JPH0594637A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0594637A
JPH0594637A JP3278544A JP27854491A JPH0594637A JP H0594637 A JPH0594637 A JP H0594637A JP 3278544 A JP3278544 A JP 3278544A JP 27854491 A JP27854491 A JP 27854491A JP H0594637 A JPH0594637 A JP H0594637A
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light
optical
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JP3278544A
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Teruo Murakami
照夫 村上
Juko Sugaya
寿鴻 菅谷
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B10/40Geothermal heat-pumps
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録時のスループット時間を長くすることな
く、周囲温度に対して記録時の光出力を最適値に制御で
きる光学的情報記録再生装置を提供することを目的とす
る。 【構成】光ディスク1に対して情報の記録/再生を行う
ための光ビームを発生する半導体レーザ2を所定の温度
検出用電流により駆動した時の光出力から周囲温度を検
出する温度検出回路8を設け、この温度検出結果に従っ
てレーザ記録出力補正回路12で記録出力設定値データ
21を生成し、これに基づいてAPC回路10およびL
Dドライバ11を介して半導体レーザ2の光出力を周囲
温度が高いほど低くなる方向に制御することにより、記
録レーザ出力の温度補償を行うようにした光学的情報記
録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビームにより情報を
記録/再生する光ディスク装置などの光学的情報記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度・大容量のメモリ装置の一つとし
て、光ディスクと呼ばれるディスク状の光学的記録媒体
を用いた光ディスク装置が実用化されている。この光デ
ィスク装置は、例えば直径1ミクロン程度に絞り込んだ
レーザビームを光ディスクに照射し、幅0.6〜1ミク
ロン、長さ1〜2μm程度のピットその他のマークを形
成して情報を記録し、このマークによる反射光または透
過光の変化により記録された情報を再生するものであ
る。
【0003】ここで、ユーザが情報を記録できる光ディ
スクには、ディスクの同じ領域に1回だけ記録ができ、
消去・再記録は不可能な追記形媒体と、記録・再記録が
複数回可能な書換形媒体とがある。追記形媒体では、記
録すべき情報に従って変調されたレーザビームを光ディ
スクに照射してレーザビームのエネルギーで光ディスク
の記録膜を部分的に昇温させ、その部分の記録膜を溶融
させたり不可逆的な屈折率変化を起こさせて情報を記録
する。一方、書換形媒体では同様に情報に従って変調さ
れたレーザビームのエネルギーで記録膜を昇温させ、そ
の部分の磁化方向を外部磁界の方向に反転させたり、可
逆的な屈折率変化を起こさせるなどにより、情報を記録
する。追記形媒体は情報の書換えができないことから証
拠性に優れ、書換形媒体は媒体の経済的かつ有効的利用
の面から優れているなど、一長一短がある。
【0004】このように記録可能な光ディスク装置は、
追記形、書換形のいずれも照射レーザビームの熱エネル
ギーを用いたヒートモードで記録が行われる。このよう
にレーザビームによる熱の発生という単純な原理に基づ
くものであるため、装置の構成が簡単になるという利点
を持つ反面、装置の環境温度や装置自体の発熱による周
囲温度の変化によって、記録特性が影響を受けるという
問題がある。例えばごく単純には、同じレベルパワーを
照射しても、媒体の温度は周囲温度が50℃の時は20
℃の時より30℃だけ高く昇温し、その分だけ媒体には
大きなマークが形成されることになる。これは信号再生
時にジッタとして現れ、結果として誤り率を増加させ
る。
【0005】この周囲温度による記録マークの形状変化
の影響は、記録密度が高くなるほど大きくなることは容
易に推測できる。また、この影響は特に記録情報を記録
マークの中心位置に対応させて記録するマーク位置記録
方式よりも、例えばコンパクトディスク(CD)などで
用いられているマーク長記録方式、つまり情報を記録マ
ークの前後のエッジ位置に対応させて記録する方式で特
に顕著となる。
【0006】このような問題を避けるため、従来では情
報の記録に先立ち光ディスクの特定のテスト領域に特定
の信号を記録し、その再生信号レベルから適切な記録レ
ーザ出力を求めて周囲温度の影響を補償する方法が用い
られていた。テスト領域としては、例えば日本工業規格
としてJIS X 6261「 130mm追記形光ディスクカートリッ
ジ」に記載されているALPC(Automatic Laser Powe
r Control:自動レーザ出力制御)領域などがある。
【0007】しかしながら、このような温度補償方法
は、テスト領域への信号の記録および再生に光ディスク
を少なくとも一回転以上回転させる必要があるため、記
録時のスループット時間が余計にかかるという問題があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光ディスク装置などの光学的情報記録再生装置では、
より高密度記録を達成する上で周囲温度の変化に対して
情報記録時の光出力の補償を行うことが望まれるが、テ
スト領域に特定の信号を記録し、その再生信号レベルか
ら光出力を制御する従来の方法は、温度補償動作のため
に光ディスクを一回転以上回転させる必要があるため、
記録時のスループット時間が長くなるという問題があっ
た。
【0009】従って、本発明は記録時のスループット時
間を長くすることなく、周囲温度に対して記録時の光出
力を最適値に制御できる光学的情報記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は記録媒体に照射する情報の記録/再生のた
めの光ビームを発生する光源またはこれに近接して置か
れた他の発光素子を所定の温度検出用電流により駆動し
た時の光出力から周囲温度を検出するか、あるいは光源
またはこれに近接して置かれた他の発光素子の光出力を
所定の一定値とするために必要な該光源または発光素子
の入力値から周囲温度を検出し、この温度検出結果に従
って光源の光出力を周囲温度が高いほど低くなる方向に
制御するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】このように本発明では温度検出モードにおいて
記録/再生のための光源またはこれに近接して置かれた
他の発光素子の光出力あるいは入力値から周囲温度が検
出され、この温度検出結果により光源の光出力が周囲温
度に対して最適な値に制御される。この制御によって周
囲温度の変化による記録媒体上の記録マークのマーク長
などの形状変化が少なくなり、高密度記録が容易とな
る。
【0012】また、本発明ではテスト領域に記録した信
号の再生信号レベルから光出力を制御して温度補償を行
う方法と異なり、実際に記録/再生を行うことなく周囲
温度の検出が瞬時に行われるので、記録時のスループッ
ト時間が短縮される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る光学的情報
記録再生装置のブロック図である。この装置は、光ディ
スク1に光ビームを照射して情報の記録/再生を行う光
ディスク装置であり、記録/再生用光源としての半導体
レーザ(LD)2、ビームスプリッタ3、記録/再生お
よびフォーカス/トラッキングサーボ用の光学系4、該
LD2からのレベル光のモニタ用の光検出器(PD)5
を光ヘッド部に有する。
【0014】ビームスプリッタ3は、LD2からの出射
光を光学系4へ導く記録/再生用ビームと、光検出器5
へ導くモニタ用ビームの二つのビームに分割するために
設けられている。光検出器5は、アンプ6およびA/D
変換器7と共に温度検出回路8を構成している。
【0015】アンプ9は光検出器5の出力を増幅し、自
動光出力制御(APC)回路10へ供給する。APC回
路10は、アンプ9の出力からLD2の光出力をモニタ
し、この光出力が予め定められた基準値に等しくなるよ
うにLDドライバ11を介してLD2からの光出力を制
御する公知の回路である。この実施例の場合、APC回
路10は記録出力設定値データ21および再生出力設定
値データ22が基準値として与えられ、情報記録時には
信号処理回路14から転送される記録情報に対応して、
記録情報が“1”の時のLD2の光出力は記録出力設定
値データ21で指定される値となり、情報“0”の時の
光出力は再生出力設定値データ22で指定される値とな
るようにLDドライバ11を介してLD2を制御し、ま
た情報再生時には常にLD2の光出力が再生出力設定値
データ22で指定される値となるようにLDドライバ1
1を介してLD2を制御する。
【0016】レーザ記録出力補正回路12は、温度検出
回路8からの出力に従ってAPC回路10に記録出力設
定値データ21を与え、それにより情報記録時のLD2
の光出力を設定する。ドライブコントローラ13は、レ
ーザ記録出力補正回路12の制御を行うと共に、APC
回路10に再生出力設定値データ22とモード切り替え
信号24を与え、さらにLDドライバ11に温度検出電
流設定値データ23とモード切り替え信号24を与え
る。モード切り替え信号24は、APC回路10のオン
/オフや記録/再生モードの切り替えなどを行うための
信号である。信号処理回路14は、LDドライバ11に
供給する記録信号の処理と、光学系4を介して得られる
再生信号の処理を行う回路である。インタフェース15
は、光ディスク装置全体の制御を司るメインコントロー
ラ16と、ドライブコントローラ13および信号処理部
14との間での記録/再生情報の転送や各種コマンドの
受け渡しを行う。
【0017】なお、光ディスク1は本発明の動作を分か
り易くするため、情報を1回だけ記録できる追記形とす
る。また、図1ではフォーカス/トラッキング機構系
や、光ディスク1の半径方向へのアクセス機構系など、
本発明に直接関係ない部分の構成は省略している。
【0018】図2は、半導体レーザの温度特性を示す図
であり、横軸は駆動電流、縦軸は光出力を示している。
一般に、半導体レーザは動作時の周囲温度が高くなるほ
ど、レーザ発振する閾値が高くなり、注入される駆動電
流が同じでも光出力は低くなる。すなわち、Ta,T
b,Tc(Ta>Tb>Tc)なる3点の周囲温度での
出力特性を101,102,103とする時、ある一定
の駆動電流Itに対する光出力は、それぞれP(It,
Ta),P(It,Tb),P(It,Tc)となり、
その大小関係はP(It,Ta)<P(It,Tb)<
P(It,Tc)となる。本実施例では、このような周
囲温度と半導体レーザの光出力との関係を利用して、記
録レーザ出力の温度補償を行う。
【0019】次に、本実施例における温度検出と、それ
に基づく記録レーザ出力の補正(温度補償)および情報
記録動作について述べる。メインコントローラ16から
インタフェース15を通して情報記録コマンドが与えら
れると、まず温度検出を行うためにドライブコントロー
ラ13によりモード切り替え信号24を温度検出モード
とする。この温度検出モードではAPC回路10はオフ
状態となり、LDドライバ11は温度検出電流設定値デ
ータ23で指示される温度検出用電流でLD2を駆動す
る。ここで、この温度検出用電流は例えば図2のItと
する。当然のことながら、この電流ItはLD2の光出
力が光ディスク1にピットなどのマークを形成しない程
度の値であり、かつ少なくともフォーカス制御に十分な
光出力となるような値とする。
【0020】図2に示したように、LD2は注入される
駆動電流と光出力との関係(入出力特性)に温度特性を
持ち、同じ駆動電流でも光出力は温度が高いほど低くな
る。温度検出回路8は、LD2の光出力を光検出器5で
検出し、これをアンプ6およびA/D変換器7を通すこ
とにより、温度データ20を出力する。この温度データ
20は、駆動電流Itが注入されたときのLD2の光出
力P(It,Ta),P(It,Tb),P(It,T
c)に対応するディジタル信号である。レーザ記録出力
補正回路12は、この温度データ20に基づいて、予め
知れているLD2の温度特性から逆に温度を検出し、温
度が高い時はLD2の光出力が小さくなり、温度が低い
時は光出力が大きくなるような記録出力設定値データ2
1をAPC回路10へ出力する。
【0021】これにより、図3に示すように検出した温
度をTa,Tb,Tc(Ta>Tb>Tc)とし、記録
情報に対応して情報が“1”の時に記録レーザ出力、零
のときに再生レーザ出力とすると、温度Taでの記録レ
ーザ出力は温度Tbでの記録レーザ出力よりも低く、温
度Tbでの記録レーザ出力は温度Tcでの記録レーザ出
力よりも低くなるように補正される。
【0022】こうして検出温度に従った記録レーザ出力
の設定が終了すると、次にモード切り替え信号24によ
りLDドライバ11のモードを切り替え、LD2の光出
力がAPC回路10により再生出力設定値データ22で
指定される再生出力となるようにLD2を駆動すると共
に、ドライブコントローラ13で指定される光ディスク
1上の所定の位置、例えば所定のセクタにアクセスを行
う、そして、このアクセスが終了すると、信号処理回路
14から転送される情報信号の“1”,“0”にそれぞ
れ対応して、LD2の光出力がAPC回路10により記
録出力設定値データ21,再生出力設定値データ22で
指定される記録出力値となるようにLD2が駆動され、
光ディスク1に情報が記録される。これにより、周囲温
度による光ディスク1上のマーク形状の変化の少ない良
好な記録が行われる。
【0023】図4は、本発明の他の実施例に係る光ディ
スク装置のブロック図である。図1の実施例と対応する
部分には同一符号を付して、相違点を主に説明する。
【0024】図4においては、光検出器5の出力はアン
プ9を介してAPC回路10に入力される。APC回路
10は記録出力設定値データ31および再生出力設定値
データ32が基準値として与えられ、情報記録時には信
号処理回路14から転送される記録情報に対応して、記
録情報が“1”の時のLD2の光出力は記録出力設定値
データ31で指定される値となり、情報“0”の時の光
出力は再生出力設定値データ32で指定される値となる
ようにLDドライバ11を介してLD2を制御し、また
情報再生時には常にLD2の光出力が再生出力設定値デ
ータ32で指定される値となるようにLDドライバ11
を介してLD2を制御する。モード切り替え信号33
は、図1のモード切り替え信号24と同様に、APC回
路10のオン/オフや記録/再生モードの切り替えなど
を行うための信号である。
【0025】図5は、図2と同様の半導体レーザの温度
特性を示す図であり、横軸は駆動電流、縦軸は光出力を
示している。前述したように、半導体レーザは動作時の
周囲温度が高くなる程レーザ発振する閾値が高くなるの
で、同じ光出力を得るためには注入する駆動電流を増や
さなければならない。図2と同様に、Ta,Tb,Tc
(Ta>Tb>Tc)なる3つの周囲温度での出力特性
を201,202,203とする時、ある一定の光出力
Prを得るのに必要な注入駆動電流はそれぞれIa,I
b,Icとなり、その大小関係はIa>Ib>Icとな
る。本実施例では、このような周囲温度と半導体レーザ
の光出力を所定の一定値にするための注入駆動電流との
関係を利用して、記録レーザ出力の温度補償を行う。
【0026】次に、本実施例における温度検出と、それ
に基づく記録レーザ出力の補正(温度補償)および情報
記録動作について述べる。メインコントローラ16から
インタフェース15を通して情報記録コマンドが与えら
れると、まず温度検出が行われる。通常、非記録状態で
はLD2の光出力はAPC回路10により再生出力設定
値データ32で指定される値となるように制御されてい
る。また何らかの理由でこれらが異なるときは、モード
切り替え信号33でAPC回路10をオンとして、LD
2の光出力が再生出力設定値データ32で指定される値
となるように制御される。
【0027】ここで、本実施例では再生出力設定値デー
タ32が指定する光出力値を例えば図5のPrに設定す
る。図5に示したように、LD2は駆動電流と光出力と
の関係に温度特性を持ち、同じ光出力を得るのに必要な
駆動電流は温度が高いほど大きくなる。APC回路10
から出力される温度データ30は、Prなる光出力を得
るための駆動電流Ia,Ib,Icに対応する信号であ
る。レーザ記録出力補正回路12は、この温度データ3
0に基づいて、予め知れているLD2の温度特性から逆
に温度を検出し、温度が高い時はLD2の光出力が小さ
くなり、温度が低い時は光出力が大きくなるような記録
出力設定値データ31をAPC回路10へ出力する。
【0028】これにより、図6に示すように、検出した
温度をTa,Tb,Tc(Ta>Tb>Tc)とし、記
録情報に対応して情報が“1”の時に記録レーザ出力、
零のときに再生レーザ出力とすると、温度Taでの記録
レーザ出力は温度Tbでの記録レーザ出力よりも低く、
温度Tbでの記録レーザ出力は温度Tcでの記録レーザ
出力よりも低くなるように補正される。
【0029】こうして検出温度に従った記録レーザ出力
の設定が終了すると、次にモード切り替え信号33によ
りLDドライバ11のモードを切り替え、LD2の光出
力がAPC回路10により再生出力設定値データ32で
指定される再生出力となるようにLD2を駆動すると共
に、ドライブコントローラ13で指定される光ディスク
1上の所定の位置、例えば所定のセクタにアクセスを行
う、そして、このアクセスが終了すると、信号処理回路
14から転送される情報信号の“1”,“0”にそれぞ
れ対応して、LD2の光出力がAPC回路10により記
録出力設定値データ31,再生出力設定値データ32で
指定される記録出力値となるようにLD2が駆動され、
光ディスク1に情報が記録される。
【0030】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではなく、次のように種々変形して実施する
ことができる。
【0031】(1)図1および図4の実施例では、温度
検出と記録出力設定値データ21,31の発生のタイミ
ングを所定セクタへのアクセス前としたが、情報記録の
前であればよく、アクセス終了後に温度検出と記録出力
設定値データの発生を行い、その後に情報を記録するよ
うなシーケンスでもよい。
【0032】(2)図1および図4の実施例では、温度
検出と記録出力設定値データ21,31の発生および情
報の記録をメインコントローラ16からの情報記録コマ
ンドの発生に続く一連の動作で実行したが、メインコン
トローラ16からの情報記録または情報再生などのコマ
ンドの実行の合間に、コマンド発生に先立って温度検出
と記録出力設定値データの発生を行ってもよい。その場
合、温度検出と記録出力設定値データの発生は、光ヘッ
ドが最後に到達している位置でなされていてもよいし、
一度光ディスク1上の最内周または最外周の待機位置に
移動してからでもよい。待機位置では必ずしもフォーカ
ス制御の必要はないので、図1の実施例の場合、図2の
電流ItはLD2の光出力が光ディスク1に何らマーク
を形成しないレベルとなる値でよい。
【0033】但し、より正確に温度に対して記録出力値
を補正するために、温度検出と記録出力設定値データ2
1,31の発生後、情報記録までの時間間隔が長くな
り、その間の温度変化が見込めるときは、ドライブコン
トローラ13は温度変化が無視できるような比較的短い
時間で温度検出と記録出力設定値データ21,31の発
生を繰り返すことが望ましい。
【0034】(3)図1および図4の実施例では、記録
レーザ出力のみの温度補償を行ったが、より厳しい光量
制御が要求されるときには、上記と同様の方法で再生レ
ーザ出力についても容易に温度補償を行うことができ
る。
【0035】(4)図1および図4の実施例では、情報
の記録/再生と温度検出のためのレーザビームに同一の
ビーム(例えばLD2の前端面からの出射ビーム、いわ
ゆるフロント光)を用いたが、情報の記録/再生にはフ
ロント光、温度検出には後端面からの出射ビーム(リア
光)をそれぞれ用いてもよい。
【0036】(5)図1の実施例では、温度検出回路8
用のアンプ6とAPC回路10用のアンプ9を別々に設
けたが、1個のアンプを共用することも可能である。
【0037】(6)図4の実施例では、温度検出時のL
D2の光出力を信号再生時の出力と同じ値にしたが、温
度検出用に新たな値を設定してもよい。このときのLD
2の光出力は、図1の実施例で述べたと同様の値に設定
されることが望ましい。
【0038】(7)図1および図4の実施例では、LD
2を温度検出用に兼用したが、他の発行素子を温度検出
用として設けてもよい。その他、本発明は要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、情報の記録/再生のた
めの光ビームを発生する光源またはこれに近接して置か
れた他の発光素子の温度特性を利用して周囲温度を検出
し、その温度検出結果に従って光源の光出力を周囲温度
が高いほど低くなる方向に制御して温度補償を行うこと
により、周囲温度の変化による記録媒体上の記録マーク
形状(特にマーク長)の変動が減少し、高密度記録が容
易となる。
【0040】さらに、本発明によれば実際に記録/再生
を行うことなく、速やかに温度補償動作を行うことがで
きるので、記録時のスループット時間が短くなり、記録
再生装置としての性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ディスク装置のブロ
ック図
【図2】同実施例の動作を説明するための半導体レーザ
の温度特性を示す図
【図3】同実施例における温度補償後の記録レーザ出力
の様子を示す図
【図4】本発明の他の実施例に係る光ディスク装置のブ
ロック図
【図5】同実施例の動作を説明するための半導体レーザ
の温度特性を示す図
【図6】同実施例における温度補償後の記録レーザ出力
の様子を示す図
【符号の説明】
1…光ディスク 2…半導体レーザ 3…ビームスプリッタ 4…光学系 5…光検出器 6…アンプ 7…A/D変換器 8…温度検出回路 9…アンプ 10…APC回路 11…LDドライバ 12…レーザ記録
出力補正回路 13…ドライブコントローラ 14…信号処理回
路 15…インタフェース 16…メインコン
トローラ 20…温度データ 21…記録出力設
定値データ 22…再生出力設定値データ 23…温度検出用
電流設定値データ 24…モード切り替え信号 30…温度データ 31…記録出力設定値データ 32…再生出力設
定値データ 33…モード切り替え信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光ビームを記録媒体に照射して
    情報の記録/再生を行う光学的情報記録再生装置におい
    て、 前記光源またはこれに近接して置かれた他の発光素子を
    所定の温度検出用電流により駆動した時の光出力から周
    囲温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段の検出結果に従って前記光源の光出力
    を周囲温度が高いほど低くなる方向に制御する制御手段
    とを具備することを特徴とする光学的情報記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】光源からの光ビームを記録媒体に照射して
    情報の記録/再生を行う光学的情報記録再生装置におい
    て、 前記光源またはこれに近接して置かれた他の発光素子の
    光出力を所定の一定値とするために必要な該光源または
    発光素子の入力値から周囲温度を検出する温度検出手段
    と、 この温度検出手段の検出結果に従って前記光源の光出力
    を周囲温度が高いほど低くなる方向に制御する制御手段
    とを具備することを特徴とする光学的情報記録再生装
    置。
JP3278544A 1991-09-30 1991-09-30 光学的情報記録再生装置 Pending JPH0594637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006201751A (ja) * 2004-12-21 2006-08-03 Seiko Epson Corp 発光装置、画像形成装置、表示装置、及び発光素子の駆動方法

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JP2006201751A (ja) * 2004-12-21 2006-08-03 Seiko Epson Corp 発光装置、画像形成装置、表示装置、及び発光素子の駆動方法

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