JPH06103056B2 - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- JPH06103056B2 JPH06103056B2 JP60262393A JP26239385A JPH06103056B2 JP H06103056 B2 JPH06103056 B2 JP H06103056B2 JP 60262393 A JP60262393 A JP 60262393A JP 26239385 A JP26239385 A JP 26239385A JP H06103056 B2 JPH06103056 B2 JP H06103056B2
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- vibration
- elastic
- chamber
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
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- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
- F16F13/1409—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially characterised by buffering features or stoppers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
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- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/20—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper characterised by comprising also a pneumatic spring
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、弾性ブッシュ、エンジンマウント、ドライ
ブシャットのセンターサポートなどとして用いることが
できる防振装置に関するものである。
ブシャットのセンターサポートなどとして用いることが
できる防振装置に関するものである。
(従来の技術) 液体を封入した従来既知の防振装置としては、たとえば
特公昭48-36151号公報に記載されたものがある。
特公昭48-36151号公報に記載されたものがある。
この防振装置は、内筒の外側に外筒を同心配置するとと
もに、これらの内外筒を、ゴムもしくはゴム状弾性材料
からなる弾性体によって相互連結し、そして内筒と外筒
との間で、弾性体の軸線方向の中央位置に、直径方向に
対抗する二個の液室を形成し、これらの両液室を、弾性
体に形成した絞り通路によって相互に連通させ、それら
の両液室および絞り通路内に、所要の粘度を有する液体
を充満させることにより構成されている。
もに、これらの内外筒を、ゴムもしくはゴム状弾性材料
からなる弾性体によって相互連結し、そして内筒と外筒
との間で、弾性体の軸線方向の中央位置に、直径方向に
対抗する二個の液室を形成し、これらの両液室を、弾性
体に形成した絞り通路によって相互に連通させ、それら
の両液室および絞り通路内に、所要の粘度を有する液体
を充満させることにより構成されている。
かかる防振装置では、内筒もしくは外筒へ比較的低い周
波数の振動が伝達されることによって、いずれか一方の
液室が圧縮方向へ変形され、そして他方の液室が拡張方
向へ変形される場合には、一方の液室内の液体が、絞り
通路を経て他方の液室内へ流動することになるため、そ
の流動に際して液体が絞り通路から受ける流動抵抗、液
体それ自体の粘性抵抗などに基づく振動の有効なる減衰
がもたらされることになる。
波数の振動が伝達されることによって、いずれか一方の
液室が圧縮方向へ変形され、そして他方の液室が拡張方
向へ変形される場合には、一方の液室内の液体が、絞り
通路を経て他方の液室内へ流動することになるため、そ
の流動に際して液体が絞り通路から受ける流動抵抗、液
体それ自体の粘性抵抗などに基づく振動の有効なる減衰
がもたらされることになる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような従来技術によれば、振動周波数が
特定周波数以上(たとえば50Hz以上)の高周波振動に対
し、絞り通路が閉塞された状態となり、そこを通る液体
の流動が全く不可能となるので、特定周波数以上の高周
波振動によって防振装置の動的ばね定数が著しく高くな
るという問題があった。
特定周波数以上(たとえば50Hz以上)の高周波振動に対
し、絞り通路が閉塞された状態となり、そこを通る液体
の流動が全く不可能となるので、特定周波数以上の高周
波振動によって防振装置の動的ばね定数が著しく高くな
るという問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、あらゆる方向において、低い周波数のとくに
大振幅(たとえば±1mm以上の)振動を有効に減衰させ
得ることはもちろん、高い周波数のとくに小振幅振動を
十分に吸収して動的ばね定数、ひいては動倍率(動的ば
ね定数/静的ばね定数)の増加を有利に防止し得る防振
装置を提供するものである。
のであり、あらゆる方向において、低い周波数のとくに
大振幅(たとえば±1mm以上の)振動を有効に減衰させ
得ることはもちろん、高い周波数のとくに小振幅振動を
十分に吸収して動的ばね定数、ひいては動倍率(動的ば
ね定数/静的ばね定数)の増加を有利に防止し得る防振
装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の防振装置は、内外筒とたとえば同心に配置
し、これらの内外筒を、ゴム、ゴム状弾性材料などから
なる弾性体にて相互連結するとともに、内外筒間で、弾
性体の内側、いいかえれば、その軸線方向の中間部分に
環状の中空室を形成し、そしてこの中空室を、その全周
にわたって液体室と気体室とに分割する可撓膜体、好ま
しくは弾性膜体をもうけ、さらに、液体室内に、粘度を
適宜に選択した液体を充填してなる。
し、これらの内外筒を、ゴム、ゴム状弾性材料などから
なる弾性体にて相互連結するとともに、内外筒間で、弾
性体の内側、いいかえれば、その軸線方向の中間部分に
環状の中空室を形成し、そしてこの中空室を、その全周
にわたって液体室と気体室とに分割する可撓膜体、好ま
しくは弾性膜体をもうけ、さらに、液体室内に、粘度を
適宜に選択した液体を充填してなる。
(作用) この防振装置では、内筒もしくは外筒のいずれか一方
に、その半径方向に向く振幅の大きい振動が伝達され、
このことにより、内外筒間の間隔が周方向のいずか一個
所で小さくなり、その対抗個所にて大きくなる場合に
は、液体室内に封入された液体が間隔の小さくなる個所
から間隔の大きくなる個所へ流動し、この流動の間に、
粘度を適宜に選択された液体相互の摩擦、液体とその流
動通路との摩擦などによって、液体の運動エネルギーを
熱エネルギーに変換し、この結果として、振動の十分大
きな減衰がもたらされることになり、このことは、内筒
もしくは外筒が、その半径方向に振動する限りにおい
て、振動方向のいかんを問わず常に確実に行われること
になる。
に、その半径方向に向く振幅の大きい振動が伝達され、
このことにより、内外筒間の間隔が周方向のいずか一個
所で小さくなり、その対抗個所にて大きくなる場合に
は、液体室内に封入された液体が間隔の小さくなる個所
から間隔の大きくなる個所へ流動し、この流動の間に、
粘度を適宜に選択された液体相互の摩擦、液体とその流
動通路との摩擦などによって、液体の運動エネルギーを
熱エネルギーに変換し、この結果として、振動の十分大
きな減衰がもたらされることになり、このことは、内筒
もしくは外筒が、その半径方向に振動する限りにおい
て、振動方向のいかんを問わず常に確実に行われること
になる。
この一方において、振動周波数が特定周波数以上となる
ことにより、内筒もしくは外筒に振動が伝達されても、
液体室内での液体の流動が不能となった場合には、その
液体圧力の増減個所における可撓膜体の変形が行われる
ので、その振動が、とくに高周波小振幅振動であるとき
には、可撓膜体のこの変形によって、振動が有効に吸収
されることになり、動的ばね定数の上昇が有利に防止さ
れることになる。
ことにより、内筒もしくは外筒に振動が伝達されても、
液体室内での液体の流動が不能となった場合には、その
液体圧力の増減個所における可撓膜体の変形が行われる
ので、その振動が、とくに高周波小振幅振動であるとき
には、可撓膜体のこの変形によって、振動が有効に吸収
されることになり、動的ばね定数の上昇が有利に防止さ
れることになる。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、図中
1は内筒を、2はこの内筒1の外周にたとえば同心配置
した外筒をそれぞれ示し、ここでは、これらの内外筒1,
2をゴム、ゴム状弾性材料などからなる弾性体3によっ
て相互連結するとともに、これらの内外筒間で、弾性体
3の内側、図では弾性体3の軸線方向の中央部分に、環
状をなす中空室4を形成する。
1は内筒を、2はこの内筒1の外周にたとえば同心配置
した外筒をそれぞれ示し、ここでは、これらの内外筒1,
2をゴム、ゴム状弾性材料などからなる弾性体3によっ
て相互連結するとともに、これらの内外筒間で、弾性体
3の内側、図では弾性体3の軸線方向の中央部分に、環
状をなす中空室4を形成する。
ここで、図に示す内外筒1,2の相互連結は、たとえば内
筒1の外周面に、それとほぼ等しい軸線方向長さを有す
る弾性体3の内周面を加硫その他によって接着させると
ともに、その弾性体3の外周面に、そこに設けた環状溝
3aを隔てた端部位置で、リング5,5を、これも加硫その
他によって接着させ、しかる後、これらのリング5,5
に、弾性体3の長さとほぼ等しい長さを有する外筒2を
Oリングを介してかしめ固定することにて行うことがで
き、内外筒1,2のかかる連結の結果として、弾性体3の
外周面に設けた環状溝3aと、外筒2との間に中空室4が
形成される。
筒1の外周面に、それとほぼ等しい軸線方向長さを有す
る弾性体3の内周面を加硫その他によって接着させると
ともに、その弾性体3の外周面に、そこに設けた環状溝
3aを隔てた端部位置で、リング5,5を、これも加硫その
他によって接着させ、しかる後、これらのリング5,5
に、弾性体3の長さとほぼ等しい長さを有する外筒2を
Oリングを介してかしめ固定することにて行うことがで
き、内外筒1,2のかかる連結の結果として、弾性体3の
外周面に設けた環状溝3aと、外筒2との間に中空室4が
形成される。
そしてまたここでは、この中空室4内に、その周方向へ
連続して延在する可撓膜体、好ましくはゴムその他から
なる弾性膜体6を配置し、そしてこの弾性膜体6の幅方
向の両端部分をリング5と外筒2との間に挟み込むこと
により、環状の中空室4を、その全周にわたって液体室
7と気体室8とに分割し、さらに、液体室7内へ所要の
動粘性率、たとえば1000〜100000cStを有する液体を充
填する。なおここで、気体室8内へは所要の気体たとえ
ば空気を封入することの他、それを外筒2に設けた貫通
孔を介して外気に連通させることも可能である。
連続して延在する可撓膜体、好ましくはゴムその他から
なる弾性膜体6を配置し、そしてこの弾性膜体6の幅方
向の両端部分をリング5と外筒2との間に挟み込むこと
により、環状の中空室4を、その全周にわたって液体室
7と気体室8とに分割し、さらに、液体室7内へ所要の
動粘性率、たとえば1000〜100000cStを有する液体を充
填する。なおここで、気体室8内へは所要の気体たとえ
ば空気を封入することの他、それを外筒2に設けた貫通
孔を介して外気に連通させることも可能である。
ここにおける両室7,8の区画およびそれらの各々への液
体および気体の封入は、これもたとえば、外筒2をかし
め固定する前の両リング5,5上に、所要の液体中にて弾
性膜体6を仮止めすることによって、液体室7の区画と
そこへの液体の充填とを同時に行い、しかる後、所要の
気体中で、リング5,5上に外筒2をかしめ固定すること
にて気体室8の区画と、そこへの気体の封入とを同時に
行うことにより、実現することができる。
体および気体の封入は、これもたとえば、外筒2をかし
め固定する前の両リング5,5上に、所要の液体中にて弾
性膜体6を仮止めすることによって、液体室7の区画と
そこへの液体の充填とを同時に行い、しかる後、所要の
気体中で、リング5,5上に外筒2をかしめ固定すること
にて気体室8の区画と、そこへの気体の封入とを同時に
行うことにより、実現することができる。
このように構成してなる装置2に振動が伝達されること
により、外筒2に、図に矢印Pで示すような下向きの外
力が作用した場合に、その振動が、比較的低周波で、か
つ大振幅の振動であるときには、弾性膜体6の若干の変
形下にて、液体室頂部の液体の、その底部方向への流動
が許容され、このことにて外筒2の内筒1に対する下降
変位が行われる。
により、外筒2に、図に矢印Pで示すような下向きの外
力が作用した場合に、その振動が、比較的低周波で、か
つ大振幅の振動であるときには、弾性膜体6の若干の変
形下にて、液体室頂部の液体の、その底部方向への流動
が許容され、このことにて外筒2の内筒1に対する下降
変位が行われる。
ところで、外筒2に伝達された振動によって、運動エネ
ルギーを付与された液体室内の液体は、その流動中に、
運動エネルギーの大部分を、粘度を適宜に選択した液体
相互の摩擦、液体とその流通路との摩擦などによって熱
エネルギーに変換されるので、振動の十分有効なる減衰
がもたらされることになり、このことは、外筒2が内筒
1に対して上昇変位される場合はもちろん、これらの方
向以外の方向へ相対変位される場合にもまた同様であ
る。
ルギーを付与された液体室内の液体は、その流動中に、
運動エネルギーの大部分を、粘度を適宜に選択した液体
相互の摩擦、液体とその流通路との摩擦などによって熱
エネルギーに変換されるので、振動の十分有効なる減衰
がもたらされることになり、このことは、外筒2が内筒
1に対して上昇変位される場合はもちろん、これらの方
向以外の方向へ相対変位される場合にもまた同様であ
る。
防振装置のこのような振動減衰作用は、振動周波数があ
る値となったときに最大となるも、周波数がそれ以上と
なる特定周波数以上の高周波振動に対しては液体室内の
液体の、粘度、慣性力、摩擦などに起因してその液体の
流動が実質上不能となり、液体室内圧が、その直径方向
に対抗する位置で交互に高圧となる傾向を示す。しかし
ながら、以上に述べた防振装置では、液体室内圧のこの
ような上昇傾向に対し、弾性膜体6が、その内圧の上昇
傾向部分において液体室容積を拡大する方向へ弾性変形
するので、弾性膜体6の変形許容範囲内において、液体
室内圧の上昇が有利に防止されることなる。
る値となったときに最大となるも、周波数がそれ以上と
なる特定周波数以上の高周波振動に対しては液体室内の
液体の、粘度、慣性力、摩擦などに起因してその液体の
流動が実質上不能となり、液体室内圧が、その直径方向
に対抗する位置で交互に高圧となる傾向を示す。しかし
ながら、以上に述べた防振装置では、液体室内圧のこの
ような上昇傾向に対し、弾性膜体6が、その内圧の上昇
傾向部分において液体室容積を拡大する方向へ弾性変形
するので、弾性膜体6の変形許容範囲内において、液体
室内圧の上昇が有利に防止されることなる。
なおここで、防振装置を自動車車体その他に適用する場
合には、そこへ伝達される高周波振動の振幅は、多くは
±0.5mm以下であるので、弾性膜体6の変形許容範囲を
±0.5mmとすることにより、その高周波小振幅振動は、
弾性膜体6の変形によって十分に吸収されることにな
り、液体室内圧の上昇ひいては動的ばね定数の上昇が有
利に抑制されることになる。
合には、そこへ伝達される高周波振動の振幅は、多くは
±0.5mm以下であるので、弾性膜体6の変形許容範囲を
±0.5mmとすることにより、その高周波小振幅振動は、
弾性膜体6の変形によって十分に吸収されることにな
り、液体室内圧の上昇ひいては動的ばね定数の上昇が有
利に抑制されることになる。
ちなみに、弾性膜体6の変形許容範囲を大きくしすぎた
場合には、防振装置への低周波振動の伝達に際しても、
その弾性膜体6が上述したと同様に変形する結果とし
て、低周波振動にたいする液体の流動量が少なくなり、
防振装置が振動減衰機能を十分に発揮し得なくなるの
で、図示例においては、弾性膜体内にコード、帆布など
を埋設することにより、その変形許容量を必要最小限と
することが好ましい。
場合には、防振装置への低周波振動の伝達に際しても、
その弾性膜体6が上述したと同様に変形する結果とし
て、低周波振動にたいする液体の流動量が少なくなり、
防振装置が振動減衰機能を十分に発揮し得なくなるの
で、図示例においては、弾性膜体内にコード、帆布など
を埋設することにより、その変形許容量を必要最小限と
することが好ましい。
第2,3図はそれぞれ可撓膜体の変形量を必要最小限にと
どめるための実施例を示す断面図であり、第2図に示す
実施例は、リング5,5の外周に、弾性膜体6の変形規制
部材として機能する有孔の中間筒9をかしめ固定すると
ともに、この中間筒9の外周に嵌め合わせた弾性膜体6
を、そこにかしめ固定され、これもまた変形規制部材と
して機能する外筒2と、中間筒9とによって挟持するも
のである。
どめるための実施例を示す断面図であり、第2図に示す
実施例は、リング5,5の外周に、弾性膜体6の変形規制
部材として機能する有孔の中間筒9をかしめ固定すると
ともに、この中間筒9の外周に嵌め合わせた弾性膜体6
を、そこにかしめ固定され、これもまた変形規制部材と
して機能する外筒2と、中間筒9とによって挟持するも
のである。
この例によれば、弾性膜体6の半径方向外方への所定量
以上の変形は、それと外筒2との当接により、また、そ
れの半径方向内方への所定量以上の変形は、それと中間
筒9との当接によりそれぞれ確実に拘束されるので、防
振装置は、低周波振動に対して振動減衰機能を十分に発
揮することができる。
以上の変形は、それと外筒2との当接により、また、そ
れの半径方向内方への所定量以上の変形は、それと中間
筒9との当接によりそれぞれ確実に拘束されるので、防
振装置は、低周波振動に対して振動減衰機能を十分に発
揮することができる。
なおこの例によれば、外筒2に、気体室8と外気との連
通をもたらす圧抜孔2aを形成しているので、気体室内圧
の増加を防止して弾性膜体6の変形を容易ならしめるこ
とができる。しかもこの例では、中間筒9に設けた貫通
孔9aが、流体の絞り通路としても機能することができる
ので、防振装置への振動の伝達に際し、その貫通孔9aに
よって、そこを通過する幾らかの液体の運動エネルギー
を熱エネルギーに変換することにより、貫通孔9aをもっ
て振動減衰に寄与することができる。
通をもたらす圧抜孔2aを形成しているので、気体室内圧
の増加を防止して弾性膜体6の変形を容易ならしめるこ
とができる。しかもこの例では、中間筒9に設けた貫通
孔9aが、流体の絞り通路としても機能することができる
ので、防振装置への振動の伝達に際し、その貫通孔9aに
よって、そこを通過する幾らかの液体の運動エネルギー
を熱エネルギーに変換することにより、貫通孔9aをもっ
て振動減衰に寄与することができる。
また、第3図に示す実施例は、内筒1と外筒2との間
で、弾性体3の内側に形成した中空室4を、弾性体3と
一体をなしてその一部を構成する弾性膜体6によって二
分割することにより、弾性膜体6を底壁とする弾性体3
の環状溝3aと、外筒2とで液体室7を形成するととも
に、弾性膜体6と、その半径方向内方で、内筒1上に間
隔をおいて取り付けた二個の中間筒10,10の端面と、内
筒外周面とによって気体室8を形成してなる。
で、弾性体3の内側に形成した中空室4を、弾性体3と
一体をなしてその一部を構成する弾性膜体6によって二
分割することにより、弾性膜体6を底壁とする弾性体3
の環状溝3aと、外筒2とで液体室7を形成するととも
に、弾性膜体6と、その半径方向内方で、内筒1上に間
隔をおいて取り付けた二個の中間筒10,10の端面と、内
筒外周面とによって気体室8を形成してなる。
この例では、弾性膜体6は、液体室7の内圧上昇傾向に
対し、それが、変形規制部材としても機能する内筒1に
当節するまでの間でのみ変形するので、その最大変形量
を所要の値に特定することにより、高周波小幅振動の弾
性膜体6による有利なる吸収はもちろん、低周波大振幅
振動の十分なる減衰をもたらすことができる。
対し、それが、変形規制部材としても機能する内筒1に
当節するまでの間でのみ変形するので、その最大変形量
を所要の値に特定することにより、高周波小幅振動の弾
性膜体6による有利なる吸収はもちろん、低周波大振幅
振動の十分なる減衰をもたらすことができる。
第4図はこの発明の他の実施例を示す断面図であり、こ
の例は、中空室4内に、ホース状に成形した弾性膜体6
を環状に配設することにより、弾性膜体6の外周側を液
体室7に、そしてその内周側を気体室8にそれぞれ区画
したものである。
の例は、中空室4内に、ホース状に成形した弾性膜体6
を環状に配設することにより、弾性膜体6の外周側を液
体室7に、そしてその内周側を気体室8にそれぞれ区画
したものである。
この実施例によってまた、前述した各実施例と同様の作
用効果をもたらすことができる。
用効果をもたらすことができる。
第5〜8図はそれぞれ、この発明のさらに他の実施例を
示すものであり、第5図に示す例は、弾性体3の環状溝
底壁から、半径方向外方に向くたとえば弾性体製の環状
ストッパー11を液体室7内へ突出させたものであり、こ
の例によれば内外筒1,2の半径方向への過剰なる相対変
位を、環状ストッパー11の、弾性膜体6を介した外筒2
への当節、好ましくは緩衝作用を伴う当接によって、十
分に防止することができる他、液体の流動に際するそれ
と流通路との接触面積を大ならしめてそれが液体に及ぼ
す流動抵抗を十分大きくすることができる。
示すものであり、第5図に示す例は、弾性体3の環状溝
底壁から、半径方向外方に向くたとえば弾性体製の環状
ストッパー11を液体室7内へ突出させたものであり、こ
の例によれば内外筒1,2の半径方向への過剰なる相対変
位を、環状ストッパー11の、弾性膜体6を介した外筒2
への当節、好ましくは緩衝作用を伴う当接によって、十
分に防止することができる他、液体の流動に際するそれ
と流通路との接触面積を大ならしめてそれが液体に及ぼ
す流動抵抗を十分大きくすることができる。
なおここにおけるストッパーを、液体室7の周方向に間
隔をおいて設けた場合には、液体の流動に際する流動抵
抗の他、流通路の断面積の急縮小および急拡大に起因す
るエネルギー損失をも振動の減衰のために有効に利用す
ることができる。
隔をおいて設けた場合には、液体の流動に際する流動抵
抗の他、流通路の断面積の急縮小および急拡大に起因す
るエネルギー損失をも振動の減衰のために有効に利用す
ることができる。
また、第6図に示す例は、第1図に示したと同様の構成
の下において、弾性膜体6からその半径方向外方へ向く
環状ストッパー12を、気体室8内へ突出させたものであ
り、この例によれば、この環状ストッパー12が、内外筒
1,2の過剰なる相対変位を防止することができ、併せ
て、弾性膜体6の余剰な変形を防止する変形拘束部材と
しても機能することができる。
の下において、弾性膜体6からその半径方向外方へ向く
環状ストッパー12を、気体室8内へ突出させたものであ
り、この例によれば、この環状ストッパー12が、内外筒
1,2の過剰なる相対変位を防止することができ、併せ
て、弾性膜体6の余剰な変形を防止する変形拘束部材と
しても機能することができる。
さらに第7図は、第6図に示す実施例の弾性体3を弾性
薄膜13としたものであり、この防振装置は、たとえば、
自動車の継手型プロペラシャフトのような比較的小重量
の物体を支持してその振動の減衰および絶縁に極めて有
利に機能することができる。
薄膜13としたものであり、この防振装置は、たとえば、
自動車の継手型プロペラシャフトのような比較的小重量
の物体を支持してその振動の減衰および絶縁に極めて有
利に機能することができる。
なおこの例における弾性薄膜13は、前述した他の全ての
実施例の弾性体3に代えて適用することも可能である。
実施例の弾性体3に代えて適用することも可能である。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、気体室内
に、連続気泡を有する発泡材料を封入することもでき、
また、図示例では、半径方向外方へ向けて突出させたス
トッパーを、外筒、可能膜体などから半径方向内外へ向
けて突出させることもできる。
に、連続気泡を有する発泡材料を封入することもでき、
また、図示例では、半径方向外方へ向けて突出させたス
トッパーを、外筒、可能膜体などから半径方向内外へ向
けて突出させることもできる。
さらにまた、防振装置にそれほど大きな振動減衰機能を
必要としない場合には、液体室への充填液体をたとえば
エチレングリコール(30cSt)のような低い動粘性率の
液体とすることもできる。
必要としない場合には、液体室への充填液体をたとえば
エチレングリコール(30cSt)のような低い動粘性率の
液体とすることもできる。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、環状の中空室を可撓膜体に
よって、液体室と気体室とに分割することにより、低周
波の振動が、液体室内での液体の流動に基づいて十分に
減衰されることはもちろん、とくに、高周波の小振幅振
動が、可撓膜体の変形によって有効に吸収されるので、
高周波振動に起因する動的ばね定数の上昇を有利に防止
することができる。
よって、液体室と気体室とに分割することにより、低周
波の振動が、液体室内での液体の流動に基づいて十分に
減衰されることはもちろん、とくに、高周波の小振幅振
動が、可撓膜体の変形によって有効に吸収されるので、
高周波振動に起因する動的ばね定数の上昇を有利に防止
することができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、 第2〜7図はそれぞれこの発明の他の実施例を示す断面
図である。 1……内筒、2……外筒 3……弾性体、4……中空室 5……リング、6……弾性膜体 7……液体室、8……気体室 9,10……中間筒、11,12……環状ストッパー 13……弾性薄膜
図である。 1……内筒、2……外筒 3……弾性体、4……中空室 5……リング、6……弾性膜体 7……液体室、8……気体室 9,10……中間筒、11,12……環状ストッパー 13……弾性薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 毅 神奈川県横浜市戸塚区金井町1082―1 (56)参考文献 特開 昭60−139939(JP,A) 実開 昭62−25347(JP,U) 特公 昭31−1262(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】内筒と、この内筒の外周に配置した外筒
と、これらの内外筒を相互連結する弾性体と、内外筒間
で、弾性体の内側に形成した環状の中空室と、この中空
室を、その全周にわたって液体室と気体室とに分割する
可撓膜体と、液体室に充填した液体とを具えてなる防振
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262393A JPH06103056B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 防振装置 |
US06/933,898 US4790520A (en) | 1985-11-25 | 1986-11-24 | Vibration insulating device with flexible diaphragm between radially outer gas chamber and radially inner liquid chamber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262393A JPH06103056B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124334A JPS62124334A (ja) | 1987-06-05 |
JPH06103056B2 true JPH06103056B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=17375139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60262393A Expired - Lifetime JPH06103056B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 防振装置 |
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JP (1) | JPH06103056B2 (ja) |
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- 1986-11-24 US US06/933,898 patent/US4790520A/en not_active Expired - Fee Related
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