JPH06102804A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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Publication number
JPH06102804A
JPH06102804A JP4275072A JP27507292A JPH06102804A JP H06102804 A JPH06102804 A JP H06102804A JP 4275072 A JP4275072 A JP 4275072A JP 27507292 A JP27507292 A JP 27507292A JP H06102804 A JPH06102804 A JP H06102804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
case
ventilation
flow
photosensitive body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4275072A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Iijima
泰明 飯嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4275072A priority Critical patent/JPH06102804A/ja
Publication of JPH06102804A publication Critical patent/JPH06102804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真記録装置において、感光体ケース内
に滞留したオゾンが原因で感光体の表面が劣化して画像
品質が低下することを防止することにある。 【構成】 複数のローラ31〜34にベルト状の感光体
11を掛けて張り渡し、その感光体11を感光体ケース
35内に収納する。感光体ケース35は、その上板部3
5aに通気入口35dを設ける一方、右端板部35eに
通気出口35fを設ける。さらに、上板部35aには、
内向き凸部35b・35cを設け、その内向き凸部35
b・35cに開口35g・35hを設ける。そして、感
光体11を回転したとき、その回転により回転方向イへ
の空気の流れをつくり、その流れに沿って感光体ケース
35内の通気を行う。そのとき、感光体ケース35内の
オゾンも、この空気の流れに沿い開口35g・35hを
通って通気出口35fから排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ・複写機・
ファクシミリなど、レ−ザを用いて感光体に形成した画
像をシートに転写して記録を行う電子写真記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真記録装置、たと
えばレーザプリンタの中には、メンテナンスなどを行う
ために、感光体を、帯電チャージャやクリーニング器等
の他の部品とともに感光体ケース内に収納してユニット
化し、装置本体に対し着脱自在に取り付けていたものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
記録時に、帯電チャージャや除電チャージャ等の各種チ
ャージャの放電によって多量のオゾンが発生し、感光体
ケース内の感光体の周りで滞留することがあった。そし
て、感光体の表面上で特にオゾン濃度が高くなると、感
光体の表面が劣化し、それが原因で画像に文字太りが発
生するなど画像品質が低下していた。
【0004】そこで、この発明の目的は、電子写真記録
装置において、感光体ケース内に滞留したオゾンが原因
で感光体の表面が劣化して画像品質が低下することを防
止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例に示すとおり、感光体ケース
35内に感光体11を収納して装置本体10内に配置す
る電子写真記録装置において、前記感光体11の回転に
より通気を行う通気入口35dおよび通気出口35fの
ような通気開口を、前記感光体ケース35に設けてな
る、ことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の電子写真記
録装置において、前記感光体ケース35の内向き凸部3
5b・35cに、それを通気方向に横断する開口35g
・35hのような第2の通気開口を設けてなる、ことを
特徴とする。
【0007】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の電子写真記
録装置において、前記感光体11としてベルト状のもの
を用い、そのベルト状の感光体11を複数のローラ31
〜34に掛けて張り渡すとともに、そのローラたとえば
駆動ローラ31の両端に、空気の流れをつくる羽根40
を設けてなる、ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の電子写真記
録装置において、前記感光体11の両端に、空気の流れ
をつくる羽根41を設けてなる、ことを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、この発明では、感光体11を回転した
とき、その感光体11の回転により空気の流れをつく
り、通気開口を通して感光体ケース35内の通気を行
う。
【0010】請求項2に記載のものでは、空気の流れを
つくったとき、第2の通気開口を通して内向き凸部35
b・35cを横断し、感光体ケース35内の通気を行
う。
【0011】請求項3に記載のものでは、感光体11を
回転したとき、ローラの羽根40で感光体ケース35内
に空気の流れをつくる。
【0012】請求項4に記載のものでは、感光体を回転
したとき、感光体の羽根41で感光体ケース35内に空
気の流れをつくる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図3は、この発明の一実施例である
レーザプリンタの全体概略構成図である。
【0014】図中符号10は、装置本体を示す。装置本
体本体10内には、ほぼ中央にベルト状の感光体11を
設ける。その感光体11のまわりには、矢印イで示す回
転方向に順に、帯電チャージャ12、現像器13、転写
チャージャ14、クリーニング器15、除電チャージャ
16などを配置する。そして、感光体11の上方に光書
込み器17を設け、装置本体10の底部に二段に給紙カ
セット18・18をそれぞれ着脱自在に取り付ける。
【0015】しかして、適宜選択して一方の給紙カセッ
ト18から給紙ロ−ラ19でシートを矢印A方向に送り
出して搬送ロ−ラ対20で搬送し、レジストロ−ラ対2
1によってタイミングをとって感光体11へと搬送す
る。感光体11は、時計方向に回転し、その際帯電チャ
ージャ12によって表面を一様に帯電し、光書込み器1
7からのレ−ザ光を照射して感光体11上に静電潜像を
形成する。この潜像は、現像器13位置を通るときトナ
−によって可視像化する。この可視像は、感光体11へ
搬送したシ−トに転写チャージャ14により転写する。
そして、転写後のシ−トを定着器22へと搬送し、その
定着器22で転写画像を定着する。定着器22を出たシ
−トは、さらに搬送ロ−ラ対23によって搬送する。
【0016】搬送ロ−ラ対23を通過したシ−トは、切
換爪24で適宜搬送方向を切り換えてB方向または転送
ロ−ラ対25の方向へと送る。転送ロ−ラ対25に送っ
たシ−トは、更に第2切換爪26で適宜切り換えて矢印
C方向または矢印D方向に送る。そして、画像面をその
まま上にしてトレイ27上に排出し、または、排紙搬送
路28を通って排紙ローラ対29により画像面を下にし
て排紙部30に排出する。
【0017】一方、画像転写後の感光体11は、その表
面をクリーニング器15によってクリーニングするとと
もに、除電チャージャ16で除電する。
【0018】ところで、図示レーザプリンタにおいて、
感光体11は、右端の駆動ローラ31および他の複数の
従動ローラ32・33・34間に掛けて張り渡す。そし
て、図2に示すように、箱形の感光体ケース35内に収
納する。感光体ケース35は、図1に示すように、その
上板部35aに互いに平行な内向き凸部35b・35c
を感光体11の幅方向に形成する。しかして、各内向き
凸部35b・35cの反対側に形成した外向き凹部内
に、それぞれ前記帯電チャージャ12および前記除電チ
ャージャ16を設ける。そうして、感光体11をそれら
チャージャ12・16等とともにユニット化し、感光体
ユニット36として前記装置本体10に対し着脱自在と
する。
【0019】また、図示レーザプリンタでは、感光体ケ
ース35の上板部35aに、左端の従動ローラ32に沿
って長手の通気入口(通気開口)35dを設けるととも
に、図中右端側板部35eに、感光体11の幅方向に並
べて窓を複数あけて通気出口(通気開口)35fを設け
る。さらに、内向き凸部35b・35cには、それぞれ
各凸部35b・35cを図中矢示する通気方向に横断す
る開口(第2の通気開口)35g・35hを設ける。そ
れら開口35g・35hは、それぞれ感光体11の幅方
向に窓を多数あけて形成してなる。
【0020】さて、図示レーザプリンタでは、電源の投
入により駆動ローラ31を駆動して感光体11を回転す
ると、その感光体11の回転によりその回転方向イへの
空気の流れが感光体ケース35内に生じる。そして、通
気入口35dから空気を取り入れる一方、開口35g・
35hを通して通気出口35fから排出する空気の流れ
をつくり、その流れに沿って感光体ケース35内の通気
を行う。そのとき、感光体ケース35内のオゾンも、感
光体ケース35内で滞留することなく、この空気の流れ
に従って通気出口35fから排出される。
【0021】ところで、この発明では、上述のごとくベ
ルト状の感光体11を複数のローラ31〜34に掛けて
張り渡して構成した場合に、たとえば図4に示すよう
に、駆動ローラ31の両端外周に多数の羽根40を設け
る構成としてもよい。
【0022】この図示実施例では、感光体11を回転し
たとき、感光体11とともに回動する羽根40でも空気
の流れをつくり、これにより、感光体11の回転方向イ
に流れる空気の流れを一層強くする。
【0023】また、上記図4に示した実施例では、羽根
40を駆動ローラ31の両端に設けたが、たとえば図5
に示すように、感光体11の両端外面に羽根41を設け
る構成としてもよい。そして、感光体11を回転したと
き、その羽根41で感光体11の回転方向イへより大き
な空気の流れつくる。
【0024】ところで、この発明では、更に、下記のよ
うな構成により、感光体ケース35内の空気をその両側
から排出して通気を行うこともできる。たとえば図6に
示すように、感光体ケース35の両側板部35iの上側
にそれぞれ通気出口35fを設ける。また、上板部35
aの内面には、その中央側からそれぞれ左右両側の通気
出口35fに向け多数のガイドリブ45を設ける。
【0025】この図示実施例では、感光体11を回転し
たとき、その感光体11の回転により生ずる感光体ケー
ス35内の空気の流れを、ガイドリブ45で通気出口3
5fへと導き、その流れに従って通気を行う。そのと
き、感光体ケース35内に侵入したオゾンも、滞留させ
ることなく、この空気の流れに沿って通気出口35fか
ら排出する。
【0026】また、この発明では、図7で示す実施例の
ごとく、感光体ケース35の片側の側板部35iにダク
ト50を設けるとともに、上板部35aの内面にガイド
リブ51をすべて該ダクト50に向けて形成する構成と
してもよい。
【0027】そして、感光体11を回転したとき、感光
体ケース35内の空気の流れをガイドリブ51ですべて
ダクト50へと導き、その流れに沿って通気を行う。そ
のとき、オゾンも感光体ケース35内で滞留させること
なく、この空気の流れに従ってダクト51を通して排出
口50aから排出する。
【0028】なお、以上の図示実施例では、感光体とし
てベルト状のものを用いた場合を示したが、この発明で
は、ドラム状のものを用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】したがつて、この発明によれば、感光体
を回転したとき、その回転により空気の流れをつくって
通気開口を通して感光体ケース内の通気を行い、そのと
き、オゾンを感光体ケース内に滞留させることなく、こ
の空気の流れに沿って排出するから、感光体ケース内に
滞留したオゾンが原因で感光体の表面が劣化して画像品
質が低下することを防止することできる。
【0030】請求項2に記載のものによれば、感光体ケ
ースの内向き凸部に、それを通気方向に横断する第2の
通気開口を設けることから、該内向き凸部が感光体ケー
ス内での通気の妨げとなることを防止することができ
る。
【0031】請求項3および請求項4に記載のものによ
れば、感光体としてベルト状のものを用いた場合、その
ベルト状の感光体の両端やその感光体を掛けるローラの
両端に羽根を設け、該感光体を回転したとき、この羽根
で感光体ケース内につくる空気の流れを一層強くするか
ら、その感光体ケース内でより効果的に通気を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレーザプリンタにおいて、その感光
体ユニットを感光体ケースの上板部および側板部の一部
を破断して示す斜視図である。
【図2】その感光体ユニットを感光体ケースの側板部の
一部を破断して示す斜視図である。
【図3】その感光体ユニットを備えるレーザプリンタの
内部機構を示す全体概略構成図である。
【図4】この発明のレーザプリンタにおいて、感光体の
駆動ローラの両端に羽根を設けた感光体ユニットを、感
光体ケースの側板部の一部を破断して示す斜視図であ
る。
【図5】この発明のレーザプリンタにおいて、感光体の
両端に羽根を設けた感光体ユニットを、感光体ケースの
上板部および側板部の一部を破断して示す斜視図であ
る。
【図6】この発明のレーザプリンタにおいて、ガイドリ
ブで案内して感光体ケースの両側に空気を排出する構成
の感光体ユニットを、感光体ケースの上板部および側板
部の一部を破断して示す斜視図である。
【図7】この発明のレーザプリンタにおいて、ガイドリ
ブで案内して感光体ケースの片側に空気を排出する構成
の感光体ユニットを、感光体ケースの上板部の一部を破
断して示す斜視図である。
【符号の説明】
10 装置本体 11 感光体 31〜34 ローラ 35 感光体ケース 35b・35c 内向き凸部 35d 通気入口(通気開口) 35f 通気出口(通気開口) 35g・35h 開口(第2の通気開口) 40・41 羽根

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ケース内に感光体を収納して装置
    本体内に配置する電子写真記録装置において、前記感光
    体の回転により通気を行う通気開口を、前記感光体ケー
    スに設けてなる、電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体ケースの内向き凸部に、それ
    を通気方向に横断する第2の通気開口を設けてなる、請
    求項1に記載の電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】 前記感光体としてベルト状のものを用
    い、そのベルト状の感光体を複数のローラに掛けて張り
    渡すとともに、そのローラの両端に、空気の流れをつく
    る羽根を設けてなる、請求項1に記載の電子写真記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記感光体の両端に、空気の流れをつく
    る羽根を設けてなる、請求項1に記載の電子写真記録装
    置。
JP4275072A 1992-09-18 1992-09-18 電子写真記録装置 Pending JPH06102804A (ja)

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JP4275072A JPH06102804A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 電子写真記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4275072A JPH06102804A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 電子写真記録装置

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JPH06102804A true JPH06102804A (ja) 1994-04-15

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ID=17550446

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JP4275072A Pending JPH06102804A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 電子写真記録装置

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