JPH0599519A - ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents
ヒートポンプ式空気調和機Info
- Publication number
- JPH0599519A JPH0599519A JP3281924A JP28192491A JPH0599519A JP H0599519 A JPH0599519 A JP H0599519A JP 3281924 A JP3281924 A JP 3281924A JP 28192491 A JP28192491 A JP 28192491A JP H0599519 A JPH0599519 A JP H0599519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- air temperature
- frequency
- surrounding air
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷房運転時及び暖房運転時において外気温が
異常に高い場合の圧縮機の過熱を防止する。 【構成】 外気温度を検出する外気温センサ21を設置す
る。そして、外気温が設定温度以上のときはインバータ
７の周波数を低下し、圧縮機１から吐出される冷媒量を
低減することによって圧縮機１の過熱を防止する。
異常に高い場合の圧縮機の過熱を防止する。 【構成】 外気温度を検出する外気温センサ21を設置す
る。そして、外気温が設定温度以上のときはインバータ
７の周波数を低下し、圧縮機１から吐出される冷媒量を
低減することによって圧縮機１の過熱を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヒートポンプ式空気調和
機に関する。
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヒートポンプ式空気調和機の冷媒
回路の１例が図２に示されている。冷房運転時、圧縮機
１から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、実線矢印で
示すように、四方切換弁２を経て室外熱交換器３に入
り、ここでフアンモータ９で駆動される室外フアン10に
よって送風される外気に放熱することによって凝縮液化
して高圧の液冷媒となる。この液冷媒は膨張弁等の絞り
機構４を流過する過程で絞られることによって断熱膨張
して低温・低圧の気液二相となる。次いで、この冷媒は
室内熱交換器５に入り、ここでフアンモータ11で駆動さ
れる室内フアン12によって送風される室内空気から吸熱
することによって蒸発気化して低温・低圧のガス冷媒と
なり、四方切換弁２、アキュムレ−タ６を経て圧縮機１
に戻る。
回路の１例が図２に示されている。冷房運転時、圧縮機
１から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、実線矢印で
示すように、四方切換弁２を経て室外熱交換器３に入
り、ここでフアンモータ９で駆動される室外フアン10に
よって送風される外気に放熱することによって凝縮液化
して高圧の液冷媒となる。この液冷媒は膨張弁等の絞り
機構４を流過する過程で絞られることによって断熱膨張
して低温・低圧の気液二相となる。次いで、この冷媒は
室内熱交換器５に入り、ここでフアンモータ11で駆動さ
れる室内フアン12によって送風される室内空気から吸熱
することによって蒸発気化して低温・低圧のガス冷媒と
なり、四方切換弁２、アキュムレ−タ６を経て圧縮機１
に戻る。
【０００３】暖房運転時、圧縮機１から吐出された冷媒
は、破線矢印で示すように、四方切換弁２を経て室内熱
交換器５で凝縮液化し、絞り機構４で断熱膨張し、室外
熱交換器３で蒸発気化した後、四方切換弁２、アキュム
レ−タ６を経て圧縮機１に戻る。なお、図２において、
７は圧縮機１の駆動用モータに供給される電流の周波数
を変更するインバータである。
は、破線矢印で示すように、四方切換弁２を経て室内熱
交換器５で凝縮液化し、絞り機構４で断熱膨張し、室外
熱交換器３で蒸発気化した後、四方切換弁２、アキュム
レ−タ６を経て圧縮機１に戻る。なお、図２において、
７は圧縮機１の駆動用モータに供給される電流の周波数
を変更するインバータである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒートポン
プ式空気調和機においては、その暖房運転時、外気温が
異常に高くなると、室外熱交換器３の吸熱量が大きくな
るため、その出口における冷媒の過熱度が増大し、これ
に伴って圧縮機１に吸入される冷媒ガスの温度が上昇す
るので圧縮機１が過熱される。また、室外熱交換器３の
吸熱量が大きくなると、冷媒回路中の高圧が上昇するの
で圧縮機１の吐出圧が高くなり、これに伴って圧縮機１
の負荷が増大するので、これによっても圧縮機１が過熱
される。一方、冷房運転時に外気温が異常に高くなる
と、冷媒の凝縮圧力が高くなり、これに伴って冷媒回路
中の高圧が上昇するため圧縮機１の吐出圧が上昇して圧
縮機１の負荷が増大するので圧縮機１が過熱される。そ
して、圧縮機１が過熱されると、圧縮機１が異常停止し
てしまうという不具があった。
プ式空気調和機においては、その暖房運転時、外気温が
異常に高くなると、室外熱交換器３の吸熱量が大きくな
るため、その出口における冷媒の過熱度が増大し、これ
に伴って圧縮機１に吸入される冷媒ガスの温度が上昇す
るので圧縮機１が過熱される。また、室外熱交換器３の
吸熱量が大きくなると、冷媒回路中の高圧が上昇するの
で圧縮機１の吐出圧が高くなり、これに伴って圧縮機１
の負荷が増大するので、これによっても圧縮機１が過熱
される。一方、冷房運転時に外気温が異常に高くなる
と、冷媒の凝縮圧力が高くなり、これに伴って冷媒回路
中の高圧が上昇するため圧縮機１の吐出圧が上昇して圧
縮機１の負荷が増大するので圧縮機１が過熱される。そ
して、圧縮機１が過熱されると、圧縮機１が異常停止し
てしまうという不具があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、周波数を変更するインバータを介して駆動され
る電動圧縮機を備えたヒートポンプ式空気調和機におい
て、外気温を検出する外気温センサを設置するとともに
外気温が設定温度以上のとき、上記インバータ周波数を
低下させる周波数変更手段を設けたことを特徴とするヒ
ートポンプ式空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、周波数を変更するインバータを介して駆動され
る電動圧縮機を備えたヒートポンプ式空気調和機におい
て、外気温を検出する外気温センサを設置するとともに
外気温が設定温度以上のとき、上記インバータ周波数を
低下させる周波数変更手段を設けたことを特徴とするヒ
ートポンプ式空気調和機にある。
【０００６】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、外気温センサによって検出された外気温が設定温度
以上のとき、インバータ周波数が低下して電動圧縮機の
回転数が低下し、これに伴って電動圧縮機から吐出され
る冷媒量が低減して冷媒回路内を循環する冷媒量が減少
することにより冷媒回路中の高圧が低下する。
め、外気温センサによって検出された外気温が設定温度
以上のとき、インバータ周波数が低下して電動圧縮機の
回転数が低下し、これに伴って電動圧縮機から吐出され
る冷媒量が低減して冷媒回路内を循環する冷媒量が減少
することにより冷媒回路中の高圧が低下する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図１に示す制御ブ
ロック図を参照しながら具体的に説明する。なお、冷媒
回路は図２に示す従来のものと同様である。外気温を検
出する外気温センサ21の検出値は制御装置20の比較手段
22に入力され、ここで温度設定手段23から入力された設
定温度と比較される。そして、外気温が設定温度以上の
とき、比較手段22からの信号を受けて周波数変更手段24
はインバータ周波数を所定値以下に低下させる旨を決定
し、この決定結果は出力手段25を経てインバータ７に出
力され、インバータ７は圧縮機１を駆動するモータに供
給される電流の周波数を低下させる。
ロック図を参照しながら具体的に説明する。なお、冷媒
回路は図２に示す従来のものと同様である。外気温を検
出する外気温センサ21の検出値は制御装置20の比較手段
22に入力され、ここで温度設定手段23から入力された設
定温度と比較される。そして、外気温が設定温度以上の
とき、比較手段22からの信号を受けて周波数変更手段24
はインバータ周波数を所定値以下に低下させる旨を決定
し、この決定結果は出力手段25を経てインバータ７に出
力され、インバータ７は圧縮機１を駆動するモータに供
給される電流の周波数を低下させる。
【０００８】かくして、圧縮機１の回転数が低下し、圧
縮機１から吐出される冷媒量が低減して冷媒回路内を循
環する冷媒量が減少するので、冷媒回路中の高圧が低下
して圧縮機１の負荷が小さくなるため、圧縮機１が過熱
されることはない。
縮機１から吐出される冷媒量が低減して冷媒回路内を循
環する冷媒量が減少するので、冷媒回路中の高圧が低下
して圧縮機１の負荷が小さくなるため、圧縮機１が過熱
されることはない。
【０００９】
【発明の効果】本発明においては、外気温センサによっ
て検出された外気温が設定温度以上のとき、インバータ
周波数が低下して電動圧縮機の回転数が低下し、これに
伴って電動圧縮機から吐出された冷媒量が低減して冷媒
回路内を循環する冷媒量が減少することにより冷媒回路
中の高圧が低下する。かくして、高外気温時においても
圧縮機の異常停止を阻止しうるので空気調和機の運転を
継続することが可能となる。
て検出された外気温が設定温度以上のとき、インバータ
周波数が低下して電動圧縮機の回転数が低下し、これに
伴って電動圧縮機から吐出された冷媒量が低減して冷媒
回路内を循環する冷媒量が減少することにより冷媒回路
中の高圧が低下する。かくして、高外気温時においても
圧縮機の異常停止を阻止しうるので空気調和機の運転を
継続することが可能となる。
【図１】本発明の１実施例を示す制御ブロック図であ
る。
る。
【図２】ヒートポンプ式空気調和機の冷媒回路図であ
る。
る。
１ 圧縮機 ７ インバータ 20 制御装置 21 外気温センサ 23 温度設定手段 22 比較手段 24 周波数変更手段 25 出力手段
Claims (1)
- 【請求項１】 周波数を変更するインバータを介して駆
動される電動圧縮機を備えたヒートポンプ式空気調和機
において、外気温を検出する外気温センサを設置すると
ともに外気温が設定温度以上のとき、上記インバータ周
波数を低下させる周波数変更手段を設けたことを特徴と
するヒートポンプ式空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3281924A JPH0599519A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3281924A JPH0599519A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599519A true JPH0599519A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17645846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3281924A Pending JPH0599519A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0599519A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004354014A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却装置 |
| WO2009028043A1 (ja) | 2007-08-28 | 2009-03-05 | Mitsubishi Electric Corporation | 空気調和装置 |
| JP2012013286A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷凍装置 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3281924A patent/JPH0599519A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004354014A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却装置 |
| WO2009028043A1 (ja) | 2007-08-28 | 2009-03-05 | Mitsubishi Electric Corporation | 空気調和装置 |
| JP5106536B2 (ja) * | 2007-08-28 | 2012-12-26 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JP2012013286A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷凍装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990601 |