JPH0590796A - ワーク実装機 - Google Patents

ワーク実装機

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JPH0590796A
JPH0590796A JP3248067A JP24806791A JPH0590796A JP H0590796 A JPH0590796 A JP H0590796A JP 3248067 A JP3248067 A JP 3248067A JP 24806791 A JP24806791 A JP 24806791A JP H0590796 A JPH0590796 A JP H0590796A
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JP
Japan
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work
head
shaft
drum
suction nozzle
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JP3248067A
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Yutaka Okumoto
裕 奥本
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板を移動させることなく、このプ
リント基板上の任意の位置にワークを実装可能とするワ
ーク実装機を提供することにある。 【構成】 ワーク実装機は、ワーク台2と、ワーク台の
上方を回転駆動されるヘッドドラム28と、ヘッドドラ
ム28の外周から突出するようにして設けられ、吸着ノ
ズル78を有したワークヘッド70と、このワークヘッ
ド70をヘッドドラムの28の径方向に移動可能に支持
するキャリア151と、ヘッドドラム28の回転中、ワ
ークヘッド70を旋回させると同時に、その旋回速度を
制御するモータ200,400とを備えて構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークとしてICチ
ップ等の電子部品をプリント基板に実装するためのワー
ク実装機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワーク実装機には、いわゆる連
続回転式ワーク実装機と称されるものが既に開発されつ
つあり、この連続回転式のものは、ワークの供給セクシ
ョン及び実装セクションを有したワーク台と、このワー
ク台の上方にて、連続して回転駆動されるヘッドドラム
と、このヘッドドラムに、その外周から突出するように
して設けられた多数のワークヘッドと、各ワークヘッド
の外周面からワーク台に向かって突出された吸着体例え
ば吸着ノズルとから構成されている。
【0003】ここで、ワークヘッドは、ヘッドドラムの
回転中、ヘッドドラムの径方向に延びる旋回軸を中心と
して旋回可能であるが、この際、ワークヘッドは、ワー
ク台に対する旋回姿勢を常時一定として、つまり、その
吸着ノズルが常時ワーク台に対向した姿勢で旋回される
ようになっている。上述したワーク実装機によれば、ヘ
ッドドラムの回転とともにワークヘッドが旋回運動する
ことで、その吸着ノズルにワーク台に対しての上下運動
を与えることができ、一方、ヘッドドラムの周速に対し
てワークヘッドの旋回速度を適切に設定すれば、ワーク
ヘッドの吸着ノズルが供給セクション及び実装セクショ
ンに最も近接したときに、これらのセクションに対する
吸着ノズルの相対速度をほぼ零にすることも可能とな
る。従って、ヘッドドラムが連続して回転駆動されてい
ても、ワークヘッドの吸着ノズルに対し、そのサクショ
ン圧の供給及びその解除のタイミングを適切に制御する
ことで、吸着ノズルにより供給セクション上のワークを
確実に吸着できるばかりでなく、また、実装セクション
にて例えばプリント基板上にワークを確実に実装するこ
とも可能となる。この結果、このようなワーク実装機に
よれば、プリント基板に対するワークの実装を連続的に
実施でき、その実装効率を大幅に向上できることなる。
【0004】
【発明が解決しようする課題】ところで、上述したワー
ク実装機にあっては、更に、ワークヘッドの旋回速度を
可変制御すれば、その吸着ノズルに於ける前記上下運動
の周期を任意に可変できることから、実装セクションの
プリント基板上でのワークの実装位置をヘッドドラムの
周方向に可変できるが、しかしながら、プリント基板上
でのワークの実装位置をヘッドドラムの径方向に可変す
ることはできない。
【0005】このため、プリント基板の全面にワークを
実装しようとする場合には、プリント基板を例えばXY
テーブル上に配置しておき、このXYテーブルにより、
プリント基板をヘッドドラムの周方向及び径方向に移動
させて、プリント基板上でのワークの実装位置を決定す
るようにしている。しかしながら、上述したXYテーブ
ルを使用すると、ワークの実装効率がXYテーブル側で
のプリント基板の位置決め速度によって制約されてしま
い、ワークヘッド側の本来の実装効率を十分に発揮でき
ない不具合がある。
【0006】この発明は、上述した事情に基づきなされ
たもので、その目的とするところは、XYテーブルを使
用することなく、ワークの実装セクションにて、所定の
面内の任意の位置にワークの実装を可能としたワーク実
装機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のワーク実装機
は、ワークの供給セクション及び実装セクションを夫々
有したワーク台と、ワーク台に対し離間対向して配置さ
れ、ワーク台と平行な面内で回転駆動されるヘッドドラ
ムと、ヘッドドラムの外周から突出するようにして設け
られ、ヘッドドラムの径方向に延びる旋回軸を中心とし
且つワーク台に対する旋回姿勢を一定として旋回可能な
ワークヘッドと、このワークヘッド外周面からワーク台
に向けて突出し、ワークを吸着可能な吸着体と、ワーク
ヘッドをヘッドドラムの径方向に移動させる移動手段
と、ヘッドドラムの回転中、ワークヘッドの旋回速度を
制御し、供給セクションにて吸着体にてワークの吸着
し、この後、実装セクションにて吸着体のワークを実装
する旋回制御手段とを備えて構成されている。
【0008】
【作用】上述したワーク実装機によれば、ヘッドドラム
の径方向でみて、実装セクション上に設定された基準位
置とワークの実装位置との間の距離に応じ、ワークヘッ
ドが移動手段により移動されて、その吸着体の位置がヘ
ッドドラムの径方向に変位される。そして、この変位量
及びヘッドドラムの周方向でみた基準位置と実装位置と
の間の距離に基づき、ワークヘッドの旋回速度が旋回制
御手段により制御されることで、ワークヘッドの吸着体
に吸着されているワークが実装位置にて実装されること
になり、これにより、ワークは、実装セクションでの所
定の面内の任意の位置に実装される。
【0009】
【実施例】図1及び図2を参照すると、ワーク実装機の
側面図及び平面図が概略的に示されている。このワーク
実装機は、大きく分けて、リング形状をなしたワーク台
2と、このワーク台2の中央且つ上方に配置され、水平
面内で回転可能な回転ドラム装置4からなっている。
【0010】ワーク台2には、多数のワークフィーダ6
が放射状にして配置されており、これらワークフィーダ
6は、ワーク、例えば、ICチップ、抵抗、コンデンサ
等の各種の電子部品をワーク台2上の所定位置に連続し
て供給可能となっている。ワークフィーダ6は、ワーク
台2の周方向に所定の間隔を存して配置されており、ワ
ークフィーダ6の各々が供給セクションとなっている。
なお、図2には、2つのワークフィーダ6、つまり、2
個所の供給セクションしか示されていない。
【0011】一方、図2から明かなように、ワーク台2
の一部は切欠かれており、この切欠部位に、実装セクシ
ョンが設けられている。具体的には、実装セクション
は、XYテーブル装置8からなっており、このXYテー
ブル装置8は、可動テーブル10を備えている。この可
動テーブル10は、一方の電動モータ12によって、図
中X方向に移動可能であるとともに、他方の電動モータ
14によってX方向に対して直交するY方向に移動可能
となっている。
【0012】可動テーブル10自体は、無端状のコンベ
アベルトから構成されており、このコンベアベルトは、
電動モータ16により図中A方向に往復的に走行可能と
なっている。なお、この第1実施例の場合、A方向とY
方向とは一致されている。A方向でみた可動テーブル1
0の両側、即ち、そのコンベアベルトの走行方向でみた
前方及び後方には、可動テーブル10に近接して、搬入
コンベア装置18及び搬出コンベア装置20が夫々配置
されている。これら搬入コンベア装置18及び搬出コン
ベア装置20もまた、可動テーブル10の場合と同様
に、無端状のコンベアベルトから構成されており、搬入
及び搬出コンベア装置18,20は、前述したワークが
実装されるプリント基板Bを搬送可能となっている。
【0013】搬入及び搬出コンベア装置18,20のコ
ンベアベルトと前述した可動テーブル10のコンベアベ
ルトとは、一列に整合するようにして延びており、ま
た、搬入及び搬出コンベア装置18,20のコンベアベ
ルトは、夫々の電動モータ22,24によって前述した
A方向に夫々走行可能となっている。従って、可動テー
ブル10と搬入コンベア装置のコンベアベルトとが互い
に連なるように、可動テーブル10を大きくY方向に移
動させ、そして、搬入コンベア装置及び可動テーブルの
各コンベアベルトを同じくA方向に走行させれば、搬入
コンベア装置18上に待機しているプリント基板Bを可
動テーブル10上に供給することかできる。
【0014】逆に、可動テーブル10及び搬出コンベア
装置20のコンベアベルトを互いに連なるように、可動
テーブル10を大きくY方向に移動させ、これらのコン
ベアベルトを同じくA方向に移動させれば、可動テーブ
ル10上のワーク実装済みのプリント基板Bを搬出コン
ベア装置20に排出することができる。なお、ワークフ
ィーダ6によりワーク台2上に供給されるワークのレベ
ル位置と、前述した可動テーブル10上のプリント基板
Bのレベル位置とはほぼ同一となっており、また、図2
中、ワークフィーダ6の設置可能領域はZで示されてい
る。
【0015】前述した回転ドラム装置4は、図1に示さ
れているように、上部ドラム26とヘッドドラム28と
を備えており、ヘッドドラム28は、ドラム基台30に
対しドラム軸32を介して回転自在に支持されている。
ドラム基台30は、ワーク台2内の中央に配置されてい
る。一方、上部ドラム26は、ワーク実装機の全体を外
側から囲むフレーム34から回転自在にして吊持されて
おり、上部ドラム26とヘッドドラム28は、複数個の
駆動力伝達具36を介して相互に連結されている。
【0016】ドラム軸32の下端には、減速機を介して
駆動モータ40が連結されており、この駆動モータ40
は、ドラム基台30に支持されている。従って、駆動モ
ータ40が回転駆動されると、ドラム軸32を介してヘ
ッドドラム28が図2中C方向に回転され、そして、こ
のヘッドドラム28から駆動力伝達具36を介して上部
ドラム26に駆動力が伝達されることで、この上部ドラ
ム26もまたヘッドドラム28に同期して一体的に回転
されることになる。
【0017】ヘッドドラム28の外周部には、周方向に
等間隔を存して多数のヘッドユニット68が設けられて
いる。これらヘッドユニット68は、図1及び図2には
概略的にしか示されていないが、そのヘッドドラム28
に対する取付位置及びその構造は同一となっている。そ
れ故、以下には、1つのヘッドユニット68に着目して
説明する。
【0018】ヘッドユニット68の具体的な配置及び構
造は、図3及び図4に夫々詳図されているが、ここで
は、先ず図4を参照して、その構造を説明する。ヘッド
ユニット68は、円形のワークヘッド70を備えてお
り、このワークヘッド70は、その軸線がヘッドドラム
28の放射方向に延びるヘッドハウジング72を有して
いる。このヘッドハウジング72に於いて、ヘッドドラ
ム28の径方向でみて外側に位置する一端面は開口さ
れ、そして、この開口はカバー74によって閉塞されて
いる。
【0019】ヘッドハウジング72の周壁には、4個の
ノズルホルダ76がその軸線回りに回転自在に取り付け
られており、これらノズルホルダ76は、ヘッドハウジ
ング72の周方向に等間隔を存して配置され、且つ、ヘ
ッドハウジング72の周壁を貫通して延びている。従っ
て、ノズルホルダ76は、ヘッドハウジング72の周壁
から放射状に突出されたものとなっている。
【0020】各ノズルホルダ76には、吸着ノズル78
が貫通するようにして取り付けられている。ノズルホル
ダ76内に於ける吸着ノズル78の部位には、軸方向溝
80が形成されており、一方、ノズルホルダ76には、
吸着ノズル78の軸方向溝80を通じてストッパボルト
82が螺挿されている。従って、吸着ノズル78とノズ
ルホルダ76とは、ストッパボルト82により、その軸
線回りに関しては一体に回転可能であるが、しかしなが
ら、吸着ノズル78は、軸方向溝80の長さ分だけ、ノ
ズルホルダ76に対して軸方向に移動可能となってい
る。
【0021】各吸着ノズル78の先端の吸着口(図示し
ない)の大きさは、種々のワークの大きさに応じ互いに
異なったものとなっている。ヘッドハウジング72内の
中央部には、ガイドブロック84が配置されており、こ
のガイドブロック84の周面には、各吸着ノズル78に
対応してガイド孔86が放射状に形成されている。従っ
て、そのノズルホルダ76から突出した吸着ノズル78
の内端は、ガイドブロック84の対応するガイド孔86
に摺動自在にして嵌合されている。更に、ガイドブロッ
ク84内の中央には、各ガイド孔86の内端を閉塞する
ようなボール88が収容されており、各ガイド孔96内
の吸着ノズル78の内端とボール88との間には、コイ
ルばね90が夫々収容されている。コイルばね90は、
対応する吸着ノズル78をワークヘッド70の径方向外
側、つまり、ワークヘッド70から突出する方向に常時
付勢している。
【0022】更に、ワークヘッド70は、旋回機構及び
その回転姿勢つまりワーク台2に対する吸着ノズル78
の姿勢を維持する姿勢制御機構を介して、ヘッドドラム
28側に連結されており、以下には、これら旋回機構及
び姿勢制御機構について説明する。ワークヘッド70か
らは、ヘッドドラム28側に向かい同軸にして第1軸9
2が延びており、この第1軸92の一端は、ワークヘッ
ド70のヘッドハウジング72を回転自在に貫通して、
ワークヘッド70内に位置付けられている。第1軸92
の一端には、ベベルギヤからなるサイドギヤ94が取り
付けられており、このサイドギヤ94は、前述した各ノ
ズルホルダ76の内端のピニオン96に夫々噛合されて
いる。一方、第1軸92の他端には、歯付きプーリから
なるノズル駆動プーリ98が取り付けられている。従っ
て、ノズル駆動プーリ98に外部からの回転力が伝達さ
れて、第1軸92が回転されると、この第1軸92の回
転は、サイドギヤ94及びピニオン96を介して各ノズ
ルホルダ76に伝達され、これにより、各ノズルホルダ
76即ちその吸着ノズル78もまた、その軸線回りに回
転されることになる。
【0023】第1軸92の外側には、一対の軸受を介し
て中空の第2軸100が同心且つ回転自在に配置されて
おり、この第2軸100は、ワークヘッド70から吸着
ノズル駆動プーリ98まで延びている。第2軸100の
一端にはフランジ102が形成されており、このフラン
ジ102及び連結ボルト104を介して、第2軸100
は、ワークヘッド70のヘッドハウジング72に連結さ
れている。従って、ワークヘッド70は第2軸102と
一体にして回転でき、この第2軸102は、ワークヘッ
ド70の自転軸となっている。第2軸100の他端に
は、ノズル駆動プーリ98に隣接して、同じく歯付きプ
ーリからなるヘッド駆動プーリ106が取り付けられて
おり、このヘッド駆動プーリ106に外部からの回転力
が伝達されると、ワークヘッド70は第2軸100とと
もに回転することができる。
【0024】更に、第2軸100の外側にも、一対の軸
受を介して、中空の第3軸108が同心且つ回転自在に
配置されており、この第3軸108は、第2軸100の
フランジ102からヘッド駆動プーリ106まで延びて
いる。第3軸108からは、リンクアーム110が延び
ており、このリンクアーム110と第3軸108とは一
体に結合されている。即ち、ヘッド駆動プーリ106側
に位置した第3軸108の端部にはフランジ112が形
成されており、このフランジ112及び連結ボルト11
4を介して、第3軸108とリンクアーム110の一端
とが相互に連結されている。
【0025】リンクアーム110の中央部には、中央孔
120が形成されており、更に、リンクアーム110の
他端には、半円形状をなした凹所122が形成されてい
る。この凹所と中央孔120との間は、図示しないけれ
どもスリットを介して連通されているとともに、中央孔
120の内周面には、スリットに対して同軸上に位置す
る切欠溝が形成されている。
【0026】リンクアーム110の凹所122には、バ
ランスウエイト126が装着されており、このバランス
ウエイト126は、複数の連結ボルト128を介してリ
ンクアーム110に取り付けられている。バランスウエ
イト126は、リンクアーム110の一端に連結された
ワークヘッド70側の重量とほぼ等しい重量を有してい
る。
【0027】従って、中央孔120を中心として、リン
クアーム110に於ける両端側の重量は釣り合うものと
なっている。前述した第3軸108には、制御リング1
32が回転自在にして取り付けられている。この制御リ
ング132は、段付きのディスク部材からなり、その大
径部がワークヘッド70側に位置付けられている。制御
リング132の大径部の端面には、前述した第2軸10
0のフランジ102よりも大径の穴が形成されており、
従って、その大径部の環状端面は、フランジ102と干
渉することなく、ワークヘッド70のヘッドハウジング
72に摺接可能となっている。
【0028】制御リング132の小径部と第3軸108
との間には、この第3軸108を囲むようにしてコイル
ばね134が配置されており、このコイルばね134
は、制御リング132をワークヘッド70に向けて押圧
付勢し、これにより、制御リング132の環状端面は、
ヘッドハウジング72の端面に気密を存して摺接する摺
接面136となっている。
【0029】制御リング132の摺接面には、詳細には
図示しないけれども、円弧溝138が形成されており、
一方、ヘッドハウジング72の端面には、各吸着ノズル
78に対応する4個の吸引孔140が開口されている。
各吸引孔140の開口は、ヘッドハウジング72の周方
向に等間隔を存して配置されており、また、各吸引孔1
40は、詳細には図示されていないけれども、ノズルホ
ルダ76を介して対応する吸着ノズル78に常時連通さ
れている。
【0030】図4に示した状態では、吸着ノズル78の
うち、その先端が下方に向いた吸着ノズル78の吸引孔
140が制御リング132の円弧溝138の一方の端に
位置して連通されている。ここで、円弧溝138の長さ
は、ワークヘッド70が所定の自転角α(例えば45
°)だけ一方向に自転しても、円弧溝138とその吸引
孔140との間の連通が維持されるように設定されてい
る。
【0031】一方、制御リング132内には、一端が円
弧溝138に接続した制御孔142が形成されており、
この制御孔142の他端は、制御リング132の摺接面
136とは反対側の端面に開口されている。制御孔14
2の開口は、接続プラグ144を介して可撓性を有した
チューブ146に接続されており、このチューブ146
は、後述するサクション圧供給手段に接続されるものと
なっている。従って、このサクション圧供給手段によ
り、チューブ146、制御孔142、円弧溝138、吸
引孔140を介して、吸着ノズル78にサクション圧が
供給されれば、その吸着ノズル78の先端にワークを吸
着することが可能となる。
【0032】更に、制御リング132の小径部には、歯
付きプーリからなる制御リング駆動プーリ148が取り
付けられている。従って、この制御リング駆動プーリ1
48に外部からの回転力が伝達されることにより、制御
リング132もまた、前述した第3軸108の回りを回
転することができる。ヘッドユニット68は、更に、ヘ
ッドドラム28の放射方向に延び、その一部が4重軸部
として構成された駆動軸ユニット150を備えている。
この駆動軸ユニット150は、キャリア151に支持さ
れており、このキャリア151は、ヘッドドラム28の
径方向に延びるレール(図示しない)上を移動自在とな
っている。
【0033】上記駆動軸ユニット150の4重軸部は、
その中心側に固定軸152を有し、この固定軸152の
外側に順次回転自在に取り付けられた第1スリーブ軸1
54、第2スリーブ軸156及び第3スリーブ軸158
からなっている。ヘッドドラム28の径方向でみて外側
に位置した第1スリーブ軸154の一端部は、第2及び
第3スリーブ軸156,158から突出しており、その
一端部に、前述したヘッドユニット68が取り付けられ
ている。即ち、第1スリーブ軸154の一端部は、ヘッ
ドユニット68の前述したリンクアーム110の中央孔
120に嵌合され、そして、リンクアーム110に連結
ねじ160を側方からねじ込むことにより、リンクアー
ム110が第1スリーブ軸154の一端部に固定されて
いる。つまり、連結ねじ160は、スリット124に対
し交差する方向に延びるねじ穴にねじ込まれ、これによ
り、中央孔120が縮径されることで、リンクアーム1
10と第1スリーブ軸154との連結が確立されてい
る。
【0034】第1スリーブ軸154の他端側は、4重軸
部から更にヘッドドラム28の径方向内側に向かって延
びている。前述した固定軸152は、第1スリーブ軸1
54を貫通して延びており、その両端は第1スリーブ軸
154から突出されている。第1スリーブ軸154の一
端部つまりリンクアーム110から突出した固定軸15
2の一端には、図示しないけれども取付ボルトを介し
て、歯付きプーリからなるベルトプーリ164が取り付
けられている。このベルトプーリ164と前述した制御
リング駆動プーリ148との間には歯付きベルト166
が掛け回されている。一方、固定軸152の他端は、詳
細には図示しないけれども、前述したキャリア151側
に固着されている。
【0035】図4に示されているように、第2スリーブ
軸156は、リンクアーム110の近傍から所定の長さ
だけヘッドドラム28の径方向内側に延びて、キャリア
151を貫通しており、その一端には、歯付きプーリか
らなるベルトプーリ170が取り付けられている。この
ベルトプーリ170と前述したヘッド駆動プーリ106
との間にも、歯付きベルト172が掛け回されている。
第2スリーブ軸156の他端部は、軸受ユニット174
を介してキャリア151に回転自在に支持されている。
【0036】更に、第3スリーブ軸158は、第2スリ
ーブ軸156のベルトプーリ170と前記軸受ユニット
174との間に延びている。この第3スリーブ軸158
の一端にも、歯付きプーリからなるベルトプーリ176
が取り付けられており、また、これらベルトプーリと前
述したノズル駆動プーリ98との間にも歯付きベルト1
78が掛け回されている。
【0037】上述した3本の歯付きベルト166,17
2,178には、図3及び図4に示されているようにテ
ンションローラ180が夫々転接されており、これらテ
ンションローラ180は、リンクアーム110から延び
るローラ軸に回転自在に取り付けられている。ここで、
各ベルトプーリと対応する駆動プーリのプーリ比は、夫
々1:1に設定されており、従って、固定軸152上の
ベルトプーリ164は勿論のこと、第2及び第3スリー
ブ軸156,158上のベルトプーリ170,176の
回転が停止されている状態に於いて、第1スリーブ軸1
54が外部からの駆動力を受けて回転されると、ワーク
ヘッド70は、リンクアーム110を介して第1スリー
ブ軸154の回りを旋回することになる。従って、第1
スリーブ軸154は、ワークヘッド70の旋回軸となっ
ている。
【0038】このようにしてワークヘッド70が旋回す
るとき、制御リング駆動プーリ148、ヘッド駆動プー
リ106及びノズル駆動プーリ98は、歯付きベルト1
66,172,178を介して対応するベルトプーリに
連結された状態にあるので、その軸線回りの回転は拘束
された状態にある。従って、この場合、ワークヘッド7
0は、その姿勢が固定された状態で旋回することにな
る。つまり、前述した旋回機構及び姿勢制御機構は、ワ
ークヘッド70の1つの吸着ノズル78が下方を向いて
いるとき、その吸着ノズル78の姿勢を維持しつつ、ワ
ークヘッド70を旋回させるような遊星機構を構成して
いる。
【0039】また、この場合、制御リング132もまた
ワークヘッド70に対し相対的に回転することなく、第
1スリーブ軸154の回りを旋回するから、制御リング
132の円弧溝138と、この円弧溝138に対して接
続状態にあるヘッドハウジング72側の吸引孔140と
の連通位置に、ずれが生じることもない。次に、第1ス
リーブ軸154への動力の伝達経路に関し、図3を参照
して説明する。
【0040】第1スリーブ軸154の他端には、歯幅の
広い大ギヤ300が取り付けられており、この大ギヤ3
00は、変速機構301を介して、差動装置186の出
力軸に取り付けられた出力ギヤ188に噛合されてい
る。変速機構302は、大ギヤ300に噛合されたピニ
オン302を備えており、このピニオン302の軸は、
詳細には図示しないけもども、軸受ユニット304を介
してヘッドドラム28側に支持されている。ヘッドドラ
ム28の径方向でみて内側に位置したピニオン302の
端面には、ディスク306が同軸にして固着されてお
り、このディスク306の端面には、図5から明なよう
に、その中心を通過するガイド溝308が形成されてい
る。
【0041】一方、ディスク306のガイド溝308に
は、ローラ310が回転自在に嵌合されており、このロ
ーラ310は、回転軸312の一端に偏心して取り付け
られている。回転軸312は、サポート314を回転自
在に貫通しており、その他端には、ベベルギヤ316が
取り付けられている。ベベルギヤ316には、ベベルギ
ヤ318が噛合されている。このベベルギヤ318の軸
320の一端に取り付けられており、この軸320の他
端側は、前記サポート314を回転自在に貫通して、前
述した差動装置186の出力ギヤ188に向かって延び
ている。そして、軸320の他端には、出力ギヤ188
に噛合したピニオン322が取り付けられている。ここ
で、出力ギヤ188は、ピニオン322に比べて、その
歯幅は十分に広く設定されている。
【0042】更に、前述したサポート314は、昇降機
構324に連結されており、この昇降機構324は、サ
ポート314を上下方向に移動可能となっている。従っ
て、昇降機構324により、サポート314が上下動さ
れると、図5に示されているように、ピニオン312の
軸線に対する回転軸312の軸線の偏心量eが調整され
ることになる。ここで、サポート314が上下動して
も、差動装置186の出力ギヤ188とピニオン322
との間の噛み合いは維持されている。
【0043】この結果、回転軸312からの回転駆動力
がローラ310を介してピニオン302に伝達されてピ
ニオン302もまた回転されるが、回転軸312とピニ
オン302とが偏心していると、回転軸312の回転
中、ローラ310がディスク306のガイド溝308を
案内されながら移動することで、ピニオン302の回転
速度は、回転軸312の回転速度に対して周期的に変動
することになり、また、その変動の大きさは、前記偏心
量eに応じて決定されることになる。
【0044】この後、ピニオン302の回転速度の変動
は、大ギヤ300、第1スリーブ軸154及びリンクア
ーム110を介してワークヘッド70に伝達されること
から、このワークヘッド70の旋回速度もまた周期的に
変動され、そして、その変動の大きさは、前記偏心量e
に対応したものとなる。なお、偏心量eが零の場合にあ
っては、ピニオン302が回転軸312と等速で回転す
ることは勿論である。
【0045】前述した差動装置186は、一般にハーモ
ニックドライブ装置と称されているもので、この差動装
置186はヘッドドラム28に固定して取り付けられて
いる。一方、差動装置186は、入力側として、入力ピ
ニオン190と歯付きの入力プーリ192とを有してい
る。入力ピニオン190は、固定のリングギヤ194に
噛合されており、このリングギヤ194は、ドラム軸3
2を囲む固定スリーブ44に複数の固定ボルト196を
介して固定されている。
【0046】入力プーリ192は、詳細には図示されて
いないけれども、歯付きベルト198を介して第1制御
モータ200の出力プーリに接続されている。なお、第
1制御モータ200は、ヘッドドラム28上に支持され
ている。上述の説明から明らかなように、差動装置18
6への入力系統は、ヘッドドラム28の回転に伴い、リ
ングギヤ194によって回転される入力ピニオン190
からの入力と、第1制御モータ200から入力プーリ1
92を介して伝達される入力との2系統となっている。
【0047】それ故、第1制御モータ200が駆動され
ない状態でも、ヘッドドラム28が前述した駆動モータ
40により回転されると、固定のリングギヤ194よっ
て入力ピニオン190が回転されることで、差動装置1
86の出力ギヤ188が回転され、これにより、この出
力ギヤ188からピニオン322、ベベルギヤ318、
316を介して回転軸312が回転される。そして、こ
の回転軸312の回転がローラ310及びディスク30
6を介してピニオン302に伝達され、そして、このピ
ニオン302から大ギヤ300を介して第1スリーブ軸
154に伝達されることにより、この第1スリーブ軸1
54もまた回転されることになる。
【0048】即ち、第1スリーブ軸154は、ヘッドド
ラム28の回転に連動して回転され、この結果、前述し
たように、ワークヘッド70は、その姿勢を維持しつ
つ、第1スリーブ軸154を中心として旋回することに
なる。ここで、ワークヘッド70の旋回方向は、図6中
矢印Eで示されている。即ち、ヘッドドラム28が矢印
C方向に回転される場合、ワークヘッド70の旋回方向
Eは、ヘッドドラム28の回転に伴うワークヘッド70
の旋回軸の移動方向と、ワークヘッド70がワーク台2
の近傍を旋回する際のその移動方向とが互いに逆向きと
なるように設定されている。なお、図6でみて、ワーク
台2がワークヘッド70の上方に配置されている場合に
あっては、上述の説明から明かなようにワークヘッド7
0は前記E方向とは逆向きに旋回されなければならな
い。
【0049】また、前述した差動装置186を含む動力
伝達系は、第1制御モータ200が駆動されていないと
き、ヘッドドラム28の周速つまりワークヘッド70の
公転速度と、ワークヘッド70の旋回速度、厳密には、
吸着ノズルの先端の旋回速度とを一致させるように設定
されている。上述の説明から明かなように、ヘッドドラ
ム28の回転とワークヘッド70の旋回運動を合わせる
と、このワークヘッド70は、図7に示されるような運
動を繰り返すことになり、この結果、ワークヘッド70
に於いて,その下向きの吸着ノズル78の先端は、ワー
ク台2に対してサイクロイド曲線を描く接離運動即ち上
下運動を繰り返すことになる。また、図7には、ワーク
台2に対する上記吸着ノズル78の移動速度、即ち、吸
着ノズル78の対地速度Vが併せて示されているが、こ
の対地速度Vは、吸着ノズル78がその上下運動でみて
最下位に位置付けられたときほぼ零となり、そして、吸
着ノズル78が最上位に位置付けられたとき最大とな
る。このことは、第1制御モータ200が駆動されてい
ない場合、ヘッドドラム28の回転に対し、ワークヘッ
ド70の旋回方向及び旋回速度が前述したように設定さ
れていることから明かである。
【0050】一方、ヘッドドラム28の回転中、第1制
御モータ200を駆動し、差動装置186を介して第1
スリーブ軸154の回転、即ち、ワークヘッド70の旋
回速度を制御すると、吸着ノズル78に於ける上下運動
の周期Lを可変することができる。この点について具体
的に説明すると、第1制御モータ200の駆動が停止さ
れている状態に於いて、図2に示されているP1位置の
ワークフィーダ6からXYテーブル装置12の可動テー
ブル10即ちプリント基板Bまでの移送過程に於いて、
ヘッドユニット68が公転するとき、ヘッドユニット6
8のワークヘッド70は、その上下運動をN回繰り返す
ように設定されているが、しかしながら、差動装置18
6の入力プーリ192に第1制御モータ200からの回
転力が伝達されると、差動装置186は、その出力ギヤ
188の回転を減速させ、従って、ワークヘッド70の
旋回速度もまた減速されることになる。
【0051】このようにしてワークヘッド70の旋回速
度を減速制御すると、吸着ノズル78に於ける上下運動
の周期Lや前記移送過程での吸着ノズル78の上下運動
の回数が可変されことになる。このことは、ワーク台2
の周方向でみて、ワークヘッド70の吸着ノズル78が
最下位となる位置を任意に設定できることを意味してお
り、従って、各ヘッドユニット68、即ち、そのワーク
ヘッド70は、任意のワークフィーダ6及びプリント基
板Bの位置で、下方を向いた吸着ノズル78をその最下
位に位置付けることができる。
【0052】再度、図4を参照すれば、前述した第2及
び第3スリーブ軸156,158の他端の夫々には、歯
付きの入力プーリ220,222が取り付けられてお
り、これら入力プーリ220,222は、歯付きベルト
224,226を介して、第2及び第3電動モータ22
8,230側の出力プーリ232,234に接続されて
いる。第2及び第3制御モータ228,230は、図3
に示されているように、前述したキャリア151にブラ
ケット236を介して取り付られている。
【0053】従って、第2及び第3スリーブ軸156,
158が上述したベルト機構を介して、第2及び第3制
御モータ228,230に接続されていると、これら第
2及び第3制御モータ228,230が駆動されること
で、第2及び第3スリーブ軸156,158の夫々を独
立して回転することができる。一方、前述したように第
2スリーブ軸156とワークヘッド70側の第2軸92
とは、プーリ170,106及びベルト172を介して
連結されているから、第2スリーブ軸156が回転され
ると、第2軸100即ちワークヘッド70が自転するこ
とになる。
【0054】また、第3スリーブ軸158とヘッドユニ
ット68側の第1軸92との間も、プーリ176,98
及びベルト178を介して連結されているから、第3ス
リーブ軸158が回転されると、第1軸92も回転し、
これにより、各吸着ノズル78は前述したようにノズル
ホルダ76を介して、その軸線回りに回転することにな
る。
【0055】そして、この第1実施例の場合、図3中、
1点鎖線により囲まれているヘッドユニット68は、図
示しない移動機構により、前述したキャリア151を介
してヘッドドラム28の径方向に移動可能となってい
る。即ち、ワークヘッド70は、ヘッドドラム28の径
方向に移動可能となっている。なお、ヘッドユニット6
8が移動されても、大ギヤ300とピニオン302との
間の噛み合いは維持されている。
【0056】図3には、1つのヘッドユニット68に対
応したサクション圧供給手段が併せて示されており、以
下には、このサクション圧供給手段について説明する。
サクション圧供給手段は、真空ポンプ238を備えてお
り、この真空ポンプ238は、接続管路240及びコネ
クタ242を介して、前述したドラム軸32を囲む固定
スリーブ44内の径方向孔242に接続されている。
【0057】一方、ドラム軸32の外周面には、径方向
孔242に常時連通する環状溝246が形成されてお
り、この環状溝246は、ドラム軸32の内部通路24
8に接続されている。内部通路248は、ヘッドドラム
28から突出したドラム軸32の上端部まで延びてお
り、この内部通路248は、コネクタ250を介して接
続管路252に接続されている。この接続管路252
は、ヘッドユニット68に向かって延び、制御弁254
の入力ポート256に接続されている。
【0058】更に、この第1実施例の場合、サクション
圧供給手段は、空圧源258をも備えており、この空圧
源258は、接続管路260及びコネクタ262を介し
て、固定スリーブ44の径方向孔264に接続されてい
る。また、ドラム軸32の外周面には、径方向孔264
に常時連通する環状溝266が形成されており、この環
状溝266は、ドラム軸32の内部通路268に接続さ
れている。この内部通路268もまた、前述した内部通
路248と同様に、そのドラム軸32の上部まで延びて
おり、この内部通路268は、コネクタ270を介して
接続管路272に接続されている。接続管路272は、
切換え弁274の入力ポート276に接続されている。
【0059】接続管路272の途中からは、分岐管路2
78が分岐されており、この分岐回路278は、切換え
弁274の別の入力ポート280に接続されている。分
岐管路278には、圧力調整弁282が介挿されてい
る。切換え弁274の出力ポート284は、接続管路2
86を介して、前述した制御弁254の別の入力ポート
288に接続されている。
【0060】更に、制御弁254の出力ポート290
は、前述したチューブ146を介してヘッドユニット6
8の接続プラグ144に接続されている。制御弁254
及び切換え弁274は、詳細には図示しないけれども3
ポート2位置の電磁方向切換え弁からなっている。従っ
て、制御弁254が一方の切換え位置である吸引位置に
あるとき、その出力ポート290は一方の入力ポート2
56と接続され、吸引位置から他方の切換え位置である
ブロー位置に切換えられたとき、その出力ポート290
は他方の入力ポート288と接続される。
【0061】また、切換え弁274もまた同様に、一方
の切換え位置である高圧位置にあるときには、その出力
ポート284は一方の入力ポート276に接続され、高
圧位置から他方の切換え位置である低圧位置に切換えれ
たときには、その出力ポート284は他方の入力ポート
280と接続される。圧力調整弁282は、空圧源25
8から供給されるブロー圧を所定の圧力まで減圧して、
切換え弁274側に供給する機能を有している。
【0062】なお、制御弁254、切換え弁274及び
圧力調整弁282は何れもヘッドドラム28上に固定し
て配置されている。上述したサクション圧供給手段によ
れば、真空ポンプ238及び空圧源258から延びる接
続管路240、260は、ドラム軸32の回転に拘ら
ず、対応する接続管路252,272に接続された状態
にあるから、制御弁254の切換えを制御することで、
この制御弁254からチューブ146を通じて、ヘッド
ユニット68つまりそのワークヘッド70の吸着ノズル
78にサクション圧又はブロー圧の何れかを供給するこ
とができる。また、吸着ノズル78にブロー圧が供給さ
れるときには、切換え弁274の切換え制御を実施する
ことで、そのブロー圧を2段階に切換えることができ
る。
【0063】そして、再度、図2を参照すれば、ワーク
台2には、ヘッドドラム28の回転方向Cでみて、XY
テーブル装置8に対する回転回入側に位置して、認識カ
メラ292が配置されている。この認識カメラ292
は、ワーク台2よりも僅かに下方に位置して上方を向い
ている。従って、ヘッドユニット68のワークヘッド7
0が旋回しながら、認識カメラ292の上方を通過する
とき、ワークヘッド70の吸着ノズル78に吸着された
ワークを認識カメラ292により撮影できることにな
る。
【0064】更に、図2に示されているように、ワーク
台2には、ヘッドドラム28の回転方向Cでみて、XY
テーブル装置8に対する回転回出側に位置して、ワーク
の回収容器が配置されており、図2には、回収容器の開
口294のみが示されている。前述した第1乃至第3制
御モータ200,228,230、また、サクション圧
供給手段の制御弁254及び切換え弁274、認識カメ
ラ292、図示しないが各部の回転速度を検出するロー
タリエンコーダや、前述した昇降機構324等は、上部
ドラム26内に収容されたコントローラ69(図1参
照)に電気的に接続されている。従って、コントローラ
69は、認識カメラ292からの画像信号やロータリエ
ンコーダからの信号を受け取り、そして、これらの信号
に基づき、第1乃至第3制御モータ200,228,2
30、制御弁254及び切換え弁274及び昇降機構3
24の作動を制御するものとなっている。
【0065】次に、上述したワーク実装機の作動に関
し、図8乃至図12を追加して説明する。なお、ワーク
ヘッド70が旋回運動しても、ワーク台2に対する吸着
ノズル78の姿勢が維持されることを明瞭に示すため、
図8乃至図12中、吸着ノズル78の参照符号には更に
a,b,c,dの添字が附されている。図8は、ヘッド
ドラム28の回転方向Cでみて、ワークヘッド70が図
2に示したP1位置の直上に達した状態を示している。
このとき、ワークヘッド70は、矢印Eで示すようにワ
ーク台2に向かって旋回しており、このとき、その旋回
速度は、前述したようにヘッドドラム28の周速つまり
ワークヘッド70自体の公転速度に一致されている。
【0066】一方、図8の状態では、上部ドラム26内
のコントローラ69は,サクション圧供給手段の制御弁
274を吸引位置に切換えており、これにより、ワーク
ヘッド70の下方を向いた吸着ノズル78aには、真空
ポンプ238からのサクション圧が供給された状態にあ
る。この後、図8の状態からヘッドドラム28の回転に
より、ワークヘッド70即ち、その吸着ノズル78aが
ワーク台2のP1位置に向かい下降しながら旋回して、
図9の状態に達すると、P1位置にて、ワークヘッド7
0の吸着ノズル78aは最下位となる。このとき、ワー
ク台2に対する吸着ノズル78aの速度即ち対地速度V
は前述したようにほぼ零となるから、吸着ノズル78a
は、ワークフィーダ6によりP1位置に供給されている
ワークWをそのサクション圧により確実に吸着して保持
することができる。
【0067】この後、ヘッドドラム28の回転及びワー
クヘッド70の旋回により、吸着ノズル78aは、ワー
クWを吸着を維持したまま、ワーク台2から離れる方向
に旋回する。このとき、コントローラ69は、前述した
第2制御モータ228の駆動制御を実施する。従って、
第2制御モータ228の駆動力が歯付きベルト224、
入力プーリ220、第2スリーブ軸156、ベルトプー
リ170、歯付きベルト172、ヘッド駆動プーリ10
6を介して、第2軸100に伝達されることにより、こ
の第2軸100を介して、ワークヘッド70は、図16
に示されるように、前述した回転角αだけ自転され、こ
れにより、ワークヘッド70は、図10に示した回転姿
勢に変更される。
【0068】ワークヘッド70が自転しても、制御リン
グ132の制御孔142とワークヘッド70側の吸引孔
140とは、前述したように円弧溝138により接続状
態に維持されている。従って、ワークヘッド70が自転
しても、吸着ノズル78aへのサクション圧の供給は確
保されるから、吸着ノズル78aによるワークWの吸着
は維持される。
【0069】ワークヘッド70が上述したようにして自
転されると、吸着ノズル78aは、図10に示したよう
に高さHだけ上昇されることになる。従って、この後、
ワークヘッド70の吸着ノズル78aは、ワーク台2上
から高さH分だけ上昇した領域内で、その上下運動を繰
り返すことになる。この結果、ワークヘッド70が隣接
するワークフィーダ6の上方を通過する際、その吸着ノ
ズル78aがワーク台2上の他のワークフィーダや他の
機器部材と干渉するのを避けることができる。
【0070】この後、ヘッドドラム28の回転に伴い、
ワークヘッド70が前述した認識カメラ292の直前位
置に達すると、コントローラ69による第2制御モータ
228の駆動制御が再度実施されることで、ワークヘッ
ド70は元の回転姿勢に復帰される。従って、図11に
示されているように、ワークヘッド70の吸着ノズル7
8aが認識カメラ292の直上で、その再下位に達した
とき、吸着ノズル79に吸着されているワークWは認識
カメラ292と対向することになり、この時点で、認識
カメラ292により、ワークWを撮影することで、吸着
ノズル78aに対するワークWの吸着姿勢を明瞭に撮影
することができる。
【0071】認識カメラ292で得られたワークWの画
像データは、コントローラ69に供給され、このコント
ローラ69にて、吸着ノズル78aにワークWが正しい
姿勢で吸着されているか否かが判定される。ここで、図
12中、破線で示されているように、ワークWの吸着姿
勢が縦横の基準線に対して外れているような場合、つま
り、ワークWの吸着姿勢が正規の姿勢から外れている場
合にあっては、コントローラ69は、前述した第3制御
モータ230の駆動制御を実施する。即ち、第3制御モ
ータ230の駆動力が歯付きベルト266、入力プーリ
222、第3スリーブ軸158、ベルトプーリ176、
歯付きベルト178及びノズル駆動プーリ98を介し
て、第1軸92に伝達され、更に、この第1軸92から
サイドギヤ94、ピニオン96及びノズルホルダ76を
介して、吸着ノズル78aがその軸線回りに回転される
ことで、図12中実線で示されるように、ワークWの吸
着姿勢が正しい姿勢に補正されることになる。従って、
コントローラ69と,第3制御モータ230から吸着ノ
ズル78に至る動力伝達経路は、ワークWの姿勢を補正
する補正手段を構成するものとなっている。
【0072】この後、ヘッドドラム28の回転に伴いワ
ークヘッド70が旋回運動を繰り返しながら、ワークヘ
ッド70、つまり、その吸着ノズル78aがXYテーブ
ル装置8に於けるプリント基板B上での装着位置P2に
達すると、このときにも、吸着ノズル78aは、前述し
たP1位置での場合と同様に、その上下運動でみて最下
位に位置付けられる。この状態は、図9に示した状態と
同一である。従って、このとき、プリント基板Bに対す
る吸着ノズル78aの速度はほぼ零となる。
【0073】それ故、吸着ノズル78aが装着位置P2
に達する直前の適切な時期に於いて、コントローラ60
により、制御弁274の切換え位置を吸引位置からブロ
ー位置に切換えれば、吸着ノズル78aのワークWは、
その吸着が解除されるばかりでなく、空圧源258側か
ら吸着ノズル78aに供給されるブロー圧の助けをかり
て、装着位置P2、即ち、プリント基板B上の所定位置
に確実に装着されることになる。
【0074】上述したワークWの装着が実施されると
き、コントローラ69は、切換え弁274を低圧位置に
切換えており、これにより、ワークWは低圧のブロー圧
を利用して装着される。また、吸着ノズル78aのワー
クWの吸着姿勢が補正不能であった場合には、上述した
ワークWの装着動作は中止される。そして、この後、吸
着ノズル78aが回収容器の開口294の上方に達した
時点で、コントローラ69にて、制御弁274がブロー
位置に切換えられ、また、切換え弁274が高圧位置に
切換えられることで、高圧のブロー圧により、ワークW
は、吸着ノズル78aから回収容器に向けて吹き飛ばさ
れ、そして、この回収容器に回収されることになる。
【0075】ところで、上述したワークWの実装手順で
は、ワークヘッド70即ちその吸着ノズル78aは、そ
の上下運動を繰り返しながら、同一の円周上を公転する
だけであるから、プリント基板B上でのワークWの実装
可能領域もまた、吸着ノズル78aの公転軌跡上に制約
されることになる。従って、プリント基板B上での所定
の面内の任意の位置にワークWを実装しようとする場
合、従来にあっては、前述したXYテーブル装置12を
駆動して、プリント基板Bの位置決めを予め実施しなけ
ばならないが、しかしながら、この実施例の場合には、
前述したようにヘッドユニット68即ちワークヘッド7
0がヘッドドラム28の径方向に移動可能であるから、
XYテーブル装置12を駆動しなくとも、ワークヘッド
70つまり吸着ノズル78aに於ける公転軌跡の半径を
可変でき、この結果、吸着ノズル78aの公転軌跡は、
図13中、斜線を施して示した環状領域R内で可変でき
ることになる。
【0076】一方、吸着ノズル78aの公転軌跡が可変
されると、ワークヘッド70の公転速度も同時に変化し
てしまうため、プリント基板Bに対してワークWを実装
しようとするとき、プリント基板Bと吸着ノズル78a
との間に相対速度が生じてしまうことになるが、しかし
ながら、この相対速度は、前述した変速機構301の働
きにより、無くすことが可能である。
【0077】即ち、ワークヘッド70がヘッドドラム2
8の径方向に移動した距離に応じ、昇降機構324の作
動制御により、前述した回転軸312とピニオン302
との間の偏心量eを調整すれば、ピニオン302の回転
速度、即ち、ワークヘッド70の旋回速度が周期的に変
動するから、前記偏心量eの調整タイミング及びその大
きさを適切に制御することで、プリント基板Bと吸着ノ
ズル78aとの間の相対速度を無くすことができ、プリ
ント基板B上へのワークWの実装が可能となる。
【0078】また、プリント基板B上の実装位置をヘッ
ドドラム28の径方向のみならず、その周方向にも同時
に可変する場合には、変速機構301と前述した第1制
御モータ200の作動制御を組み合わせることで対処可
能となる。従って、この発明のワーク実装機によれば、
ヘッドドラム28を回転を停止することなく、プリント
基板Bに対するワークの装着を実施することができ、ま
た、XYテーブル装置12を作動させることなく、プリ
ント基板B上の所定の面内の任意の位置にワークWを実
装することができ、ワークの実装効率を大幅に改善する
ことができる。
【0079】なお、図13に示してあるように、ヘッド
ドラム28の径方向へのワークヘッド70の移動可能距
離がプリント基板Bに対して小さい場合、つまり、前述
した環状領域R内にプリント基板Bが収まらないような
場合には、XYテーブル装置12を駆動して、プリント
基板の全体をヘッドドラム28の径方向のみに移動させ
ればよい。
【0080】また、ワークの形状や大きさに応じ、ワー
クヘッド70の使用する吸着ノズル78を変える場合に
は、第2制御モータ228の駆動制御を実施し、ワーク
ヘッド70を90°ずつ自転させていけばよい。この発
明は、上述した第1実施例に制約されるものではなく、
種々の変形が可能であることは勿論である。
【0081】図14乃至図18を参照すれば、第2実施
例のワーク実装機が示されている。この第2実施例で
は、前述した差動装置186や第1制御モータ20の代
わりに、1つのACサーボモータ400が使用されてい
る。即ち、サーボモータ400の出力軸には、出力ギヤ
402が取り付けられており、この出力ギヤ402は、
前述した第1スリーブ軸154に取り付けられた伝達ギ
ヤ404に噛合されている。従って、この第2実施例の
場合には、ヘッドドラム28が回転されると同時に、サ
ーボモータ400を駆動することで、第1実施例の場合
と同様に、ワークヘッド70を旋回させ、そして、その
吸着ノズル78にサイクロイド運動を与えることが可能
である。なお、詳細には図示されていないが、サーボモ
ータ400は、前述したヘッドユニット68のキャリア
151側に固定して支持されている。
【0082】また、図14には、図3には図示していな
いヘッドユニット68の移動機構が具体的に示されてい
る。この移動機構は、ヘッドドラム28に取り付けら
れ、その径方向に延びるガイドレール406を備えてお
り、このガイドレール406上を前記キャリア151が
摺動自在となっている。そして、キャリア151には、
同じくヘッドドラム28の径方向に延びるラック408
が固定して取り付けられており、このラック408に
は、ピニオン410が噛合されている。このピニオン4
10は、図示しないけれどもヘッドドラム28側に固定
された電動モータの出力軸に取り付けられている。従っ
て、この電動モータを駆動することにより、ラック・ピ
ニオンを介して、ヘッドユニット68つまりワークヘッ
ド70をヘッドドラム28の径方向に移動させることが
できる。
【0083】上述したサーボモータ400により、プリ
ント基板Bの所定の面内にワークWを実装するには、ワ
ークヘッド70がプリント基板Bの直前の位置まで公転
されたとき、サーボモータ400の駆動制御を実施する
必要があり、その駆動制御は、例えば図15に示す制御
装置により実施される。制御装置は、オシレータ412
を備えており、このオシレータ414は、ゲート回路4
16及び遅延回路418に向け、ヘッドドラム28の回
転速度に応じた所定のパルス信号を出力するものとなっ
ている。ゲート回路416は、カウンタ420を介して
比較器422に接続されており、この比較器422がサ
ーボモータ400に接続されている。
【0084】一方、遅延回路418は、カット回路41
4に接続されており、このカット回路414は、ゲート
回路416に接続されている。遅延回路418及びカッ
ト回路424は、中央演算ユニット即ちCPU426に
接続されている。CPU426は、不揮発性メモリ即ち
ROM428に接続されている。このROM428に
は、ワークWの各実装位置に応じ、サーボモータ400
の駆動を制御するための所定のデータが予めマップ化し
て記憶されている。即ち、ワークWを実装すべき実装面
S上に於いて、図16に示されているように、その実装
位置を個々に区分してみた場合、各実装位置毎にサーボ
モータ400の駆動を制御するためのデータDが図17
に示すようにマップ化してROM428に記憶されてい
る。このデータDは、各実装位置に於いて、ワークヘッ
ド70即ちその吸着ノズル78に要求される旋回速度情
報やその実装位置にて吸着ノズル78を最下位に位置付
けるための位置情報に基づき決定されている。この実施
例の場合、データDには、サーボモータ400の回転速
度を決定するパルスデータK及びサーボモータ400の
回転を停止する時間データTが含まれている。
【0085】CPU426は、指令信号を受け取ると、
ROM428からワークWの実装位置に対応したデータ
Dを読み込み、そして、データDのうちの時間データT
をカット回路424に供給する一方、パルスデータKを
設定回路430に供給するものとなっている。従って、
上述した制御装置によれば、ワークヘッド70がプリン
ト基板Bの直前の位置に達すると、CPU426に指令
信号が供給されることで、その作動を開始する。即ち、
オシレータ414からゲート回路416を介してカウン
タ420にパルス信号が供給されると、このカウンタ4
20は、オシレータ414からのパルス数を計数すると
同時に、その値を比較器422に供給する。一方、この
比較器422には、設定回路430から実装位置に対応
したパルスデータKが供給されているので、比較器42
2にて、カウンタ値とパルスデータKとの値を比較し、
その値が一致したとき、比較器422からサーボモータ
400に向けて駆動パルスが出力され、また、この時点
で、カウンタ420の値はクリアされる。この結果、サ
ーボモータ400には、パルスデータKに基づいたパル
ス信号が出力されることで、その回転速度が制御され、
これにより、実装位置にて要求れる旋回速度をワークヘ
ッド70に与えることになる。
【0086】一方、オシレータ414からのパルス信号
は遅延回路418にも供給されており、それ故、遅延回
路418では、指令信号の出力から所定の時間が経過し
た後、カット回路424に向けて、その作動信号を出力
する。カット回路424が作動信号を受け取ると、この
カット回路424は、ゲート回路416に向けて閉信号
を出力し、従って、この時点で、ゲート回路416が閉
じられることになる。このようしてゲート回路416が
閉じられると、この時点からカウンタ420に供給され
るパルス信号がカットされるから、サーボモータ400
に向けて供給される駆動パルス信号もなくなり、サーボ
モータ400の回転即ちワークヘッド70の旋回運動は
結果的に停止されることになる。
【0087】ゲート回路416が閉じられている時間
は、CPU426からカット回路424に供給されてい
る時間データTにより決定されているから、この時間デ
ータTに基づく時間が経過した後、ゲート回路416は
再び開かれることになる。従って、この後、サーボモー
タ400即ちワークヘッド70は、その実装位置に応じ
た速度で旋回されることになる。
【0088】上述したようにしてサーボモータ400の
回転速度が制御されると、ワークヘッド70に於ける吸
着ノズル78のサイクロイド運動は、図18に示される
ように変形されることになる。このようにして、吸着ノ
ズル78のサイクロイド運動が変形されると、前述した
実装面Sの任意の点にて、吸着ノズル78を最下位に位
置付けると同時に、その時点での吸着ノズル78の対地
速度つまりプリント基板Bに対する相対速度を零にする
ことができ、ワークWの実装を確実に実施することがで
きる。
【0089】従って、第2実施例の場合にも、第1実施
例の場合と同様に、XYテーブル装置12を駆動しなく
とも、プリント基板Bの所定の実装面Sの任意の点にワ
ークWを実装することができる。次に、図19及び図2
0を参照すれば、この発明の第3実施例のワーク実装機
が示されている。前述した第1及び第2実施例のワーク
実装機の場合には何れも、ワークWを実装するとき、吸
着ノズル78のサイクロイド運動が崩れることになる
が、第3実施例の場合には、吸着ノズル78のサイクロ
イド運動を維持しながら、プリント基板B上の所定の面
内の任意の点にワークWを実装可能となっている。
【0090】即ち、第3実施例の場合、ワークヘッド7
0の旋回中心となる旋回軸500を備えており、この旋
回軸500は、ヘッドドラム28側に回転自在に支持さ
れている。ここで、図19から明かなように、旋回軸5
00は、ヘッドドラム28の径方向でみて、その外端側
が持ち上がるように水平面に対して傾斜されている。旋
回軸500の内端部には、ベベルギヤ502が取り付け
られており、このベベルギヤ502は、差動装置186
の出力軸に取り付けられたベベルギヤ504に噛合され
ている。従って、旋回軸500は、差動装置186側、
即ち、前述した第1制御モータ200からの駆動力を受
けて回転可能となっている。
【0091】旋回軸500には、アームブラケット50
6が固定されており、このアームブラケット506に
は、サポート軸508が回転自在に支持されている。こ
のサポート軸508は、アームブラケット506を水平
にして貫通しており、その先端側には、キャリアスリー
ブ510が摺動自在にして取り付けられている。このキ
ャリアスリーブ510には、軸受512を介して外側ス
リーブ軸514が回転自在に支持されている。この外側
スリーブ軸514の一端にワークヘッド70が取り付け
られている。
【0092】キャリアスリーブ510には、外側スリー
ブ514の他端側に位置してブラケット516が取り付
けられており、このブラケット516に前述した第2制
御モータ228が取り付けられている。即ち、この実施
例の場合、第2制御モータ228の歯付きプーリ232
は、外側スリーブ514の他端に設けた歯付きプーリ5
18に歯付きベルト520を介して接続されている。
【0093】更に、前述した旋回軸500とサポート軸
508との間は、遊星歯車列522を介して相互に接続
されている。この遊星歯車列522は、旋回軸500の
回転により、アームブラケット506を介してサポート
軸508、即ち、ワークヘッド70側が旋回しても、こ
のワークヘッド70側の旋回姿勢を前述したように一定
姿勢に維持する機能を有している。
【0094】また、キャリアスリーブ510には、その
一部にラック部524が形成されており、このラック部
524には、ピニオン526が噛合されている。このピ
ニオン526は、図示しない電動モータの出力軸に取り
付けられており、従って、この電動モータが駆動される
ことで、ワークヘッド70をヘッドドラム28の径方向
に移動可能となっている。なお、上記電動モータは、ア
ームブラケット506側に支持することができる。
【0095】上述した第3実施例のワーク実装機によれ
ば、ワークヘッド70を上述したようにしてヘッドドラ
ム28の径方向に移動させれば、第1及び第2実施例の
場合と同様に、この第3実施例の場合にあっても、ワー
クヘッド70即ちその吸着ノズル78の公転半径を可変
できる。また、このとき、吸着ノズル78の旋回半径
は、図20に示される円錐体Mの母線Nに沿って変化す
るから、その旋回速度も同時に変化することとなる。
【0096】従って、旋回軸500の傾斜角を適切に設
定すれば、ワークWの実装位置に応じ、ワークヘッド7
0をヘッドドラム28の径方向に移動させても、その吸
着ノズル78の旋回速度をその実装位置に対し、その相
対速度が零となるように制御することができる。また、
ワークヘッド70を移動させることで、その吸着ノズル
78に於けるサイクロイド運動の周期もまた同時に変化
することになるから、ワークヘッド70の移動制御によ
り、ワークWの実装位置をヘッドドラム28の周方向に
可変することも可能となる。
【0097】なお、上述した第3実施例の場合、ワーク
ヘッド70は水平面に対し、傾斜した面内で旋回運動を
実施するため、その吸着ノズル78はプリント基板Bに
対し斜め上方から降下してワークWの実装を行うことに
なるが、しかしながら、ワークヘッド70が移動されて
も、図19に示されているようにワークヘッド70の中
心から各吸着ノズル78の先端まで距離O1と、ワーク
ヘッド70の中心から旋回軸500の軸線に至る垂線の
長さO2とを常時一致させるような機構を付加すれば、
ワークヘッド70の旋回中、その吸着ノズル78の先端
を鉛直面内で上下動させることも可能である。
【0098】なお、上述の機構は、具体的にはワークヘ
ッド70内に各吸着ノズル78を突没させる突没機構に
より実現可能である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のワーク
実装機にあっては、ヘッドドラムの回転中、ワークヘッ
ドを旋回させながら、その吸着体によりワークの実装を
連続的に実施でき、しかも、ワークヘッドは、ヘッドド
ラムの径方向に移動可能であるから、ワークヘッド即ち
吸着ノズルの旋回速度を適切に制御することで、実装セ
クション上の所定の面内の任意の点にもワークを連続的
に実装することが可能となる。従って、実装セクション
側にて、XYテーブルを使用してプリント基板の位置決
めをしなくとも、ワークの実装を所定の面内で実施可能
であるから、XYテーブル側の駆動速度に制約されるこ
となく、ワークの実装速度を高速化でき、実装効率の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク実装機を一部破断して示した概略的側面
図である。
【図2】図1のワーク実装機をヘッドドラムの上方から
みた概略的平面図である。
【図3】ヘッドドラムに於いて、ドラム軸からヘッドユ
ニットに至る駆動系を示した第1実施例の断面図であ
る。
【図4】第1実施例のヘッドユニットの詳細を示した断
面図である。
【図5】変速機構のディスクを示した端面図である。
【図6】ヘッドユニットを示した正面図である。
【図7】ワークヘッドに於ける吸着ノズルの上下運動を
模式的に示した図である。
【図8】吸着ノズルにワークが吸着される直前のワーク
ヘッドの正面図である。
【図9】吸着ノズルにワークが吸着された時点でのワー
クヘッドの正面図である。
【図10】吸着ノズルにワークが吸着された後のワーク
ヘッドの正面図である。
【図11】吸着ノズルが認識カメラの直上に達したとき
のワークヘッドの正面図である。
【図12】吸着ノズルに対するワークの吸着姿勢を示し
た図である。
【図13】プリント基板に対し、ワークヘッドの移動領
域を示した図である。
【図14】第2実施例のワーク実装機を示した断面図で
ある。
【図15】図14のワーク実装機の制御装置を示したブ
ロック図である。
【図16】ワークの実装面を各実装位置毎に区分して示
した図である。
【図17】図16の各実装位置に対応して、サーボモー
タを駆動制御するためのデータをマップ化して示した図
である。
【図18】サーボモータの駆動制御が実施された場合で
の吸着ノズルに於ける上下運動の時間変化を示したグラ
フである。
【図19】第3実施例のワーク実装機を示した断面図で
ある。
【図20】ワークヘッドの移動により、ワークヘッドの
旋回半径が円錐の外面に沿って変化することを示した図
である。
【符号の説明】
2 ワーク台 6 ワークフィーダ 28 ヘッドドラム 68 ヘッドユニット 69 コントローラ 70 ワークヘッド 72 ヘッドハウジング 78 吸着ノズル 151 キャリア 200 第1制御モータ 238 真空ポンプ 301 変速機構 400 サーボモータ 408 ラック 410 ピニオン 500 旋回軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの供給セクション及び実装セクシ
    ョンを夫々有したワーク台と、ワーク台に対し離間対向
    して配置され、ワーク台と平行な面内で回転駆動される
    ヘッドドラムと、ヘッドドラムの外周から突出するよう
    にして設けられ、ヘッドドラムの径方向に延びる旋回軸
    を中心とし且つワーク台に対する旋回姿勢を一定として
    旋回可能なワークヘッドと、このワークヘッド外周面か
    らワーク台に向けて突出し、ワークを吸着可能な吸着体
    と、ワークヘッドをヘッドドラムの径方向に移動させる
    移動手段と、ヘッドドラムの回転中、ワークヘッドの旋
    回速度を制御し、供給セクションにて吸着体にてワーク
    の吸着し、この後、実装セクションにて吸着体のワーク
    を実装する旋回制御手段とを具備し、供給セクションに
    て吸着されたワークは、実装セクションでの所定の面内
    の任意の位置に実装可能であることを特徴とするワーク
    実装機。
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