JPH06103584A - 光ディスク装置のフォーカス引込み方式 - Google Patents
光ディスク装置のフォーカス引込み方式Info
- Publication number
- JPH06103584A JPH06103584A JP4250886A JP25088692A JPH06103584A JP H06103584 A JPH06103584 A JP H06103584A JP 4250886 A JP4250886 A JP 4250886A JP 25088692 A JP25088692 A JP 25088692A JP H06103584 A JPH06103584 A JP H06103584A
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- JP
- Japan
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- focus
- recording medium
- focusing lens
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録媒体，光学ヘッド特性の変化により記録
媒体カバーガラス面でフォーカスサーバを引込んでしま
う、もしくはフォーカス引込み失敗を防ぐ。 【構成】 フォーカス制御手段の実行手段としてディジ
タル演算部１７を備え、フォーカス制御開始時点で集束
レンズ１４を記録媒体２００から一定距離に位置させ、
遠焦点状態から合焦点状態を経て近焦点状態に変化した
後、一定時間まではランプ電圧により集束レンズ１４を
記録媒体２００に近ずけてゆき、記録媒体面付近で現わ
れるフォーカス位置誤差信号のゲイン及びオフセット値
をディジタル演算部１７に取り込み補正値を算出する。
次に補正後のフォーカス位置誤差信号を制御入力として
集束レンズ１４を記録媒体２００から遠ざけてゆき、近
焦点状態から遠焦点状態に変化した時点でフォーカス制
御を実行する。
媒体カバーガラス面でフォーカスサーバを引込んでしま
う、もしくはフォーカス引込み失敗を防ぐ。 【構成】 フォーカス制御手段の実行手段としてディジ
タル演算部１７を備え、フォーカス制御開始時点で集束
レンズ１４を記録媒体２００から一定距離に位置させ、
遠焦点状態から合焦点状態を経て近焦点状態に変化した
後、一定時間まではランプ電圧により集束レンズ１４を
記録媒体２００に近ずけてゆき、記録媒体面付近で現わ
れるフォーカス位置誤差信号のゲイン及びオフセット値
をディジタル演算部１７に取り込み補正値を算出する。
次に補正後のフォーカス位置誤差信号を制御入力として
集束レンズ１４を記録媒体２００から遠ざけてゆき、近
焦点状態から遠焦点状態に変化した時点でフォーカス制
御を実行する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ヘッド制御方式とし
て、一定周期毎にデジタル演算結果を制御対象へ出力す
る構成を有する光ディスク装置のフォーカス引込み方式
に関する。
て、一定周期毎にデジタル演算結果を制御対象へ出力す
る構成を有する光ディスク装置のフォーカス引込み方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、光ディスク装置のフォーカス引込
み方式としては、例えば、集束レンズを記録媒体面に対
して垂直方向に一定距離に位置した状態からランプ電圧
により集束レンズを前記記録媒体面に近ずけてゆき、フ
ォーカス位置誤差信号をフォーカス位置誤差監視手段で
モニターして集束レンズが合焦点位置から一定距離内に
あることを検出した後、近焦点状態から遠焦点状態に変
化したことをフォーカス位置誤差監視手段で検出した時
点でフォーカス制御を実行するような構成となってい
た。
み方式としては、例えば、集束レンズを記録媒体面に対
して垂直方向に一定距離に位置した状態からランプ電圧
により集束レンズを前記記録媒体面に近ずけてゆき、フ
ォーカス位置誤差信号をフォーカス位置誤差監視手段で
モニターして集束レンズが合焦点位置から一定距離内に
あることを検出した後、近焦点状態から遠焦点状態に変
化したことをフォーカス位置誤差監視手段で検出した時
点でフォーカス制御を実行するような構成となってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク装置のフォーカス引込み方式では、記録媒体面付近
で現われるフォーカス位置誤差信号と、記録媒体のカバ
ーガラス面付近で現われるフォーカス位置誤差信号との
振幅差が小さい場合に記録媒体面と前記カバーガラス面
とを切り分けることが困難であり、また、フォーカス位
置誤差監視手段で近焦点状態及び遠焦点状態を検出する
ためのフォーカス位置誤差信号しきい値が固定であるた
め、媒体条件（反射率，変調度）、光学ヘッド特性の変
化等の理由でカバーガラス面合焦点位置でフォーカス制
御を実行し、集束レンズが記録媒体面合焦点位置から一
定距離内にあることを検出できないことがあるという欠
点があった。
スク装置のフォーカス引込み方式では、記録媒体面付近
で現われるフォーカス位置誤差信号と、記録媒体のカバ
ーガラス面付近で現われるフォーカス位置誤差信号との
振幅差が小さい場合に記録媒体面と前記カバーガラス面
とを切り分けることが困難であり、また、フォーカス位
置誤差監視手段で近焦点状態及び遠焦点状態を検出する
ためのフォーカス位置誤差信号しきい値が固定であるた
め、媒体条件（反射率，変調度）、光学ヘッド特性の変
化等の理由でカバーガラス面合焦点位置でフォーカス制
御を実行し、集束レンズが記録媒体面合焦点位置から一
定距離内にあることを検出できないことがあるという欠
点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
のフォーカス引込み方式は、集束レンズを記録媒体面に
対して垂直方向に位置生後するためのフォーカス制御手
段と、演算処理するためのディジタル演算部と、アナロ
グ信号であるフォーカス位置誤差信号をディジタル値に
返還するアナログディジタル変換手段と、ディジタル演
算部の演算結果をアナログ値である制御信号に変換する
ディジタル−アナログ変換手段と、この制御信号により
フォーカスアクチュエータを駆動するパワーアンプとを
備えている。
のフォーカス引込み方式は、集束レンズを記録媒体面に
対して垂直方向に位置生後するためのフォーカス制御手
段と、演算処理するためのディジタル演算部と、アナロ
グ信号であるフォーカス位置誤差信号をディジタル値に
返還するアナログディジタル変換手段と、ディジタル演
算部の演算結果をアナログ値である制御信号に変換する
ディジタル−アナログ変換手段と、この制御信号により
フォーカスアクチュエータを駆動するパワーアンプとを
備えている。
【０００５】
【作用】本発明の光ディスク装置のフォーカス引込み方
式においては、集束レンズを記録媒体面に対して垂直方
向に位置制御を施すためのフォーカス制御手段、このフ
ォーカス制御手段を実行する実行手段として、一定周期
毎に各制御手段を実行するように構成されたディジタル
演算部を備え、フォーカス制御開始時点で集束レンズを
記録媒体から一定距離に位置し、遠焦点状態から合焦点
状態を経て近焦点状態に変化した後、一定時間まではラ
ンプ電圧により集束レンズを記録媒体に近ずけてゆき、
記録媒体面付近で現われるフォーカス位置誤差信号のゲ
イン及びオフセット値をディジタル演算部に取り込み、
規定のゲイン及び規定のオフセットに対する補正量を算
出し、近焦点状態から一定時間の後からはディジタル演
算部で算出した補正値で補正したフォーカス位置誤差信
号を制御入力として、ランプ電圧により集束レンズを記
録媒体より遠ざけてゆき、近焦点状態から合焦点状態に
変化した時点でフォーカス制御を実行する。
式においては、集束レンズを記録媒体面に対して垂直方
向に位置制御を施すためのフォーカス制御手段、このフ
ォーカス制御手段を実行する実行手段として、一定周期
毎に各制御手段を実行するように構成されたディジタル
演算部を備え、フォーカス制御開始時点で集束レンズを
記録媒体から一定距離に位置し、遠焦点状態から合焦点
状態を経て近焦点状態に変化した後、一定時間まではラ
ンプ電圧により集束レンズを記録媒体に近ずけてゆき、
記録媒体面付近で現われるフォーカス位置誤差信号のゲ
イン及びオフセット値をディジタル演算部に取り込み、
規定のゲイン及び規定のオフセットに対する補正量を算
出し、近焦点状態から一定時間の後からはディジタル演
算部で算出した補正値で補正したフォーカス位置誤差信
号を制御入力として、ランプ電圧により集束レンズを記
録媒体より遠ざけてゆき、近焦点状態から合焦点状態に
変化した時点でフォーカス制御を実行する。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の制御方式の実施例を示すブ
ロック図であり、図２は図１における主要部の信号波形
を示す図である。図１において、光ヘッド１００はレー
ザ光源１１，ビームスプリッタ１２，コリメータ１３，
フォーカスアクチュエータ１６，集束レンズ１４を内蔵
し、レーザ光源１１により発生されるレーザ光を集束レ
ンズ１４により集束して記録媒体２００上の記録面に照
射し、情報の書込み・読出しを行う。
ロック図であり、図２は図１における主要部の信号波形
を示す図である。図１において、光ヘッド１００はレー
ザ光源１１，ビームスプリッタ１２，コリメータ１３，
フォーカスアクチュエータ１６，集束レンズ１４を内蔵
し、レーザ光源１１により発生されるレーザ光を集束レ
ンズ１４により集束して記録媒体２００上の記録面に照
射し、情報の書込み・読出しを行う。
【０００８】記録媒体２００の記録面には、同心円状ま
たはスパイラル状に多数のトラックが光学的に位置検出
可能な形で形成されている。そして、記録媒体２００か
らの反射光は、集束レンズ１４を再び通って光ヘッド１
００内に戻り、ビームスプリッタ１２により一部が分離
されてフォーカスエラー検出器１５に入射する。フォー
カスエラー検出器１５は、例えば、４分割された光検出
器（フォトディテクタ）で構成され、記録媒体２００に
対する光ビームの垂直方向の位置ずれによって引き起さ
れる反射光の変化に応じて対応して変化する電流（光電
流）を発生する。光ヘッド１００内の集束レンズ１４
は、フォーカスアクチュエータ１６に取り付けられた記
録媒体２００の垂直方向に移動可能となっている。
たはスパイラル状に多数のトラックが光学的に位置検出
可能な形で形成されている。そして、記録媒体２００か
らの反射光は、集束レンズ１４を再び通って光ヘッド１
００内に戻り、ビームスプリッタ１２により一部が分離
されてフォーカスエラー検出器１５に入射する。フォー
カスエラー検出器１５は、例えば、４分割された光検出
器（フォトディテクタ）で構成され、記録媒体２００に
対する光ビームの垂直方向の位置ずれによって引き起さ
れる反射光の変化に応じて対応して変化する電流（光電
流）を発生する。光ヘッド１００内の集束レンズ１４
は、フォーカスアクチュエータ１６に取り付けられた記
録媒体２００の垂直方向に移動可能となっている。
【０００９】フォーカスエラー検出器１５の出力である
位相の異なる２つの電流信号は、位置誤差信号アンプ２
１および和信号アンプ２２にそれぞれ入力する。そし
て、位置誤差信号アンプ２１は電流を差動電圧に変換
し、フォーカス位置誤差信号Ａ２３を出力する。また、
和信号アンプ２２は電流を加算して電圧変換し、フォー
カス和信号２４を出力する。このフォーカス位置誤差信
号Ａ２３とフォーカス和信号２４とはＡ／Ｄ変換器１８
に入力され、Ａ／Ｄ変換器１８は一定周期毎にフォーカ
ス位値誤差信号Ａ２３とフォーカス和信号２４とを順次
ディジタル値に変換し出力する。
位相の異なる２つの電流信号は、位置誤差信号アンプ２
１および和信号アンプ２２にそれぞれ入力する。そし
て、位置誤差信号アンプ２１は電流を差動電圧に変換
し、フォーカス位置誤差信号Ａ２３を出力する。また、
和信号アンプ２２は電流を加算して電圧変換し、フォー
カス和信号２４を出力する。このフォーカス位置誤差信
号Ａ２３とフォーカス和信号２４とはＡ／Ｄ変換器１８
に入力され、Ａ／Ｄ変換器１８は一定周期毎にフォーカ
ス位値誤差信号Ａ２３とフォーカス和信号２４とを順次
ディジタル値に変換し出力する。
【００１０】Ａ／Ｄ変換器１８の出力はディジタル演算
部１７に入力される。ディジタル演算部１７はＡ／Ｄ変
換器１８出力および内部に備えるタイマーによりフォー
カスアクチュエータ１６を駆動する指令値を演算して出
力する。ディジタル演算部１７の出力はＤ／Ａ変換器２
０に入力し、Ｄ／Ａ変換器２０はディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して制御信号２５として出力する。制御
信号２５はパワーアンプ１９に入力し、パワーアンプ１
９出力はフォーカスアクチュエータ１６を駆動する。
部１７に入力される。ディジタル演算部１７はＡ／Ｄ変
換器１８出力および内部に備えるタイマーによりフォー
カスアクチュエータ１６を駆動する指令値を演算して出
力する。ディジタル演算部１７の出力はＤ／Ａ変換器２
０に入力し、Ｄ／Ａ変換器２０はディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して制御信号２５として出力する。制御
信号２５はパワーアンプ１９に入力し、パワーアンプ１
９出力はフォーカスアクチュエータ１６を駆動する。
【００１１】次に、実際のフォーカス引き込み動作につ
いて図２を参照して説明する。
いて図２を参照して説明する。
【００１２】ディジタル演算部１７は、フォーカス引き
込み動作開始で集束レンズ１４を記録媒体２００から一
定距離に位置する電圧値を指令し、一定時間経過後にラ
ンプ電圧を発生して集束レンズ１４を記録媒体面に近ず
けてゆく。集束レンズ１４を記録媒体に近ずけている間
フォーカス位置誤差信号Ａ２３には、集束レンズ１４が
記録媒体２００のカバーガラス面合焦点付近で第１のピ
ーク及びボトムが現れ、その後記録媒体面付近で第２の
ピーク及びボトムが現われる。
込み動作開始で集束レンズ１４を記録媒体２００から一
定距離に位置する電圧値を指令し、一定時間経過後にラ
ンプ電圧を発生して集束レンズ１４を記録媒体面に近ず
けてゆく。集束レンズ１４を記録媒体に近ずけている間
フォーカス位置誤差信号Ａ２３には、集束レンズ１４が
記録媒体２００のカバーガラス面合焦点付近で第１のピ
ーク及びボトムが現れ、その後記録媒体面付近で第２の
ピーク及びボトムが現われる。
【００１３】通常、記録媒体面付近のフォーカス位置誤
差信号Ａ２３の振幅の方が、記録媒体２００のカバーガ
ラス面付近で現われるフォーカス位置誤差信号Ａ２３の
振幅よりも大きい。また、ディジタル演算部１７はフォ
ーカス和信号２４の最大値を内部メモリに格納する。通
常、フォーカス和信号２４には、集束レンズ１４が記録
媒体面合焦点位置にある時に最大値が現われる。集束レ
ンズ１４を記録媒体２００に近ずけている間ディジタル
演算部１７ではフォーカス位置誤差信号Ａ２３の最大値
及び最小値を内部メモリに格納している。
差信号Ａ２３の振幅の方が、記録媒体２００のカバーガ
ラス面付近で現われるフォーカス位置誤差信号Ａ２３の
振幅よりも大きい。また、ディジタル演算部１７はフォ
ーカス和信号２４の最大値を内部メモリに格納する。通
常、フォーカス和信号２４には、集束レンズ１４が記録
媒体面合焦点位置にある時に最大値が現われる。集束レ
ンズ１４を記録媒体２００に近ずけている間ディジタル
演算部１７ではフォーカス位置誤差信号Ａ２３の最大値
及び最小値を内部メモリに格納している。
【００１４】集束レンズ１４を記録媒体面に近ずける時
間は、第２のピーク及びボトムを検出するのに十分な時
間として予めディジタル演算部１７の内部メモリに格納
してある。規定時間経過後ディジタル演算部１７はラン
プ電圧値を出力して集束レンズ１４を記録媒体面から遠
ざけ始めるが、このとき集束レンズ１４は記録媒体面遠
焦点状態から合焦点状態を経て近焦点状態位置にある。
ディジタル演算部１７は内部メモリに格納されたフォー
カス位置誤差信号Ａ２３の最大値及び最小値より、フォ
ーカス位置誤差信号Ａ２３の信号振幅のゲインおよびオ
フセットを算出し、予め内部メモリに格納してある規定
値をもとに補正量を決定して、フォーカス位値誤差信号
Ａ２３を補正する。次に、ディジタル演算部１７は集束
レンズ１４を記録媒体２００から遠ざけ始めた後は常に
フォーカス位値誤差信号Ａ２３の補正を行ない、フォー
カス位置誤差信号Ｂを入力信号として演算を行なう。
間は、第２のピーク及びボトムを検出するのに十分な時
間として予めディジタル演算部１７の内部メモリに格納
してある。規定時間経過後ディジタル演算部１７はラン
プ電圧値を出力して集束レンズ１４を記録媒体面から遠
ざけ始めるが、このとき集束レンズ１４は記録媒体面遠
焦点状態から合焦点状態を経て近焦点状態位置にある。
ディジタル演算部１７は内部メモリに格納されたフォー
カス位置誤差信号Ａ２３の最大値及び最小値より、フォ
ーカス位置誤差信号Ａ２３の信号振幅のゲインおよびオ
フセットを算出し、予め内部メモリに格納してある規定
値をもとに補正量を決定して、フォーカス位値誤差信号
Ａ２３を補正する。次に、ディジタル演算部１７は集束
レンズ１４を記録媒体２００から遠ざけ始めた後は常に
フォーカス位値誤差信号Ａ２３の補正を行ない、フォー
カス位置誤差信号Ｂを入力信号として演算を行なう。
【００１５】補正を実行後、フォーカス位置誤差信号Ｂ
の値が規定しきい値よりも小さくなった時点で、ディジ
タル演算部１７は集束レンズ１４が記録媒体合焦点位置
付近にあると判断し、また、フォーカス位置誤差信号Ｂ
の値が０より大きくなった時点で、フォーカス制御演算
を開始し、集束レンズ１４を常に記録媒体２００の合焦
点位置に保つ。
の値が規定しきい値よりも小さくなった時点で、ディジ
タル演算部１７は集束レンズ１４が記録媒体合焦点位置
付近にあると判断し、また、フォーカス位置誤差信号Ｂ
の値が０より大きくなった時点で、フォーカス制御演算
を開始し、集束レンズ１４を常に記録媒体２００の合焦
点位置に保つ。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フォーカ
ス引込みを実行する際に、遠焦点状態から近焦点状態に
変化した時点でフォーカス制御演算を実行するため、記
録媒体のカバーガラス面に合焦点状態でフォーカス制御
を実行することが無くなり、また、フォーカス位置誤差
信号の振幅及びオフセット補正を行なうことにより、媒
体条件（反射率，変調度）、光学ヘッド特性の変化等の
理由に依存せず、常に記録媒体面合焦点状態でのフォー
カス引き込み動作が可能となる。
ス引込みを実行する際に、遠焦点状態から近焦点状態に
変化した時点でフォーカス制御演算を実行するため、記
録媒体のカバーガラス面に合焦点状態でフォーカス制御
を実行することが無くなり、また、フォーカス位置誤差
信号の振幅及びオフセット補正を行なうことにより、媒
体条件（反射率，変調度）、光学ヘッド特性の変化等の
理由に依存せず、常に記録媒体面合焦点状態でのフォー
カス引き込み動作が可能となる。
【００１７】また、フォーカス位置信号補正値を算出す
るので余分な引込動作をする必要がなく、一度のフォー
カス引き込み動作で完了するため、フォーカス制御実行
までの時間が短縮できるという効果がある。
るので余分な引込動作をする必要がなく、一度のフォー
カス引き込み動作で完了するため、フォーカス制御実行
までの時間が短縮できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の主要部の信号波形を示す図である。
１１ レーザ光源 １２ ビームスプリッタ １３ コリメータ １４ 集束レンズ １５ フォーカスエラー検出部 １６ フォーカスアクチュエータ １７ ディジタル演算部 １８ Ａ／Ｄ変換器 １９ パワーアンプ ２０ Ｄ／Ａ変換器 ２１ 位置誤差信号アンプ ２２ 和信号アンプ ２３ フォーカス位置誤差信号Ａ ２４ フォーカス和信号 ２５ 制御信号 １００ 光ヘッド ２００ 記録媒体
Claims (2)
- 【請求項１】 回転す記録媒体上にレーザ光を照射し、
前記記録媒体上に同心円状、もしくはスパイラル状に記
録された情報を読出す構成を有する光ヘッド内に前記レ
ーザ光の焦点を前記記録媒体上に結像させるための集束
レンズと、この集束レンズを前記記録媒体面に対して垂
直方向に位置制御するためのフォーカス制御手段と、こ
のフォーカス制御手段を実行する実行手段として、一定
周期毎に各制御手段を実行するように構成されたディジ
タル演算部とを備える光ディスク装置において、前記フ
ォーカス制御開始時点で前記集束レンズを前記記録媒体
から一定距離に位置し、遠焦点状態から合焦点状態を経
て近焦点状態に変化した後、一定時間まではランプ電圧
により前記集束レンズを前記記録媒体に近ずけてゆき、
前記近焦点状態から一定時間の後、ランプ電圧により前
記集束レンズを前記記録媒体より遠ざけてゆき、近焦点
状態から合焦点状態に変化した時点で前記フォーカス制
御を実行することを特徴とする光ディスク装置のフォー
カス引込み方式。 - 【請求項２】 前記フォーカス制御は、前記集束レンズ
が前記記録媒体に接近中には、前記記録媒体面付近で現
われるフォーカス位置誤差信号のゲイン及びオフセット
値を前記ディジタル演算部に取り込み、規定のゲイン及
び規定のオフセットに対する補正量を算出し、前記近焦
点状態から一定時間の後からは前記ディジタル演算部で
算出した補正値で補正したフォーカス位置誤差信号を制
御入力として実行することを特徴とする請求項１記載の
光ディスク装置のフォーカス引込み方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250886A JPH06103584A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 光ディスク装置のフォーカス引込み方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250886A JPH06103584A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 光ディスク装置のフォーカス引込み方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06103584A true JPH06103584A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17214488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4250886A Pending JPH06103584A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 光ディスク装置のフォーカス引込み方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06103584A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002067250A1 (fr) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disque optique |
| CN100454402C (zh) * | 2001-02-22 | 2009-01-21 | 松下电器产业株式会社 | 光盘单元 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4250886A patent/JPH06103584A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002067250A1 (fr) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disque optique |
| US7158452B2 (en) | 2001-02-22 | 2007-01-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Focus control for optical disk unit |
| CN100454402C (zh) * | 2001-02-22 | 2009-01-21 | 松下电器产业株式会社 | 光盘单元 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990202 |