JPH06102842A - 分割シリアルレジスタ及び動作カウンタの付いたビデオランダムアクセスメモリを含むグラフィックディスプレイシステム - Google Patents

分割シリアルレジスタ及び動作カウンタの付いたビデオランダムアクセスメモリを含むグラフィックディスプレイシステム

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JPH06102842A
JPH06102842A JP3195475A JP19547591A JPH06102842A JP H06102842 A JPH06102842 A JP H06102842A JP 3195475 A JP3195475 A JP 3195475A JP 19547591 A JP19547591 A JP 19547591A JP H06102842 A JPH06102842 A JP H06102842A
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JP3195475A
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Andre J Guillemaud
ジェイ ギルモード アンドレ
Anthony M Balistreri
エム バリストレリ アントニー
Karl M Guttag
エム グッタグ カール
Richard D Simpson
ディー シンプソン リチャード
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    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 分割シリアルレジスタ、アクセススタートポ
イントアドレスレジスタ、動作長さの終わりにアクセス
動作を停止する構成体とを備えたビデオランダムアクセ
スメモリを具備するグラフィックディスプレイ及び処理
システムを提供する。 【構成】 グラフィックシステムは、下位半分と上位半
分の複数の記憶エレメントを有する分割シリアルレジス
タ109 と、アクセススタートポイントアドレスレジスタ
137 と、所望の動作長さの終わりにアクセス動作を停止
する構成体140,142,145 とを備えたビデオランダムアク
セスメモリ105 を具備する。読み取りデータアクセス動
作に対してスタート及びストップポイントアドレスの両
方が指定され、これらを用い処理システムの動作速度が
高められる。ランダムアクセスメモリは、分割シリアル
レジスタ109 の記憶エレメントに記憶セルの列を接続す
るためのマルチプレクサ160 も備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、グラフィック
表示を発生するためのグラフィックディスプレイ及び処
理システムに係り、より詳細には、分割シリアルレジス
タ構成のランダムアクセスメモリの形態の半導体メモリ
を用いたシステムに係る。
【0002】
【従来の技術】典型的なランダムアクセスメモリにおい
ては、行のアクセスに必要な時間が列のアクセスに要す
る時間のほぼ2倍である。全体的にスピーディな動作を
得るには、行をアクセスし、その行を保持しながらそれ
に沿って多数の列をアクセスすることが所望される。こ
れを“ページモード”動作と称している。1つの行をア
クセスする間にその配列に沿った全ての列がアクセスさ
れる場合には、50ないし70%の時間の節約となる。
このような時間節約は、メモリの書き込み動作中又はメ
モリの読み取り動作中に得られる。特定のシステム設計
については、メモリの書き込み時間とメモリの読み取り
時間との間で兼ね合いをとって効率的な動作を達成する
ことができる。
【0003】コンピュータグラフィックシステムの用途
では、メモリの読み取り及び書き込み時間と、ビデオス
クリーンに送るべきデータを発生するのに用いるマイク
ロプロセッサの能力及び速度との間で更に兼ね合いをと
ることができる。考慮すべき他のファクターには、ディ
スプレイの巾及び高さと、ビデオランダムアクセスメモ
リのサイズと、システムがライン向きのものであるかタ
イル向きのものであるかといったことが含まれる。多数
の兼ね合いの中の最終的な選択は、システムの設計者又
はユーザに残されている。
【0004】このような用途に用いられる装置の供給者
は、設計者及びユーザが各々の形式の装置を多数の異な
った用途に当てはめられるように多数のオプション機能
を含む装置を製造することを好む。これにより、1つの
装置設計の努力で大規模な製造運転ができると共に、装
置当たりのコストを下げることができる。
【0005】上記の設計戦略を促進するものとして、集
積回路の製造者は、ビデオランダムアクセスメモリ集積
回路装置の融通性と動作速度とを高める機能を追加する
ことによりこれら装置の設計を改善してきた。ランダム
アクセスメモリの設計に追加された幾つかの特徴は、メ
モリアレイへのそしてメモリアレイからのアクセス性を
改善するために分割シリアルレジスタを追加したこと
と、この分割シリアルレジスタから読み取るための選択
可能なタップを追加したことである。これらの特徴によ
り、ユーザはビデオランダムアクセスメモリにデータを
密接に詰め込むことができ、これにより、メモリスペー
スの浪費を回避できる。
【0006】前記したように、2つの動作モード、即ち
ライン向きのものとタイル向きのものがある。ライン向
きの動作においては、グラフィックプロセッサが逐次の
順序でデータを発生して記憶し、これがディスプレイ上
でラインごとに見えるというものである。ビデオランダ
ムアクセスメモリにデータを記憶しそしてそれをディス
プレイに読み出すことは、ビットごとにそしてラインご
とにシリアルな順序で行われる。分割シリアルレジスタ
からディスプレイに読み出すには、ディスプレイのスイ
ープ信号と相関するようにタイミングがとられる。公知
のビデオランダムアクセスメモリ装置の設計は、ライン
向きのシステムに広く使用できるという非常に望ましい
特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】公知のビデオランダム
アクセスメモリ装置の設計は、タイル向きのシステムに
対し融通性及び有用性がかなり低い。典型的に、タイル
向きのディスプレイは、サイズ及び形状の等しい格子、
タイルと称する、に分割される。タイルのサイズ及び形
状は、とりわけシステム設計者又はユーザによって選択
されるべきファクターである。例えば、タイルは、方形
であるか又は長方形である。長方形の場合には、長い方
の寸法を横に寝かすか又は縦に立てるようにして方向が
定められる。あるタイルサイズ及び向きの場合に、現在
入手できるビデオランダムアクセスメモリ装置は、幾つ
かの考えられるシステム用途で効率的に使用するに充分
な融通性に欠ける。より詳細には、単一タイルを表すデ
ータをランダムアクセスメモリアレイの記憶セルの種々
の行に記憶しなければならない。
【0008】分割シリアルレジスタが出現する前は、グ
ラフィック処理システムが1行のデータビット全体をダ
イナミックランダムアクセスメモリから読み出し用の長
いデータレジスタに転送していた。このデータレジスタ
から、1行のデータビット全体がシリアルなシーケンス
で読み出されていた。この動作は、あるグラフィック処
理システムではその速度を著しく制限していたことが現
在知られている。というのは、データレジスタの出力が
シリアルクロックの制御のもとで読み出されたシリアル
ビット流であったからである。長い読み出し動作の間に
は、新たなデータをダイナミックランダムアクセスメモ
リからデータレジスタに転送することができなかった。
というのは、データレジスタに存在するデータを読み出
すことができるようになる前に新たなデータがこの既存
のデータを破壊してしまうからである。
【0009】グラフィック処理システムに使用する分割
シリアルレジスタの出現に伴い、分割シリアルレジスタ
の上位半分と下位半分とを定めることが可能になった。
これは、分割シリアルレジスタをアドレスするために使
用されるカウンタの各半分にある最上位ビットを参照す
ることにより行われる。従って、分割シリアルレジスタ
の一方の半分からデータをアクセスする間に、ランダム
アクセスメモリから他方の半分へ再ロードすることがで
きる。又、分割シリアルレジスタの半分をロードする間
には、シリアルなアクセスを開始するところの分割シリ
アルレジスタの半分内にあるアドレスがスタートポイン
トアドレスレジスタにロードされる。データアクセス動
作のスタートポイントアドレスはスタートポイントレジ
スタにロードされた情報によって定めることができる
が、データ読み出しのアクセス動作は、下半分から読み
出すときには分割シリアルレジスタの中間点で終了し、
上半分から読み出すときには分割シリアルレジスタの各
端で終了する。分割シリアルレジスタに関するこの動作
の仕方は、あるグラフィック処理システムの設計では著
しい問題もしくは制約をもたらす。
【0010】例えば、分割シリアルレジスタが512ビ
ットを記憶する場合には、分割シリアルレジスタの下半
分におけるアクセス動作のエンドポイントがビット25
5となり、そして分割シリアルレジスタの上半分におけ
るアクセス動作のエンドポイントがビット511とな
る。グラフィック処理システムの典型的に有効なアクセ
ス動作はしばしば8ビットから128ビットまで変化す
るので、アクセス動作をビット255又はビット511
で強制的に終わらせるには、グラフィック処理システム
の動作速度を不必要に低下させることになる。
【0011】
【課題を解決するための手段】これら及び他の問題は、
下位半分及び上位半分の複数の記憶エレメントを有する
分割シリアルレジスタと、アクセススタートポイントア
ドレスレジスタと、所望の動作長さの終わりにアクセス
動作を停止させる構成体とを有したビデオランダムアク
セスメモリを備えたグラフィックディスプレイ及び処理
システムによって解決される。
【0012】グラフィック処理システムの分割シリアル
レジスタに対して、データアクセス動作のスタートポイ
ント及びストップポイント、即ち特定の動作長さが方法
と装置によって定められる。分割レジスタにおけるアク
セススタートポイントのアドレスがアクセススタートポ
イントアドレスレジスタにロードされる。動作長さは動
作長さカウンタにロードされる。この情報を合わせて、
分割シリアルレジスタの各アクセス動作に対するスター
ト及びストップポイントアドレスが決定される。
【0013】グラフィック処理システムは、分割シリア
ルレジスタの選択された記憶エレメントにおいて読み取
りアクセス動作をスタート及びストップできるという動
作上の利点がある。グラフィックディスプレイ及び処理
システムは、高速度で動作する。
【0014】グラフィックディスプレイ及び処理システ
ムは、新規な分割レジスタ及びマルチプレクサと共に構
成されたランダムアクセスメモリを有しており、このメ
モリアレイから分割レジスタへデータを転送するように
なっている。メモリアレイのカラムアドレスの下位半分
又は上位半分のいずれかに記憶されたデータは、マルチ
プレクサを介して、分割レジスタアドレスの下位半分又
は上位半分のいずれかに選択的に転送される。
【0015】この構成の利点は、システム設計者が、特
にタイル向きの動作において表示すべき情報の特定のビ
ットをメモリアレイ内のどこに記憶するかを判断する際
に、より大きな融通性もしくは選択性を特にタイル向き
の動作においてもてることである。データのタイルは、
ランダムアクセスメモリアレイの単一の行に沿って記憶
エレメントにマップすることができる。その後、ランダ
ムアクセスメモリの記憶エレメントからのデータは、分
割レジスタに転送されそしてラインごとのシーケンスで
ラスタスキャンディスプレイに送信される。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい
実施例を詳細に説明する。
【0017】図1には、情報を与えるためのグラフィッ
クディスプレイ構成体を含むデータ処理システム100
がブロック図の形態で示されている。図1のシステムの
構成及び動作の更に詳しい説明については、参考として
ここに開示する1986年1月23日に出願された米国
特許出願第821,641号に見ることができる。
【0018】データ処理システム100は、ホスト処理
システム102と、テキサス・インスツルーメント社の
TMS34010又はTMS34020グラフィックシ
ステムプロセッサのようなグラフィックプロセッサ10
3と、ビデオランダムアクセスメモリ105と、データ
レジスタ107と、ビデオパレット108と、デジタル
/ビデオコンバータ110と、ビデオディスプレイ11
2とを備えている。
【0019】ホスト処理システム102は、データ処理
システム100の主たる計算機能を発揮する。ホスト処
理システム102に含まれているのは、プロセッサと、
入力装置と、長時間記憶装置と、リードオンリメモリ
と、ランダムアクセスメモリと、コンピュータシステム
を形成するための関連する周辺装置とである。このホス
ト処理システムの構成及び動作は、従来式のものであ
る。その処理機能により、ホスト処理システム102
は、ユーザのためのスクリーンに表示すべきグラフィッ
ク表示の情報内容を決定する。
【0020】グラフィックプロセッサ103は、スクリ
ーンに表示すべき特定のグラフィック表示を発生するた
めのデータ操作の主要部分の役割を果たす。グラフィッ
クプロセッサ103は、ホストバス101によりホスト
処理システム102へ両方向接続される。図1の構成で
は、グラフィックプロセッサ103はホスト処理システ
ム102とは独立して動作する。しかしながら、グラフ
ィックプロセッサ103は、ホスト処理システム102
からの要求に応答する。又、グラフィックプロセッサ1
03は、メモリバス104により、メモリ105及びビ
デオパレット108と通信する。ビデオランダムアクセ
スメモリ105に記憶されるデータは、グラフィックプ
ロセッサ103によって制御される。次いで、グラフィ
ックプロセッサは、ビデオランダムアクセスメモリ10
5又はリードオンリメモリ114に記憶されたプログラ
ムによって部分的に又は全体的に制御される。リードオ
ンリメモリ114は、種々の形式のグラフィック像デー
タを記憶する。
【0021】更に、グラフィックプロセッサ103は、
ビデオパレット108内に記憶されたデータを制御し、
ビデオ制御バス116を介してデジタル/ビデオコンバ
ータ110の動作を制御する。デジタル/ビデオコンバ
ータにより、グラフィックプロセッサ103は、ビデオ
グラフィック像のライン長さ及びフレーム当たりのライ
ン数を制御することができる。重要なことに、グラフィ
ックプロセッサ103は、グラフィック表示情報がビデ
オランダムアクセスメモリ105のどこに記憶されるか
を決定し制御する。その後、ビデオランダムアクセスメ
モリ105から読み出す間に、グラフィックプロセッサ
は、ビデオランダムアクセスメモリ及び分割シリアルレ
ジスタ107からの読み出しシーケンスと、アクセスさ
れるべきアドレスと、ディスプレイ112に所望のグラ
フィック像を発生するのに必要な制御情報とを決定す
る。
【0022】ビデオランダムアクセスメモリ105は、
ユーザに与えるべきグラフィック像を定めるビットマッ
プグラフィックデータを記憶する。ビデオランダムアク
セスメモリ105からデータレジスタ107、ビデオパ
レット108及びデジタル/ビデオコンバータ110を
経てディスプレイ112へデータを転送する制御は、グ
ラフィックプロセッサ103によって行われる。ビデオ
ランダムアクセスメモリ105から出力されたビデオデ
ータは、ビデオ出力バス118によってデータレジスタ
107へ転送され、そこで、表示ビット流に組み立てら
れる。データレジスタ107はシフトレジスタである。
【0023】データレジスタ107の記憶エレメントは
ダイナミック又はスタティック電子回路で構成される。
記憶エレメントの代替物としては、双安定電子装置や、
磁気装置や、光学装置や、充分な動作速度をもったオプ
トエレクトロニック装置が含まれる。
【0024】ビデオランダムアクセスメモリ105の典
型的な構成によれば、多数の個別のランダムアクセスメ
モリ集積回路のバンクが設けられる。ビデオランダムア
クセスメモリ105の記憶セルは、ダイナミック又はス
タティックな電子回路として製造される。単一の読み出
しアクセス動作の場合には、集積回路の各々に対して選
択された記憶エレメントから1ビットのデータのみが読
み出される。従って、多数の個別の集積回路の各々から
の1ビットを含む1群のビットが一度に読み出される。
データレジスタ107は、リード120によってビデオ
パレット108へ送るための表示ビット流を組み立て
る。上記の説明ではビデオランダムアクセスメモリ10
5を電子回路として述べたが、双安定電子装置、磁気装
置、光学装置又は充分な速度をもつオプトエレクトロニ
ック装置として製造されたメモリによって本発明を実施
することもできる。
【0025】グラフィックプロセッサ103からの情報
の制御のもとで、テキサス・インスツルーメント社のT
MS34070ビデオパレットのようなビデオパレット
108は、データレジスタ107から受け取ったデータ
をバス125上のビデオレベル信号に変換する。この変
換は、ルックアップテーブルを介して行われる。ビデオ
パレット108から出力されたビデオレベル信号は、
色、彩度及び輝度情報を含んでいる。
【0026】デジタル/ビデオコンバータ110は、ビ
デオパレット108からデジタルビデオ信号を受け取
り、ビデオ制御バス116により受け取られた信号の制
御のもとで、デジタルビデオ信号をアナログレベルに変
換し、これらは出力ライン127を経てビデオディスプ
レイ112へ送られる。水平ライン当たりのピクセル数
及びディスプレイ当たりのライン数は、グラフィックプ
ロセッサ103によって決定される。又、同期、帰線及
び帰線消去信号は、グラフィックプロセッサ103によ
って制御される。この信号グループ全体で、ビデオディ
スプレイ112へ出力される所望のビデオを指定する。
【0027】ビデオディスプレイ112は、ユーザが見
るための指定のビデオ像を発生する。2つの技術が広く
知られている。第1の技術は、各ピクセルごとに、色、
色相、輝度及び彩度に関してビデオデータを指定する。
第2の技術では、赤、青及び緑のカラーレベルが各ピク
セルごとに指定される。ビデオパレット108、デジタ
ル/ビデオコンバータ110及びビデオディスプレイ
は、選択された技術に適合するように設計及び製造され
る。
【0028】図2には、集積回路のビデオランダムアク
セスメモリ105のレイアウトがブロック図で示されて
いる。メモリ105内に含まれているのは、メモリセル
の4つのアレイ105−1、105−2、105−3及
び105−4である。これらのセルは、行列構成で配列
される。ランダムアクセスの場合、行列アドレスはアド
レスリード及びアドレスバスによって集積回路に送られ
る。又、ランダムアクセスの場合、行列アドレスは、行
列デコーダによって各々デコードされる。データは、デ
ータバスから列デコーダ及び感度増幅器を経てメモリア
レイの選択されたセルに書き込まれる。シリアルな読み
出しの場合、データは、メモリアレイの選択された行か
ら転送ゲートを経てデータレジスタへ読み取られる。シ
リアルアドレスカウンタは、一連のシリアルデータレジ
スタアドレスをシリアルデータポインタ又はデコーダへ
送り込む。これらのアドレスに応答して、一連のデータ
がシリアルデータレジスタからデータバスを経てシリア
ル出力バッファへ送られる。そこから、データは、図1
に示すように、レジスタ107、ビデオパレット、デジ
タル/ビデオ信号コンバータ及びビデオディスプレイへ
と送られる。
【0029】ランダムアクセス構成体を完成するために
は、種々のランダムアクセス入力及び出力回路が4倍に
される。
【0030】シリアル出力動作の場合には、一群の共通
の回路が読み出し動作を非常に効率的に制御する。この
一群の回路は、初期テープレジスタ、動作カウントレジ
スタ、動作カウンタ、比較器及びシリアルアドレスカウ
ンタを備えており、このカウンタは、一連のアドレス
を、別のアドレスバスを経て、各シリアルデータレジス
タに関連したシリアルデータポインタに供給する。シリ
アルな読み出しに対するこれら共通の回路の動作につい
ては、以下で説明する。
【0031】図3には、グラフィックプロセッサ10
3、ビデオランダムアクセスメモリ105−1、分割レ
ジスタ109−1、ある制御回路、及び相互接続バスと
リードが詳細なブロック図で示されている。ビデオラン
ダムアクセスメモリ105は、記憶セルが行列構成とな
った4つのメモリアレイ105−1、105−2、10
5−3及び105−4を含む例示的なメモリである。典
型的に、4つのメモリアレイが1つの半導体チップに含
まれる。表示の1つのピクセルを表す情報は、多数のデ
ータビットを含んでいる。1つのピクセルに対し、各ア
レイに1つのビット、例えば、B0が記憶される。1つ
のピクセルに対するこれらビットの全ては、同じ行アド
レス及び同じ列アドレスに記憶され、従って、これらは
1回のアクセス動作で全メモリに書き込んだりそこから
読み出したりすることができる。特定の設計において
は、通常、ピクセル内のビットと同数のメモリアレイが
存在する。ピクセル当たり5ビット以上が必要とされる
場合には、チップ当たりに更に多くのアレイを設けるか
又は更に多くのチップを設けるようにしてもよい。
【0032】図3には、4つのビデオランダムアクセス
メモリアレイ105−1、105−2、105−3及び
105−4が互いに接続されて示されているが、汎用性
に影響することなく図示及び説明を簡略化するために、
そのうちの1つであるアレイ105−1についてのみ以
下に説明する。この1つのメモリアレイ105−1及び
それに関連したマルチプレクサ130−1、分割レジス
タ109−1及び制御回路について図示して説明するこ
とは、1つ以上の半導体チップから互いに接続される他
のメモリアレイ及びそれに関連した回路にも適用でき
る。
【0033】図1のビデオディスプレイ112のスクリ
ーンは、2つの方法のいずれかで構成されると考えられ
る。通常、ディスプレイでは、非常に多数の水平ライン
があって、その各々が多数のピクセルを含んでいる。も
う1つのしばしば使用されるが異なった機構は、ディス
プレイを多数のタイルに分割するものである。各タイル
は、ある数のピクセルをディスプレイの隣接領域に含ん
でいる。ディスプレイのタイル領域はサイズが均一であ
るので、ある数のピクセルを横方向にそしてある数のピ
クセルを高さ方向に含んでいる。以下の説明において
は、タイルを横切るピクセルの数がビデオランダムアク
セスメモリアレイ105−1の区分内の列の数及び分割
レジスタ109−1の区分内の記憶エレメントの数に等
しい。分割レジスタ109−1はシフトレジスタである
か又はシリアルレジスタである。以下、分割レジスタは
分割シリアルレジスタ109−1として説明する。タイ
ルを横切る1本のライン内の情報をタイルのセグメント
と考える。メモリアレイ105−1ではピクセル当たり
1ビットしかないので、アレイ105−1のタイルセグ
メントにおけるビットの数は、メモリアレイの区分に使
用される列の数及び分割シリアルレジスタ109−1の
区分に使用される記憶エレメントの数に等しい。高さ方
向におけるピクセルの数はタイルにおけるラインの数に
等しい。以下に示す例では、図12に示すディスプレイ
においてタイルが横方向に32ピクセルでありそして高
さ方向に8ピクセルである。これについては以下に説明
する。
【0034】ビデオランダムアクセスメモリアレイ10
5−1は、ディスプレイのタイルを表すデータがメモリ
アレイ105−1の単一行にタイルの逐次セグメントと
して記憶されるように構成される。全データタイルは、
メモリアレイ105−1の単一行に記憶される。行及び
列アドレス情報と所望のディスプレイ或いはピクセル情
報がグラフィックプロセッサ103によって発生され
る。
【0035】ランダムアクセス書き込みの場合には、バ
ス104を経てアドレスレジスタ106へアドレスが送
られ、ランダムアクセスメモリアレイ105−1内の識
別された行列記憶位置がアクセスされる。各アドレスに
記憶すべき表示データは、バス104及びリード111
を経てランダムアクセスメモリアレイ105−1へ送ら
れる。グラフィックプロセッサがいずれかのタイルにつ
いてランダムアクセスアドレス及び表示データを発生す
ると、このデータは、公知技術の場合とは異なり、バス
104を経て送られてランダムアクセスメモリ105−
1へ書き込まれる。これは、単一の行をアクセスした後
に、データ書き込むべき逐次選択された列をアクセスす
ることにより行われる。これは、ランダムアクセス書き
込み動作で、単一行アクセス中に、ほぼ全タイルのデー
タを書き込めるようにする。行のアクセス動作は、列の
アクセスよりもほぼ2倍の時間を要するので、単一行の
アクセスを行いそして行アクセスが有効である間に多数
の列アクセスを行うことにより相当の動作時間が節約さ
れる。
【0036】メモリアレイ105−1及び分割シリアル
レジスタ109−1の各々は、アドレスによって下位部
分と上位部分とに分割される。この分割により、メモリ
アレイ105−1から図1のビデオディスプレイ112
への読み出しが相当に容易にされる。メモリアレイ10
5−1からの読み出しは、ディスプレイのラインによっ
て順次に行われる。ラスタでディスプレイのラインを走
査するときには、各ピクセルに対する適当なデータがデ
ィスプレイスクリーン上に投射すべきビームに順次に加
えられる。グラフィックプロセッサ103は、メモリア
レイ105−1の記憶セルをアドレスする順序と、マル
チプレクサ130−1によって行われる選択と、分割シ
リアルレジスタ109−1の記憶エレメントからデータ
を読み取るための順序とを決定し、ビデオディスプレイ
112へ送られる情報の所望の出力シーケンスを得るよ
うにする。
【0037】メモリの行は、部分行、例えば下位アドレ
ス半行及び上位アドレス半行によってアドレスされる。
グラフィックプロセッサ103の制御のもとで、マルチ
プレクサ130−1は、メモリアレイの下位半分又は上
位半分のいずれかから読み出されたデータがビットライ
ンによって分割シリアルレジスタ109−1の下位半分
のアドレスに送られるか又は上位半分のアドレスに送ら
れるかを決定する。分割シリアルレジスタ109−1に
いったんデータが記憶されると、タイルのデータ又はセ
グメントの1つ以上のビットを分割シリアルレジスタ1
09−1からビデオディスプレイ112へ送ることがで
きる。
【0038】多数のメモリアレイに共通の更に別の制御
回路が設けられていて、分割シリアルレジスタ109−
1から送られるべきデータの特定の部分を決定する。分
割シリアルレジスタ109−1からのデータは、各記憶
エレメントにおいて個別のタップから読み取ることがで
きる。概念的には、これらのタップはゲート回路132
によって表され、分割シリアルレジスタ109−1の各
記憶エレメントから個別の出力を受け取るようになって
いる。カウンタデコーダ135は、読み出しクロック信
号CLOCKによって決定された時間スロットの間に、
分割シリアルレジスタの記憶エレメント出力のどの1つ
をビデオディスプレイ112へ送るかを決定する。
【0039】送信されるべき最初のピクセルデータは分
割シリアルレジスタ109−1のどの位置にあってもよ
いので、グラフィックプロセッサ103は、その最初の
ピクセルデータのアドレスを初期タップ即ちスタートポ
イントレジスタ137へロードする。比較器145から
リセット信号を受け取ると、初期タップレジスタ137
は最初のピクセルデータアドレスをカウンタデコーダ1
35へロードし、ゲート回路132が分割シリアルレジ
スタの正しい記憶エレメントからデータを送信できるよ
うにする。最初のピクセルデータアドレスのロード動作
はカウンタデコーダ135に対して並列であってもよ
い。
【0040】その後に読み出されるデータは、一般に、
分割シリアルレジスタ109−1の記憶エレメントに沿
って順次に送られるが、公知技術とは異なり、必ずしも
連続的に送られる必要はない。ある場合には、分割シリ
アルレジスタ109−1の半分の一部分のみからデータ
を読み取ることが効果的であると分かっている。このよ
うな状態は、ディスプレイシステムがタイル向きであっ
てタイルを表すデータが前記したようにメモリアレイ1
05−1の単一行に沿って記憶されるときに生じる。従
って、効率という点から、分割シリアルレジスタ109
−1からデータを読み出すための逐次アドレス動作が、
レジスタの半分の終了前に割り込まれねばならない。公
知技術の場合とは異なり、これらの割り込みは、グラフ
ィックプロセッサ103が動作カウントレジスタ140
へ数値即ち動作カウントをロードして、割り込みの前
に、即ちカウンタデコーダ135及びゲート回路132
が次の読み出しのための新たな初期又はスタートタップ
アドレスへジャンプする前にアクセスされる分割シリア
ルレジスタ109−1の逐次アドレスの番号を決定する
ことによって行われる。便利な動作長さは、セグメント
に含まれたピクセルの数に等しい。カウントレジスタ1
40の数値及び動作カウンタ142からの動作カウント
は、比較器145によって比較される。これらが一致し
ないときには、各読み出し動作ごとに信号CLOCKに
よって動作カウンタを増加しながらアドレスの現在シー
ケンスが続けられる。2つのカウントが例えばセグメン
トの終わりに一致するときには、動作カウンタ142を
リセットしそして新たな初期タップアドレスを初期タッ
プレジスタ137にロードするための信号が比較器14
5によって発生される。その結果、カウンタデコーダ1
35は、ゲート回路132が分割シリアルレジスタ10
9−1の新たな初期タップアドレスにジャンプできるよ
うにし、これにより、逐次アドレス動作に割り込めるよ
うにする。
【0041】タイル向きのシステムは、分割シリアルレ
ジスタ109−1の一方の半分からタイルのセグメント
内にある全てのピクセルを読み出しそして分割シリアル
レジスタの他方の半分へ転送して別のタイルからセグメ
ントのピクセルを読み出すのに必要とされるアドレスの
数に等しい一連のアドレスを通して動作するのが効果的
である。典型的に、タイルは、レジスタの半分が終わる
前に終了するので、レジスタの半分の終わりではなくて
タイルの終わりに読み出し動作を中断するのが効果的で
ある。この動作の詳細な説明については、図5ないし1
2を参照して以下で行う。
【0042】図4には、メモリアレイ105−1の記憶
セル及びビットラインと、それに関連した分割シリアル
レジスタ109−1の記憶エレメントとの物理的な構成
が示されている。メモリアレイ105−1及び分割シリ
アルレジスタ109−1の両方は、アドレスにより、記
憶セルの半分を含むメモリアレイアドレスの下位半分L
と、残りの記憶セルを含むメモリアレイアドレスの上位
半分Hとの部分に分割される。下位半分の呼称L
0...L127は上位半分の呼称H0...H127
の下に示されており、一見したところでは2つの半分が
図4において互いに目立つようになっている。
【0043】公知のメモリアレイとは異なり、メモリア
レイ105−1の下位半分のアドレスの記憶セルLはメ
モリアレイの上位半分のアドレスの記憶セルHとインタ
ーリーブされている。同様に、公知のランダムアクセス
メモリシステム構成体とは異なり、分割シリアルレジス
タ109−1の下位半分のアドレスの記憶エレメントL
は、分割シリアルレジスタ109−1の上位半分のアド
レスの記憶エレメントHとインターリーブされる。
【0044】このようにメモリ列の2つの部分の記憶セ
ルと、分割シリアルレジスタ109−1の2つの部分の
記憶エレメントとをインターリーブすることにより、メ
モリアレイ105−1及び分割シリアルレジスタ109
−1が集積回路として製造されるときに著しい効果が得
られる。又、インターリーブにより、メモリアレイ10
5−1の記憶セルをマルチプレクサ130−1を経て分
割シリアルレジスタ109−1の記憶エレメントに接続
するように構成されたビットラインの全長及び複雑さ
が、メモリアレイ105−1及び分割シリアルレジスタ
109−1の上位及び下位の半分が図4に示すように列
及びレジスタエレメントのインターリーブではなくて全
物理区分によって分割されたときに必要とされるビット
ラインレイアウトに対して実質的に減少される。
【0045】図4は、マルチプレクサ130−1の区分
130−1.1についての概略図であり、これは、メモ
リアレイ105−1のアドレスのいずれかの半分にある
1つのセルから分割シリアルレジスタ109−1のアド
レスのいずれかの半分にある記憶エレメントへデータを
転送するのに使用できるものである。マルチプレクサ1
30−1の図示された区分130−1.1は、メモリア
レイ105−1の上位半分の1つの列アドレス又は下位
半分の1つの列アドレスを分割シリアルレジスタ109
−1の関連する上位又は下位半分の記憶エレメントへ接
続する。完全なマルチプレクサ130−1は、各ビット
ライン対ごとにこのようなマルチプレクサ区分130−
1.1の1つを使用する。
【0046】図5には、図4に示したマルチプレクサ1
30−1の区分130−1.1の論理動作を説明する真
理値表が示されている。図3の経路160によってグラ
フィックプロセッサから受け取るワン・アウトオブ・フ
ォー(4つの中から1つ)コードは、一例として示すス
イッチング装置の制御端子H−H、L−L、L−H及び
H−Lに送られる。このワン・アウトオブ・フォーコー
ドに応答して、マルチプレクサ区分130−1.1の1
つのゲートがイネーブルされる。他の3つのゲートはデ
ィスエーブルされたままである。入力制御信号は、下位
半分−下位半分L−L、下位半分−上位半分L−H、上
位半分−下位半分H−L及び上位半分−上位半分H−H
と示されている。入力はメモリアレイの上位半分H又は
下位半分Lから送られ、そして出力は分割シリアルレジ
スタの上位半分H又は下位半分Lへ送られる。
【0047】図5の真理値表によって表されたマルチプ
レクサの動作は、図4に示すように、メモリアレイ又は
分割シリアルレジスタの記憶エレメントのインターリー
ブによって左右されないことに注意されたい。ここに述
べるマルチプレクサの動作は、分割メモリアレイの他の
構成体の列アドレスを分割シリアルレジスタのアドレス
に接続するのに使用される。
【0048】図1及び3のグラフィックプロセッサ10
3は、グラフィックディスプレイの全ての情報を発生す
る。各データビットは、いつでもそしていかなる順序で
も発生することができる。プロセッサ103は、いつど
のビットが発生されるかそしてそのビットがランダムア
クセスメモリ105に記憶するためにどこに予め指定さ
れ又はマップされるかを知っている。ビットをランダム
アクセスメモリ105にランダムに書き込むときには、
効率という点を除けばビットを書き込む順序は重要では
ないが、各ビットは、ランダムアクセスメモリ内のそれ
自身予め指定された又はビットマップされた位置におい
て記憶エレメントに記憶されねばならない。
【0049】データをメモリアレイに効率的に且つスピ
ーディにランダムに書き込むためには、個々のピクセル
ではなくてタイルによって書き込むようにアクセスする
のが有効である。1つ以上のタイルに対する全ての変更
された情報が迅速に発生され書き込まれる。他の変更さ
れないタイルに対する全ての記憶された情報は、リフレ
ッシュされるだけでよく、再び書き込む必要はない。こ
のように情報が変化したところでタイルに書き込みだけ
でよいことにより、全ての書き込みを非常に効率的に行
うことができる。
【0050】図6には、図3及び4に示されたランダム
アクセスメモリアレイ105−1内の記憶位置を表すカ
ルテシアン座標が示されている。アレイの下位半分及び
上位半分は、列をインターリーブするのではなく中央に
おいて分割されることに注意されたい。このアレイは、
簡単な図によって概念を示す目的で中央において分割さ
れて示されている。しかしながら、実際には、図4に示
すように、メモリ記憶エレメントと列リードとをアドレ
スによってインターリーブすることが好ましいと考えら
れる。インターリーブされた構成では、図6に示すラン
ダムアクセスメモリアレイ105−1と以下の説明とに
基づいて上位半分及び下位半分の転送動作を取り扱うこ
とができる。
【0051】図6の格子は、8X8の方形アレイであ
り、各方形は、グラフィックディスプレイに表示される
べきタイルの1/8として与えられる情報を表してい
る。図6及びその後の図7ないし12においては、方形
がデータのセグメントを表している。各セグメントには
番号が付けられていて、読み取り装置は、メモリアレイ
の記憶位置からマルチプレクサ及び分割シリアルレジス
タを通してディスプレイへ至るまで以下に述べるように
番号で識別されたセグメントをたどることができる。方
形内の番号は情報をタイルのセグメントとして識別す
る。各データセグメントは、メモリの行の区分に記憶さ
れる。番号付けされた方形又はセグメントの各1つによ
って表されたデータは、メモリアレイ105−1に図示
されたように記憶される32ビットのデータ(即ち、3
2列X1行)を含んでいる。表示像のタイルは、ランダ
ムアクセスメモリアレイ105−1の単一行、即ち行1
に沿ってメモリセルに記憶された全てのビットによって
表される。前記したように、図12のディスプレイに関
しては、タイルが32ビット巾X8ビット高さであり、
図12について以下で述べるように、ディスプレイにお
いて垂直の列に方向付けされている。
【0052】データは、逐次の順序でランダムアクセス
メモリアレイ105−1の記憶セルに書き込むことがで
きるが、各ビットはその予め指定された位置に記憶しな
ければならないことを想起されたい。ディスプレイシス
テムの全動作速度を高めるために、グラフィックプロセ
ッサはタイルによってディスプレイ像の情報を形成しそ
してその情報をメモリアレイに記憶する。図6において
は、メモリアレイの各行に含まれる全てのデータが完全
なタイルと同等である。グラフィックプロセッサ103
は、単一のタイルを形成する全てのデータを発生するの
で、メモリアレイ105−1において一度に1つの選択
された行のみをアクセスする。その選択された行がアク
セスされる間に、一度に1つの列がアクセスされるが、
これは1つのタイルに関連した新しいデータ全部がラン
ダムアクセスメモリのアクセスされた行に記憶されるま
で行われる。グラフィックプロセッサ103は、メモリ
アレイの1つの行のみをアクセスしながら1つのタイル
に含まれた全てのデータを書き込むか又は記憶するの
で、著しいシステム作動効率が得られる。各行のアクセ
スは、一般に、各列のアクセスに要する時間の2倍であ
る。効率的な動作については、各行をアクセスするたび
に1つの列しかアクセスしないときに最悪のケースとな
る。本発明の構成では、ランダムアクセスメモリにラン
ダムに書き込む場合に、この最悪のケースに対し作動時
間を約70%短縮することができる。
【0053】データの完全なディスプレイスクリーンが
図1のランダムアクセスメモリ105に記憶された後
に、システムは、ランダムアクセスメモリからそのデー
タの読み取りを開始して分割シリアルレジスタ109−
1、データレジスタ107及びビデオディスプレイ11
2へ転送することができる。図6に示すように、データ
はセグメントによってメモリに記憶される。ビデオディ
スプレイは、公知のラスタ走査技術を使用して、グラフ
ィック情報をディスプレイスクリーン又は陰極線管に表
示する。その間に、グラフィックプロセッサ103は、
ランダムアクセスメモリ105を走査してデータをディ
スプレイに転送する。メモリアレイからのデータは、マ
ルチプレクサ、分割シリアルレジスタ、データレジスタ
107及びカラーパレットを経て転送され、グラフィッ
ク情報をスクリーン上の所定位置に別に投射した後にラ
スタビームが1本の水平線を横切ってスイープするとき
にこのラスタビームと整合される。メモリアレイからデ
ータを読み出す逐次の順序は、グラフィックディスプレ
イシステムのハードウェア及びファームウェアによって
固定される。ディスプレイの第1データはセグメント1
であり、次いで、セグメント2であり、等々となって最
後にセグメント64となる。データレジスタ107のア
ドレスの1つの半行からのデータがディスプレイ112
へ読み出される間に、アドレスの別の半行からのデータ
をメモリアレイ105から分割シリアルレジスタ109
−1のアイドル状態の半分へ転送することができる。分
割シリアルレジスタから送られた情報は、メモリから転
送されるデータの各半レジスタごとに全半レジスタより
も少ない(少ないことがしばしばである)。
【0054】分割シリアルレジスタから、データは図1
のデータレジスタ107によりビデオパレットに送られ
る。データレジスタ107は、アレイ105−1、10
5−2、105−3及び105−4の各々から図3の出
力リード118−1、118−2、118−3及び11
8−4を経て逐次データ流を並列に受け取るように構成
されている。作動中、データレジスタ107は、入力デ
ータの複数の並列流を取り込み、それらを1つのインタ
ーリーブされたシーケンスでシフトして出力する。各ピ
クセルに対する全てのビットは出力データ流において互
いにグループ構成にされる。従って、各ピクセルを記述
する全てのデータが一度にビデオパレットに送られる。
【0055】ビデオパレットは、ピクセルデータを、デ
ジタル/ビデオコンバータに送り込むのに所望される形
態に変換する。デジタル/ビデオコンバータから、ビデ
オ信号はディスプレイに送り込まれる。スクリーンの各
ラインの終わりに、ラスタは、典型的に、1ライン以上
下のスクリーンの開始側に帰線即ち復帰する。この帰線
中に、グラフィック情報がビームから消去される。帰線
が完了すると、ラスタはスクリーンの別のラインを横切
ってスイープを開始し、グラフィックディスプレイ情報
を投射する。ラスタビームは全スクリーンを横切ってス
イープしそして帰線するので、メモリアレイから読み取
られたデータは、スクリーンを横切る各完全なスイープ
ごとに適切な逐次の順序でビデオディスプレイ112の
ビーム変調器へ送られねばならない。
【0056】メモリからデータを読み取ってマルチプレ
クサ、シリアルシフトレジスタ及びゲートを通してデー
タレジスタへそれを転送する動作は、図7ないし13に
ついての以下の説明を入念に読むことにより理解できよ
う。
【0057】図7には、図7に示された記憶されたデー
タを図3及び4のランダムアクセスメモリから逐次に読
み取る動作を表す表が示されている。図7において、最
も左のカラムは、メモリアレイ105−1からデータセ
グメントを読み取るためのタイムスロットを示してい
る。レジスタの下位半分と示されたカラムは、読み出し
動作の奇数番号のタイムスロットの間に選択されたセグ
メントをビデオディスプレイ112へ転送する準備とし
てどのビットグループもしくはタイル部分がメモリアレ
イから図4の分割シリアルレジスタ107−1の下位半
分へ読み出されるかを示す。同様に、レジスタの上位半
分と示されたカラムは、偶数番号のタイムスロットの間
に他の選択されたセグメントをディスプレイに転送する
準備としてメモリアレイから分割シリアルレジスタ10
7−1の上位アドレスに読み出されるビットのグループ
を示している。マルチプレクサと示されたカラムは、デ
ータをビデオディスプレイに送る前に分割シリアルレジ
スタ107−1へ転送するためにマルチプレクサ130
−1を動作する制御信号情報を表している。RAM及び
レジスタと示されたカラムは、当該文字が各々メモリア
レイ105−1及び分割シリアルレジスタ107−1の
下位半分L又は上位半分Hを示しており、従って、図4
に用いられるマルチプレクサ制御信号構成を示してい
る。
【0058】図7及び8に示すように、読み取りタイム
スロット0の間に、メモリアレイ105−1の第1行の
下位半分Lからのデータは、マルチプレクサを通して、
分割シリアルレジスタ107−1の下位半分Lへ読み出
される。マルチプレクサ130−1は、下位半分Lから
下位半分Lへの転送(制御信号L−L)に対してセット
されている。各セグメントもしくは方形1、9、17及
び25には32ビットがある。これらの番号は、タイル
1のセグメントであることを示すものであると理解され
たい。このデータがタイムスロット1中に分割シリアル
レジスタ107−1に存在する間は、セグメント1を表
す32ビットのみがビデオディスプレイ112へ送られ
る。タイルセグメント1を表す番号1は、円で囲まれて
いて、そのセグメントをビデオディスプレイへ送るべき
であることを示している。初期タップレジスタ137に
記憶されるべき初期タップアドレスは、セグメント1の
第1ビットのアドレスである。動作カウントレジスタ1
40には32が記憶され、これにより、分割シリアルレ
ジスタから32ビットが読み出されたときに逐次の読み
取りが中断される。セグメント9、17及び25はタイ
ムスロット1の間には送られない。逐次読み出しの次の
ステップについて、図6及び8を説明する。セグメント
1、9、17及び25がレジスタの下位半分に存在する
間には、メモリアレイ105−1の第2行の下位半分L
からのデータがマルチプレクサを通して分割シリアルレ
ジスタ107−1の上位半分Hへ転送される。マルチプ
レクサ130−1は、下位半分Lから上位半分Hへの転
送(制御信号L−H)に対してセットされる。セグメン
ト2、10、18及び26のビットは、分割シリアルレ
ジスタ107−1の上位半分へ転送される。タイムスロ
ット2の間に、セグメント2を表す32ビットがディス
プレイ装置へ送られる。これは、セグメントが分割シリ
アルレジスタへ転送される間に適当なスタートアドレス
及び動作カウントを記憶することによって行われる。番
号2は、セグメント2がセグメント1に続くシーケンス
においてディスプレイに送られることを指示するために
円で囲まれている。図7ないし11において、各タイム
ストッロごとに、1つのセグメント番号だけが円で囲ま
れており、どのタイルセグメントがディスプレイに向か
うシーケンスにあるかを示している。各タイムスロット
ごとに、適当なスタートアドレス及び動作カウントが記
憶され使用される。
【0059】図10及び11は、セグメント57及び5
8をディスプレイに送るためにマルチプレクサを経て分
割シリアルレジスタへ転送されるメモリ行1及び2から
のデータを示す追加例である。
【0060】図8には、図3の分割シリアルディスプレ
イ107−1からディスプレイへ送られるタイルセグメ
ントのシーケンスに対するタイムラインを示している。
ランダムアクセスメモリの下位半分の逐次行に記憶され
たデータを分割シリアルレジスタの下位半分と上位半分
に交互に送り、その後、ランダムアクセスメモリの上位
半分に記憶されたデータを同様に送ることにより、タイ
ルセグメントは、図12に示すように、逐次の順序1、
2、3...64で図1のビデオディスプレイ112へ
送信することができる。
【0061】図13を説明すれば、メモリアレイ105
−1からの記憶されたデータは、ビデオディスプレイ1
12にラスタ走査シーケンスで表されたタイルセグメン
ト情報によって形成された像としてグラフィック表示さ
れている。データの番号付けされたセグメントは、順序
1、2、...64でビデオディスプレイに送られる。
ラスタの各走査には、走査当たり8個のタイルの各々に
対して1セグメントづつの8個のデータセグメントが含
まれる。ディスプレイの全スクリーンには8個のタイル
がある。各タイルは、スクリーン上の個別の列にあり、
その列の最上行の番号によって識別される。従って、タ
イルは、1、2、...8と番号付けされる。ディスプ
レイスクリーンの各タイルに対する全てのデータは、図
6のメモリアレイ105の異なった行からマップされる
ことに注意されたい。
【0062】図14は、分割シフトレジスタを用いたシ
ステムに対するシリアル読み出し回路及びシリアル読み
出し制御回路の別の構成を示している。図3の特徴と同
じ特徴が同じ識別番号で示されていることに注意された
い。別の特徴については別の識別番号が用いられてい
る。
【0063】メモリセルのアレイからデータをシリアル
に読み出すべきときには、リード160の制御信号によ
りメモリの下位半分又は上位半分のいずれかからのデー
タが分割シフトレジスタの下位半分又は上位半分のいず
れかに転送される。分割シフトレジスタは、各段にデー
タ出力用のタップをもつように構成される。タップアド
レスレジスタ175には、データシーケンスの第1ビッ
ト及びその後のデータを出力すべきところのタップのア
ドレスがロードされる。信号が比較器145からタップ
アドレスレジスタ175へ送られたときには、タップア
ドレスがレジスタデコーダ192へロードされる。この
レジスタデコーダ192は、現在のシリアル読み出し動
作の間にタップアドレスを記憶する。デコードされた信
号はゲート132−1へ送られて、選択されたタップを
識別すると共にこのタップがそれに関連するシフトレジ
スタ段からデータを読み出すことができるようにする。
【0064】分割シフトレジスタ191−1及び動作カ
ウンタ142へ送られるシフトクロック信号は、シフト
レジスタ191−1の段に沿ってデータをシフトすると
共に、動作カウンタ142のカウントを増加する。各ク
ロックサイクル中に、データの新たなビットがその選択
されたタップに関連したシフトレジスタ段に記憶され
る。この新たなビットはゲート132−1及びリード1
18−1を経て読み出されて、図示されていないビデオ
ディスプレイに送信される。
【0065】比較器145は、動作カウンタ142のカ
ウントを、動作カウントレジスタ140に記憶された動
作カウント値と連続的に比較する。これらが一致しない
ときは、比較器は低出力信号を発生する。しかしなが
ら、これらが一致すると、比較器は高出力信号を発生す
る。この高出力信号は、動作カウンタ142をゼロにリ
セットする信号であると共に、タップアドレスレジスタ
175が新たなタップアドレスをレジスタデコーダ19
2へ送信できるようにする信号でもある。
【0066】以上、本発明の好ましい実施例について詳
細に説明したが、これは本発明を単に解説するものに過
ぎず、特許請求の範囲内で種々の変更がなされ得ること
は明らかであろう。
【0067】以上の記載に関連して、以下の各項を開示
する。 (1)逐次アドレスを有する複数のデータ記憶エレメン
トで、アドレスによって第1部分と第2部分とに分割さ
れているような記憶エレメントを含むデータレジスタ
と、上記記憶エレメントを逐次アドレスするためのアド
レス発生器と、上記記憶エレメントのアドレスの第1部
分にある第1スタートアドレスに上記アドレス発生器を
プリセットするためのスタートアドレスレジスタと、上
記記憶エレメントの逐次アドレス動作をディスエイブル
すると共に、上記記憶エレメントのアドレスの第2部分
にある第2スタートアドレスに上記アドレス発生器をプ
リセットするための制御回路とを具備することを特徴と
するランダムアクセスメモリシステム。
【0068】(2)上記制御回路は、スタートアドレス
レジスタと、アクセス動作において逐次アドレスの数を
カウントする動作カウンタと、記憶エレメントの逐次ア
ドレス動作をいつ停止するかを決定する比較器とを備え
た上記第1項に記載のランダムアクセスメモリシステ
ム。
【0069】(3)データを記憶するための複数の記憶
エレメントを含み、この記憶エレメントは、逐次アドレ
スを有していて、アドレスによって上位の半分と下位の
半分に分割されるデータレジスタと、記憶されたデータ
を読み取るべき一連の記憶エレメントアドレスを発生す
るデコーダと、第1スタートアドレスを送って、一連の
下位半分の記憶エレメントアドレスを開始するようにデ
コーダをプリセットするためのアドレスレジスタと、ア
クセス動作において逐次アドレスの数をカウントするた
めのカウンタと、一連の下位半分の記憶エレメントアド
レスの発生をいつ停止するかを決定するための比較器
と、アドレスレジスタを含んでいて、上位の記憶エレメ
ントアドレスにおいてデコーダを第2スタートアドレス
にジャンプさせるための回路とを具備することを特徴と
するランダムアクセスメモリシステム。
【0070】(4)記憶セルのメモリアレイであって、
記憶セルの個別アドレスによってアクセスされるべきデ
ータを記憶するように構成されており、記憶セルがアド
レスによって記憶エレメントの上位半分と下位半分に分
割されているようなメモリアレイと、アドレスによって
シリアルにアクセスされるべきデータを記憶するように
構成された記憶エレメントを有するデータレジスタであ
って、記憶エレメントがアドレスによって上位半分と下
位半分に分割されているようなデータレジスタと、記憶
セルから記憶エレメントへ記憶されたデータを転送する
ためのゲートと、記憶エレメントの一連のアドレスを発
生するためのアクセス回路と、データレジスタの下位半
分における記憶エレメントの一連のアドレスを開始する
ように第1アドレスをアクセス回路にプリセットするた
めのレジスタと、一連のアドレスの発生を停止すると共
にデータレジスタの下位半分における第2アドレスをア
クセス回路にプリセットするための制御回路とを具備す
ることを特徴とするランダムアクセスメモリシステム。
【0071】(5)上記記憶セル及びエレメントはダイ
ナミックメモリデバイスである上記第4項に記載のラン
ダムアクセスメモリシステム。 (6)上記記憶セル及びエレメントはスタティックメモ
リデバイスである上記第4項に記載のランダムアクセス
メモリシステム。 (7)上記記憶セル及びエレメントは双安定電子装置で
ある上記第4項に記載のランダムアクセスメモリシステ
ム。
【0072】(8)上記記憶セル及びエレメントは双安
定磁気装置である上記第4項に記載のランダムアクセス
メモリシステム。 (9)上記記憶セル及びエレメントは双安定光学装置で
ある上記第4項に記載のランダムアクセスメモリシステ
ム。 (10)上記記憶セル及びエレメントは双安定オプトエ
レクトロニックデバイスである上記第4項に記載のラン
ダムアクセスメモリシステム。
【0073】(11)スクリーンを含むビデオディスプ
レイと、ビデオディスプレイのスクリーンに表示される
べき情報を表すデータ信号を発生するためのデータプロ
セッサと、データプロセッサから受け取ったデータ信号
を記憶するための記憶セルのメモリアレイと、メモリア
レイの記憶セルから送られたデータ信号を受け取って記
憶するための上位及び下位のアドレス部分を有するデー
タレジスタと、データレジスタ内の特定のスタートアド
レス及び特定のストップアドレスの両方を指定して、デ
ータレジスタの記憶位置からビデオディスプレイのスク
リーンへデータ信号を送信するデータアクセス動作をど
こでスタートしそしてストップするかを各々決定するた
めの構成体とを具備することを特徴とするグラフィック
処理システム。
【0074】(12)タイルとして表示されるべきデー
タを発生するデータプロセッサと、記憶セルの選択され
た行に全データタイルを記憶するように構成されたラン
ダムアクセスメモリシステムと、データプロセッサから
ランダムアクセスメモリシステムの選択された行へデー
タのタイルを転送するためのアクセス回路とを具備する
ことを特徴とするグラフィックディスプレイシステム。
【0075】(13)記憶セルに接続され、各記憶セル
に関連した下位半分及び上位半分の列ラインを含んでい
る複数の列ラインと、ランダムアクセスメモリシステム
は分割レジスタを含み、分割レジスタの各半分は、ラン
ダムアクセスメモリシステムの複数の列ラインの半分か
ら同時にデータを受け取るように構成されており、そし
て記憶セルの下位半分又は上位半分のいずれかから列ラ
インを通して分割レジスタの下位半分又は上位半分のい
ずれかにデータを転送するように構成されたマルチプレ
クサとを更に具備する上記第12項に記載のグラフィッ
クディスプレイシステム。
【0076】(14)ラスタ走査ディスプレイ装置と、
ランダムアクセスメモリからラスタ走査ディスプレイ装
置へラインごとのシーケンスでデータを転送するための
シリアル読み出し回路とを具備する上記12項に記載の
グラフィックディスプレイシステム。 (15)所定数のラインセグメントを含むディスプレイ
スクリーンタイルのためのデータを発生するデータプロ
セッサと、情報記憶位置が行列配置されたランダムアク
セスメモリと、タイルデータをランダムアクセスメモリ
に送信しそしてディスプレイスクリーンタイルの所定数
のラインセグメントに対し単一行のデータ記憶位置にそ
れを記憶するためのアクセス回路とを具備することを特
徴とするグラフィックディスプレイシステム。
【0077】(16)下位半分と上位半分の記憶セルを
含む記憶セルに接続された複数の列ラインと、分割レジ
スタを含むランダムアクセスメモリであって、分割レジ
スタの各半分は、ランダムアクセスメモリの複数の列ラ
インの半分からのデータを一度に受け取るように構成さ
れているランダムアクセスメモリと、記憶セルの下位半
分又は上位半分のいずれかから列ラインを経て分割レジ
スタの下位半分又は上位半分のいずれかへデータを転送
するように構成されたマルチプレクサとを具備する上記
第15項に記載のグラフィックディスプレイシステム。
【0078】(17)タイルとして表示されるべきデー
タを発生するプロセッサと、情報記憶位置がタイルデー
タを記憶するためのアドレス可能な行及び列で構成され
たランダムアクセスメモリと、タイルデータを記憶する
ためにアドレス可能な行及び列情報記憶位置を選択する
アドレスレジスタと、記憶位置アドレスとタイルデータ
とを各々アドレスレジスタ及びランダムアクセスメモリ
に送信するためのバスとを具備し、上記ランダムアクセ
スメモリは、更に、情報記憶位置の単一のアドレス可能
な行に全タイルデータを記憶するように構成されている
ことを特徴とするグラフィックディスプレイシステム。
【0079】(18)上記ランダムアクセスメモリは、
記憶エレメントを含む分割レジスタを備えており、記憶
セルの半分から同時にデータを受け取るように構成され
ており、そして記憶セルの下位半分又は上位半分のいず
れかから分割レジスタの記憶エレメントの下位半分又は
上位半分のいずれかへデータを転送するように構成され
たマルチプレクサを更に具備する上記第17項に記載の
グラフィックディスプレイシステム。
【0080】(19)ディスプレイ装置と、分割レジス
タからディスプレイ装置へラインごとのシーケンスでデ
ータを転送するための回路とを更に具備する上記第13
項、16項又は18項に記載のグラフィックディスプレ
イシステム。 (20)上記分割レジスタは分割シリアルレジスタであ
る上記第1項、3項、4項、11項、13項、16項又
は18項に記載のグラフィックディスプレイシステム。
【0081】(21)上記分割レジスタは、分割シリア
ルレジスタである上記第1項、3項、4項、11項、1
3項、16項又は18項に記載のグラフィックディスプ
レイシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】グラフィック処理システムの一部分を示すブロ
ック図である。
【図2】ビデオランダムアクセスメモリ集積回路チップ
上の回路を示すブロック図である。
【図3】メモリアレイと分割シリアルレジスタとの間に
マルチプレクサを有するように構成されたランダムアク
セスメモリシステムのブロック図である。
【図4】メモリアレイアドレスの下位半分又は上位半分
のいずれかを分割シリアルレジスタアドレスの下位半分
又は上位半分のいずれかに接続するためのマルチプレク
サの回路図である。
【図5】図3のマルチプレクサの動作を定める真理値表
である。
【図6】例示的なタイル向きシステムの動作において情
報のスクリーンを定めるためにメモリアレイのどこにタ
イルデータを記憶するかを示すマップである。
【図7】ランダムアクセスメモリアレイのメモリセルか
らデータを転送しそして分割シリアルレジスタの記憶エ
レメントにそれを記憶するためのシーケンスを示す表で
ある。
【図8】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジス
タ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状態
で示すブロック図である。
【図9】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジス
タ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状態
で示すブロック図である。
【図10】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジ
スタ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状
態で示すブロック図である。
【図11】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジ
スタ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状
態で示すブロック図である。
【図12】分割シリアルレジスタからディスプレイへデ
ータを移動するためのシーケンスを示すタイムラインで
ある。
【図13】タイル情報がディスプレイスクリーンに表示
されるところを示すマップである。
【図14】メモリアレイと分割シフトレジスタとの間に
マルチプレクサを配したランダムアクセスメモリシステ
ムのブロック図である。
【符号の説明】
100 データ処理システム 102 ホスト処理システム 103 グラフィックプロセッサ 104 メモリバス 105 ビデオランダムアクセスメモリ 107 データレジスタ 108 ビデオパレット 110 デジタル/ビデオコンバータ 112 ビデオディスプレイ 114 リードオンリメモリ 116 ビデオ制御バス 127 出力ライン 130 マルチプレクサ 132 ゲート回路 135 カウンタデコーダ 137 初期タップレジスタ 140 動作カウントレジスタ 145 比較器
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】グラフィック処理システムの一部分を示すブロ
ック図である。
【図2】ビデオランダムアクセスメモリ集積回路チップ
上の回路を示すブロック図である。
【図3】メモリアレイと分割シリアルレジスタとの間に
マルチプレクサを有するように構成されたランダムアク
セスメモリシステムのブロック図である。
【図4】メモリアレイアドレスの下位半分又は上位半分
のいずれかを分割シリアルレジスタアドレスの下位半分
又は上位半分のいずれかに接続するためのマルチプレク
サの回路図である。
【図5】図3のマルチプレクサの動作を定める真理値表
を示す図である。
【図6】例示的なタイル向きシステムの動作において情
報のスクリーンを定めるためにメモリアレイのどこにタ
イルデータを記憶するかを示すマップである。
【図7】ランダムアクセスメモリアレイのメモリセルか
らデータを転送しそして分割シリアルレジスタの記憶エ
レメントにそれを記憶するためのシーケンスの表を示す
図である。
【図8】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジス
タ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状態
で示すブロック図である。
【図9】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジス
タ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状態
で示すブロック図である。
【図10】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジ
スタ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状
態で示すブロック図である。
【図11】メモリ、マルチプレクサ、分割シリアルレジ
スタ及び制御回路の選択された行を4つの異なる動作状
態で示すブロック図である。
【図12】分割シリアルレジスタからディスプレイへデ
ータを移動するためのシーケンスを示すタイムラインで
ある。
【図13】タイル情報がディスプレイスクリーンに表示
されるところを示すマップである。
【図14】メモリアレイと分割シフトレジスタとの間に
マルチプレクサを配したランダムアクセスメモリシステ
ムのブロック図である。
【符号の説明】 100 データ処理システム 102 ホスト処理システム 003 グラフィックプロセッサ 104 メモリバス 105 ビデオランダムアクセスメモリ 107 データレジスタ 108 ビデオパレット 110 デジタル/ビデオコンバータ 112 ビデオディスプレイ 104 リードオンリメモリ 116 ビデオ制御バス 127 出力ライン 130 マルチプレクサ 132 ゲート回路 135 カウンタデコーダ 137 初期タップレジスタ 140 動作カウントレジスタ 145 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニー エム バリストレリ アメリカ合衆国 テキサス州 77056 ヒ ューストン ウッドウェイ 4944 アパー トメント 23 (72)発明者 カール エム グッタグ アメリカ合衆国 テキサス州 77459 ミ ズリー シティー サウス サンディー コート 4015 (72)発明者 リチャード ディー シンプソン イギリス ベッドフォード カールトン パーヴェナム ロード 16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逐次アドレスを有する複数のデータ記憶
    エレメントで、アドレスによって第1部分と第2部分と
    に分割されているような記憶エレメントを含むデータレ
    ジスタと、 上記記憶エレメントを逐次アドレスするためのアドレス
    発生器と、 上記記憶エレメントのアドレスの第1部分にある第1ス
    タートアドレスに上記アドレス発生器をプリセットする
    ためのスタートアドレスレジスタと、 上記記憶エレメントの逐次アドレス動作をディスエイブ
    ルすると共に、上記記憶エレメントのアドレスの第2部
    分にある第2スタートアドレスに上記アドレス発生器を
    プリセットするための制御回路とを具備することを特徴
    とするランダムアクセスメモリシステム。
JP3195475A 1990-08-06 1991-08-05 分割シリアルレジスタ及び動作カウンタの付いたビデオランダムアクセスメモリを含むグラフィックディスプレイシステム Pending JPH06102842A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US56347290A 1990-08-06 1990-08-06
US563472 1990-08-06
US563469 1990-08-06
US07/563,469 US5517609A (en) 1990-08-06 1990-08-06 Graphics display system using tiles of data

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06102842A true JPH06102842A (ja) 1994-04-15

Family

ID=27073299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3195475A Pending JPH06102842A (ja) 1990-08-06 1991-08-05 分割シリアルレジスタ及び動作カウンタの付いたビデオランダムアクセスメモリを含むグラフィックディスプレイシステム

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EP (1) EP0474366B1 (ja)
JP (1) JPH06102842A (ja)
DE (1) DE69120616T2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3435205B2 (ja) * 1994-03-16 2003-08-11 株式会社東芝 半導体記憶装置
US5694143A (en) * 1994-06-02 1997-12-02 Accelerix Limited Single chip frame buffer and graphics accelerator
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CN101751908B (zh) * 2008-11-28 2011-12-14 旭曜科技股份有限公司 帧存储器存取方法以及显示器驱动装置

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Also Published As

Publication number Publication date
DE69120616T2 (de) 1996-11-28
EP0474366B1 (en) 1996-07-03
EP0474366A3 (en) 1992-11-19
EP0474366A2 (en) 1992-03-11
DE69120616D1 (de) 1996-08-08

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