JPH06105753A - スチームフライヤー - Google Patents

スチームフライヤー

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JPH06105753A
JPH06105753A JP28072292A JP28072292A JPH06105753A JP H06105753 A JPH06105753 A JP H06105753A JP 28072292 A JP28072292 A JP 28072292A JP 28072292 A JP28072292 A JP 28072292A JP H06105753 A JPH06105753 A JP H06105753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
steam
heat exchanger
tank
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP28072292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishioka
賢治 西岡
Tomokazu Ishikawa
智一 石川
Mitsuo Motomura
満夫 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
Original Assignee
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
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Publication date
Application filed by YANAGYA KK, Yanagiya Co Ltd filed Critical YANAGYA KK
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Publication of JPH06105753A publication Critical patent/JPH06105753A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱蒸気による間接加熱方式の利点を得なが
ら、油循環路の距離を短くできると共に、熱交換器から
油槽への熱伝達によっても油を加熱できるようにする。 【構成】 油槽1に形成された油出口2と油入口3に接
続して油循環路4が設けられ、この油循環路4の途中
に、上流側からろ過タンク5、油循環ポンプ6、加熱蒸
気を熱源とした熱交換器7が設けられ、前記熱交換器7
が油槽1の外壁面1aに接触して取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天ぷら等の揚げ物を製
造するのに使用するフライヤー、特に、その熱源を蒸気
としたスチームフライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱源を蒸気としたスチームフライ
ヤーとしては、例えば、図5に示すようなものが知られ
ている。このスチームフライヤーは、油槽100に形成
された油出口101と油入口102に接続して油循環路
103が形成され、この油循環路の103途中に、上流
側からろ過タンク104、油循環ポンプ105、熱交換
器106が設けられたものとなっていた。
【0003】前記熱交換器106は、加熱蒸気を熱源と
したもので、油槽100とは離れた位置に別置きされ、
その内部に配管された蒸気通路管107に蒸気ボイラ1
08からの加熱蒸気が蒸気供給管109により供給され
ている。
【0004】従って、油槽内の油は、油循環ポンプの作
動によって、油出口から油循環路内に流入し、ろ過タン
クで揚げカスを除去されたのち熱交換器に流入し、ここ
で加熱蒸気との熱交換によって加熱され、油入口から再
び油槽内に戻るという循環を繰り返すことになる。又、
加熱蒸気を熱源とする熱交換器では、図6に示すよう
に、蒸気通路管110の内部に油通路111を挿通して
油を加熱するようにしたものもあった。
【0005】このように、従来のスチームフライヤー
は、油を循環させながら、加熱蒸気を熱源とした熱交換
器で油を加熱させるようにした、いわば加熱蒸気による
間接加熱方式であった。したがって、ガスによる直火加
熱方式に比べ、油の劣化が少ない、油の加熱ムラがな
く、温度設定が容易である、安全である、ランニングコ
ストが安い、等の利点が得られるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスチームフライヤーにあっては、熱交換器が油
槽とは離れた位置に別置きされていたため、油槽から熱
交換器を回る油循環路の距離が長くなってしまう。
【0007】このため、熱交換効率の関係から油を速い
速度で循環させる必要が生じるため、それだけ流量が増
加し、油循環路の配管内にコレステロールが溜って管内
に詰まりが生じたり、油の全体量を増加する必要が生じ
るといった問題があった。また、循環時の油温低下を防
止するため、油循環路の配管に保温施工が必要になるな
ど、付帯設備費が高くなってしまうという問題があっ
た。又、蒸気通路管110の内部に油通路管111を挿
通したものでは、蒸気に対しては1重管の形態となって
おり、高圧蒸気(Max20kg/cm2 )を送気中に
この蒸気通路管に穴があいた場合、大変危険であるとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たもので、加熱蒸気による間接加熱方式を採用しなが
ら、油循環路の距離を短くでき、又、熱交換器から油槽
への熱伝達によっても油を加熱でき、それに蒸気通路管
に万一穴があいても安全に処置することができるように
したスチームフライヤーを提供することを課題としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明請求項1記載のスチームフライヤーでは、
図1の構造説明図で示すように、油槽1に形成された油
出口2と油入口3に接続して油循環路4が設けられ、こ
の油循環路4の途中に、上流側からろ過タンク5、油循
環ポンプ6、加熱蒸気を熱源とした熱交換器7が設けら
れ、前記熱交換器7が油槽1の外壁面1aに接触して取
り付けられている。なお、8は蒸気ボイラで、この蒸気
ボイラ8から熱交換器7に加熱蒸気が供給される。
【0010】又、本発明請求項2記載のスチームフライ
ヤーでは、図3で示すように、前記熱交換器7が油通路
71を形成する外筒70aの内部に蒸気通路管70bを
挿入して2重管構造に形成されている。
【0011】
【作用】本発明のスチームフライヤーでは、油槽1内の
油は、油循環ポンプ6の作動によって、油出口2から油
循環路4内に流入し、ろ過タンク5で揚げカスを除去さ
れたのち熱交換器7に流入し、ここで加熱蒸気との熱交
換によって加熱され、油入口3から再び油槽1内に戻る
という循環を繰り返すことになる。したがって、従来と
同様に、加熱蒸気による間接加熱方式の利点を得ること
ができる。
【0012】又、熱交換器7が油槽1の外壁面1aに接
触して取り付けられているため、油槽1から熱交換器7
を回る油循環路4の距離を短くすることができる。した
がって、油を速い速度で循環させる必要がなくなるた
め、流量が減少し、油循環路4の配管内がコレステロー
ルで詰まるといったことがないし、油の全体量を減少す
ることができる。また、循環時の油温低下を防止するた
めの保温施工が不要になり、付帯設備費を低減できる。
【0013】又、熱交換器7が油槽1の外壁面1aに接
触して取り付けられているため、熱交換器7から油槽1
への熱伝達によって油を加熱することができるし、油槽
1内の油の保温性を向上することができる。
【0014】又、蒸気通路管70bが外筒70aに挿入
され、蒸気の通路に対しては2重構造となっているた
め、万一蒸気通路管70bに穴があいても、外部に蒸気
が噴出せず安全に処理することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図2は実施例のスチームフライヤーを示す側面図
で、図中10は油槽である。
【0016】この油槽10は、油を収容した鍋となるも
ので、その内部には製品送り用のネットコンベア11が
張設されている。
【0017】前記油槽10には、油循環路40が接続さ
れている。この油循環路40は、油槽10の底部に形成
された油出口20と油槽10の上部に形成された油入口
30に接続して設けられている。この油循環路40の途
中には、上流側からろ過タンク50、油循環ポンプ6
0、加熱蒸気を熱源とした熱交換器70が設けられてい
る。
【0018】次に、前記熱交換器70の構造を図4によ
り説明する。この熱交換器70は、外筒70aと蒸気通
路管70bとの2重管構造になっている。外筒70a
は、その内部が油通路71となるもので、流入口72か
ら流出口73に向けて油通路71が蛇行するように、仕
切板74,74が設けられている。又、この外筒70a
の一端は組立口75として開口され、この組立口75に
はフランジ接合により着脱可能な蓋体76が設けられて
いる。
【0019】蒸気通路管70bは、その内部に蒸気ボイ
ラ80からの加熱蒸気が蒸気供給管81を介して供給さ
れるもので、蒸気入口77からドレン出口78に向けて
蛇行するように屈曲し、一端側が前記蓋体76に固定さ
れている。従って、外筒70aの組立口75から蒸気通
路管70bを外筒70aの油通路71内部に差し込ん
で、蓋体76をフランジ接合するだけで、簡単に熱交換
器70を組み立てることができるし、また、内部清掃等
のメンテナンスに際しての分解も簡単に行なうことがで
きる。
【0020】又、前記蒸気通路管70bには、この蒸気
通路管70bの支持部材を兼ねるミキシング板79が取
り付けられている。このミキシング板79により、油通
路71を通過する油を蛇行させ、熱交換に均一性を持た
せるようにしている。
【0021】そして、前記熱交換器70は、図3(図2
のA−A断面図)に示すように、油槽10の外壁面に接
触して取り付けられている。この場合、熱交換器70の
外筒70aが油槽10の両側壁12,12及び底壁13
の外面に直接に接触して、その全面を覆うように取り付
けられている。また、この熱交換器70の外側は断熱材
90により覆われている。
【0022】次に、実施例の作用を説明する。本実施例
のスチームフライヤーでは、油槽10内の油は、油循環
ポンプ60の作動によって、油出口20から油循環路4
0内に流入し、ろ過タンク50で揚げカスを除去された
のち熱交換器70に流入し、ここで加熱蒸気との熱交換
によって加熱され、油入口30から再び油槽10内に戻
るという循環を繰り返すことになる。したがって、加熱
蒸気による間接加熱方式の利点、即ち、ガスによる直火
加熱方式に比べ、油の劣化が少ない、油の加熱ムラがな
く、温度設定が容易である、安全である、ランニングコ
ストが安い、等の利点を得ることができる。
【0023】又、熱交換器70が油槽10の外壁面に接
触して取り付けられているため、油循環路40の距離を
短くすることができる。したがって、油を速い速度で循
環させる必要がなくなるため、流量が減少し、油循環路
40の配管内がコレステロールで詰まるといったことが
ないし、油の全体量を減少することができる。また、循
環時の油温低下を防止するための保温施工が不要にな
り、付帯設備費を低減できる。
【0024】又、熱交換器70が油槽10の外壁面に接
触して取り付けられているため、熱交換器70から油槽
10への熱伝達によって油を加熱することができるし、
油槽10内の油の保温性を向上することができる。
【0025】又、蒸気通路管70bは外筒70aの内部
にあり2重管構造に形成されているため、万一蒸気通路
管70bに穴があいても噴出した蒸気は外筒内にとどま
って外部に噴出しないから、安全に対処することができ
る。
【0026】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明請求項1記
載のスチームフライヤーにあっては、加熱蒸気を熱源と
した熱交換器によって油を加熱するため、加熱蒸気によ
る間接加熱方式の利点を得ることができる。又、熱交換
器を油槽の外壁面に接触して取り付けているため、油循
環路の距離を短くできるし、熱交換器から油槽への熱伝
達によっても油を加熱できるという効果が得られる。
【0028】本発明請求項2記載のスチームフライヤー
では、蒸気通路管が2重管構造となっているため、蒸気
通路管に穴があいて高圧蒸気が噴出しても外部には出な
いから、安全であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスチームフライヤーの構造説明図であ
る。
【図2】実施例のスチームフライヤーを示す側面図であ
る。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】実施例のスチームフライヤーに設けた熱交換器
の分解斜視図である。
【図5】従来のスチームフライヤーを示す構造説明図で
ある。
【図6】従来の熱交換器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 油槽 1a 外壁面 2 油出口 3 油入口 4 油循環路 5 ろ過タンク 6 油循環ポンプ 7 熱交換器 8 蒸気ボイラ 70a 外筒 70b 蒸気通路管 71 油通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油槽に形成された油出口と油入口に接続
    して油循環路が設けられ、 この油循環路の途中に、上流側からろ過タンク、油循環
    ポンプ、加熱蒸気を熱源とした熱交換器が設けられ、 前記熱交換器が油槽の外壁面に接触して取り付けられて
    いることを特徴としたスチームフライヤー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスチームフライヤーにお
    いて、前記熱交換器が油通路を形成する外筒の内部に蒸
    気通路管を挿入して2重構造に形成されていることを特
    徴とするスチームフライヤー。
JP28072292A 1992-09-25 1992-09-25 スチームフライヤー Pending JPH06105753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28072292A JPH06105753A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 スチームフライヤー

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JP28072292A JPH06105753A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 スチームフライヤー

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ID=17629035

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JP28072292A Pending JPH06105753A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 スチームフライヤー

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JP (1) JPH06105753A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003043475A1 (fr) * 2001-11-20 2003-05-30 The Nisshin Oillio, Ltd. Procede de friture d'un produit alimentaire de forme plate et batterie de cuisine pour friture
NL1034711C2 (nl) * 2007-11-16 2009-05-19 Stork Titan Bv Bakinrichting.
JP2013027541A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 San Plant Kogyo Kk フライヤー

Cited By (5)

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