017】乾燥部は乾燥機群IないしVII を含んでい
る。各々の乾燥機群は独自の支持ベルト1ないし7と、
一列の乾燥用シリンダ10と、一列の案内吸引ローラ1
1とを有し、更にエンドレスの支持ベルト・ループを案
内し、引張り且つ調整するためのその他の別の案内ロー
ラ13を有している。図には水平の乾燥用シリンダの列
が図示されているが、垂直の、又はその他の適当なシリ
ンダ列でもよい。各乾燥機群I−VII は独自の駆動機構
31−37を有している。
【0018】乾燥機群I、III 及びVII 内では乾燥用シ
リンダ10は案内吸引ローラ11の上方に位置している
ので、この乾燥機群では紙ウェブ9の下面が乾燥用シリ
ンダと接触する。別の乾燥機群II、IV及びVIでは乾燥用
シリンダの配置は逆である。すなわち、この場合は乾燥
用シリンダは案内吸引ローラの下方に位置しているの
で、ウェブの上面が乾燥用シリンダと接触する。言い換
えると、隣接する2つの乾燥機群の間の分離ポイント2
2−27は全て反転分離ポイントとして構成されてい
る。この全ての反転分離ポイントでは紙ウェブは先行す
る乾燥機群の支持ベルトから後続の乾燥機群の支持ベル
トへと自由走行区間を進行する。同様に、紙ウェブ9は
プレス・ローラ18から自由走行区間を経て紙案内ロー
ラ16へと、又この案内ローラから別の自由走行区間を
経て最初の乾燥機群Iの支持ベルト1まで走行する。言
い換えると、分離ポイント21−27の全てが開放分離
ポイントとして構成されている。
【0019】各駆動機構30−37のモータMは配線系
を介して速度制御装置39と連結されている。この制御
装置によって公知のとおり各個の駆動機構の速度が制御
される。分離ポイント21−27が開放構造であること
によって、隣接する駆動機構の間の分離ポイントの少な
くとも一部で所定の速度差dvに調整できる。その際に
重要なのは、最初の分離ポイント21での速度差は正の
値であることである。それに対して、乾燥部の少なくと
も終端領域では負の速度差bが生成される。図1に付記
されたグラフを参照されたい。このグラフは、最初の双
方の乾燥機群IとIIの間でも正の速度差を付与すること
ができることを示している。すなわち、第2の乾燥機群
IIは第1の乾燥機群Iよりも僅かに速く走行する。必要
な場合は、隣接する2つの乾燥機群(例えばIIとIII)も
同様の速度で駆動することができる。図1に付記したグ
ラフには、各個の乾燥機群の速度がプレスPの速度とど
の程度異なっているかを示すための、基準線Gと特性曲
線Kとの縦間隔が示されている。このグラフから例えば
最後の乾燥機群VII の速度がプレスPの速度よりも遅い
ことが分かる。
【0020】図2はプレスPと第1の乾燥機群Iとの間
の最初の分離ポイントと、最初の2つの乾燥機群IとII
との間の第2の分離ポイントを拡大図で示している。紙
案内ローラ16が独自の駆動機構を備え、(これは図1
では省略されている)且つ第1の乾燥機群Iの最初の案
内ローラ13Aが吸引ローラとして構成されていること
が概略的に図示されている。図2は更に、個々の乾燥用
シリンダ10からの出発点Aで紙ウェブが乾燥用シリン
ダの周囲面に付着し、従って一時的に支持ベルト1から
離れる傾向があることを(誇張して)示している。この
箇所で生ずるいわゆる気泡Bをできるだけ小さく抑える
ために、第1の乾燥機群I用の駆動機構31はプレスP
用の駆動機構Iよりもやや速い速度に調整される。同じ
理由から、第2の乾燥機群IIは第1の乾燥機群Iよりも
やや速い速度で駆動される。このことを可能にするた
め、図2では第2の乾燥機群IIの最初の案内吸引ローラ
11bは第1の乾燥機群Iの支持ベルトと間隔を隔てて
配設されている。
【0021】引き続いて紙ウェブ9は支持ベルト1から
支持ベルト2まで自由走行区間を走行する。紙ウェブの
走行区間は最初の乾燥機群の最後の乾燥用シリンダか
ら、第2の乾燥機群の最初の乾燥用シリンダまで全体と
して蛇行した形状を有している。それによって乾燥用シ
リンダは紙ウェブ9との間の比較的大きい接触ゾーンを
確保することができる。しかし、分離ポイント(図1の
例えば26及び27を参照)で紙ウェブ用のほぼ直進す
る(シリンダと正接する)走行区間を備えることも可能
である。この場合には、分離ポイントでの支持ベルトは
吸引ローラ上を走行するのではなく、通常の案内ローラ
13上を走行する。図6に図示するように(分離ポイン
ト25を参照)、(ウェブが支持ベルト4からそこで分
離される)通常の案内ローラ13″をウェブがそこで後
続の支持ベルト5へと移行する吸引ローラ14とを組合
わせることもできる。
【0022】図3に示した実施例の場合は、乾燥機群I
−Vの全てにおいて乾燥用シリンダ10は案内吸引ロー
ラ11の上方に配設されている。従って、乾燥部の全て
においてウェブ9の下面だけが乾燥用シリンダと接触す
る。従って乾燥部内にある分離ポイント22′−25′
はいわゆる“簡易”分離ポイントとして構成されてい
る。これは例えば分離ポイント22′では次のことを意
味する。すなわち、後続の乾燥機群IIの支持ベルト2が
最初の乾燥機群Iの最後の乾燥用シリンダと接触し、そ
の場合、支持ベルトがこのシリンダにある程度巻き付
く。このような接触は、紙ウェブがもはや第1の支持ベ
ルト1によって覆われない箇所で行われる。従ってこの
場合は“閉鎖簡易”分離ポイントとなる。上述の理由か
ら、その代わりに図3の24′で示すような“開放簡
易”分離ポイントにすることもできる。この場合は、第
3の乾燥機群III の最後の乾燥用シリンダ10aの下流
に、支持ベルト4が僅かな距離で乾燥用シリンダ10a
を通過するように案内ローラ13aと、第4の乾燥機群
IVの(支持ベルト4用の)第1の案内吸引ローラ11a
とを設ける。最後に、案内ローラ13′を移動させるこ
とによって、簡易分離ポイントを選択的に開放又は閉鎖
状態で動作させることができる。これは図3に25′で
概略的に示してある。
【0023】開放分離ポイントのその他の可能な実施例
が図4と図5に示してあり、紙ウェブ9と乾燥用シリン
ダとの接触ゾーンの大きさがそれぞれ異なっている。図
4は更に支持ベルトと共に到達する空気制限層用の案内
素子40を示している。
【0024】図6では6つの乾燥機群I−VIを設けてあ
る。乾燥機群I−VIの間には簡易分離ポイント22′,
24′を設け、これは可動案内ローラ13′を調整する
ことによって選択的に開放又は閉鎖状態で動作せしめる
ことができる。それによって乾燥機群IV,V及びVIの間
の分離ポイント25,26が反転分離ポイントとして構
成されている。図6に示した乾燥部は異なる案内吸引ロ
ーラ11ないし12,12aを有している。最初の2つ
の乾燥機群I及びII内では案内吸引ローラ11の直径は
比較的小さく、内部に設けた固定吸引ボックスも備えて
いる。同様の案内吸引ローラ11aを第3の乾燥機群II
I の始端にも配設してある。その下流の乾燥機群III −
VIには直径がより大きい筐体無しの吸引ローラ12もし
くは12aを設け、この場合は空気回転する中空のジャ
ーナル・ピンを通って直接吸引される。
【0025】図3及び図6の双方の場合も、駆動機構
(例えば30−36)の制御は図1の場合と同様に行わ
れる。それぞれ付記したグラフでは特性曲線Kはこの場
合も、少なくともプレスPと第1の乾燥機群Iとの間で
は(好ましくは最初の2つの乾燥機群IとIIの間で
も)、正の速度差aに調整され、これに対して下流の乾
燥機群の間は負の速度差bに調整されることを示してい
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、速度制御装置が第
1の乾燥機群とプレスとの間に正の速度差を生成し、こ
れに対して最後の2つの乾燥機群VとVIとの間には負の
速度差を生成するように駆動機構を制御することによ
り、紙ウェブに走行方向に所定の初期応力を付与するこ
とによって前記の気泡を小さく抑え、且つ乾燥部の終端
領域で紙ウェブが極度の乾燥に起因する縦応力を低減す
るようにする構成によって、紙ウェブが裂開することを
防止つつ、製紙機運転効率を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥機群の間の全ての分離ポイントを反転分離
ポイントとして構成した、製紙機のプレスと乾燥部の概
略図である。
【図2】図1の拡大詳細図である。
【図3】乾燥機群の間の全ての分離ポイントを簡易分離
ポイントとして構成した、製紙機のプレスと乾燥部の概
略図である。
【図4】図3に示した製紙機の分離ポイントの変化形で
ある。
【図5】図3に示した製紙機の分離ポイントの変化形で
ある。
【図6】最後から2つの分離ポイントだけを反転分離ポ
イントとして構成した、製紙機のプレスと乾燥部の概略
図である。
【符号の説明】
1 支持ベルト 2 支持ベルト 3 支持ベルト 4 支持ベルト 5 支持ベルト 6 支持ベルト 7 支持ベルト 9 紙ウェブ 10 乾燥用シリンダ 11 案内吸引ローラ 12 吸引ローラ 13 案内ローラ 14 吸引ローラ 16 紙案内ローラ 17 脱水用フェルト 18 プレスローラ 19 プレスローラ 21 分離ポイント 22 分離ポイント 23 分離ポイント 24 分離ポイント 25 分離ポイント 26 分離ポイント 27 分離ポイント 30 駆動機構 31 駆動機構 32 駆動機構 33 駆動機構 34 駆動機構 35 駆動機構 36 駆動機構 37 駆動機構 38 配線 39 速度制御装置 40 反転部材 I 乾燥機群 II 乾燥機群 III 乾燥機群 VI 乾燥機群 VII 乾燥機群 P プレス G 基準線 K 特性曲線 A 出発点 B 気泡 dv 速度差 a 正の速度差 b 負の速度差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィルフリート クラフト ドイツ国 ダヴリュー− 7924 ハイデン ハイム ヴェルナー− ヴァルツ− シュ トラーセ 24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水用プレスと、該プレスと密接した乾
    燥部とを有し、更に a)プレス(P)と乾燥部との間には開放分離ポイント
    として構成された(すなわち、開放されたウェブ走行区
    間を設けた)分離ポイント(21)を設け、 b)乾燥部が互いに隣接して配設された乾燥機群(例え
    ばIないしVII)と、それぞれ2つの連続する乾燥機群の
    間にあり、ウェブ(9)がそこで一つの乾燥機群から次
    の乾燥機群へと移行する複数個の別の分離ポイント(2
    2ないし27)とを有し、 c)各乾燥機群が一列であり、すなわち、各乾燥機群が
    複数個の加熱可能な乾燥用シリンダ(10)と、それぞ
    れ2個の隣接する乾燥用シリンダの間に一個の案内吸引
    ローラ(11又は12)と、単一のエンドレス支持ベル
    ト(1ないし7)とを備えており、該支持ベルトがウェ
    ブ(9)と共に乾燥用シリンダと案内吸引ローラの上を
    交互に走行することによって、ウェブが乾燥用シリンダ
    と直接接触し、支持ベルトが案内吸引ローラと直接接触
    するようにされ、 d)プレス(P)と各々の乾燥機群(IないしVII)とが
    可変回転数の駆動機構(例えば30−37)を有し、そ
    の場合、全ての駆動機構が速度制御装置(39)と連結
    され、該速度制御装置を介してそれぞれ2個の隣接する
    駆動機構の間の速度差を調整可能である繊維質ウェブ、
    特に紙ウェブ(9)を製造する機械において; e)少なくともプレス(P)と第1乾燥機群(T)との
    駆動機構(30,31)を第1の分離ポイント(21)
    で正の速度差(a)に、すなわち、第1乾燥機群の速度
    をプレスの速度よりも速く調整可能であり、 f)少なくとも乾燥機群の終端領域で2個の隣接する乾
    燥機群(例えばVとVI)の間にある別の分離ポイント
    (26)の少なくとも一つが開放分離ポイントとして構
    成され、その場合、該2個の乾燥機群の駆動機構(3
    5,36)を負の速度差(b)に調整可能であることを
    特徴とする機械。
  2. 【請求項2】 乾燥機群内に設けた別の分離ポイント
    (例えば22−27)の全て、又は大部分が開放された
    反転分離ポイントとして構成されていることによって、
    個々の乾燥機群(I−VII)ではウェブ(9)の両面が交
    互に乾燥用シリンダ(10)と接触することを特徴とす
    る、請求項1記載の機械。
  3. 【請求項3】 乾燥機群の少なくとも始端領域、例えば
    最初の4個の乾燥機群(I−IV)、内ではシリンダ(1
    0)の全てが案内吸引ローラ(11,12)の上方に位
    置していることによって、該乾燥用シリンダの全てがウ
    ェブ(9)の下面と接触するとともに、該乾燥機群の相
    互間にいわゆる簡易分離ポイント(22′−24′)が
    設けられたことを特徴とする、請求項1記載の機械。
  4. 【請求項4】 該簡易分離ポイントの少なくとも一つが
    後続の乾燥機群(IV)の支持ベルト案内ローラ(11
    a,13a)と同じ構成によって開放分離ポイントとし
    て形成され、該支持ベルト(4)が先行する乾燥機群
    (III)の最後のシリンダ(10a)と接触しない状態に
    留まるとを特徴とする、請求項3記載の機械。
  5. 【請求項5】 乾燥機群の少なくとも後部では全ての分
    離ポイントを開放分離ポイントとして構成したことを特
    徴とする、請求項4記載の機械。
  6. 【請求項6】 分離ポイントを全て開放分離ポイントと
    して構成したことを特徴とする、請求項4記載の機械。
  7. 【請求項7】 全ての乾燥機群(I−V)内で乾燥用シ
    リンダ(10)を案内吸引ローラ(11)の上方に配設
    したことによって、ウェブの下面だけが乾燥用シリンダ
    と接触することを特徴とする、請求項3ないし6記載の
    機械。
  8. 【請求項8】a)最後から2番目の乾燥機群(V)のシ
    リンダ(10b)だけが案内吸引ローラ(12a)の下
    方に位置し、 b)反転分離ポイントとして構成され、最後から2番目
    の乾燥機群(V)の境界を形成する分離ポイント(2
    5,26)を開放分離ポイトンとして構成したことを特
    徴とする、請求項3ないし6のいずれか1項記載の機
    械。
  9. 【請求項9】 簡易分離ポイント(22′−24′)か
    ら少なくとも最後から4番目の乾燥機群と最後から3番
    目の乾燥機群との間にある分離ポイント(24′)まで
    を開放分離ポイントとして構成したことを特徴とする、
    請求項8記載の機械。
  10. 【請求項10】 簡易分離ポイントの少なくとも一つ
    (例えば23′)では後続の乾燥機群(III)の支持ベル
    ト(3)の案内ローラ(13′)の一つが、分離ポイン
    トを選択的に開放又は閉鎖するように移動可能であるこ
    とを特徴とする、請求項3ないし9記載の機械。
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