JPH06105460B2 - マルチプロセッサのプロセッサ切換え装置 - Google Patents

マルチプロセッサのプロセッサ切換え装置

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JPH06105460B2
JPH06105460B2 JP63140297A JP14029788A JPH06105460B2 JP H06105460 B2 JPH06105460 B2 JP H06105460B2 JP 63140297 A JP63140297 A JP 63140297A JP 14029788 A JP14029788 A JP 14029788A JP H06105460 B2 JPH06105460 B2 JP H06105460B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 複数のスカラユニットから送られてくるベクトル命令を
処理する1つのベクトルユニットを備えたマルチプロセ
ッサシステムにおいて各スカラユニットに対応するベク
トル命令をベクトルユニットにおいて切換えて実行する
ためのマルチプロセッサのプロセッサ切換え装置に関
し、 複数のスカラユニットから送られたベクトル命令を1つ
のベクトルユニットにより処理する際に、スカラユニッ
ト系に対応する命令を系間で切換えるタイミングを選択
的に設定可能にしたマルチプロセッサのプロセッサ切換
え装置を提供することを目的とし、 スカラ命令を処理する複数のスカラユニットとこれらの
スカラユニットから送られるベクトル命令を処理するベ
クトルユニットとから構成され、ベクトルユニットは複
数のスカラユニットから送られるベクトル命令を選択し
てパイプライン式に処理するための複数のステージを備
えたマルチプロセッサのプロセッサ切換え方式におい
て、前記複数のスカラユニットの各系から供給されるベ
クトル命令を、ベクトルユニットの実行パイプラインに
系間で切換え入力するための切換え回路と、切換え制御
回路とを備え、前記切換え制御回路は、上記複数ステー
ジの内のどのステージに一方の系の命令が存在しなくな
った時に他系の命令に切換えるかを制御する複数の切換
えモードを設け、その中の1つをモード設定スイッチに
より設定可能にするよう構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は複数のスカラユニットから送られてくるベクト
ル命令を処理する1つのベクトルユニットを備えたマル
チプロセッサシステムにおいて各スカラユニットに対応
するベクトル命令をベクトルユニットにおいて切換えて
実行するためのマルチプロセッサのプロセッサ切換え装
置に関する。
科学技術計算機の一つに、スカラ命令を処理するスカラ
ユニット(Scalar Unit:SU)を複数備え、ベクトル命令
を高速に処理するベクトルユニット(Vector Unit:VU)
を一つ備えたマルチプロセッサシステムがある。
そのマルチプロセッサシステムでは、複数のスカラユニ
ットに対し、ベクトルユニットの使用権を切換えながら
処理を進めている。しかし、ベクトルユニットは複数の
ステージからなるパイプラインにより処理されるため切
換えが行われてから実行開始までに時間を要する。その
ため他系の実行が終了する前に切換えを行って処理の効
率化が図られている。ところが、その切換制御のタイミ
ングにより各スカラユニットのベクトルユニットの使用
時間が計測されており、課金の関係で正確に使用時間を
計測することが望まれる場合や、使用時間に関係なく計
算を効率的に行いたい場合等の異なる要求が出されてい
る。
[従来の技術] 従来のスカラユニット(以下SUという)を2台とベクト
ルユニット(以下VUという)を1台持つマルチプロセッ
サのシステム構成図を第6図に示す。
図において、60は主記憶装置(MSUで表す)、61は記憶
制御装置(MCUで表す)、62はスカラユニット0(SU0で
表す)、63はスカラユニット1(SU1で表す)、64はベ
クトルユニット(VUで表す)、65はベクトル実行ユニッ
ト(VEUで表す)、66はベクトル制御ユニット(VCUで表
す)、650はロードパイプライン、651はストアパイプラ
イン、652はベクトルレジスタ(VRで表す)、653は加算
パイプライン、654は乗算パイプライン、655は除算パイ
プライン、660は制御信号を表す。
VCU66はベクトル命令を制御するユニットで、複数のス
カラユニットSU0、SU1から送られてくるベクトル命令を
受け取ると、命令単位で切換え制御されて信号線660を
通ってVEU65に送られる。VEU65はベクトル命令を実行す
るユニットであり、メモリとの間でデータ転送を行うロ
ードパイプライン650、ストアパイプライン651およびベ
クトルデータを保持するVR652を持つ。また、VR652から
ベクトルデータを読み出して演算を行い、結果をVR652
に書き込む命令を実行するために、加算パイプライン65
3、乗算パイプライン654、除算パイプライン655を持
つ。
第6図に示すベクトル命令を処理する機能を備えるベク
トルプロセッサにおいては、MSUからの命令のフエッチ
はSUで行い、各SU0、SU1はスカラ命令をフエッチした時
はSU内で実行し、ベクトル命令をフエッチした時はVUへ
渡す。
VUは複数のSUから送られるベクトル命令をセレクトして
実行する。ベクトル命令は一つのスカラユニットから連
続して送られるベクトル命令のかたまり(パケット)を
実行し終わる時、SUのセレクトを切換えて他のスカラユ
ニットからのベクトル命令を実行できるようにする。こ
の場合、他のスカラユニットがセレクトされているため
に、ベクトル命令の実行を行えないスカラユニットで
は、命令実行時間を計測するためのタイマー(CPUタイ
マ)を止めておく。セレクトが切換わるとセレクトされ
たスカラユニットのCPUタイマは計測を開始する。
第7図に切換えとCPU時間の関係説明図を示す。スカラ
ユニットのセレクトを行うタイミングとして先行スカラ
ユニットの命令が全て完了した時点で切換えを行えば、
CPU時間は正確に計測されるが、切換えのオーバーヘッ
ドが大きくなり性能が低下する。このような、一つの系
の命令が完全に終了した時に切換えが行われる場合の各
系のCPU時間とVUの実行状態を第7図A.に示す。
逆に先行スカラユニットの命令が全て完了する前に切換
えを行う先行制御を用いると、切換えオーバーヘッドが
小さくなる代わりにCPUタイマの計測が不正確になる。
この例を第7図B.に示す。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、複数のスカラユニットからのベクトル
命令を一つのベクトルユニットでパイプライン処理によ
り実行する場合、各スカラユニット系に対応するCPU時
間(使用時間)が正確に実際の命令実行時間を表すよう
にすると性能を落として(無駄時間がある)しまい、性
能を十分発揮させようとするとCPU時間が不正確になっ
てしまうという、背反の関係にあることが問題となって
いる。
本発明は、複数のスカラユニットから送られたベクトル
命令を1つのベクトルユニットにより処理する際に、ス
カラユニット系に対応する命令を系間で切換えるタイミ
ングを選択的に設定可能にしたマルチプロセッサのプロ
セッサ切換え装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の基本的構成図を第1図に示す。
第1図の1はスカラユニット0(SU0)、2はスカラユ
ニット1(SU1)、3はベクトルコントロールユニット
(VCU)、4は0系のフェッチステージ、5は1系のフ
ェッチステージ、6は切換え回路、7〜9はベクトル命
令のパイプライン処理のための複数のステージであるス
テージI〜III、10は切換制御回路、11はモード設定ス
イッチを表す。
本発明は複数の切換えモードの中の一つをモード設定ス
イッチにより選択し、ベクトルユニットの複数ステージ
からの状態を表す信号がモード設定スイッチにより指定
された状態になると切換え信号を発生するよう制御する
ものである。
[作用] SU0またはSU1からのベクトル命令はそれぞれ対応するフ
ェッチステージ4,5にセットされ、次に切換え回路6に
おいて切換え制御回路10に制御されて何れか一方の命令
が選択されてステージI(7)に送られ、順次ステージ
II(8),III(9)をとおって処理される。切換え制御
回路10は各ステージ4,5,7〜9の状態情報(ベクトル命
令の有無、命令が有る時は0系か1系かの情報)を信号
線,,,,から入力しており、どのステージ
まで一方の系の命令が進んだか判別することができる。
一方、切換え制御回路10にはモード設定スイッチ11が設
けられ、そのスイッチをA〜Cの何れかに設定すると、
それに対応した切換えモードが設定される。切換えモー
ドとしては、例えば、Aのモードとして、全てのステー
ジから一方の系の命令が無くなった時に他系の命令に切
換えを行い、BのモードとしてステージIII(9)から
一方の系の命令が無くなった時に他系の命令に切換えを
行い、CのモードとしてステージII(8)から一方の系
の命令が無くなった時に他系の命令に切換えを行う、と
いうようにすることができる。
この切換え信号により対応するSU0またはSU1によるベク
トルユニットの使用権が与えられ、それぞれのCPU時間
(タイマ)が計測を開始する。
このように複数のモードを選択可能に設けることによ
り、実際のベクトルユニットの使用時間をスカラユニッ
ト毎に正確に計測する必要がある場合(例えば、使用時
間で料金を払うシステムの計算センター等)は、完全に
一方の系の命令の実行が終了してから他系の命令に切換
える前記Aの切換えモードに設定し、スカラユニット毎
の使用時間を正確にする必要が無い場合(使用時間で課
金を行わない計算機等)は、先回り制御により途中のス
テージから一方の系の命令が無くなると他系の命令に切
換える前記BまたはCの切換えモードに設定すればよ
い。
[実施例] 本発明の実施例構成図を第2図に示し、切換え回路制御
部に含まれるBUSY検出回路の構成図を第3図に示し、切
換え回路の構成図を第4図に示す。
第2図の20,21はSU0,SU1、22はベクトルコントロールユ
ニット(VCU)、23は0系のベクトルフェッチレジスタ
0(Vector Fetch Stage Register:VFSR0で表す)とベ
クトルフェッチバッファ0(Vector Fetch Buffer Regi
ster:VFB0で表す)からなるベクトルフェッチステージ
(VFS0)、24は1系のベクトルフェッチレジスタ1(VF
SR1)とベクトルフェッチバッファ1(VFB1)からなる
ベクトルフェッチステージ(VFS1)、25は切換え回路、
26は切換え回路制御部、27は切換えモード設定部、28は
ベクトルプリデコードステージ(Vector Pre-Decode St
age:VPSで表す)、29はベクトルキューステージ(Vecto
r Queue Stage:VQSで表す)、30はベクトルエクシキ
ュートステージ(Vector Execute Stage:VESで表す)を
表す。
動作を説明すると、ベクトル命令はSU0、SU1から各々の
バスを介してそれぞれVFSR0、VFSR1に入力され、この後
SU0側の動作について述べると、VFSR0に命令がフエッチ
された時、ベクトルフエッチバッファVFBOが空でありか
つ、切換回路制御部26により切換え回路25がSU0側に切
換えられると、命令はVFSR0からVPS28に送られる。
VFB0に先行命令がはいっているか、または切換え回路25
がSU1側を選択している場合はVFSR0からVFB0に移動して
バッファリングされる。VFB0に入っている命令は切換え
回路25がSU0をセレクトしたときに先頭のものがVPSに移
動する。以上のSU0側の動作はSU1からの命令に関してSU
1側で同様に行われる。
切換え回路制御部26は、SU0から送られたベクトル命令
(以後0系のベクトル命令という)とSU1から送られた
ベクトル命令(以後1系のベクトル命令という)のどち
らをデコードステージへ移すかを切換え制御する。
この切換えは、命令パケット単位でVU(ベクトルユニッ
ト)使用権を切換えることであり、命令パケットとはベ
クトル命令が途切れないで連続実行できる範囲の命令列
のかたまりを表す。
従って、0系の命令パケットが終了した後、1系の命令
パケットを開始するよう切換えられる。VU使用権は0系
と1系の間で完全に排他的であり、VU使用権のある系の
命令が選択されると次のステージでVPS28にセットされ
る。但し、このVU使用権をスイッチングするタイミング
によって両系の命令パケット間のオーバーラップの度合
が異なり、0系の命令パケットが実行中の間1系の命令
はVFS(VFSR,VFB)で待っているが、1系のVU使用権が
オンになった時点でVPSにセットされる。
切換え回路制御部26によりセレクトされた各系のベクト
ル命令はVPS28において、デコードされるとともに例外
チェックが行われた後、VQS29へ移りキューバッファに
セットされる。次にVQS29の命令はメモリへのアクセス
や演算を実行するVES30に送られ、同時に命令実行パイ
プライン(図示せず)に発信され、実行終了により開放
される。
切換え回路制御部26は、切換えモード設定部27のモード
設定スイッチにより設定された〜で示すモード1〜
3の何れかが入力される。切換え回路制御部は第3図の
A,Bに示す0系と1系のBUSY検出回路を備え、その出力
を第4図に示す切換え回路に供給して切換えを制御す
る。
このBUSY検出回路の構成図を第3図を用いて説明する
と、図のA,Bにおいて、31〜33、37、41〜43および47は
オア回路、34〜36、44〜46はアンド回路を表す。
第3図A.に示す0系のBUSY検出回路について説明する
と、切換えモード1〜3は第2図の切換えモード設定部
27からの入力である。VFS0−BUSY0,VPS−BUSY0,VQS−BU
SY0,VES−BUSY0の各信号は、それぞれ第2図のVFS0,2
3、VPS28、VQS29、VES30の各ステージに0系の命令が有
るか否かを表す信号であり、0系の信号があれば“1"出
力を発生し、無ければ“0"出力を発生する。このA.の回
路において、オア回路31はVFS0からVES30までの4つの
ステージの中の少なくとも1つに0系の命令が有ると
“1"出力を発生し、オア回路32はVFS0からVQS29までの
3つのステージの内の少なくとも1つに0系の命令が有
ると“1"出力を発生し、オア回路33はVFSOとVPS28の2
つのステージの少なくとも一方に0系の命令があると
“1"出力を発生する。
このオア回路31の出力は切換えモード1の出力とアンド
回路34で論理積がとられ、オア回路32の出力はアンド回
路35で切換えモード2の出力と論理積がとられ、オア回
路33の出力はアンド回路36で切換えモード3の出力と論
理積がとられ、各アンド回路34〜36の出力はオア回路37
を介して出力BUSY 0となる。
この出力BUSY 0は、“1"出力の時は、指定されたモー
ドでの切換えが行えない(または指定されたステージ中
に0系の命令が存在している)ことを表し、“0"になる
と指定されたステージから0系の命令が無くなったの
で、0系から1系への切換えができることを表す。
第3図B.には1系のBUSY 1を発生するBUSY1検出回路
が示されており、その構成はA.と同様であり、説明を省
略する。
第4図に切換え回路の構成図が示されている。この図の
50はセット優先のセット・リセット型ラッチ回路(以下
SR0という)、51はリセット優先のセットリセット型ラ
ッチ回路(以下SR1という)、52,53はアンド回路、54は
オア回路、BUSY0,BUSY1は第3図A,Bに示す回路の出力、
VFS0,VFS1,VPSはそれぞれ第2図の23,24,28として示す
各ステージを表す。
動作を説明すると、BUSY0とBUSY1がともに“0"の時は、
SR0がセットされて、SR1がリセットされ、その結果VFSO
(0系のベクトルフェッチステージ)の出力がアンド回
路52、オア回路54を通ってVPS(ベクトルプリデコード
ステージ)へ送られる。
BUSY0とBUSY1がともに“1"の時は、前の状態が保たれ、
BUSY0が“1"で、BUSY1が“0"になると、SR0がセットさ
れ、SR1がリセットされ、この時VFS0の出力が選択され
る。BUSY0が“0"でBUSY1が“1"になると、SR0がリセッ
トされ、SR1がセットされて、その結果VFS1が選択され
る。
次に上記実施例に示す各切換えモードの動作例を第5図
に示す。以下に各モードの説明をする。
(1)切換えモード1:完全に排他切換え この切換えモード1では、0系の命令パケットの最後の
命令が完了する時(VEUで実行が終了する時)、0系のV
U(ベクトルユニット)使用権をオフ(0系のCPU時間の
計測を停止)にし、1系のVU使用権をオン(1系のCPU
時間の計測を開始)する。このタイミングで1系の命令
がVPSにセットされ、直ちにVQSにセットされ実行パイプ
ラインに発信される。
この方法では、0系と1系のオーバーラップがないた
め、CPUタイマの誤差はないが、VPSからの立ち上がりが
見えてしまう。(無駄な時間が発生する。) (2)切換えモード2:VQSまで排他切換え この切換えモード2では、0系の命令パケットの最後の
命令が発信され、VFS〜VQSまでに0系の命令が無くなる
条件で、0系のVU使用権をオフにし同時に1系のVU使用
権をオンにする。
このタイミングで1系の命令がVPSにセットされ、直ち
にVQSにセットされて発信される。この時、0系の命令
がまだ終了していなくてもよい。1系の命令を発信しよ
うとする命令実行パイプを0系の命令が使用中の時のみ
VQSで待たされるが、それ以外の場合には直ちに発信さ
れる。
この方法では、0系と1系の間で命令発信の追い越しは
起きない。また、CPUタイマの誤差としては第5図に示
すように最悪で他系の1命令の実行時間分位多くなるこ
とがある。
(3)切換えモード3:VPSまで排他切換え この切換えモード3では、0系の命令パケットの最後の
命令がVQSにセットされ、VFSとVPSに0系の命令がなく
なる条件で、0系のVU使用権をオフにし、同時に1系の
VU使用権をオンにする。このタイミングで1系の命令が
VPSにセットされ、直ちにVQSにセットされて発信され
る。この時0系の命令がまだ終了していなくてもよいし
0系の命令を追い越してもよい。
この場合のCPUタイマの誤差としては第5図に示すよう
な、最悪な時で他系の複数命令の実行時間分多くなるこ
とがある。
[発明の効果] 本発明によれば、マルチプロセッサの性能を重視する
か、CPUタイマの正確度を重視するか、それらの中間を
とるかというマルチプロセッサの利用条件に応じて切換
えモードを任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成図、第2図は本発明の実施例
構成図、第3図はBUSY検出回路の構成図、第4図は切換
え回路の構成図、第5図は各切換えモードの動作例を示
す図、第6図は従来のマルチプロセッサのシステム構成
図、第7図は切換えとCPU時間の関係説明図である。 第1図中、 1:スカラユニット0(SU0) 2:スカラユニット1(SU1) 3:ベクトルコントロールユニット(VCU) 4:0系のフェッチステージ 5:1系のフェッチステージ 6:切換え回路 7〜9:パイプラインの各ステージI〜III 10:切換制御回路 11:モード設定スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スカラ命令を処理する複数のスカラユニッ
    ト(SU0,SU1)とこれらのスカラユニットから送られる
    ベクトル命令を処理するベクトルユニット(VU)とから
    構成され、ベクトルユニットは複数のスカラユニットか
    ら送られるベクトル命令を選択してパイプライン式に処
    理するための複数のステージを備えたマルチプロセッサ
    のプロセッサ切換え装置であって, 前記ベクトルユニットは,前記複数のスカラユニットの
    各系(0系,1系)から供給されるベクトル命令をそれぞ
    れ保持する各系に対応して設けられたフェッチステージ
    と,前記フェッチステージの一方の命令を,複数ステー
    ジからなる実行パイプラインに系間で切換え入力する切
    換え回路(6)と、該切換え回路を制御する切換え制御
    回路(10)とを備え, 前記切換え制御回路(10)に対し,複数の系切換えモー
    ド(A〜C)の中から設定された一つの系切換えモード
    で切換え制御信号を発生するよう指示するモード設定ス
    イッチ(11)を設け,前記複数の各切換えモードは前記
    ベクトルユニットの複数ステージの中で,フェッチステ
    ージを含む入力側のステージ,入力側から中間ステージ
    まで,全ステージ等のそれぞれ異なる範囲に対応付けら
    れ,各対応付けられた範囲に一方の系の命令が存在しな
    い状態になると系切換えを行うモードであり, 前記切換え制御回路(10)は,前記ベクトルユニットの
    複数の各ステージにおける各系のベクトル命令の有無を
    表示する各信号と前記系切換えモードの信号とを入力す
    る回路を備え,前記設定された系切換えモードに対応す
    る範囲の各ステージに一方の系のベクトル命令が存在し
    ないという条件が成立すると他系の命令への切換えが可
    能であることを表す系切換え制御信号を発生し, 前記切換え回路(6)は,前記系切換え制御回路からの
    系切換えが可能であることを表す系切換え制御信号によ
    り複数のスカラユニットのベクトル命令をベクトルユニ
    ットの実行パイプラインへ切換え入力することを特徴と
    するマルチプロセッサのプロセッサ切換え装置。
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