JP2780446B2 - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JP2780446B2
JP2780446B2 JP2149251A JP14925190A JP2780446B2 JP 2780446 B2 JP2780446 B2 JP 2780446B2 JP 2149251 A JP2149251 A JP 2149251A JP 14925190 A JP14925190 A JP 14925190A JP 2780446 B2 JP2780446 B2 JP 2780446B2
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伸行 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、放電加工装置により被加工物を加工する
際に、任意形状の多数個取り加工が簡単にでき、かつ加
工の進行状態が表示装置上で簡単に確認できる放電加工
装置に関するものである。
[従来の技術] 図6は従来の放電加工装置の構成を示すブロック図で
ある。図6には、従来の放電加工装置により被加工物を
加工する際に、NC(数値制御)データの作成から被加工
物を加工するまでの処理を実行する概略構成が示されて
いる。図において、1はNCデータ作成装置、2はNCデー
タ入出力装置、3はNCデータを格納しておくメモリであ
るNCテープ保存装置、4は格納したNCデータを読み出し
て解析するNCテープ解析装置、5は入力されたNCデータ
の修正が必要な時に修正追加するNCテープ編集装置、6
はNCデータ内の移動又は加工命令を数値演算する装置、
すなわち作成された移動ベクトル,電気条件をもとに加
工スピードを加味した軸補間データを作成する軸補間デ
ータ作成装置、7は解析した結果から電気条件命令のみ
を取り出して電気条件を解析,発生する加工用電気条件
発生装置、8は微小線分で与えられたデータと電気条件
により電極と被加工物の間に放電を発生させ、極間電圧
を察知しながら加工を行うサーボ加工装置、9は加工形
状のグラフィック表示及び軸データ等の表示を行う制御
装置内に設けられたCRT(陰極線管)等の表示装置であ
る。
次に上記従来の放電加工装置の動作について説明す
る。NCデータ作成装置1によりNCデータを作成し、この
NCデータによる図形を確認するために制御装置内の表示
装置9で図形のグラフィック描画を行い図形の確認す
る。図形の確認後に、作成されたNCデータはNCデータ入
出力装置2によりNCテープ保存装置3に一旦保存され
る。被加工物を加工する際に、NCデータを呼び出し加工
をスタートすると、NCデータを読み出して解析するNCテ
ープ解析装置4により1ブロックずつNCプログラムを読
み出し、移動命令,電気条件等を分離する。
移動命令の場合は移動命令の数値演算を行い、電気条
件の場合は加工用電気条件発生装置7に命令を渡し、そ
の中で電気条件命令を解析して該当する電気条件を抽出
して電源(図示しない)のノッチの変更を行う。次に、
作成された移動ベクトル,電気条件をもとに加工スピー
ドを加味した軸補間データを作成する軸補間データ作成
装置6により、軸を移動させるモータ(図示しない)を
駆動するサーボ加工装置8により被加工物に対しサーボ
加工を行う。同時に、制御装置内の表示装置9上に加工
形状のグラフィック描画を行い、この時点で機械の加工
テーブルストロークのチェック等を行い、適正な加工が
行われない場合には、再度NCプログラムを作成したり修
正したりして被加工物に対する加工を行うようにしてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来の放電加工装置は以上のように構成されているの
で、NCデータ作成装置1により作成されたNCデータによ
る図形を確認する際に、その図形が簡単な形状である場
合にも、NCデータ作成装置1によってNCプログラムを作
成し、その作成したNCプログラムを制御装置内の表示装
置9によるグラフィック機能を用いて再チェックを行っ
た後に被加工物に対して加工を行わなければならず、そ
のために、任意形状の多数個取り加工においては最終加
工用のNCプログラムを作成するのに非常に手間がかか
り、簡単には得られないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、被加工物に対する加工が任意形状の多数個
取り加工の場合に、オペレータが多数個取り関連のEIA
によるNCプログラムを作成することなく適切な加工がで
き、さらに、加工の進行状態までも表示し確認できる放
電加工装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る放電加工装置は、任意の加工形状要素
を複数設定する加工形状要素設定部と、この加工形状要
素設定部で設定された複数の任意の加工形状要素の各加
工位置並びに加工順序を設定する形状加工方法設定部
と、上記形状加工方法設定部で設定されたデータに基づ
いて多数個取り加工経路データを作成する加工経路デー
タ作成部と、上記加工経路データ作成部で作成された多
数個取り加工経路を表示する表示部とを備え、上記表示
部は、多数個取り加工における少なくとも加工完了の位
置、加工中の位置を識別して表示するものである。
[作用] この発明における放電加工装置は、被加工物に対する
任意形状の多数個取り加工の場合に、オペレータが多数
個取り関連のEIMによるNCプログラムの作成を必要とせ
ず、NCプログラムの作成ミス等の人為的ミスがなくな
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図
1はこの発明の実施例である放電加工装置の構成を示す
ブロック図である。図において、7は電気条件を発生す
る加工用電気条件発生装置、10は形状要素を設定する形
状要素設定装置、11は形状要素設定装置10にて設定され
た形状要素の各加工位置、この各形状要素の加工順序を
設定する形状加工方法設定装置、12は形状要素設定装置
10よりの形状要素データと、形状加工方法設定装置11よ
りの加工方法データと、加工用電気条件発生装置7から
の電気条件を加味して加工経路データを作成する加工経
路作成装置、40は形状要素設定装置10、形状加工方法設
定装置11、加工経路作成装置12とから成る形状作成加工
用自動プログラミング装置である。
また、6は加工経路作成装置12より計算された軸デー
タをもとに軸移動用のパルスデータを作成する軸補間デ
ータ作成装置、8は電極と被加工物の間に放電を発生さ
せ、軸補間データ作成装置6からの軸移動用のパルスデ
ータにより加工を行うサーボ加工装置、9は形状作成加
工用自動プログラミング装置40よりの出力を表示し、及
び軸補間データ作成装置6よりの出力結果を表示する制
御装置内に設けられたCRT(陰極線管)等の表示装置で
ある。
図2は図1の放電加工装置における形状要素設定装置
の構成を示すブロック図である。図において、10は形状
要素設定装置、13,14,15は形状要素の基本形状を示して
おり、13は形状(1)の真円,14は形状(2)の四辺形,
15は形状(3)の楕円の各形状を示している。16は真円
13の半径,17,18は四辺形14の各辺の長さ、19,20は楕円1
5の短径,長径である。21は形状要素設定部、22は基本
形状の形状要素選択部、23は真円13の半径16,四辺形14
の各辺の長さ17及び18,楕円15の短径及び長径19,20まで
の各データの登録メモリである。
図3は図1の放電加工装置における形状加工方法設定
装置の構成を示すブロック図である。図において、10は
形状要素設定装置、11は形状加工方法設定装置、24,25
は各形状間の送りピッチを設定するX軸方向ピッチ設定
部,Y軸方向ピッチ設定部、29はピッチ移動経路選択部で
あり、このピッチ移動経路選択部29により加工に際して
3通りのピッチ移動経路26,27,28が選択できるようにし
てある。30は自動拡大の指定に対して有効,無効を設定
するためのスイッチ、31は荒,中,仕上げ等の削り状態
を表わす加工面の状態を選択する加工面精度選択部であ
る。
図4は図1の放電加工装置における表示装置により表
示される画面である形状作成加工用自動プログラミング
装置のデータ入力画面を示す図、図5は図1の放電加工
装置における加工経路作成装置の処理シーケンスを示す
図である。
次に、上記この発明の実施例である放電加工装置の動
作について説明する。
まず、図2に示す形状要素設定装置10における形状要
素選択部22,形状要素設定部21により3種類の基本形状
の図形要素を設定すると共に、実際に加工したい加工形
状の選択を行う。ここで、設定された図形の図形データ
は、NC内に設けられた各形状用エリアもしくは変数エリ
アを有する登録メモリ23に登録される。次に図3に示す
形状加工方法設定装置11において、図2に示す形状要素
設定装置10により登録した図形を用いてどのように加工
するかを決める。
この時、多数個に加工したい時には、X軸方向のピッ
チ,Y軸方向のピッチを指定し、さらにどのような手順で
加工するのかを、ピッチ移動経路選択部29により3種類
のピッチ移動経路26,27,28の中から1つを選択する。次
に、上記した加工が非常に小さな加工の場合は、自動拡
大の指定の有無を設定するスイッチ30によって自動拡大
するかどうかを指定する。またこの時、加工面の粗さ
(精度)をどの程度にしたらよいかを加工面精度選択部
31で指定する。
上記のような処理によって図形の基本要素,加工手順
の登録後に、図4に示す加工経路作成装置12による処理
シーケンスにて加工を行う。ここではまず、形状選択N
o.(ナンバー)を入力し、該当No.によって形状要素の
登録メモリ23より該当の形状要素を抽出し、単品での形
状加工用NCプログラムを作成して登録する。次に、加工
方法の登録メモリ29より加工方法のデータ,機械の現在
位置データ,機械固有の加工テーブルストローク等を読
み出し、加工経路のマトリックス表を作成し、また、図
4に示す表示用データである<マトリックスモニタ>,
<加工範囲>の各データを作成する。<マトリックスモ
ニタ>の計算は、X軸方向,Y軸方向のピッチデータ,ピ
ッチ個数,形状の大きさ等により表示エリアいっぱいと
なるように自動スケールされてウラフィック描画され
る。これにより、どこを加工するのかが明らかとなる。
次に、加工方法の登録メモリ29内の経路手順によりどの
順番に加工をしたらよいのかを決めるグラフィック描画
がなされる。最後に、これらの加工について自動拡大に
よる加工を行うかどうかのデータを登録メモリ30より読
み出し、自動拡大の指定がある場合に、形状要素により
作成された形状加工用NCプログラムのオフセット値を変
化させて、自動拡大が可能になるように電極の径寸法と
形状の最終寸法から加工回数及び加工条件を算出し、最
終加工時の加工面の粗さを保証する加工条件を算出す
る。
なお、上記実施例では、形状作成加工用自動プログラ
ミング装置を制御装置内部に搭載した場合について示し
ているが、必ずしも制御装置内部に持つ必要はなく、外
部に持って機械の固有データを通信回線により取り込ん
で実現しても良い。
また、上記実施例では、形状要素の基本形状として簡
単な形状の3種類を示しているが、規定の3種類以外の
形状、例えば多角形などでも良い。また、簡単な形状以
外の通常の形状加工用NCプログラムを用いた場合に、形
状の定義をせずに形状加工用NCプログラムのラベルNo.
を指定しても良く、これにより、同一形状の多数個取り
加工を簡単に、かつ迅速に加工することができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明の放電加工装置によれば、任
意の加工形状要素を複数設定する加工形状要素設定部
と、この加工形状要素設定部で設定された複数の任意の
加工形状要素の各加工位置並びに加工順序を設定する形
状加工方法設定部と、上記形状加工方法設定部で設定さ
れたデータに基づいて多数個取り加工経路データを作成
する加工経路データ作成部と、上記加工経路データ作成
部で作成された多数個取り加工経路を表示する表示部と
を備え、上記表示部は、多数個取り加工における少なく
とも加工完了の位置、加工中の位置を識別して表示する
ようにしたので、被加工物に対する加工が任意形状の多
数個取り加工の場合に、オペレータが多数個取り関連の
EIAによるNCプログラムを作成することなく適切な加工
ができ、さらに、加工の進行状態までも表示し確認でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施例である放電加工装置の構成を示
すブロック図、図2は図1の放電加工装置における形状
要素設定装置の構成を示すブロック図、図3は図1の放
電加工装置における形状加工方法設定装置の構成を示す
ブロック図、図4は図1の放電加工装置における表示装
置により表示される画面である形状作成加工用自動プロ
グラミング装置のデータ入力画面を示す図、図5は図1
の放電加工装置における加工経路作成装置の処理シーケ
ンスを示す図、図6は従来の放電加工装置の構成を示す
ブロック図である。 図において、1……NCデータ作成装置、2……NCデータ
入出力装置、3……NCテープ保存装置、4……NCテープ
解析装置、5……NCテープ編集装置、6……軸補間デー
タ作成装置、7……加工用電気条件発生装置、8……サ
ーボ加工装置、9……表示装置、10……形状要素設定装
置、11……形状加工方法設定装置、12……加工経路作成
装置、13……真円、14……四辺形、15……楕円、16……
真円13の半径、17,18……四辺形14の各辺の長さ、19,20
……楕円15の短径,長径、21……形状要素設定部、22…
…形状要素選択部、23……登録メモリ、24……X軸方向
ピッチ設定部、25……Y軸方向ピッチ設定部、26,27,28
……ピッチ移動経路、29……ピッチ移動経路選択部、30
……スイッチ、31……加工面精度選択部、40……形状作
成加工用自動プログラミング装置である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05B 19/4093

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極と被加工物との間で放電を発生させ、
    被加工物の加工を行う放電加工装置において、任意の加
    工形状要素を複数設定する加工形状要素設定部と、この
    加工形状要素設定部で設定された複数の任意の加工形状
    要素の各加工位置並びに加工順序を設定する形状加工方
    法設定部と、上記形状加工方法設定部で設定されたデー
    タに基づいて多数個取り加工経路データを作成する加工
    経路データ作成部と、上記加工経路データ作成部で作成
    された多数個取り加工経路を表示する表示部とを備え、
    上記表示部は、多数個取り加工における少なくとも加工
    完了の位置、加工中の位置を識別して表示するものであ
    ることを特徴とする放電加工装置。
JP2149251A 1990-06-07 1990-06-07 放電加工装置 Expired - Lifetime JP2780446B2 (ja)

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JPH0441157A JPH0441157A (ja) 1992-02-12
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JP3824719B2 (ja) * 1996-10-04 2006-09-20 株式会社ソディック ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法

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JPS625309U (ja) * 1985-06-26 1987-01-13

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