JP2891576B2 - ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents
ヒートポンプ式空気調和機Info
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- JP2891576B2 JP2891576B2 JP28192391A JP28192391A JP2891576B2 JP 2891576 B2 JP2891576 B2 JP 2891576B2 JP 28192391 A JP28192391 A JP 28192391A JP 28192391 A JP28192391 A JP 28192391A JP 2891576 B2 JP2891576 B2 JP 2891576B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- outside air
- fan motor
- air conditioner
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヒートポンプ式空気調和
機に関する。
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヒートポンプ式空気調和機の冷媒
回路の１例が図２に示されている。冷房運転時、圧縮機
１から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、実線矢印で
示すように、四方切換弁２を経て室外熱交換器３に入
り、ここでフアンモータ９で駆動される室外フアン10に
よって送風される外気に放熱することによって凝縮液化
して高圧の液冷媒となる。この液冷媒は膨張弁等の絞り
機構４を流過する過程で絞られることによって断熱膨張
して低温・低圧の気液二相となる。次いで、この冷媒は
室内熱交換器５に入り、ここでフアンモータ11で駆動さ
れる室内フアン12によって送風される室内空気から吸熱
することによって蒸発気化して低温・低圧のガス冷媒と
なり、四方切換弁２、アキュムレ−タ６を経て圧縮機１
に戻り、以後上記を繰り返す。
回路の１例が図２に示されている。冷房運転時、圧縮機
１から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、実線矢印で
示すように、四方切換弁２を経て室外熱交換器３に入
り、ここでフアンモータ９で駆動される室外フアン10に
よって送風される外気に放熱することによって凝縮液化
して高圧の液冷媒となる。この液冷媒は膨張弁等の絞り
機構４を流過する過程で絞られることによって断熱膨張
して低温・低圧の気液二相となる。次いで、この冷媒は
室内熱交換器５に入り、ここでフアンモータ11で駆動さ
れる室内フアン12によって送風される室内空気から吸熱
することによって蒸発気化して低温・低圧のガス冷媒と
なり、四方切換弁２、アキュムレ−タ６を経て圧縮機１
に戻り、以後上記を繰り返す。
【０００３】暖房運転時、圧縮機１から吐出された冷媒
は、破線矢印で示すように、四方切換弁２を経て室内熱
交換器５に入り、ここで凝縮液化し、絞り機構４で断熱
膨張し、室外熱交換器３で蒸発気化した後四方切換弁
２、アキュムレ−タ６を経て圧縮機１に戻る。なお、図
２において、７は圧縮機１に供給される電流の周波数を
変更するインバータである。室内熱交換器用フアン12を
駆動するフアンモータ11は図示しない制御装置の変速ス
イッチを切り換えることによって高速・中速・低速の３
段に切り換えうるようになっている。また、室外熱交換
器用フアン10を駆動するフアンモータ９は一定の速度で
回転するようになっている。
は、破線矢印で示すように、四方切換弁２を経て室内熱
交換器５に入り、ここで凝縮液化し、絞り機構４で断熱
膨張し、室外熱交換器３で蒸発気化した後四方切換弁
２、アキュムレ−タ６を経て圧縮機１に戻る。なお、図
２において、７は圧縮機１に供給される電流の周波数を
変更するインバータである。室内熱交換器用フアン12を
駆動するフアンモータ11は図示しない制御装置の変速ス
イッチを切り換えることによって高速・中速・低速の３
段に切り換えうるようになっている。また、室外熱交換
器用フアン10を駆動するフアンモータ９は一定の速度で
回転するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒートポン
プ式空気調和機においては、その暖房運転時、外気温が
異常に高くなると、室外熱交換器３の吸熱量が大きくな
るため、その出口における冷媒の過熱度が増大し、これ
に伴って圧縮機１に吸入される冷媒ガスの温度が上昇す
るので圧縮機１が過熱される。また、室外熱交換器３の
吸熱量が大きくなると、冷媒回路中の高圧が上昇するの
で圧縮機１の吐出圧が高くなり、これに伴って圧縮機１
の負荷が増大するので、これによっても圧縮機１が過熱
される。一方、冷房運転時に外気温が異常に高くなる
と、冷媒の凝縮圧力が高くなり、これに伴って冷媒回路
中の高圧が上昇するため圧縮機１の吐出圧が上昇して、
圧縮機１の負荷が増大するので圧縮機１が過熱される。
そして、圧縮機１が過熱されると、圧縮機１が異常停止
してしまうという不具があった。
プ式空気調和機においては、その暖房運転時、外気温が
異常に高くなると、室外熱交換器３の吸熱量が大きくな
るため、その出口における冷媒の過熱度が増大し、これ
に伴って圧縮機１に吸入される冷媒ガスの温度が上昇す
るので圧縮機１が過熱される。また、室外熱交換器３の
吸熱量が大きくなると、冷媒回路中の高圧が上昇するの
で圧縮機１の吐出圧が高くなり、これに伴って圧縮機１
の負荷が増大するので、これによっても圧縮機１が過熱
される。一方、冷房運転時に外気温が異常に高くなる
と、冷媒の凝縮圧力が高くなり、これに伴って冷媒回路
中の高圧が上昇するため圧縮機１の吐出圧が上昇して、
圧縮機１の負荷が増大するので圧縮機１が過熱される。
そして、圧縮機１が過熱されると、圧縮機１が異常停止
してしまうという不具があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、可変速モータによって駆動される室内熱交換器
用フアン及び室外熱交換器用フアンを備えたヒートポン
プ式空気調和機において、外気温度を検出する外気温セ
ンサを設置するとともに冷房運転時に外気温が第１の設
定温度以上のときは上記室外熱交換器用フアンモータを
増速し、暖房運転時に外気温が第２の設定温度以上のと
きは上記室内熱交換器用フアンモータを増速する制御装
置を設けたことを特徴とするヒートポンプ式空気調和機
にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、可変速モータによって駆動される室内熱交換器
用フアン及び室外熱交換器用フアンを備えたヒートポン
プ式空気調和機において、外気温度を検出する外気温セ
ンサを設置するとともに冷房運転時に外気温が第１の設
定温度以上のときは上記室外熱交換器用フアンモータを
増速し、暖房運転時に外気温が第２の設定温度以上のと
きは上記室内熱交換器用フアンモータを増速する制御装
置を設けたことを特徴とするヒートポンプ式空気調和機
にある。
【０００６】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、冷房運転時に外気温が第１の設定温度以上のときは
室外熱交換器用フアンモータが増速されるので、室外熱
交換器の凝縮能力が増大して凝縮圧力が高くなるのを阻
止する。また、暖房運転時に外気温が第２の設定温度以
上のときは室内熱交換器用フアンモータが増速されるの
で、室内熱交換器の凝縮能力が増大し、凝縮圧力、即
ち、冷媒回路中の高圧を低下させる。
め、冷房運転時に外気温が第１の設定温度以上のときは
室外熱交換器用フアンモータが増速されるので、室外熱
交換器の凝縮能力が増大して凝縮圧力が高くなるのを阻
止する。また、暖房運転時に外気温が第２の設定温度以
上のときは室内熱交換器用フアンモータが増速されるの
で、室内熱交換器の凝縮能力が増大し、凝縮圧力、即
ち、冷媒回路中の高圧を低下させる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図１に示す制御ブ
ロック図を参照しながら具体的に説明する。なお、冷媒
回路は図２に示す従来のものと同様であるが、室内熱交
換器５用フアンモータ11及び室外熱交換器３用フアンモ
ータ９は可変速モータとされている。外気温度を検出す
る外気温センサ21で検出された外気温は制御装置20の比
較手段22に入力され、ここで温度設定手段23から入力さ
れた第１又は第２の設定温度と比較される。比較結果は
フアンモータ速度決定手段24に入力される。このフアン
モータ速度決定手段24には冷房・暖房切換スイッチ25の
出力が入力される。
ロック図を参照しながら具体的に説明する。なお、冷媒
回路は図２に示す従来のものと同様であるが、室内熱交
換器５用フアンモータ11及び室外熱交換器３用フアンモ
ータ９は可変速モータとされている。外気温度を検出す
る外気温センサ21で検出された外気温は制御装置20の比
較手段22に入力され、ここで温度設定手段23から入力さ
れた第１又は第２の設定温度と比較される。比較結果は
フアンモータ速度決定手段24に入力される。このフアン
モータ速度決定手段24には冷房・暖房切換スイッチ25の
出力が入力される。
【０００８】しかして、冷房運転時、外気温が第１の設
定温度以上のときフアンモータ速度決定手段24は室外熱
交換器用フアンモータ９を増速する旨を決定し、この決
定結果は出力手段26を経て室外熱交換器用フアンモータ
９に出力される。暖房運転時、外気温が第２の設定温度
以上のときフアンモータ速度決定手段24は室内熱交換器
用フアンモータ11を増速する旨を決定し、この決定結果
は出力手段27を経て室内熱交換器用フアンモータ11に出
力される。
定温度以上のときフアンモータ速度決定手段24は室外熱
交換器用フアンモータ９を増速する旨を決定し、この決
定結果は出力手段26を経て室外熱交換器用フアンモータ
９に出力される。暖房運転時、外気温が第２の設定温度
以上のときフアンモータ速度決定手段24は室内熱交換器
用フアンモータ11を増速する旨を決定し、この決定結果
は出力手段27を経て室内熱交換器用フアンモータ11に出
力される。
【０００９】
【発明の効果】本発明においては、冷房運転時に外気温
が第１の設定温度以上のときは室外熱交換器用フアンモ
ータが増速されるので、室外熱交換器の凝縮能力が増大
して凝縮圧力が高くなるのを阻止する。また、暖房運転
時に外気温が第２の設定温度以上のときは室内熱交換器
用フアンモータが増速されるので、室内熱交換器の凝縮
能力が増大し、凝縮圧力、即ち、冷媒回路中の高圧を低
下させる。この結果、冷房運転時及び暖房運転時に外気
温が異常に高い場合であっても圧縮機の過熱を防止する
ことができ、かくして、圧縮機の異常停止を防止して空
気調和機の運転を継続することが可能となる。
が第１の設定温度以上のときは室外熱交換器用フアンモ
ータが増速されるので、室外熱交換器の凝縮能力が増大
して凝縮圧力が高くなるのを阻止する。また、暖房運転
時に外気温が第２の設定温度以上のときは室内熱交換器
用フアンモータが増速されるので、室内熱交換器の凝縮
能力が増大し、凝縮圧力、即ち、冷媒回路中の高圧を低
下させる。この結果、冷房運転時及び暖房運転時に外気
温が異常に高い場合であっても圧縮機の過熱を防止する
ことができ、かくして、圧縮機の異常停止を防止して空
気調和機の運転を継続することが可能となる。
【図１】本発明の１実施例を示す制御ブロック図であ
る。
る。
【図２】ヒートポンプ式空気調和機の冷媒回路図であ
る。
る。
11 室内熱交換器用フアンモータ ９ 室外熱交換器用フアンモータ 20 制御装置 21 外気温センサ 23 温度設定手段 22 比較手段 25 冷房・暖房切換スイッチ 24 フアンモータ速度決定手段 26、27 出力手段
Claims (1)
- 【請求項１】 可変速モータによって駆動される室内熱
交換器用フアン及び室外熱交換器用フアンを備えたヒー
トポンプ式空気調和機において、外気温度を検出する外
気温センサを設置するとともに冷房運転時に外気温が第
１の設定温度以上のときは上記室外熱交換器用フアンモ
ータを増速し、暖房運転時に外気温が第２の設定温度以
上のときは上記室内熱交換器用フアンモータを増速する
制御装置を設けたことを特徴とするヒートポンプ式空気
調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28192391A JP2891576B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28192391A JP2891576B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599520A JPH0599520A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2891576B2 true JP2891576B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17645836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28192391A Expired - Lifetime JP2891576B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891576B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP28192391A patent/JP2891576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0599520A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990126 |
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