JPH0588161U - バックアップ回路 - Google Patents

バックアップ回路

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Publication number
JPH0588161U
JPH0588161U JP2734192U JP2734192U JPH0588161U JP H0588161 U JPH0588161 U JP H0588161U JP 2734192 U JP2734192 U JP 2734192U JP 2734192 U JP2734192 U JP 2734192U JP H0588161 U JPH0588161 U JP H0588161U
Authority
JP
Japan
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backup
circuit
voltage
power supply
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2734192U
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English (en)
Inventor
正勝 居安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主電源からの電力供給が停止したときに、バ
ッテリやコンデンサなどのバックアップ電源からの電力
供給によりメモリ内容等をバックアップするバックアッ
プ回路においてバックアップ可能時間の長いバックアッ
プ回路を提供することを目的とする。 【構成】 バックアップ時、バッテリやコンデンサなど
のバックアップ電源3の端子電圧をバックアップ対象回
路1の最低動作電圧(又は最低保持電圧)に変換する電
圧変換回路5を経由してバックアップ対象回路1に加え
ることにより、バックアップ対象回路への過剰なエネル
ギー供給がなくなり、バックアップ可能時間を延ばすこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、メモリ内容などを主電源停止時にも保持するためのバックアップ 回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回路には、日本電気株式会社発行「NEC電子コンポーネント データブック」に記載されている図5に示すような回路が用いられてきた。 図において、1はバックアップの対象となる回路、2は供給電源(図では+5 V)が停止時はOFFし供給電源が正常時はONするダイオードやトランジスタ 等で構成されるスイッチ、3は供給電源正常時には抵抗4を経由して供給電圧ま でにチャージされるコンデンサ或いはバッテリなどのバックアップ電源である。
【0003】 次に動作について説明する。 供給電源(+5V)が正常時は、スイッチ2はONしており、抵抗4を介して バックアップ対象回路1に電力を供給すると同時にコンデンサ或いはバッテリな どのバックアップ電源3を+5Vまでにチャージしている。 供給電源(+5V)が低下するとスイッチ2はOFFし、供給電源とのライン を切断する。また、コンデンサ或いはバッテリなどのバックアップ電源3は供給 電源に変わってバックアップ対象回路1に電力を供給する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のバックアップ回路は以上のように構成されているので、供給電源が低下 し、コンデンサ或いはバッテリでバックアップを開始した時点では供給電源と同 じ電圧でバックアップすることになるので、バックアップ対象回路が低抵抗に見 なせ、最低動作電圧或いは最低保持電圧が供給電源電圧より相当低いメモリ素子 のような負荷の場合、バックアップ電源にチャージされたエネルギーを過剰にバ ックアップ対象回路に供給することとなり、バックアップ時間が短くなると言う 問題があった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解決するためになされたものであり、コンデン サやバッテリによるバックアップ電源からバックアップ対象回路への過剰なエネ ルギーの供給を抑止し、バックアップ時間を延ばすことができるバックアップ回 路を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るバックアップ回路は、コンデンサやバッテリによるバックアッ プ電源に切り替わった時点からバックアップ電源電圧をバックアップ対象回路の 最低動作電圧に変換して供給する電圧変換回路を設けたものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるバックアップ回路は、電圧変換回路を設けたことによりバッ クアップ対象回路への過剰なエネルギー供給がなくなり、バックアップ可能時間 が延びる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の実施例1を図に基づいて説明する。 図1において、1,2,3,4は従来構成の図5と同じ構成要素であり、5は コンデンサ或いはバッテリなどのバックアップ電源3の電圧からバックアップ対 象回路1の最低動作電圧(又は最低保持電圧)に変換する電圧変換回路、6は供 給電源が正常時にはA側に倒れバックアップ対象回路1に供給電源+5Vから直 接電源を得るようにし、供給電源が低下時にはB側に倒れ、電圧変換回路5によ りコンデンサ或いはバッテリなどのバックアップ電源3からバックアップ対象回 路1の最低動作電圧に変換した電圧を供給するように動作するスイッチ、7はス イッチ6の切り換え動作中にバックアップ対象回路1に電力を供給するための補 助コンデンサである。
【0009】 次に動作について説明する。 供給電源(+5V)が正常時は、スイッチ2はONしており、スイッチ6を介 してバックアップ対象回路1に電源を供給すると同時に、抵抗4を介してコンデ ンサ或いはバッテリなどのバックアップ電源3を+5Vまでにチャージしている 。 供給電源(+5V)が低下するとスイッチ2はOFFし、供給電源とのライン を切断する。また、スイッチ6はB側に倒れ、コンデンサ或いはバッテリなどの バックアップ電源3は供給電源に変わってバックアップ対象回路1に電圧変換回 路5を経由して電力を供給する。スイッチ6がAからBに切り替わる動作時間中 だけは補助コンデンサ7がバックアップ対象回路1に電力を供給する。 ここで、電圧変換回路5はコンデンサ或いはバッテリ3のチャージ電圧をバッ クアップ対象回路1の最低動作電圧(又は最低保持電圧)に変換する。 次に、この考案によるバックアップ回路によりバックアップ可能時間が延びる 原理を説明する。まず、従来のバックアップ回路の等価回路は図2のように書け る。すなわち、バックアップ対象回路1の負荷を固定抵抗RLとし、バックアッ プ対象回路1の最低動作電圧をE1とおくと、従来回路でのバックアップ可能時 間は t1=−RL×C×ln(E1/E)・・・(1) と表すことができる。 次に、本発明によるバックアップ回路の図1の等価回路は図3のように書ける 。即ち、バックアップ対象回路1の等価抵抗RLには最低動作電圧E1が加えら れており、コンデンサ又はバッテリからは電圧変換回路5の変換効率ηだけ余分 の電流Iが流れている。 ここで、電圧変換回路5の最低動作電圧もE1に等しいとき、本考案によるバ ックアップ回路のバックアップ可能時間t2及び電流Iは、 t2=C×(E−E1)/I・・・・(2) I=(E1/RL)/η ・・・・(3) と表せられる。 例えば、E=5V,E1=2V,C=1F,RL=1KΩ,η=0.8 の場合、 従来の回路であれば、式(1)より t1=−1000×1×ln(2/5)=916 秒 本考案の回路であれば、式(3)より I=(2/1000)/0.8 =2.5 mA よって、バックアップ可能時間は式(2)より t2=1×(5−2)/2.5 mA=1200秒 であり、約30%バックアップ可能時間が延びることになる。
【0010】 実施例2. 次に、この考案の他の実施例について説明する。図4は、その構成を示すもの であり、1〜7は、図1と同じ構成要素である。8,9a,9bは電圧変換回路5の 最低動作電圧がバックアップ対象回路1の最低動作電圧(または最低保持電圧) より高い場合に設けられる要素であり、8はバックアップ電源3のチャージ電圧 が電圧変換回路5の最低動作電圧より低下すると切り替え信号をスイッチ9a, 9b に対して出力する電圧低下検出回路、9a, 9bは、電圧低下検出回路8の制御によ り、バックアップ電源3のチャージ電圧が電圧変換回路5の最低動作電圧より高 い場合はC,C- 側に倒れ、電圧変換回路5を経由してバックアップ対象回路1 にバックアップ電圧を供給し、コンデンサ或いはバッテリ3のチャージ電圧が電 圧変換回路5の最低動作電圧より低い場合はD,D- 側に倒れ電圧変換回路5を バイパスして、バックアップ電源3のチャージ電圧を直接バックアップ対象回路 1に加えるスイッチである。
【0011】 このように構成することにより、供給電源電圧E,電圧変換回路5の最低動作 電圧Ea,バックアップ対象回路1の最低動作電圧(または最低保持電圧)をE 1とし、E>Ea>E1の関係があり、バックアップ電源3のチャージ電圧vが E>v>Eaの場合は、電圧変換回路5によりバックアップ対象回路1の最低動 作電圧または最低保持電圧のE1がバックアップ対象回路1に加えられることに なる。また、Ea>v≧E1になったときは、バックアップ電源3のチャージ電 圧vが直接バックアップ対象回路1に加えられる。このように構成することで、 電圧変換回路5の最低動作電圧がバックアップ対象回路1の最低動作電圧よりも 高い場合にでも、従来回路に比べてバックアップ可能時間を延ばすことができる 。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、バックアップ回路のバックアップ電源のチ ャージ電圧を電圧変換回路によりバックアップ対象回路の最低動作電圧(または 最低保持電圧)に変換してバックアップ対象回路に加えるようにしたので、バッ クアップ可能時間が延びる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例を示すブロック図である。
【図2】従来回路のバックアップ時の等価回路図であ
る。
【図3】図1の回路のバックアップ時の等価回路図であ
る。
【図4】この考案の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】従来のバックアップ回路を示す回路図である。
【符号の説明】
5 電圧変換回路 6 スイッチ 7 補助コンデンサ 8 電圧低下検出回路 9a スイッチ 9b スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源の供給停止時に、コンデンサ或い
    はバッテリなどのバックアップ電源からバックアップの
    対象となる回路に電力を供給するように構成されたバッ
    クアップ回路において、バックアップを開始したとき上
    記バックアップ電源の電圧を上記バックアップ対象回路
    の最低動作電圧に下げて該バックアップ対象回路に与え
    る電圧変換回路を設けたことを特徴とするバックアップ
    回路。
JP2734192U 1992-04-24 1992-04-24 バックアップ回路 Pending JPH0588161U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2734192U JPH0588161U (ja) 1992-04-24 1992-04-24 バックアップ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2734192U JPH0588161U (ja) 1992-04-24 1992-04-24 バックアップ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588161U true JPH0588161U (ja) 1993-11-26

Family

ID=12218355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2734192U Pending JPH0588161U (ja) 1992-04-24 1992-04-24 バックアップ回路

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JP (1) JPH0588161U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017079059A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. Plcシステム
JP2019205287A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 三菱電機株式会社 電力変換装置および直流給電システム

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