JPH0587333B2 - - Google Patents

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JPH0587333B2
JPH0587333B2 JP60299126A JP29912685A JPH0587333B2 JP H0587333 B2 JPH0587333 B2 JP H0587333B2 JP 60299126 A JP60299126 A JP 60299126A JP 29912685 A JP29912685 A JP 29912685A JP H0587333 B2 JPH0587333 B2 JP H0587333B2
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JP
Japan
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looper
load
cylinders
tension
camber
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60299126A
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English (en)
Other versions
JPS62156013A (ja
Inventor
Hirotoshi Domoto
Yoichi Ueda
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP60299126A priority Critical patent/JPS62156013A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/48Tension control; Compression control
    • B21B37/50Tension control; Compression control by looper control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、熱間圧延における仕上圧延機のス
タンド間に設けられ圧延材に張力を与えるルーパ
の制御方法に関する。
従来の技術 熱間圧延における仕上圧延機のスタンド間には
ルーパが設置され、圧延材に適切な張力を与え、
各スタンド間の圧延状態を安定させ、製品幅や製
品厚の変動を防止することが行なわれている。
従来のルーパは、腕に軸支されたローラが支点
軸において、電動モータ、エアシリンダ、油圧シ
リンダからなる複数のアクチユエータの作動によ
り回動してローラ全体が昇降するように構成され
ている(例えば「鉄鋼便覧(1)」丸善(昭55・
5・15)P.376、特開昭58−221608)。
上記のごとく、ローラ全体が昇降するため、板
幅方向に張力の不均一が生じ、片寄つた張力分布
によりストリツプの蛇行を招いていた。又、ウエ
ツジのある圧延母材の場合にはキヤンバーを生じ
ていた。
これらのキヤンバー、蛇行及びウエツジの解消
は、圧延ロールギヤツプを幅方向に変化させて修
正していたが、蛇行を修正すればウエツジが発生
し、ウエツジを修正すれば蛇行、キヤンバーが発
生するなど3者間の干渉が問題となつていた。
又、圧延母材にウエツジがある場合にはウエツ
ジとキヤンバーを共に制御することは困難であつ
た。
発明が解決しようとする問題点 前記したように、従来キヤンバー、蛇行、ウエ
ツジの調整手段としては、圧延機ロールキヤツプ
のみしかなく、しかも前記3者を独立して制御す
ることは困難であつた。
この発明は、かかる点にかんがみて創案された
もので、ルーパにより板幅方向の張力分布を制御
することにより、前記問題点の解消を図るもので
ある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、前記問題点を解消するため種々研
究の結果、圧延ロールにおいては、ウエツジの解
消のみを考え、左右のロールギヤツプを独立に
AGC(Automatic Gauge Contro1)を実施し、
結果的に母材ウエツジ、左右の高度差等により発
生するキヤンバーを、左右のルーパ張力分布の制
御により解消してやれば、キヤンバーをもなくす
ることが可能である。言い変えれば、キヤンバー
は板左右の延率差により発生するものであり、板
幅方向の張力分布を均一化するためのルーパ左右
側高さの調整により、左右のルーパ量の差として
解消してやれば、板の曲りすなわちキヤンバーと
はならない点に着目して、この発明を完成するに
至つた。
すなわち、この発明は、実施例の第1図、第2
図に示すように、連続圧延機のスタンド間に設置
されたルーパにおいて、ルーパローラの左右チヨ
ツクに反力検出機を有する昇降用のシリンダを設
け、左右シリンダに加わる反力の和又は差に基い
て左右シリンダの圧力制御を別個に行つて板幅方
向の張力分布を均一にすることにある。
又、第2の発明は、上記の反力の和又は差に基
いて左右シリンダの圧力制御を行なう際に、圧延
ロールギヤツプの調整によりウエツジを解消する
ことを併用することにある。
作 用 この発明は、前記の構成により、左右シリンダ
に加わる反力の和又は差に基いて左右シリンダの
圧力制御を夫々別個に行なうことにより、ルーパ
の板幅方向の張力分布を均一化することができ、
その結果、ウエツジの発生を防止できると共に蛇
行やキヤンバーの修正が可能となり、圧延材の幅
や厚さの変動を防止できる。
実施例 第1図、第2図に示すように、熱間ラインの仕
上圧延機14のスタンド間に設置されたルーパに
おいて、ルーパローラ1の左右のチヨツク2,2
に夫々昇降用のシリンダ3,4を設け、これにシ
リンダに加わる反力(荷重)を検出するための検
出器としてロードセル5を設置する。図中の13
は圧延材でる。
そして、第3図に示すように、左右の昇降用シ
リンダ3,4には独立した荷重制御装置6,7を
設け、サーボ弁8,8を介してシリンダの荷重を
加減できるようにする。又、ロードセル5で検出
した反力P1,P2は、それぞれ荷重制御装置6,
7にフイードバツクさせると共にスタンド間にお
ける圧延材の和張力設定装置11及び張力−荷重
変換装置12からの信号も荷重制御装置6,7に
入力させる。
さらに、必要によつては荷重バランス制御装置
9を設け、これにロードセル5,5で検出した反
力P1,P2の信号を入力して演算した値を荷重制
御装置6,7に入力するように構成することもで
きる。そして、圧延材のウエツジや蛇行、キヤン
バーを制御するため圧延ロールギヤツプの調整を
併用する場合は、ウエツジ制御装置10からの信
号を上記荷重バランス制御装置9に入力するよう
に設ける。
なお、上記においては反力検出器にロードセル
を用いたが、他にシリンダ内圧力を検出するセン
サー(圧力検出器)等を用いることができる。
又、ルーパ押上げシリンダの昇降において、左右
の平均高さを一定に保つことにより、ルーパレス
張力制御と併用し、ウエツジ、キヤンバー、蛇行
の修正用として使用することもできる。さらに、
冷延タンデムミル等における張力メータに適用す
ることも可能である。なお、荷重バランス制御装
置は省いても実施できる。
上記装置において、和張力設定装置11と張力
−荷重変換装置12を経てスタンド間の張力が一
定となるようルーパ高さを調整して通板する間
に、左右のシリンダ3,4に加わる荷重が変動し
た場合左右のロードセル5,5により検出された
反力P1とP2が直接に、又は荷重バランス制御装
置9を経て荷重制御装置6,7にフイードバツク
され、その反力の和又は差により、左右のシリン
ダ3,4への荷重の変化量に求め、その求めた値
に基いてサーボ弁8を操作してシリンダ3又は4
の荷重を変化させ、圧延材の板幅方向の張力分布
を均一化させる。
又、ウエツジ、蛇行、キヤンバーの制御装置1
0によりロールギヤツプの調整を併用する場合
は、その制御装置により演算された左右の反力に
差を付けるための補正信号を荷重バランス制御装
置9に入力する。
次に、この発明の実施例における具体例を示
す。ホツトストリツプミルのNo.2とNo.3スタンド
間に、この発明の実施によるルーパを装置し、中
間部までは左右均一の厚み10mmで、途中からウエ
ツジ(左10.1mm、右10.0mm)を付けた母材を圧延
し、板厚7mmでウエツジのない熱延鋼材に仕上げ
た。その際のスタンド間張力の差張力と和張力は
第4図Aに示すとおりで、又ルーパは第4図Bに
示すように左シリンダは上昇させルーパの左側を
15mm高くし、又右シリンダは下降させルーパの右
側を15mm低く調整して圧延した。この結果、圧延
材の厚さを調べたところ、板幅方向の偏差は全く
なく板厚は均一であつた。
発明の効果 この発明は以上説明したように、ルーパローラ
の左右チヨツクに反力検出器を有する昇降用シリ
ンダを独立して操作できるように設け、検出した
反力の和、又は差に基いて左右シリンダの荷重制
御を行なうことにより、板幅方向の張力分布を均
一化できるから、安定した圧延状態を維持し、高
品位の熱延鋼板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施によるスタンド間に設
置したルーパ装置を示す側面図、第2図は同上ル
ーパ装置の正面図、第3図はこの発明の実施によ
るルーパローラ昇降用のシリンダの制御機構を示
す回路図、第4図はこの発明の実施例におけるス
タンド間張力の差張力と和張力を示すグラフ(A
図)及びルーパの左側と右側の高さを示すグラフ
B図)である。 1……ルーパローラ、2……チヨツク、3,4
……シリンダ、5……ロードセル、6,7……荷
重制御装置、8……サーボ弁、9……荷重バラン
ス制御装置、10……ウエツジ・蛇行・キヤンバ
ー制御装置、P1,P2……反力。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続圧延機のスタンド間に設置されたルーパ
    において、ルーパローラの左右チヨツクに反力検
    出器を有する昇降用の左右シリンダを設け、左右
    シリンダに加わる反力を検出し、この反力の和又
    は差に基いて左右シリンダの荷重制御を個別に行
    い、板幅方向の張力分布を均一にすることを特徴
    とする連続圧延機におけるルーパの制御方法。 2 圧延ロールギヤツプの調整によりウエツジを
    解消することを併用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の連続圧延機におけるルーパ
    の制御方法。
JP60299126A 1985-12-27 1985-12-27 連続圧延機におけるル−パの制御方法 Granted JPS62156013A (ja)

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JP60299126A JPS62156013A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 連続圧延機におけるル−パの制御方法

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